JP2021514875A - 変圧射出型、射出靴素材及びその製造方法 - Google Patents

変圧射出型、射出靴素材及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】変圧射出型、射出靴素材及びその製造方法を提供する。【解決手段】プラスチック射出成形を行うための変圧射出型において、発泡成形空間を有する金型本体と、対応的に発泡成形空間から露出するように金型本体に設けられ、発泡成形空間に連通する複数の変圧空隙が設けられる変圧排気層と、を備える変圧射出型。これにより、本発明は、射出後の変圧バランスを効果的に行うことができ、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくい。【選択図】図1

Description

本発明は、変圧射出型、射出靴素材及びその製造方法に関し、特に、プラスチック射出後の変圧バランスを効果的に行うことができ、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくい変圧射出型、射出靴素材及びその製造方法に関する。
現在、市販の靴素材として、プラスチック射出成形技術によるものが多様に存在するが、従来のプラスチック射出成形の技術には、材料が成形した後で変形する場合があるという問題があるので、生産者は、射出後で補修加工を行ったり補修不可能な不良品を捨てたりしなければならない。前記技術問題において、最も重要な原因は、金型内の温度及び圧力の変動による射出された素材片の流動のアンバランスに帰する。実験によると、この流動のアンバランス問題が射出充填の場合に射出された素材片の発泡成形空間内で発生する非対称な剪断分布現象に帰することは、すでに証明される。それにより発生する後の各発泡成形空間内で素材片を射出して成形された変動圧力、熔融プラスチックの成形変動密度とプラスチックの成形の形状変動度である。また、成形ブランクの外形の正損は、発泡成形空間設計以外に、更に、加熱されて溶融状態の金型内での流動性にも大きく関与している。
そのため、同様に前記問題を解決するための改良された金型が知られており、その技術として、主に、下方発泡成形空間において靴底の側壁に対称する位置に、上型の内部へ凹んで且つスリット状となる複数の凹部が設けられ、凹部の上縁に上型の外部へ貫通可能な複数の脱気孔が設けられ、且つ上方・下方発泡成形空間の周辺にリング状となる上方・下方溢れ溝が設けられ、上方・下方溢れ溝の上方・下方発泡成形空間に隣接する側にスリット状となる上方・下方切刃部が形成される。この慣用技術は、脱気孔を設けることで発泡成形空間内に置かれた射出された素材片が熱圧着による発泡成型時に好適な流動性を持つようにし、また上方・下方溢れ溝を設けることで製品の美観性を向上させることができる。しかしながら、脱気孔が上方・下方発泡成形空間の周辺のみに分布されるので、射出された素材片の全ての表面の変圧バランスを効果的に行うことはできない。
前記慣用技術により射出された素材片が成形した後で、脱気孔には突出した小さな目ヤニが発生し、製品の外観に悪影響を与えるだけではなく、且つ後の機械的な二次加工によって突出した小さな目ヤニを除去しなければならず、コストの消費ともなる。
また、側壁を有する普通の靴底については、その発泡成形空間の対応する位置に金型の内部へ凹んで且つスリット状となる凹部が設けられ、射出された素材片が発泡成形空間の内部に置かれて且つ加熱により溶融状態となると、常に空気が凹部に押されて排出されなく、射出された素材片の流動性に影響を与え、不良品も発生させる。また、射出された素材片ブランクが発泡成形空間の内部に置かれると、完全的な定量に対する制御は困難であり、また金型温度、発泡率等の要因により影響されて、溢れが常にあり、また溢れにより不規則なバリが発生し、バリが離型した後で靴底の周縁に粘着しやすく、取扱いが不便である。
これにより、現在、形状が精確で、製造方法が簡便であり且つ製造の表面の要求を達成可能な靴素材が市販されていないため、関連業者は、いずれもその解決策を探していることが分かる。
そのため、本発明の目的は、プラスチック射出後の変圧バランスを効果的に行うことができ、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくい変圧射出型、射出靴素材及びその製造方法を提供することにある。そのため、本発明は、射出成形条件の要求を満たし、既知技術における製造工程の複雑さや成形条件を満たすことができないという欠点及び問題を解決することができる。
本発明の一構造態様の実施形態によると、プラスチック射出成形を行うための変圧射出型において、発泡成形空間を有する金型本体と、対応的に発泡成形空間から露出するように金型本体に設けられ、発泡成形空間に連通する複数の変圧空隙が設けられる変圧排気層と、を備える変圧射出型を提供する。
これにより、本発明の前記変圧空隙が発泡成形空間に連通し、元々の空気を退避させて圧力のバランスを取ることができるだけではなく、且つ溢れにより不規則なバリを生じることもないため、本発明は、射出後の変圧バランスを効果的に行い、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくい。且つ残りの肉余りのはみだしを防止し、外観を完璧にし、二次加工を行う必要はなく、製造コストを効果的に低下させる。
前記実施形態の他の実施例は、下記の通りである。前記変圧射出型における変圧空隙の寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)であってよい。変圧射出型の金型本体内には、冷却管が埋設されてよい。変圧射出型の変圧空隙は、非等間隔で網目状に分布し又は等間隔で平行に配列されてよい。前記変圧射出型の金型本体は、射出靴型システムの靴素材に対応する側方に取り付けられてよい。変圧射出型の金型本体は、ベースと、ベースの裏側に設けられる中実層と、を含んでよく、変圧排気層は中実層の裏側に設けられる。
本発明の生産物の態様の一実施形態によると、射出靴素材を提供する。この射出靴素材は、前記変圧射出型で製造され、前記変圧空隙に対応して複数の微小ボスが一体成形される表面を含み、微小ボスの直径の寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)である。
これにより、本発明の射出靴素材の表面に形状が揃っている複数の微小ボスがあり、二次加工されなければならない溢れの発生を避けるだけではなく、且つそれにより射出靴素材の構造を強化することができ、且つ特殊な触感を発生させて市場視認性を生じることができる。
前記実施形態の他の実施例は、下記の通りである。前記微小ボスは、柱状、円錐状又はブロック状となってよい。
本発明の方法態様の一実施形態によると、前記微小ボスを有する射出靴素材の製造方法を提供する。本発明の製造方法は、まず発泡材料を射出する射出工程と、発泡材料を入れた後で変圧射出型を閉鎖し、その後変圧射出型内の元々のガスを前記変圧空隙に押圧して引き込んで、自動的に変化させて内圧のバランスを取る発泡前変圧工程と、発泡材料を安定した内圧で加熱して微小ボスを有する射出靴素材を発泡成形する成形工程と、を備える。
これにより、本発明の製造方法は、発泡前の変圧工程によって自動的に変化して内圧のバランスを取り、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくい。
本発明の変圧射出型の一実施例を示す斜視断面図である。 図1の変圧射出型が射出靴型システムに取り付けられる場合の様子を示す組合断面図である。 本発明の図2の実施例の発泡過程を示す部分模式図である。 本発明の製造方法の一実施例を示すフローチャートである。 本発明の射出靴素材の一実施例を示す斜視外観図である。 図5の射出靴素材の部分構造を示す部分拡大模式図である。 本発明の変圧射出型の別の実施例を示す斜視断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の複数の実施例を説明する。明らかに説明するために、下記で多くの実際の細部を合わせて説明する。しかしながら、これらの実際の細部は本発明を制限するためのものではないことを理解すべきである。つまり、本発明の一部の実施形態において、それらの実際の細部は必要なものではない。また、図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造及び素子は、図面において簡単で模式的に示される。且つ繰り返した素子は、同じ番号で表示されることがある。
図1〜図3を合わせて参照されたい。図1は変圧射出型200の一実施例を示す斜視断面図であり、図2は図1の変圧射出型200が射出靴型システム300に取り付けられる様子を示す組合断面図であり、図3は本発明の図2の実施例の発泡過程を示す部分模式図である。図面に示すように、本実施例は、プラスチック射出成形を行うために、射出靴型システム300に取り付けられる変圧射出型200であり、射出靴型システム300は、変位可能な上型310と、変位可能な下型320と、側方変位可能な複数の変圧射出型200と、を備える。上型310、下型320及び複数の変圧射出型200は、発泡成形空間210を開閉することができ、この発泡成形空間210が射出靴素材410の形状に対応する(図5参照)。
変圧射出型200は、金型本体(採番せず)と、変圧排気層220と、を備える。金型本体は、ベース240と、ベース240の裏側に設けられる中実層230と、発泡成形空間210と、を含み、変圧排気層220が中実層230の裏側に設けられる。発泡成形空間210は、変圧排気層220の裏側に位置し、且つその中に発泡材料400を入れて、加熱して発泡膨張して成形する。変圧排気層220は、対応的に発泡成形空間210から露出し、その上に複数の変圧空隙221が設けられ、前記変圧空隙221が発泡成形空間210に連通する。前記変圧射出型200における変圧空隙221の寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)である。変圧射出型200の変圧排気層220内に、冷却流体を通過させるための冷却管222が埋設される。
変圧射出型200の変圧排気層220内に位置する変圧空隙221は金属冶金法によって非等間隔で網目状に分布するように構成され、前記変圧射出型200の金型本体は射出靴型システム300の発泡成形空間210に対応する側方に取り付けられる。前記構造設計によると、発泡成形空間210に本発明の発泡材料400を入れて、加熱して発泡膨張して成形する場合、上型310、下型320及び複数の変圧射出型200がまず発泡成形空間210を閉鎖し、また複数の側方の変圧射出型200の裏側を合わせて閉鎖し、発泡材料400が発泡膨張して変圧射出型200内の元々のガスAを発泡成形空間210から押圧して前記変圧空隙221に引き込むことで、自動的に変化させて内圧のバランスを取り、ガスAが気泡を形成したり押されて隅を占めないようにする。ガスAが変圧空隙221に引き込まれることで、内圧の安定化という効果を効果的に達成して、本発明の発泡材料400が安定して加熱されて微小ボス441を有する射出靴素材410に発泡成形されることができる。
説明すべきなのは、発泡材料400の発泡膨張によれば、変圧射出型200に対しては、ガスAが前記変圧空隙221に押されて引き込まれる以外、発泡の過剰な肉余りも100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)の変圧空隙221に均一に引き込まれ、且つ射出靴素材410の表面に寸法が前記変圧空隙221に対応する複数の微小ボス441に一体成形され、各微小ボス441の直径の寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)である。前記複数の微小ボス441によれば、発泡の過剰な肉余りを消化できるだけではなく、射出靴素材410の構造を強化し(外方に突出する一体構造)、更に複数の微小ボス441の触覚的特異性を製品の識別や図地仕切りの用途に用いることもできる。
また図4〜図6を合わせて参照されたい。図4は製造方法100の一実施例のフローチャートであり、図5は射出靴素材410の一実施例の斜視外観図であり、図6は図5の射出靴素材410の部分構造の部分拡大模式図である。本発明の方法態様の一実施形態によると、微小ボス441を有する射出靴素材410の製造方法100を提供する。本発明の製造方法100は、射出工程110と、発泡前変圧工程120と、成形工程130と、を備える。
前記射出工程110において、まず、前記発泡材料400を前記射出靴素材410の形状に対応する用量となるように射出して(図2及び図3参照)、発泡材料400を加熱して射出靴素材410を膨張発泡する。
発泡前変圧工程120では、発泡材料400を発泡成形空間210に入れて変圧射出型200を閉鎖し、発泡材料400が入れられた後で、変圧射出型200の発泡成形空間210内の元々のガスAを前記変圧空隙221に押圧して引き込んで、自動的に変化させて内圧のバランスを取る。
成形工程130としては、発泡材料400を安定した内圧で加熱して発泡膨張して成形させ、発泡材料400が膨張した後で、変圧射出型200の発泡成形空間210内の元々のガスA及び過剰な材料を前記変圧空隙221に押圧して引き込むことで、再び内圧のバランスを取って、複数の微小ボス441を有する射出靴素材410を形成する。
最後で、本発明の変圧射出型200Aの別の実施例の斜視断面図である図7を参照すると、変圧射出型200Aは、金型本体(採番せず)と、変圧排気層220Aと、を備える。金型本体は、ベース240A、中実層230A及び発泡成形空間210を含み、中実層230Aがベース240Aの裏側に設けられ、変圧排気層220Aが中実層230Aの裏側に設けられる。発泡成形空間210は、変圧排気層220Aの裏側に位置し、且つその中に発泡材料(未図示)を入れて、加熱して発泡膨張して成形する。変圧排気層220Aは、対応的に発泡成形空間210から露出し、その上に複数の変圧空隙221Aが設けられ、前記変圧空隙221Aは、等間隔で平行に密集して配列され、且つそれぞれ発泡成形空間210に連通する。前記変圧射出型200Aにおける変圧空隙221Aの寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)であってよい。変圧射出型200Aの変圧排気層220A内に、冷却流体を通過させるための冷却管222Aが埋設される。図7の他の技術については、他の実施例と同じであるので、同様に推定できるが、詳しく説明しない。
上記実施形態から分かるように、本発明は、下記のメリットを有する。第一、本発明の変圧射出型によれば、自動的に変化して内圧のバランスを取ること、及び残りの肉余りのはみだしを防止することという効果を有する。第二、本発明の射出靴素材の表面に形状が揃っている複数の微小ボスがあり、二次加工されなければならない溢れの発生を避けるだけではなく、且つそれにより射出靴素材の構造を強化することができ、且つ特殊な触感を発生させて市場視認性を生じることができる。第三、本発明の製造方法は、発泡前の変圧工程によって自動的に変化して内圧のバランスを取り、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくいと共に、既知技術の欠点及び問題を解決することができる。
本発明は、実施形態を前述の通りに開示されたが、それらに限定されなく、業者であれば、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修飾を加えてもよく、従って、本発明の保護範囲は、後の特許請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
本発明は、変圧射出型、射出靴素材及びその製造方法に関し、特に、プラスチック射出後の変圧バランスを効果的に行うことができ、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくい変圧射出型、射出靴素材及びその製造方法に関する。
現在、市販の靴素材として、プラスチック射出成形技術によるものが多様に存在するが、従来のプラスチック射出成形の技術には、材料が成形した後で変形する場合があるという問題があるので、生産者は、射出後で補修加工を行ったり補修不可能な不良品を捨てたりしなければならない。前記技術問題において、最も重要な原因は、金型内の温度及び圧力の変動による射出された素材片の流動のアンバランスに帰する。実験によると、この流動のアンバランス問題が射出充填の場合に射出された素材片の発泡成形空間内で発生する非対称な剪断分布現象に帰することは、すでに証明される。それにより発生する後の各発泡成形空間内で素材片を射出して成形された変動圧力、熔融プラスチックの成形変動密度とプラスチックの成形の形状変動度である。また、成形ブランクの外形の正損は、発泡成形空間設計以外に、更に、加熱されて溶融状態の金型内での流動性にも大きく関与している。
そのため、同様に前記問題を解決するための改良された金型が知られており、その技術として、主に、下方発泡成形空間において靴底の側壁に対称する位置に、上型の内部へ凹んで且つスリット状となる複数の凹部が設けられ、凹部の上縁に上型の外部へ貫通可能な複数の脱気孔が設けられ、且つ上方・下方発泡成形空間の周辺にリング状となる上方・下方溢れ溝が設けられ、上方・下方溢れ溝の上方・下方発泡成形空間に隣接する側にスリット状となる上方・下方切刃部が形成される。この慣用技術は、脱気孔を設けることで発泡成形空間内に置かれた射出された素材片が熱圧着による発泡成型時に好適な流動性を持つようにし、また上方・下方溢れ溝を設けることで製品の美観性を向上させることができる。しかしながら、脱気孔が上方・下方発泡成形空間の周辺のみに分布されるので、射出された素材片の全ての表面の変圧バランスを効果的に行うことはできない。
前記慣用技術により射出された素材片が成形した後で、脱気孔には突出した小さな目ヤニが発生し、製品の外観に悪影響を与えるだけではなく、且つ後の機械的な二次加工によって突出した小さな目ヤニを除去しなければならず、コストの消費ともなる。
また、側壁を有する普通の靴底については、その発泡成形空間の対応する位置に金型の内部へ凹んで且つスリット状となる凹部が設けられ、射出された素材片が発泡成形空間の内部に置かれて且つ加熱により溶融状態となると、常に空気が凹部に押されて排出されなく、射出された素材片の流動性に影響を与え、不良品も発生させる。また、射出された素材片ブランクが発泡成形空間の内部に置かれると、完全的な定量に対する制御は困難であり、また金型温度、発泡率等の要因により影響されて、溢れが常にあり、また溢れにより不規則なバリが発生し、バリが離型した後で靴底の周縁に粘着しやすく、取扱いが不便である。
これにより、現在、形状が精確で、製造方法が簡便であり且つ製造の表面の要求を達成可能な靴素材が市販されていないため、関連業者は、いずれもその解決策を探していることが分かる。
そのため、本発明の目的は、プラスチック射出後の変圧バランスを効果的に行うことができ、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくい変圧射出型、射出靴素材及びその製造方法を提供することにある。そのため、本発明は、射出成形条件の要求を満たし、既知技術における製造工程の複雑さや成形条件を満たすことができないという欠点及び問題を解決することができる。
本発明の一構造態様の実施形態によると、プラスチック射出成形を行うための変圧射出型において、発泡成形空間を有する金型本体と、対応的に発泡成形空間から露出するように金型本体に設けられ、発泡成形空間に連通する複数の変圧空隙が設けられる変圧排気層と、を備える変圧射出型を提供する。
これにより、本発明の前記変圧空隙が発泡成形空間に連通し、元々の空気を退避させて圧力のバランスを取ることができるだけではなく、且つ溢れにより不規則なバリを生じることもないため、本発明は、射出後の変圧バランスを効果的に行い、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくい。且つ残りの肉余りのはみだしを防止し、外観を完璧にし、二次加工を行う必要はなく、製造コストを効果的に低下させる。
前記実施形態の他の実施例は、下記の通りである。前記変圧射出型における変圧空隙の寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)であってよい。変圧射出型の金型本体内には、冷却管が埋設されてよい。変圧射出型の変圧空隙は、非等間隔で網目状に分布し又は等間隔で平行に配列されてよい。前記変圧射出型の金型本体は、射出靴型システムの靴素材に対応する側方に取り付けられてよい。変圧射出型の金型本体は、ベースと、ベースの裏側に設けられる中実層と、を含んでよく、変圧排気層は中実層の裏側に設けられる。
本発明の生産物の態様の一実施形態によると、射出靴素材を提供する。この射出靴素材は、前記変圧射出型で製造され、前記変圧空隙に対応して複数の微小ボスが一体成形される表面を含み、微小ボスの直径の寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)である。
これにより、本発明の射出靴素材の表面に形状が揃っている複数の微小ボスがあり、二次加工されなければならない溢れの発生を避けるだけではなく、且つそれにより射出靴素材の構造を強化することができ、且つ特殊な触感を発生させて市場視認性を生じることができる。
前記実施形態の他の実施例は、下記の通りである。前記微小ボスは、柱状、円錐状又はブロック状となってよい。
本発明の方法態様の一実施形態によると、前記微小ボスを有する射出靴素材の製造方法を提供する。本発明の製造方法は、まず発泡材料を射出する射出工程と、発泡材料を入れた後で変圧射出型を閉鎖し、その後変圧射出型内の元々のガスを前記変圧空隙に押圧して引き込んで、自動的に変化させて内圧のバランスを取る発泡前変圧工程と、発泡材料を安定した内圧で加熱して微小ボスを有する射出靴素材を発泡成形する成形工程と、を備える。
これにより、本発明の製造方法は、発泡前の変圧工程によって自動的に変化して内圧のバランスを取り、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくい。
本発明の変圧射出型の一実施例を示す斜視断面図である。 図1の変圧射出型が射出靴型システムに取り付けられる場合の様子を示す組合断面図である。 本発明の図2の実施例の発泡過程を示す部分模式図である。 本発明の製造方法の一実施例を示すフローチャートである。 本発明の射出靴素材の一実施例を示す斜視外観図である。 図5の射出靴素材の部分構造を示す部分拡大模式図である。 本発明の変圧射出型の別の実施例を示す斜視断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の複数の実施例を説明する。明らかに説明するために、下記で多くの実際の細部を合わせて説明する。しかしながら、これらの実際の細部は本発明を制限するためのものではないことを理解すべきである。つまり、本発明の一部の実施形態において、それらの実際の細部は必要なものではない。また、図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造及び素子は、図面において簡単で模式的に示される。且つ繰り返した素子は、同じ番号で表示されることがある。
図1〜図3を合わせて参照されたい。図1は変圧射出型200の一実施例を示す斜視断面図であり、図2は図1の変圧射出型200が射出靴型システム300に取り付けられる様子を示す組合断面図であり、図3は本発明の図2の実施例の発泡過程を示す部分模式図である。図面に示すように、本実施例は、プラスチック射出成形を行うために、射出靴型システム300に取り付けられる変圧射出型200であり、射出靴型システム300は、変位可能な上型310と、変位可能な下型320と、側方変位可能な複数の変圧射出型200と、を備える。上型310、下型320及び複数の変圧射出型200は、発泡成形空間210を開閉することができ、この発泡成形空間210が射出靴素材410の形状に対応する(図5参照)。
変圧射出型200は、金型本体(採番せず)と、変圧排気層220と、を備える。金型本体は、ベース240と、ベース240の裏側に設けられる中実層230と、発泡成形空間210と、を含み、変圧排気層220が中実層230の裏側に設けられる。発泡成形空間210は、変圧排気層220の裏側に位置し、且つその中に発泡材料400を入れて、加熱して発泡膨張して成形する。変圧排気層220は、対応的に発泡成形空間210から露出し、その上に複数の変圧空隙221が設けられ、前記変圧空隙221が発泡成形空間210に連通する。前記変圧射出型200における変圧空隙221の寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)である。変圧射出型200の変圧排気層220内に、冷却流体を通過させるための冷却管222が埋設される。
変圧射出型200の変圧排気層220内に位置する変圧空隙221は金属冶金法によって非等間隔で網目状に分布するように構成され、前記変圧射出型200の金型本体は射出靴型システム300の発泡成形空間210に対応する側方に取り付けられる。前記構造設計によると、発泡成形空間210に本発明の発泡材料400を入れて、加熱して発泡膨張して成形する場合、上型310、下型320及び複数の変圧射出型200がまず発泡成形空間210を閉鎖し、また複数の側方の変圧射出型200の裏側を合わせて閉鎖し、発泡材料400が発泡膨張して変圧射出型200内の元々のガスAを発泡成形空間210から押圧して前記変圧空隙221に引き込むことで、自動的に変化させて内圧のバランスを取り、ガスAが気泡を形成したり押されて隅を占めないようにする。ガスAが変圧空隙221に引き込まれることで、内圧の安定化という効果を効果的に達成して、本発明の発泡材料400が安定して加熱されて微小ボス441を有する射出靴素材410に発泡成形されることができる。
説明すべきなのは、発泡材料400の発泡膨張によれば、変圧射出型200に対しては、ガスAが前記変圧空隙221に押されて引き込まれる以外、発泡の過剰な肉余りも100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)の変圧空隙221に均一に引き込まれ、且つ射出靴素材410の表面に寸法が前記変圧空隙221に対応する複数の微小ボス441に一体成形され、各微小ボス441の直径の寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)である。前記複数の微小ボス441によれば、発泡の過剰な肉余りを消化できるだけではなく、射出靴素材410の構造を強化し(外方に突出する一体構造)、更に複数の微小ボス441の触覚的特異性を製品の識別や図地仕切りの用途に用いることもできる。
また図4〜図6を合わせて参照されたい。図4は製造方法100の一実施例のフローチャートであり、図5は射出靴素材410の一実施例の斜視外観図であり、図6は図5の射出靴素材410の部分構造の部分拡大模式図である。本発明の方法態様の一実施形態によると、微小ボス441を有する射出靴素材410の製造方法100を提供する。本発明の製造方法100は、射出工程110と、発泡前変圧工程120と、成形工程130と、を備える。
前記射出工程110において、まず、前記発泡材料400を前記射出靴素材410の形状に対応する用量となるように射出して(図2及び図3参照)、発泡材料400を加熱して射出靴素材410を膨張発泡する。
発泡前変圧工程120では、発泡材料400を発泡成形空間210に入れて変圧射出型200を閉鎖し、発泡材料400が入れられた後で、変圧射出型200の発泡成形空間210内の元々のガスAを前記変圧空隙221に押圧して引き込んで、自動的に変化させて内圧のバランスを取る。
成形工程130としては、発泡材料400を安定した内圧で加熱して発泡膨張して成形させ、発泡材料400が膨張した後で、変圧射出型200の発泡成形空間210内の元々のガスA及び過剰な材料を前記変圧空隙221に押圧して引き込むことで、再び内圧のバランスを取って、複数の微小ボス441を有する射出靴素材410を形成する。
最後で、本発明の変圧射出型200Aの別の実施例の斜視断面図である図7を参照すると、変圧射出型200Aは、金型本体(採番せず)と、変圧排気層220Aと、を備える。金型本体は、ベース240A、中実層230A及び発泡成形空間210を含み、中実層230Aがベース240Aの裏側に設けられ、変圧排気層220Aが中実層230Aの裏側に設けられる。発泡成形空間210は、変圧排気層220Aの裏側に位置し、且つその中に発泡材料(未図示)を入れて、加熱して発泡膨張して成形する。変圧排気層220Aは、対応的に発泡成形空間210から露出し、その上に複数の変圧空隙221Aが設けられ、前記変圧空隙221Aは、等間隔で平行に密集して配列され、且つそれぞれ発泡成形空間210に連通する。前記変圧射出型200Aにおける変圧空隙221Aの寸法は、100マイクロメートル(μm)〜300マイクロメートル(μm)であってよい。変圧射出型200Aの変圧排気層220A内に、冷却流体を通過させるための冷却管222Aが埋設される。図7の他の技術については、他の実施例と同じであるので、同様に推定できるが、詳しく説明しない。
上記実施形態から分かるように、本発明は、下記のメリットを有する。第一、本発明の変圧射出型によれば、自動的に変化して内圧のバランスを取ること、及び残りの肉余りのはみだしを防止することという効果を有する。第二、本発明の射出靴素材の表面に形状が揃っている複数の微小ボスがあり、二次加工されなければならない溢れの発生を避けるだけではなく、且つそれにより射出靴素材の構造を強化することができ、且つ特殊な触感を発生させて市場視認性を生じることができる。第三、本発明の製造方法は、発泡前の変圧工程によって自動的に変化して内圧のバランスを取り、射出後の靴素材の寸法精度が確保され変形が生じにくいと共に、既知技術の欠点及び問題を解決することができる。
本発明は、実施形態を前述の通りに開示されたが、それらに限定されなく、業者であれば、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修飾を加えてもよく、従って、本発明の保護範囲は、後の特許請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
200、200A 変圧射出型
240、240A ベース
230、230A 中実層
220、220A 変圧排気層
221、221A 変圧空隙
210 発泡成形空間
300 射出靴型システム
310 上型
400 発泡材料
320 下型
A ガス
441 微小ボス
410 射出靴素材
222、222A 冷却管
100 製造方法
110 射出工程
120 発泡前変圧工程
130 成形工程

Claims (11)

  1. プラスチック射出成形を行うための変圧射出型において、
    発泡成形空間を有する金型本体と、
    対応的に前記発泡成形空間から露出するように前記金型本体に設けられ、前記発泡成形空間に連通する複数の変圧空隙が設けられる変圧排気層と、
    を備えることを特徴とする変圧射出型。
  2. 前記変圧排気層における前記複数の変圧空隙の寸法は、100マイクロメートル〜300マイクロメートルであることを特徴とする請求項1に記載の変圧射出型。
  3. 前記金型本体内に少なくとも1つの冷却管が埋設されることを特徴とする請求項2に記載の変圧射出型。
  4. 前記複数の変圧空隙は、非等間隔で網目状に分布することを特徴とする請求項2に記載の変圧射出型。
  5. 前記複数の変圧空隙は、等間隔で平行に配列されることを特徴とする請求項2に記載の変圧射出型。
  6. 前記金型本体は、射出靴型システムの靴素材に対応する側方に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の変圧射出型。
  7. 前記金型本体は、
    ベースと、
    前記ベースの裏側に設けられる中実層と、
    を含み、
    前記変圧排気層は、前記中実層の裏側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の変圧射出型。
  8. 前記複数の変圧空隙に対応して複数の微小ボスが一体成形される表面を含み、前記複数の微小ボスの直径の寸法は、100マイクロメートル〜300マイクロメートルであることを特徴とする請求項1の変圧射出型により製造された射出靴素材。
  9. 前記複数の微小ボスは、柱状、円錐状又はブロック状となることを特徴とする請求項8に記載の射出靴素材。
  10. 発泡材料を射出する射出工程と、
    前記発泡材料を入れた後で前記変圧射出型を閉鎖し、また前記変圧射出型内の元々のガスを前記複数の変圧空隙に押圧して引き込んで、自動的に変化させて内圧のバランスを取る発泡前変圧工程と、
    前記発泡材料を安定した内圧で加熱して前記微小ボスを有する前記射出靴素材を発泡成形する成形工程と、
    を備えることを特徴とする請求項8の微小ボスを有する射出靴素材の製造方法。
  11. 前記成形工程は、前記発泡材料が発泡膨張する場合、前記変圧射出型内の前記ガスを前記複数の変圧空隙に押圧して引き込むことで、また内圧のバランスを取ることを特徴とする請求項10に記載の製造方法。
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