JP2022545658A - 拡散装置 - Google Patents

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Abstract

溶鋼にガスを含浸させるための拡散部材は、第1側面および第2側面を有するバリアと、バリア内に形成され、第1側面と第2側面とを接続する貫通孔と、貫通孔内に配置され、溶鋼の流れを通過させる多孔質体とを備える。少なくとも1つのフローディスラプタは、多孔質体に対して配置され、貫通孔を通過する溶鋼の非層流を促進する。

Description

本発明は、一般に冶金学に関し、より詳細には、溶鋼中にガスを拡散させることによって溶鋼中の汚染物質を除去する方法、および溶鋼中にガスを拡散させるための拡散装置に関する。
鋼の連続鋳造のプロセスでは、「タンディッシュ」と呼ばれる中間容器を使用して、溶鋼を注湯取鍋から鋳型に移す。タンディッシュは、耐火物で内張りされた大きなトラフ状の容器であり、鋼取鍋から溶鋼を受け取る寸法にされている。一般的なタンディッシュは、傾斜した側壁を有し、断面が逆台形の形状である。このタンディッシュからの溶鋼の流れを制御するために、タンディッシュに、スライドゲートまたはストッパーロッドを伴う1つ以上の穴を形成している。タンディッシュは、連続鋳造機の銅鋳型に溶鋼を供給し、よりスムーズな流れを実現する。つまり、タンディッシュは、鋼取鍋から溶鋼を受け取り、流れをスムーズにし、鋳型に供給される鋼を調節する中間容器である。
タンディッシュ内の溶鋼の再酸化は、再酸化を最小限に抑えるための冶金学的および設計的努力にもかかわらず、容易に発生する。このような再酸化の結果として、非金属介在物が生成される。これらの介在物は、流路を制限するような閉塞を引き起こし、徐々に伝播する。そして、連続鋳造された凝固鋼に、介在物による不具合を発生させるおそれがある。
非金属介在物の除去方法として知られているのは、アルゴンや窒素などの非反応性ガスの流れで溶鋼をパージすることである。鋼中の介在物はガス気泡に付着し、通常溶鋼の上面に沿って形成されるスラグ層まで浮き上がる。このような非反応性ガスは、タンディッシュの底にあるパージバーから導入される。
一般的なタンディッシュの垂直断面は、逆凸の台形で、下端が上端より短い。パージバーはタンディッシュの底部に配置されているため、柱状の溶鋼の全幅にわたってパージバーの効果が及ぶわけではない。なぜなら、ガス気泡はパージバーから真上に浮き上がるが、タンディッシュの側壁が傾斜しているため、タンディッシュの側面には隙間が形成されるからである。そして、気泡のカーテンがその隙間にある溶鋼に浸透しない。その結果、少なくとも一部の溶鋼はガスにさらされることがない。また、パージバーは薄い気泡のカーテンしか提供しないので、流れる鋼材によって容易に破壊され得る。この鋼材の流れがさらに、ガス気泡による効果を安定的に得にくくしている。
本発明による装置及び方法は、上記の問題を克服し、鋼材をガスにさらすことについて改善する。本発明によれば、多孔質体を含む拡散部材が提供される。この多孔質体は、拡散部材の底縁または底部通路の全幅にわたって位置し、溶鋼の実質的に全てがこの通路を通過する。これにより、死角がなくなり、実質的にすべての溶鋼がガスにさらされる。さらに、一連の幾何学的形状を有するフローディスラプタを拡散部材に配置して、非層流を促進してもよい。これにより、パージガスと溶鋼との混合を改善し、均質化の向上を確実にしている。
本発明の一側面によれば、溶鋼をガスにさらすための拡散部材は、第1側面および第2側面を有するバリアと、前記バリア内に形成され、前記第1側面と前記第2側面とを接続する貫通孔と、前記貫通孔内に配置され、溶鋼の流れを通過させる多孔質体と、前記貫通孔内に配置され、前記貫通孔を通過する溶鋼に非層流を生じさせる少なくとも1つのフローディスラプタとを備える。
一実施形態において、前記バリアは、第1の壁厚を有する第1の部分と、第2の壁厚を有する第2の部分とを備え、前記第2の壁厚は前記第1の壁厚よりも大きく、前記貫通孔は前記第2の部分に形成されている。
一実施形態において、前記バリアは、前記第1の壁厚とは異なる第3の壁厚を有する第3の部分を備え、前記第1の部分は、前記第2の部分と前記第3の部分との間に配置されている。
一実施形態において、前記第3の部分は、第1の表面から前記第1の表面と直交する第2の表面へ移行する湾曲部を備える。
一実施形態において、前記少なくとも1つのフローディスラプタは、前記多孔質体の表面に形成される。
一実施形態において、前記少なくとも1つのフローディスラプタは、凹凸のある表面を有する。
一実施形態において、前記少なくとも1つのフローディスラプタは、一連の山部及び谷部を有する表面を備える。
一実施形態において、前記少なくとも1つのフローディスラプタは、うねり形状、または正弦波形状のうち少なくとも一方の形状を有する表面を備える。
一実施形態において、前記多孔質体は、前記貫通孔の全幅にわたっている。
一実施形態において、前記拡散部材は、前記多孔質体の下方に配置されたチャンバを備え、前記チャンバは、ガスを受け取り、受け取ったガスを前記多孔質体に供給して、前記貫通孔内に気泡の壁を形成する。
一実施形態において、前記拡散部材は、前記多孔質体に流体的に結合されかつ前記拡散部材の外部領域まで延びる導管を備え、前記導管はガスを前記多孔質体に供給する。
一実施形態において、前記導管は、前記第1側面と前記第2の側面との間の前記バリア内に少なくとも部分的に埋め込まれている。
一実施形態において、前記貫通孔の出口が、前記貫通孔に流入する溶鋼の速度より前記貫通孔から流出する溶鋼の速度を減少させるためにフレア状である。
一実施形態において、前記貫通孔は、前記第1側面に配置された入口と、前記第2側面に配置された出口と、前記入口と前記出口とを結合する通路とを備え、前記出口の表面積は前記入口の表面積より大きい。
一実施形態において、前記入口と前記出口との間の前記通路の断面は、テーパ状である。
本発明の他の側面によれば、タンディッシュは、床と、前記床に取り付けられ、内部空間を形成する複数の壁と、前記内部空間内に配置された本明細書に記載の拡散部材であって、前記複数の壁のうちの2つの壁の間にまたがって、第1サブ空間と第2サブ空間とを形成する拡散部材とを備える。
一実施形態において、前記タンディッシュは、前記内部空間内に配置されたバッフルを備え、前記バッフルは、前記複数の壁のうちの2つの壁の間にまたがって、第3サブ空間を形成する。
一実施形態において、前記タンディッシュは、前記貫通孔を通過した溶鋼を受け取り、前記内部空間から溶鋼を排出するように配置された浸漬ノズルを備える。
一実施形態において、前記貫通孔の断面積は、前記浸漬ノズルの断面積の少なくとも2倍である。
本発明の他の側面によれば、タンディッシュ内の溶鋼から閉塞物を除去する方法が提供され、前記タンディッシュは、タンディッシュの内部空間を第1の空間と第2の空間に分割するバリアを備える。前記方法は、溶鋼を前記バリアに形成されたトンネルに導く工程と、前記トンネルの全幅に沿ってガス気泡の壁を放出し、溶鋼内の閉塞物をガス気泡に付着させて溶鋼の表面領域へ運ぶ工程と、溶鋼が前記トンネルを流れる際に、溶鋼に非層流を生じさせ、前記非層流でもってガスと溶鋼とを混合する工程とを含む。
一実施形態において、前記方法は、ガスの気泡を溶鋼の表面に沿って前記バリアから離れるように流す工程を含む。
一実施形態において、前記方法は、前記貫通孔に流入する溶鋼の速度より前記貫通孔から流出する溶鋼の速度を減少させる工程を含む。
本発明によれば、実質的に全ての溶鋼をガスにさらすことができる。
また、本発明によれば、溶鋼に乱流を引き起こすことにより、非金属介在物をガス気泡へ効果的に付着させ、鋼を保護する上層まで介在物を確実に浮遊させることができる。
さらに、本発明によれば、拡散部材がバッフルを形成することができる。
さらにまた、本発明によれば、通路から出る溶鋼の流速を低下させ、それによって溶鋼がガスにさらされる時間を増加させ、閉塞物のガスへのさらなる付着を促進できる。
さらにまた、本発明によれば、ガス(つまり、ガスに付着した閉塞物)の流れを水平方向および/または下流方向に転換することにより、タンディッシュカバー内の閉塞物の取り込みを向上できる。
さらにまた、本発明によれば、タンディッシュの内側に別個のガス供給導管を配置する必要がなくなる。
このような利点及びその他の利点は、添付の図面及び添付の特許請求の範囲と共に、以下の好ましい実施形態の記載から明らかになるであろう。
本発明は、特定の部品及び部品の配置に関して、物理的な形態をとることができる。そして本発明の好ましい実施形態が、以下のように明細書に詳細に記載され、本明細書の一部である添付の図面に図示される。
本発明の実施形態に係る、タンディッシュ内に配置された拡散部材を側面から見た断面図である。 本発明の実施形態に係る、タンディッシュ内に配置された拡散部材を正面から見た断面図である。 本発明の実施形態に係る拡散部材の詳細を示す図である。 本発明の実施形態に係る拡散部材の縁部の拡大図である。
次に、図面を参照しながら、本発明を説明する。但し、これらの図面は本発明の好ましい実施形態を例示するためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
本明細書で説明したように、タンディッシュ内の溶鋼は容易に再酸化し、非金属閉塞物が生成される。本発明による装置及び方法は、そのような閉塞物の除去を強化することができる。
まず、図1及び図2にはタンディッシュ10が例示されている。タンディッシュ10は、底壁16にそれぞれ取り付けられた複数の側壁12a、12b、14a、14bを有し、内部空間18を形成している。実施形態に例示されるように、側壁は、トラフを形成するために互いに対して角度を付けてもよいが、他の構成も可能である。タンディッシュ10内の溶鋼から壁を絶縁するために、各側壁および底壁に隣接して耐火材料20が配置される。
内部空間18内に配置されるのは、本発明に係る拡散部材22である。 拡散部材22は、拡散部材が溶鋼にさらされてもその温度に耐えることができるように、耐火性材料を含み、及び/又は、耐火性材料で形成されてもよい。図2に最もよく示されているように、拡散部材22は、壁14aと14bの間にまたがっており、タンディッシュ10の内部空間を第1サブ空間18aと第2サブ空間18bに分割している。留め金23などの持ち上げ手段は、拡散部材22を設置したり、タンディッシュ10から拡散部材22を取り外したりするための部材である。以下にさらに詳細に説明するが、拡散部材22は、溶鋼をガスにさらして、鋼中の閉塞物をガスに付着させる。そしてそのガスにより、閉塞物が溶鋼の上層に運ばれる。
バッフル24もまた、タンディッシュ10の内部空間18内に配置され、壁14aと14bの間にまたがって第3サブ空間18cを形成する。このバッフルは、第2サブ空間と第3サブ空間との間で溶鋼の移動を可能とするトンネル26を含む。ここで、3つのサブ空間18a、18b、18cが図示されているが、特定の用途の要求に応じて、より多くのまたはより少ないサブ空間を形成してもよい。さらなる処理のために、タンディッシュ10から溶鋼を排出することを目的として、第3サブ空間18cの底部に浸漬式の溶鋼取出ノズル28が配置される。
運転中、取鍋(図示せず)からの溶鋼は、取鍋シュラウド29を介してタンディッシュ10の第1サブ空間18aに入り、第1サブ空間18aに充填される。鋼材は、第1サブ空間18aから拡散部材22に形成された貫通孔32を介して第2サブ空間18bに流れる。溶鋼が貫通孔32を流れる際に、貫通孔32の底部に配置された多孔質体34からアルゴンや窒素などの不活性ガスが放出される。貫通孔32には気泡の壁が形成され、溶鋼はすべてこの気泡の壁を通過するため、死角がなくなる。図3及び図4に示すように、溶鋼中の閉塞物30は、ガス気泡31に付着して溶鋼の上層33に運ばれるため、溶鋼からの介在物30の除去が容易になる。そして、溶鋼は、第2サブ空間18bからバッフル24内のトンネル26を経由して第3サブ空間18cに流入する。トンネル26は溶鋼の上層よりも下方に配置されているので、閉塞物30は第2サブ空間18b内に留められる。第3サブ空間18c内の「濾過された」溶鋼は、さらなる処理のために浸漬ノズル28を介してタンディッシュ10から排出される。
図3をさらに参照すると、拡散部材22がより詳細に例示されている。 拡散部材22は、バリアであり、タンディッシュ10内に収まって、一方の側壁から他方の側壁にわたる大きさである。拡散部材22は、第1側面22a及び第2側面22bを有し、貫通孔32が第1側面22aを第2側面22bに接続している。一例として、トンネルを貫通孔として形成している。一実施形態では、貫通孔36の断面積は、浸漬ノズル28の断面積の少なくとも2倍である。このような大きさにすることにより、貫通孔32の流量が浸漬ノズル28の流量と確実に合致する、又は浸漬ノズル28の流量を確実に超えるようにしている。
一実施形態において、拡散部材22は、第1の壁厚を有する第1の部分23aと、第2の壁厚を有する第2の部分23b(貫通孔32が形成されている部分)と、第3の壁厚を有する第3の部分23cとを含む。第2の壁厚及び第3の壁厚は、それぞれ第1の壁厚より大きい。第3の部分23cは、第1方向から、第1方向と概ね直交する第2方向に転換する湾曲部23dを含んでもよい。このように方向を転換させることにより、閉塞物30が拡散部材22から離れ、溶鋼の上面に沿う方向に向かうという利点がある。
貫通孔32は、様々な形状とすることができる。例えば、一実施形態では、貫通孔32の入口32aと貫通孔32の出口32bとの間の通路32cの断面を、入口32aに対して出口32bが大きくなるようなテーパ状としている(例えば、入口と出口とを結ぶ通路32cは、テーパ状であって、出口32bの表面積が入口32aの表面積よりも大きい)。別の実施形態では、貫通孔32の出口32bをフレア状、例えば、出口32bの直前の通路32cの部分を急激に大きくしている。貫通孔32をテーパ状およびフレア状とすることにより、出口32bから流出する溶鋼の速度を、入口32aに流入する溶鋼の速度より減少させることができる。このような流れの減速により、溶鋼がガスにさらされる時間を長くし、その結果、閉塞物30のガス31への付着を促進することができる。
多孔質体34は、貫通孔32の底部に沿って配置され、溶鋼が多孔質体34の上を流れるようにしている。多孔質体は、アルミナ、アルミナシリケート、アルミナクロミア、またはマグネシアベースの透過性耐火物から形成されてもよい。透過率は、ランダムにまたは方向性を持って設定できる。
多孔質体34は、貫通孔32の形状に対応することができる。例えば、貫通孔が矩形状である場合、多孔質体は、貫通孔32の全幅にわたる幅を有する矩形状としてもよい。これにより、貫通孔内に死角が存在せず、貫通孔を通過する全ての溶鋼を、確実にガスにさらすようにしている。多孔質体34の長さは、貫通孔32の長さにおいて、少なくとも一部にわたる程度とすることができる。一実施形態では、多孔質体34の長さは、貫通孔32の長さと同じである(例えば、貫通孔の入力から出力まで)。別の実施形態では、多孔質体の長さは、貫通孔の長さよりも短い。
ここで、チャンバ38を多孔質体34の下に配置し、導管40を介して不活性ガスを受け取るようにしてもよい。この導管は拡散部材22の外部領域まで延びている。導管40は、拡散部材の第1側面22aと第2側面22bとの間に、少なくとも部分的に埋め込まれてもよい。チャンバ38は、受け取ったガスを多孔質体34に均等に供給し、これにより、貫通孔32内に気泡の壁が形成される。
多孔質体34から放出されるガスに対して全ての溶鋼を確実に通過させるために、多孔質体34は、貫通孔32の全幅にわたっている。一実施形態では、貫通孔32は概ね矩形状である。しかしながら、溶鋼が拡散部材22の第1側面22aから第2側面22bに移動する際に、実質的に全ての溶鋼がガスの壁を通過するように形成されている限り、多孔質体34は、楕円形又は円形など、他の形状とすることもできる。多孔質体34は、貫通孔32の全長にわたっていてもよい。例えば、多孔質体は、入口32aから、通路32cを通って出口32bまでまたがっていてもよい。あるいは、多孔質体34は、貫通孔34の全長より短い部分にまたがっていてもよい。ただし、多孔質体は、貫通孔32内にガス気泡の壁を形成するのに十分な長さであることが好ましい。例えば、多孔質体34の長さを、約12~14インチとしてもよい。
フローディスラプタ42は、多孔質体34に対して少なくとも1つ配置される。フローディスラプタ42は、貫通孔32を通過する溶鋼の非層流を促進するためのものである。フローディスラプタ42は1つ以上あり、様々な構成をとることができる。例えば、フローディスラプタ42を、多孔質体34の表面に形成し、凹凸のある表面、例えば多孔質体の34の表面の輪郭が急に変化するようにしてもよい。あるいは/加えて、フローディスラプタ42は、多孔質体の表面、貫通孔32の底壁、側壁又は上壁のうちの少なくとも1つに形成されてもよく、溶鋼の流れに対して平行又は垂直に配置されてもよい。各フローディスラプタは、一連の山部及び谷部を有する1つ以上の表面を含んでもよい。このような山部及び谷部により、表面をうねり形状、および/または、正弦波形状としてもよい。溶鋼が貫通孔32を通過するとき、フローディスラプタ42が、乱流を生じさせ、鋼とガスとがより良く混合されることを促進する。これにより、閉塞物30がガス気泡31へさらに付着することを促進する。
本発明は、このように、ガスと溶鋼との混合および相互作用をより均一にし、それによって溶鋼からの介在物の除去をより容易にする。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明した。この実施形態は、例示のみを目的として記載されており、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、多数の変更及び修正が当業者によって実施され得ることを理解されたい。そのようなすべての修正および改変は、それらが請求された本発明またはその均等物の範囲内に入る限りにおいて含まれることが意図される。
本発明の他の側面によれば、タンディッシュ内の溶鋼から介在物を除去する方法が提供され、前記タンディッシュは、タンディッシュの内部空間を第1の空間と第2の空間に分割するバリアを備える。前記方法は、溶鋼を前記バリアに形成されたトンネルに導く工程と、前記トンネルの全幅に沿ってガス気泡の壁を放出し、溶鋼内の介在物をガス気泡に付着させて溶鋼の表面領域へ運ぶ工程と、溶鋼が前記トンネルを流れる際に、溶鋼に非層流を生じさせ、前記非層流でもってガスと溶鋼とを混合する工程とを含む。
さらにまた、本発明によれば、通路から出る溶鋼の流速を低下させ、それによって溶鋼がガスにさらされる時間を増加させ、介在物のガスへのさらなる付着を促進できる。
さらにまた、本発明によれば、ガス(つまり、ガスに付着した介在物)の流れを水平方向および/または下流方向に転換することにより、タンディッシュカバー内の介在物の取り込みを向上できる。
本明細書で説明したように、タンディッシュ内の溶鋼は容易に再酸化し、非金属介在物が生成される。本発明による装置及び方法は、そのような介在物の除去を強化することができる。
内部空間18内に配置されるのは、本発明に係る拡散部材22である。 拡散部材22は、拡散部材が溶鋼にさらされてもその温度に耐えることができるように、耐火性材料を含み、及び/又は、耐火性材料で形成されてもよい。図2に最もよく示されているように、拡散部材22は、壁14aと14bの間にまたがっており、タンディッシュ10の内部空間を第1サブ空間18aと第2サブ空間18bに分割している。留め金23などの持ち上げ手段は、拡散部材22を設置したり、タンディッシュ10から拡散部材22を取り外したりするための部材である。以下にさらに詳細に説明するが、拡散部材22は、溶鋼をガスにさらして、鋼中の介在物をガスに付着させる。そしてそのガスにより、介在物が溶鋼の上層に運ばれる。
運転中、取鍋(図示せず)からの溶鋼は、取鍋シュラウド29を介してタンディッシュ10の第1サブ空間18aに入り、第1サブ空間18aに充填される。鋼材は、第1サブ空間18aから拡散部材22に形成された貫通孔32を介して第2サブ空間18bに流れる。溶鋼が貫通孔32を流れる際に、貫通孔32の底部に配置された多孔質体34からアルゴンや窒素などの不活性ガスが放出される。貫通孔32には気泡の壁が形成され、溶鋼はすべてこの気泡の壁を通過するため、死角がなくなる。図3及び図4に示すように、溶鋼中の介在物30は、ガス気泡31に付着して溶鋼の上層33に運ばれるため、溶鋼からの介在物30の除去が容易になる。そして、溶鋼は、第2サブ空間18bからバッフル24内のトンネル26を経由して第3サブ空間18cに流入する。トンネル26は溶鋼の上層よりも下方に配置されているので、介在物30は第2サブ空間18b内に留められる。第3サブ空間18c内の「濾過された」溶鋼は、さらなる処理のために浸漬ノズル28を介してタンディッシュ10から排出される。
一実施形態において、拡散部材22は、第1の壁厚を有する第1の部分23aと、第2の壁厚を有する第2の部分23b(貫通孔32が形成されている部分)と、第3の壁厚を有する第3の部分23cとを含む。第2の壁厚及び第3の壁厚は、それぞれ第1の壁厚より大きい。第3の部分23cは、第1方向から、第1方向と概ね直交する第2方向に転換する湾曲部23dを含んでもよい。このように方向を転換させることにより、介在物30が拡散部材22から離れ、溶鋼の上面に沿う方向に向かうという利点がある。
貫通孔32は、様々な形状とすることができる。例えば、一実施形態では、貫通孔32の入口32aと貫通孔32の出口32bとの間の通路32cの断面を、入口32aに対して出口32bが大きくなるようなテーパ状としている(例えば、入口と出口とを結ぶ通路32cは、テーパ状であって、出口32bの表面積が入口32aの表面積よりも大きい)。別の実施形態では、貫通孔32の出口32bをフレア状、例えば、出口32bの直前の通路32cの部分を急激に大きくしている。貫通孔32をテーパ状およびフレア状とすることにより、出口32bから流出する溶鋼の速度を、入口32aに流入する溶鋼の速度より減少させることができる。このような流れの減速により、溶鋼がガスにさらされる時間を長くし、その結果、介在物30のガス31への付着を促進することができる。
フローディスラプタ42は、多孔質体34に対して少なくとも1つ配置される。フローディスラプタ42は、貫通孔32を通過する溶鋼の非層流を促進するためのものである。フローディスラプタ42は1つ以上あり、様々な構成をとることができる。例えば、フローディスラプタ42を、多孔質体34の表面に形成し、凹凸のある表面、例えば多孔質体の34の表面の輪郭が急に変化するようにしてもよい。あるいは/加えて、フローディスラプタ42は、多孔質体の表面、貫通孔32の底壁、側壁又は上壁のうちの少なくとも1つに形成されてもよく、溶鋼の流れに対して平行又は垂直に配置されてもよい。各フローディスラプタは、一連の山部及び谷部を有する1つ以上の表面を含んでもよい。このような山部及び谷部により、表面をうねり形状、および/または、正弦波形状としてもよい。溶鋼が貫通孔32を通過するとき、フローディスラプタ42が、乱流を生じさせ、鋼とガスとがより良く混合されることを促進する。これにより、介在物30がガス気泡31へさらに付着することを促進する。

Claims (22)

  1. 溶鋼をガスにさらすための拡散部材であって、
    第1側面および第2側面を有するバリアと、
    前記バリア内に形成され、前記第1側面と前記第2側面とを接続する貫通孔と、
    前記貫通孔内に配置され、溶鋼の流れを通過させる多孔質体と、
    前記貫通孔内に配置され、前記貫通孔を通過する溶鋼に非層流を生じさせる少なくとも1つのフローディスラプタと
    を備える拡散部材。
  2. 前記バリアは、第1の壁厚を有する第1の部分と、第2の壁厚を有する第2の部分とを備え、前記第2の壁厚は前記第1の壁厚よりも大きく、前記貫通孔は前記第2の部分に形成されている、請求項1に記載の拡散部材。
  3. 前記バリアは、前記第1の壁厚とは異なる第3の壁厚を有する第3の部分を備え、前記第1の部分は、前記第2の部分と前記第3の部分との間に配置されている、請求項2に記載の拡散部材。
  4. 前記第3の部分は、第1の表面から前記第1の表面と直交する第2の表面へ移行する湾曲部を備える、請求項3に記載の拡散部材。
  5. 前記少なくとも1つのフローディスラプタは、前記多孔質体の表面に形成される、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の拡散部材。
  6. 前記少なくとも1つのフローディスラプタは、凹凸のある表面を有する、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の拡散部材。
  7. 前記少なくとも1つのフローディスラプタは、一連の山部及び谷部を有する表面を備える、請求項1から請求項6の何れか一項に記載の拡散部材。
  8. 前記少なくとも1つのフローディスラプタは、うねり形状、または正弦波形状のうち少なくとも一方の形状を有する表面を備える、請求項1から請求項7の何れか一項に記載の拡散部材。
  9. 前記多孔質体は、前記貫通孔の全幅にわたっている、請求項1から請求項8の何れか一項に記載の拡散部材。
  10. 前記多孔質体の下方に配置されたチャンバをさらに備え、前記チャンバは、ガスを受け取り、受け取ったガスを前記多孔質体に供給して、前記貫通孔内に気泡の壁を形成する、請求項1から請求項9の何れか一項に記載の拡散部材。
  11. 前記多孔質体に流体的に結合され、前記拡散部材の外部領域まで延びる導管をさらに備え、前記導管はガスを前記多孔質体に供給する、請求項1から請求項10の何れか一項に記載の拡散部材。
  12. 前記導管は、前記第1側面と前記第2の側面との間の前記バリア内に少なくとも部分的に埋め込まれている、請求項11に記載の拡散部材。
  13. 前記貫通孔の出口が、前記貫通孔に流入する溶鋼の速度より前記貫通孔から流出する溶鋼の速度を減少させるためにフレア状である、請求項1から請求項12の何れか一項に記載の拡散部材。
  14. 前記貫通孔は、前記第1側面に配置された入口と、前記第2側面に配置された出口と、前記入口と前記出口とを結合する通路とを備え、前記出口の表面積は前記入口の表面積より大きい、請求項1から請求項13の何れか一項に記載の拡散部材。
  15. 前記入口と前記出口との間の前記通路の断面は、テーパ状である、請求項14に記載の拡散部材。
  16. 床と、
    前記床に取り付けられ、内部空間を形成する複数の壁と、
    前記内部空間内に配置された請求項1から請求項15の何れか一項に記載の拡散部材であって、前記複数の壁のうちの2つの壁の間にまたがって、第1サブ空間と第2サブ空間とを形成する拡散部材と
    を備えるタンディッシュ。
  17. 前記内部空間内に配置されたバッフルをさらに備え、前記バッフルは、前記複数の壁のうちの2つの壁の間にまたがって、第3サブ空間を形成する、請求項16に記載のタンディッシュ。
  18. 前記貫通孔を通過した溶鋼を受け取り、前記内部空間から溶鋼を排出するように配置された浸漬ノズルをさらに備える、請求項16から請求項17の何れか一項に記載のタンディッシュ。
  19. 前記貫通孔の断面積は、前記浸漬ノズルの断面積の少なくとも2倍である、請求項16から請求項18の何れか一項に記載のタンディッシュ。
  20. タンディッシュ内の溶鋼から閉塞物を除去する方法であって、前記タンディッシュは、タンディッシュの内部空間を第1の空間と第2の空間に分割するバリアを備えたものにおいて、
    溶鋼を前記バリアに形成されたトンネルに導く工程と、
    前記トンネルの全幅に沿ってガス気泡の壁を放出し、溶鋼内の閉塞物をガス気泡に付着させて溶鋼の表面領域へ運ぶ工程と、
    溶鋼が前記トンネルを流れる際に、溶鋼に非層流を生じさせ、前記非層流でもってガスと溶鋼とを混合する工程と
    を含む方法。
  21. ガスの気泡を溶鋼の表面に沿って前記バリアから離れるように流す工程をさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記貫通孔に流入する溶鋼の速度より前記貫通孔から流出する溶鋼の速度を減少させる工程をさらに含む、請求項20から請求項21の何れか一項に記載の方法。
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