JPH11295732A - モジュール組立装置 - Google Patents

モジュール組立装置

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JPH11295732A
JPH11295732A JP10098842A JP9884298A JPH11295732A JP H11295732 A JPH11295732 A JP H11295732A JP 10098842 A JP10098842 A JP 10098842A JP 9884298 A JP9884298 A JP 9884298A JP H11295732 A JPH11295732 A JP H11295732A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal panel
backlight
suction
bezel
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Application number
JP10098842A
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English (en)
Inventor
Tadashi Nishioka
忠司 西岡
Tomokazu Nakagawa
智和 中川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶モジュールの組立作業において、液晶パ
ネルより、ラミネートを剥離する必要があり、作業者が
液晶パネル1を反転させなければならない。そのために
液晶パネル面に触れ、作業者の触れた跡が付着する。ま
た液晶パネルの基板が大型化することに伴い、重量が増
加し搬送が困難になる。また、バックライトを組込みそ
の上からベゼルを組込む際ごみを発生させる。 【解決手段】 反転力付与手段が設けられているため、
液晶パネル1に対する衝撃をなくし、確実に吸着保持す
る。また、除電手段を設け液晶パネルが静電気による破
壊を免れるほか、液晶パネルの表面にパーティクルの付
着を防止する。液晶パネルを搬送する際、真空吸引力を
付与する真空吸着手段が設けられているので、容易にか
つ確実に搬送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示パネル等の製造
工程において、液晶パネル、プレート、ベゼル、バック
ライトの組立を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は図7と図8に示すように、液晶パ
ネル1、ベゼル5、バックライト6の組立を行う場合に
は、液晶パネル1をバックライト置台13にセットし、
液晶パネル1を搬送する治具で、液晶パネル1を真空吸
着して持ち上げてから反転し、そのまま再度液晶パネル
1をバックライト置台13に置き直す搬送方法による組
立を行っていた。次に、液晶パネル1の裏面に貼ってあ
るパネル表面を保護する保護シート7(以下ラミネート
7と記す)を剥離していた。
【0003】更に、図9に示すように、バックライト置
台13にバックライト6をセットし、ラミネート7を剥
離した液晶パネル1の面を作業者の手に近い側にセット
してバックライト6を組込み、その上からベゼル5を組
込む手順で、治具とバックライト置台13を用いて、組
立を行う方法を行っていた。
【0004】一方、特開平04−122138号には、
液晶パネルとバックライトユニットを一体構造として、
組立時の構造を簡略化して工数を短縮し、同時に組立時
にパーティクルの発生を防止することを意図した液晶表
示装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では下記の3つの課題があった。
【0006】ラミネート7を剥離する場合作業者が液
晶パネル1を反転させなければならないため液晶パネル
1の面に作業者の触れた跡が付着する。
【0007】基板の大型化に伴い、液晶パネル1の重
量が増加例えば15型XGAの液晶パネルでは約500
グラムとなり搬送が困難になる。
【0008】バックライト置台13にバックライト6
をセットしバックライト6を組込み、その上からベゼル
5を組込む場合にパーティクルを発生させる。
【0009】本発明は、上記3つの課題を解決するため
になされたものであり、液晶パネル1が大型化しその重
量が増加しても、反転作業と搬送作業が容易となり、バ
ックライト6を液晶パネル1に容易に取付し、その上か
らベゼル5を組み込む際、パーティクルを付着させない
組立装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
モジュール組立装置は、液晶パネルの裏面にパネル表面
を保護する保護シートを備えた液晶パネルとプレートと
ベゼルとバックライトとの組立を行うモジュール組立装
置において、ラミネートを剥離させる反転力付与手段と
液晶パネル置台からバックライト置台までの間を移動さ
せる移動手段を具備したことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項2記載のモジュール組立装
置は、反転力付与手段もしくは移動手段の少なくともそ
の一方に、除電手段を具備したことを特徴とする。
【0012】本発明のモジュール組立装置は、反転力付
与手段もしくは移動手段の少なくともその一方に、イオ
ン吹き付け手段を具備したことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項4記載のモジュール組立装
置は、反転付与手段がロータリーアクチュエータである
ことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項5記載のモジュール組立装
置は、反転付与手段が吸着手段であることを特徴とす
る。
【0015】本発明の請求項6記載のモジュール組立装
置は、液晶パネルを移載する部分とプレートを移載する
部分の少なくともその一つを具備したことを特徴とす
る。
【0016】本発明の請求項7記載のモジュール組立装
置は、液晶パネル、プレート、ベゼル、バックライトの
少なくともその一つを吸引する吸引部を具備したことを
特徴とする。
【0017】本発明の請求項8記載のモジュール組立装
置は、組立装置の可動領域を明示するエリアセンサを具
備したことを特徴とする。
【0018】以下、上記構成による作用を説明する。反
転力付与手段が設けられているため、液晶パネル1に対
する衝撃をなくし、確実に吸着保持できる。また、除電
手段が設けられているため、液晶パネル1が静電気によ
る破壊を免れるほか、液晶パネル1の表面にパーティク
ルの付着を防止することができる。反転力付与手段とし
てロータリーアクチュエータ8をエアで駆動することに
より、操作性をよくすることができる。反転力付与手段
として位置決めステージから液晶パネル1を搬送する
際、真空吸引力を付与する真空吸着手段が設けられてい
るので、容易にかつ確実に搬送することができる。液晶
パネル1を搬送する際、真空吸引力を強化するために複
数個の吸着パッド9を付与する真空吸着手段では、容易
にかつ確実に搬送する効果を更に強化することができ
る。
【0019】液晶パネル1とプレート4とベゼル5の組
立が完了すると、組立品の荷重が増加しているため、液
晶パネル1を吸着する際に、ニュートンリングが発生す
る場合があるが、液晶パネル1の吸着手段の反対面にも
ベゼル5専用の吸着機構が設けられているので、液晶パ
ネル1を吸着する必要がなく、従ってニュートンリング
は発生しない。
【0020】移動付与手段として、復動シリンダ10を
エアで駆動することで容易にかつ確実に搬送することが
できる。また、移動付与手段として、ボールネジをサー
ボモータで駆動することで所定の位置に容易にかつ確実
に搬送することができる。
【0021】移動付与手段として、液晶パネル1を搬送
する際に、液晶パネル1を移載する液晶パネル移載部が
設けられているので、液晶パネル1を容易にセットする
ことができる。さらに、液晶パネル移載部に位置決め機
構を付与することにより、位置決め精度を向上させるこ
とができる。さらに、液晶パネル移載部に傾斜機構部を
設けてあるために、バックライトの外観検査を行う場合
に、覗き込まずに容易に検査することができる。
【0022】移動付与手段として、液晶パネル1をプレ
ート4まで搬送する際に、プレート4を載せるプレート
移載部が設けられているのでプレート4を容易にセット
することができる。さらに、プレート移載部に位置決め
機構を付与することにより、位置決め精度を向上させる
ことができる。
【0023】さらに、プレート移載部に位置決め機構に
CCDカメラ25が設けられているので、液晶パネル1
とプレート4の位置合わせ精度を向上させることができ
る。本組立装置には、液晶パネル1とバックライト6を
組立る場合に、組立装置の雰囲気の中よりパーティクル
が混入しないように、吸入口20が設けてパーティクル
が混入による、歩留低下を防止することができる。
【0024】また、本組立装置にはエリアセンサが設け
られ、液晶パネル1とバックライト6を組立る場合に、
作業者と反転機構の干渉、作業者と搬送機構との干渉を
避け、組立作業の安全性を高めることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。
【0026】図1は本発明の実施の形態1を示す装置の
正面図である。図2は本発明の実施の形態1の組立前の
構成を説明する要部の説明図である。図3は本発明の実
施の形態1の組立後の構成を説明する要部の説明図であ
る。図4は本発明の実施の形態1の搬送機構部分の説明
図である。図5は本発明の実施の形態1を示す装置の平
面図である。図6は本発明の実施の形態1を示す装置の
側面図である。
【0027】図1の装置は、装置本体とその上に設置さ
れた4軸ロボット15、液晶パネル1、バックライト6
を位置決めするステージ16、プレート4、ベゼル5を
位置決めするステージ21から構成されている。
【0028】装置本体の上端には4軸ロボット15が設
置されている。該ロボット15はX、Y、Z、θ方向に
可動できる。X軸、Y軸、Z軸、の制御はサーボモータ
でボールネジを回転させて移動させる。Z軸には更に可
動範囲を広げるために、上下の復動シリンダ10が設け
てある。θ軸の回転の駆動源はサーボモータである。ま
たθ軸の先端には、液晶パネル1、バックライト6、プ
レート4、ベゼル5(以下これらの組立部材をワーク2
6と記す)を搬送する搬送部27が設置されている。液
晶パネル1を吸着して搬送する側と、ベゼル5を位置決
めするステージと、プレート4、ベゼル5を位置決めす
るステージから構成されている。
【0029】装置本体の上端の奥側には、4軸ロボット
15が設置されている。X、Y、Z、θ方向に可動でき
る。X軸、Y軸、Z軸のロボット制御はサーボモータで
ボールネジを回転させてX軸,Y軸は水平方向に、ま
た、Z軸は垂直方向に移動する。Z軸には更に可動範囲
を広げるために、上下の復動シリンダ10が設けてあ
る。θ軸の先端には、ワーク26を搬送する搬送部27
が設置されている。θ軸の駆動源はサーボモータで回転
する。
【0030】吸着部は2つの部分から構成され、その一
方は液晶パネル1を吸着して搬送する部分で、もう一方
はベゼル5を吸着して搬送する部分で構成されている。
2つの側から構成され、しかも別の箇所に吸着部を設け
る理由は、液晶パネル1にプレート4とベゼル5の位置
決めを行う際に、総重量が増し液晶パネル1にニュート
ンリングが発生する等の悪影響を及ぼすためである。液
晶パネル1の吸着には高さ調整ができる吸着パッド9と
して直径10mmの寸法のものが、20個設けてある。
パッド同士の間隔は液晶パネル1全体に均等よく並べて
ある。ベゼル5の吸着には高さ調整ができる吸着パッド
9として直径15mmの寸法のものが、8個設けてあ
る。
【0031】その搬送部27は液晶パネル1の裏のラミ
ネート7を剥離するため、ロータリーアクチュエータ8
で反転するように構成されている。搬送部27に1本の
軸17を固定して左右にベアリング18とベアリング軸
受け19を設けて固定し、ロータリーアクチュエータ8
で180度回転する。
【0032】装置本体の上部の右側に、液晶パネル、バ
ックライト位置決めステージ16が設けてある。液晶パ
ネル1をセットする際には、液晶パネル用位置決めピン
22が出てくる構造になっている。また、バックライト
6のバックライト用位置決めピン23には固定のピンが
設けてある。液晶パネル1の位置決めの箇所は、液晶パ
ネルの左側隅と2辺に、1箇所づつ計3箇所設けてあ
る。位置決め機構の中には、液晶パネル用位置決めピン
22がLMガイドに取付けてあり、複動シリンダ10に
て上下に駆動するようになっている。
【0033】液晶パネル1用位置決めピン22に液晶パ
ネル1を押し当てて位置決めした後、そのままの状態で
液晶パネル1を搬送部27の位置で上昇させると、液晶
パネル用位置決めピン22と液晶パネル1が擦れて、液
晶パネル1にガラスの欠けを生じさせる。そこで位置決
め機構を斜めに取付けておき、液晶パネル用位置決めピ
ン22が下降する際に液晶パネル1から逃げる方向に駆
動して、液晶パネル1に接触しないよう設けることとし
た。このような構成により、1軸の機構で液晶パネル1
の位置決めを行うことができるようになった。
【0034】ステージは、液晶パネル1をセットする時
や、バックライト6の外観検査を行う時に、作業性を配
慮して手前に傾斜する機構になっている。装置本体の上
部の左側には、プレート4、ベゼル5の位置決め用ステ
ージが設けてある。プレート4をセットする際には、プ
レート用位置決めピン24が出てくる構造になってい
る。また、プレート4用位置決めピン24はLMガイド
に取り付けてあり、複動のシリンダ10にて上下に駆動
する。また、ベゼル5の位置決めピンは、プレート用位
置決めピン24との兼用で位置決めを行う。そのステー
ジの下には、CCDカメラ25がプレート4の左下と右
下の2箇所に設けられている。プレート4の底面からC
CDカメラ25でプレート4の位置合せマークと液晶パ
ネル1のアライメントマークを捕らえたモニタ画像装置
2台に映し出す。
【0035】プレート4の位置合わせマーク直径2mm
のパターンと液晶パネル1のアライメントマーク寸法、
角0.6mmのセンター同士をモニタ画像装置2台を見
ながら、操作ボックスに取り付けてあるX,Y方向に移
動するジョイスティツクとθ方向に回転するスイッチを
操作して合せる。
【0036】液晶パネル1、バックライト位置決めステ
ージ16とプレート、ベゼル位置決めステージ21の後
方には除電ブロアーが1個づつ設けてある。ステージか
らワーク26が上昇する時や液晶パネル1からラミネー
ト7を剥離する時に発生する静電気をイオン化させたエ
アで除去させる。
【0037】プレート、ベゼル位置決めステージ21の
後方下には空気中のゴミを吸引するための吸引口20が
1個設けてある。これとは別に設けた吸引装置と接続し
ており、本装置外へゴミを排出することができる。
【0038】ロボット15の周りには、安全対策として
安全カバーを取り付ける囲いを設けた。この囲いにおい
て、作業者の手や腕の入る箇所には、エリアセンサ11
が設けられ、液晶パネル1とバックライト6を組立る場
合に、作業者と反転機構の干渉、作業者と搬送機構との
干渉を避けるために、誤ってロボット15の動作中に手
を出せば装置が停止するよう構成されている。また、作
業ミスを防止するための機構としても、エリアセンサ1
1が設けられ、例えば、液晶パネル1の反転を終了した
場合、ラミネート7の剥離をエリアセンサ11により検
出し、誤ってロボット15の動作が次工程に進行しない
よう配慮されている。
【0039】次に、このモジュール組立装置を用いて、
実際の液晶モジュールを組立る手順について説明する。
【0040】まず、液晶パネル1を傾斜した液晶パネル
1、バックライト位置決めステージ16にセットする。
液晶パネル1、バックライト6の位置決めステージが水
平に戻り既に上昇した液晶パネル1の位置決めピン22
に液晶パネル1を押し当てる。次に、搬送部27で液晶
パネル1を吸着して持ち上げてロータリーアクチュエー
タ8で180度反転させる。
【0041】液晶パネル1の裏面のラミネート7を手動
で剥離する。次ぎに、液晶パネル1をロータリーアクチ
ェータ8で反転させる。
【0042】次ぎに、プレート4、ベゼル5の位置決め
ステージ21に設けられている上昇したプレート位置決
めピン24にプレート4を挿入してセットする。そし
て、プレート4に貼られているプレート4と液晶パネル
1を固定する保護シートを手動で剥離する。
【0043】プレート4上の、約1〜2mmの高さに液
晶パネル1をロボット15で搬送させる。プレート4の
下からCCDカメラ25でプレート4の位置合わせマー
クと液晶パネル1のアライメントマークを捕らえたモニ
ター画像装置2台に映し出す。モニタを見ながら、プレ
ート4の位置合わせマークと液晶パネル1のアライメン
トマークのセンター同士を、操作ボックスに取り付けて
あるX,Y方向に移動するジョイステックとθ方向に回
転するスイッチを操作して合わせる。位置合わせ後に、
ベゼル5を上から手動で被せて4箇所のネジ締めを行
う。
【0044】液晶パネル1、バックライト6位置決めス
テージ16において、バックライト6を位置決めするピ
ンに挿入してセットする。その後、搬送部27のベゼル
5の吸着側でベゼル5を吸着しバックライト6の上に搬
送する。バックライト6にベゼル5を挿入すれば組立工
程が完了する。
【0045】最後に、液晶パネル1、バックライト位置
決めステージ16が傾斜する。その際ステージは、手前
に傾斜するのでバックライト6の外観検査が行いやすい
状態にセットされる。検査合格後に、完成したモジュー
ルをリセットし、組立装置よりとりはずし液晶モジュー
ルの組立が完了する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモジュー
ル組立装置は、液晶パネルの反転が反転力付与手段が設
けられているため、液晶パネルに対する衝撃をなくし、
確実に吸着保持できる効果を奏する。
【0047】また、除電手段が設けられているため、液
晶パネルが静電気による破壊を免れるほか、液晶パネル
の表面にパーティクルの付着を防止する効果を奏する。
【0048】反転力付与手段としてロータリーアクチュ
エータをエアで駆動することにより、操作性をよくする
ことができるほか、反転力付与手段として位置決めステ
ージから液晶パネルを搬送する際、真空吸引力を付与す
る真空吸着手段が設けられ、容易にかつ確実に搬送する
効果を奏する。
【0049】液晶パネルを搬送する際、真空吸引力を強
化するために複数個の吸着パッドを付与する真空吸着手
段により、スピーディかつ確実に所定の位置に搬送でき
る効果を奏する。
【0050】液晶パネルとプレートとベゼルの組立が完
了すると、組立品の荷重が増加しているため、液晶パネ
ルを吸着するとニュートンリングが発生する度合いが大
きくなるが、本発明のモジュール組立装置は、液晶パネ
ルの吸着手段の反対面にもベゼル専用の吸着機構を設け
ており、液晶パネルを吸着する必要がないため、ニュー
トンリングの発生を防止する効果を奏する。
【0051】移動付与手段として、復動シリンダをエア
ーで駆動することで容易にかつ確実に搬送することがで
きる。また、移動付与手段として、ボールネジをサーボ
モータで駆動することで所定の位置に容易にかつ確実に
搬送することができる効果を奏する。
【0052】移動付与手段として、液晶パネルを搬送す
る際に、液晶パネルを移載する液晶パネル移載部が設け
られているので液晶パネルを容易にセットすることがで
き、液晶パネル移載部に位置決め機構を付与することに
より、位置決め精度を向上させることができる。本発明
のモジュール組立装置では、液晶パネル移載部に傾斜機
構部を設けてあるために、バックライトの外観検査を行
う場合に、覗き込まずに検査でき生産性を向上させる効
果を奏する。
【0053】さらに、プレート移載部に位置決め機構に
CCDカメラが設けられているので、液晶パネルとプレ
ートの位置合せ精度を向上させることができる。
【0054】本組立装置では、液晶パネルとバックライ
トを組立る場合に、周辺の空気中に存在するパーティク
ルが混入しないように、吸入口が設けられパーティクル
が混入が原因となる歩留低下を防止することができる。
【0055】また、本組立装置にはエリアセンサが設け
られ、液晶パネルとバックライトを組立る場合に、作業
者と反転機構の干渉、作業者と搬送機構との干渉を避け
て、安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す装置の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1のモジュールを組立前の
構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1のモジュールを組立後の
構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1の搬送機構を説明する図
である。
【図5】本発明の実施の形態1を説明する平面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態1を説明する平面図であ
る。
【図7】従来のモジュール組立治具(液晶パネル置台)
の側面図である。
【図8】従来のモジュール組立治具(液晶パネル置台)
の平面図である。
【図9】従来のモジュール組立治具(バックライト置
台)の平面図である。
【図10】従来のモジュール組立治具(搬送用治具)を
説明する正面図である。
【図11】従来のモジュール組立治具(搬送用治具)を
説明する底面図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 TCP 3 基板 4 プレート 5 ベゼル 6 バックライト 7 保護シート(ラミネート) 8 ロータリーアクチュエータ 9 吸着パッド 10 復動シリンダ 11 エリアセンサ 12 液晶パネル置き台 13 バックライト置き台 14 搬送用治具 15 ロボット 16 液晶パネル、バックライト位置決めステージ 17 軸 18 ベアリング 19 ベアリング軸受け 20 吸引口 21 プレート、ベゼル位置決めステージ 22 液晶パネル用位置決めピン 23 バックライト用位置決めピン 24 プレート用位置決めピン 25 CCDカメラ 26 ワーク 27 搬送部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルの裏面にパネル表面を保護す
    る保護シートを備えた液晶パネルとプレートとベゼルと
    バックライトとの組立を行うモジュール組立装置におい
    て、 ラミネートを剥離させる反転力付与手段と液晶パネル置
    台からバックライト置台までの間を移動させる移動手段
    を具備したことを特徴とするモジュール組立装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、反転力付与手段もしく
    は移動手段の少なくともその一方に、除電手段を具備し
    たことを特徴とするモジュール組立装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、反転力付与手段もしく
    は移動手段の少なくともその一方に、イオン吹き付け手
    段を具備したことを特徴とするモジュール組立装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、反転付与手段がロータ
    リーアクチュエータであることを特徴とするモジュール
    組立装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、反転付与手段が吸着手
    段であることを特徴とするモジュール組立装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、液晶パネルを移載する
    部分とプレートを移載する部分の少なくともそのどちら
    か一つを具備したことを特徴とするモジュール組立装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1において、液晶パネル、プレー
    ト、ベゼル、バックライトの少なくともその一つを吸引
    する吸引部を具備したことを特徴とするモジュール組立
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1において、組立装置の可動領域を
    明示するエリアセンサを具備したことを特徴とするモジ
    ュール組立装置。
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