JP7220800B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体構造に関する。
本願は、2019年10月4日に出願された日本国特願2019-183601号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
車体構造は、ルーフサイドレールが車体上部の側方において車体前後方向に延設され、サイドシルが車体下部の側方において車体前後方向に延設され、サイドシルおよびルーフサイドレールにセンタピラーが接合されている(例えば、特許文献1参照)。
側面衝突によりセンタピラーに衝突荷重が入力した際に、入力した衝突荷重がセンタピラーの下端部を経てサイドシルに伝達され、センタピラーの上端部を経てルーフサイドレールに伝達される。
ルーフサイドレールにはルーフアーチが接合され、ルーフアーチが車幅方向に延びている。よって、ルーフサイドレールに伝達された衝突荷重は、ルーフサイドレールを経てルーフアーチに伝達される。
独国特許出願公開第102016118366号明細書
ここで、センタピラーはベルトラインより上方では室内側に湾曲するとともに、前後の窓ガラスを広くするため細幅化されている。側面衝突によりセンタピラーに入力した衝突荷重を、ルーフサイドレールを経てルーフアーチに伝達することにより、ルーフアーチで衝突荷重を支えるが、センタピラーに入力した衝突荷重を、ルーフサイドレールを経てルーフアーチに効率よく伝達させる技術の実用化が望まれている。
本発明の態様は、側面衝突によりセンタピラーに入力する衝突荷重をルーフアーチに効率よく伝達できる車体構造を提供する。
(1)本発明に係る車体構造は、車体上方の側方で車体前後方向に延設され、内壁および外壁により中空閉断面が形成されたルーフサイドレールと、前記内壁のルーフアーチ連結部に接合されたルーフアーチと、前記ルーフサイドレールに上端部が接合され、下端部がサイドシルに接合されたセンタピラーと、を備えている車体構造において、前記外壁は、上下に設けられた第1の稜線および第2の稜線と、前記第2の稜線に設けられた凹部と、を有し、前記第1の稜線は、前記ルーフサイドレールに車体前後方向から入力する荷重を伝達可能に、前記ルーフサイドレールの前端から後端まで連続して延び、前記第2の稜線は、前記ルーフアーチ連結部に車体前後方向で一致する位置において、前記凹部を形成するように第1の稜線の側に凹む折曲部を有し、前記凹部に前記センタピラーの上端部が接合されている。
(1)の態様によれば、ルーフサイドレールに車体前後方向から入力する荷重を伝達可能に、第1の稜線をルーフサイドレールの前端から後端まで折曲部なく連続して延ばした。これにより、前面衝突や後面衝突による衝突荷重(荷重)を第1の稜線で伝達させて、衝突荷重をルーフサイドレールで支えることができる。
そして、第2の稜線のうち、ルーフアーチ連結部に一致する位置に折曲部を形成して、外壁に凹部を形成した。この凹部にセンタピラーの上端部を接合した。よって、センタピラーの上端部をルーフアーチに近い位置に配置できる。これにより、側面衝突によりセンタピラーに入力した衝突荷重を、センタピラーの上端部からルーフアーチに効率よく伝達でき、ルーフアーチへの伝達損失(伝達ロス)を減少できる。
(2)上記(1)の態様において、前記ルーフサイドレールの断面中心において、前記ルーフアーチの軸心と、前記センタピラーの軸心と、が交差していてもよい。
ここで、側面衝突による側突荷重がセンタピラーに入力した場合、センタピラーの上端部にルーフサイドレールの断面中心を軸とする曲げモーメントが作用する。そこで、(2)の態様において、ルーフサイドレールの断面中心において、ルーフアーチの軸心とセンタピラーの軸心とを交差させた。よって、ルーフサイドレールの断面中心を軸とする曲げモーメントをルーフアーチで抑制できる。これにより、側面衝突によりセンタピラーに入力した衝突荷重を、センタピラーの上端部からルーフアーチに効率よく伝達できる。
(3)上記(1)または(2)の態様において、前記ルーフアーチは、上方へ向けて開口する第1のハット断面に形成され、前記ルーフサイドレールの内壁の手前で端部が下方に折れ曲げられてもよく、前記センタピラーは、前記端部の第1のハット断面に沿って重ねられるように第2のハット断面に形成されたインナパネルを有していてもよい。
(3)の態様によれば、センタピラーのインナパネルを第2のハット断面に形成した。この第2のハット断面をルーフアーチの第1のハット断面に沿って重ねるようにした。よって、センタピラーのインナパネルに入力した側突荷重をルーフアーチに効率よく伝達できる。
このため、センタピラーからルーフアーチへの荷重伝達を確保した状態において、ハット断面に形成されたアウタパネルの深さを浅くできる。これにより、車両のドア窓枠を細く設定して、車両の表面をフラッシュサーフェスにできる。
フラッシュサーフェスとは、車両の空気抵抗を減らすために、車両の表面から極力段差をなくする表面構造をいう。
(4)上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記センタピラーは、内部に配置されて、車幅方向に延びる縦壁を有するスチフナを備えてもよく、前記スチフナは、前記縦壁の上端部が前記凹部に配置され、前記ルーフサイドレールとベルトラインとの間において、前記縦壁が前記センタピラーのアウタパネルからインナパネルまで張り出されていてもよい。
(4)の態様によれば、スチフナの縦壁の上端部を凹部に配置した。さらに、スチフナの縦壁を、ルーフサイドレールとベルトラインとの間においてアウタパネルからインナパネルまで張り出した。よって、ルーフサイドレールとベルトラインとの間の室内側に湾曲するセンタピラーを、車幅方向の荷重に対してスチフナで補強できる。
これにより、側面衝突の上支点であるルーフサイドレール近傍のセンタピラーに、例えばマイナスの曲げモーメントが作用した場合に、センタピラーの断面が車幅方向に潰れるように変形することをスチフナで抑制できる。
(5)上記(4)の態様において、前記センタピラーは、前記ベルトラインより上方において、水平に配置された仕切り壁を有するピラーバルクヘッドを備えていてもよい。
(5)の態様によれば、ベルトラインより上方のセンタピラーに、ピラーバルクヘッドの仕切り壁を水平に配置した。よって、ベルトラインより上方の範囲のセンタピラーを、車体前後方向の荷重に対してピラーバルクヘッドで補強できる。
これにより、側面衝突により、衝突物が干渉するベルトラインより上方の範囲のセンタピラーに、例えばプラスの曲げモーメントが作用した場合に、センタピラーの断面が車体前後方向に潰れるように変形することをピラーバルクヘッドで抑制できる。
(6)上記(4)または(5)の態様において、前記スチフナは、前記センタピラーのアウタパネルのうち、頂部、一対の側壁に沿ってU字断面に形成され、前記ベルトラインに交差するように上下方向に延びていてもよい。
(6)の態様によれば、センタピラーのアウタパネルのうち、頂部、一対の側壁に沿ってスチフナをU字断面に形成する。さらに、スチフナをベルトラインに交差するように上下方向に延ばした。よって、側面衝突により、衝突物が干渉するセンタピラーの範囲の強度、剛性をスチフナで高めることができる。すなわち、側面衝突によりセンタピラーに入力した衝突荷重を上方のルーフサイドレールと、下方のサイドシルとに分散できる。これにより、側面衝突によりセンタピラーに入力した衝突荷重を、ルーフサイドレールとサイドシルとにより支えることができる。
(7)上記(4)から(6)のいずれかの態様において、前記スチフナは、前記ベルトラインと前記ルーフサイドレールとの間に最大板厚部を有していてもよい。
(7)の態様によれば、スチフナのうち、ベルトラインとルーフサイドレールとの間を最大板厚部とした。よって、側面衝突の際に最大曲げモーメントが発生する部位の強度、剛性を高めることができる。これにより、側面衝突により入力する衝突荷重を、上側のルーフサイドレールと、下側のサイドシルに良好に荷重分散できる。
(8)上記(4)から(6)のいずれかの態様において、前記凹部は、前記ルーフサイドレールの下フランジに連結された底部と、前記底部から前記折曲部まで張り出された天部と、を有していてもよく、前記センタピラーのアウタパネルは、前記凹部に配置された前記スチフナの上端部を囲み、前記底部および前記天部に接合する上端部を有していてもよい。
(8)の態様によれば、アウタパネルの上端部でスチフナの上端部を囲み、スチフナの上端部を囲んだ上端部を凹部の底部および天部に接合させた。よって、センタピラーの上端部をルーフサイドレールに強固に接合できる。これにより、センタピラーに入力した衝突荷重を、ルーフサイドレールを経てルーフアーチに良好に伝達できる。
(9)上記(1)から(8)のいずれかの態様において、前記ルーフサイドレールは、前記ルーフアーチおよび前記センタピラーの少なくとも一方の側壁に、車体前後方向において整列する断面遮蔽部を有し、前記外壁または前記内壁に接合されたレールバルクヘッドを備えていてもよい。
(9)の態様によれば、ルーフサイドレールにレールバルクヘッドを備えた。レールバルクヘッドの断面遮蔽部を、ルーフアーチおよびセンタピラーの少なくとも一方の側壁に車体前後方向において整列させた。これにより、センタピラーに入力した衝突荷重を、レールバルクヘッドを経てルーフアーチに良好に伝達できる。
(10)上記(9)の態様において、前記レールバルクヘッドは、ハット断面、クランク断面、U字断面のいずれかに形成されていてもよい。
(10)の態様によれば、レールバルクヘッドをハット断面、クランク断面、U字断面のいずれかに形成した。これにより、レールバルクヘッドを容易に製造でき、さらに、レールバルクヘッドをルーフサイドレールに容易に接合できる。
(11)上記(1)から(10)のいずれかの態様において、前記ルーフサイドレールは、車幅方向内側に向けて開口するU字断面に形成され、ルーフパネルが接合されるルーフ天部を有する前記外壁と、前記外壁に車幅方向内側から接合可能にL字断面に形成されている前記内壁と、を備えていてもよい。
(11)の態様によれば、ルーフサイドレールの外壁を、車幅方向内側に向けて開口するU字断面に形成し、外壁にルーフ天部を形成した。ルーフサイドレールの内壁を、外壁に接合可能にL字断面に形成した。よって、ルーフ天部を上下方向においてルーフサイドレールの閉断面に近づけることができる。これにより、ルーフパネルの上下位置(すなわち、車高)を下げた状態において車室空間の高さを好適に確保できる。
(12)上記(9)または(10)の態様において、前記ルーフサイドレールは、前記レールバルクヘッドに対向する補強部材を備えていてもよい。
(12)の態様によれば、ルーフサイドレールに補強部材を備え、補強部材をレールバルクヘッドに対向させた。よって、センタピラーに入力した衝突荷重を補強部材で良好に受け、受けた衝突荷重を補強部材からレールバルクヘッドに伝えることができる。これにより、センタピラーに入力した衝突荷重をルーフアーチに良好に伝達できる。
本発明の態様によれば、第2の稜線に折曲部を形成して外壁に凹部を形成した。この凹部にセンタピラーの上端部を接合した。これにより、側面衝突によりセンタピラーに入力する衝突荷重をルーフアーチに効率よく伝達できる。
本発明に係る実施形態の車体構造を示す斜視図である。 実施形態の車体構造をセンタピラーで破断した状態を示す斜視図である。 実施形態の車体構造のセンタピラーとルーフサイドレールを示す斜視図である。 図3の車体構造からアウタパネルを分解した状態を示す分解斜視図である。 実施形態の車体構造のルーフサイドレールとルーフアーチを示す分解斜視図である。 図1のVI-VI線に沿って破断した状態を示す斜視図である。 図2のVII-VII線に沿って破断した状態を示す斜視図である。 実施形態の車体構造を車室側からみた側面図である。 図1のIX-IX線に沿って破断した断面図である。 図1のX-X線に沿って破断した断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、実施形態の図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印UPは車両の上方を示し、矢印LHは車両の左方を示す。
実施形態の車体構造10は、概ね左右対称の構成であり、左右の構成部材について同じ符号を付し、主に左側の構成について詳しく説明する。
<車体構造>
図1に示すように、車体構造10は、サイドシル12と、センタピラー14と、ルーフサイドレール16と、ルーフアーチ18と、を備える。
サイドシル12は、車体下部の側方において車体前後方向に延びる中空閉断面に形成されている。サイドシル12の車体前後方向の中央部12aからセンタピラー14が上方へ向けて延びている。センタピラー14の上端部14aにルーフサイドレール16が固定されている。ルーフサイドレール16は、車体上部の側方において車体前後方向に延びる中空閉断面(図4参照)に形成されている。ルーフサイドレール16にルーフアーチ18が接合されている。ルーフアーチ18は、左右のルーフサイドレール16に架け渡されている。
<サイドシル>
図2に示すように、サイドシル12は、サイドシルアウタパネル21と、サイドシルインナパネル22と、を備える。
サイドシルアウタパネル21は、上フランジ21aおよび下フランジ21bを有するハット断面に形成されている。サイドシルインナパネル22は、上フランジ22aおよび下フランジ22bを有するハット断面に形成されている。
サイドシルアウタパネル21とサイドシルインナパネル22との上フランジ21a,22a同士が接合されている。サイドシルアウタパネル21とサイドシルインナパネル22との下フランジ21b,22b同士が接合されている。これにより、サイドシルアウタパネル21およびサイドシルインナパネル22によりサイドシル12が中空閉断面に形成されている。換言すれば、サイドシル12は、車体前後方向に中空構造が連続して形成されている。サイドシル12は、特に、車体前後方の荷重に対して強度、剛性の高い骨格部材である。
<ルーフサイドレール>
図3から図5に示すように、ルーフサイドレール16は、車体上方の側方で車体前後方向に延設されている。ルーフサイドレール16は、ルーフサイドアウタパネル(外壁)25と、ルーフサイドインナパネル(内壁)26と、レール補強部材(補強部材)27と、レールバルクヘッド28と、を備える。
ルーフサイドアウタパネル25は、車幅方向内側に向けて開口するU字断面に形成されている。ルーフサイドアウタパネル25は、ルーフ膨出部30と、アウタ上フランジ(ルーフ天部)31と、アウタ下フランジ(下フランジ)32と、凹部33と、を有す。
ルーフ膨出部30は、車幅方向外側に向けて膨出されている。ルーフ膨出部30は、上下方向に間隔をおいて、第1の稜線35と、第2の稜線36と、を有する。第1の稜線35は、車幅方向外側に向けてV字状に突出され、ルーフサイドレール16の前端16aから後端16b(図1参照)まで、概ね直線に折曲部なく連続して稜線状に延びている。
よって、第1の稜線35は、ルーフサイドレール16に車体前後方向から入力した荷重を伝達可能に強度、剛性が確保されている。これにより、ルーフサイドレール16の前端16aあるいは後端16bから入力した荷重を、ルーフサイドレール16で支えることができる。
第1の稜線35の下方に第2の稜線36が配置されている。第2の稜線36は、第1の稜線35と同様に、車幅方向外側に向けてV字状に突出され、車体前後方向に延びている。第2の稜線36は、後述するルーフアーチ連結部45aに対向する位置に折曲部38を有する。換言すれば、折曲部38は、車体前後方向でルーフアーチ連結部45aと一致する位置に設けられている。折曲部38は、例えば、第1の稜線35側へ向けて台形状に凹むように形成されている。第2の稜線36に折曲部38が形成されることにより、折曲部38の下方(すなわち、折曲部38)に凹部33が形成されている。
凹部33は、車幅方向内側に向けて凹むように形成されている。凹部33は、底部41と、天部42と、を有する。底部41は、アウタ下フランジ32に連結されている。底部41は、アウタ下フランジ32に対して面一となるように平坦に形成されている。底部41の上端41aから折曲部38まで天部42が張り出されている。天部42は、例えば、折曲部38に沿って台形状に形成されている。凹部33の底部41および天部42と、凹部33の上側部位43には、センタピラー14の上端部14a(具体的には、後述するアウタパネル55の上端部55b)が接合されている。
なお、ルーフサイドアウタパネル25には、第1の稜線35および第2の稜線36に加えて、他の稜線をさらに加えてもよい。
アウタ上フランジ31は、ルーフ膨出部30の上辺から車幅方向内側に向けて張り出されている。アウタ下フランジ32は、ルーフ膨出部30の下辺から下方へ向けて徐々に車幅方向外側に向けて傾斜するように張り出されている。
ルーフサイドインナパネル26は、ルーフサイドアウタパネル25に車幅方向内側から接合可能にL字断面に形成されている。ルーフサイドインナパネル26は、ルーフ壁部45と、インナ上フランジ46と、インナ下フランジ47と、を有する。ルーフ壁部45は、ルーフ膨出部30の開口を車幅方向内側から塞ぐように配置されている。ルーフ壁部45は、後述するルーフアーチ18が接続されるルーフアーチ連結部45aを有する。
ルーフ膨出部30の上辺からインナ上フランジ46が、アウタ上フランジ31に沿って車幅方向内側に向けて張り出されている。ルーフ膨出部30の下辺からインナ下フランジ47が、アウタ下フランジ32に沿って下方へ向けて徐々に車幅方向外側に向けて傾斜するように張り出されている。
アウタ上フランジ31にインナ上フランジ46が下方から接合されている。アウタ下フランジ32にインナ下フランジ47が車幅方向内側から接合されている。これにより、ルーフサイドアウタパネル25およびルーフサイドインナパネル26によりルーフサイドレール16が中空閉断面に形成されている。ルーフサイドレール16は、車体上部の側方において車体骨格を形成する剛性の高い部材である。ルーフサイドレール16のアウタ上フランジにルーフパネル48が上方から接合される。
このように、ルーフサイドアウタパネル25を車幅方向内側に向けて開口するU字断面に形成した。ルーフサイドアウタパネル25には、車幅方向内側に向けて張り出されたアウタ上フランジ31が形成されている。
ルーフサイドインナパネル26のインナ上フランジ46は、アウタ上フランジ31に沿って車幅方向内側に向けて張り出されている。よって、アウタ上フランジ31およびインナ上フランジ46を上下方向においてルーフサイドレール16の中空閉断面に近づけて下方に配置できる。アウタ上フランジ31にルーフパネル48が上方から接合される。これにより、ルーフパネル48の上下位置(すなわち、車高)を下げた状態において車室空間の高さを好適に確保できる。
ルーフサイドレール16の中空閉断面の内部において、ルーフサイドアウタパネル25の内面にレール補強部材27が接合されている。レール補強部材27は、ルーフ膨出部30の内面に沿って形成され、ルーフサイドアウタパネル25を補強する部材である。レール補強部材27は、ルーフ膨出部30の内面のうち、車体前後方向において、ルーフサイドインナパネル26のルーフアーチ連結部45aに対向する位置に接合されている。レール補強部材27は、後述するレールバルクヘッド28に対向する位置に配置されている。
図6、図7に示すように、ルーフサイドレール16の中空閉断面には、レールバルクヘッド28が設けられている。レールバルクヘッド28は、断面遮蔽部51と、接合片52と、を有する。断面遮蔽部51と接合片52とにより、レールバルクヘッド28がU字断面に形成されている。
断面遮蔽部51は、例えば、後述するセンタピラー14のアウタ前側壁65(図3参照)と、後述するルーフアーチ18のアーチ前側壁122とに、車体前後方向において整列するように車幅方向を向いて配置されている。あるいは、断面遮蔽部51は、例えば、後述するセンタピラーのアウタ後側壁66(図3参照)と、後述するルーフアーチ18のアーチ後側壁123とに、車体前後方向において整列するように車幅方向を向いて配置されている。
アウタ前側壁65(側壁)およびアウタ後側壁66(側壁)は一対の側壁であり、一対の側壁の一方がアウタ前側壁65、一対の側壁の他方がアウタ後側壁66である。アーチ前側壁122およびアーチ後側壁123は一対の側壁であり、一対の側壁の一方がアーチ前側壁122、一対の側壁の他方がアーチ後側壁123である。
断面遮蔽部51は、例えば、断面遮蔽部51の周辺から、ルーフ膨出部30の内面、ルーフ壁部45の内面に沿って接合片52が張り出されている。接合片52は、ルーフ膨出部30、ルーフ壁部45、レール補強部材27から選択した内面に接合されている。換言すれば、レールバルクヘッド28は、ルーフサイドアウタパネル25又はルーフサイドインナパネル26に接合されている。
なお、断面遮蔽部51は、センタピラー14のアウタ前側壁65と、ルーフアーチ18のアーチ前側壁122とのいずれか一方に、車体前後方向において整列されてもよい。あるいは、断面遮蔽部51は、センタピラー14のアウタ後側壁66と、ルーフアーチ18のアーチ後側壁123とのいずれか一方に、車体前後方向において整列されてもよい。
レールバルクヘッド28は、U字断面に限らないで、ハット断面、クランク断面に形成されてもよい。このように、レールバルクヘッド28は、例えば、U字断面、ハット断面、クランク断面のいずれかに形成されている。これにより、レールバルクヘッド28を容易に製造でき、さらに、レールバルクヘッド28をルーフサイドレール16に容易に接合できる。
<センタピラー>
図7から図9に示すように、サイドシル12およびルーフサイドレール16には、センタピラー14が接合されている。センタピラー14の下端部14bは、サイドシル12に接合されている。センタピラー14の上端部14aは、ルーフサイドレール16に接合されている。センタピラー14は、アウタパネル55と、インナパネル56と、スチフナ57と、ピラーバルクヘッド58と、を備える。
センタピラー14は、アウタパネル55とインナパネル56とが接合されることにより中空閉断面が形成され、形成された中空閉断面が上下方向に延びている。センタピラー14は、ルーフサイドレール16と後述するベルトライン部78との間において室内側に湾曲されている。
(アウタパネル)
アウタパネル55は、アウタ膨出部61と、アウタ前つば部62と、アウタ後つば部63と、を備える。アウタ膨出部61は、車幅方向外側に膨出している。アウタ前つば部62は、アウタ膨出部61から車体前方に張り出されている。アウタ後つば部63は、アウタ膨出部61から車体後方に張り出されている。
アウタ膨出部61は、アウタ頂部(頂部)64と、アウタ前側壁65と、アウタ後側壁66と、を有する。アウタ頂部64は、車体前後方向に向けて配置されている。アウタ前側壁65は、アウタ頂部64の前辺から車幅方向の内側に延びている。アウタ後側壁66は、アウタ頂部64の後辺から車幅方向の内側に延びている。
アウタ頂部64、アウタ前側壁65、およびアウタ後側壁66により、アウタ膨出部61が、車幅方向内側へ向けて開口されたU字断面に形成されている。
アウタ前つば部62は、アウタ膨出部61(すなわち、アウタ前側壁65)の前開口辺から車体前方へ向けて張り出されている。アウタ後つば部63は、アウタ膨出部61(すなわち、アウタ後側壁66)の後開口辺から車体後方へ向けて張り出されている。
アウタ膨出部61、アウタ前つば部62、およびアウタ後つば部63により、アウタパネル55が、車幅方向の内側に向けて開口するハット断面に形成されている。
図2、図4に示すように、アウタパネル55は、下端部55aがサイドシルアウタパネル21の外面21cに接合されている。アウタパネル55は、上端部55bがルーフサイドアウタパネル25の外面25aにおいて、凹部33(具体的には、底部41および天部42)、および凹部33の上側部位43に接合されている。
アウタパネル55の上端部55bは、例えば、上方へ向けて膨出する部位61aを有する。膨出する部位61aは、アウタ膨出部61の上端部を形成している。膨出する部位61aは、凹部33に配置された第1のスチフナ(スチフナ)71の上端部71a(後述する)を上方から囲むように形成されている。
(スチフナ)
図8、図9に戻って、アウタ膨出部61の内部にスチフナ57が配置されている。スチフナ57は、第1のスチフナ71と、第2のスチフナ72と、を備える。第1のスチフナ71は、アウタ膨出部61の内面に重ねられた状態に接合されている。第1のスチフナ71は、アウタ膨出部61のアウタ頂部64、アウタ前側壁65、およびアウタ後側壁66に沿ってU字断面に形成されている。第1のスチフナ71は、第1頂部74と、第1前縦壁(縦壁)75と、第1後縦壁(縦壁)76と、を有する。第1頂部74は、アウタ頂部64に沿っている。第1前縦壁75は、アウタ前側壁65に沿っている。第1後縦壁(縦壁)76は、アウタ後側壁66に沿っている。
第1のスチフナ71は、ベルトライン部(ベルトライン)78に交差するように上下方向に延びている。
ベルトライン部78とは、車体のサイド窓ガラスの下端部を横方向に走るラインをいう。
図4、図6、図10に示すように、第1のスチフナ71は、上端部71aが凹部33の底部41に配置されて接合されている。具体的には、第1のスチフナ71は、上端部71a(第1前縦壁75の上端部75aおよび第1後縦壁76の上端部76a)が凹部33の底部41に配置されて接合されている。
第1前縦壁75は、ルーフサイドレール16(具体的には、第1前縦壁75の上端部75a)とベルトライン部78との間において、センタピラー14のアウタパネル55からインナパネル56まで車幅方向内側に張り出されている。第1後縦壁76は、ルーフサイドレール16(具体的には、第1後縦壁76の上端部76a)とベルトライン部78との間において、センタピラー14のアウタパネル55からインナパネル56まで車幅方向内側に張り出されている。
図8、図9に示すように、第1のスチフナ71の内面に第2のスチフナ72が重ねられた状態に接合されている。第2のスチフナ72は、第2頂部81と、第2前縦壁82と、第2後縦壁83と、を有する。第2頂部81、第2前縦壁82、および第2後縦壁83により、第2のスチフナ72が、第1のスチフナ71の内面に沿ってU字断面に形成されている。
第2のスチフナ72は、第1のスチフナ71に比べて高さ寸法が上下方向において小さく形成され、例えば、ベルトライン部78からベルトライン上側位置79まで上方に延びている。
このように、第1のスチフナ71に第2のスチフナ72が重ねられることにより、ベルトライン部78とルーフサイドレール16との間に、スチフナ57の最大板厚部73が形成されている。換言すれば、スチフナ57は、ベルトライン部78ルーフサイドレール16との間において最大板厚部73を有する。これにより、最大板厚部73の強度、剛性を高めることができる。なお、最大板厚部73は、一枚のスチフナの板厚を厚くすることにより形成されてもよい。
センタピラー14は、ルーフサイドレール16とベルトライン部78との間の室内側に湾曲する部位が、車幅方向の荷重に対してスチフナ57で補強されている。
(インナパネル)
図9、図10に示すように、インナパネル56は、インナ膨出部85と、インナ前つば部86と、インナ後つば部87と、を備える。インナ膨出部85は、車幅方向内側に膨出している。インナ前つば部86は、インナ膨出部85から車体前方に張り出されている。インナ後つば部87は、インナ膨出部85から車体後方に張り出されている。
インナ膨出部85は、インナ頂部91と、インナ前壁92と、インナ後壁93と、を有する。インナ頂部91は、車体前後方向に向けて配置されている。インナ前壁92は、インナ頂部91の前辺から車幅方向の外側に延びている。インナ後壁93は、インナ頂部91の後辺から車幅方向の内側に延びている。
インナ頂部91、インナ前壁92、およびインナ後壁93により、インナ膨出部85は、車幅方向外側へ向けて開口されたU字断面に形成されている。
インナ前つば部86は、インナ膨出部85(すなわち、インナ前壁92)の前開口辺から車体前方へ向けて張り出されている。インナ後つば部87は、インナ膨出部85(すなわち、インナ後壁93)の後開口辺から車体後方へ向けて張り出されている。
インナ膨出部85、インナ前つば部86、およびインナ後つば部87により、インナパネル56は、車幅方向の外側に向けて開口するハット断面(第2のハット断面)に形成されている。
インナ前つば部86は、アウタパネル55のアウタ前つば部62に接合されている。インナ後つば部87は、アウタパネル55のアウタ後つば部63に接合されている。
これにより、インナパネル56がアウタパネル55に接合され、インナパネル56およびアウタパネル55によりセンタピラー14が中空閉断面に形成されている。センタピラー14は、サイドシル12およびルーフサイドレール16の間において上下方向に延び、車体骨格を形成する剛性の高い部材である。
図2に示すように、インナパネル56は、下端部56aがサイドシル12を上下方向に貫通して接合されている。すなわち、インナパネル56の下端部56aは、サイドシルアウタパネル21の上フランジ21aと、サイドシルインナパネル22の上フランジ22aとに挟持された状態に接合されている。さらに、インナパネル56の下端部56aは、サイドシルアウタパネル21の下フランジ21bと、サイドシルインナパネル22の下フランジ22bとに挟持された状態に接合されている。
アウタパネル55は、下端部55aがサイドシルアウタパネル21の外面21cに接合されている。これにより、センタピラー14は、下端部14bがサイドシル12に強固に接合されている。
図4、図5に示すように、インナパネル56の上端部56bは、ルーフサイドインナパネル26の内面(車室側の面)26aに接合されている。アウタパネル55の上端部55bは、ルーフサイドアウタパネル25の外面25aにおいて、凹部33(具体的には、底部41および天部42)、および凹部33の上側部位43に接合されている。さらに、第1のスチフナ71の上端部71a(すなわち、第1前縦壁75の上端部75aおよび第1後縦壁76の上端部76a)は、凹部33の底部41に配置されて接合されている。
すなわち、センタピラー14は、上端部14aがルーフサイドレール16に強固に接合されている。
(バルクヘッド)
図8、図9に示すように、センタピラー14は、ベルトライン部78より上方にピラーバルクヘッド58を備える。ピラーバルクヘッド58は、第1のピラーバルクヘッド(ピラーバルクヘッド)96と、第2のピラーバルクヘッド(ピラーバルクヘッド)97と、を備える。
第1のピラーバルクヘッド96は、ベルトライン部78より上方において、第1のスチフナ71の内部に設けられている。第1のピラーバルクヘッド96は、第1仕切り壁(仕切り壁)101と、第1折返しフランジ102と、第2折返しフランジ103と、を有する。
第1仕切り壁101は、第1のスチフナ71の長手方向に対して交差するように水平に配置されている。第1仕切り壁101は、第1外側辺101aと、第1前辺101bと、第1後辺101cと、第1内側辺101dと、を有する。第1外側辺101a、第1前辺101b、および第1後辺101cにより、第1仕切り壁101が第1のスチフナ71のU字状断面に沿って外形の輪郭が形成されている。
第1内側辺101dは、第1のスチフナ71の開口側(インナ膨出部85側)に配置されている。
第1外側辺101a、第1前辺101b、および第1後辺101cに第1折返しフランジ102がそれぞれ設けられている。具体的には、第1外側辺101aのうち、車体前後方向の中央部から、第1折返しフランジ102が下方へ向けて第1のスチフナ71の第1頂部74に沿って折り曲げられ、第1頂部74に接合されている。
第1前辺101bから、第1折返しフランジ102が、下方へ向けて第1のスチフナ71の第1前縦壁75に沿って折り曲げられ、第1前縦壁75に接合にされている。さらに、第1後辺101cから、第1折返しフランジ102が、下方へ向けて第1のスチフナ71の第1後縦壁76に沿って折り曲げられ、第1後脚部67に接合されている。すなわち、第1仕切り壁101は、第1折返しフランジ102により第1のスチフナ71のU字断面の内部に接合されている。
第1内側辺101dに第2折返しフランジ103が設けられている。具体的には、第1内側辺101dのうち、車体前後方向の中央部から、第2折返しフランジ103が上方へ向けてインナパネル56のインナ膨出部85に沿って折り曲げられ、インナ膨出部85に締結部材(例えば、ボルト105、ナット)により結合されている。
このように、第1のスチフナ71の第1頂部74、第1前縦壁75、および第1後縦壁76のU字状断面の壁部に、第1折返しフランジ102が接合されている。インナ膨出部85に、第2折返しフランジ103が結合されている。これにより、第1のスチフナ71とインナパネル56とにより形成される矩形断面の4つの壁部のすべてを第1のピラーバルクヘッド96で拘束でき、センタピラー14の強度、剛性を高めることができる。
センタピラー14の第2のスチフナ72の内部に第2のピラーバルクヘッド97が設けられている。第2のピラーバルクヘッド97は、上下方向において、第1のピラーバルクヘッド96と概ね対称に形成されている。
第2のピラーバルクヘッド97は、ベルトライン部78より上方において、第2のスチフナ72の内部に設けられている。第2のピラーバルクヘッド97の第2仕切り壁(仕切り壁)111は、第1折返しフランジ112により第2のスチフナ72のU字断面の内部に接合されている。第2仕切り壁111は、第2のスチフナ72の長手方向に対して交差するように水平に配置されている。
第2仕切り壁111の第2折返しフランジ113が、インナパネル56のインナ膨出部85に締結部材(例えば、ボルト115、ナット)により結合されている。よって、第2仕切り壁111は、第2折返しフランジ113によりインナ膨出部85に結合されている。
これにより、第2のスチフナ72とインナパネル56とにより形成される矩形断面の4つの壁部のすべてを第2のピラーバルクヘッド97で拘束でき、センタピラー14の強度、剛性を高めることができる。
第1のスチフナ71に第1のピラーバルクヘッド96が設けられている。第2のスチフナ72に第2のピラーバルクヘッド97が設けられている。よって、第1のピラーバルクヘッド96および第2のピラーバルクヘッド97により、センタピラー14(アウタパネル55)のアウタ前側壁65およびアウタ後側壁66が補強されている。
これにより、例えば、側面衝突などによる荷重がセンタピラー14に車幅方向外側から入力した場合、入力した荷重により、アウタ前側壁65およびアウタ後側壁66が車体前後方向に折れ曲がることを抑えることができる。換言すれば、入力した荷重により、センタピラー14が車幅方向内側へ潰れ変形することを抑制できる。
<ルーフアーチ>
図5から図7に示すように、ルーフサイドレール16(具体的には、ルーフサイドインナパネル26)のルーフアーチ連結部45aにルーフアーチ18が接合されている。ルーフアーチ18は、アーチ膨出部117と、アーチ前つば部118と、アーチ後つば部119と、を備える。アーチ膨出部117は、下方に膨出している。アーチ前つば部118は、アーチ膨出部117から車体前方に張り出されている。アーチ後つば部119は、アーチ膨出部117から車体後方に張り出されている。
アーチ膨出部117は、アーチ頂部121と、アーチ前側壁122と、アーチ後側壁123と、を有する。アーチ頂部121は、概ね水平に配置されている。アーチ前側壁122は、アーチ頂部121の前辺から上方に延びている。アーチ後側壁123は、アーチ頂部121の後辺から上方に延びている。
アーチ頂部121、アーチ前側壁122、およびアーチ後側壁123により、アーチ膨出部117が、上方へ向けて開口されたU字断面に形成されている。
アーチ膨出部117(すなわち、アーチ前側壁122)の前開口辺からアーチ前つば部118が、車体前方へ向けて張り出されている。アーチ膨出部117(すなわち、アーチ後側壁123)の後開口辺からアーチ後つば部119が、車体後方へ向けて張り出されている。
アーチ膨出部117、アーチ前つば部118、およびアーチ後つば部119により、ルーフアーチ18は、上方向に向けて開口するハット断面(第1のハット断面)に形成されている。
ルーフアーチ18は、ルーフサイドレール16(具体的には、ルーフアーチ連結部45a)の手前でアーチ端部(端部)18aがルーフアーチ連結部45aに沿って下方に折れ曲げられている。ここで、インナパネル56の上端部56bは、第2のハット断面に形成されている。以下、インナパネル56の上端部56bを「インナ上端部56b」ということもある。
アーチ端部18aの第1のハット断面は、インナ上端部56bの第2のハット断面に車幅方向内側から重ねられた状態で接合されている。ルーフアーチ18の軸心G1は、ルーフサイドレール16の断面中心G2において、センタピラー14の軸心G3と交差するように形成されている。
以上説明したように、図2、図4、図5に示すように、車体構造10によれば、ルーフサイドアウタパネル25の第1の稜線35を、ルーフサイドレール16の前端16aから後端16bまで連続させた。これにより、前面衝突や後面衝突による衝突荷重(荷重)を第1の稜線35で伝達させて、衝突荷重をルーフサイドレール16で支えることができる。
第2の稜線36のうち、ルーフアーチ連結部45aに一致する位置に折曲部38を形成して、ルーフサイドアウタパネル25に凹部33を形成した。この凹部33の底部41にセンタピラー14の上端部14aを接合した。特に、第1のスチフナ71は、上端部71a(第1前縦壁75の上端部75aおよび第1後縦壁76の上端部76a)が凹部33の底部41に配置されて接合されている。
よって、センタピラー14の上端部14aを、上下方向においてルーフアーチ18に近い位置に配置できる。よって、側面衝突によりセンタピラー14に衝突荷重F1が入力した際に、センタピラー14の上端部14aからルーフアーチ18に荷重F2を効率よく伝達できる。これにより、センタピラー14に衝突荷重F1が入力した際に、センタピラー14からルーフアーチ18への衝突荷重の伝達損失(伝達ロス)を減少できる。
ルーフアーチ18の軸心G1が、ルーフサイドレール16の断面中心2において、センタピラー14の軸心G3と交差する位置に配置されている。
ここで、側面衝突による側突荷重F1がセンタピラー14に入力した場合、センタピラー14の上端部14aにルーフサイドレール16の断面中心G2を軸とする曲げモーメントM1が作用する。そこで、ルーフサイドレール16の断面中心G2において、ルーフアーチ18の軸心G1とセンタピラー14の軸心G3とを交差させた。よって、ルーフサイドレール16の断面中心G2を軸とする曲げモーメントM1をルーフアーチ18で抑制できる。これにより、側面衝突によりセンタピラー14に衝突荷重F1が入力した際に、衝突荷重F2をセンタピラー14の上端部14aからルーフアーチ18に効率よく伝達できる。
さらに、ルーフアーチ18のアーチ端部18aは、第1のハット断面に形成されている。アーチ端部18aの第1のハット断面は、インナパネル56のインナ上端部56bの第2のハット断面に車幅方向内側から重ねられた状態で接合されている。よって、センタピラー14のインナパネル56に側突荷重F1が入力した際に、衝突荷重F2をインナパネル56からルーフアーチ18に効率よく伝達できる。
このため、センタピラー14からルーフアーチ18への荷重伝達を確保した状態において、アウタパネル55のハット断面の深さを浅くできる。これにより、車両のドア窓枠を細く設定して、車両の表面をフラッシュサーフェスにできる。
フラッシュサーフェスとは、車両の空気抵抗を減らすために、車両の表面から極力段差をなくする表面構造をいう。
ルーフサイドレール16の中空閉断面の内部にレールバルクヘッド28を備えた。レールバルクヘッド28の断面遮蔽部51は、センタピラー14のアウタ前側壁65と、ルーフアーチ18のアーチ前側壁122とに、車体前後方向において整列するように車幅方向を向いて配置されている。あるいは、断面遮蔽部51は、センタピラー14のアウタ後側壁66と、ルーフアーチ18のアーチ後側壁123とに、車体前後方向において整列するように車幅方向を向いて配置されている。
これにより、センタピラー14のインナパネル56に側突荷重F1が入力した際に、衝突荷重F2をレールバルクヘッド28(特に、レールバルクヘッド28の断面遮蔽部51)を経てルーフアーチ18に良好に伝達できる。
さらに、ルーフサイドレール16にレール補強部材27を備え、レール補強部材27をレールバルクヘッド28に対向させた。よって、センタピラー14のインナパネル56に側突荷重F1が入力した際に、衝突荷重F2をレール補強部材27で良好に受け、受けた衝突荷重F2をレール補強部材27からレールバルクヘッド28に伝えることができる。これにより、衝突荷重F2をレール補強部材27およびレールバルクヘッド28を経てルーフアーチ18に良好に伝達できる。
第1のスチフナ71のうち、上端部71a(第1前縦壁75の上端部75aおよび第1後縦壁76の上端部76a)が凹部33の底部41に配置されて接合されている。さらに、第1のスチフナ71の第1前縦壁75は、ルーフサイドレール16(第1前縦壁75の上端部75a)とベルトライン部78との間において、センタピラー14のアウタパネル55からインナパネル56まで車幅方向内側に張り出されている。同様に、第1のスチフナ71の第1後縦壁76は、ルーフサイドレール16(第1後縦壁76の上端部76a)とベルトライン部78との間において、センタピラー14のアウタパネル55からインナパネル56まで車幅方向内側に張り出されている。
よって、ルーフサイドレール16とベルトライン部78との間の室内側に湾曲するセンタピラー14を、車幅方向の側突荷重F1に対してスチフナ57で補強できる。これにより、側面衝突の上支点であるルーフサイドレール16近傍のセンタピラー14に、例えばマイナスの曲げモーメントM1が作用した場合に、センタピラー14の断面が車幅方向に潰れるように変形することをスチフナ57で抑制できる。したがって、衝突荷重F2をインナパネル56からルーフアーチ18に効率よく伝達できる。
さらに、第1のスチフナ71は、アウタ膨出部61のアウタ頂部64、アウタ前側壁65、およびアウタ後側壁66に沿ってU字断面に形成されている。第1のスチフナ71は、ベルトライン部78に交差するように上下方向に延びている。よって、センタピラー14において、側面衝突により衝突物が干渉する範囲の強度、剛性をスチフナ57で高めることができる。
すなわち、側面衝突によりセンタピラー14に入力した衝突荷重F1を、上方のルーフサイドレール16に衝突荷重F2として、下方のサイドシル12に衝突荷重F3として良好に分散できる。これにより、側面衝突によりセンタピラー14に入力した衝突荷重F1をルーフサイドレール16とサイドシル12とにより支えることができる。
第1のスチフナ71に第2のスチフナ72が重ねられることにより、ベルトライン部78とルーフサイドレール16との間において、スチフナ57の最大板厚部73が形成されている。よって、側面衝突の際に最大曲げモーメントが発生する部位の強度、剛性を高めることができる。これにより、側面衝突により入力する衝突荷重F1を、上方のルーフサイドレール16に衝突荷重F2として、下方のサイドシル12に衝突荷重F3として良好に分散できる。
さらに、第1のピラーバルクヘッド96および第2のピラーバルクヘッド97は、ベルトライン部78より上方に設けられている。第1のピラーバルクヘッド96の第1仕切り壁101が、第1のスチフナ71の長手方向に対して交差するように水平に配置されている。さらに、第2のピラーバルクヘッド97の第2仕切り壁111が、第2のスチフナ72の長手方向に対して交差するように水平に配置されている。
よって、センタピラー14において、ベルトライン部78より上方の範囲を、車体前後方向の荷重に対して第1のピラーバルクヘッド96および第2のピラーバルクヘッド97で補強できる。これにより、センタピラー14において、側面衝突により衝突物が干渉するベルトライン部78より上方の範囲に、例えばプラスの曲げモーメントが作用する。この場合に、センタピラー14の断面が車体前後方向に潰れるように変形することを第1のピラーバルクヘッド96および第2のピラーバルクヘッド97で抑制できる。したがって、側面衝突により入力する衝突荷重F1を、上方のルーフサイドレール16に衝突荷重F2として、下方のサイドシル12に衝突荷重F3として良好に分散できる。
アウタパネル55は、上端部55bがルーフサイドアウタパネル25の外面25aにおいて、凹部33の底部41および天部42や、凹部33の上側部位43に接合されている。よって、センタピラー14は、上端部14aがルーフサイドレール16に強固に接合されている。これにより、センタピラー14に側突荷重F1が入力した際に、衝突荷重F2を、ルーフサイドレール16を経てルーフアーチ18に効率よく伝達できる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
10 車体構造
12 サイドシル
14 センタピラー
14a センタピラーの上端部
14b センタピラーの下端部
16 ルーフサイドレール
16a ルーフサイドレールの前端
16b ルーフサイドレールの後端
18 ルーフアーチ
18a アーチ端部(端部)
25 ルーフサイドアウタパネル(外壁)
26 ルーフサイドインナパネル(内壁)
27 レール補強部材(補強部材)
28 レールバルクヘッド
31 アウタ上フランジ(ルーフ天部)
32 アウタ下フランジ(下フランジ)
33 凹部
35 第1の稜線
36 第2の稜線
38 折曲部
41 底部
42 天部
45a ルーフアーチ連結部
48 ルーフパネル
51 断面遮蔽部
55 アウタパネル
55b アウタパネルの上端部
56 インナパネル
57 スチフナ
58 ピラーバルクヘッド
64 アウタ頂部(頂部)
65 アウタ前側壁(一対の側壁の一方)
66 アウタ後側壁(一対の側壁の他方)
71 第1のスチフナ(スチフナ)
71a 第1のスチフナの上端部
72 第2のスチフナ
73 最大板厚部
75 第1前縦壁(縦壁)
75a 第1前縦壁の上端部
76 第1後縦壁(縦壁)
76a 第1後縦壁の上端部
78 ベルトライン部(ベルトライン)
96 第1のピラーバルクヘッド(ピラーバルクヘッド)
97 第2のピラーバルクヘッド(ピラーバルクヘッド)
101 第1仕切り壁(仕切り壁)
111 第2仕切り壁(仕切り壁)
122 アーチ前側壁(一対の側壁の一方)
123 アーチ後側壁(一対の側壁の他方)
G1 ルーフアーチの軸心
G2 ルーフサイドレールの断面中心
G3 センタピラーの軸心

Claims (12)

  1. 車体上方の側方で車体前後方向に延設され、内壁および外壁により中空閉断面が形成されたルーフサイドレールと、
    前記内壁のルーフアーチ連結部に接合されたルーフアーチと、
    前記ルーフサイドレールに上端部が接合され、下端部がサイドシルに接合されたセンタピラーと、を備えている車体構造において、
    前記外壁は、上下に設けられた第1の稜線および第2の稜線と、前記第2の稜線に設けられた凹部と、を有し、
    前記第1の稜線は、前記ルーフサイドレールに車体前後方向から入力する荷重を伝達可能に、前記ルーフサイドレールの前端から後端まで連続して延び、
    前記第2の稜線は、前記ルーフアーチ連結部に車体前後方向で一致する位置において、前記凹部を形成するように前記第1の稜線の側である上方に凹む折曲部を有し、
    前記凹部に前記センタピラーの上端部が接合され、
    前記ルーフサイドレールの断面中心において、前記ルーフアーチの軸心と、前記センタピラーの軸心と、が交差する、
    車体構造。
  2. 前記ルーフアーチは、
    上方へ向けて開口する第1のハット断面に形成され、前記ルーフサイドレールの内壁の手前で端部が下方に折れ曲げられ、
    前記センタピラーは、
    前記端部の第1のハット断面に沿って重ねられるように第2のハット断面に形成されたインナパネルを有する、
    請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記センタピラーは、
    内部に配置されて、車幅方向に延びる縦壁を有するスチフナを備え、
    前記スチフナは、
    前記縦壁の上端部が前記凹部に配置され、前記ルーフサイドレールとベルトラインとの間において、前記縦壁が前記センタピラーのアウタパネルからインナパネルまで張り出されている、
    請求項1または請求項2に記載の車体構造。
  4. 前記センタピラーは、
    前記ベルトラインより上方において、水平に配置された仕切り壁を有するピラーバルクヘッドを備えている、
    請求項に記載の車体構造。
  5. 前記スチフナは、
    前記センタピラーのアウタパネルのうち、頂部、一対の側壁に沿ってU字断面に形成され、前記ベルトラインに交差するように上下方向に延びている、
    請求項または請求項に記載の車体構造。
  6. 前記スチフナは、
    前記ベルトラインと前記ルーフサイドレールとの間に最大板厚部を有する、
    請求項から請求項のいずれか1項に記載の車体構造。
  7. 前記凹部は、
    前記ルーフサイドレールの下フランジに連結された底部41と、前記底部から前記折曲部まで張り出された天部と、を有し、
    前記センタピラーのアウタパネルは、
    前記凹部に配置された前記スチフナの上端部を囲み、前記底部および前記天部に接合する上端部を有する、
    請求項から請求項のいずれか1項に記載の車体構造。
  8. 前記ルーフサイドレールは、
    前記ルーフアーチおよび前記センタピラーの少なくとも一方の側壁に、車体前後方向において整列する断面遮蔽部を有し、前記外壁または前記内壁に接合されたレールバルクヘッドを備えている、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車体構造。
  9. 前記レールバルクヘッドは、
    ハット断面、クランク断面、U字断面のいずれかに形成されている、
    請求項に記載の車体構造。
  10. 前記ルーフサイドレールは、
    車幅方向内側に向けて開口するU字断面に形成され、ルーフパネルが接合されるルーフ天部を有する前記外壁と、
    前記外壁に車幅方向内側から接合可能にL字断面に形成されている前記内壁と、を備えている、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車体構造。
  11. 前記ルーフサイドレールは、前記レールバルクヘッドに対向する補強部材を備えている、
    請求項または請求項に記載の車体構造。
  12. 車体上方の側方で車体前後方向に延設され、内壁および外壁により中空閉断面が形成されたルーフサイドレールと、
    前記内壁のルーフアーチ連結部に接合されたルーフアーチと、
    前記ルーフサイドレールに上端部が接合され、下端部がサイドシルに接合されたセンタピラーと、を備えている車体構造において、
    前記外壁は、上下に設けられた第1の稜線および第2の稜線と、前記第2の稜線に設けられた凹部と、を有し、
    前記第1の稜線は、前記ルーフサイドレールに車体前後方向から入力する荷重を伝達可能に、前記ルーフサイドレールの前端から後端まで連続して延び、
    前記第2の稜線は、前記ルーフアーチ連結部に車体前後方向で一致する位置において、前記凹部を形成するように前記第1の稜線の側に凹む折曲部を有し、
    前記凹部に前記センタピラーの上端部が接合され、
    前記センタピラーは、
    内部に配置されて、車幅方向に延びる縦壁を有するスチフナを備え、
    前記スチフナは、
    前記縦壁の上端部が前記凹部に配置され、前記ルーフサイドレールとベルトラインとの間において、前記縦壁が前記センタピラーのアウタパネルからインナパネルまで張り出され、
    前記スチフナは、
    前記ベルトラインと前記ルーフサイドレールとの間に最大板厚部を有する、
    車体構造。
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