JP6996371B2 - 電池パック取付け構造 - Google Patents
電池パック取付け構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6996371B2 JP6996371B2 JP2018050686A JP2018050686A JP6996371B2 JP 6996371 B2 JP6996371 B2 JP 6996371B2 JP 2018050686 A JP2018050686 A JP 2018050686A JP 2018050686 A JP2018050686 A JP 2018050686A JP 6996371 B2 JP6996371 B2 JP 6996371B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery pack
- housing
- fixing member
- floor panel
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
筐体の高さが高い場合など、筐体のサイズによっては、筐体が回転したときに筐体が電池パックに接触してしまい電池パックが変形するおそれがある。
(1) フロアパネルと、
前記フロアパネルの上側または下側に配置され前記フロアパネルに固定部材を介して固定される電池パックと、
前記フロアパネルの上側と下側のうち前記電池パックと同じ側に配置され前記フロアパネルに前記固定部材を介して固定される筐体と、
を有し、
前記固定部材は、前記筐体よりも前記電池パックに近い位置にあり前記フロアパネルに締結固定される電池パック側締結部と、前記電池パックよりも前記筐体に近い位置にあり前記フロアパネルに締結固定される筐体側締結部と、を有しており、さらに、前記電池パック側締結部と前記筐体側締結部との間に、前記フロアパネルの変形を伴う衝突時であって前記筐体が前記電池パックに近づく方向の荷重が入力された時に、変形して前記筐体の前記電池パック側の面に接触する変形部を有する、電池パック取付け構造。
(i)固定部材が、フロアパネルの変形を伴う衝突時であって筐体が電池パックに近づく方向の荷重が入力された時に、変形して筐体の電池パック側の面に接触する変形部を有するため、衝突エネルギーの少なくとも一部が変形部の変形に費やされる。よって、電池パックに伝わる衝突時の衝撃を低減させることができる。
(ii)また、変形部が筐体に接触するため、変形部にて筐体の電池パックに接近する方向への移動が抑えられる。そのため、筐体が電池パックに接触してしまうことを抑制できる。
上記(i)、(ii)により、電池パックの変形を抑制できる。
本発明実施例の電池パック取付け構造(以下、単に取付け構造ともいう)10は、図1に示すように、車両のフロアパネル20と、電池パック30と、筐体40と、固定部材50と、を有する。なお、車両は、エンジンとモータとにより走行するハイブリッド自動車であってもよく、モータのみにより走行する電気自動車であってもよい。
(a)筐体40の車両前側面40aは、第1電池パック31の車両前側面31aよりも車両前側にある。
(b)筐体40の車両後側面40bは、第2電池パック32の車両前側面32aに車両前後方向に対向する位置にあり、第1電池パック31の車両後側面31bよりも車両前側にある。
(c)筐体40の車両幅方向内側面40cは、第1電池パック31の車両幅方向外側面31cに車両幅方向に対向する位置にあり、第2電池パック32の車両幅方向外側面32bより車両幅方向内側にある。
(d)筐体40の車両幅方向外側面40dは、第2電池パック32の車両幅方向外側面32bよりも車両幅方向外側にある。
図2(a)、図3(a)に示すように、第1固定部材51、第2固定部材52のいずれにおいても、変形部55は、変形しておらず電池パック30と筐体40のいずれにも接触していない。
(ii-1)筐体40の車両幅方向外側(横)で衝突が発生したとき
第1固定部材51に、車両幅方向外側から車両幅方向中央側への荷重(筐体40が第1電池パック31に車両幅方向外側から近づく方向の荷重)が入力される。すると、図2(b)に示すように、凸曲がり部55aの角度Aが衝突が生じていない通常時における角度A1(図2(a))よりも小となり、かつ、凹曲がり部55bの角度Bが衝突が生じていない通常時における角度B1(図2(a))よりも小となるように、第1固定部材51の変形部55が変形する。また、この第1固定部材51の変形部55の変形に応じて筐体40が車両幅方向中央側(第1電池パック31に接近する方向)へ移動する。第1固定部材51の変形部55が筐体40の車両幅方向内側面40cに接触するまで第1固定部材51の変形部55が変形し筐体40が移動したとき、筐体40のそれ以上の車両幅方向中央側(第1電池パック31に接近する方向)への移動が、第1固定部材51の変形部55により抑制される。なお、第1固定部材51の変形部55は、変形後にあっても第1電池パック31から離れた位置にあり第1電池パック31には接触していない。
第2固定部材52に車両後側成分を有する衝突荷重(筐体40が第2電池パック32に車両前側から近づく方向の荷重)が入力される。すると、図3(b)に示すように、凸曲がり部55aの角度Cが衝突が生じていない通常時における角度C1(図3(a))よりも小となり、かつ、凹曲がり部55bの角度Dが衝突が生じていない通常時における角度D1(図3(a))よりも小となるように、第2固定部材52の変形部55が変形する。また、この第2固定部材52の変形部55の変形に応じて筐体40が車両後側(第2電池パック32に接近する方向)へ移動する。第2固定部材52の変形部55が筐体40の車両後側面40bに接触するまで第2固定部材52の変形部55が変形し筐体40が移動したとき、筐体40のそれ以上の車両後側(第2電池パック32に接近する方向)への移動が、第2固定部材52の変形部55により抑制される。なお、第2固定部材52の変形部55は、変形後にあっても第2電池パック32から離れた位置にあり第2電池パック32には接触していない。
(i)固定部材50が、フロアパネル20の変形を伴う衝突時であって筐体40が電池パック30に近づく方向の荷重が入力された時に、変形して筐体40の電池パック30側の面(車両幅方向内側面40cまたは車両後側面40b)に接触する変形部55を有するため、衝突エネルギーの少なくとも一部が変形部55の変形に費やされる。よって、電池パック30に伝わる衝突時の衝撃を低減させることができる。
(ii)また、変形部55が筐体40に接触するため、変形部55にて筐体40の電池パック30に接近する方向への移動が抑えられる。そのため、筐体40が電池パック30に接触してしまうことを抑制できる。
上記(i)、(ii)により、電池パック30の変形を抑制できる。
本発明実施例1では、図2または図3に示すように、電池パック30が筐体40よりも上方位置に配置されている。すなわち、電池パック30と筐体40は段差のある箇所に設置されている。固定部材50の変形部55の凹曲がり部55bは、凸曲がり部55aと筐体側締結部54との間にのみ設けられており、凸曲がり部55aと電池パック側締結部53との間には設けられていない。そのため固定部材50は側面視で「Z」字形状となっている。
本発明実施例2では、電池パック30と筐体40が同一高さ位置(同一平面)に配置されている。固定部材50の変形部55の凹曲がり部55bは、凸曲がり部55aと電池パック側締結部53との間と、凸曲がり部55aと筐体側締結部54との間と、の両方に設けられている。そのため、固定部材50は側面視で下方に開放する「V」字形状または「U」字形状となっている。
20 フロアパネル
21 トンネル部
22 一般部
30 電池パック
31 第1電池パック
32 第2電池パック
40 筐体
50 固定部材
51 第1固定部材
51a 前側第1固定部材
51b 後側第1固定部材
52 第2固定部材
53 電池パック側締結部
54 筐体側締結部
55 変形部
55a 凸曲がり部
55b 凹曲がり部
55c 連結部
60 取付けブラケット
70 ポール
L 直線
Claims (1)
- フロアパネルと、
前記フロアパネルの上側または下側に配置され前記フロアパネルに固定部材を介して固定される電池パックと、
前記フロアパネルの上側と下側のうち前記電池パックと同じ側に配置され前記フロアパネルに前記固定部材を介して固定される筐体と、
を有し、
前記固定部材は、前記筐体よりも前記電池パックに近い位置にあり前記フロアパネルに締結固定される電池パック側締結部と、前記電池パックよりも前記筐体に近い位置にあり前記フロアパネルに締結固定される筐体側締結部と、を有しており、さらに、前記電池パック側締結部と前記筐体側締結部との間に、前記フロアパネルの変形を伴う衝突時であって前記筐体が前記電池パックに近づく方向の荷重が入力された時に、変形して前記筐体の前記電池パック側の面に接触する変形部を有する、電池パック取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018050686A JP6996371B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | 電池パック取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018050686A JP6996371B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | 電池パック取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019162895A JP2019162895A (ja) | 2019-09-26 |
JP6996371B2 true JP6996371B2 (ja) | 2022-01-17 |
Family
ID=68064659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018050686A Active JP6996371B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | 電池パック取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6996371B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004017808A (ja) | 2002-06-17 | 2004-01-22 | Toyota Motor Corp | 車両用バッテリの周辺部品搭載構造 |
JP2013018430A (ja) | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の後部構造 |
JP2013086605A (ja) | 2011-10-17 | 2013-05-13 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両用の電池パックユニット |
WO2015019742A1 (ja) | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 日産自動車株式会社 | バッテリ車体取り付け構造 |
JP2017226347A (ja) | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 株式会社Subaru | 車載用バッテリー |
JP2019051805A (ja) | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 本田技研工業株式会社 | バッテリユニット |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2932133B2 (ja) * | 1993-03-19 | 1999-08-09 | トヨタ自動車株式会社 | 電気自動車の補機部品配置構造 |
JPH07101353A (ja) * | 1993-10-01 | 1995-04-18 | Toyota Motor Corp | 車両搭載機器取付構造 |
-
2018
- 2018-03-19 JP JP2018050686A patent/JP6996371B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004017808A (ja) | 2002-06-17 | 2004-01-22 | Toyota Motor Corp | 車両用バッテリの周辺部品搭載構造 |
JP2013018430A (ja) | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の後部構造 |
JP2013086605A (ja) | 2011-10-17 | 2013-05-13 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両用の電池パックユニット |
WO2015019742A1 (ja) | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 日産自動車株式会社 | バッテリ車体取り付け構造 |
JP2017226347A (ja) | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 株式会社Subaru | 車載用バッテリー |
JP2019051805A (ja) | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 本田技研工業株式会社 | バッテリユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019162895A (ja) | 2019-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3106373B1 (en) | Vehicle body bottom structure | |
KR100891890B1 (ko) | 차량용 문 구조 | |
US9248865B2 (en) | Vehicle body front structure | |
US8091941B2 (en) | Lower structure of vehicle body rear part | |
JP2009083687A (ja) | 自動車の前部構造 | |
JP6069937B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP6452044B2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JP6022598B2 (ja) | バルクヘッド上部クロスビームを備える自動車車両 | |
CN113460170A (zh) | 车辆的前部车身结构 | |
US7472948B2 (en) | Vehicle body structure | |
CN111152646B (zh) | 格栅开闭器 | |
US10676132B2 (en) | Suspension member | |
JP5321334B2 (ja) | 車両のカウル部構造 | |
JPH0930452A (ja) | 自動車用サイドシル補強構造 | |
US11292524B2 (en) | Vehicle lower portion structure | |
JP5212186B2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP6996371B2 (ja) | 電池パック取付け構造 | |
JP6136708B2 (ja) | 自動車のフェンダ支持構造 | |
KR102457625B1 (ko) | 자동차 몸체 구조물용 보강재 | |
JP6281556B2 (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JPH06171442A (ja) | バンパーの取付構造 | |
JP4471299B2 (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JP2003146248A (ja) | 車体構造 | |
JP5966895B2 (ja) | 自動車の脚払い構造 | |
JP2009029366A (ja) | 側面衝突性能を強化させた自動車用ドア |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211116 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211129 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6996371 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |