JP2022102832A - 樹脂ルーフ - Google Patents

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Abstract

【課題】アウタ層とインナ層とを含むルーフ本体に、アウタ層とインナ層との熱膨張率の差に起因した熱歪みが発生するのを抑制できる樹脂ルーフを得る。【解決手段】車両のルーフパネルを構成する樹脂製のアウタ層52と、アウタ層52の周縁部52Aを除く所定の領域に設けられ、アウタ層52よりも熱膨張率が高い樹脂製のインナ層56と、を含むルーフ本体50と、アウタ層52の周縁部52Aに設けられ、車体側の第1基材40に設けられた第1被接合部44に第1接着剤G1によって接合される第1接合部54と、インナ層56に設けられ、車体側の第2基材30に設けられた第2被接合部36Fに第2接着剤G2によって接合される第2接合部58と、を備えた樹脂ルーフ10であって、第2接着剤G2は、第1接着剤G1よりも追従性が高くなるように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、樹脂ルーフに関する。
車両のルーフパネルよりも車室内側において、車室内に面するように配設されたパネル状の基材の車室外側に、発泡成形体が一体に成形された車両用天井内装材は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。発泡成形体は、車室外側の形状がルーフパネルの車室内側の形状と略等しくされており、その車室外側がルーフパネルの車室内側に圧接した状態で、ルーフパネルに取り付けられている。
特開2011-225150号公報
上記したように、車両のルーフパネルと、そのルーフパネルよりも車室内側に配設されている基材との間には、発泡成形体等の樹脂製のインナ層が設けられている。ここで、そのインナ層が、ルーフパネルを構成する樹脂製のアウタ層に設けられている場合には、そのアウタ層とインナ層とを含むルーフ本体を車体側の基材に組み付けることになる。しかしながら、このような構成のルーフ本体には、アウタ層とインナ層との熱膨張率の差に起因した熱歪みが発生するおそれがあり、その熱歪みの発生を抑制する構造には、改善の余地がある。
そこで、本発明は、アウタ層とインナ層とを含むルーフ本体に、アウタ層とインナ層との熱膨張率の差に起因した熱歪みが発生するのを抑制できる樹脂ルーフを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の樹脂ルーフは、車両のルーフパネルを構成する樹脂製のアウタ層と、前記アウタ層の周縁部を除く所定の領域に設けられた樹脂製のインナ層と、を含むルーフ本体と、前記アウタ層の前記周縁部に設けられ、車体側の第1基材に設けられた第1被接合部に第1接着剤によって接合される第1接合部と、前記インナ層に設けられ、車体側の第2基材に設けられた第2被接合部に第2接着剤によって接合される第2接合部と、を備え、前記アウタ層と前記インナ層のうち熱膨張率が高い方に対応する前記第1接着剤及び前記第2接着剤の何れか一方が、前記第1接着剤及び前記第2接着剤の何れか他方よりも追従性が高くなるように構成されている。
請求項1に記載の発明によれば、車両のルーフパネルを構成する樹脂製のアウタ層の周縁部を除く所定の領域に樹脂製のインナ層が設けられている。そして、アウタ層の周縁部に、車体側の第1基材に設けられた第1被接合部に第1接着剤によって接合される第1接合部が設けられ、インナ層に、車体側の第2基材に設けられた第2被接合部に第2接着剤によって接合される第2接合部が設けられている。さらに、アウタ層とインナ層のうち熱膨張率が高い方に対応する第1接着剤及び第2接着剤の何れか一方が、第1接着剤及び第2接着剤の何れか他方よりも追従性が高くなるように構成されている。したがって、アウタ層とインナ層との熱膨張率の差に起因して、アウタ層及びインナ層の何れか一方が、アウタ層及びインナ層の何れか他方に対してずれるように動いても、その動きが第1接着剤又は第2接着剤によって許容され、ルーフ本体に熱歪みが発生するのが抑制される。なお、追従性を高くする構成としては、接着剤の厚みを変える、接着剤自体の材質を変えるなどが考えられる。
また、請求項2に記載の樹脂ルーフは、請求項1に記載の樹脂ルーフであって、前記アウタ層と前記インナ層のうち熱膨張率が高い方に対応する前記第1接着剤及び前記第2接着剤の何れか一方の厚みが、前記第1接着剤及び前記第2接着剤の何れか他方の厚み以上とされている。
請求項2に記載の発明によれば、アウタ層とインナ層のうち熱膨張率が高い方に対応する第1接着剤及び第2接着剤の何れか一方の厚みが、第1接着剤及び第2接着剤の何れか他方の厚み以上とされている。したがって、アウタ層とインナ層のうち熱膨張率が高い方に対応する第1接着剤及び第2接着剤の何れか一方の厚みが、第1接着剤及び第2接着剤の何れか他方の厚み未満とされている場合に比べて、アウタ層とインナ層との熱膨張率の差に起因して、アウタ層及びインナ層の何れか一方が、アウタ層及びインナ層の何れか他方に対してずれるように動いても、その動きが第1接着剤又は第2接着剤によって効果的に許容され、ルーフ本体に熱歪みが発生するのが効果的に抑制される。
また、請求項3に記載の樹脂ルーフは、請求項2に記載の樹脂ルーフであって、前記インナ層に、前記第2被接合部に当接する突出部が形成されている。
請求項3に記載の発明によれば、インナ層に、第2被接合部に当接する突出部が形成されている。したがって、その突出部により、インナ層の第2接合部に設けられる第2接着剤の厚みが一定となるように管理される。
また、請求項4に記載の樹脂ルーフは、請求項1~請求項3の何れか1項に記載の樹脂ルーフであって、前記第1接合部と前記第2接合部との間における前記アウタ層に段差部が形成されている。
請求項4に記載の発明によれば、第1接合部と第2接合部との間におけるアウタ層に段差部が形成されている。したがって、第1接合部と第2接合部との間におけるアウタ層に段差部が形成されていない場合に比べて、アウタ層とインナ層との熱膨張率の差に起因して、アウタ層及びインナ層の何れか一方が、アウタ層及びインナ層の何れか他方に対してずれるように動いても、その動きが段差部の変形によって効果的に許容され、ルーフ本体に熱歪みが発生するのが効果的に抑制される。
また、請求項5に記載の樹脂ルーフは、請求項1~請求項4の何れか1項に記載の樹脂ルーフであって、前記インナ層が前記アウタ層よりも厚く形成されている。
請求項5に記載の発明によれば、インナ層がアウタ層よりも厚く形成されている。したがって、そのインナ層により、車室内への騒音の進入が抑制され、かつ断熱効果が高められる。
また、請求項6に記載の樹脂ルーフは、請求項1~請求項5の何れか1項に記載の樹脂ルーフであって、前記アウタ層の前記周縁部における外形端末と前記第1基材との間がシールされている。
請求項6に記載の発明によれば、アウタ層の周縁部における外形端末と第1基材との間がシールされている。したがって、その外形端末と第1基材との間からの車室内への水の進入が防止される。
以上のように、本発明によれば、アウタ層とインナ層とを含むルーフ本体を備えた樹脂ルーフに、アウタ層とインナ層との熱膨張率の差に起因した熱歪みが発生するのを抑制することができる。
本実施形態に係る樹脂ルーフを示す斜視図である。 本実施形態に係る樹脂ルーフを示す図1におけるX-X線矢視断面図である。 本実施形態に係る樹脂ルーフを示す図1におけるY-Y線矢視断面図である。 本実施形態に係る樹脂ルーフのインナ層に第2接着剤を設ける方法を示す図3における一部拡大断面図である。 本実施形態に係る樹脂ルーフのアウタ層に第1接着剤を設ける方法を示す図2に相当する断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車両上方向、矢印FRを車両前方向、矢印LHを車両左方向とする。したがって、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車両上下方向の上下、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
図1、図2に示されるように、本実施形態に係る車両のルーフ12における車幅方向両端部には、前後方向に延在する左右一対の金属製のルーフサイドレール20が設けられている。ルーフサイドレール20は、車両前後方向から見た断面視で、略ハット型形状とされたアンダリインフォースメント22と、車両前後方向から見た断面視で、略平板形状とされたアッパリインフォースメント26と、が互いに接合されることで閉断面形状に形成されている。
すなわち、ルーフサイドレール20は、アンダリインフォースメント22の車幅方向内側端部及び車幅方向外側端部に形成されているフランジ部24と、アッパリインフォースメント26の車幅方向内側端部及び車幅方向外側端部に形成されているフランジ部28とが、スポット溶接等によって互いに接合されることで閉断面形状に構成されている。なお、前後方向に延在するアッパリインフォースメント26の複数の所定位置には、円形状の貫通孔26Aが形成されている。
そして、このアッパリインフォースメント26の上面にサイドメンバアウタパネル(以下「サイメンアウタ」という)14の車幅方向内側端部が接合されている。具体的に説明すると、サイメンアウタ14の車幅方向内側には、車両前後方向から見た断面視で、下方側へ略「L」字状に屈曲された段差部16が一体に形成されており、その段差部16の車幅方向内側端部には、車両前後方向から見た断面視で、下方側へ略「L」字状に屈曲された支持部18が一体に形成されている。
そして、前後方向に延在する支持部18の複数の所定位置には、アッパリインフォースメント26の各貫通孔26Aと連通する円形状の貫通孔18Aが形成されている。したがって、車両上方側から複数のリベット60の軸部64が各貫通孔18A及び各貫通孔26Aに挿入されてかしめられることにより(仮想線で示される形状から実線で示される形状へ変形させられることにより)、サイメンアウタ14の車幅方向内側端部である支持部18が、アッパリインフォースメント26(ルーフサイドレール20)に取り付けられている。
また、図1に示されるように、左右一対のルーフサイドレール20の間には、車体側の第2基材として車幅方向に延在する金属製のルーフリインフォースメント30が、前後方向に間隔を空けて3本架設されている。なお、以下において、前側のルーフリインフォースメント30を「ルーフリインフォースメント30F」と称し、中央側のルーフリインフォースメント30を「ルーフリインフォースメント30C」と称し、後側のルーフリインフォースメント30を「ルーフリインフォースメント30B」と称する。
平面視で、前側のルーフリインフォースメント30Fと左右一対のルーフサイドレール20とで囲まれた部位、及び後側のルーフリインフォースメント30Bと左右一対のルーフサイドレール20とで囲まれた部位には、それぞれルーフ12のルーフパネルを構成する前後一対の樹脂製のサブルーフ40が設けられている。なお、左右一対のルーフサイドレール20の間に予め設けられている各サブルーフ40が車体側の第1基材である。
また、平面視で、前側のルーフリインフォースメント30F(前側のサブルーフ40)と中央側のルーフリインフォースメント30Cと左右一対のルーフサイドレール20とで囲まれた部位、及び後側のルーフリインフォースメント30B(後側のサブルーフ40)と中央側のルーフリインフォースメント30Cと左右一対のルーフサイドレール20とで囲まれた部位には、それぞれルーフ本体としてのメインルーフ50が前後に2個並んで設けられている。なお、メインルーフ50については、後述する。
前後一対のサブルーフ40は、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)等の強度及び剛性の高い樹脂材料で略矩形平板状に形成されており、その板厚は、2.0mm以上とされている。そして、前後一対のサブルーフ40は、フロントウインドシールドガラス(図示省略)の上端部及びリアウインドシールドガラス(図示省略)の上端部をそれぞれ支持している。
換言すれば、前後一対のサブルーフ40は、フロントウインドシールドガラスの上端部及びリアウインドシールドガラスの上端部をそれぞれ支持できるように、強度及び剛性の高いGFRP等の樹脂材料で形成されている。なお、前後一対のサブルーフ40は、同じ構成であるため、以下においては、前側のサブルーフ40についてのみ説明する。
図3に示されるように、前側のサブルーフ40の後部には、車幅方向から見た断面視で、下方側へ略「L」字状に屈曲された段差部42が一体に形成されている。そして、その段差部42の後端部には、車幅方向から見た断面視で、下方側へ略「L」字状に屈曲された支持部44が一体に形成されている。
なお、サブルーフ40の車幅方向に延在する支持部44が、後述する第1接合部54が接合される第1被接合部の1つとされており、支持部44における上面44Uが、後述する第1接着剤G1が接触する第1被接合面の1つとされている。
前側のルーフリインフォースメント30Fは、車幅方向から見た断面視で、略ハット型形状とされたアンダリインフォースメント32Fと、車幅方向から見た断面視で、略平板形状とされたアッパリインフォースメント36Fと、が互いに接合されることで閉断面形状に形成されている。
すなわち、前側のルーフリインフォースメント30Fは、アンダリインフォースメント32Fの前端部及び後端部に形成されているフランジ部34Fと、アッパリインフォースメント36Fの前端部及び後端部に形成されているフランジ部38Fとが、スポット溶接等によって互いに接合されることで閉断面形状に構成されている。
そして、アッパリインフォースメント36Fの前側の上面には、車両前後方向から見た断面視で、上方側へ凸となる略ハット型形状の複数のブラケット46が、車幅方向に間隔を空けて一体的に取り付けられている。具体的には、各ブラケット46の下端部で車幅方向に張り出している各フランジ部48が、アッパリインフォースメント36Fの上面にスポット溶接等によって一体的に接合されている。
なお、ブラケット46は、少なくとも車幅方向中央部と車幅方向両端部の計3個設けられることが好ましい。また、各ブラケット46の上壁47には、円形状の貫通孔47Aが形成されており、サブルーフ40の車幅方向に延在する支持部44の複数(少なくとも3個)の所定位置には、各貫通孔47Aと連通する円形状の貫通孔44Aが形成されている。
したがって、車両上方側から複数(少なくとも3個)のリベット60の軸部64が各貫通孔44A及び各貫通孔47Aに挿入されてかしめられることにより(仮想線で示される形状から実線で示される形状へ変形させられることにより)、サブルーフ40の支持部44が、ブラケット46を介してアッパリインフォースメント36Fに取り付けられている。つまり、サブルーフ40の後端部が、ブラケット46を介して前側のルーフリインフォースメント30Fによって支持されている。
また、前側のルーフリインフォースメント30Fにおけるアッパリインフォースメント36Fの前後方向略中央部が、後述する第2接合部58が接合される第2被接合部の1つとされており、その前後方向略中央部における上面が、後述する第2接着剤G2が接触する第2被接合面の1つとされている。
図2、図3に示されるように、本実施形態に係るメインルーフ50は、サブルーフ40と共にルーフ12のルーフパネルを構成する略矩形平板状のアウタ層52と、アウタ層52の周縁部52Aを除く所定の領域の下面に一体的に接合されたインナ層56と、を有している。なお、前後のメインルーフ50は、同じ構成であるため、以下においては、前側のメインルーフ50についてのみ説明する。
アウタ層52は、例えばアクリロニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレン(AES)等の耐候性を有する樹脂材料で形成されており、その板厚は、1.0mm~2.5mmとされている。インナ層56は、発泡性の樹脂材料で成形された成形体(例えば発泡ウレタンフォーム等)で構成されており、アウタ層52よりも厚く形成されている。具体的には、インナ層56の板厚は、前後方向の部位によっても異なるが、10mm以上とされている。
このように、メインルーフ50は、樹脂製のアウタ層52と樹脂製のインナ層56とを含んで構成され、サブルーフ40も樹脂製とされているため、メインルーフ50及びサブルーフ40は樹脂ルーフ10とされている。なお、アウタ層52は、インナ層56よりも硬質かつ高密度な樹脂材料(AES)で成形されており、インナ層56よりも熱膨張率が低い(インナ層56はアウタ層52よりも熱膨張率が高い)。また、サブルーフ40は、アウタ層52よりも硬質な樹脂材料(GFRP)で成形されている。
また、アウタ層52の周縁部52Aの下面には、第1接着剤G1が環状に設けられており、その第1接着剤G1が設けられている部分が第1接合部54とされている。そして、図3に示されるように、前側の第1接合部54が、サブルーフ40のリベット60の頭部62及びその周囲を含む支持部44(上面44U)に第1接着剤G1を介して接合されている。
また、図2に示されるように、右側の第1接合部54は、サイメンアウタ14のリベット60の頭部62及びその周囲を含む支持部18(上面18U)に第1接着剤G1を介して接合されている。なお、左側の第1接合部54も同様である。また、図示は省略するが、後側の第1接合部54は、中央側のルーフリインフォースメント30Cにおけるアッパリインフォースメントに第1接着剤G1を介して接合されている。
また、図2、図3に示されるように、インナ層56の下面における外周部には、第2接着剤G2が環状に設けられており、その第2接着剤G2が設けられている部分が第2接合部58とされている。そして、図3に示されるように、前側の第2接合部58が、前側のルーフリインフォースメント30Fにおけるアッパリインフォースメント36Fの前後方向略中央部に第2接着剤G2を介して接合されている。
また、図2に示されるように、右側の第2接合部58は、ルーフサイドレール20の車幅方向内側のフランジ部28に第2接着剤G2を介して接合されている。なお、左側の第2接合部58も同様である。また、図示は省略するが、後側の第2接合部58は、中央側のルーフリインフォースメント30Cにおけるアッパリインフォースメントの前端部に形成されているフランジ部に第2接着剤G2を介して接合されている。
また、図2、図3に示されるように、インナ層56の下面で、かつ第2接着剤G2の内側には、下方側へ所定の高さで突出する突出部57が環状に一体に形成されている。すなわち、突出部57は、前側のルーフリインフォースメント30Fにおけるアッパリインフォースメント36Fの上面、左右のルーフサイドレール20におけるフランジ部28の上面及び中央側のルーフリインフォースメント30Cにおけるアッパリインフォースメントのフランジ部(図示省略)の上面に当接する高さに形成されている。
換言すれば、この突出部57により、インナ層56が、前側のルーフリインフォースメント30F、左右のルーフサイドレール20及び中央側のルーフリインフォースメント30Cにも支持されている。そして、この突出部57により、第2接着剤G2の厚みD2が全周に亘って一定となるように管理されている。具体的には、第2接着剤G2の厚みD2が第1接着剤G1の厚みD1以上(D2≧D1)となるように、突出部57の高さによって設定されており、第2接着剤G2の追従性が、第1接着剤G1の追従性よりも高くなる構成になっている。
また、突出部57は、上方側から下方側へ行くに従って外径が小さくなる断面略円錐台形状に突出しており、図4に示されるように、その外周面が、第2接着剤G2を供給するノズル72のガイド面57Aとなる構成になっている。すなわち、ノズル72の先端部72Aは、先端へ行くに従って外径が小さくなる略円錐台形状に形成されており、第2接着剤G2をインナ層56の下面に設けるときには、ノズル72の先端部72Aにおける外周面72Bが突出部57のガイド面57Aに案内されつつ(摺接しつつ)、ノズル72の先端部72Aが突出部57に沿って周方向へ移動するようになっている。
これにより、インナ層56の下面に設ける第2接着剤G2の位置が一義的に決められ、その位置に正確に第2接着剤G2を塗布できる構成になっている。なお、アウタ層52の周縁部52Aの下面に設ける第1接着剤G1の場合には、図5に示されるように、第1接着剤G1を供給するノズル70に取り付けられたガイド部材68を利用するようになっている。
すなわち、ノズル70の基部70Cには、環状のリング部材66が嵌合されて固定されており、そのリング部材66の外周面には、外側(図5では車幅方向外側)へ所定の長さで延在するロッド状の連結部材67の一端部が一体的に取り付けられている。そして、連結部材67の他端部には、ノズル70の先端部70A側へ所定の長さ(車両前後方向及び車幅方向から見た断面視で、ノズル70の先端面70Bをある程度超える長さ)で延在する平板状のガイド部材68が取り付けられている。
したがって、このガイド部材68のノズル70側を向く壁面68Aをアウタ層52の外形端末52Bにおける端面52Cに当接させつつ、その端面52Cに沿ってノズル70を周方向へ移動させることにより、アウタ層52の周縁部52Aに対するノズル70の先端部70Aの位置が一義的に決められるようになっている。つまり、アウタ層52の周縁部52Aの下面に設ける第1接着剤G1の位置が一義的に決められ、その位置に正確に第1接着剤G1を塗布できる構成になっている。
また、図2、図3に示されるように、車両前後方向及び車幅方向から見た断面視で、第2接合部58と第1接合部54との間におけるアウタ層52には、外側(周縁部52A)が内側(所定の領域)よりも低位となるようにする段差部53が略「S」字状に屈曲形成されている。すなわち、アウタ層52は、その周縁部52Aが、インナ層56が設けられている所定の領域よりも、下方側に位置する形状に形成されている。なお、インナ層56の外形端末56Aは、その段差部53よりも若干外側(周縁部52A側)に位置している。
また、アウタ層52の周縁部52Aにおける外形端末52Bは、耐候性を有する柔らかいシーラSによって覆われている。すなわち、前側の外形端末52Bは、サブルーフ40の段差部42の上面の一部と共にシーラSによってシールされ、右側の外形端末52Bは、サイメンアウタ14の段差部16の上面の一部と共にシーラSによってシールされている。なお、左側の外形端末52Bも同様である。また、図示は省略するが、後側の外形端末52Bは、中央側のルーフリインフォースメント30Cのアッパリインフォースメントの上面の一部と共にシーラSによってシールされている。
以上のような構成とされた本実施形態に係る樹脂ルーフ10(メインルーフ50)において、次にその作用について説明する。
車両には、予めサブルーフ40が設けられている。サブルーフ40は、メインルーフ50の車両前方側及び車両後方側に設けられており、フロントウインドシールドガラス及びリアウインドシールドガラスをそれぞれ支持している。ここで、サブルーフ40は、メインルーフ50のアウタ層52よりも硬質な樹脂材料で形成されている。したがって、車両を軽量化することができるとともに、フロントウインドシールドガラス及びリアウインドシールドガラスに対する支持剛性も確保することができる。
このようなサブルーフ40が予め設けられている車両のルーフ12にメインルーフ50を配置する。すなわち、メインルーフ50のアウタ層52の周縁部52Aにおける第1接合部54(第1接着剤G1)及びインナ層56における第2接合部58(第2接着剤G2)を、それぞれ第1被接合部(第1被接合面)及び第2被接合部(第2被接合面)に接合する。
具体的には、第1接着剤G1を介して、第1接合部54を支持部44の上面44U(リベット60の頭部62及びその周囲を含む)、左右の支持部18の上面18U(リベット60の頭部62及びその周囲を含む)及び中央側のルーフリインフォースメント30Cにおけるアッパリインフォースメントの上面に接合する。
そして、第2接着剤G2を介して、第2接合部58を前側のルーフリインフォースメント30Fにおけるアッパリインフォースメント36Fの上面、左右のルーフサイドレール20におけるフランジ部28の上面及び中央側のルーフリインフォースメント30Cにおけるフランジ部の上面に接合する。
ここで、サブルーフ40(支持部44も含む)は、メインルーフ50のアウタ層52よりも硬質な樹脂材料で成形されている。つまり、メインルーフ50のアウタ層52よりも硬度の高いサブルーフ40の支持部44に、そのアウタ層52の第1接合部54(周縁部52A)を接合している。
したがって、メインルーフ50の第1接合部54(周縁部52A)をサブルーフ40の支持部44に接合するときに、メインルーフ50の第1接合部54(周縁部52A)は、そのサブルーフ40の支持部44によって安定的に支持される。よって、メインルーフ50をサブルーフ40に組み付ける際の組付性を向上させることができる。
また、サブルーフ40の支持部44がリベット60及びブラケット46を介して接合されているルーフリインフォースメント30Fのアッパリインフォースメント36Fに、インナ層56の第2接合部58が接合されている。したがって、ルーフリインフォースメント30Fのアッパリインフォースメント36Fにインナ層56の第2接合部58が接合されない場合に比べて、車両のルーフ12に配置したメインルーフ50を安定化させることができる(安定した状態で固定することができる)。
また、インナ層56の下面には、第2被接合部(アッパリインフォースメント36F、フランジ部28等)に当接する突出部57が環状に形成されている。したがって、インナ層56の第2接合部58に環状に設けられる第2接着剤G2の厚みD2を、その突出部57によって周方向で一定となるように管理することができる。
しかも、第2被接合部(アッパリインフォースメント36F、フランジ部28等)に当接させる突出部57は、インナ層56に一体に形成されているため(インナ層56と同じ発泡樹脂製であるため)、第2被接合部を傷付けるおそれがなく、その第2被接合部に腐食等が発生するのを抑制又は防止することができる。
また、第2接合部58に第2接着剤G2を環状に設けるとき、その第2接着剤G2を供給するノズル72の外周面72Bは、突出部57のガイド面57Aに沿って案内されるため、第2接合部58に対して、正確に、かつ効率よく第2接着剤G2を設けることができる。
なお、第1接合部54に第1接着剤G1を環状に設けるときも同様である。すなわち、第1接着剤G1を供給するノズル70は、ガイド部材68の壁面68Aがアウタ層52の外形端末52Bにおける端面52Cに沿って案内されるため、第1接合部54に対して、正確に、かつ効率よく第1接着剤G1を設けることができる。
また、第2接着剤G2は、第1接着剤G1よりも追従性が高い。したがって、アウタ層52とインナ層56との熱膨張率の差に起因して、アウタ層52よりも熱膨張率が高いインナ層56が上方側及び外側(前後方向外側及び車幅方向外側)へ熱伸びしても、その熱伸びが第2接着剤G2によって阻害されることがない。
より具体的に言えば、第2接着剤G2の厚みD2が第1接着剤G1の厚みD1以上(D2≧D1)とされているため、第2接着剤G2の厚みD2が第1接着剤G1の厚みD1未満(D2<D1)とされている場合に比べて、アウタ層52とインナ層56との熱膨張率の差に起因して、アウタ層52に対してインナ層56が外側(前後方向外側及び車幅方向外側)へずれるように動いても、その動きが第2接着剤G2によって効果的に許容される。これにより、メインルーフ50(特に意匠面となるアウタ層52)に温度変化による熱歪みが発生するのを効果的に抑制することができる。
また、車両前後方向及び車幅方向から見た断面視で、第1接合部54と第2接合部58との間におけるアウタ層52に段差部53が形成されており、インナ層56の外形端末56Aが、その段差部53よりも若干外側(周縁部52A側)に位置している。したがって、第1接合部54と第2接合部58との間におけるアウタ層52に段差部53が形成されていない場合に比べて、アウタ層52とインナ層56との熱膨張率の差に起因して、アウタ層52に対してインナ層56が外側(前後方向外側及び車幅方向外側)へずれるように動いても、その動きが段差部53の変形によって効果的に許容される。
より具体的に言えば、段差部53が形成されることによって、周縁部52Aよりも高位にあるインナ層56の上部が、アウタ層52を含み、段差部53の下端部付近を屈曲基点として、前後方向外側及び車幅方向外側へ伸びるように変形することができる。これにより、メインルーフ50(特に意匠面となるアウタ層52)に温度変化による熱歪みが発生するのをより効果的に抑制することができる。
また、アウタ層52の周縁部52Aにおける外形端末52Bと、サブルーフ40の段差部42の上面、左右のサイメンアウタ14の段差部16の上面及び中央側のルーフリインフォースメント30Cのアッパリインフォースメントの上面との間が、それぞれシーラSによってシールされている。
つまり、シーラSは、外形端末52Bに沿って環状に設けられており、伸び率が高いため、例えば温度変化による線膨張率(熱膨張率)の差で外形端末52Bが前方側及び後方側へ熱伸びした場合でも、その伸びに追従可能になっている。したがって、例えば外形端末52Bとサブルーフ40の段差部42の上面との隙間からの車室内への水の進入を防止することができる。
また、サブルーフ40の支持部44が、ルーフリインフォースメント30Fのアッパリインフォースメント36Fの上面に一体的に取り付けられたブラケット46に、リベット60によって接合されており、そのリベット60の頭部62及びその周囲を含むサブルーフ40の支持部44に、アウタ層52の第1接合部54が接合されている。
つまり、リベット60の頭部62の周囲と支持部44の上面との隙間が、第1接着剤G1によって埋められている。したがって、その第1接着剤G1により、リベット60の軸部64が挿入された貫通孔44A、47Aからの車室内への水の進入を防止することができる。
また、本実施形態に係るメインルーフ50のアウタ層52は、樹脂製とされているため、アウタ層52が、金属製とされている場合に比べて、車両を軽量化することができる。また、本実施形態に係るメインルーフ50のインナ層56は、発泡成形体であり、アウタ層52よりも厚く形成されているため、車室内への騒音の進入を効果的に抑制することができ、かつ断熱効果を高めることができる。
また、本実施形態に係るメインルーフ50は、ルーフパネルを構成するアウタ層52にインナ層56を一体的に設けて構成しているため、ルーフヘッドライニングにインナ層を一体的に設けてルーフパネルに取り付ける構成に比べて、組み付け時の基準となる基準部(図示省略)を容易に設定することができる。
すなわち、ルーフヘッドライニングにインナ層を一体的に設けてルーフパネルに取り付ける構成の場合、その基準部は、目視のために外周部に設けなければならないという制約を受ける。しかしながら、本実施形態では、そのような制約を受けることがない。また、ルーフパネルとルーフヘッドライニングとの間に配策されるワイヤーハーネス(図示省略)等を交換する際にも、メインルーフ50を取り外して交換することができるため、ルーフヘッドライニングを取り外して交換する場合に比べて、その交換費用が低減される。
以上、本実施形態に係る樹脂ルーフ10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る樹脂ルーフ10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、サブルーフ40の支持部44は、リベット60ではなく、接着剤によってブラケット46の上壁47に接合されていてもよい。
また、インナ層56の下面に突出部57が形成されていなくても、第2接着剤G2の厚みD2を第1接着剤G1の厚みD1以上(D2≧D1)にできるのであれば、その突出部57が形成されていないインナ層56にしてもよい。また、第1接着剤G1と第2接着剤G2との追従性の高低は、厚みの設定によるものに限定されるものではなく、接着剤自体の材質を変更するなどによって実現してもよい。
また、アウタ層52が、インナ層56よりも熱膨張率が高い場合には、第1接着剤G1の追従性が、第2接着剤G2の追従性よりも高くなるように構成される。すなわち、第1接着剤G1の厚みD1が第2接着剤G2の厚みD2以上(D1≧D2)となるように、突出部57等によって設定される。
10 樹脂ルーフ
14 サイメンアウタ(第1基材)
18 支持部(第1被接合部)
20 ルーフサイドレール(第2基材)
28 フランジ部(第2被接合部)
30 ルーフリインフォースメント(第2基材)
36F アッパリインフォースメント(第2被接合部)
40 サブルーフ(第1基材)
44 支持部(第1被接合部)
50 メインルーフ(ルーフ本体)
52 アウタ層
52A 周縁部
52B 外形端末
53 段差部
54 第1接合部
56 インナ層
57 突出部
58 第2接合部
G1 第1接着剤
G2 第2接着剤

Claims (6)

  1. 車両のルーフパネルを構成する樹脂製のアウタ層と、
    前記アウタ層の周縁部を除く所定の領域に設けられた樹脂製のインナ層と、
    を含むルーフ本体と、
    前記アウタ層の前記周縁部に設けられ、車体側の第1基材に設けられた第1被接合部に第1接着剤によって接合される第1接合部と、
    前記インナ層に設けられ、車体側の第2基材に設けられた第2被接合部に第2接着剤によって接合される第2接合部と、
    を備え、
    前記アウタ層と前記インナ層のうち熱膨張率が高い方に対応する前記第1接着剤及び前記第2接着剤の何れか一方が、前記第1接着剤及び前記第2接着剤の何れか他方よりも追従性が高くなるように構成されている樹脂ルーフ。
  2. 前記アウタ層と前記インナ層のうち熱膨張率が高い方に対応する前記第1接着剤及び前記第2接着剤の何れか一方の厚みが、前記第1接着剤及び前記第2接着剤の何れか他方の厚み以上とされている請求項1に記載の樹脂ルーフ。
  3. 前記インナ層に、前記第2被接合部に当接する突出部が形成されている請求項2に記載の樹脂ルーフ。
  4. 前記第1接合部と前記第2接合部との間における前記アウタ層に段差部が形成されている請求項1~請求項3の何れか1項に記載の樹脂ルーフ。
  5. 前記インナ層が前記アウタ層よりも厚く形成されている請求項1~請求項4の何れか1項に記載の樹脂ルーフ。
  6. 前記アウタ層の前記周縁部における外形端末と前記第1基材との間がシールされている請求項1~請求項5の何れか1項に記載の樹脂ルーフ。
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