JP2020192914A - 車両用リアバンパ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽微な後突時などに簡素な構造の意匠部材によって後方警戒用部品を保護できる車両用リアバンパ構造を提供する。【解決手段】本発明にかかる車両用リアバンパ構造100は、車体の後端110に取り付けられ車幅方向に延びるリアバンパ102を備える車両用リアバンパ構造において、リアバンパに車幅方向に間隔を空けて固定された所定の一対の後方警戒用部品106、108と、リアバンパに取り付けられ車両後方から見て一対の後方警戒用部品の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を連続して囲っている意匠部材104とを備え、意匠部材は、後方警戒用部品よりも車両後方に突出していることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用リアバンパ構造に関するものである。
自動車等の車体の後端には、車幅方向に長手のリアバンパが取り付けられている。リアバンパの意匠面には、例えば商品価値を高めるために所定の意匠を形成する意匠部材が車両後側から設置される。さらにリアバンパの意匠面には、リフレクタやバックソナーなどの所定の後方警戒用部品が固定される場合がある。このような後方警戒用部品は、軽微な後突時に破損することがないように保護する必要がある。
特許文献1には、後方警戒用部品として超音波センサーをリヤバンパーフェイスに配置したセンサーの配置構造が記載されている。この配置構造のリヤバンパーフェイスは、バンパービームを覆うようにしてリヤエンドパネルに取り付けられる。リヤバンパーフェイスは、上部が車体に支持されるアッパー部材と、このアッパー部材の下部に連結されるロアー部材とで構成されている。
また特許文献1の配置構造では、アッパー部材にロアー部材を連結する第1連結部を設け、ロアー部材にアッパー部材を連結する第2連結部を設けている。さらにバンパービームの後壁に対向する部位に第1連結部と第2連結部との連結部を位置させ、バンパービームの上方であってアッパー部材の内側に形成された領域に超音波センサーを配置している。ここでバンパービームの後壁に対向する部位とは、バンパービームの受圧面に対向する部位である。
特許文献1では、軽衝突時にバンパーに車体側に向かう衝撃力が作用しても、バンパーを構成するアッパー部材とロアー部材との連結部をバンパービームの受圧面に先当たりさせることができる。このため、バンパービームの上方あるいは下方であって、アッパー部材あるいはロアー部材との内側に形成された領域内において超音波センサーを保護できる、としている。
特開2009−208500号公報
しかし特許文献1の配置構造では、上記のバンパービームの受圧面によって後方警戒用部品である超音波センサーを十全に保護できているか否かについて疑義があり、改善の余地があると考える。
また特許文献1の配置構造では、上記の連結部をバンパービームの受圧面に対向する部位に追加することで衝撃を吸収しているため、意匠部材の構造がより複雑になってしまう。
本発明は、このような課題に鑑み、軽微な後突時などに簡素な構造の意匠部材によって後方警戒用部品を保護できる車両用リアバンパ構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用リアバンパ構造の代表的な構成は、車体の後端に取り付けられ車幅方向に延びるリアバンパを備える車両用リアバンパ構造において、リアバンパに車幅方向に間隔を空けて固定された所定の一対の後方警戒用部品と、リアバンパに取り付けられ車両後方から見て一対の後方警戒用部品の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を連続して囲っている意匠部材とを備え、意匠部材は、後方警戒用部品よりも車両後方に突出していることを特徴とする。
本発明によれば、軽微な後突時などに簡素な構造の意匠部材によって後方警戒用部品を保護できる車両用リアバンパ構造を提供することができる。
本発明の実施例に係る車両用リアバンパ構造の外観を示す図である。 図1(a)の車両用リアバンパ構造を別の方向から見た状態を示す図である。 図1(b)の車両用リアバンパ構造の要部を拡大して示す図である。 図2(a)の車両用リアバンパ構造のA−A断面図である。 図2(a)の車両用リアバンパ構造のB−B断面図である。 図2(a)の車両用リアバンパ構造のC−C断面図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用リアバンパ構造の代表的な構成は、車体の後端に取り付けられ車幅方向に延びるリアバンパを備える車両用リアバンパ構造において、リアバンパに車幅方向に間隔を空けて固定された所定の一対の後方警戒用部品と、リアバンパに取り付けられ車両後方から見て一対の後方警戒用部品の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を連続して囲っている意匠部材とを備え、意匠部材は、後方警戒用部品よりも車両後方に突出していることを特徴とする。
上記構成では、リアバンパに車幅方向に間隔を空けて一対の後方警戒用部品を固定し、さらに後方警戒用部品の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を、意匠部材で連続して囲っている。つまり、意匠部材は、後方警戒用部品の周囲のうち三方を連続して囲う形状すなわち車幅方向中央側が開放されたU字状に形成されている。したがって、リアバンパに意匠部材に取り付ける場合、車幅方向の組み付け誤差や部品公差を吸収しやすく、組み付け性を向上できる。なお後方警戒用部品としては、リフレクタやバックソナーなどが挙げられる。
このような意匠部材をリアバンパに取り付けることで、リアバンパの車幅方向外側の側壁での強度や剛性が、車幅方向中央側の中央部に比べて高くなる。このため、リアバンパは、側壁が変形し難く、中央部が変形し易くなる。また意匠部材は、U字状であって後方警戒用部品の上下に離間して車幅方向に延びる部位を有している。このためリアバンパの中央部は、特に車幅方向を軸としたねじれ方向に変形可能となる。したがってリアバンパでは、側壁の下側に軽微衝突が発生した際、側壁への衝撃を中央部が変形することによって分散できるため、側壁の破損を防止できる。
さらに意匠部材は、後方警戒用部品よりも車両後方に突出している。このため、後突時には、後方警戒用部品よりも先に意匠部材が衝突することになる。したがって上記構成では、意匠部材が後方警戒用部品の周囲のうち三方を囲んでいてさらに後方警戒用部品よりも車両後方に突出している、という簡素な構造の意匠部材によって、軽微な後突時などに後方警戒用部品を保護できる。また後突などで意匠部材が傷付いた場合には、リアバンパから意匠部材を取り外して交換すればよく、リアバンパごと交換する必要がない。
上記のリアバンパは、後方警戒用部品が固定された後壁と、後壁の車幅方向の両端から車両前側に向かって延びる一対の側壁とを有し、意匠部材は、一対の後方警戒用部品の周囲をそれぞれ囲っていてリアバンパの後壁と一対の側壁との境界をそれぞれ跨いでいる一対の第1加飾部材と、一対の第1加飾部材のうち一対の後方警戒用部品の上側を囲っている部分同士を連結する第2加飾部材とを有する。
このように上記構成では、意匠部材は、車幅方向に離間した一対の第1加飾部材(例えばサイドガーニッシュ)同士を第2加飾部材(例えばセンターガーニッシュ)で連結することで形成されていて、これら各加飾部材によって後方警戒用部品を保護している。このため、一方の第1加飾部材に後突が起こったとき、後突に伴う荷重は、第2加飾部材さらには他方の第1加飾部材にも伝達され、リアバンパ全体に分散される。したがって上記構成によれば、後突時に後方警戒用部品を保護できるだけでなく、車両用リアバンパ構造が破損することも低減できる。
上記の一対の第1加飾部材の各々は、車両側方から見てリアバンパの側壁と重なっている縦壁を有し、縦壁は、リアバンパの側壁に結合されている。これにより、後突に伴う荷重は、第1加飾部材の縦壁に伝達されて車両前方に分散され、さらに縦壁を介してリアバンパの側壁にまで分散される。このため、後突時に車両用リアバンパ構造が破損することを低減できる。
上記のリアバンパはさらに、一対の側壁の上端同士を後壁の上端に沿ってつないでいて車体のバックドア開口の下端を形成している天壁を有し、意匠部材の第2加飾部材は、リアバンパの後壁と天壁との境界を跨いでいて上方から見て天壁に重なっている。
ここで車体のバックドア開口を通して荷物などを出し入れした場合、リアバンパは、バックドア開口の下端から荷重を受ける。上記構成では、第2加飾部材は、リアバンパのうち後壁と天壁とを跨いでいて上方から見て天壁に重なっている。つまり第2加飾部材は、車体のバックドア開口の下端を形成している天壁を覆っている。このため、第2加飾部材は、荷物の出し入れ時にバックドア開口の下端から荷重を受けると弾性変形してこれを吸収できる。また第2加飾部材は、吸収した荷重をリアバンパの天壁および後壁にも伝達し分散させることができる。
したがって上記構成によれば、車体のバックドア開口を通して荷物などを出し入れした場合に、リアバンパと意匠部材である第2加飾部材が破損すること防止できる。さらに、第2加飾部材がバックドア開口の下端を覆っているので、荷物の出し入れ時などに車体が傷付くことを防止できる。
上記の意匠部材の一対の第1加飾部材の縦壁は、リアバンパの後壁のうち一対の後方警戒用部品が固定された箇所と高さが等しい。このように、第1加飾部材の縦壁は、車両前側に向かって延びているだけでなく、リアバンパの後壁のうち、後方警戒用部品の固定箇所と高さが等しい。したがって上記構成によれば、後突に伴う荷重を車両前方に分散でき、さらに後方警戒用部品の固定箇所が破損することを低減できる。
上記の意匠部材の一対の第1加飾部材のうち、リアバンパの後壁と一対の側壁との境界をそれぞれ跨いでいる部分の曲率半径は、境界の曲率半径よりも小さい。このように第1加飾部材は、リアバンパの後壁と一対の側壁との境界すなわちリアバンパの角部を跨いでいる。つまり、第1加飾部材がリアバンパの角部を覆っているため、車両後端の角部は、第1加飾部材によって形成されることになる。このため上記構成では、リアバンパの角部の形状に依存することなく、第1加飾部材によって車両後端の形状を形成でき、意匠の自由度を高めることができる。さらに第1加飾部材のうちリアバンパの角部を覆う部分の曲率半径が、リアバンパの角部の曲率半径よりも小さいので、車両後端の角部での空気抵抗を小さくして、空力性能を高めることができる。
上記の意匠部材はさらに、一対の第1加飾部材の各々の外周に沿って所定間隔を空けて配置されリアバンパに向かって突出した複数の係止部を有し、リアバンパはさらに、係止部に対応する位置に設けられ係止部が挿入されて固定される複数の固定孔を有する。
上記構成では、第1加飾部材の外周に複数の係止部を形成し、リアバンパに係止部に対応する複数の固定孔を形成している。このため、第1加飾部材が変形し易い形状であっても、その外周の係止部をリアバンパの固定孔に挿入し固定することにより、位置決めを確実に行い、リアバンパに第1加飾部材を取り付ける際の作業性の低下を防止できる。さらに、組付け後の第1加飾部材およびリアバンパの変形を抑えることができ、熱や経年によって見栄えが損なわれることも防止できる。
上記のリアバンパの一対の側壁の各々は、後壁との境界から車両前方にゆくほど車幅方向外側に傾斜する傾斜面を形成していて、傾斜面の前端で屈曲して車幅方向外側に延び、さらに屈曲して車両前方に延びていて、傾斜面の前端には、複数の固定孔のうち1つ以上が形成されている。
上記構成では、リアバンパの側壁には、後壁との境界から車両前方にゆくほど車幅方向外側に傾斜する傾斜面が形成されている。このため、リアバンパの側壁に第1加飾部材を取り付ける場合、この傾斜面は、第1加飾部材の係止部を案内するガイドとして機能する。
ここでリアバンパの側壁に第1加飾部材を取り付ける場合について説明する。この場合、第1加飾部材の係止部を側壁の傾斜面に沿わせながら車両前側に押し付けると、第1加飾部材の係止部は、傾斜面の前端に到達する。リアバンパの側壁は、傾斜面の前端から車幅方向外側に屈曲している。このため、第1加飾部材の係止部は、傾斜面の前端で確実に止められる。そして傾斜面の前端には係止部を固定する固定孔が形成されている。このため、リアバンパの側壁に第1加飾部材を取り付ける場合、第1加飾部材の係止部を、側壁の傾斜面の前端に形成された固定孔まで確実に案内し固定できる。
したがって上記構成によれば、リアバンパの側壁に対して第1加飾部材の位置合わせを確実に行うことができる。さらに、第1加飾部材の係止部は、傾斜面の前端で確実に止められるため、傾斜面の前端を通り過ぎてさらに車両前方まで移動することがなく、リアバンパの意匠面を傷付けることがない。
上記のリアバンパはさらに、後壁のうち一対の後方警戒用部品が固定された箇所の周囲のうち車両下側に車両前後方向の段差を形成している一対の段差部を有する。このようにリアバンパの後壁は、一対の後方警戒用部品の固定箇所の周囲のうち、車両下側に一対の段差部を有している。このため、リアバンパの後壁の剛性が高められ、さらに段差部によって後突に伴う荷重を分散できる。したがって上記構成によれば、後突時に後方警戒用部品の固定箇所が破損することを低減できる。
上記のリアバンパはさらに、後壁から上下に張り出していて車体の後端に固定される上側固定部および下側固定部と、後壁に形成され一対の段差部よりも車幅方向外側に位置していて第1加飾部材で覆われ第1加飾部材に向かって隆起した凸形状部と、凸形状部の車幅方向内側に一対の段差部を介して隣接していて第1加飾部材で覆われ第1加飾部材から遠ざかるように凹んだ凹形状部とを有し、凸形状部は、後方警戒用部品の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を連続して囲うように隆起していて、上側固定部および下側固定部は、凸形状部に車両上下方向で重なっている。
このようにリアバンパの後壁に、後方警戒用部品の周囲のうち三方を囲むように隆起した凸形状部を形成したので、リアバンパの剛性を高めることができる。またリアバンパの後壁では、段差部を挟んで凸形状部と凹形状部とが車幅方向に隣接しているので、さらに剛性を高めることができる。さらに上側固定部および下側固定部は、剛性の高い後壁の凸形状部に車両上下方向で重なっているため、車体とリアバンパの固定強度も高めることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両用リアバンパ構造100の外観を示す図である。図1(a)は、車両用リアバンパ構造100を斜め後側から見た状態を示す図である。図1(b)は、図1(a)の車両用リアバンパ構造100の分解図である。なお以下各図において、車両前後方向をそれぞれ矢印Front、Back、車幅方向の左右をそれぞれ矢印Left、Right、車両上下方向をそれぞれ矢印Up、Downで例示する。
車両用リアバンパ構造100は、リアバンパ102と、意匠部材104と、所定の一対の後方警戒用部品106、108とを備える。後方警戒用部品106、108は、一例としてリフレクタやバックソナーなどであって、図示のようにリアバンパ102に車幅方向に間隔を空けて固定されている。また、後方警戒用部品106、108は、軽微な後突時などに破損することがないように保護する必要がある。
リアバンパ102は、成形金型などを用いて一体成形された樹脂製の部材であって、車体の後端110に取り付けられ車幅方向に延びている。リアバンパ102は、後方警戒用部品106、108が固定された後壁112と、この後壁112の車幅方向の両端から車両前側に向かって延びる一対の側壁114、116とを有する。
意匠部材104は、リアバンパ102に車両後側から取り付けられる加飾部材であって、例えば商品価値を高めるために所定の意匠を形成する。意匠部材104は、一対の第1加飾部材(サイドガーニッシュ118、120)と、第2加飾部材(センターガーニッシュ122)とを備える。
一対のサイドガーニッシュ118、120は、一対の後方警戒用部品106、108の周囲をそれぞれ囲っていて、リアバンパ102の後壁112と一対の側壁114、116との境界をそれぞれ跨いでいる。この境界は、リアバンパ102の左側角部124(図2(b)参照)である。なおリアバンパ102の右側角部は、図示を省略するが、左側角部124と同様の曲率半径を有する。
一対のサイドガーニッシュ118、120は、図1(b)に示すように車幅方向中央側が開放されたU字状に形成されていて、上側部位126、128、車幅方向外側部位130、132および下側部位134、136を有し、これら各部位が連続している。また上側部位126、128、車幅方向外側部位130、132および下側部位134、136は、図1(a)に示すリアバンパ102に取り付けられた状態で、一対の後方警戒用部品106、108の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を連続して囲っている。
センターガーニッシュ122は、一対のサイドガーニッシュ118、120のうち、一対の後方警戒用部品106、108の上側を囲っている上側部分126、128同士を連結している。このような一対のサイドガーニッシュ118、120およびセンターガーニッシュ122を有する意匠部材104は、リアバンパ102に取り付けられ車両後方から見て、一対の後方警戒用部品106、108の周囲のうち三方を連続して囲う形状となっている。
なお一対の後方警戒用部品106、108は、リアバンパ102の後壁112のうち意匠部材104で覆われていない車幅方向に長手の中央部135の両端に固定されている。また中央部135の両端は、図示のように後方警戒用部品106、108が固定されていない箇所よりも上下方向の幅が大きくなっている。さらにリアバンパ102の後壁112のうち、中央部135の車両下側には、中央部135よりも車両前側に凹んだライセンスプレート固定部137が設けられている。ここで上記の各部材は、図示のように車幅方向中央を基準にして対称構造となっている。このため、以下では車両用リアバンパ構造100の車幅方向左側の構造について主に説明する。
図2は、図1(a)の車両用リアバンパ構造100を別の方向から見た状態を示す図である。図2(a)は、車両用リアバンパ構造100を車両後側から見た状態を示す図である。図2(b)は、車両用リアバンパ構造100の車幅方向左側の構造を上方から見た状態を示す図である。
リアバンパ102はさらに、天壁138(図1(b)参照)を有する。天壁138は、図1(b)に示すように、リアバンパ102の一対の側壁114、116の上端140、142同士を後壁112の上端144に沿ってつないでいる。このようにして天壁138は、図2(a)に示すように車体のバックドア開口146の下端148を形成している。
また、センターガーニッシュ122は、リアバンパ102の後壁112と天壁138との境界を跨いでいて、図2(b)に示すように上方から見て上壁150が天壁138に重なっている。
ここで車体のバックドア開口146を通して荷物などを出し入れした場合、リアバンパ102は、バックドア開口146の下端148から荷重を受ける。これに対してセンターガーニッシュ122は、リアバンパ102の後壁112と天壁138とを跨いで上方から見て天壁138に重なっていて、バックドア開口146の下端148を形成している天壁138を覆っている。
このため、センターガーニッシュ122は、荷物の出し入れ時にバックドア開口146の下端148から荷重を受けると弾性変形してこれを吸収できる。またセンターガーニッシュ122は、吸収した荷重をリアバンパ102の天壁138および後壁112にも伝達し分散させることができる。したがって、車体のバックドア開口146を通して荷物などを出し入れした場合に、リアバンパ102とセンターガーニッシュ122が破損すること防止できる。さらに、センターガーニッシュ122がバックドア開口146の下端148を覆っているので、荷物の出し入れ時などに車体が傷付くことも防止できる。
またセンターガーニッシュ122は、図2(a)に示す車幅方向の寸法Laが、車体のバックドア開口146の下端148の車幅方向の寸法Lb、さらにはバックドア開口146の車幅方向の寸法Lcよりも長く形成されている。このため、センターガーニッシュ122は、荷物の出し入れ時にバックドア開口146の下端148の全体を確実に保護できる。
図1および図2(b)に示すように、サイドガーニッシュ118は、縦壁152を有する。縦壁152は、車両側方から見てリアバンパ102の側壁114と重なっていて、車両前側に向かって延びている。さらに縦壁152の一部は、図1(a)に示すようにリアバンパ102の後壁112のうち、後方警戒用部品106が固定された箇所と高さが等しくなっている。
またサイドガーニッシュ118は、図2(b)に示すように、縦壁152と車幅方向外側部位130によって、リアバンパ102の左側角部124を跨いでいて、左側角部124を覆っている。このため、サイドガーニッシュ118は、縦壁152と車幅方向外側部位130によって、リアバンパ102の左側角部124の形状に依存することなく、車両後端の角部154を形成でき、意匠の自由度を高めることができる。
さらに図2(b)に示すように、サイドガーニッシュ118により形成された車両後端の角部154の曲率半径は、リアバンパ102の左側角部124の曲率半径よりも小さい。このため、車両後端の角部154での空気抵抗を小さくして、空力性能を高めることができる。
図3は、図1(b)の車両用リアバンパ構造100の要部を拡大して示す図である。図3(a)は、リアバンパ102の車幅方向左側を示す図である。なお図3(a)には、図2(a)の各切断線に対応する位置にA−A線、B−B線およびC−C線を示している。図3(b)は、サイドガーニッシュ118を斜め前側から見た状態を示す図である。
サイドガーニッシュ118は、図3(b)に示す複数の係止部156a〜156mを有する。係止部156a〜156mは、サイドガーニッシュ118の外周に沿って所定間隔を空けて配置されていて、リアバンパ102に向かって突出している。リアバンパ102は、図3(a)に示す複数の固定孔158a〜158mを有する。固定孔158a〜158mは、係止部156a〜156mに対応する位置に設けられ、係止部156a〜156mが挿入されて固定される。
リアバンパ102はさらに、図3(a)に示す段差部160と、上側固定部162および下側固定部164と、凸形状部166と、凹形状部168とを有する。段差部160は、後壁112のうち後方警戒用部品106が固定された箇所の周囲のうち車両下側に車両前後方向の段差を形成している。また、段差は車両上下方向に延びている。このため、リアバンパ102の後壁112の剛性が高められ、さらに段差部160によって後突に伴う荷重を車両上下方向に分散できる。
凸形状部166は、後壁112に形成され、段差部160よりも車幅方向外側に位置している。また凸形状部166は、サイドガーニッシュ118で覆われ、さらにサイドガーニッシュ118に向かって隆起している。具体的には、凸形状部166は、後方警戒用部品106の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を連続して囲うように隆起している。
凹形状部168は、凸形状部166の車幅方向内側に段差部160を介して隣接している。また凹形状部168は、サイドガーニッシュ118で覆われ、さらにサイドガーニッシュ118から遠ざかるように凹んでいる。
上側固定部162および下側固定部164は、後壁112から上下に張り出していて車体の後端110(図2(a)参照)に固定される部位である。また上側固定部162および下側固定部164は、凸形状部166に車両上下方向で重なっている。
このようにリアバンパ102の後壁112に、後方警戒用部品106の周囲のうち三方を囲むように隆起した凸形状部166を形成したので、リアバンパ102の剛性を高めることができる。またリアバンパ102の後壁112では、段差部160を挟んで凸形状部166と凹形状部168とが車幅方向に隣接しているので、さらに剛性を高めることができる。また上側固定部162および下側固定部164は、剛性の高い後壁112の凸形状部166に車両上下方向で重なっているため、車体とリアバンパ102の固定強度も高めることができる。
図4は、図2(a)の車両用リアバンパ構造100のA−A断面図である。なお図4(b)は、図4(a)に示す車両用リアバンパ構造100のA−A断面の要部を拡大して示す図である。図5は、図2(a)の車両用リアバンパ構造100のB−B断面図である。
リアバンパ102の側壁114は、傾斜面170(図3(a)参照)を有する。傾斜面170は、図4(a)に示すように、後壁112との境界から車両前方にゆくほど車幅方向外側に傾斜している。そしてリアバンパ102の側壁114は、図4(b)に示すように、傾斜面170の前端172で屈曲して車幅方向外側に延び、さらに屈曲して車両前方に延びている。また傾斜面170の前端172には、固定孔158aが形成されている。
ここでリアバンパ102の側壁114にサイドガーニッシュ118を取り付ける場合について説明する。図4(b)に示すように、まず、サイドガーニッシュ118の係止部156aを側壁114の傾斜面170に沿わせながら車両前側に押し付ける。これにより、サイドガーニッシュ118の係止部156aは、傾斜面170の前端172に到達する。
リアバンパ102の側壁114は、傾斜面170の前端172から車幅方向外側に屈曲している。このため、サイドガーニッシュ118の係止部156aは、傾斜面170の前端172で確実に止められる。さらに傾斜面170の前端172には係止部156aを固定する固定孔158aが形成されている。
このため、リアバンパ102の側壁114にサイドガーニッシュ118を取り付ける場合、サイドガーニッシュ118の係止部156aを、側壁114の傾斜面170の前端172に形成された固定孔158aまで確実に案内し固定できる。したがって、リアバンパ102の側壁114に対してサイドガーニッシュ118の位置合わせを確実に行うことができる。さらに、サイドガーニッシュ118の係止部156aは、傾斜面170の前端172で確実に止められるため、傾斜面170の前端172を通り過ぎてさらに車両前方まで移動することがない。このため、サイドガーニッシュ118の係止部156aは、リアバンパ102の意匠面を傷付けることがない。
また図5(a)に示すリアバンパ102にサイドガーニッシュ118を取り付けた状態では、サイドガーニッシュ118の下側部位134に位置する係止部156iは、リヤバ102に形成された固定孔158iに挿入され固定される。なお他の係止部156b〜156h、156j〜156mも同様に、固定孔158b〜158h、158j〜158mに挿入され固定される。このようにして、リアバンパ102にサイドガーニッシュ118を確実に取り付けることができる。
したがって車両用リアバンパ構造100では、サイドガーニッシュ118が変形し易い形状であっても、その外周の係止部156a〜156mをリアバンパ102の固定孔158a〜158mに挿入し固定することにより、位置決めを確実に行うことができる。これにより、リアバンパ102にサイドガーニッシュ118を取り付ける際の作業性の低下を防止できる。さらに、組付け後のサイドガーニッシュ118およびリアバンパ102の変形を抑えることができ、熱や経年によって見栄えが損なわれることも防止できる。
図6は、図2(a)の車両用リアバンパ構造100のC−C断面図である。サイドガーニッシュ118およびセンターガーニッシュ122は、図中の点線Dに示すように、後方警戒用部品106よりも車両後方に突出している。なお図示は省略するが、サイドガーニッシュ120も同様に、後方警戒用部品108よりも車両後方に突出している。すなわち車両用リアバンパ構造100では、サイドガーニッシュ118、120およびセンターガーニッシュ122を有する意匠部材104が、後方警戒用部品106、108よりも車両後方に突出している。
本実施例の車両用リアバンパ構造100では、図1に示すようにリアバンパ102に車幅方向に間隔を空けて固定した一対の後方警戒用部品106、108の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を、意匠部材104で連続して囲っている。そして、車幅方向に離間した一対のサイドガーニッシュ118、120は、後方警戒用部品106、108の周囲のうち三方を連続して囲う形状すなわち車幅方向中央側が開放されたU字状に形成されている。さらに意匠部材104は、一対のサイドガーニッシュ118、120同士をセンターガーニッシュ122で連結することで形成されている。したがって車両用リアバンパ構造100では、リアバンパ102に意匠部材104に取り付ける場合、車幅方向の組み付け誤差や部品公差を吸収しやすく、組み付け性を向上できる。
また車両用リアバンパ構造100では、このような意匠部材104をリアバンパ102に取り付けることで、リアバンパ102の車幅方向外側の側壁114、116での強度や剛性が、車幅方向中央側の中央部135に比べて高くなる。このため、リアバンパ102は、側壁114、116が変形し難く、中央部135が変形し易くなる。またU字状のサイドガーニッシュ118、120は、後方警戒用部品106、108の上下に離間して車幅方向に延びる上側部位126、128および下側部位134、136を有している。このため、リアバンパ102の中央部135は、特に車幅方向を軸としたねじれ方向に変形可能となる。
したがって車両用リアバンパ構造100では、リアバンパ102の側壁114、116の下側に軽微衝突が発生した際、側壁114、116への衝撃を中央部135が変形することによって分散できるため、側壁114、116の破損を防止できる。
さらに車両用リアバンパ構造100では、図6に示すように意匠部材104が後方警戒用部品106、108よりも車両後方に突出している。このため車両用リアバンパ構造100では、後突時には、後方警戒用部品106、108よりも先に意匠部材104が衝突することになる。
このように車両用リアバンパ構造100では、意匠部材104が後方警戒用部品106、108の周囲のうち三方を囲んでいてさらに後方警戒用部品106、108よりも車両後方に突出している、という簡素な構造を有する。これにより車両用リアバンパ構造100によれば、軽微な後突時などに意匠部材104によって後方警戒用部品106、108を保護できる。また車両用リアバンパ構造100では、後突などで意匠部材104が傷付いた場合には、リアバンパ102から意匠部材104を取り外して交換すればよく、リアバンパ102ごと交換する必要がない。
また車両用リアバンパ構造100では、車幅方向に離間した一対のサイドガーニッシュ118、120同士をセンターガーニッシュ122で連結することで意匠部材104が形成され、この意匠部材104によって後方警戒用部品106、108を保護している。このため車両用リアバンパ構造100では、サイドガーニッシュ118、120の一方に後突が起こったとき、後突に伴う荷重は、センターガーニッシュ122さらにはサイドガーニッシュ118、120の他方にも伝達され、リアバンパ102全体に分散される。したがって車両用リアバンパ構造100によれば、後突時に後方警戒用部品106、108を保護できるだけでなく、車両用リアバンパ構造100自体が破損することも低減できる。
また車両用リアバンパ構造100では、サイドガーニッシュ118の縦壁152は、車両前側に向かって延びているだけでなく、リアバンパ102の後壁122のうち、後方警戒用部品106の固定箇所と高さが等しい。したがって車両用リアバンパ構造100では、後突に伴う荷重を車両前方に分散でき、さらに後方警戒用部品106の固定箇所が破損することを低減できる。
さらにサイドガーニッシュ118の縦壁152は、リアバンパ102の側壁114に結合されている。このため、後突に伴う荷重は、サイドガーニッシュ118の縦壁152に伝達されて車両前方に分散され、さらに縦壁152を介してリアバンパ102の側壁114にまで分散される。したがって車両用リアバンパ構造100では、後突時に車両用リアバンパ構造100自体が破損することも低減できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用リアバンパ構造に利用することができる。
100…車両用リアバンパ構造、102…リアバンパ、104…意匠部材、106、108…後方警戒用部品、110…車体の後端、112…リアバンパの後壁、114、116…リアバンパの一対の側壁、118、120…サイドガーニッシュ、122…センターガーニッシュ、124…リアバンパの左側角部、126、128…サイドガーニッシュの上側部位、130、132…サイドガーニッシュの車幅方向外側部位、134、136…サイドガーニッシュの下側部位、135…後壁の中央部、137…ライセンスプレート固定部、138…リアバンパの天壁、140、142…一対の側壁の上端、144…後壁の上端、146…バックドア開口、148…バックドア開口の下端、150…センターガーニッシュの上壁、152…サイドガーニッシュの縦壁、154…車両後端の角部、156a〜156m…サイドガーニッシュの係止部、158a〜158m…リアバンパの固定孔、160…段差部、162…上側固定部、164…下側固定部、166…凸形状部、168…凹形状部、170…側壁の傾斜面、172…傾斜面の前端

Claims (10)

  1. 車体の後端に取り付けられ車幅方向に延びるリアバンパを備える車両用リアバンパ構造において、
    前記リアバンパに車幅方向に間隔を空けて固定された所定の一対の後方警戒用部品と、
    前記リアバンパに取り付けられ車両後方から見て前記一対の後方警戒用部品の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を連続して囲っている意匠部材とを備え、
    前記意匠部材は、前記後方警戒用部品よりも車両後方に突出していることを特徴とする車両用リアバンパ構造。
  2. 前記リアバンパは、前記後方警戒用部品が固定された後壁と、該後壁の車幅方向の両端から車両前側に向かって延びる一対の側壁とを有し、
    前記意匠部材は、
    前記一対の後方警戒用部品の周囲をそれぞれ囲っていて前記リアバンパの後壁と一対の側壁との境界をそれぞれ跨いでいる一対の第1加飾部材と、
    前記一対の第1加飾部材のうち前記一対の後方警戒用部品の上側を囲っている部分同士を連結する第2加飾部材とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用リアバンパ構造。
  3. 前記一対の第1加飾部材の各々は、車両側方から見て前記リアバンパの側壁と重なっている縦壁を有し、
    前記縦壁は、前記リアバンパの側壁に結合されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用リアバンパ構造。
  4. 前記リアバンパはさらに、前記一対の側壁の上端同士を前記後壁の上端に沿ってつないでいて車体のバックドア開口の下端を形成している天壁を有し、
    前記意匠部材の第2加飾部材は、前記リアバンパの後壁と天壁との境界を跨いでいて上方から見て該天壁に重なっていることを特徴とする請求項2または3に記載の車両用リアバンパ構造。
  5. 前記意匠部材の一対の第1加飾部材の縦壁は、前記リアバンパの後壁のうち前記一対の後方警戒用部品が固定された箇所と高さが等しいことを特徴とする請求項3または4に記載の車両用リアバンパ構造。
  6. 前記意匠部材の一対の第1加飾部材のうち、前記リアバンパの後壁と一対の側壁との境界をそれぞれ跨いでいる部分の曲率半径は、前記境界の曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の車両用リアバンパ構造。
  7. 前記意匠部材はさらに、前記一対の第1加飾部材の各々の外周に沿って所定間隔を空けて配置され前記リアバンパに向かって突出した複数の係止部を有し、
    前記リアバンパはさらに、前記係止部に対応する位置に設けられ該係止部が挿入されて固定される複数の固定孔を有することを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の車両用リアバンパ構造。
  8. 前記リアバンパの一対の側壁の各々は、前記後壁との境界から車両前方にゆくほど車幅方向外側に傾斜する傾斜面を形成していて、該傾斜面の前端で屈曲して車幅方向外側に延び、さらに屈曲して車両前方に延びていて、
    前記傾斜面の前端には、前記複数の固定孔のうち1つ以上が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用リアバンパ構造。
  9. 前記リアバンパはさらに、前記後壁のうち前記一対の後方警戒用部品が固定された箇所の周囲のうち車両下側に車両前後方向の段差を形成している一対の段差部を有することを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載の車両用リアバンパ構造。
  10. 前記リアバンパはさらに、
    前記後壁から上下に張り出していて車体の後端に固定される上側固定部および下側固定部と、
    前記後壁に形成され前記一対の段差部よりも車幅方向外側に位置していて前記第1加飾部材で覆われ該第1加飾部材に向かって隆起した凸形状部と、
    前記凸形状部の車幅方向内側に前記一対の段差部を介して隣接していて前記第1加飾部材で覆われ該第1加飾部材から遠ざかるように凹んだ凹形状部とを有し、
    前記凸形状部は、前記後方警戒用部品の周囲のうち上側、車幅方向外側および下側を連続して囲うように隆起していて、
    前記上側固定部および下側固定部は、前記凸形状部に車両上下方向で重なっていることを特徴とする請求項9に記載の車両用リアバンパ構造。
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