JP2005201945A - 眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】1本の線材のみでフレーム体を構成するとともに、簡単な構造でレンズ体の取付ができ、軽量で丈夫な眼鏡を提供することを目的とする。
【解決手段】フレーム体1は1本の線材からなり、両端部分をテンプル部2とするとともに中央部分をブローバー部4とし、その間にブリッジ部9及びパッド取付部13を折り曲げて形成する。フレーム体1のテンプル部2とブローバー部4との間にはレンズ体10に向かって突出した屈曲部5が形成されており、ブローバー部4とパッド取付部13との間にはレンズ体10に向かって突出した係合部6がある。レンズ体10は、屈曲部5と係合部6がそれぞれ係合孔11及び係合孔12に係合されて保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、眼鏡に関し、特に、フレーム体が線材により構成され、レンズ体に孔部が配設された眼鏡に関する。
眼鏡では、従来より軽量化やデザイン性、組立作業効率向上の観点からフレーム体を線材で構成されたものが提案されている。
例えば、特許文献1には、孔部が設けられたレンズと、該孔部に挿入してレンズを保持する保持部を有する固定部材を備えたブローバーとを有する眼鏡が記載されている。また、特許文献2には、細棒材からなるフロントバーと、前記フロントバー前面側に垂設されたフックと、グラス部材の上部両側をフロントバーに着脱自在に掛止する止着具とを備えたサングラスが記載されている。また、特許文献3には、ワタリに湾曲したマユを形成し、レンズはマユに2箇所の止着部をもって取り付けられ、一方の止着部はネジ止めとし、他方の止着部はピンをレンズのピン穴に嵌めるように構成した眼鏡が記載されている。また、特許文献4には、横長のフロントバーまたはリム枠にレンズ後面を支える掛止突起を突設する一方、レンズには止着孔を穿設して、前記掛止突起をもってレンズの止着孔を貫刺止着することによりフロント部を構成した眼鏡が記載されている。また、特許文献5には、縁なし眼鏡において、孔部が配設されたレンズと、垂直方向に屈曲された線材を保持部として前記孔部に嵌合して、前記保持部の弾性力で前記レンズを保持する点が記載されている。
特開平10−206799号公報 特開2001−350121号公報 特開2002−357790号公報 特開2003−75779号公報 欧州特許出願公開第0546589号明細書
こうした従来の眼鏡では、線材を用いてはいるものの他の部材との組み合わせが必要で、複雑な形状加工も必要となり、依然として製造工程が複雑となっている。特許文献1では、フレーム体のレンズ保持部がもともとは一体ではなく別部材となっており、製造工程でろう付け等の加工が必要であり、ろう付け部は長期使用の繰返し応力で破損しやすい。特許文献2と3では、レンズ体とフレーム体を繋ぐ止着具が別の小さいパーツ部材となっており、レンズとの接合作業が必要となる。こうしたパーツ部材は、緩んで外れるおそれがあり、そのための対策も必要となる。特許文献4では、フレーム体のレンズ保持部が一体加工で突設されているので、そのための加工が必要であり、コストアップにつながる。特許文献5では、線材を垂直方向に屈曲することでレンズ保持部としているが、眼鏡装着時等にテンプルを開いたときにレンズに無理な力がかかりやすく、レンズが破損しやすい。また、レンズの保持力が弱く運動時等にレンズが外れるおそれがある。
そこで、本発明では、1本の線材からフレーム体を構成するとともに、簡単な構造でレンズ体が取り付けでき、軽量で丈夫な眼鏡を提供することを目的とする。
本発明に係る眼鏡は、1本の線材からなり両端部分をそれぞれテンプル部とするとともに中央部分をブローバー部とするフレーム体と、前記ブローバー部に装着されるレンズ体とを備えた眼鏡であって、前記フレーム体は、前記各テンプル部と前記ブローバー部との間に前記レンズ体に向かって突出した屈曲部が形成されており、前記レンズ体には前記屈曲部が係合する係合孔が形成されていることを特徴とする。
さらに、前記各テンプル部は、前記ブローバー部に沿って延びる延長線上に沿って形成されるとともに、互いに近接するように湾曲形成されていることを特徴とする。
さらに、前記係合孔は、前記延長線上に沿った長孔に形成されており、該長孔の両端部に前記屈曲部の折曲部分が係止されていることを特徴とする。
本発明は、上記のような構成を有することで、フレーム体を1本の線材で構成し、フレーム体の屈曲部をレンズ体の係合孔に係合してレンズ体を保持するようにしているので、簡単な構造でレンズ体をしっかり保持することができる。すなわち、屈曲部はテンプル部とブローバー部との間に形成されているため、屈曲部においてレンズ体がテンプル部及びブローバー部と接するようになり、安定した状態で保持されるようになる。また、レンズ体の保持に小さなパーツ部材等を使用しないのでパーツ部材の緩みによりレンズ体が外れることがない。
そして、線材として弾性を有する材料を用いることで、屈曲部において弾性力によりレンズ体の係合孔にしっかりと係合することができる。
さらに、各テンプル部が前記ブローバー部に沿って伸びる延長線上に沿って形成されるとともに、互いに近接するように湾曲形成されていることで、線材の加工が容易になるとともにデザイン的にも優れたものとなる。又、テンプル部を開く動作もフレーム体やレンズ体に無理な力が加わることなく行うことができ、眼鏡装着時においても使用者の側頭部にテンプル部全体が圧接して安定した装着状態となる。
さらに、係合孔を延長線上に沿った長孔に形成し、長孔の両端部に屈曲部の折曲部分を係止することで、テンプル部の開閉動作の際にも屈曲部が係合孔から外れることなく、安定した状態でレンズ体をフレーム体に保持することができる。
以下、本発明に係る眼鏡に関する実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は本発明に係る実施形態に関する斜視図を示し、図2は、その分解斜視図を示している。フレーム体1は、1本の線材を屈曲して構成されており、その両端部分はテンプル部2で、その先端部にモダン3が固着されている。フレーム体1の中央部分には2つのブローバー部4がわずかに上向きに湾曲して形成されている。そして、テンプル部2とブローバー部4の間には後述するレンズ体10を保持するための屈曲部5が形成されている。2つのブローバー部4の間には、1対のパッド取付部13が線材を折り曲げて形成されている。そのパッド取付部13とブローバー部4の間には後述するレンズ体10を保持するための係合部6が形成されている。パッド取付部13は、係合部6の端部で斜め下向きに線材を折り曲げて所定の長さの直線部分を形成した後折り返して、鼻パッド7の嵌合突起部8を収納するように湾曲させて形成されている。そして、折り返した後下向きの直線部分に沿って上向きの直線部分を形成してブローバー部4の端部まで戻るように形成され、パッド取付部13の間に直線状のブリッジ部9が形成される。フレーム体の材質としては、弾性を有するものが好ましい。例えば、金属では、チタン、チタン合金、ニッケル合金等が挙げられ、合成樹脂では、ナイロン系樹脂が挙げられる。
レンズ体10は横長の一枚レンズからなり、その上部両端には前述のフレーム体1の屈曲部5が係合される係合孔11が穿設されている。レンズ体10の鼻パッド7に対向する部分は、幅が狭くなるように下方から切欠きがされており、フレーム体1の係合部6が係合される係合孔12がコの字状に穿設されている。レンズ体10の材質は弾性を有したプラスチックの方が好ましいが、ガラス等を使用することも可能である。また、レンズ体10は横長の1枚レンズ、左右2枚に分割されているレンズのどちらでもよい。
図3及び図4はそれぞれ本発明に係る実施形態に関する平面図及び正面図を示している。図3に示すように、フレーム体は楕円状に湾曲して形成されており、テンプル部2が互いに近接するようになっている。そして、ブローバー部4から延びる延長線上に沿ってテンプル部2が形成されている。この形状のためテンプル部2を開いて装着した際、顔面を包み込む形になり、線材の弾性力により側頭部にテンプル部2全体が圧接した状態となる。このため安定した装着状態となる。屈曲部5は、ブローバー部4の端部の折曲部分5a、テンプル部2の折曲部分5b及び膨出部分5cからなる。レンズ体10に穿設された係合孔11は、ブローバー部4に沿った延長線上に沿うように形成された長孔で、図5の拡大図に示すように、係合孔11の長手方向両端部に折曲部分5a、5bが係止されることでレンズ体10に係合される。そして、膨出部分5cの膨らんだ形状と、線材の弾性力によって屈曲部5が係合孔11から抜けることが防止されてガタツキもなく、レンズ体10が確実に保持されることとなる。また、鼻パッド7はパッド取付部13の楕円状に湾曲した部分に嵌合突起部8を差し込むことにより簡単確実に取り付けることができる。
係合部6は、ブローバー部4の端部でレンズ体10に向かって折り曲げられてコ字状の係合孔12の上部に形成された鉤状部分を通り、さらに下方に折り曲げられて係合孔12の下方の鉤状部分を通るように折り曲げられてレンズ体10の裏側に沿って延びるように形成されて、パッド取付部13に続いている。したがって、係合孔12により形成されている突出部12aを囲むように係合部6が係合している。以上のように、屈曲部5はレンズ体10の水平方向の係合孔11に係合し、係合部6は垂直方向の係合孔12に係合しているため、レンズ体10は、左右方向及び上下方向に対するガタツキがなく、安定した状態でフレーム体1に保持される。
図6に示すように、眼鏡を装着する場合等にテンプル部2を矢印A方向に開くと、テンプル部2がレンズ体10に接するまで揺動しても屈曲部5が変形することはなく、安定した状態が維持される。
フレーム体1にレンズ体10を取り付ける場合には、フレーム体1の屈曲部5を摘まんで縮め、レンズ体10の係合孔11に係合し、係合部6はコ字状の係合孔12に差込んで、スライドさせて係合する。そして、鼻パッド7をシリコン系樹脂等の柔軟性のある素材を用いて嵌合突起部8を形成しておき、パッド取付部13の楕円状に湾曲した部分に嵌合突起部8を差し込めば簡単に鼻パッド7を取り付けることができる。
図6に示すように、矢印B方向にテンプル部2を揺動させて屈曲部5の折曲部5a、5bを近接させるようにすると、膨出部分5cの幅が小さくなり、レンズ体10から取り付け取り外しができる。したがって、レンズ体をサングラス用に交換したりすることが容易に行うことができる。
本発明に係る実施形態の斜視図である。 本発明に係る実施形態の分解斜視図である。 本発明に係る実施形態の平面図である。 本発明に係る実施形態の正面図である。 本発明に係る屈曲部の部分拡大図である。 本発明に係る屈曲部の係合状態を示す説明図である。
符号の説明
1 フレーム体
2 テンプル部
3 モダン
4 ブローバー部
5 屈曲部
5a 折曲部分
5b 折曲部分
5c 膨出部分
6 係合部
7 鼻パッド
8 嵌合突起部
9 ブリッジ部
10 レンズ体
11 係合孔
12 係合孔
12a 突出部
13 パッド取付部

Claims (4)

  1. 1本の線材からなり両端部分をそれぞれテンプル部とするとともに中央部分をブローバー部とするフレーム体と、前記ブローバー部に装着されるレンズ体とを備えた眼鏡であって、前記フレーム体は前記各テンプル部と前記ブローバー部との間に前記レンズ体に向かって突出した屈曲部が形成されており、前記レンズ体には前記屈曲部が係合する係合孔が形成されていることを特徴とする眼鏡。
  2. 前記線材は、弾性を有する材料からなることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡。
  3. 前記各テンプル部は、前記ブローバー部に沿って延びる延長線上に沿って形成されるとともに、互いに近接するように湾曲形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡。
  4. 前記係合孔は、前記延長線上に沿った長孔に形成されており、該長孔の両端部に前記屈曲部の折曲部分が係止されていることを特徴とする請求項3に記載の眼鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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