JPH11115496A - スライドドアのストッパ装置 - Google Patents

スライドドアのストッパ装置

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JPH11115496A
JPH11115496A JP27693897A JP27693897A JPH11115496A JP H11115496 A JPH11115496 A JP H11115496A JP 27693897 A JP27693897 A JP 27693897A JP 27693897 A JP27693897 A JP 27693897A JP H11115496 A JPH11115496 A JP H11115496A
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JP
Japan
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door
slide door
fuel lid
stopper
latch
Prior art date
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Pending
Application number
JP27693897A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kobori
浩 小堀
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フュエルリッドが開状態にあるときに、スラ
イドドアに設けたラッチ9をサイドシル4に設けたドア
ストッパ8に係合させることにより、スライドドアの開
放を禁止するものにおいて、閉め忘れたスライドドアが
車両の発進に伴う慣性で大きく開かれるのを防止する。 【解決手段】 フュエルリッドが開状態にあるときにス
ライドドアを開こうとすると、フュエルリッドの開閉に
連動するボーデンケーブル3に牽引されて起立したドア
ストッパ8の係合面81 にスライドドアに設けたラッチ
9が係合するため、スライドドアの開放が防止される。
この状態からフュエルリッドを閉じてロッド14が前方
に移動しても、ボーデンワイヤー3のスライダ18がロ
ッド14の中空部141 を空動し、かつ開いたままのス
ライドドアのラッチ9に遮られてドアストッパ8が倒伏
しないため、スライドドアは車両の発進に伴う慣性で大
きく開かれることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体側面に開閉自
在に設けられたフュエルリッドが開状態にあるとき、該
車体側面にスライド自在に設けられたスライドドアがフ
ュエルリッドに向けて開放されるのを禁止するスライド
ドアのストッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるスライドドアのストッパ装置は、
実公昭61−17846号公報により既に知られてい
る。このものによれば、フュエルリッドを開いて給油を
行っているときに誤ってスライドドアを開いても、スト
ッパ装置がスライドドアの車体後方へのスライドを禁止
するので、スライドドアがフュエルリッドや給油ガンと
干渉するのを防止することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のものは、給油中に誤ってスライドドアを開いた後に該
スライドドアを閉め忘れた場合、給油の終了後にフュエ
ルリッドを閉じるとストッパ装置によるスライドドアの
拘束が解除されるため、閉め忘れたスライドドアが車両
の発進に伴う慣性で大きく開かれてしまう可能性があ
る。特に、フュエルリッドがスライドドアのドア開口の
後縁に近い位置にある場合には、スライドドアは僅かに
開いた位置でストッパ装置により拘束されるため、その
スライドドアが完全に閉じられているか否かを目視で判
断し難くなって上記問題が起こり易くなる。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、閉め忘れたスライドドアが車両の発進に伴う慣性で
大きく開かれるのを防止することを目的する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、車体側面に開閉自在
に設けられたフュエルリッドが開状態にあるとき、該車
体側面にスライド自在に設けられたスライドドアがフュ
エルリッドに向けて開放されるのを禁止するスライドド
アのストッパ装置において、スライドドアにより開閉さ
れるドア開口に設けられて拘束位置および非拘束位置間
を移動し得るドアストッパと、スライドドアに設けられ
て前記拘束位置にあるドアストッパに係合可能なラッチ
と、ドアストッパをラッチに係合しない前記非拘束位置
に向けて付勢する付勢手段と、フュエルリッドの開閉に
連動して移動するワイヤー操作部材と、一端がワイヤー
操作部材に摺動自在に支持されて他端がドアストッパに
連結されたワイヤーとを備えてなり、フュエルリッドが
閉状態にあるときにワイヤーをワイヤー操作部材で押し
て緩めることにより、ドアストッパをラッチに係合しな
い前記非拘束位置に移動させてスライドドアの開放を許
容するとともに、フュエルリッドが開状態にあるときに
ワイヤーをワイヤー操作部材で牽引することにより、ド
アストッパをラッチに係合する前記拘束位置に移動させ
てスライドドアの開放を禁止し、更に前記拘束位置にあ
るドアストッパにラッチが係合している状態でフュエル
リッドを閉じたとき、移動するワイヤー操作部材に対し
てワイヤーの一端を空動させることにより、ドアストッ
パをラッチに係合したまま前記拘束位置に保持すること
を特徴とする。
【0006】上記構成によれば、フュエルリッドが閉状
態にあるとき、ドアストッパはラッチと係合しない非係
合位置に移動するためにスライドドアの開放が許容され
る。フュエルリッドが開状態にあるとき、ドアストッパ
はラッチと係合する拘束位置に移動するためにスライド
ドアの開放が禁止される。フュエルリッドが開状態にあ
るときにスライドドアを開放しようとすると、ラッチが
拘束位置にあるドアストッパに係合してスライドドアの
開放が禁止されるが、そのときスライドドアは必ず全閉
位置よりも所定距離だけ開側に移動している。従って、
そのままスライドドアを締め忘れてフュエルリッドを閉
じたとき、ワイヤー操作部材が移動してワイヤーを緩め
ても、全閉位置よりも所定距離だけ開側に移動している
スライドドアのラッチにドアストッパが阻止されるた
め、ワイヤー操作部材に対してワイヤーの一端が空動し
てドアストッパは拘束位置から非拘束位置に復帰するこ
とができない。而して、スライドドアを締め忘れた状態
でフュエルリッドを閉じて車両を発進させても、ドアス
トッパが拘束位置に保持されるために、発進に伴う慣性
でスライドドアが大きく開くことが防止される。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、前記ワイヤー操作部材はケーシング
に摺動自在に支持されたロッドから成り、ケーシングか
ら突出するロッドの一端をスプリングで付勢してフュエ
ルリッドの当接部に弾発的に当接させるとともに、ロッ
ドの他端に形成した中空部にワイヤーの一端に設けたス
ライダを摺動自在に収納したことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、スライドドアが全閉位
置にないときにフュエルリッドを閉じてワイヤー操作部
材を移動させると、ラッチとの係合によりドアストッパ
が拘束位置から非拘束位置移動できなくなるが、ワイヤ
ーの一端に設けたスライダがワイヤー操作部材に中空部
に対して摺動することにより、ワイヤー操作部材やワイ
ヤーに過負荷が作用することが防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1〜図5は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はスライドドアを備えた車両の左側面図、図2
は開放したフュエルリッドの斜視図、図3はストッパ装
置の構造を示す、図1の要部拡大図、図4はフュエルリ
ッドを開いたときの作用説明図、図5はスライドドアを
閉め忘れた状態でフュエルリッドを閉じたときの作用説
明図である。
【0011】図1に示すように、ワンボックス車両Vは
車体の左側面に前部ドアおよび後部ドアを備えており、
その後部ドアは車体前後方向にスライドして車体のドア
開口1を開閉するスライドドアDである。車体の後部左
側面には、前記ドア開口1の後縁から僅かに離れた位置
にフュエルリッド2が設けられる。スライドドアDをド
ア開口1から後方にスライドさせたとき、前記フュエル
リッド2が開いているとスライドドアDと干渉する可能
性がある。特に、フュエルリッド2を開いた状態で給油
口に給油ガンを挿入して燃料の供給を行っている場合に
は、スライドドアDが給油ガンと干渉する可能性もあ
る。
【0012】そこで、フュエルリッド2が開状態にある
とき、スライドドアDの後方へのスライドをストッパ装
置Sで規制することにより、スライドドアDの不用意な
開放によるフュエルリッド2や給油ガンとの干渉を防止
するようになっている。ストッパ装置Sの本体部は、フ
ュエルリッド2の開閉に連動して作動するドアストッパ
駆動機構Cにボーデンワイヤー3を介して連結される。
フュエルリッド2は運転席に設けたフュエルリッドオー
プナー(図示せず)の操作により開くことができ、また
開いたフュエルリッド2は手で押せば閉じることができ
る。
【0013】次に、図2および図3に基づいてストッパ
装置Sの構造を説明する。
【0014】図3に示すように、スライドドアDのドア
開口1の下縁を構成する車体左側のサイドシル4の上面
に2本のボルト5,5でブラケット6が固定されてお
り、このブラケット6に車体左右方向に延びるピン7を
介して板状のドアストッパ8が上下揺動自在に支持され
る。通常、ドアストッパ8は重力で下方に揺動してブラ
ケット6の内部に収納された非拘束位置にあり、このと
きスライドドアDに設けたラッチ9はドアストッパ8に
係合することはない。この状態からドアストッパ8が上
方に揺動して拘束位置に達すると(図4参照)、ドアス
トッパ8の前端に形成した係止面81 がラッチ9の移動
経路に突出し、前記係止面81 にラッチ9が係合してス
ライドドアDの後方へのスライドを禁止する。スライド
ドアDのラッチ9からドアストッパ8に伝達された荷重
は、ブラケット6に設けたストッパ61 により受け止め
られる(図4参照)。
【0015】図2を併せて参照すると明らかなように、
車体の後部左側面に設けたリッド2は給油口10を収納
した凹部11を開閉するもので、そのリッド2はアーム
12を介して前記凹部11に揺動自在に枢支される。凹
部11の前壁に固定されたケーシング13の内部にワイ
ヤー操作部材としてのロッド14が摺動自在に支持され
る。ロッド14はスプリング15の弾発力で後方に付勢
されており、その後端は凹部11内に突出してリッド2
のアーム12に設けた当接部121 に弾発的に当接す
る。リッド2を開くとアーム12の当接部121 が車体
外側に逃げるためにロッド14がスプリング15の弾発
力で後方に移動し、リッド2を閉じると当接部121
押圧されたロッド14がスプリング15の弾発力に抗し
て前方に移動する。
【0016】ボーデンワイヤー3はアウタチューブ16
とインナーケーブル17とから構成されており、アウタ
チューブ16の前端および後端はそれぞれブラケット6
およびケーシング13に固定される。またインナーケー
ブル17の前端はドアストッパ8に直接連結されるとと
もに、その後端に固定したスライダ18がロッド14の
内部に軸方向に形成した中空部141 に摺動自在に支持
される。
【0017】而して、リッド2を閉じるとロッド14が
前進してボーデンワイヤー3のインナーケーブル17を
緩めるため、ドアストッパ8は図3に示す非拘束位置ま
で自重で揺動する。またリッド2を開けるとロッド14
が後退してボーデンワイヤー3のインナーケーブル17
を牽引するため、ドアストッパ8は図4に示す拘束位置
へと起立する。
【0018】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0019】図3から明らかなように、リッド2が閉じ
ている通常時にはストッパ装置Sのドアストッパ8は自
重で下方に揺動した非拘束位置にある。この状態からス
ライドドアDを開くと該スライドドアDに設けたラッチ
9は図3の矢印A方向に移動するが、そのラッチ9はド
アストッパ8と係合しないためにスライドドアDを支障
なく開くことができる。スライドドアDを閉じるときも
ラッチ9はドアストッパ8と干渉しないため、スライド
ドアDを支障なく閉じることができる。
【0020】さて、給油を行うべくリッド2を開くと、
スプリング15の弾発力でロッド14が後退し、このロ
ッド14がボーデンワイヤー3のインナーケーブル17
を牽引するため、ドアストッパ8は図4に示す拘束位置
へと起立する。この状態からスライドドアDを開くと、
そのスライドドアDに設けたラッチ9が矢印A方向に移
動してドアストッパ8の係合面81 に当接するため、ス
ライドドアDは矢印A方向にそれ以上移動できなくな
る。このように、フュエルリッド2が開状態にあるとき
スライドドアDの開放が禁止されるため、フュエルリッ
ド2や給油ガンとスライドドアDとの干渉を確実に防止
することができる。
【0021】フュエルリッド2が開状態にあるときに誤
ってスライドドアDを開こうとして失敗し、その後にス
ライドドアDを閉じ忘れたままフュエルリッド2を閉じ
て車両Vを発進させてしまう場合がある。このような場
合に、仮にフュエルリッド2を閉じたときにドアストッ
パ8が図4の拘束位置から図3の非拘束位置に復帰して
しまうと、閉じ忘れたスライドドアDはストッパ装置S
による拘束が解除されるため、車両Vの発進に伴う慣性
でスライドドアDが大きく開かれる可能性がある。
【0022】しかしながら、本実施例では以下のように
して車両Vの発進に伴うスライドドアDの開放が防止さ
れる。即ち、図5に示すように、一旦開かれた後に締め
忘れたスライドドアDのラッチ9の位置は、全閉時のラ
ッチ9の位置に対して少なくとも距離αだけ後方位置に
ある。なぜならば、スライドドアDの外周には弾性体よ
りなるウエザーストリップ19(図1参照)が装着され
ており、このウエザーストリップ19はスライドドアD
を完全に閉じたときに圧縮されてシール性を発揮する。
ところがスライドドアDが完全に閉じられていないとき
には、ウエザーストリップ19の弾発力によってスライ
ドドアDは全閉位置より少なくとも前記距離αだけ後方
位置にある。そしてスライドドアDが全閉位置より距離
αだけ後方位置にあるとき、リッド2を閉じたためにド
アストッパ8が拘束位置から非拘束位置に移動しようと
しても、そのドアストッパ8は図5のP点でラッチ9に
係合して非拘束位置に移動できなくなる。
【0023】つまり、スライドドアDを閉め忘れた状態
でフュエルリッド2を閉じても、ドアストッパ8は拘束
位置に保持されてスライドドアDの開放を禁止したまま
になるため、この状態から車両Vを発進させてもスライ
ドドアDが慣性で大きく開かれることがない。尚、フュ
エルリッド2を閉じたときにロッド14により押圧され
たボーデンワイヤー3のインナーケーブル17は、ドア
ストッパ8が拘束位置に保持されているために前方に移
動できなくなるが、停止したインナーケーブル11の端
部に設けたスライダ18がロッド14の中空部141
内部を後方に空動するため、ロッド14やボーデンワイ
ヤー3に無理な荷重が加わることが回避される(図5参
照)。
【0024】尚、スライドドアDを閉め忘れた状態でフ
ュエルリッド2を閉じた後、そのことに気付いてスライ
ドドアDを完全に閉じると、ラッチ9が実線位置から鎖
線位置へと図5の矢印B方向に前進するため、ドアスト
ッパ8は重力で拘束位置から非拘束位置へと下方に揺動
し、図3の状態に復帰する。
【0025】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことができる。
【0026】例えば、実施例ではドアストッパ8を重力
で非拘束位置に付勢する付勢手段が重力を利用している
が、重力に代えてスプリング等の付勢手段を利用するこ
ともできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、フュエルリッドが開状態にあるときにスライ
ドドアを開放しようとすると、ラッチが拘束位置にある
ドアストッパに係合してスライドドアの開放が禁止され
るが、そのときスライドドアは必ず全閉位置よりも所定
距離だけ開側に移動している。従って、そのままスライ
ドドアを締め忘れてフュエルリッドを閉じたとき、ワイ
ヤー操作部材が移動してワイヤーを緩めても、全閉位置
よりも所定距離だけ開側に移動しているスライドドアの
ラッチにドアストッパが阻止されるため、ワイヤー操作
部材に対してワイヤーの一端が空動してドアストッパは
拘束位置から非拘束位置に復帰することができない。而
して、スライドドアを締め忘れた状態でフュエルリッド
を閉じて車両を発進させても、ドアストッパが拘束位置
に保持されるために、発進に伴う慣性でスライドドアが
大きく開くことが防止される。
【0028】また請求項2に記載された発明によれば、
スライドドアが全閉位置にないときにフュエルリッドを
閉じてワイヤー操作部材を移動させると、ラッチとの係
合によりドアストッパが拘束位置から非拘束位置移動で
きなくなるが、ワイヤーの一端に設けたスライダがワイ
ヤー操作部材に中空部に対して摺動することにより、ワ
イヤー操作部材やワイヤーに過負荷が作用することが防
止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドドアを備えた車両の左側面図
【図2】開放したフュエルリッドの斜視図
【図3】ストッパ装置の構造を示す図1の要部拡大図
【図4】フュエルリッドを開いたときの作用説明図
【図5】スライドドアを閉め忘れた状態でフュエルリッ
ドを閉じたときの作用説明図
【符号の説明】
1 ドア開口 2 フュエルリッド 3 ボーデンワイヤー(ワイヤー) 8 ドアストッパ 9 ラッチ 121 当接部 13 ケーシング 14 ロッド(ワイヤー操作部材) 141 中空部 15 スプリング 18 スライダ D スライドドア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側面に開閉自在に設けられたフュエ
    ルリッド(2)が開状態にあるとき、該車体側面にスラ
    イド自在に設けられたスライドドア(D)がフュエルリ
    ッド(2)に向けて開放されるのを禁止するスライドド
    アのストッパ装置において、 スライドドア(D)により開閉されるドア開口(1)に
    設けられて拘束位置および非拘束位置間を移動し得るド
    アストッパ(8)と、 スライドドア(D)に設けられて前記拘束位置にあるド
    アストッパ(8)に係合可能なラッチ(9)と、 ドアストッパ(8)をラッチ(9)に係合しない前記非
    拘束位置に向けて付勢する付勢手段と、 フュエルリッド(2)の開閉に連動して移動するワイヤ
    ー操作部材(14)と、 一端がワイヤー操作部材(14)に摺動自在に支持され
    て他端がドアストッパ(8)に連結されたワイヤー
    (3)と、を備えてなり、 フュエルリッド(2)が閉状態にあるときにワイヤー
    (3)をワイヤー操作部材(14)で押して緩めること
    により、ドアストッパ(8)をラッチ(9)に係合しな
    い前記非拘束位置に移動させてスライドドア(D)の開
    放を許容するとともに、フュエルリッド(2)が開状態
    にあるときにワイヤー(3)をワイヤー操作部材(1
    4)で牽引することにより、ドアストッパ(8)をラッ
    チ(9)に係合する前記拘束位置に移動させてスライド
    ドア(D)の開放を禁止し、更に前記拘束位置にあるド
    アストッパ(8)にラッチ(9)が係合している状態で
    フュエルリッド(2)を閉じたとき、移動するワイヤー
    操作部材(14)に対してワイヤー(3)の一端を空動
    させることにより、ドアストッパ(8)をラッチ(9)
    に係合したまま前記拘束位置に保持することを特徴とす
    るスライドドアのストッパ装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤー操作部材(14)はケーシ
    ング(13)に摺動自在に支持されたロッドから成り、
    ケーシング(13)から突出するロッドの一端をスプリ
    ング(15)で付勢してフュエルリッド(2)の当接部
    (121 )に弾発的に当接させるとともに、ロッドの他
    端に形成した中空部(141 )にワイヤー(3)の一端
    に設けたスライダ(18)を摺動自在に収納したことを
    特徴とする、請求項1に記載のスライドドアのストッパ
    装置。
JP27693897A 1997-10-09 1997-10-09 スライドドアのストッパ装置 Pending JPH11115496A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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