JP2022117229A - 機械式駐車設備の操作システムとそれを備えた機械式駐車設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入出庫時に行う一連の操作を非接触で行える機械式駐車設備の操作システムを提供する。【解決手段】 第1の認証操作を行って入出庫部での車両の入出庫を開始し、車両の入出庫後に第2の認証操作を行って入出庫を終了する機械式駐車設備の操作システムであって、第1の認証操作および第2の認証操作を行う非接触操作媒体をかざすことで情報を読み取る読取り部と、少なくとも非接触操作媒体が非接触認証媒体である場合に、読取り部が読み取った非接触認証媒体の情報を登録された情報と照合する制御装置と、を備え、読取り部は、非接触認証媒体で第1の操作を行うための第1読取り部と、非接触認証媒体または異なる非接触操作媒体で第2の操作を行うための第2読取り部と、が別々に備えられている。【選択図】 図2

Description

本発明は、機械式駐車設備における入出庫操作を非接触で行うことができる機械式駐車設備の操作システムとそれを備えた機械式駐車設備に関する。
機械式駐車設備(この明細書および特許請求の範囲の書類中における「機械式駐車設備」は、箱型循環式、水平循環式、平面往復式、縦横移動パズル式、エレベータ式、垂直循環式、多段式、および平面駐車移動式等、種々の形式の駐車設備を含む)においては、入出庫を行うときの契約者認証として、例えば、暗証番号、ICカードおよびリモコンなどによる認証手段が用いられている。
従来、上記契約者認証として、入出庫前に行う認証(以下、「第1の認証」という)と、入出庫後に行う認証(以下、「第2の認証」という)とを上記認証手段で行うものはあるが、第1の認証と第2の認証との間に行われる機械式駐車設備の安全確認、扉閉操作などは、一般的にボタン操作やタッチパネル操作で行われている。
例えば、この種の認証に関する先行技術として、入出庫扉を開く前に第1の認証処理を行い、入出庫扉を閉じる前に第2の認証処理を行い、第1の認証処理の認証情報と第2の認証処理の認証情報が一致した後に、操作盤がユーザーによって操作されて扉閉指示が入力されることで入出庫扉を閉じるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、他の先行技術として、乗降室を備える機械式駐車装置において、乗降室の安全確認を、押圧ボタンを2回操作することで行うようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特許第5710042号公報 特許第6416299号公報
しかし、上記したいずれの先行技術も、機械式駐車設備において入出庫を行う一連の操作において、安全確認や出入口扉を閉鎖する扉閉操作などを行うときにボタンやタッチパネルなどの機械式駐車設備の構成に人が直接触れて操作する必要がある。このため、感染症対策が難しい。
そこで、本発明は、入出庫時に行う一連の操作を非接触で行える機械式駐車設備の操作システムとそれを備えた機械式駐車設備を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る機械式駐車設備の操作システムは、第1の認証操作を行って入出庫部での車両の入出庫を開始し、車両の入出庫後に第2の認証操作を行って入出庫を終了する機械式駐車設備の操作システムであって、前記第1の認証操作および前記第2の認証操作を行う非接触操作媒体をかざすことで情報を読み取る読取り部と、少なくとも前記非接触操作媒体が非接触認証媒体である場合に、前記読取り部が読み取った該非接触認証媒体の情報を登録された情報と照合する制御装置と、を備え、前記読取り部は、前記非接触認証媒体で第1の操作を行うための第1読取り部と、前記非接触認証媒体または異なる非接触操作媒体で第2の操作を行うための第2読取り部と、が別々に備えられている。この明細書および特許請求の範囲の書類中における「非接触媒体」(非接触認証媒体および非接触操作媒体)は、ICカード、識別コード(バーコード、2次元コード等)を有するカード、非接触で読み取り可能なICチップを備えた携帯端末、などを含む。また、「かざす」は、非接触媒体を読取り部の読み取り可能な位置まで近接させることおよび読取り部に接触させることを含む。
この構成により、機械式駐車設備を操作する利用者の認証操作に非接触認証媒体を使用する構成において、その非接触認証媒体で認証操作を行う第1読取り部とは異なる第2読取り部で非接触認証媒体または異なる非接触操作媒体を用いて入出庫操作を非接触で適切に行うことができる。よって、機械式駐車設備における一連の入出庫操作を非接触で行い、感染症対策を図ることができる。また、異なる操作に対応した読取り部を別々に備えたことで、現在いずれの操作を行っているかを利用者に意識付することができる。
また、前記第1の操作は前記第1の認証操作及び前記第2の認証操作であり、前記第2の操作は前記第2の認証操作の前または後に行う前記入出庫部の少なくとも無人確認操作または安全確認操作のいずれかを行うように構成されていてもよい。このように構成すれば、認証が必要な第1の認証操作と第2の認証操作を第1読取り部で行い、認証を必要としない少なくとも無人確認操作または安全確認・扉閉操作のいずれかを第2読取り部で行うようにして、操作に応じて読取り部を分けることができる。しかも、無人確認操作と安全確認操作を1つの読み取り操作で兼ねることもできる。
また、前記非接触認証媒体および非接触操作媒体のいずれを前記第1読取り部または前記第2読取り部のいずれにかざすかを示す報知部を有していてもよい。この明細書および特許請求の範囲の書類中における「報知」は、文字の表示による報知、光による報知、音声による報知などを含む。このように構成すれば、報知部による報知により、利用者はいずれの媒体でどの操作を行うかを適切に認識することができる。
また、前記機械式駐車設備の状態に応じて、前記第1読取り部または前記第2読取り部のいずれかを無効とするように構成されていてもよい。機械式駐車設備の状態は、操作の進捗状態であり、無効は、非接触操作媒体の情報を読取りしない又は読取っても信号出力しない状態を含む。このように構成すれば、機械式駐車設備における一連の操作の進捗状態に応じて、第1読取り部または第2読取り部を無効とし、誤操作を強制的に防止することができる。
また、前記制御装置は、前記入出庫部の出入口扉の閉鎖動作中に前記第1読取り部または前記第2読取り部で前記非接触認証媒体または前記非接触操作媒体を検知することで前記出入口扉の前記閉鎖動作を停止または開放動作させるように構成されていてもよい。このように構成すれば、出入口扉の閉鎖動作中に、非接触媒体をいずれかの読取り部にかざすことで出入口扉の閉鎖動作を停止または開放動作させることができるので、緊急時などに出入口扉の閉鎖動作を非接触で停止または開放動作させることができる。
また、前記第2読取り部は、前記無人確認操作を行う検知部分と前記安全確認操作を行う検知部分とが別々に備えられていてもよい。このように構成すれば、無人確認操作と安全確認操作とを別々の検知部分において行うので、利用者は入出庫時に行う一連の操作をより明確に意識しながら行うことができる。
一方、本発明に係る機械式駐車設備は、前記いずれかの操作システムを備えている。この構成により、機械式駐車設備において車両を入出庫させる一連の操作を、操作システムによって非接触で行うことができる。よって、利用者が機械式駐車設備の構成に直接触れることなく入出庫操作を行うことができ、感染症に感染することの予防対策を図ることができる。
本発明によれば、機械式駐車設備において入出庫時に行う一連の入出庫操作を非接触で行うことが可能となる。よって、車両の入出庫操作時に利用者が機械式駐車設備の構成に直接触れることなくし、感染症に感染する予防対策を図ることが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る機械式駐車設備を示す正面図である。 図2は、図1に示す機械式駐車設備における運転操作盤の一例を示す図面であり、(a)は正面図、(b)は運転操作盤でICカードを使用する参考図である。 図3は、図1に示す機械式駐車設備における入出庫操作の第1実施形態に係るフローチャートである。 図4は、図1に示す機械式駐車設備における入出庫操作の第2実施形態に係るフローチャートである。 図5は、図1に示す機械式駐車設備における入出庫操作の第3実施形態に係るフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、機械式駐車設備10としてエレベータ式駐車設備を例に説明する。また、非接触操作媒体としてICカード50(例えば、近接型)を例に説明する。非接触操作媒体は、1つの非接触操作媒体であっても、複数の異なる非接触操作媒体を組み合わせて用いてもよい。以下の実施形態では、非接触操作媒体として非接触認証媒体と同一のICカード50を用いた例を説明する。なお、この例のICカード50には、機械式駐車設備10の制御装置14に契約者として登録されている認証情報に対応する情報が記録されている。この明細書および特許請求の範囲の書類中における上下左右方向の概念は、図1に示すように出入口扉12に向かった状態における上下左右方向の概念と一致するものとする。
(機械式駐車設備の構成)
図1は、一実施形態に係る機械式駐車設備10を示す正面図である。図2は、図1に示す機械式駐車設備10における運転操作盤20の一例を示す図面であり、(a)は正面図、(b)は運転操作盤20でICカード50を使用する状態の参考図である。
図1に示すように、この実施形態の機械式駐車設備10はエレベータ式駐車設備の例であり、車両Vを搭載したパレット(図示略)を格納する駐車塔11の前面に出入口扉12が設けられ、駐車塔11内部の図示しない入出庫部へ利用者や車両Vが出入りできるようになっている。出入口扉12の上方にはひさし13が設けられ、出入口扉12の側方(この例では右方)には運転操作盤20が備えられている。この例では、駐車塔11の内部に制御装置14が備えられており、運転操作盤20と接続されている。
制御装置14は、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリおよびI/Oインターフェース等を有する制御部を備えている。制御装置14は、運転操作盤20における操作に応じて機械式駐車設備10の各構成(パレット、出入口扉12など)の動作を制御する。各構成の動作制御は、不揮発性メモリに保存されたプログラムに基づいてプロセッサが揮発性メモリを用いて演算処理することで実現される。制御装置14には、機械式駐車設備10を利用する契約者に関する情報が登録されている。契約者の認証情報に対応する情報が、ICカード50(図2(b))に記録されている。
なお、無人確認操作と安全確認・扉閉操作とを行う非接触操作媒体として、第1の認証操作と第2の認証操作とを行うICカード50(非接触認証媒体)とは異なるICカード(図示略)を有している場合、契約者の認証情報に対応する情報は、認証操作を行うICカード50(非接触認証媒体)にのみ記録されていればよい。非接触認証媒体および非接触操作媒体としては、ICチップ51(図2(b))を備えたICカードや、ICチップ51を備えたスマートフォンなどの携帯端末を用いることができる。
図2(a)に示すように、この実施形態の運転操作盤20には、表示部21と、非接触認証媒体であるICカード50をかざす第1読取り部22(以下、「認証ICカードリーダ22」ともいう)および第2読取り部25(以下、「安全確認扉閉ICカードリーダ25」ともいう)が備えられている。第2読取り部25の下方には、安全確認・扉閉ボタン28と取消ボタン29とが備えられている。この実施形態では、安全確認操作と扉閉操作とが一体操作となっているが、個別に操作するようになっていてもよい。その場合の報知処理や実行済みか否かの判定は、後述の各実施形態に示すフローチャートにおける、安全確認・扉閉と同様の処理をそれぞれについて行えばよく、非接触操作媒体(非接触認証媒体を含む)で操作できるようにしてよい。安全確認・扉閉ボタン28は、安全確認扉閉ICカードリーダ25による読み取り不良などを生じたときに使用する。また、後述の第2実施形態における無人確認操作S27の際に読取り不良などを生じたときに使用する、無人確認ボタンをさらに備えるようにしてもよいし、安全確認・扉閉ボタン28をこれに兼用してもよい。取消ボタン29は、操作を取り消したいときに使用する。表示部21の下方には、非常停止ボタン30が備えられている。この実施形態では、表示部21が、利用者が行う操作の案内が報知(表示)される報知部となっている。表示部21には、例えば、後述する「安全確認・扉閉操作」、「第2の認証操作」などの案内が表示される。また、表示部21には、「呼番号」、「待ち時間」などの情報が表示される。表示部21をタッチパネルとして、ICカードリーダ22,25による読み取り不良などを生じたときやICカード50を所持していない利用者のために、暗証番号を入力するテンキーなどの操作手段を表示するようにしてもよい。第1読取り部22の側方には、読み取り可能な状態で点灯している緑ランプ23と、ICカード50をかざして読み取りを行った時に点灯する赤ランプ24とが設けられている。また、第2読取り部25の側方には、読み取り可能な状態で点灯している緑ランプ26と、ICカード50をかざして読み取りを行った時に点灯する赤ランプ27とが設けられている。
第1読取り部22としては、非接触式の認証ICカードリーダ22を用いることができる。第2読取り部25としては、非接触式の安全確認扉閉ICカードリーダ25を用いることができる。認証ICカードリーダ22と安全確認扉閉ICカードリーダ25とは、同一のものを用いることができる。また、ICカード50としては、カード内にアンテナコイルとICチップ51(図2(b))を備えたものを用いることができる。ICカード50としては、ICチップ51を備えたスマートフォンなどの携帯端末を含む。
図2(b)に示すように、認証ICカードリーダ22および安全確認扉閉ICカードリーダ25によるICカード50の検知は、認証ICカードリーダ22および安全確認扉閉ICカードリーダ25から発生している磁界の中にアンテナコイルを持つICカード50を近接(接触含む)させることによりできる。これにより、ICカード50のアンテナコイルに電力が発生し、この電力によってICカード50内の回路が働き、認証ICカードリーダ22および安全確認扉閉ICカードリーダ25との間で情報の送受信を行うことができる。なお、認証ICカードリーダ22および安全確認扉閉ICカードリーダ25によるICカード50の読み取り(検知を含む)は、この形式以外であってもよい。
なお、第1読取り部22、第2読取り部25は、図示する形態に限定されない。例えば、運転操作盤20に凹部を設け、凹部内にICカード50を挿入することで情報の送受信が行われる非接触式の読取り部とすることもできる。また、第1読取り部22、第2読取り部25は、運転操作盤20とは分離して、乗車した利用者が操作しやすい位置に独立して設けてもよい。この場合、第1読取り部22、第2読取り部25に隣接して非常停止ボタンを設けるのが好ましい。この実施形態の運転操作盤20は一例であり、運転操作盤20はこの例に限定されない。
また、第1読取り部22、第2読取り部25に対応する操作は上記に限定されず、例えば、第1の認証操作と無人確認操作と安全確認・扉閉操作とを第1読取り部22で行い、第2の認証操作を第2読取り部25で行うようにしてもよいし、操作に応じて他の読取り部を追加してもよい。
(第1実施形態に係る入出庫操作)
図3は、図1に示す機械式駐車設備10における入出庫操作の第1実施形態に係るフローチャートである。
図3に示すように、第1実施形態では、開始後、第1の認証操作(第1の操作)が実行されたか否か判定される(S1)。第1の認証操作は、ICカード50を運転操作盤20の第1読取り部22にかざすことで実行できる(図2(b))。よって、利用者は、第1の認証操作を運転操作盤20に直接触れることなく実行できる。
第1の認証操作が実行されると、第1の認証処理として、その第1認証データが登録された契約者の認証データと一致するか否かが判定される(S2)。登録された契約者の認証データと一致しない場合、エラー表示処理がなされて(S3)、第1の認証操作を待つ状態(S1)に戻る。登録された契約者の認証データと一致する場合、内部の機械が動作して搬送呼出処理が行われ(S4)、呼出しパレットが入出庫部まで搬送される。呼出しパレットが入出庫部に到着すると、扉開処理が実行されて(S5)、出入口扉12が自動的に開放される。
その後、入庫であれば、利用者は車両Vに乗車して入出庫部に進入し、車両Vを呼出しパレットに搭載した後、利用者は入出庫部から退出する。出庫であれば、利用者が入出庫部に進入し、呼出しパレットの車両Vに乗り込んで入出庫部から退出する。なお、出入口扉12の扉開処理(S5)が実行された後は、少なくとも非常停止の操作以外は受付けない運転操作機能ロック状態とすることができる。これにより、出入口扉12を開放した後の入出庫操作中に、他の人が誤って安全確認・扉閉操作を行っても無効にすることができる。
また、出入口扉12が開放された後、安全確認報知処理がなされる(S6)。安全確認報知処理としては、この実施形態では、安全確認操作と扉閉操作とが一体操作となっているので、報知としては、例えば、「出入口扉を閉操作するには、入出庫部内の安全を確認し、第2読取り部にICカードをかざして下さい。」、「ICカードによる安全確認・扉閉操作は、パレット呼び出し時の認証情報と一致しているか否かの照合を行いません。」などの報知がなされる。この報知は、表示部21に表示しても、音声によるアナウンスでもよい。この実施形態における「安全確認」は、後述の「無人確認」でもある。
そして、安全確認・扉閉操作(第2の操作)が実行されたか否かが判定される(S7)。安全確認・扉閉操作は、ICカード50を運転操作盤20の第2読取り部25にかざすことで実行できる(図2(b))。安全確認・扉閉操作は、契約者の認証情報と照合する必要がないため、認証用のICカード50の他、ICチップを備えた異なる他のICカード、ICチップを備えた携帯端末などを第2読取り部25にかざすことでも実行できる。安全確認・扉閉操作のみを行うICカードは、非接触操作媒体となる。これにより、安全確認・扉閉操作も、利用者が運転操作盤20に直接触れることなく実行できる。
この安全確認・扉閉操作は利用者の照合を行う必要がないため、第2読取り部25がICカード50を検知したことのみで操作の受付けを完了することができる。また、安全確認・扉閉操作でICカード50を第2読取り部25にかざした時に、第2読取り部25でICカード50内の情報を読出し、操作が許可されたカードか判別するようにしてもよい。例えば、ICカード50の認証情報を第1の認証操作時の認証情報と照合して一致したら操作可とすることもできる。また、例えば、ICカード50がその機械式駐車設備10に登録された(制御装置14に登録された契約者に関する情報のいずれかと一致する)ICカード50であれば操作可とすることもできる。
安全確認・扉閉操作が実行されたと判定されると(S7)、扉閉起動のための第2の認証操作を促すアナウンス(報知)がなされる(S8)。第2の認証操作の報知としては、第2の認証操作を行い、その第2認証データが第1の認証操作の第1認証データと一致した場合は出入口扉12の閉鎖が開始されることが報知される。この報知としては、例えば、「第1読取り部にICカードをかざして第2の認証操作を行って下さい。パレット呼び出し時の認証情報と一致していれば出入口扉を閉鎖することができます。」などの報知がなされる。この報知は、音声によるアナウンスの他、タッチパネル式の表示部21にその旨表示するなど、種々の方法を用いることができる。
その後、第2の認証操作(第1の操作)が実行されたか否かが判定される(S9)。第2の認証操作は、ICカード50を運転操作盤20の第1読取り部22にかざすことで実行される(図2(b))。よって、第2の認証操作も、利用者が運転操作盤20に直接触れることなく実行できる。なお、第2の認証操作が行われない状態で所定時間を経過した場合(S10)、安全確認報知処理の状態に戻り(S6)、再び安全確認・扉閉操作から行うことになる。
第2の認証操作が実行されると、第2の認証処理として、第2認証データと第1認証データとが一致するか否かの照合処理がなされる(S11)。第1認証データと第2認証データとが一致しない場合、エラー表示処理がなされて(S12)、安全確認報知処理の状態に戻る(S6)。
照合処理(S11)において、第1認証データと第2認証データとが一致した場合、扉閉動作が開始されて(S13)、出入口扉12の閉鎖動作が始まる。その後、この実施形態では、出入口扉12の閉鎖動作中に、出入口扉12の閉鎖動作を中断して扉開操作するための手段として、運転操作盤20の第1読取り部22または第2読取り部25にICカード50がかざされて検知されたか否かの判定がなされる(S14)。この時、運転操作盤20の表示部21に「非常時はICカードリーダにICカードをかざすと出入口扉が開きます」などの報知を行ってもよい。これにより、出入口扉12の閉鎖動作が始まった後、人の再入室や忘れ物に気付いた場合など、出入口扉12の閉鎖動作を停止させ、さらに開放することができる。すなわち、出入口扉12の閉鎖動作中にICカード50の情報が第1読取り部22または第2読取り部25で検知されると、扉閉処理は中断され(S15)、扉開処理の前に戻って(S5)、出入口扉12が開放される。この操作も、利用者が運転操作盤20に直接触れることなく実行できる。この場合、ICカード50に記録された契約者の認証情報に対応する情報や第1または第2の認証データと一致するか否かを照合してもよいし、ICカード50とICカードリーダ22,25との間で情報の送受信が行われたことのみをもって、ICカード50がかざされて検知されたと判定してもよい。
出入口扉12の扉閉動作が開始された後(S13)、第1読取り部22または第2読取り部25でICカード50が検知されることなく出入口扉12の閉鎖処理が完了すると(S16)、終了する。
このような操作システムによれば、機械式駐車設備10において車両Vの入出庫を行う場合、利用者(契約者)が運転操作盤20の第1読取り部22にICカード50をかざして第1の認証操作をすると、装置が起動し目的のパレットを入出庫部に配置し、出入口扉12が開放される。そして、利用者は車両Vを出し入れしたら、第2読取り部25にICカード50をかざして安全確認・扉閉操作を行い、その後、第1読取り部22にICカード50をかざして第2の認証操作をすると出入口扉12が閉鎖される。よって、入出庫時における一連の操作を、非接触媒体であるICカード50によって行うことができる。
したがって、この操作システムを備えた機械式駐車設備10によれば、契約者の認証および機械式駐車設備10を動作させる一連の操作をICカード50によって非接触で行うことが可能となる。よって、契約者は入出庫操作時に機械式駐車設備10の構成(運転操作盤20)に直接触れることがなく入出庫を行うことができ、運転操作盤20を介して感染症に感染するおそれを低減する予防対策を図ることが可能となる。
(第2実施形態に係る入出庫操作)
図4は、図1に示す機械式駐車設備10における入出庫操作の第2実施形態に係るフローチャートである。なお、図1,2に示す構成には、図1,2に示す符号を付して説明する。また、図3で説明した運転操作機能ロック、異なるICカードの利用などは同様に可能であり、それらの説明は省略する。第2実施形態に係るフローチャートは、上記第1実施形態における、開始から「扉開処理(S5)」までの間と、「扉閉動作(S13)」から終了までの間は同一ステップであるため、これらのステップについては説明を簡略化する。
開始後、第1の認証操作が実行されたか否か判定される(S21)。その後、第1の認証操作の第1認証データが登録された契約者の認証データと一致するか否かが判定され(S22)、一致しない場合はエラー表示処理がなされ(S23)、一致する場合は、内部の機械が動作して搬送呼出処理が行われ、呼出しパレットが入出庫部まで搬送される(S24)。呼出しパレットが入出庫部に到着すると、扉開処理が実行されて(S25)、出入口扉12が自動的に開放される。
そして、第2実施形態では、出入口扉12が開放された後、無人確認報知処理がなされる(S26)。この時、例えば、「入出庫部内の無人を確認し、読取り部にICカードをかざして下さい。」などの報知を行うことができる。無人確認操作(第2の操作)は、運転操作盤20の第2読取り部25にICカード50をかざして行われるため(図2(b))、利用者が運転操作盤20に直接触れることなく実行できる。無人確認操作は契約者の認証情報と照合する必要がないため、認証用のICカード50の他、ICチップを備えたICカードを運転操作盤20の第2読取り部25にかざすことでも実行できる。無人確認操作が実行されると(S27)、安全確認報知処理がなされる(S28)。安全確認報知処理における報知としては、上記第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する。なお、この実施形態においては、無人確認操作を、例えば、利用者自らが同乗者などが居残っていないことを確認して入力し、安全確認・扉閉操作を、例えば、利用者または管理人が入出庫部内や周辺の安全を確認して入力することで、安全を多角的に確認することができる。また、この実施形態においても、前述のとおり、安全確認操作と扉閉操作を個別に行うようにすることができる。
その後、安全確認・扉閉操作が実行されたか否かが判定される(S29)。安全確認・扉閉操作は、ICカード50を運転操作盤20の第2読取り部25にかざすことで実行できる(図2(b))。安全確認・扉閉操作は契約者の認証情報と照合する必要がないため、認証用のICカード50の他、ICチップを備えたICカードを運転操作盤20の第2読取り部25にかざすことでも実行できる。これにより、安全確認・扉閉操作も、利用者が運転操作盤20に直接触れることなく実行できる。この実施形態では、安全確認・扉閉操作が所定時間実行されない場合(S30)、無人確認報知処理の状態に戻り(S26)、再び無人確認操作から行うことになる。
なお、無人確認操作と安全確認・扉閉操作とは、いずれも第2読取り部25にICカード50をかざして行われるため、無人確認操作が行われた後、第2読取り部25でICカード50を検知しなくなるまで安全確認・扉閉操作を受付けないようにしてもよい。このようにすることで、第2読取り部25にICカード50をかざして放置したとしても、無人確認操作と安全確認・扉閉操作とが続けて行われないようにできる。また、無人確認操作は第1の認証操作に連続して行われないので、無人確認操作を第1読取り部22で行い、安全確認・扉閉操作を第2読取り部25で行うようにすることもできるし、図示しない第3読取り部をさらに設けて、安全確認・扉閉操作を第3読取り部で行うようにしてもよい。
そして、安全確認・扉閉操作が実行されると(S29)、次に第2の認証操作を行い、その第2の認証操作の第2認証データが第1の認証操作の第1認証データと一致した場合は出入口扉12の閉鎖が開始されることが報知される(S31)。この報知としては、例えば、「第1読取り部にICカードをかざして第2の認証操作を行って下さい。パレット呼び出し時の認証情報と一致していれば出入口扉を閉鎖することができます。」などの報知がなされる。
その後、第2の認証操作が実行されたか否かが判定される(S32)。第2の認証操作は、ICカード50を運転操作盤20の第1読取り部22にかざすことで実行できる(図2(b))。よって、第2の認証操作も、利用者が運転操作盤20に直接触れることなく実行できる。なお、第2の認証操作が行われない状態で所定時間経過した場合(S33)、無人確認報知処理の状態に戻り(S26)、再び無人確認操作から行うことになる。
第2の認証操作が実行されると、第2の認証処理として、第2認証データと第1認証データとが一致するか否かの照合処理がなされる(S34)。第1認証データと第2認証データとが一致しない場合、エラー表示処理がなされて(S35)、安全確認報知処理の状態に戻る(S28)。照合処理(S34)において、第1認証データと第2認証データとが一致した場合、扉閉動作が開始されて(S36)、出入口扉12の閉鎖が始まる。
そして、扉閉動作が開始された後、出入口扉12の閉鎖動作中に第1読取り部22または第2読取り部25にICカード50がかざされて扉開操作が行われたか否かの判定がなされる(S37)。出入口扉12の閉鎖動作中にICカード50が第1読取り部22または第2読取り部25にかざされると扉閉処理は中断され(S38)、第1読取り部22または第2読取り部25のいずれにもICカード50がかざされることなく出入口扉12の閉鎖処理が完了すると(S39)、終了する。
このような操作システムによっても、機械式駐車設備10において車両Vの入出庫を行う場合、利用者(契約者)が運転操作盤20の第1読取り部22にICカード50をかざして第1の認証操作をすると、装置が起動し目的のパレットを入出庫部に配置し、出入口扉12が開放される。そして、利用者は車両Vを入出庫させたら、第2読取り部25にICカード50をかざして無人確認操作を行った後、第2読取り部25にICカード50をかざして安全確認・扉閉操作を行い、その後、第1読取り部22にICカード50をかざして第2の認証操作をすると出入口扉12が閉鎖される。よって、入出庫時における一連の操作を、非接触媒体であるICカード50によって行うことができる。
したがって、この操作システムを備えた機械式駐車設備10によれば、契約者の認証および機械式駐車設備10を動作させる一連の操作をICカード50によって非接触で行うことが可能となる。よって、契約者は入出庫操作時に機械式駐車設備10の構成(運転操作盤20)に直接触れることがなく入出庫を行うことができ、運転操作盤20を介して感染症に感染するおそれを低減する予防対策を図ることが可能となる。
(第3実施形態に係る入出庫操作)
図5は、図1に示す機械式駐車設備10における入出庫操作の第3実施形態に係るフローチャートである。なお、図1,2に示す構成には、図1,2に示す符号を付して説明する。また、図3で説明した運転操作機能ロック、異なるICカードの利用などは同様に可能であり、それらの説明は省略する。第3実施形態に係るフローチャートは、上記第1実施形態における、開始から「扉開処理(S5)」までの間と、「扉閉動作(S13)」から終了までの間は同一ステップであるため、これらのステップについては説明を簡略化する。
開始後、第1の認証操作が実行されたか否か判定される(S51)。その後、第1の認証操作の第1認証データが登録された契約者の認証データと一致するか否かが判定され(S52)、一致しない場合はエラー表示処理がなされ(S53)、一致する場合は、内部の機械が動作して搬送呼出処理が行われ、呼出しパレットが入出庫部まで搬送される(S54)。呼出しパレットが入出庫部に到着すると、扉開処理が実行されて(S55)、出入口扉12が自動的に開放される。
そして、第3実施形態では、出入口扉12が開放された後、安全確認・扉閉操作を許可するための認証操作を行う報知がなされる(S56)。この報知としては、例えば、「第1読取り部にICカードをかざして第2の認証操作を行って下さい。パレット呼び出し時の認証情報と一致していれば、ICカードによる安全確認・扉閉操作を行って出入口扉を閉鎖することができます。」などの報知がなされる。利用者は、入庫又は出庫を終えて入出庫部から退出した後、この報知に従って第2の認証操作を行う。
その後、第2の認証操作が実行されたか否かが判定される(S57)。第2の認証操作は、ICカード50を運転操作盤20の第1読取り部22にかざすことで実行できる(図2(b))。よって、第2の認証操作も、利用者が運転操作盤20に直接触れることなく実行できる。
第2の認証操作が実行されると、第2の認証処理として、第2認証データと第1認証データとが一致するか否かの照合処理がなされる(S58)。第1認証データと第2認証データとが一致しない場合、エラー表示処理がなされて(S59)、安全確認・扉閉操作を許可するための認証操作を行う報知がなされた状態に戻る(S56)。
照合処理(S58)において、第1認証データと第2認証データとが一致した場合、安全確認報知処理がなされる(S60)。安全確認報知処理における報知としては、例えば、「出入口扉を閉操作するために、第2読取り部にICカードをかざして下さい。」などの報知がなされる。
その後、安全確認・扉閉操作が実行されたか否かが判定される(S61)。安全確認・扉閉操作は、ICカード50を運転操作盤20の第2読取り部25にかざすことで実行できる(図2(b))。安全確認・扉閉操作は契約者の認証情報と照合する必要がないため、認証用のICカード50の他、ICチップを備えた異なるICカードを運転操作盤20の第2読取り部25にかざすことでも実行できる。この実施形態における「安全確認」は、「無人確認」でもある。これにより、安全確認・扉閉操作も、利用者が運転操作盤20に直接触れることなく実行できる。安全確認・扉閉操作が所定時間実行されない場合(S62)、安全確認・扉閉操作を許可するための認証操作を行う報知がなされた状態に戻り(S56)、再び第2の認証操作から行うことになる。安全確認・扉閉操作が実行されると(S61)、扉閉動作が開始される(S63)。
そして、扉閉動作が開始された後、出入口扉12の閉鎖動作中に第1読取り部22または第2読取り部25にICカード50がかざされて扉開操作が行われたか否かの判定がなされる(S64)。出入口扉12の閉鎖動作中にICカード50が第1読取り部22または第2読取り部25にかざされると扉閉処理は中断され(S65)、第1読取り部22または第2読取り部25のいずれにもICカード50がかざされることなく出入口扉12の閉鎖処理が完了すると(S66)、終了する。
このような操作システムによっても、機械式駐車設備10において車両Vの入出庫を行う場合、利用者(契約者)が運転操作盤20の第1読取り部22にICカード50をかざして第1の認証操作をすると、装置が起動し目的のパレットを入出庫部に配置し、出入口扉12が開放される。そして、利用者は車両Vを入出庫させたら、第1読取り部22にICカード50をかざして第2の認証操作を行い、その後、第2読取り部25にICカード50をかざして安全確認・扉閉操作を行うと出入口扉12が閉鎖される。よって、入出庫時における一連の操作を、非接触媒体であるICカード50によって行うことができる。
したがって、この操作システムを備えた機械式駐車設備10によれば、契約者の認証および機械式駐車設備10を動作させる一連の入出庫操作をICカード50によって非接触で行うことが可能となる。よって、契約者は入出庫操作時に機械式駐車設備10の構成(運転操作盤20)に直接触れることがなく入出庫を行うことができ、運転操作盤20を介して感染症に感染するおそれを低減する予防対策を図ることが可能となる。
(その他の変形例)
機械式駐車設備10は、上記した実施形態における構成に限定されない。例えば、箱型循環式、水平循環式、平面往復式、縦横移動パズル式、垂直循環式、多段式、および平面駐車移動式等、種々の形式の駐車設備であっても適用できる。また、パレットを用いずに車両Vを直接搬送する駐車設備であっても適用できる。
また、上記実施形態では、第1読取り部22にかざす第1認証操作および第2認証操作のための非接触認証媒体(非接触操作媒体)と、第2読取り部25にかざすその他の操作のための非接触操作媒体とに1つのICカード50を用いる例を説明した。しかし、非接触操作媒体は異なる複数枚のICカード50であってもよく、例えば、「認証用ICカード(非接触認証媒体)」、「無人確認操作用ICカード(非接触操作媒体)」、「安全確認・扉閉操作用ICカード(非接触操作媒体)」など、個別の操作に応じた異なるICカードとすることもできる。この場合、運転操作盤20に、第1読取り部22と、2つの検知部分を有する第2読取り部25(図示略)を備えさせることもできる。そして、第1読取り部22では「認証用ICカード」、第2読取り部25の一方の検知部分では「無人確認操作用ICカード」、第2読取り部25の他方の検知部分では「安全確認・扉閉操作用ICカード」をかざすようにできる。このようにすれば、利用者は入出庫時に行う一連の操作をより明確に意識しながら行うことができる。なお、読取り部の数は、この例に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、入出庫を行う利用者が自らのICカード50を用いて一連の操作を非接触で行う例を説明したが、入出庫を行う利用者が自らのICカード50で一部の操作を行い、一部の操作(例えば、扉閉操作)を管理人が管理人ICカードを用いて行うようにしてもよい。
また、上記した実施形態では、非接触媒体であるICカード50によって一連の操作を行う説明をしたが、安全確認扉閉ICカードリーダ25によってICカード50の読み取り不良などを生じた場合、安全確認・扉閉ボタン28による操作とすることもできる。他のICカード50による操作も、読み取り不良などに備えて表示部21に数字などを表示させ、その画面を押すことで入力できるようにしてもよい。
また、上記各フローチャートに示す一連の操作順序は一例であり、各フローチャートの順序が入れ替わった例であってもよく、本発明の要旨を損なわない範囲で種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
(総括)
以上のように、上記機械式駐車設備10によれば、操作システムによって、入出庫操作時における第1の認証操作、第2の認証操作に加えて、無人確認操作および安全確認・扉閉操作などを機械式駐車設備10の構成に直接触れることなく非接触で行うことが適切にできる。よって、入出庫操作時に機械式駐車設備10の構成に触れることで感染症に感染することの予防対策が可能となる。
10 機械式駐車設備
11 駐車塔
12 出入口扉
14 制御装置
20 運転操作盤
21 表示部(報知部)
22 認証ICカードリーダ(第1読取り部)
25 安全確認扉閉ICカードリーダ(第2読取り部)
28 安全確認・扉閉ボタン
50 ICカード
51 ICチップ

Claims (7)

  1. 第1の認証操作を行って入出庫部での車両の入出庫を開始し、車両の入出庫後に第2の認証操作を行って入出庫を終了する機械式駐車設備の操作システムであって、
    前記第1の認証操作および前記第2の認証操作を行う非接触操作媒体をかざすことで情報を読み取る読取り部と、
    少なくとも前記非接触操作媒体が非接触認証媒体である場合に、前記読取り部が読み取った該非接触認証媒体の情報を登録された情報と照合する制御装置と、を備え、
    前記読取り部は、前記非接触認証媒体で第1の操作を行うための第1読取り部と、前記非接触認証媒体または異なる非接触操作媒体で第2の操作を行うための第2読取り部と、が別々に備えられている、機械式駐車設備の操作システム。
  2. 前記第1の操作は前記第1の認証操作及び前記第2の認証操作であり、前記第2の操作は前記第2の認証操作の前または後に行う前記入出庫部の少なくとも無人確認操作または安全確認操作のいずれかを行うように構成されている、請求項1に記載の機械式駐車設備の操作システム。
  3. 前記非接触認証媒体および非接触操作媒体のいずれを前記第1読取り部または前記第2読取り部のいずれにかざすかを示す報知部を有している、請求項1または2に記載の機械式駐車設備の操作システム。
  4. 前記機械式駐車設備の状態に応じて、前記第1読取り部または前記第2読取り部のいずれかを無効とするように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の機械式駐車設備の操作システム。
  5. 前記制御装置は、前記入出庫部の出入口扉の閉鎖動作中に前記第1読取り部または前記第2読取り部で前記非接触認証媒体または前記非接触操作媒体を検知することで前記出入口扉の前記閉鎖動作を停止または開放動作させるように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の機械式駐車設備の操作システム。
  6. 前記第2読取り部は、前記無人確認操作を行う検知部分と前記安全確認操作を行う検知部分とが別々に備えられている、請求項1~5のいずれか1項に記載の機械式駐車設備の操作システム。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の操作システムを備えている、機械式駐車設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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