JP2022143182A - 車両の開閉体構造 - Google Patents

Abstract

【課題】開閉時において蓋体と車体とが直接接触しない車両の開閉体構造を提供する。【解決手段】車体に設けられたエネルギー充填部を開閉する蓋体５１と、蓋体の内面５１ａに設けられるカバー部材５２と、エネルギー充填部に設けられたアダプタと、を有し、カバー部材の下側端部５２ａおよびアダプタの下側端部のいずれか一方に、いずれか他方に対向するように突出するリブ６０を形成した。【選択図】図３

Description

本発明は、車両の開閉体構造に関する。

一般的に、車両にガソリンや電気などの燃料を供給するフューエル供給部には、開閉する蓋状のフューエルリッド（開閉体）が設けられている。車両の運転時にはフューエルリッドを閉状態にし、燃料供給が必要となった際に、フューエルリッドを開状態にして燃料を供給している（例えば、特許文献１参照）。

特開２０１６－０６８６３９号公報

乗用車などの一般的な車両において、フューエルリッドの位置は地上から１ｍ前後の高さに設けられている。そのため、フューエルリッドを開閉する際、特に閉める際にはフューエルリッドに対して上方から下方に向いた力がかかりやすい。その結果、フューエルリッドは吊元であるヒンジから離れた端部において、下方に位置がずれてしまい、車体とフューエルリッドとが接触してしまう虞があった。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、開閉時において蓋体と車体とが直接接触しない車両の開閉体構造を提供することを目的とする。

前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
（１）本発明に係る車両（例えば、実施形態の車両Ｖｅ）の開閉体（例えば、実施形態のフューエルリッド２３）構造は、車体（例えば、実施形態の車体１）に設けられたエネルギー充填部（例えば、実施形態のエネルギー充填部１０）を開閉する蓋体（例えば、実施形態のリッドアウター５１）と、前記蓋体の内面（例えば、実施形態の内面５１ａ）に設けられるカバー部材（例えば、実施形態のキャップレスカバー５２）と、前記エネルギー充填部に設けられたアダプタ（例えば、実施形態のフューエルアダプタ２１）と、を有し、前記カバー部材の下側端部および前記アダプタの下側端部のいずれか一方に、いずれか他方に対向するように突出するリブ（例えば、実施形態のリブ６０）が形成されている。

この構成によれば、リブを形成することにより、例えば蓋体を閉める際に蓋体に下方向への荷重が加わって蓋体が下側に位置ずれしても、車体と蓋体とが接触する前にカバー部材とアダプタとをリブを介して先に接触させることができる。つまり、車体と蓋体とが直接接触して車体外装が傷付くことを防止できる。

（２）前記リブが前記カバー部材の下側端部（例えば、実施形態の下側端部５２ａ）に形成され、前記リブは前記カバー部材の下方に突出するとともに、前記アダプタに対向するように設けられていてもよい。

この構成によれば、カバー部材にリブを形成したため、車体側のアダプタは特に設計変更をすることがない。簡易な構成で蓋体と車体とが直接接触するのを防止できる。

（３）前記リブは、複数設けられていてもよい。

この構成によれば、リブを複数設けることでカバー部材とアダプタとがリブを介して接触する際、リブに係る荷重を分散させることができる。結果として、リブと、該リブと接触するカバー部材またはアダプタとの間の傷や擦れを抑制することができる。

（４）前記リブは、前記アダプタに対向する面（例えば、実施形態のリブ第２面６２）が車幅方向内側になるにつれて上方へ傾斜する傾斜面を備えていてもよい。

この構成によれば、カバー部材が熱膨張などで形状が変形してリブとアダプタとの当たり方が変わったときでもリブの傾斜面によりスムーズに蓋体を案内して開閉することができる。

（５）前記リブは、車幅方向外側における前記アダプタに対向する面（例えば、実施形態のリブ第１面６１）が前記アダプタの外形形状に沿った形状となっていてもよい。

この構成によれば、蓋体を開く際に一度蓋体を押し込むような構造の場合にはリブがアダプタに接触する可能性があるが、リブの車幅方向外側の形状をアダプタの外形形状に沿った形状とすることによりリブとアダプタとを面接触させることができる。結果として、リブにかかる荷重を分散させることができるため、リブとアダプタとの間の接触による傷や擦れを抑制することができる。

（６）前記蓋体は金属製であり、前記カバー部材および前記アダプタは樹脂製であってもよい。

この構成によれば、カバー部材およびアダプタは樹脂同士で接触し、金属製の蓋体が車体外装に接触することを防止できる。結果として、車体外装が傷付くことを防止できる。

（７）前記リブが形成された周辺部位が、その他の部位よりも剛性が高くてもよい。

この構成によれば、カバー部材とアダプタとがリブを介して接触する際に、荷重が集中するリブおよびリブ周辺の剛性が高いことで、リブが形成されたカバー部材またはアダプタに割れなどが生じるのを抑制することができる。

本発明によれば、開閉時において蓋体と車体とが直接接触しない車両の開閉体構造を提供することができる。

本実施形態の車体の開閉体構造における車体の部分外観斜視図である。 図１のフューエルリッドを取り外した状態の斜視図である。 フューエルリッドを内面から見た斜視図である。 カバー部材を下方から見た部分斜視図である。 フューエルリッドを閉じた状態の部分側面図である。 図５の状態からフューエルリッドを押し込んだ状態の部分側面図である。 フューエルリッドを閉める際にリブがアダプタに接触した状態を示す部分側面図である。 カバー部材の別の態様を示す背面から見た部分斜視図である。

以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る車体の開閉体構造を説明する。本実施形態では、車両のフューエルリッド構造を用いて説明する。図面において、矢印ＦＲは車両の前方、矢印ＵＰは車両の上方、矢印ＬＨは車両の左側方を示す。なお、車両は、用途や種類などは特に限定されないが、一実施形態として自動車を例に説明する。

＜車両＞
図１、図２に示すように、車両Ｖｅは、例えば、車体（ボディ）１の左側に設けられたリアフェンダ１２に車両Ｖｅの燃料となるガソリンを注入するエネルギー充填部１０が形成されている。リアフェンダ１２は、例えば、車体１の左外側面（外面）を形成するサイドアウタパネル１１のうち、左後輪の上方に位置する部位に相当する。リアフェンダ１２には、フェンダ開口部１３が形成されている。フェンダ開口部１３の周囲にフランジ１５と周壁１６により段部１４が形成されている。

フェンダ開口部１３には、フューエルアダプタ（アダプタ）２１と、ヒンジ２２と、フェンダ開口部１３を開閉するフューエルリッド（蓋体）２３と、リッドオープナー２４と、が設けられている。

フューエルアダプタ２１は、給油口２の周りを囲うように形成され、かつ、フェンダ開口部１３を覆うように配置されている。フューエルアダプタ２１は、例えば、プラスチックなどの樹脂で形成されている。フューエルアダプタ２１は、フェンダ開口部１３から車幅方向内側に凹んだ給油口側凹部２５を備えている。

給油口側凹部２５は、給油口２の周りを囲うようにリアフェンダ１２の外表面に対して凹状に形成されている。給油口側凹部２５は、フェンダ開口部１３の周縁に形成されたフランジ１５を覆うように形成されたフランジ３１と、フランジ３１の内周側端部に連設され車幅方向内側に延びた側壁３２と、側壁３２の車幅方向内側端部に連設されフェンダ開口部１３を覆うように設けられた底板３３と、底板３３に形成された開口３３ａに連接され車幅方向内側に延びた給油口連通部３４と、を有している。

側壁３２は、底板３３の外周縁に沿って正面視Ｃ字状に形成され、上方の第１側壁３２ａと、下方の第２側壁３２ｂと、第１側壁３２ａと第２側壁３２ｂとを車両Ｖｅの後方側において繋いでいる第３側壁３２ｃと、を有している。

底板３３の後方と第３側壁３２ｃとの間には段差部３８が形成されている。段差部３８は、底板３３から車幅方向外側に立ち上がるように形成された立上壁３９と、立上壁３９の車幅方向外側端部から後方に延びる平板部４０と、を有している。

平板部４０の周縁は側壁３２に当接している。平板部４０には、リッドオープナー２４を配設するための開口部４１が形成されている。開口部４１は正面視で略矩形状に形成されており、リッドオープナー２４が取り付け可能に構成されている。

リッドオープナー２４は、例えば、ロッド２４ａが車幅方向を軸とする軸中心に回動可能に構成されている。ロッド２４ａは、フューエルリッド２３のフューエルクリップ５３（図３参照）に係合可能に構成されている。具体的には、ロッド２４ａが図２に示すように水平方向に向いている状態でフューエルクリップ５３の側方フランジに引っ掛かるようになっており、その状態でフューエルリッド２３は閉状態となる。一方、ロッド２４ａが図２の状態から略９０°回動して鉛直方向を向くと、フューエルクリップ５３の側方フランジとの係合状態が解除され、フューエルリッド２３を開けることが可能となる。フューエルリッド２３は、フェンダ開口部１３を開閉する開閉体である。

給油口連通部３４は、底板３３の開口３３ａから車幅方向内側に向かって先細りした略円筒状に形成されている。給油口連通部３４の車幅方向内側端部に形成された開口が給油口２として機能する。給油口２は正面視で略円形形状となっている。

側壁３２のうち車幅方向外側の開口端（給油口側凹部の開口端）にフランジ３１が形成されている。フランジ３１は、側壁３２の開口端から車体１のフェンダ開口部１３の周縁に形成されたフランジ１５を覆うように上方、下方、および後方に延びている。フランジ３１は、フェンダ開口部１３のフランジ１５に車幅方向外側から当接されている。すなわち、フューエルアダプタ２１は、フェンダ開口部１３のフランジ１５に支持されている。フューエルアダプタ２１の周縁２１ａは、周壁１６に近接する位置まで延びている。

フランジ１５における車体前方側の上部および下部には第１取付部８１および第２取付部８２がそれぞれ形成されている。第１取付部８１および第２取付部８２は、それぞれ第１リベット８３および第２リベット８４を挿通可能な略円形の開口で構成されている。第１リベット８３および第２リベット８４を、車幅方向外側から第１取付部８１および第２取付部８２に挿通した後、フューエルアダプタ２１と締結することで、車体１にフューエルアダプタ２１が固定されている。

図３に示すように、フューエルリッド（開閉体）２３は、外装材となるリッドアウター（蓋体）５１と、リッドアウター５１の車幅方向内側面（内面）５１ａに設けられたキャップレスカバー（カバー部材）５２と、リッドオープナー２４に対向する位置に配置されたフューエルクリップ５３と、を備えている。

リッドアウター５１は、金属製であり、サイドアウタパネル１１と同じ材質で形成されている。リッドアウター５１の外面５１ｂは、サイドアウタパネル１１の外装と同じ仕上げが施されており、リッドアウター５１を閉状態にしたときに、外面５１ｂと周囲のサイドアウタパネル１１とで一体感が出るように構成されている。

キャップレスカバー５２は、樹脂で形成されている。キャップレスカバー５２は、正面視略矩形平板状の本体部５４を有している。本体部５４の上部には給油口連通部３４に嵌合可能な給油口嵌合部５５が形成されている。給油口嵌合部５５は、略円筒状に車幅方向内側に向かって突出形成されている。

図４に示すように、キャップレスカバー５２における車体後方側の下側端部５２ａにはリブ６０が形成されている。リブ６０は、本体部５４から車幅方向内方および車体下方に膨出するように形成されている。リブ６０は、車体前後方向に間隔を開けて２個形成されている。なお、リブ６０が形成される車体前後方向の位置は、本体部５４における車体前後方向の後方側（前後方向中心よりも後方側）であればよく、リブ６０の数も任意である。また、本実施形態では、２個のリブ６０は略同一形状で形成されているが、適宜大きさなどは位置によって変更してもよい。

図５に示すように、車体後方から見て、リブ６０は本体部５４の下端部の外形線（破線）５４ｂよりも車幅方向内方および車体下方に膨出している。

リブ６０は、本体部５４の最下端から車幅方向内方に延びるリブ第１面６１と、リブ第１面６１の車幅方向内側端部から車体上方に向かって延びるリブ第２面（傾斜面）６２と、リブ第２面６２の車幅方向内側端部から車体上方に向かって延びるリブ第３面６３と、リブ第３面の車体上方端部から車幅方向外側に向かって延びるリブ第４面６４と、を備えている。リブ第４面６４の車幅方向外側端部は本体部５４に当接している。

リブ第１面６１は、本体部５４側に若干凹んだ緩やかな凹状に形成されている。図６に示すように、フューエルリッド２３を車幅方向内方に押し込んだ際に、リブ６０とフューエルアダプタ２１とが当接する可能性がある。リブ第１面６１は、フューエルアダプタ２１の外形形状に沿った形状で形成されているため、リブ６０のリブ第１面６１とフューエルアダプタ２１とを面接触させることができる。この結果、リブ６０およびフューエルアダプタ２１の接触箇所において、傷や擦れが発生するのを抑制することができる。

リブ第２面６２は、リブ第１面６１の車幅方向内側端部から車体上方に向かって緩やかに傾斜した傾斜面で形成されている。図７に示すように、リブ第２面６２が緩やかな傾斜面で形成されているため、フューエルリッド２３を閉める際に、下向きの荷重をかけながら閉めるとリブ６０のリブ第２面６２とフューエルアダプタ２１とが接触する可能性がある。このとき、リブ第２面６２が車幅方向外側から内側に向かって上昇する傾斜面で形成されているため、リブ６０のリブ第２面６２とフューエルアダプタ２１とが接触した後、さらにフューエルリッド２３を閉めようとしても傾斜面とフューエルアダプタ２１の下端とが緩やかに接触しているため、そのまま抵抗感なくフューエルリッド２３を閉めることができる。なお、フューエルリッド２３が閉められた通常状態は図５に示すように、リブ６０とフューエルアダプタ２１の下端との間には隙間が形成されている。

本実施形態によれば、車体１に設けられたエネルギー充填部１０を開閉するリッドアウター５１と、リッドアウター５１の内面５１ａに設けられたキャップレスカバー５２と、エネルギー充填部１０に設けたフューエルアダプタ２１と、を有したフューエルリッド２３において、キャップレスカバー５２の下側端部５２ａに、フューエルアダプタ２１に対向するように突出するリブ６０を形成した。

このようにリブ６０を形成することにより、フューエルリッド２３を閉める際に該フューエルリッド２３に下方向への荷重が加わってフューエルリッド２３が下側に位置ずれしても、車体１とフューエルリッド２３とが接触する前にキャップレスカバー５２とフューエルアダプタ２１とを先に接触させることができる。つまり、車体１とフューエルリッド２３とが直接接触して車体外装が傷付くことを防止できる。また、キャップレスカバー５２にリブ６０を形成したため、車体１側のフューエルアダプタ２１は特に設計変更をすることがない。簡易な構成で車体１とフューエルリッド２３とが直接接触するのを防止できる。

また、リブ６０を複数（２個）設けたため、キャップレスカバー５２のリブ６０とフューエルアダプタ２１とが接触する際、リブ６０に係る荷重を分散させることができる。結果として、リブ６０とフューエルアダプタ２１との間の傷や擦れの発生を抑制することができる。

また、リブ６０におけるリブ第２面６２が車幅方向内側になるにつれて上方へ傾斜する傾斜面を備えるように形成したため、キャップレスカバー５２が熱膨張などで形状が変形してリブ６０とフューエルアダプタ２１との当たり方が変わったときでもリブ第２面６２の傾斜面によりスムーズにフューエルリッド２３を案内して開閉することができる。

また、リブ６０におけるリブ第１面６１がフューエルアダプタ２１の外形形状に沿った形状となるように形成した。このように構成することで、フューエルリッド２３を開く際に一度フューエルリッド２３を押し込むような構造の場合には、リブ６０がフューエルアダプタ２１に接触する可能性がある。しかし、本実施形態では、リブ６０の車幅方向外側のリブ第１面６１の形状をフューエルアダプタ２１の外形形状に沿った形状とすることにより、リブ第１面６１とフューエルアダプタ２１とを面接触させることができる。結果として、リブ６０にかかる荷重を分散させることができるため、リブ６０とフューエルアダプタ２１との間の接触による傷や擦れの発生を抑制することができる。

さらに、フューエルリッド２３のリッドアウター５１は金属で形成し、キャップレスカバー５２およびフューエルアダプタ２１は樹脂で形成したため、キャップレスカバー５２およびフューエルアダプタ２１は樹脂同士で接触し、金属製のリッドアウター５１が車体１の外装に接触することを防止できる。結果として、車体１が傷付くことを防止できる。

以上、本発明に係る車両の開閉体構造の実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。

例えば、本実施形態では、ガソリン給油口のフューエルリッドの構成を用いて説明したが、電気自動車などの電源差込口のリッド構造に採用することもできる。

本実施形態では、リブをキャップレスカバーに形成した場合の説明をしたが、リブをフューエルアダプタ側に形成してもよい。フューエルリッドに下向きの荷重がかかった状態で閉めようとしてもキャップレスカバーとフューエルアダプタとが先に当接して、車体とリッドアウターとが接触しない構成になればよい。

また、図８に示すように、リブ６０が形成された本体部５４の裏面５４ｃに補強リブ７０を形成し、周囲の箇所よりも剛性を高くする構造にしてもよい。なお、剛性を高くする構成は補強リブ７０でなくてもよく、例えば、当該部分を肉厚に形成してもよい。このように構成することにより、キャップレスカバー５２とフューエルアダプタ２１とがリブ６０を介して接触する際に、荷重が集中するリブ６０およびリブ周辺の剛性が高くなるため、リブ６０が形成されたキャップレスカバー５２に割れなどが生じるのを抑制することができる。

１ 車体
１０ エネルギー充填部
２１ フューエルアダプタ（アダプタ）
２３ フューエルリッド（開閉体）
５１ リッドアウター（蓋体）
５１ａ 内面
５２ キャップレスカバー（カバー部材）
５２ａ 下側端部
６０ リブ
６１ リブ第１面
６２ リブ第２面
Ｖｅ 車両

Claims (7)

1. 車体に設けられたエネルギー充填部を開閉する蓋体と、
   前記蓋体の内面に設けられるカバー部材と、
   前記エネルギー充填部に設けられたアダプタと、を有し、
   前記カバー部材の下側端部および前記アダプタの下側端部のいずれか一方に、いずれか他方に対向するように突出するリブが形成されていることを特徴とする車両の開閉体構造。
2. 前記リブが前記カバー部材の下側端部に形成され、
   前記リブは前記カバー部材の下方に突出するとともに、前記アダプタに対向するように設けられている請求項１に記載の車両の開閉体構造。
3. 前記リブは、複数設けられている請求項２に記載の車両の開閉体構造。
4. 前記リブは、前記アダプタに対向する面が車幅方向内側になるにつれて上方へ傾斜する傾斜面を備えている請求項２に記載の車両の開閉体構造。
5. 前記リブは、車幅方向外側における前記アダプタに対向する面が前記アダプタの外形形状に沿った形状となっている請求項２に記載の車両の開閉体構造。
6. 前記蓋体は金属製であり、前記カバー部材および前記アダプタは樹脂製である請求項２に記載の車両の開閉体構造。
7. 前記リブが形成された周辺部位が、その他の部位よりも剛性が高い請求項１から請求項６のいずれか一項に記載の車両の開閉体構造。

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