JPH11139220A - 自動車のルーフモール - Google Patents

自動車のルーフモール

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Publication number
JPH11139220A
JPH11139220A JP34356997A JP34356997A JPH11139220A JP H11139220 A JPH11139220 A JP H11139220A JP 34356997 A JP34356997 A JP 34356997A JP 34356997 A JP34356997 A JP 34356997A JP H11139220 A JPH11139220 A JP H11139220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
roof
vertical wall
roof molding
roof panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34356997A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Seki
真琴 瀬木
Toshio Ogawa
登志雄 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP34356997A priority Critical patent/JPH11139220A/ja
Publication of JPH11139220A publication Critical patent/JPH11139220A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーフモールを、組付作業性良好で、保持力
の高いものとする。 【解決手段】 主ルーフパネル1と主ルーフパネル1の
両側部に接合される副ルーフパネル2との接合部に形成
された車体前後方向に延びる凹溝3に嵌め込まれ、一側
端縁に形成した係止部43を上記凹溝3の一方の縦壁部
31に形成された係止段部32に当接係止せしめるとと
もに、他側端縁下部に形成したリップ部42を上記凹溝
3の他方の縦壁部33に弾接させて抜け方向への保持力
を得る一方、他側端縁上部に形成した突片部41を上記
凹溝3の他方の縦壁部33に形成された段部34に当接
させて他側の上記凹溝3内への落ち込みを規制するよう
にした自動車のルーフモール4において、ルーフモール
4下面の上記係止部と隣接する位置に長手方向に沿って
略V字形の溝44を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の主ルーフ
パネルと主ルーフパネルの両側部に接合される副ルーフ
パネルとの接合部に形成された車体前後方向に延びる凹
溝に嵌め込まれる自動車のルーフモールの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、車両のルーフRとし
て、主ルーフパネル1と、主ルーフパネル1の両側端に
接合される副ルーフパネル2との接合部に車体前後方向
に延びる雨垂れ防止用の凹溝3を形成したものがある。
この場合見栄え向上のために凹溝3に合成樹脂製のルー
フモールを嵌め込むことが行なわれている。
【0003】図4は、この種のルーフモールの代表的な
一例を示すもので、主ルーフパネル1と副ルーフパネル
2との接合部には凹溝3が形成され、この凹溝3にルー
フモール4Bが嵌め込まれている。ルーフモール4B
は、一側端縁に形成した係止部43Bを上記凹溝3の一
方の縦壁部31に形成された係止段部32に当接係止せ
しめるとともに、他側端縁下部に形成したリップ部42
Bを上記凹溝3の他方の縦壁部33に弾接させて抜け方
向への保持力を得る一方、他側端縁上部に形成した突片
部41Bを上記凹溝3の他方の縦壁部に形成された段部
34に当接させて、他側の上記凹溝3内への落ち込みを
規制するように嵌め込まれている。
【0004】なお、ルーフモール4Bは三層構造として
あり、中央部4B2は硬質合成樹脂から成り芯金5が埋
没されており、上記突片部41Bを含む上層部4B1と
上記係止部43Bおよびリップ部42Bを含む下層部4
B3とは軟質合成樹脂からなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このルーフ
モール4Bを凹溝3内へ嵌め込むには剛性のある係止部
43Bを凹溝3の一方の縦壁部31に形成された係止段
部32に当接係止させて位置決めし、柔軟なリップ部4
2Bを凹溝3の他方の縦壁部33に弾接させて抜け方向
への保持力を得るようにしているが、上記凹溝3の巾寸
法のバラツキにより巾寸法が狭いときは、挿入力が高く
なり組付け性が悪い。そこで、リップ部42Bを短くし
たり、薄くすることで挿入力が低くなり組付け性は良好
となるが、逆に凹溝3の巾寸法がバラツキにより広いと
きはこのルーフモール4Bは、凹溝3への保持力が必ず
しも充分ではなく、洗車時などにおいて手をかけたりす
ると浮き上がりや抜けが生じる恐れがある。
【0006】そこで本発明は、上記凹溝の巾寸法にバラ
ツキがあっても、取付作業性が良好で、かつ凹溝への保
持力が高く浮き上がりや抜けが生じないルーフモールを
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、主ルーフパネ
ルと、主ルーフパネルの両側部に接合される副ルーフパ
ネルとの接合部に形成された車体前後方向に延びる凹溝
に嵌め込まれ、一側端縁に形成した係止部を上記凹溝の
一方の縦壁部に形成された係止段部に当接係止せしめる
とともに、他側端縁下部に形成したリップ部を上記凹溝
の他方の縦壁部に弾接させて抜け方向への保持力を得る
一方、他側端縁上部に形成した突片部を上記凹溝の他方
の縦壁部に形成された段部に当接させて他側の上記凹溝
内への落ち込みを規制するようにした自動車のルーフモ
ールにおいて、ルーフモール下面の上記係止部と隣接す
る位置に長手方向に沿って略V字形の溝を形成したこと
を特徴とする。
【0008】ルーフモールを凹溝に嵌め込む場合はルー
フモール下面に長手方向に沿って形成した略V字状の溝
により係止部が撓むことで容易に嵌め込むことができ
る。また、ルーフモールは嵌め込み状態で、上方に向か
って抜け荷重が作用しても、一側端縁に形成した係止部
が凹溝の一方の縦壁部に形成された係止段部に係止する
ため、浮き上りや抜けが生じないとともに、上記係止部
の撓み力によりリップ部の先端部を凹溝の他方の縦壁部
に強く弾接させるため充分な保持力を発生する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はルーフモール4の装着状態
の断面を示し、図2はルーフモール4の自由状態の断面
図である。車両のルーフRは、主ルーフパネル1と副ル
ーフパネル2からなる分割構造としてあり、主ルーフパ
ネル1の側端縁に沿って副ルーフパネル2の内側端縁を
重ね合わせてスポット溶接し、接合部に雨垂れ防止用の
凹溝3が車体前後方向に形成してある。凹溝3には、主
ルーフパネル1側の縦壁部31に係止段部32が形成し
てあり、副ルーフパネル2側の縦壁部33の上部には段
部34が形成してある。そして、凹溝3には、上記接合
部を覆い隠すようにルーフモール4が上方より嵌め込ま
れている。
【0010】ルーフモール4は、図2に示すように芯金
5を埋没した硬質塩化ビニールよりなる中央部46の左
右両側に形成した軟質塩化ビニールよりなる係止部43
およびリップ部42と、リップ部42の上方に位置し、
中央部46と同一の硬質塩化ピニールにより中央部46
と一体に形成した断面L字形の突片部41とを押出成形
により一体に成形してある。また、中央部46の下面の
上記係止部43と隣接する位置に長手方向に沿って略V
字形の溝44が成形してある。そして、上記中央部46
の上面は突片部41先端に至るまで係止部43から一体
的に薄肉の軟質塩化ビニール層で被覆してある。更に、
係止部43の上方には翼状片45を一体に形成して、中
央部46の上面に雨とい6が形成されるようにしてあ
る。
【0011】ルーフモール4を凹溝3に嵌め込むこと
は、先ずルーフモール4の係止部43を凹溝3の一方の
縦壁部31に形成された係止段部32に当接係止せし
め、次にリップ部42を他方の縦壁部33に弾接させな
がら、突片部41が段部34と当接するまでルーフモー
ル4全体を凹溝3内に押し込む。この状態でルーフモー
ル4は、リップ部42の弾発力により突片部41および
係止部43がそれぞれ凹溝3の段部34、係止部32に
押し付けられて係止され凹溝3に嵌め込まれる。従っ
て、ルーフモール4は凹溝3の巾寸法にバラツキが発生
しても浮き上りや抜けが防止されるのである。そして、
ルーフモール4は中央部46下面の係止部43と隣接す
る位置に設けたV字形溝44によって係止部43が凹溝
3の巾方向に撓み可能であるので、凹溝3の巾寸法にバ
ラツキがあっても組付性が良好となる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ルーフモールは、ルー
フの凹溝への嵌め込み作業性が良好で、かつ、凹溝との
保持力が高く、抜け荷重に対してもルーフモールの浮き
上りや抜けが起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のルーフモールの凹溝への装着状態の断
面図である。
【図2】本発明のルーフモールの自由状態の断面図であ
る。
【図3】本発明のルーフモールが適用される車両のルー
フを示す斜視図である。
【図4】従来のルーフモールの断面図である。
【符号の説明】
1 主ルーフパネル 2 副ルーフパネル 3 凹溝 31、33 縦壁部 32 係止段部 33 段部 4 ルーフモール 41 突片部 42 リップ部 43 係止部 44 V字形溝 46 中央部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主ルーフパネルと、主ルーフパネルの両側
    部に接合される副ルーフパネルとの接合部に形成された
    車体前後方向に延びる凹溝に嵌め込まれ、一側端縁に形
    成した係止部を上記凹溝の一方の縦壁部に形成された係
    止段部に当接係止せしめるとともに、他側端縁下部に形
    成したリップ部を上記凹溝の他方の縦壁部に弾接させて
    抜け方向への保持力を得る一方、他側端縁上部に形成し
    た突片部を上記凹溝の他方の縦壁部に形成された段部に
    当接させて、他側の上記凹溝内への落ち込みを規制する
    ようにした自動車のルーフモールにおいて、ルーフモー
    ル下面の上記係止部と隣接する位置に長手方向に沿って
    略V字形の溝を形成したことを特徴とする自動車のルー
    フモール。
JP34356997A 1997-11-07 1997-11-07 自動車のルーフモール Pending JPH11139220A (ja)

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JP34356997A JPH11139220A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 自動車のルーフモール

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7004537B2 (en) 2004-02-27 2006-02-28 Sport Carriers, Inc. Molding apparatus for vehicles and methods for use
CN112224153A (zh) * 2019-07-15 2021-01-15 长城汽车股份有限公司 一种装饰条组件及车辆
CN114670928A (zh) * 2020-12-25 2022-06-28 丰田自动车株式会社 树脂车顶

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7401395B2 (en) 2004-02-27 2008-07-22 Mu Shu Technologies, Llc Molding apparatus for vehicles and methods for use
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