JPH0751816A - 溝付き開口を備えた湯だまり邪魔板 - Google Patents
溝付き開口を備えた湯だまり邪魔板Info
- Publication number
- JPH0751816A JPH0751816A JP6174335A JP17433594A JPH0751816A JP H0751816 A JPH0751816 A JP H0751816A JP 6174335 A JP6174335 A JP 6174335A JP 17433594 A JP17433594 A JP 17433594A JP H0751816 A JPH0751816 A JP H0751816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- baffle
- openings
- grooved
- grooved openings
- molten metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 滞留時間および邪魔板の流れ制御機能を妨害
することなく、孔内で非金属介在物を集積することので
きる孔付き邪魔板を提供する。 【構成】 複数の溝が設けられた開口を有する湯だまり
邪魔板が設けられる。開口の外周に位置する複数の頂と
谷とを用いた溝付き開口は、邪魔板を通過する溶融金属
から介在物の邪魔をして除去する。溝付き開口は、ま
た、溝によって妨害されない中央部分を有し、中央部分
を通って溶融金属が正規の状態で流れることができる。
することなく、孔内で非金属介在物を集積することので
きる孔付き邪魔板を提供する。 【構成】 複数の溝が設けられた開口を有する湯だまり
邪魔板が設けられる。開口の外周に位置する複数の頂と
谷とを用いた溝付き開口は、邪魔板を通過する溶融金属
から介在物の邪魔をして除去する。溝付き開口は、ま
た、溝によって妨害されない中央部分を有し、中央部分
を通って溶融金属が正規の状態で流れることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、容器中の流体の流れ
を制御するための邪魔板に関する。より詳しくは、本発
明は、溶融金属の流れを制御するため、また、鉄鋼業で
用いられる湯だまり容器のような冶金容器中で溶融金属
を精製するのを助けるための邪魔板に関する。
を制御するための邪魔板に関する。より詳しくは、本発
明は、溶融金属の流れを制御するため、また、鉄鋼業で
用いられる湯だまり容器のような冶金容器中で溶融金属
を精製するのを助けるための邪魔板に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋼の連続鋳造中、例えば、溶融金属が大
きなるつぼから湯だまりと称される中間の注ぎ容器に移
される。溶融金属は、これらの湯だまりからインゴット
あるいは他の型に注ぎ込まれて、溶融金属を鋳造する。
湯だまりの中で、溶融金属の中の不純物（介在物と呼ば
れる）は、頂に浮いて不純物の「スラグ」層を形成し、
純粋の、実質的に「介在物の無い」金属が底から出る。
湯だまりの大きさ及び溶融金属の流速に依存して、溶融
金属は、不純物を頂に浮かせるのに十分な湯だまり中の
滞留時間を常に持つことができない。湯だまりでの滞留
時間を長引かせ、また溶融金属の流れを調整するため
に、流れ制御用開口を有する邪魔板が開発された。この
ような邪魔板のひとつは、Luyckxに付与された米国特許
第 4,667,939号に開示されている。溶融金属中に同伴す
る不純物は、最終の鋳造製品に影響を及ぼす。これによ
り、金属の処理が妨害され、又は最終製品は、純度が下
がり、構造的に劣り、劣った最終品質になる。これらの
不純物は、幾つかの源から起こる。例えば、不純物は、
アルカリ及び／又はアルカリ土類金属のような金属不純
物と、溶解した同伴ガスと、溶融金属中で粉々になった
吸蔵した湯だまり表面の酸化フィルムとを含む。加え
て、介在物は、例えばカーバイド類あるいはホウ酸化物
類のような非金属源、侵食された溶鉱炉およびトイ耐火
物から生じる。孔付き邪魔板および適当なものであると
して他の流れ制御装置によるこれらの不純物の効果的な
除去は、溶融金属処理の重要な点である。
きなるつぼから湯だまりと称される中間の注ぎ容器に移
される。溶融金属は、これらの湯だまりからインゴット
あるいは他の型に注ぎ込まれて、溶融金属を鋳造する。
湯だまりの中で、溶融金属の中の不純物（介在物と呼ば
れる）は、頂に浮いて不純物の「スラグ」層を形成し、
純粋の、実質的に「介在物の無い」金属が底から出る。
湯だまりの大きさ及び溶融金属の流速に依存して、溶融
金属は、不純物を頂に浮かせるのに十分な湯だまり中の
滞留時間を常に持つことができない。湯だまりでの滞留
時間を長引かせ、また溶融金属の流れを調整するため
に、流れ制御用開口を有する邪魔板が開発された。この
ような邪魔板のひとつは、Luyckxに付与された米国特許
第 4,667,939号に開示されている。溶融金属中に同伴す
る不純物は、最終の鋳造製品に影響を及ぼす。これによ
り、金属の処理が妨害され、又は最終製品は、純度が下
がり、構造的に劣り、劣った最終品質になる。これらの
不純物は、幾つかの源から起こる。例えば、不純物は、
アルカリ及び／又はアルカリ土類金属のような金属不純
物と、溶解した同伴ガスと、溶融金属中で粉々になった
吸蔵した湯だまり表面の酸化フィルムとを含む。加え
て、介在物は、例えばカーバイド類あるいはホウ酸化物
類のような非金属源、侵食された溶鉱炉およびトイ耐火
物から生じる。孔付き邪魔板および適当なものであると
して他の流れ制御装置によるこれらの不純物の効果的な
除去は、溶融金属処理の重要な点である。
【０００３】先に引用した米国特許第 4,667,939号に述
べられているように、湯だまり邪魔板の開口あるいは孔
は、典型的には、円形である。孔は、湯だまり邪魔板を
水平方向にまっすぐに形成されていてもよく、あるいは
溶融金属（および介在物）を幾分上方に向ける角度に傾
斜されていてもよい。また、孔は円筒形あるいは截頭円
錐形（すなわち、テーパ付き）であってもよい。
べられているように、湯だまり邪魔板の開口あるいは孔
は、典型的には、円形である。孔は、湯だまり邪魔板を
水平方向にまっすぐに形成されていてもよく、あるいは
溶融金属（および介在物）を幾分上方に向ける角度に傾
斜されていてもよい。また、孔は円筒形あるいは截頭円
錐形（すなわち、テーパ付き）であってもよい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の孔付き湯だ
まり邪魔板に存在する問題の一つは、非金属介在物が円
形孔の外周の周りに集まり又は固まる傾向がある。これ
が起こると、邪魔板の開口は、徐々に小さくなり、つい
には溶融金属の流れが阻止され又は詰まる。円形開口が
若干阻止されたときでも、開口はもはや所望の方法で溶
融金属の滞留時間および流れを制御しないので、孔付き
邪魔板の機能が阻害される。したがって、鉄鋼業では、
滞留時間および邪魔板の流れ制御機能をひどく妨害する
ことなく、孔内の非金属介在物の集積に順応できる孔付
き邪魔板の要望がある。
まり邪魔板に存在する問題の一つは、非金属介在物が円
形孔の外周の周りに集まり又は固まる傾向がある。これ
が起こると、邪魔板の開口は、徐々に小さくなり、つい
には溶融金属の流れが阻止され又は詰まる。円形開口が
若干阻止されたときでも、開口はもはや所望の方法で溶
融金属の滞留時間および流れを制御しないので、孔付き
邪魔板の機能が阻害される。したがって、鉄鋼業では、
滞留時間および邪魔板の流れ制御機能をひどく妨害する
ことなく、孔内の非金属介在物の集積に順応できる孔付
き邪魔板の要望がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、円形である代
わりに、開口に溝を設けた孔付き湯だまり邪魔板に向け
られている。各開口は、開口の外周の回りに配置された
複数の溝と、溝を含まない中央部分とを有する。溝は、
交互の順序の頂と谷とによって構成されている。頂は、
各開口の外周近くの溶融金属の流れを若干妨害して減少
させるが、各開口の中央部分まで延びておらず、ここを
通る流れを妨害しない。溶融金属中の不純物は、溝によ
って引き起こされる流れの減少により、開口の外周近く
に集まる傾向が高い。不純物（主に、非金属介在物）
は、溝の頂間の谷に沈澱し、集まり、及び/又は捕捉さ
れるようになる。不純物が集まり且つ集積すると、谷は
徐々に埋まり、開口は従来技術の円形の邪魔板開口に一
層似始める。しかしながら、この過程中、開口の中央部
分を通る溶融金属の主流は殆ど影響されないままであ
る。溝が埋まると、邪魔板を、介在物の集積が開口の中
央部分を通る流れを妨げる程になる前に取り替えること
ができる。その結果は、溝による介在物の高い除去によ
り、また開口の中央部分を通る妨げの少ない流れによっ
て生じる流れ制御の改善により、一層純粋な溶融金属の
製品である。
わりに、開口に溝を設けた孔付き湯だまり邪魔板に向け
られている。各開口は、開口の外周の回りに配置された
複数の溝と、溝を含まない中央部分とを有する。溝は、
交互の順序の頂と谷とによって構成されている。頂は、
各開口の外周近くの溶融金属の流れを若干妨害して減少
させるが、各開口の中央部分まで延びておらず、ここを
通る流れを妨害しない。溶融金属中の不純物は、溝によ
って引き起こされる流れの減少により、開口の外周近く
に集まる傾向が高い。不純物（主に、非金属介在物）
は、溝の頂間の谷に沈澱し、集まり、及び/又は捕捉さ
れるようになる。不純物が集まり且つ集積すると、谷は
徐々に埋まり、開口は従来技術の円形の邪魔板開口に一
層似始める。しかしながら、この過程中、開口の中央部
分を通る溶融金属の主流は殆ど影響されないままであ
る。溝が埋まると、邪魔板を、介在物の集積が開口の中
央部分を通る流れを妨げる程になる前に取り替えること
ができる。その結果は、溝による介在物の高い除去によ
り、また開口の中央部分を通る妨げの少ない流れによっ
て生じる流れ制御の改善により、一層純粋な溶融金属の
製品である。
【０００６】上記と共に、滞留時間および流れ制御の意
図した機能を著しく妨害することなく、介在物の集積に
順応する冶金容器用の孔付き湯だまり邪魔板を提供する
ことが本発明の特徴且つ利点である。また、従来技術の
邪魔板よりも多くの不純物を除去することにより、冶金
容器を通って流れる溶融金属の精錬を直接助ける孔付き
湯だまり邪魔板を提供することが本発明の特徴且つ利点
である。また、非金属介在物の集積により、開口が遮ら
れ又は塞がれるようになるのに必要な時間を妨げ又は遅
くするための機構を有する孔付き湯だまり邪魔板を提供
することが本発明の特徴かつ利点である。また、本発明
の一以上の湯だまり邪魔板を有する湯だまり容器を提供
することが特徴かつ利点である。本発明の前述した及び
他の特徴および利点は、添付した図面に関連して読むこ
とによって目下好ましい実施例の詳細な説明から更に明
きらかになろう。詳細な説明および図面は、特許請求の
範囲およびその均等物により定義される本発明の範囲を
限定するよりもむしろ単なる例示的である。
図した機能を著しく妨害することなく、介在物の集積に
順応する冶金容器用の孔付き湯だまり邪魔板を提供する
ことが本発明の特徴且つ利点である。また、従来技術の
邪魔板よりも多くの不純物を除去することにより、冶金
容器を通って流れる溶融金属の精錬を直接助ける孔付き
湯だまり邪魔板を提供することが本発明の特徴且つ利点
である。また、非金属介在物の集積により、開口が遮ら
れ又は塞がれるようになるのに必要な時間を妨げ又は遅
くするための機構を有する孔付き湯だまり邪魔板を提供
することが本発明の特徴かつ利点である。また、本発明
の一以上の湯だまり邪魔板を有する湯だまり容器を提供
することが特徴かつ利点である。本発明の前述した及び
他の特徴および利点は、添付した図面に関連して読むこ
とによって目下好ましい実施例の詳細な説明から更に明
きらかになろう。詳細な説明および図面は、特許請求の
範囲およびその均等物により定義される本発明の範囲を
限定するよりもむしろ単なる例示的である。
【０００７】
【実施例】図１、図２を参照して、全体的に１０で示す
湯だまり容器は、内側耐火ライニング１２と、スチール
製外側シェル１４とを有する。湯だまり容器１０は、内
側に、前壁１６と、後壁１８と、２つの側壁２０、２２
と、床２４とを有する。床２４は、とりべから溶鉄又は
溶鋼を受けるための衝撃領域２６と、溶鉄又は溶鋼が湯
だまり容器１０から出るドレイン組立体３２とを有す
る。湯だまり容器１０に溶融金属を注ぎ込むことによる
垂直方向のはね及び乱流を減少するために、波状の頂３
０を有する衝撃パッド２８が、床２４の衝撃領域２６に
設けられている。滞留時間を長くし、また、衝撃領域２
６からドレイン組立体３２に向かう溶融金属の流れを調
整するために、直立の邪魔板３６が、側壁２０、２２間
に湯だまり１０を横断して取り付けられている。現在熟
考されているように、邪魔板４０は、側壁２０、２２と
の圧嵌めを有し、そして耐火セメント接着剤で湯だまり
容器１０の内側に固定される。図２、図３、図４を参照
すると、本発明の湯だまり邪魔板４０は、頂４２と、底
４４と、２つの側縁４６、４８と、前面５０と、後面５
２とを有する比較的薄い耐火邪魔板で形成されるのが好
ましい。５６ないし１００（６４を除く）の偶数で示す
複数の開口が、前側５０から後側５２まで邪魔板４０を
貫通する。図５に示すように、邪魔板の開口５６ないし
１００の各々は、外周１０６の全周に位置する複数の溝
を有し、溝は、外方に突出した谷１０２と交互をなす内
方に突出した複数の頂１０４によって構成される。邪魔
板の開口５６ないし１００の各々は、また、溝を含まな
い中央部分１０８を有する。このことは、頂１０４と谷
１０２とにより構成された如く、溝が、開口５６ないし
１００の外周１０６に及びだけで、開口６０ないし１０
０の中心まで延びていないことを意味する。
湯だまり容器は、内側耐火ライニング１２と、スチール
製外側シェル１４とを有する。湯だまり容器１０は、内
側に、前壁１６と、後壁１８と、２つの側壁２０、２２
と、床２４とを有する。床２４は、とりべから溶鉄又は
溶鋼を受けるための衝撃領域２６と、溶鉄又は溶鋼が湯
だまり容器１０から出るドレイン組立体３２とを有す
る。湯だまり容器１０に溶融金属を注ぎ込むことによる
垂直方向のはね及び乱流を減少するために、波状の頂３
０を有する衝撃パッド２８が、床２４の衝撃領域２６に
設けられている。滞留時間を長くし、また、衝撃領域２
６からドレイン組立体３２に向かう溶融金属の流れを調
整するために、直立の邪魔板３６が、側壁２０、２２間
に湯だまり１０を横断して取り付けられている。現在熟
考されているように、邪魔板４０は、側壁２０、２２と
の圧嵌めを有し、そして耐火セメント接着剤で湯だまり
容器１０の内側に固定される。図２、図３、図４を参照
すると、本発明の湯だまり邪魔板４０は、頂４２と、底
４４と、２つの側縁４６、４８と、前面５０と、後面５
２とを有する比較的薄い耐火邪魔板で形成されるのが好
ましい。５６ないし１００（６４を除く）の偶数で示す
複数の開口が、前側５０から後側５２まで邪魔板４０を
貫通する。図５に示すように、邪魔板の開口５６ないし
１００の各々は、外周１０６の全周に位置する複数の溝
を有し、溝は、外方に突出した谷１０２と交互をなす内
方に突出した複数の頂１０４によって構成される。邪魔
板の開口５６ないし１００の各々は、また、溝を含まな
い中央部分１０８を有する。このことは、頂１０４と谷
１０２とにより構成された如く、溝が、開口５６ないし
１００の外周１０６に及びだけで、開口６０ないし１０
０の中心まで延びていないことを意味する。
【０００８】作業中、溶融金属は、湯だまり邪魔板４０
で溝付き孔（開口）５６ないし１００を通って流れる。
頂１０４は、開口５６ないし１００の各々の外周１０６
近くで溶融金属の流れを若干妨害して減速させる。その
結果、介在物（特に非金属の介在物）は、開口が円形の
場合よりも、開口５６ないし１００の各々の外周１０６
の回りに留まるようになる傾向が大きい。介在物は、谷
１０２を徐々に埋め、ついには、谷１０２および頂１０
４は、図６に示すように介在物１１０の連続的な層によ
って完全に覆われる。このとき、湯だまり邪魔板４０を
取り替えるべきである。図６に示すように、たとえ開口
５６ないし１００が相当量の捕捉された介在物を収容し
たとしても、開口５６ないし１００の中央部分１０８を
通る流れの妨害物は依然として無い。また、開口５６な
いし１００が図５に示すように介在物が完全に無いか、
図６に示すようにそれらの耐用寿命の終わりに近づいて
いるかに係わりなく、溶融金属の流れの大部分が、溶融
金属の速度が最大である中央部分１０８を通過する。開
口５６ないし１００の中央部分１０８が邪魔板４０の耐
用寿命中障害物の殆ど無いままであるので、溶融金属の
滞留時間および流れパターンに及ぼす邪魔板４０の影響
は、邪魔板４０の耐用寿命中、実質的に均一のままであ
る。また、介在物が頂１０４の間の谷１０２に簡単に留
まるようになるので、ドレイン３２を通って湯だまり容
器１０を出る溶融金属の純度が高められる。
で溝付き孔（開口）５６ないし１００を通って流れる。
頂１０４は、開口５６ないし１００の各々の外周１０６
近くで溶融金属の流れを若干妨害して減速させる。その
結果、介在物（特に非金属の介在物）は、開口が円形の
場合よりも、開口５６ないし１００の各々の外周１０６
の回りに留まるようになる傾向が大きい。介在物は、谷
１０２を徐々に埋め、ついには、谷１０２および頂１０
４は、図６に示すように介在物１１０の連続的な層によ
って完全に覆われる。このとき、湯だまり邪魔板４０を
取り替えるべきである。図６に示すように、たとえ開口
５６ないし１００が相当量の捕捉された介在物を収容し
たとしても、開口５６ないし１００の中央部分１０８を
通る流れの妨害物は依然として無い。また、開口５６な
いし１００が図５に示すように介在物が完全に無いか、
図６に示すようにそれらの耐用寿命の終わりに近づいて
いるかに係わりなく、溶融金属の流れの大部分が、溶融
金属の速度が最大である中央部分１０８を通過する。開
口５６ないし１００の中央部分１０８が邪魔板４０の耐
用寿命中障害物の殆ど無いままであるので、溶融金属の
滞留時間および流れパターンに及ぼす邪魔板４０の影響
は、邪魔板４０の耐用寿命中、実質的に均一のままであ
る。また、介在物が頂１０４の間の谷１０２に簡単に留
まるようになるので、ドレイン３２を通って湯だまり容
器１０を出る溶融金属の純度が高められる。
【０００９】比較により、従来技術の邪魔板の孔は、ほ
ぼ円形であった。このことは、開口の外周の回りに介在
物が集積すると、開口を通る流れを邪魔する傾向があ
り、介在物の集積がひどくなると、この滞留時間および
流れパターンに及ぼす従来技術の邪魔板の影響が徐々に
変化したことを意味する。本発明の湯だまり邪魔板４０
を設計するとき、溝付き開口５６ないし１００の中央部
分１０８を著しく妨害することなく、介在物の集積の高
まりに順応するために、溝付き開口５６ないし１００
が、従来技術の邪魔板の対応する円形開口よりも大きい
ことが重要である。出発点として、次の設計手順を勧め
る。図５を参照すると、頂１０４の最内端を結ぶ仮想円
の直径と定義される内径と、谷１０２の最外端を結ぶ第
２の仮想円の直径と定義される外径とを有するとして溝
付き開口５６を説明する。上に定義した溝付き開口の内
径は、置換される従来技術の邪魔板の対応する円形開口
の直径とほぼ同じである。上に定義した溝付き開口の外
径は、上記内径よりも約２７％大きい。頂１０４の数ま
たは谷１０２の数と定義される開口当たりの溝の数は、
(a) インチで内径の２乗と、(b) インチで内径の２乗と
の合計の約1/2 である。
ぼ円形であった。このことは、開口の外周の回りに介在
物が集積すると、開口を通る流れを邪魔する傾向があ
り、介在物の集積がひどくなると、この滞留時間および
流れパターンに及ぼす従来技術の邪魔板の影響が徐々に
変化したことを意味する。本発明の湯だまり邪魔板４０
を設計するとき、溝付き開口５６ないし１００の中央部
分１０８を著しく妨害することなく、介在物の集積の高
まりに順応するために、溝付き開口５６ないし１００
が、従来技術の邪魔板の対応する円形開口よりも大きい
ことが重要である。出発点として、次の設計手順を勧め
る。図５を参照すると、頂１０４の最内端を結ぶ仮想円
の直径と定義される内径と、谷１０２の最外端を結ぶ第
２の仮想円の直径と定義される外径とを有するとして溝
付き開口５６を説明する。上に定義した溝付き開口の内
径は、置換される従来技術の邪魔板の対応する円形開口
の直径とほぼ同じである。上に定義した溝付き開口の外
径は、上記内径よりも約２７％大きい。頂１０４の数ま
たは谷１０２の数と定義される開口当たりの溝の数は、
(a) インチで内径の２乗と、(b) インチで内径の２乗と
の合計の約1/2 である。
【００１０】例えば、置換される従来技術の邪魔板が、
2.75インチ（約7.0cm)の直径を有する特定の円形孔を有
しているとしたならば、本発明の邪魔板の対応する溝付
き孔は、次の特性を有する。すなわち、 内径＝2.75インチ(7.0cm) 外径＝2.75(1.27)＝3.５インチ(8.9cm) 溝の数＝1/2 [(2.75)2 + (3.5)2]＝１０ 図１、図２に示すような典型的な湯だまり容器を通る溶
鋼の流れを制御するのに用いられた本発明の湯だまり邪
魔板について上記の最適値を求めた。最適設計および設
計手順は、異なる種類の金属及び／又は異なる種類の湯
だまりによって変わるかも知れない。上記の最適値は、
対応する従来技術の邪魔板と同じ耐用寿命を有する本発
明の邪魔板のためのものであった。より長い耐用寿命を
望むなら、開口５６の外径を拡大することによって溝を
深く作ればよい。介在物のより早い除去を望むなら、溝
の数を増やすことによって溝を狭く作ればよい。図２な
いし図４を参照すると、湯だまり内の溶融金属、例えば
溶鋼の流れを制御する最適の形態で、溝付き開口５６な
いし１００を配置することができる。図３に示す邪魔板
は、約40.5インチ(102.9cm)の高さ、頂上で約57インチ
(144.8cm)の幅、底で約40.5インチ(102.9cm)の幅、およ
び約3.5 インチ(8.9cm)の厚さを有する。溝付き開口
は、図示のように、４列に配置されている。
2.75インチ（約7.0cm)の直径を有する特定の円形孔を有
しているとしたならば、本発明の邪魔板の対応する溝付
き孔は、次の特性を有する。すなわち、 内径＝2.75インチ(7.0cm) 外径＝2.75(1.27)＝3.５インチ(8.9cm) 溝の数＝1/2 [(2.75)2 + (3.5)2]＝１０ 図１、図２に示すような典型的な湯だまり容器を通る溶
鋼の流れを制御するのに用いられた本発明の湯だまり邪
魔板について上記の最適値を求めた。最適設計および設
計手順は、異なる種類の金属及び／又は異なる種類の湯
だまりによって変わるかも知れない。上記の最適値は、
対応する従来技術の邪魔板と同じ耐用寿命を有する本発
明の邪魔板のためのものであった。より長い耐用寿命を
望むなら、開口５６の外径を拡大することによって溝を
深く作ればよい。介在物のより早い除去を望むなら、溝
の数を増やすことによって溝を狭く作ればよい。図２な
いし図４を参照すると、湯だまり内の溶融金属、例えば
溶鋼の流れを制御する最適の形態で、溝付き開口５６な
いし１００を配置することができる。図３に示す邪魔板
は、約40.5インチ(102.9cm)の高さ、頂上で約57インチ
(144.8cm)の幅、底で約40.5インチ(102.9cm)の幅、およ
び約3.5 インチ(8.9cm)の厚さを有する。溝付き開口
は、図示のように、４列に配置されている。
【００１１】第１の列は、溝付き開口５６、５８、６
０、６２を有する。これらの開口の各々は、2.75インチ
(7.0cm)の内径と、3.5 インチ(8.9cm)の外径と、外周の
回りに１０個の溝とを有する。溝付き開口５６は、その
中心で、邪魔板４０の頂４２から16.5インチ(41.9cm)
および邪魔板４０の左側４６から11.5インチ(29.2cm)の
距離に配置されている。溝付き開口５８は、溝付き開口
５６の右に７インチ(17.8cm) である（中心対中心）。
溝付き開口６０は、溝付き開口５８の右に12インチ(30.
5cm) である。溝付き開口６２は、溝付き開口６０の右
に７インチ(17.8cm) である。溝付き開口５６、５８、
６０、６２は、テーパしてもないし、また水平方向から
傾斜されてもない（図４参照）。第２の列は、溝付き開
口６６、６８、７０、７２、７４、７６を有する。溝付
き開口６６は、その中心で、邪魔板４０の頂４２から2
1.5インチ(54.6cm) および邪魔板４０の左側４６から６
インチ(15.2cm) の距離に配置されている。溝付き開口
６８は、開口５６の右に8.25インチ(21cm) である（中
心対中心）。溝付き開口７０は、開口６８の右に6.5 イ
ンチ(16.5cm) である。溝付き開口７２は、開口７０の
右に７インチ(17.8cm) である。溝付き開口７４は、開
口７２の右に約6.5 インチ(16.5cm) である。溝付き開
口７６は、開口７４の右に8.25インチ(21cm) である。
これらの各開口は、2.75インチ(7.0cm)の内径、3.5 イ
ンチ(8.9cm)の外径および外周の回りに１０個の溝を有
する。これらの溝付き開口は、テーパしてもないし、ま
た水平方向から傾斜されてもないのが（図４参照）、邪
魔板４０に垂直である。
０、６２を有する。これらの開口の各々は、2.75インチ
(7.0cm)の内径と、3.5 インチ(8.9cm)の外径と、外周の
回りに１０個の溝とを有する。溝付き開口５６は、その
中心で、邪魔板４０の頂４２から16.5インチ(41.9cm)
および邪魔板４０の左側４６から11.5インチ(29.2cm)の
距離に配置されている。溝付き開口５８は、溝付き開口
５６の右に７インチ(17.8cm) である（中心対中心）。
溝付き開口６０は、溝付き開口５８の右に12インチ(30.
5cm) である。溝付き開口６２は、溝付き開口６０の右
に７インチ(17.8cm) である。溝付き開口５６、５８、
６０、６２は、テーパしてもないし、また水平方向から
傾斜されてもない（図４参照）。第２の列は、溝付き開
口６６、６８、７０、７２、７４、７６を有する。溝付
き開口６６は、その中心で、邪魔板４０の頂４２から2
1.5インチ(54.6cm) および邪魔板４０の左側４６から６
インチ(15.2cm) の距離に配置されている。溝付き開口
６８は、開口５６の右に8.25インチ(21cm) である（中
心対中心）。溝付き開口７０は、開口６８の右に6.5 イ
ンチ(16.5cm) である。溝付き開口７２は、開口７０の
右に７インチ(17.8cm) である。溝付き開口７４は、開
口７２の右に約6.5 インチ(16.5cm) である。溝付き開
口７６は、開口７４の右に8.25インチ(21cm) である。
これらの各開口は、2.75インチ(7.0cm)の内径、3.5 イ
ンチ(8.9cm)の外径および外周の回りに１０個の溝を有
する。これらの溝付き開口は、テーパしてもないし、ま
た水平方向から傾斜されてもないのが（図４参照）、邪
魔板４０に垂直である。
【００１２】第３の列は、溝付き開口７８、８０、８
２、８４、８６を有する。溝付き開口７８は、頂４２か
ら28.5インチ(72.4cm) および邪魔板４０の左側４６か
ら9.5インチ(24.1cm) に配置されている。溝付き開口８
０は、開口７８の右に5.5 インチ(14.0cm) である。溝
付き開口８２は、開口８０の右に９インチ(22.9cm)であ
る。溝付き開口８４は、開口８２の右に９インチ(22.9c
m) である。溝付き開口８６は、開口８０の右に5.5 イ
ンチ(14.0cm) である。これらの各開口は、2.75インチ
(7.0cm)の内径、3.5 インチ(8.9cm)の外径および外周の
回りに１０個の溝を有する。これらの開口は、各々、邪
魔板４０に垂直な水平線から３５度の角度で傾斜されて
いる。傾斜の目的は、図１を参照すると、湯だまり容器
１０の底近くの溶融金属を、邪魔板４０を出た後、衝撃
領域２６とドレイン３２との間で上向きの軌道進路で流
れさせることである。これにより、邪魔板４０を通った
後、溶融金属に乗ったままの介在物は、これにより、ド
レイン３２に向って下方の代わりに、容器１０の頂のス
ラグ層に向って上方に押される。第４の列は、溝付き開
口８８、９０、９２、９４、９６、９８、１００を有す
る。溝付き開口８８は、頂４２から37インチ(94.0cm)
および邪魔板４０の左側４６から7.5 インチ(19.1cm)
に配置されている。溝付き開口９０は、開口８８の右に
5.5 インチ(14.0cm) である。溝付き開口９２は、開口
９０の右に5.5 インチ(22.9cm) である。溝付き開口９
４は、開口９２の右に5.5 インチ(14.0cm)である。溝付
き開口９６は、開口９４の右に5.5 インチ(14.0cm) で
ある。溝付き開口９８は、開口９６の右に5.5 インチ(1
4.0cm) である。溝付き開口１００は、開口９８の右に
7.5 インチ(19.1cm) である。これらの各開口は、2.75
インチ(7.0cm)の内径、3.5 インチ(8.9cm)の外径および
外周の回りに１０個の溝を有する。開口９０、９２、９
４、９６、９８は、各々、上述した理由で、邪魔板４０
に垂直な水平線から４５度の角度で傾斜されている（図
４参照）。開口８８、１００は、水平方向から傾斜され
ていないが、幾分テーパしている（図３参照）。開口８
８、１００は、邪魔板のドレインとして働く。
２、８４、８６を有する。溝付き開口７８は、頂４２か
ら28.5インチ(72.4cm) および邪魔板４０の左側４６か
ら9.5インチ(24.1cm) に配置されている。溝付き開口８
０は、開口７８の右に5.5 インチ(14.0cm) である。溝
付き開口８２は、開口８０の右に９インチ(22.9cm)であ
る。溝付き開口８４は、開口８２の右に９インチ(22.9c
m) である。溝付き開口８６は、開口８０の右に5.5 イ
ンチ(14.0cm) である。これらの各開口は、2.75インチ
(7.0cm)の内径、3.5 インチ(8.9cm)の外径および外周の
回りに１０個の溝を有する。これらの開口は、各々、邪
魔板４０に垂直な水平線から３５度の角度で傾斜されて
いる。傾斜の目的は、図１を参照すると、湯だまり容器
１０の底近くの溶融金属を、邪魔板４０を出た後、衝撃
領域２６とドレイン３２との間で上向きの軌道進路で流
れさせることである。これにより、邪魔板４０を通った
後、溶融金属に乗ったままの介在物は、これにより、ド
レイン３２に向って下方の代わりに、容器１０の頂のス
ラグ層に向って上方に押される。第４の列は、溝付き開
口８８、９０、９２、９４、９６、９８、１００を有す
る。溝付き開口８８は、頂４２から37インチ(94.0cm)
および邪魔板４０の左側４６から7.5 インチ(19.1cm)
に配置されている。溝付き開口９０は、開口８８の右に
5.5 インチ(14.0cm) である。溝付き開口９２は、開口
９０の右に5.5 インチ(22.9cm) である。溝付き開口９
４は、開口９２の右に5.5 インチ(14.0cm)である。溝付
き開口９６は、開口９４の右に5.5 インチ(14.0cm) で
ある。溝付き開口９８は、開口９６の右に5.5 インチ(1
4.0cm) である。溝付き開口１００は、開口９８の右に
7.5 インチ(19.1cm) である。これらの各開口は、2.75
インチ(7.0cm)の内径、3.5 インチ(8.9cm)の外径および
外周の回りに１０個の溝を有する。開口９０、９２、９
４、９６、９８は、各々、上述した理由で、邪魔板４０
に垂直な水平線から４５度の角度で傾斜されている（図
４参照）。開口８８、１００は、水平方向から傾斜され
ていないが、幾分テーパしている（図３参照）。開口８
８、１００は、邪魔板のドレインとして働く。
【００１３】図３を参照すると、凹部４３が邪魔板４０
の頂４２に形成されている。凹部４３は、容器１０の注
ぎ領域２６に蓄積するスラグのための、および溶融金属
のオーバフローのための、邪魔板４０の上側通路を形成
する。図２、図３を参照すると、２つの通路５１、５３
が邪魔板４０の頂４２から垂直方向下方に延び、多孔媒
体５４、５５、例えば耐火材料の多孔プラグの位置で終
わっている。アルゴンのような不活性ガスを、入口通路
５１、５３を経て多孔媒体５４、５５を通じて溶融金属
に注入することができる。小さな泡の形態のガスの注入
は、スラグによって吸収され且つ金属表面の上澄みをす
くい取ることにより取り除かれるべき薄い非金属介在物
およびガス状の介在物を溶融金属の頂に上昇させるのを
助ける。邪魔板４０は、耐火材料(fired refractory ma
terial）で作られている。約２３００0F（１２６０℃）
で焼成された酸化アルミニュウムで作られたセラミック
耐火材料が効果的であることが分かった。また、鉄鋼業
で知られている他の適当な耐熱耐火材料を用いることが
できる。型あるいは普通に知られた他の耐火物質成形方
法を用いて邪魔板４０を作ることができる。本発明の前
述した実施例は、現在、好ましいと思われるものである
が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種
々の変形、変更を行うことができる。本発明の範囲は、
特許請求の範囲に示され、特許請求の範囲の均等の意味
および範囲は、ここに包含される。
の頂４２に形成されている。凹部４３は、容器１０の注
ぎ領域２６に蓄積するスラグのための、および溶融金属
のオーバフローのための、邪魔板４０の上側通路を形成
する。図２、図３を参照すると、２つの通路５１、５３
が邪魔板４０の頂４２から垂直方向下方に延び、多孔媒
体５４、５５、例えば耐火材料の多孔プラグの位置で終
わっている。アルゴンのような不活性ガスを、入口通路
５１、５３を経て多孔媒体５４、５５を通じて溶融金属
に注入することができる。小さな泡の形態のガスの注入
は、スラグによって吸収され且つ金属表面の上澄みをす
くい取ることにより取り除かれるべき薄い非金属介在物
およびガス状の介在物を溶融金属の頂に上昇させるのを
助ける。邪魔板４０は、耐火材料(fired refractory ma
terial）で作られている。約２３００0F（１２６０℃）
で焼成された酸化アルミニュウムで作られたセラミック
耐火材料が効果的であることが分かった。また、鉄鋼業
で知られている他の適当な耐熱耐火材料を用いることが
できる。型あるいは普通に知られた他の耐火物質成形方
法を用いて邪魔板４０を作ることができる。本発明の前
述した実施例は、現在、好ましいと思われるものである
が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種
々の変形、変更を行うことができる。本発明の範囲は、
特許請求の範囲に示され、特許請求の範囲の均等の意味
および範囲は、ここに包含される。
【図１】衝撃領域に隣接して直立に位置決めされた邪魔
板を備えた湯だまり容器の断面図。
板を備えた湯だまり容器の断面図。
【図２】図１の湯だまり容器の平面図。
【図３】図２の３ー３線に沿って見た、本発明の孔付き
湯だまり邪魔板の正面図。
湯だまり邪魔板の正面図。
【図４】図３の４ー４線に沿って切断した、本発明の孔
付き湯だまり邪魔板の断面図。
付き湯だまり邪魔板の断面図。
【図５】溝が非金属介在物で埋まる前の本発明の孔付き
湯だまり邪魔板の一つの溝付き孔の拡大図。
湯だまり邪魔板の一つの溝付き孔の拡大図。
【図６】介在物で埋まった後の図５の溝付き開口を示す
図。
図。
１０ 湯だまり容器 ３２ ドレイン ４０ 邪魔板 ４２ 邪魔板の頂 ４４ 邪魔板の底 ４６、４８ 邪魔板の側縁 ５０ 邪魔板の前面 ５２ 邪魔板の後面 ５６−１００ 開口 １０２ 谷 １０４ 頂 １０６ 外周 １０８ 中央部分
Claims (25)
- 【請求項１】 邪魔板と、 該邪魔板を貫通する複数の溝付き開口とを有し、 該溝付き開口の各々が、外周と、中央部分と、前記外周
の回りの複数の溝とを備え、 該溝が、前記外周の回りの頂と谷とによって形成され、 前記頂が前記中央部分まで延びていない、ことからなる
冶金容器中の溶融金属の流れを導くための邪魔板。 - 【請求項２】 前記溝が、交互の順序の頂と谷とによっ
て形成されている、請求項１の邪魔板。 - 【請求項３】 前記溝が、前記外周の全周に設けられて
いる、請求項１の邪魔板。 - 【請求項４】 少なくとも幾つかの前記溝付き開口が列
をなして配置されている、請求項１の邪魔板。 - 【請求項５】 少なくとも幾つかの前記溝付き開口が前
記邪魔板に垂直である、請求項１の邪魔板。 - 【請求項６】 少なくとも幾つかの前記溝付き開口が、
前記邪魔板に垂直なラインからある角度に傾斜されてい
る、請求項１の邪魔板。 - 【請求項７】 前記角度が約３５度である、請求項６の
邪魔板。 - 【請求項８】 前記角度が約４５度である、請求項６の
邪魔板。 - 【請求項９】 複数の列の溝付き開口を有する、請求項
４の邪魔板。 - 【請求項１０】 ４列の溝付き開口を有する、請求項４
の邪魔板。 - 【請求項１１】 少なくとも幾つかの前記溝付き開口
が、約2.7インチ(6.86cm)の内径を有する、請求項１の
邪魔板。 - 【請求項１２】 少なくとも幾つかの前記溝付き開口
が、約3.5インチ(8.9cm)の外径を有する、請求項１の邪
魔板。 - 【請求項１３】 ガスの注入される一以上の多孔媒体を
有する、請求項１の邪魔板。 - 【請求項１４】 頂と、底と、２つの側縁と、前面と、
後面とを有する邪魔板と、 前記前面から前記後面まで
前記邪魔板を貫通する複数の開口とを有し、 該開口の各々が、外周と、中央部分と、前記外周の回り
の複数の溝とを有する、ことからなる流体の流れを導く
ための邪魔板。 - 【請求項１５】 前記溝が、前記外周の回りの頂および
谷によって形成されている、請求項１４の邪魔板。 - 【請求項１６】 前記溝が列をなして配置されている、
請求項１５の邪魔板。 - 【請求項１７】 ４つの溝付き開口を有する列を有す
る、請求項１６の邪魔板。 - 【請求項１８】 ５つの溝付き開口を有する列を有す
る、請求項１６の邪魔板。 - 【請求項１９】 ６つの溝付き開口を有する列を有す
る、請求項１６の邪魔板。 - 【請求項２０】 ７つの溝付き開口を有する列を有す
る、請求項１６の邪魔板。 - 【請求項２１】 ５つよりも少ない溝付き開口を有する
列を有する、請求項１６の邪魔板。 - 【請求項２２】 前壁と、後壁と、２つの側壁と、衝撃
領域とドレインとを有する湯だまり容器において、 前記湯だまり容器の前記２つの側壁の間に設けられた直
立の邪魔板を有し、 該邪魔板が、前記湯だまり容器中の溶融金属の流れを導
くための複数の溝付き開口を有する、ことを特徴とする
湯だまり容器。 - 【請求項２３】 前記邪魔板が、前記湯だまり容器を横
断して取付られている、請求項２２の湯だまり容器。 - 【請求項２４】 前記溝付き開口の各々が、交互の頂と
谷とによって構成された外周を有する、請求項２２の湯
だまり容器。 - 【請求項２５】 前記溝付き開口の各々が、溝によって
妨害されない中央部分を有する、請求項２２の湯だまり
容器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/097,650 US5295667A (en) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | Tundish baffle with fluted openings |
| US08/097650 | 1993-07-26 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751816A true JPH0751816A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=22264476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6174335A Pending JPH0751816A (ja) | 1993-07-26 | 1994-07-26 | 溝付き開口を備えた湯だまり邪魔板 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5295667A (ja) |
| EP (1) | EP0636439B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0751816A (ja) |
| AT (1) | ATE178820T1 (ja) |
| DE (1) | DE69417816T2 (ja) |
| ES (1) | ES2130358T3 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5551672A (en) * | 1995-01-13 | 1996-09-03 | Bethlehem Steel Corporation | Apparatus for controlling molten metal flow in a tundish to enhance inclusion float out from a molten metal bath |
| AU699807B2 (en) * | 1995-01-26 | 1998-12-17 | Foseco International Limited | Tundish |
| US6126160A (en) * | 1999-04-12 | 2000-10-03 | Eastman Kodak Company | Sheet feeding control for image reading device |
| US6375128B1 (en) * | 2000-04-28 | 2002-04-23 | Securus, Inc. | Pipe locator and support |
| DE10140019C1 (de) * | 2001-08-16 | 2003-01-23 | Thyssenkrupp Stahl Ag | Gießsystem für Block- oder Strangguss und Verwendung eines solchen Gießsystems für die Stahlerzeugung |
| ZA200507296B (en) * | 2004-09-10 | 2006-09-27 | Magneco Metrel Inc | Converter repair method |
Family Cites Families (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2503621A (en) * | 1948-09-30 | 1950-04-11 | Thompson Prod Inc | Induction furnace |
| FR1183569A (fr) * | 1957-09-30 | 1959-07-09 | Siderurgie Fse Inst Rech | Pièces poreuses en béton pour insufflation dirigée d'un fluide |
| GB1108498A (en) * | 1965-01-09 | 1968-04-03 | Hoerder Huettenunion Ag | Improvements in and relating to degasification of metals |
| US4021026A (en) * | 1974-12-23 | 1977-05-03 | Union Carbide Corporation | Protection for externally heated cast iron vessel used to contain a reactive molten metal |
| US4092153A (en) * | 1977-07-29 | 1978-05-30 | Swiss Aluminium Limited | Filtering and inline degassing of molten metal |
| US4277281A (en) * | 1979-08-16 | 1981-07-07 | Southwire Company | Continuous filter for molten copper |
| NO147606C (no) * | 1980-12-17 | 1983-05-11 | Norsk Hydro As | Fremgangsmaate og ovn for raffinering av magnesium |
| US4372542A (en) * | 1981-06-19 | 1983-02-08 | Soutwire Company | Copper slag trap |
| US4572486A (en) * | 1982-07-14 | 1986-02-25 | Metcast Associates, Inc. | Molten metal filtering vessel with internal filter |
| US4527779A (en) * | 1983-06-20 | 1985-07-09 | Atlantic Richfield Company | Metal recovery compression mechanism |
| US4619443A (en) * | 1983-10-06 | 1986-10-28 | Rand Steel Technology [Proprietary] Limited | Gas distributing tundish barrier |
| US4667939A (en) * | 1986-03-26 | 1987-05-26 | Foseco International Limited | Purifying steel |
| US4993692A (en) * | 1989-07-10 | 1991-02-19 | Brown William K | Unitary tundish linings with flow-control devices |
| US5083753A (en) * | 1990-08-06 | 1992-01-28 | Magneco/Metrel | Tundish barriers containing pressure differential flow increasing devices |
| US5064175A (en) * | 1990-10-15 | 1991-11-12 | Magneco/Metrel, Inc. | Method and devices for removing alumina and other inclusions from steel contained in tundishes |
| US5018710A (en) * | 1990-10-15 | 1991-05-28 | Magneco/Metrel, Inc. | Method and devices for removing alumina and other inclusions from steel contained in tundishes |
| US5071107A (en) * | 1990-11-21 | 1991-12-10 | Bethlehem Steel Corporation | Metallurgical tundish with filter |
| US5083754A (en) * | 1991-06-20 | 1992-01-28 | Bethlehem Steel Corporation | Apparatus for retaining slag during the discharge of molten metal from a tundish |
-
1993
- 1993-07-26 US US08/097,650 patent/US5295667A/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-06-20 DE DE69417816T patent/DE69417816T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-20 AT AT94304439T patent/ATE178820T1/de not_active IP Right Cessation
- 1994-06-20 ES ES94304439T patent/ES2130358T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-20 EP EP94304439A patent/EP0636439B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-26 JP JP6174335A patent/JPH0751816A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ES2130358T3 (es) | 1999-07-01 |
| DE69417816T2 (de) | 1999-08-12 |
| EP0636439A1 (en) | 1995-02-01 |
| US5295667A (en) | 1994-03-22 |
| ATE178820T1 (de) | 1999-04-15 |
| DE69417816D1 (de) | 1999-05-20 |
| EP0636439B1 (en) | 1999-04-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5083753A (en) | Tundish barriers containing pressure differential flow increasing devices | |
| CN206622605U (zh) | 一种三机三流板坯连铸中间包 | |
| JP3002587B2 (ja) | タンディッシュ容器及び該容器に使用する衝撃パッド | |
| US6533992B1 (en) | Tundish | |
| EP0662021B1 (en) | Refractory article for preventing vortexing in a metallurgical vessel | |
| JPH0751816A (ja) | 溝付き開口を備えた湯だまり邪魔板 | |
| AU7234994A (en) | Purifying molten metal | |
| KR100364687B1 (ko) | 침지형주입관 | |
| US5173243A (en) | Slag control method and apparatus | |
| JPS632539A (ja) | 溶湯流出口を備えた溶湯容器 | |
| JPS6372475A (ja) | 溶湯流出口を備えた溶湯容器 | |
| US5071107A (en) | Metallurgical tundish with filter | |
| US5662862A (en) | Device for guiding molten steel in a tundish | |
| JPH04238658A (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
| US20210323055A1 (en) | Method of molten metal casting utilizing an impact pad in the tundish | |
| EP0542825B1 (en) | Slag control apparatus and method | |
| JPH10128506A (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
| CN218395914U (zh) | 一种防止卷渣中间包挡渣墙 | |
| KR100530102B1 (ko) | 연속주조 턴디쉬의 용강 분배판 | |
| JPH0217733Y2 (ja) | ||
| JPS6343752A (ja) | 堰を備えた溶湯容器 | |
| EP0675776A4 (ja) | ||
| RU2147484C1 (ru) | Ковш для разливки металлов | |
| JPH07214255A (ja) | スラグ巻き込みの少ない連続鋳造操業方法及びそのタンディッシュ | |
| RU2067910C1 (ru) | Устройство для поточного вакуумирования металла при непрерывной разливке |