JP2022078570A - 中心検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】板状ワークの中心が正常に検出されない原因を、作業者が短時間で見つけることを可能とする。【解決手段】アライメントエラーが発生したと判断された場合に、モニタ6の第1モニタエリア61に板状ワークの全体画像を表示するとともに、第2モニタエリア62に、板状ワークの1辺の画像を含む所定領域を拡大して表示する。これにより、作業者は、モニタ6における2つのモニタエリア61および62を見ることにより、アライメントエラーの発生原因を、比較的に容易かつ短時間のうちに発見することが可能となる。【選択図】図11

Description

本発明は、中心検出装置に関する。
チャックテーブルの保持面に保持された板状ワークを研削する研削装置(特許文献1)がある。この研削装置では、特許文献2に開示のように、板状の照明によって板状ワークを照らすとともに、この板状ワークの一方の面をカメラによって撮像する。そして、この撮像によって得られた画像に基づいて、板状ワークの外周縁を検出し、検出した外周縁から板状ワークの中心を検出する。さらに、検出した板状ワークの中心とチャックテーブルの保持面の中心とが一致するように、保持面に板状ワークを搬送する。
このような加工装置では、板状ワークを吸引保持するための保持面の形は、板状ワークの形と一致している。たとえば、板状ワークが四角形の場合、加工装置は、板状ワークと同じ面積で同じ形の四角形の保持面を有するチャックテーブルを備えており、この保持面によって、板状ワークを吸引保持する。
特開2009-123790号公報 特開2014-33049号公報
板状ワークの中心を検出するために板状ワークを撮像する際、照明が部分的に暗くなるという照明の故障、あるいは、板状ワークの外周縁にゴミが付着していること等によって、画像に、暗い部分と明るい部分とが生じてしまう。この場合、たとえば、板状ワークの外周縁を検出できないこと、あるいは、板状ワークの外周縁を誤って検出することがある。このような場合、板状ワークの中心を正常に検出することが困難となる。
加工装置は、板状ワークの外周縁を検出できない場合には、たとえば、警報を発報して作業者に通知している。
また、板状ワークの外周縁が誤って検出された場合には、板状ワークが、保持面とずれた位置に搬送される。このため、保持面によって板状ワークを吸引保持した際に、吸引力が小さくなる。搬送装置は、これに応じて位置ずれを検知し、警報を発して作業者に通知している。
このような警報に応じて、作業者は、加工装置を一時停止させて、照明を確認したり、板状ワークを洗浄したりして、板状ワークの中心を正常に検知できない原因を見つけている。そのため、原因をつきとめて板状ワークの中心を正常に検出できるようになるまで、時間がかかっている。
したがって、本発明の目的は、板状ワークの中心が正常に検出されないときに、その原因を、作業者が短時間で見つけることを可能とすることにある。
本発明の中心検出装置(本中心検出装置)は、板状ワークが載置される載置手段と、該載置手段に載置された板状ワークの一方の面の全面を撮像する視野を有するカメラと、板状ワークを照らす照明と、該カメラによる撮像によって得られる、板状ワークの一方の面の全面を含む画像であるアライメント用画像から、板状ワークの中心を検出する検出部と、該アライメント用画像を表示するためのモニタと、制御部と、を備える板状ワークの中心検出装置において、該モニタは、該アライメント用画像における板状ワークの全体を表示するための第1モニタエリアと、該第1モニタエリアの横に配置され、該アライメント用画像における板状ワークの外周縁を含む所定領域を表示するための第2モニタエリアと、を備え、該制御部は、該第1モニタエリア内に板状ワークの全体が表示されるように、該アライメント用画像を縮小して該第1モニタエリアに表示する第1制御部と、該第2モニタエリアに、該アライメント用画像の該所定領域を拡大して表示する第2制御部と、を備える。
本中心検出装置では、モニタの第1モニタエリアに、アライメント用画像を縮小して板状ワークの全体画像を表示するとともに、第2モニタエリアに、アライメント用画像における板状ワークの外周縁の画像を含む所定領域を拡大して表示する。これにより、作業者は、たとえばアライメントエラーが発生したと判断された場合に、2つのモニタエリアを見ることにより、アライメントエラーの発生原因を、比較的に容易かつ短時間のうちに発見することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる加工装置の構成を示す斜視図である。 仮置き手段およびベルト移動手段の構成を示す斜視図である。 カメラの視野を示す説明図である。 第1搬送機構の構成を示す斜視図である。 第2搬送手段の構成を示す斜視図である。 アライメント用画像の一例を示す説明図である。 アライメント用画像における所定領域の一例を示す説明図である。 アライメント用画像における所定領域の一例を示す説明図である。 板状ワークの中心を求める手法を示す説明図である。 板状ワークにおける一辺の長さを求める手法を示す説明図である。 モニタを示す説明図である。 モニタにおける第2モニタエリアの表示例を示す説明図である。 仮置きテーブルを示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態にかかる加工装置1は、制御部7による制御によって、たとえば四角形の板状ワーク2を研削加工するものである。
加工装置1は、第1の装置ベース4と、第1の装置ベース4の後方(+Y方向側)に配置された第2の装置ベース5とを有している。第1の装置ベース4上では、板状ワーク2の搬入出等が行われる。第2の装置ベース5上では、板状ワーク2が加工される。
第1の装置ベース4の正面側(-Y方向側)には、第1カセットステージ40および第2カセットステージ45が設けられている。第1カセットステージ40には、アダプタプレート42を介して、加工前の板状ワーク2が収容されているカセット41が載置されている。第2カセットステージ45には、アダプタプレート42を介して、加工後の板状ワーク2が収容される同様のカセット41が載置されている。
カセット41は、上下方向に隙間をあけて複数の板状ワーク2を収容する棚を備えている。各棚に一枚ずつ、板状ワーク2が収容されている。
カセット41は、+Y方向側を向く開口を有している。この開口の+Y方向側には、破線によって示す仮置き空間190が配置されている。この仮置き空間190には、図2に示すような、カセット41から板状ワーク2を取り出すためのベルト移動手段50、および、板状ワーク2が仮置きされる仮置き手段200が配設されている。
本実施形態では、ベルト移動手段50は、第1カセットステージ40の+Y方向側に配置されている。
ベルト移動手段50は、図2に示すように、ベルトコンベアとしての、第1ベルト移動手段400および第2ベルト移動手段420を有している。
第1ベルト移動手段400は、無端ベルト401と、無端ベルト401を回転させる回転機構402と、を備えている。
回転機構402は、無端ベルト401における-Y方向側の端部に設けられた従動ローラ403、無端ベルト401における+Y方向側の端部に設けられた駆動ローラ404、および、駆動ローラ404を駆動するモータ405を備えている。
無端ベルト401は、その内周面に接触するように設けられた従動ローラ403および駆動ローラ404に架橋されている。また、無端ベルト401の上面には、板状ワーク2が載置される。
第2ベルト移動手段420は、第1ベルト移動手段400の+Y方向側に配置されている。第2ベルト移動手段420は、第1ベルト移動手段400と同様に、無端ベルト401および回転機構402を備えている。
ベルト移動手段50では、第1ベルト移動手段400は、第1カセットステージ40に載置されているカセット41から、加工前の板状ワーク2を引き出すように構成されている。
すなわち、この第1ベルト移動手段400では、無端ベルト401の-Y方向側の端部を、カセット41に収容されている板状ワーク2の下に進入させて、この端部によって板状ワーク2の下面を支持する。この状態で無端ベルト401を回転させることにより、カセット41に収容されている板状ワーク2が、カセット41から引き出される。
第2ベルト移動手段420は、第1ベルト移動手段400によってカセット41から引き出された板状ワーク2を、回転する無端ベルト401によって受け取る。第2ベルト移動手段420は、板状ワーク2を、回転する無端ベルト401によって、第2ベルト移動手段420の中心位置である撮像位置に配置する。すなわち、この第2ベルト移動手段420は、板状ワーク2が載置される載置手段の一例である。
また、図2に示すように、加工装置1は、第2ベルト移動手段420の上方に、カメラ55を備えている。カメラ55は、図3に示すように、撮像位置にある板状ワーク2の一方の面(上面:+Z方向を向いている面)の全面を撮像する視野551を有しており、板状ワーク2の一方の面の全面を撮像するように構成されている。
なお、板状ワーク2は、第2ベルト移動手段420の無端ベルト401よりも大きいサイズを有する。したがって、図2および図3に示すように、撮像位置にある板状ワーク2は、カメラ55から見て、第2ベルト移動手段420を覆い隠すように配置される。
また、図2および図3に示すように、第2ベルト移動手段420の下方(-Z方向)には、照明板56が配置されている。
照明板56は、撮像位置にある板状ワーク2を照らすように構成されている。すなわち、図3に示すように、照明板56は、板状ワーク2よりも広い面積の発光面を有しており、撮像位置にある板状ワーク2の他方の面(裏面:-Z方向を向いている面)の全面に、矢印300によって示すように、照明光を略垂直に入射させることができる。照明板56は、たとえば、外部から電力の供給を受ける有機EL照明であり、白色光を発光する面光源である。
カメラ55による板状ワーク2の撮像後、第2ベルト移動手段420に配置されている板状ワーク2は、仮置き手段200に向けて搬送される。
仮置き手段200は、カメラ55によって撮像された板状ワーク2を仮置きするために用いられる。
仮置き手段200は、チャックテーブル13の有する保持面12の数に対応した枚数の板状ワーク2を仮置き可能なように構成されている。したがって、本実施形態では、仮置き手段200には、2枚の板状ワーク2を仮置きすることが可能である。
図2に示すように、仮置き手段200は、板状ワーク2が仮置きされる仮置きステージ210、および、仮置きステージ210を支持するX軸移動機構230を備えている。
仮置きステージ210は、それぞれ複数の吸引口213を有する第1仮置き面211および第2仮置き面212を備えている。第1仮置き面211および第2仮置き面212は、図示しない吸引源に吸引口213を連通させることにより、それぞれ1枚の板状ワーク2を吸引保持する。
X軸移動機構230は、仮置きステージ210をX軸方向に沿って移動可能に支持しており、仮置きステージ210の第1仮置き面211および第2仮置き面212のX軸方向における位置を調整する。
また、図1に示すように、仮置き空間190の上方には、破線によって示す第1搬送空間180が配置されている。そして、この第1搬送空間180には、図4に示すような第1搬送機構250が配置されている。この第1搬送機構250は、第2ベルト移動手段420に配置されている板状ワーク2を、仮置き手段200に搬送するために用いられる。
図4に示すように、第1搬送機構250は、筐体板251における-X方向側の面に、板状ワーク2を保持する仮置き保持部260、および、仮置き保持部260を移動させる仮置き移動部255を備えている。
仮置き移動部255は、Z軸移動機構257およびY軸移動機構259を備えている。Z軸移動機構257は、仮置き保持部260をZ軸方向に移動させるように構成されている。一方、Y軸移動機構259は、仮置き保持部260およびZ軸移動機構257を、Y軸方向に移動させるように構成されている。
仮置き保持部260は、Z軸移動機構257のアーム258に支持されている。仮置き保持部260は、アーム258の先端に回転可能に連結されたシャフト261、シャフト261の上端に連結され、シャフト261を回転させるためのモータ263、および、シャフト261の下端に連結された吸引パッド265を備えている。
吸引パッド265は、図示しない吸引源に連通されることにより、板状ワーク2を吸引保持することが可能である。モータ263は、シャフト261を回転させることにより、矢印301に示すように、その下端に連結された吸引パッド265を回転させること、すなわち、吸引パッド265における回転方向(θ方向、すなわち、XY面内での向き)を変えることが可能である。
このような構成を有する第1搬送機構250では、カメラ55による板状ワーク2の撮像後(図2参照)、第2ベルト移動手段420に配置されている板状ワーク2を、仮置き保持部260の吸引パッド265によって保持し、仮置き移動部255によって、仮置き手段200に向けて搬送し、仮置きステージ210の第1仮置き面211あるいは第2仮置き面212に載置する。
また、図1に示すように、仮置き空間190の+Y方向側における第2の装置ベース5上には、板状ワーク2を保持するためのチャックテーブル13が配置されている。チャックテーブル13は、板状ワーク2を吸引保持する2つの保持面12を備えている。各保持面12は、図示しない吸引源に連通されて、1枚の板状ワーク2を吸引保持することが可能である。したがって、本実施形態では、チャックテーブル13は、2つの保持面12によって、2枚の板状ワーク2を同時に保持することが可能である。
チャックテーブル13は、保持面12によって板状ワーク2を吸引保持した状態で、チャックテーブル13の中心を通りZ軸方向に延在する中心軸を中心として、回転可能である。
また、第2の装置ベース5上の後方(+Y方向側)には、コラム14が立設されている。そして、加工装置1は、コラム14の前面に、板状ワーク2を研削する研削手段15、および、研削手段15を研削送りする研削送り手段11を備えている。
研削手段15は、研削ホイール17を備えている。研削ホイール17は、保持面12に保持された板状ワーク2を加工する加工手段の一例であり、加工具の一例である研削砥石18を有する。
さらに、加工装置1は、チャックテーブル13の保持面12に保持された板状ワーク2の厚みを測定するための第1ハイトゲージ19を備えている。
加工装置1では、研削送り手段11によって研削手段15が研削送りされるとともに、研削手段15のスピンドル16により研削砥石18が回転される。この研削砥石18によって、回転するチャックテーブル13の保持面12に保持された板状ワーク2が研削される。
また、図1において破線によって示す第2搬送空間170には、第2搬送手段100(図5参照)が備えられている。
図5に示すように、第2搬送手段100は、Y軸方向に延びる筐体板101における-X方向側の面に、複数の板状ワーク2を同時に保持することの可能な保持部140、および、保持部140を移動させる移動手段110を備えている。
移動手段110は、Z軸移動機構130およびY軸移動機構120を備えている。Z軸移動機構130は、保持部140をZ軸方向に移動させるように構成されている。一方、Y軸移動機構120は、保持部140およびZ軸移動機構130を、Y軸方向に移動させるように構成されている。
保持部140は、Z軸移動機構130のアーム137の先端に連結された回転機構138に支持されている。保持部140は、回転機構138を挟むように設けられた一対の保持プレート141、および、各保持プレート141に2つずつ備えられた吸引パッド142を有している。吸引パッド142は、図示しない吸引源に連通されることにより、板状ワーク2を吸引保持することが可能である。保持部140は、1枚の保持プレート141に2つの吸引パッド142を備えているため、2枚の板状ワーク2を同時に保持することが可能である。また、回転機構138は、アーム137を軸に回転する。回転機構138が回転することによって、一方の保持プレート141と他方の保持プレート141とを反転させることができる。
第2搬送手段100では、2枚の板状ワーク2を保持している保持部140を、移動手段110によって、仮置き手段200からチャックテーブル13へ移動させる。すなわち、この第2搬送手段100は、仮置き手段200に仮置きされた2枚の板状ワーク2を、保持部140によって同時に保持し、チャックテーブル13の2つの保持面12に搬送および載置する。
なお、保持部140は、保持した板状ワーク2を保持面12に同時に搬送するために、仮置きされた板状ワーク2を保持する際に、板状ワーク2を1枚ずつ保持して、保持面12と板状ワーク2との中心を一致させるとともにθ方向を一致させてもよい。
なお、保持部140は、保持した板状ワーク2を保持面12に搬送する際に、保持面12と板状ワーク2との中心を一致させるとともにθ方向を一致させるために、保持する板状ワーク2を、1枚ずつ保持面12に搬送してもよい。
このように、第2搬送手段100は、移動手段110による保持部140の一度の動作によって、仮置き手段200に仮置きされた2枚の板状ワーク2を受け取り、チャックテーブル13の保持面12に搬送する。
また、第2搬送手段100は、板状ワーク2に対する研削加工後、チャックテーブル13における2つの保持面12上の2枚の板状ワーク2を、保持部140によって同時に保持し、たとえば図示しない中継テーブルに載置する。
中継テーブルに載置された板状ワーク2は、その後、たとえば図示しないロボットによって、図1に示す洗浄手段156のスピンナテーブル157に搬送される。
なお、中継テーブルおよびロボットを用いることなく、第2搬送手段100によって、洗浄手段156のスピンナテーブル157に板状ワーク2を搬送してもよい。
洗浄手段156は、板状ワーク2を洗浄するスピンナ洗浄ユニットである。洗浄手段156は、板状ワーク2を保持するスピンナテーブル157、および、スピンナテーブル157に向けて洗浄水および乾燥エアを噴射するノズル158を備えている。
洗浄手段156では、板状ワーク2を保持したスピンナテーブル157が回転するとともに、板状ワーク2に向けて洗浄水が噴射されて、板状ワーク2がスピンナ洗浄される。その後、板状ワーク2に乾燥エアが吹き付けられて、板状ワーク2が乾燥される。
洗浄手段156によって洗浄された板状ワーク2は、図示しないロボットにより、加工済みワーク収容用のカセットである、第2カセットステージ45上のカセット41に搬入される。
また、図1に示すように、加工装置1における図示しない筐体の側面には、モニタ6が設置されている。モニタ6は、板状ワーク2の加工に関する情報を表示することが可能である。また、モニタ6は、タッチパネル機能を有しており、加工条件等の各種情報を設定するためにも用いられる。このように、モニタ6は、情報を表示するための表示手段として機能するとともに、情報を入力するための入力手段としても機能する。
図1に示すように、加工装置1は、制御部7および検出部8を備えている。制御部7は、各種の処理を実行し、加工装置1の各構成要素を統括制御する。また、制御部7は、図1に示すように、第1制御部71および第2制御部72を備えている。
以下に、制御部7、第1制御部71、第2制御部72および検出部8の機能とともに、加工装置1の加工動作について説明する。
本実施形態における加工装置1の加工動作では、まず、制御部7が、図2に示したベルト移動手段50の第1ベルト移動手段400を制御して、第1カセットステージ40上のカセット41(図1参照)から、加工前の板状ワーク2を取り出す。さらに、制御部7は、ベルト移動手段50の第2ベルト移動手段420を制御して、第2ベルト移動手段420上の撮像位置に、板状ワーク2を配置する。
その後、制御部7は、照明板56を制御して、第2ベルト移動手段420上の撮像位置にある板状ワーク2の全面を照らす。さらに、制御部7は、カメラ55を制御して、撮像位置にある板状ワーク2の一方の面の全面を撮像する。これにより、制御部7は、カメラ55による板状ワーク2の撮像によって得られる、板状ワーク2の一方の面の全面を含む画像であるアライメント用画像を取得する。
これに応じて、検出部8が、アライメント用画像に基づいて、第2ベルト移動手段420の撮像位置に載置されている板状ワーク2の中心を検出する。
次に、制御部7は、板状ワーク2を、仮置き手段200の仮置きステージ210に搬送する。
すなわち、制御部7は、図4に示した第1搬送機構250を制御して、その仮置き保持部260の吸引パッド265によって、第2ベルト移動手段420上の板状ワーク2を保持し、仮置き移動部255によって、板状ワーク2を仮置き手段200に搬送する。
この際、制御部7は、仮置き移動部255のY軸移動機構259によって、仮置きステージ210の第1仮置き面211のY軸方向における位置に合わせて、板状ワーク2のY軸方向の位置を調整する。また、制御部7は、仮置き保持部260のモータ263を制御して板状ワーク2を回転させることにより、板状ワーク2のθ方向を、仮置きステージ210の第1仮置き面211のθ方向に合わせて調整する。
さらに、制御部7は、仮置き手段200のX軸移動機構230を制御して、搬送されてくる板状ワーク2のX軸方向における位置に合わせて、第1仮置き面211のX軸方向における位置を調整する。
このようにして、制御部7は、仮置き手段200の仮置きステージ210における一方の仮置き面である第1仮置き面211に、第1仮置き面211と板状ワーク2との位置およびθ方向を適切に合わせた状態で載置する。
次に、制御部7は、もう1枚の板状ワーク2に対する第2ベルト移動手段420の撮像位置への搬送、アライメント用画像の取得、および、板状ワーク2の中心検出を、同様に実施する。その後、制御部7は、第1仮置き面211に対する板状ワーク2の載置と同様に、仮置きステージ210の他方の仮置き面である第2仮置き面212に、第2仮置き面212と板状ワーク2との位置およびθ方向を適切に合わせた状態で、板状ワーク2を載置する。
このようにして、2枚の板状ワーク2の中心が検出されるとともに、これら2枚の板状ワーク2が、仮置きステージ210の第1仮置き面211および第2仮置き面212によって吸引保持されて、ここに仮置きされる。
なお、仮置きステージ210を2つ備え、一方の仮置きステージ210に第1仮置き面211を配置し、他方の仮置きステージ210に第2仮置き面212を配置して、保持面12に合わせて第1仮置き面211と第2仮置き面212との間の間隔を調整することを可能にしてもよい。
次に、制御部7は、図5に示した第2搬送手段100を制御して、仮置きされた2枚の板状ワーク2を、保持部140によって同時に保持し、図1に示したチャックテーブル13の2つの保持面12に搬送および載置する。この際、制御部7は、検出部8によって検出された板状ワーク2の中心と、保持面12の中心とが一致するように、かつ、板状ワーク2のθ方向と保持面12のθ方向とが一致するように、保持面12に板状ワーク2を搬送および載置する。その後、制御部7は、研削送り手段11、チャックテーブル13および研削手段15を制御して、板状ワーク2に対する研削を実施する。
さらに、制御部7は、研削された板状ワーク2を、第2搬送手段100、ならびに、図示しない中継テーブルおよびロボットを介して、洗浄手段156に搬送する。そして、制御部7は、洗浄手段156を制御して、板状ワーク2を洗浄する。その後、制御部7は、洗浄された板状ワーク2を、図示しないロボットによって、加工済みワーク収容用のカセットに搬入する。
次に、検出部8による板状ワーク2の中心の検出方法について説明する。なお、以下に示す例では、正方形の板状ワーク2が用いられることとする。
図6に、カメラ55による板状ワーク2の撮像によって得られる、アライメント用画像の一例を示す。この図に示すアライメント用画像500では、その中央に、板状ワーク2の画像であるワーク画像501が、やや傾斜した状態で示されている。図3に示したように、カメラ55から見た場合、板状ワーク2は、照明板56からの照明光を遮るように位置している。このため、図6に示す例のように、ワーク画像501は、比較的に濃い色(たとえばグレー)で示される。また、ワーク画像501の周囲に形成される照明板56の画像は、比較的に薄い色(たとえば白色)で示される。
検出部8は、図6に示すように、ワーク画像501の外周縁を構成する4つの辺について、その一部を含む所定領域502を設定する。
図7に、ワーク画像501の4つの辺のうちのY軸方向に沿って延びる1辺(図6に示した所定領域502の右辺)に関する所定領域502を示す。図7に示す例では、所定領域502は、X軸方向に100ピクセル(100P)、Y軸方向に600ピクセル(600P)の画像領域(100列かつ600行の画像領域)である。
検出部8は、図7に示す所定領域502において、1行ごとに、X軸方向に沿って隣同士のピクセルの明度差を求める。明度差を求める対象となるピクセルは、たとえば、図8に示すように、Y軸方向に60ピクセル(60P)ごとに設定されてもよい。この例では、60行ごとに1行のピクセルにおいて、X軸方向に沿って、ピクセルの明度差が求められる。
検出部8は、図7に示すように、各行において、明度の低いピクセルを、ワーク画像501に対応するピクセル(ワーク画像ピクセルP1)であると判断するとともに、明度の高い明るいピクセルを、板状ワーク2の背景の画像となる照明板56の画像に対応するピクセル(背景画像ピクセルP2)であると判断する。そして、検出部8は、明度差が大きくなるピクセル、すなわち、ワーク画像ピクセルP1と背景画像ピクセルP2との境界となるピクセルを、板状ワーク2の外周縁に対応するピクセル(外周縁ピクセルP3)であると判断する。図7および図8では、この外周縁ピクセルP3に、バツ印(×)を付している。
次に、検出部8は、図7に示すように、外周縁ピクセルP3をつなぐ直線を求め、この直線を、ワーク画像501の1辺に対応する近似直線SLとして設定する。
次に、検出部8は、この近似直線SLと、Y軸に平行な直線であるY軸直線Y1との間の角度θを、ワーク画像501(板状ワーク2)の傾き角度θとして求める。このY軸直線Y1は、アライメント用画像500におけるY軸方向に沿って並ぶピクセルを結ぶ直線である。
このようにして、検出部8は、アライメント用画像500におけるワーク画像501の外周縁を構成する4つの辺の全てについて、図9に示すように、近似直線SLおよび傾き角度θを求める。
すなわち、検出部8は、ワーク画像501のY軸方向に沿って延びるもう1つの1辺に関し、所定領域502を設定し、近似直線SLおよび傾き角度θを求める。さらに、検出部8は、ワーク画像501のX軸方向に沿って延びる2辺に関し、所定領域502を設定し、近似直線SL、および、近似直線SLとX軸に平行な直線であるX軸直線X1との間の角度θを、ワーク画像501の傾き角度θとして求める。
これにより、検出部8は、図9に示すように、4本の近似直線SL(SL1~SL4)、および、4つの傾き角度θ(θ1~θ4)を得る。
次に、検出部8は、4本の近似直線SL1~SL4における4つの交点C1~C4の座標(X1,Y1)、(X2,Y2)、(X3,Y3)および(X4,Y4)を求める。これらの座標に基づいて、検出部8は、以下の(X0,Y0)を求める。この(X0,Y0)は、図6に示したワーク画像501の中心座標に相当する。
X0=(X1+X2+X3+X4)/4
Y0=(Y1+Y2+Y3+Y4)/4
このようにして、検出部8は、アライメント用画像500におけるワーク画像501の中心を求め、ワーク画像501の中心に基づいて、第2ベルト移動手段420に載置されている板状ワーク2の中心を求める。
ここで、検出部8は、アライメント用画像500におけるワーク画像501の外周縁を構成する4つの辺のいずれかについて、近似直線SLあるいは傾き角度θを求められない場合、あるいは、4つの交点C1~C4のいずれかの座標を求められない場合には、アライメントエラーが発生したと判断する。
また、検出部8は、ワーク画像501の中心を求めた後、ワーク画像501の1辺について、その長さを求める。たとえば、検出部8は、図10に示すように、近似直線SL2に関し、ワーク画像501の1つの辺の長さL0を求める。この場合、検出部8は、たとえば、以下の式を用いる。
L0=|(X1-X2)|/cosθ2、あるいは、L0=|(Y1-Y2)|/sinθ2
そして、検出部8は、求めた長さL0と、板状ワーク2の一辺の実際の長さとが異なる場合(たとえば、求めた長さL0と実際の長さと差が所定値以上である場合)に、アライメントエラーが発生したと判断する。
以下に、検出部8によってアライメントエラーが発生したと判断された場合の、制御部7による処理について説明する。この処理では、制御部7は、アライメント用画像500を表示するために、図1に示したモニタ6を用いる。
図11に示すように、モニタ6は、中央に1つの第1モニタエリア61を備えているとともに、第1モニタエリア61の周囲(4つの側部(横))に、4つの第2モニタエリア62を備えている。
第1モニタエリア61は、アライメント用画像500における板状ワーク2の全体を含む画像であるワーク画像501を表示するために用いられる。また、第2モニタエリア62は、アライメント用画像500における板状ワーク2の外周縁を含む所定領域、すなわち、上述した所定領域502を表示するために用いられる。
検出部8によってアライメントエラーが発生したと判断された場合、制御部7は、上述した板状ワーク2に対する加工動作、すなわち、板状ワーク2のチャックテーブル13への搬送を停止する。
そして、制御部7の第1制御部71は、モニタ6の第1モニタエリア61内に板状ワーク2(ワーク画像501)の全体が表示されるように、アライメント用画像500を縮小する。そして、第1制御部71は、縮小されたアライメント用画像500を、第1モニタエリア61に表示する。
上述した図6は、第1モニタエリア61に表示される、縮小されたアライメント用画像500の一例である。この図に示した縮小されたアライメント用画像500は、たとえば、1944ピクセル×2592ピクセル(450mm×600mm)の画像であり、0.25倍に縮小されている。これにより、アライメント用画像500内では、ワーク画像501が、たとえば、390mm×390mmのサイズで表示される。
また、制御部7の第2制御部72は、モニタ6の第2モニタエリア62に、図12に示すように、アライメント用画像500の一部である所定領域502を拡大して表示する。本実施形態では、第2制御部72は、図6に示した板状ワーク2の4つの辺に関する所定領域502を、それぞれ、4つの第2モニタエリア62に表示する。
以上のように、本実施形態では、アライメントエラーが発生したと判断された場合に、モニタ6の第1モニタエリア61に、アライメント用画像500を縮小して板状ワーク2の全体画像を表示するとともに、第2モニタエリア62に、アライメント用画像500における板状ワーク2の1辺の画像を含む所定領域502を拡大して表示する。これにより、作業者は、モニタ6における2つのモニタエリア61および62を見ることにより、アライメントエラーの発生原因を、比較的に容易かつ短時間のうちに発見することが可能となる。
たとえば、板状ワーク2がカメラ55によって撮像される際、板状ワーク2に、照明板56(図3参照)からの光が均一に照射されていない場合もある。この場合、カメラ55から見た場合に、板状ワーク2に暗い部分と明るい部分とが発生し、アライメントエラーが生じやすくなる。この場合、作業者は、このような明るさの不均一さがあることを、第1モニタエリア61に表示されている板状ワーク2の全体画像に基づいて、容易に判断することができる。したがって、作業者は、照明板56を交換するなどの措置を講じることによって、アライメントエラーの発生原因を素早く解消することが可能である。
また、板状ワーク2の外周縁にゴミが付着していると、アライメントエラーが生じやすくなる。この場合、作業者は、外周縁にゴミが付着していることを、第2モニタエリア62に表示されている所定領域502の拡大図によって、容易に確認することができる。したがって、作業者は、板状ワーク2を清掃するなどの措置を講じることによって、アライメントエラーの発生原因を素早く解消することが可能である。
なお、検出部8は、図6に示したアライメント用画像500において、ワーク画像501の外周縁を発見することが困難であり、所定領域502を設定することが難しい場合にも、アライメントエラーが発生したと判断してもよい。
また、第2ベルト移動手段420上の撮像位置に載置された板状ワーク2が、第2ベルト移動手段420に対して大きくずれている場合、上述した傾き角度θ1~θ4が大きくなり、チャックテーブル13の保持面12に板状ワーク2を適切に載置することが困難となる可能性がある。したがって、検出部8は、傾き角度θ1~θ4のいずれか、または、傾き角度θ1~θ4の平均値が、所定値よりも大きい場合にも、アライメントエラーが発生したと判断してもよい。なお、傾き角度θ1~θ4の平均値θavは、以下の式を用いて求められる。
θav=(θ1+θ2+θ3+θ4)/4
また、板状ワーク2の中心を誤検出した状態で、チャックテーブル13の保持面12によって板状ワーク2を吸引保持すると、保持面12と板状ワーク2とがずれるため、吸引のためのエアがリークされる。したがって、検出部8は、所定値よりも多いリーク量を検出したときにも、アライメントエラーが発生したと判断してもよい。
また、検出部8は、図7に示すような外周縁ピクセルP3および近似直線SLを求めたときに、各外周縁ピクセルP3と近似直線SLとの間の距離(図7の例では、X軸方向における距離)を求めてもよい。そして、検出部8は、この距離が許容値を超えるような外周縁ピクセルPの数をカウントし、この数が所定数を超えた場合に、アライメントエラーが発生したと判断してもよい。
また、本実施形態では、アライメントエラーが発生した場合、第1制御部71は、第1モニタエリア61に、板状ワーク2の全体画像として、図6に示したような画像を表示する。これに関し、第1制御部71は、アライメントエラーが発生した場合、第1モニタエリア61に、図9に示したような、検出部8による中心検出処理を示す画像を、板状ワーク2の全体画像として表示してもよい。
また、本実施形態では、検出部8によってアライメントエラーが発生したと判断された場合に、第1制御部71が、板状ワーク2の全体を含むように縮小されたアライメント用画像500(全体画像)を第1モニタエリア61に表示するとともに、第2制御部72が、アライメント用画像500の一部である所定領域502を拡大した画像(部分画像)を、第2モニタエリア62に表示している。
これに関し、第1制御部71および第2制御部72は、アライメントエラーの有無によらず、任意のタイミングで、全体画像および部分画像を表示するように構成されていてもよい。たとえば、第1制御部71および第2制御部72は、継続的あるいは定期的に、全体画像および部分画像を、第1モニタエリア61および第2モニタエリア62に表示してもよい。あるいは、第1制御部71および第2制御部72は、モニタ6を介して入力される作業者の指示に応じて、全体画像および部分画像を表示してもよい。
あるいは、第1制御部71および第2制御部72は、カメラ55によって板状ワーク2が撮像されるたびに、全体画像および部分画像を作成し、図示しない記憶部に記憶させてもよい。この場合、第1制御部71および第2制御部72は、モニタ6を介して入力される作業者の指示に応じて、全体画像および部分画像を記憶部から読み出して、第1モニタエリア61および第2モニタエリア62に表示してもよい。
また、本実施形態では、カメラ55によって撮像される板状ワーク3が載置される載置手段として、第2ベルト移動手段420が用いられている。これに関し、載置手段は、図13に示すような仮置きテーブル(アライメントテーブル)80であってもよい。この仮置きテーブル80は、たとえば、図2に示す第2ベルト移動手段420および仮置き手段200に代えて、第1ベルト移動手段400の-Y方向側に配置される。
図13に示す例では、仮置きテーブル80の形状は円形であり、仮置きテーブル80には、円形の板状ワーク3が載置されている。また、仮置きテーブル80の下方には、撮像の際に板状ワーク3を-Z方向から照らす、円形の照明板81が配置されている。また、仮置きテーブル80の上方には、上述したカメラ55が配置されている。
この構成では、制御部7は、図2に示した第1ベルト移動手段400あるいは図示しないロボットによって、仮置きテーブル80の上の位置である撮像位置に、板状ワーク3を仮置きする。その後、制御部7は、撮像位置にある板状ワーク3を照明板81によって照らすとともに、カメラ55を制御して、板状ワーク3の一方の面の全面を撮像する。これにより、制御部7は、アライメント用画像を取得する。
これに応じて、検出部8が、アライメント用画像おける板状ワーク3の画像であるワーク画像の外周縁および中心を求め、ワーク画像の中心に基づいて、仮置きテーブル80に載置されている板状ワーク3の中心を求める。
この構成においても、検出部8は、上述したように、たとえばワーク画像の外周縁を検出できなかった場合に、アライメントエラーが発生したと判断する。
なお、図13に示した仮置きテーブル80は、板状ワーク3からはみ出さない大きさであればよい。また、仮置きテーブル80の形状は、四角形であってもよい。また、仮置きテーブル80上に、四角形の板状ワーク2(図1参照)が載置されてもよい。
また、本実施形態では、図1に示した第1カセットステージ40に載置されているカセット41から、第1ベルト移動手段400によって、加工前の板状ワーク2が引き出されて、載置手段としての第2ベルト移動手段420に受け渡されている。これに関し、図示しないロボットが、板状ワーク2をカセット41から取り出して、第2ベルト移動手段420に載置してもよい。
1:加工装置、2:板状ワーク、3:板状ワーク、
4:第1の装置ベース、5:第2の装置ベース、
6:モニタ、61:第1モニタエリア、62:第2モニタエリア、
7:制御部、71:第1制御部、72:第2制御部、8:検出部、
11:研削送り手段、
13:チャックテーブル、12:保持面、
15:研削手段、16:スピンドル、17:研削ホイール、18:研削砥石、
40:第1カセットステージ、45:第2カセットステージ、
41:カセット、42:アダプタプレート、
55:カメラ、551:視野、56:照明板、
80:仮置きテーブル、81:照明板、
170:第2搬送空間、100:第2搬送手段、101:筐体板、110:移動手段、
120:Y軸移動機構、130:Z軸移動機構、137:アーム、
140:保持部、141:保持プレート、142:吸引パッド、
156:洗浄手段、157:スピンナテーブル、158:ノズル、
190:仮置き空間、200:仮置き手段、210:仮置きステージ、
211:第1仮置き面、212:第2仮置き面、213:吸引口、
230:X軸移動機構、180:第1搬送空間、250:第1搬送機構、
251:筐体板、255:仮置き移動部、
259:Y軸移動機構、257:Z軸移動機構、258:アーム、
260:仮置き保持部、261:シャフト、263:モータ、265:吸引パッド
50:ベルト移動手段、
400:第1ベルト移動手段、420:第2ベルト移動手段、
401:無端ベルト、402:回転機構、403:従動ローラ、
404:駆動ローラ、405:モータ、
500:アライメント用画像、501:ワーク画像、502:所定領域、
C1~C4:交点、
P1:ワーク画像ピクセル、P2:背景画像ピクセル、P3:外周縁ピクセル、
SL,SL1~SL4:近似直線、Y1:Y軸直線

Claims (1)

  1. 板状ワークが載置される載置手段と、
    該載置手段に載置された板状ワークの一方の面の全面を撮像する視野を有するカメラと、
    板状ワークを照らす照明と、
    該カメラによる撮像によって得られる、板状ワークの一方の面の全面を含む画像であるアライメント用画像から、板状ワークの中心を検出する検出部と、
    該アライメント用画像を表示するためのモニタと、
    制御部と、を備える板状ワークの中心検出装置において、
    該モニタは、
    該アライメント用画像における板状ワークの全体を表示するための第1モニタエリアと、
    該第1モニタエリアの横に配置され、該アライメント用画像における板状ワークの外周縁を含む所定領域を表示するための第2モニタエリアと、を備え、
    該制御部は、
    該第1モニタエリア内に板状ワークの全体が表示されるように、該アライメント用画像を縮小して該第1モニタエリアに表示する第1制御部と、
    該第2モニタエリアに、該アライメント用画像の該所定領域を拡大して表示する第2制御部と、を備える、
    中心検出装置。
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