JP4958852B2 - 車両の燃料供給口蓋構造 - Google Patents
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Description
フューエルリッドは、例えば、ヒンジで開閉自在に配置され、運転席のレバーを操作すると、ロックが解除され、開けることができる。閉じるときは、フューエルリッドを閉め始めると、ある角度からは内蔵しているばねによって自動的に引かれて閉じる。ばねは、S字形をなし、一端がヒンジに連結し、他端が燃料給油口を底に配置している箱部の横壁に横穴のように形成した凹形の収納部に掛止されている。
このように、S字形のばね、S字形のばねを掛止するヒンジ、これらを収納する凹形の収納部を用いることで、ある角度からはばねで自動的に開閉することができる。そして、収納部及びヒンジに摩擦抵抗を発生させる凸部を設けて、開位置での衝撃音の発生を防止している(例えば、特許文献1参照。)。
また、ストライカー部に当接部(傾斜面)とロックピン嵌合部を略同一のものとして形成することができ、部品の小型化を図ることができる。
図1は、本発明の車両の燃料供給口蓋構造を採用した車両後部の側面図である。
燃料供給口蓋構造11は、燃料を給油する入り口に設けたもので、車両12の後部13に配置されている。そして、フューエルリッド16と、フューエルアダプタ17と、プッシュリフタ18と、リッド係止装置21と、リッドロック装置22と、を有する。具体的には後述する。
サイドボデー31は、アウタパネル35、アウタパネル35に開けた給油開口36を有する。
図3は、本発明の車両の燃料供給口蓋構造の分解図である。図1を併用して説明する。
なお、リッド係合機構48並びにストライカー部51は、リッドロック装置22の構成も兼ねる。
図5は、図4の5−5線断面図である。
図6は、本発明の車両の燃料供給口蓋構造が備えるリッド係合機構の分解図である。図1〜図3を併用して説明する。
ベースキャップ85には、フューエルアダプタ17を挟む嵌合フランジ92と、第2爪93と、ロッド受け円筒部材86の第1爪91を掛ける第1孔94とを形成した。嵌合フランジ92の中央には係合突部55を進退自在に貫通させた第2孔95がロッド受け円筒部材86と同心に開けられている。
付勢手段56の付勢力(ばね力)は、リッドロック装置22のロックを解除した状態で、プッシュリフタ18の開放解除力より小さい分力を発生し、プッシュリフタ18の閉じ保持力より大きい分力を発生する大きさに設定されている。
閉じ保持力より大きい分力は、例えば、車両12に発生する横Gや高圧洗車の水圧でフューエルリッド16が開かない荷重である。
開放解除力より小さい分力は、プッシュリフタ18でフューエルリッド16を開くことができる荷重である。
図7は、燃料供給口蓋構造のフューエルリッドの係止の機構を説明する図である。図1〜図3を併用して説明する。
フューエルリッド16を開ける場合は、スイッチを「ロック切り」にすると、ロックが解除される(図8参照)。
燃料供給口蓋構造11は、フューエルリッド16のロックを解除しても、前述した力の均衡によって、ストライカー部51に係合突部55が係合し続けるので、フューエルリッド16は開かない。従って、フューエルリッド16のロックを解除しても、車両12の外側でフューエルリッド16近傍にある物との干渉を防止することができる。
Claims (5)
- 車体の給油開口に設けられ燃料供給口を底に保持しているフューエルアダプタと、該フューエルアダプタに一端がヒンジで回動自在に取付けられ且つ前記給油開口に対して開閉するフューエルリッドと、該フューエルリッド及び前記フューエルアダプタのどちらか一方に設けられた係合突部と、他方に設けられて前記係合突部に係合して前記フューエルリッドを閉状態に係止するストライカー部と、を備える車両の燃料供給口蓋構造であって、
前記係合突部を、前記ストライカー部側へ向かって移動自在に付勢して前記ストライカー部に前記係合突部を押し付けることで、フューエルリッドを閉方向へと付勢する付勢手段を備え、
前記係合突部を、前記ストライカー部に対して接近又は離反する方向へ進退自在に設けるとともに、前記係合突部及び前記ストライカー部のどちらか一方の係合する当接部を前記係合突部の進退方向に交差する方向に傾斜させた傾斜面とし、
前記係合突部の前進方向への移動によって、前記傾斜面と他方の係合する当接部とを摺接させて係合するとともに、前記傾斜面と前記当接部とを摺接させたときに発生する分力によって前記フューエルリッドを閉方向へと付勢し、
前記分力に抗する前記フューエルリッドの開き方向への移動によって、前記付勢手段に抗して前記係合突部を後退方向へ移動するとともに、前記係合突部の後退方向への前記付勢手段に抗する移動によって、前記傾斜面と前記当接部とを摺接させて係合解除することで、付勢を解除することを特徴とする車両の燃料供給口蓋構造。 - 前記他方の係合する当接部を、前記一方の傾斜面と略一致する角度をなす傾斜面としたことを特徴とする請求項1記載の車両の燃料供給口蓋構造。
- 前記係合突部は、車両のロック装置に連動して前記フューエルリッドをロック・アンロックするロックピンに同軸に設けられているとともに、前記傾斜面に連なり前記ロックピンを貫通させているピン突出孔を備え、
前記ストライカー部は、前記ロックピンが係合自在なロックピン嵌合部を備えているとともに、該ロックピン嵌合部に連ねて前記傾斜面を形成していることを特徴とする請求項2記載の車両の燃料供給口蓋構造。 - 前記ストライカー部及び前記係合突部は、前記フューエルリッドの他端側に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の燃料供給口蓋構造。
- 前記フューエルリッドを閉じた状態から押し込むと内から押し開くプッシュリフタが前記フューエルアダプタに設けられ、
前記プッシュリフタは、押し開くために前記付勢手段に抗して係合を解除する開放解除力を発生し、開いている前記フューエルリッドを前記開放解除力に抗して閉じることで前記係合突部に係合したときに、前記開放解除力より小さい閉じ保持力を発生し、
前記付勢手段は、前記開放解除力より小さい分力を発生し、前記閉じ保持力より大きい分力を発生する付勢力に設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の燃料供給口蓋構造。
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