JP2022136565A - 車両のリヤピラー構造 - Google Patents
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Abstract
Description
即ち、本発明に係る車両のリヤピラー構造は、リヤピラー(例えば、実施形態のリヤピラー5)の車室内側に配置されるリヤピラーインナ(例えば、実施形態のリヤピラーインナ10)と、前記リヤピラーインナに固定されて、シートベルトアンカー(例えば、実施形態のシートベルトアンカー14)を支持するアンカー支持部材(例えば、実施形態のアンカー支持部材15)と、前記リヤピラーインナを補強するピラー補強部材と、を備え、前記リヤピラーインナは、前記アンカー支持部材が固定されるベース壁(例えば、実施形態のベース壁18)と、前記ベース壁に屈曲して連なる屈曲壁(例えば、実施形態の屈曲壁19)と、を有し、前記ピラー補強部材は、前記リヤピラーインナの前記屈曲壁に沿って延在し、前記リヤピラーインナの少なくとも前記屈曲壁を跨ぐ前後位置に結合される第1補強プレート(例えば、実施形態のリヤピラーバルクヘッド11)と、前記第1補強プレートに結合されて、前記第1補強プレートとともに前記屈曲壁を補強する閉断面を形成する第2補強プレート(例えば、実施形態のリヤピラースチフナ12)と、を有することを特徴とする。
図1に示すように、車両1の側部には、図示しないフロントドアが開閉可能に配置される前側ドア開口2と、図示しないリヤドアがスライド開閉可能に配置される後側ドア開口3が形成されている。また、車両1の側部の後側ドア開口3の後方側には、クォータウィンドウ4が形成されている。クォータウィンドウ4の後方には、前後幅の広いリヤピラー5が配置されている。車体後部には、図示しないテールゲートが開閉可能に配置されるテールゲート開口6が形成されている。また、リヤピラー5の上部には、車両1の側部で車両前後方向に沿って延出するルーフサイドレール7が連結されている。
以下では、リヤピラー5の詳細構造について説明するが、リヤピラー5は、車体左右の同じ位置に同構造のものが夫々設けられている。このため、以下では、車体左側に配置されるリヤピラー5について図面を参照して説明し、車体右側に配置されるリヤピラーについては説明を省略する。
リヤピラー5は、図4に示すように、リヤピラー5の車室内側に配置される金属製のプレート材であるリヤピラーインナ10と、リヤピラーインナ10の車幅方向外側に接合されて、リヤピラーインナ10を補強するリヤピラーバルクヘッド11(第1補強プレート)、及び、リヤピラースチフナ12(第2補強プレート)と、リヤピラーインナ10とリヤピラースチフナ12の車幅方向外側に配置されて、車両側部のほぼ全域を覆うアウトサイドパネル13と、を主要素として構成されている。リヤピラーバルクヘッド11とリヤピラースチフナ12は、いずれも金属製のプレート材によって形成されている。リヤピラーインナ10の前縁部はアウトサイドパネル13に接合されて、アウトサイドパネル13とともにクォータウィンドウ4の後縁部を形成している。
リヤピラーインナ10には、アンカー支持部材15(図3,図4参照)が固定されている。アンカー支持部材15は、図1に示す車両1の最後列の座席用のシートベルト装置のシートベルトアンカー14(ショルダーアンカー)を支持する。アンカー支持部材15は、例えば、図1~図3に示すアンカーボルト16が締結されるナットによって構成されている。シートベルトアンカー14は、図示しないリトラクタから引き出されたシートベルト17(ウェビング)の上端側の折り返し部が挿通されるスルーアンカーであり、アンカーボルト16の軸部に回動可能に支持されている。
また、リヤピラースチフナ12の後方延出部30の端部は、リヤピラーインナ10の後方延出部21の端部に接合されている。
以上のように、本実施形態のリヤピラー構造は、リヤピラーインナ10の屈曲壁19を跨ぐ前後位置がリヤピラーバルクヘッド11に結合され、リヤピラーバルクヘッド11がリヤピラースチフナ12に結合されることによってリヤピラースチフナ12とともに閉断面CSを形成している。このため、リヤピラーインナ10の屈曲壁19を跨ぐ前後位置が剛性の高い閉断面CSによって支持される。したがって、本実施形態のリヤピラー構造を採用した場合には、シートベルト17からアンカー支持部材15を介してリヤピラーインナ10のベース壁18に引き出し荷重が入力されたときに、リヤピラーインナ10の屈曲壁19が開き方向に変形するのを剛性の高い閉断面CSによって抑制することができる。
5…リヤピラー
7…ルーフサイドレール
10…リヤピラーインナ
11…リヤピラーバルクヘッド(第1補強プレート)
12…リヤピラースチフナ(第2補強プレート)
14…シートベルトアンカー
15…アンカー支持部材
18…ベース壁
19…屈曲壁
23…荷重受け壁
25…第1接合フランジ
26…第2接合フランジ
29…端部フランジ
31…補強プレート(第3補強プレート)
40…補強プレート(第4補強プレート)
41…凹部
C1…三枚重ねの接合部
CS…閉断面
Claims (7)
- リヤピラーの車室内側に配置されるリヤピラーインナと、
前記リヤピラーインナに固定されて、シートベルトアンカーを支持するアンカー支持部材と、
前記リヤピラーインナを補強するピラー補強部材と、を備え、
前記リヤピラーインナは、
前記アンカー支持部材が固定されるベース壁と、
前記ベース壁に屈曲して連なる屈曲壁と、を有し、
前記ピラー補強部材は、
前記リヤピラーインナの前記屈曲壁に沿って延在し、前記リヤピラーインナの少なくとも前記屈曲壁を跨ぐ前後位置に結合される第1補強プレートと、
前記第1補強プレートに結合されて、前記第1補強プレートとともに前記屈曲壁を補強する閉断面を形成する第2補強プレートと、を有することを特徴とする車両のリヤピラー構造。 - 前記第1補強プレートは、前記リヤピラーインナの前記ベース壁に接合され、かつ、前記アンカー支持部材が固定される荷重受け壁を有することを特徴とする請求項1に記載の車両のリヤピラー構造。
- 前記第1補強プレートは、延在方向の端部に第1接合フランジを有し、
前記第2補強プレートは、前記第1接合フランジに接合される端部フランジを有し、
前記第1接合フランジと前記端部フランジは、前記リヤピラーインナのうちの前記屈曲壁を間に挟む前記ベース壁と逆側の部位に接合されていることを特徴とする請求項2に記載の車両のリヤピラー構造。 - 前記第1補強プレートの延在方向の端部には、前記第2補強プレートに接合される第2接合フランジが設けられ、
前記第2補強プレートの前記第2接合フランジとの接合部の裏面には第3補強プレートが接合され、
前記第2接合フランジは、前記第2補強プレートと前記第3補強プレートとともに三枚重ねの接合部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の車両のリヤピラー構造。 - 前記第1補強プレートの前記第2接合フランジは、車両の上下方向に沿って延在するとともに、前記アンカー支持部材の固定位置よりも上方まで延び、
前記第3補強プレートは、前記第2接合フランジの上端部に達する位置まで延び、前記第2補強プレートと前記第2接合フランジとに接合されていることを特徴とする請求項4に記載の車両のリヤピラー構造。 - 前記リヤピラーインナの上部は、車両前後方向に延びるルーフサイドレールに結合され、
前記第1補強プレートの上端部は、車両の高さ方向で、前記ルーフサイドレールの下端まで延在していることを特徴とする請求項5に記載の車両のリヤピラー構造。 - 前記第1補強プレートの前記荷重受け壁には、第4補強プレートが接合され、
前記アンカー支持部材は、前記リヤピラーインナの前記ベース壁と、前記第2補強プレートの前記荷重受け壁と、前記第4補強プレートとを貫通して設けられ、
前記第4補強プレートは、前記アンカー支持部材の一部を収容して当該アンカー支持部材の変位を規制する凹部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の車両のリヤピラー構造。
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