JP2021511977A - Pet発泡シートの製造装置および製造方法 - Google Patents

Pet発泡シートの製造装置および製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、発泡シート原料を投入するホッパーと;前記ホッパーに投入された発泡シート原料が溶融して発泡シートが吐出されるダイを含む押出機と;前記押出機から吐出された発泡シートを冷却させるための冷却装置と;前記冷却装置を通過した発泡シートを圧着するように、発泡シートを中心にして上下部に設けられた第1上部ローラーおよび第1下部ローラーを含む第1ローラー部と;前記第1ローラーにより圧着された発泡シートを延伸するための第2上部ローラーおよび第2下部ローラーを含む第2ローラー部と;前記第1および第2ローラー部の間に配置され、発泡シートを加熱するためのヒーター部と;を含む発泡シートの製造装置を提供しようとする。

Description

本発明は、PET(Polyethylene Terephthalate)発泡シートの製造装置およびこれを利用した発泡シートの製造方法に関する。
従来の発泡シートは、軽量性と緩衝性が要求される用途において広く使用されている。
一般的に、ポリスチレン発泡シート(Polystyrene Foam、PS Foam)は、通常、押出法などにより連続的に製造されている。
しかしながら、ポリエチレンテレフタレート発泡シート(Polyehylene Terephthalate Foam、PET Foam)の製造工程は、発泡温度条件が高く、運営範囲が狭いという点があり、これによって、製品の表面粗さと厚さの制御が難しい問題点があった。
したがって、ポリエチレンテレフタレート発泡シート(PET Foam)の製造において、製品の表面部の粗さを改善し、安定した製品を確保することができる装置の開発が要求されるのが現状である。
本発明は、前記のような問題点を解決するためのPET発泡シートの製造装置に関し、発泡後にPETシートの表面を安定的に制御するために、ヒーターを利用して発泡シートの延伸をより効率的に行うことができると同時に、発泡シートの物性を向上させ、発泡シートの厚さを10mm以下、特に1mm以下に製造しうるPET発泡シートの製造装置および製造方法を提供しようとする。
また、冷却装置の冷却用空気を押出機ダイ側に直接的に噴射することを遮断することによって、均一な発泡シートを製造しうるPET発泡シートの冷却装置を提供しようとする。
前記目的を達成するために、発泡シート原料を投入するホッパーと;前記ホッパーに投入された発泡シート原料が溶融して発泡シートが吐出されるダイを含む押出機と;前記押出機から吐出された発泡シートを冷却させるための冷却装置と;前記冷却装置を通過した発泡シートを圧着するように、発泡シートを中心にして上下部に設けられた第1上部ローラーおよび第1下部ローラーを含む第1ローラー部と;前記第1ローラー部により圧着された発泡シートを延伸するための第2上部ローラーおよび第2下部ローラーを含む第2ローラー部と;前記第1および第2ローラー部の間に配置され、発泡シートを加熱するためのヒーター部と;を含む発泡シートの製造装置を提供する。
また、前記第1および第2ローラー部の回転速度比を調節して、発泡シートの厚さを制御することを含む。
また、前記ヒーター部は、50〜300度(℃)で運転可能になることを含む。
また、前記ヒーター部は、接触式または非接触式プレートヒーターであることを含む。
また、前記第1ローラー部対第2ローラー部の回転速度比は、1:1〜1:10であることを含む。
また、前記第1および第2ローラー部の初期運転後に、発泡シートの上下面を加熱するように、ヒーター部を移動させて運転することを含む。
また、前記第2ローラー部を通過した発泡シートの厚さは、10mm以下であることを含む。
また、前記第1および第2上部ローラーは、軸を中心にして反時計回りに回転し、第1および第2下部ローラーは、時計回りに回転することを含む。
また、前記第2上部ローラーおよび第2下部ローラーは、発泡シートから所定間隔離隔するように配置されることを含む。
また、前記第2上部ローラーおよび第2下部ローラーの間隔は、0.1〜10.0mmであることを含む。
また、前記冷却装置の表面は、内部に流入する冷却水により冷却されるように設けられることを含む。
これに加えて、発泡シート原料を押出機のホッパーに投入する原料投入段階と;前記押出機から吐出された発泡シートを冷却装置で冷却させる冷却段階と;前記冷却装置を通過した発泡シートを圧着するように、発泡シートを中心にして上下部に設けられた第1ローラー部により発泡シートを圧着する圧着段階と;前記第1ローラー部により圧着された発泡シートを延伸するために設けられた第2ローラー部により発泡シートを延伸する延伸段階と;前記第1および第2ローラー部の間に配置されたヒーター部により発泡シートを加熱する加熱段階と;を含む発泡シートの製造方法を提供する。
また、前記延伸段階は、第1および第2ローラー部の回転速度比を調節して、発泡シートの厚さを制御することを含む。
また、前記加熱段階は、50〜300度(℃)で運転可能なヒーター部を調節して、発泡シートを加熱することを含む。
また、前記第1ローラー部対第2ローラー部の回転速度比は、1:1〜1:10であることを含む。
また、前記加熱段階は、第1および第2ローラー部の初期運転後に、発泡シートの上下面を加熱するように、ヒーター部を移動させて加熱することを含む。
また、前記延伸段階は、発泡シートが第2ローラー部を通過した後、10mm以下の厚さに延伸されることを含む。
また、前記冷却段階は、冷却装置の内部に流入する冷却水により冷却装置の表面が冷却されて発泡シートを冷却させることを含む。
また、前記発泡シートは、延伸および加熱段階で第1ローラー部により圧着され、ヒーター部により加熱された後、第2ローラー部により延伸されることを含む。
本発明の製造装置および製造方法によれば、PET発泡シートを延伸しながら、発泡シートの厚さ調整が容易で、厚さを1mm以下に製造することができ、延伸過程を経た後、発泡シートの物性が向上して耐久性を改善することができ、ヒーターによる表面部の滑らかさを誘導することができる。
また、本発明の冷却装置によれば、冷却装置の冷却用空気を押出機ダイ側に直接的に放射することを遮断することによって、均一な発泡シートを製造することができると共に、冷却用空気の流れ性を円滑に誘導して発泡シート製造の工程性を改善することができる。
また、本発明の発泡シートの製造装置によれば、PET発泡シートの溶融粘度(強度)を制御するために、原料の最適な配合比および押出機の精密な温度調節を通じて原料の混合性の向上および結晶性を制御することによって、均一な発泡シートを製造することができる。
本発明の一実施形態による発泡シートの製造装置を示す模式図である。 本発明の一実施形態によるカッターの模式図である。 本発明の一実施形態による発泡シートの製造方法の流れ図である。 本発明の一実施形態による冷却装置を示す側面図である。 本発明の一実施形態による冷却装置を示す側面図である。 (A)は、本発明の一実施形態による流動案内部の側面図である。 本発明の一実施形態による流動案内部の正面図である。 本発明の一実施形態による冷却装置の冷却用空気の流動経路を説明するための図である。 本発明の他の実施形態による発泡シートの製造装置を示す模式図である。 本発明の他の実施形態による発泡シートの製造装置を示す模式図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい一実施形態を詳細に説明することとする。これに先立って、本明細書および請求範囲に使用された用語や単語は、通常的または辞書的な意味に限定して解釈されてならず、発明者は、自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に基づいて、本発明の技術的思想に符合する意味や概念として解釈されなければならない。
また、図面符号に関係なく、同一または対応の構成要素は、同一または類似の参照番号を付与し、これに関する重複説明は省略することとし、説明の便宜のために示された各構成部材のサイズおよび形状は、誇張されたり縮小され得る。
したがって、本明細書に記載された実施形態と図面に示された構成は、本発明の最も好ましい一実施形態に過ぎないものであり、本発明の技術的思想を全部代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを代替できる多様な均等物と変形例がありえることを理解しなければならない。
本発明は、PET発泡シートの製造装置および製造方法に関し、発泡シートを延伸しながら、発泡シートの厚さ調整が容易で、厚さを10mm以下に製造することができ、延伸過程を経た後、発泡シートの物性が向上して耐久性を改善しうるPET発泡シートの製造装置および製造方法に関する。
図1は、本発明の一実施形態による発泡シートの製造装置を示す模式図であり、図2は、本発明の一実施形態によるカッターの模式図であり、図3は、本発明の一実施形態による発泡シートの製造方法の流れ図である。
以下、図1〜図3を参照して本発明のPET発泡シートの製造装置12および製造方法について詳細に説明する。
前記発泡シートの製造装置12は、発泡シートを延伸しながら、発泡シートの厚さ調整が容易で、厚さを10mm以下に製造することができ、延伸過程を経た後、発泡シートの物性が向上して耐久性を改善することができる。
図1を参照して説明すると、本発明のPET発泡シートの製造装置12は、ホッパー22、押出機20、冷却装置10、第1ローラー部30、第2ローラー部40、ヒーター部50を含む。
より具体的に、発泡シート原料を投入するホッパー22を含む。
また、前記ホッパー22に投入された発泡シート原料が溶融して、発泡シート1が吐出されるダイ21を含む押出機20を含む。
ここで、前記ホッパー22は、押出機20の上部に形成され得る。
前記発泡シート1を製造するために、ホッパー22にPETチップ(Polyeethylene Terephthalate Chip)、添加剤および発泡剤を混合して投入することができる。
一例として、PETチップ100重量部、発泡ガス0.1〜5重量部、増粘剤0.1〜5重量部、および造核剤0.1〜5重量部を混合して投入することができるが、これに限定されるものではない。
また、上記のように投入された原料は、押出機20およびダイ21を通過しつつ発泡(Foaming)工程を経ることになるが、この際、押出機20の温度は、240〜280度(℃)でありうるが、これに限定されるものではない。
これに加えて、前記冷却装置10は、押出機20から吐出された発泡シート1を冷却させることができる。
より具体的に、前記冷却装置10の表面は、冷却水により冷却され、発泡シート1は、冷却装置10の表面に沿って案内され冷却され得る。
ここで、前記冷却装置10は、内周面に沿って冷却水が循環しつつ、表面が冷却されるように、冷却水が流入する流入ノズル(不図示)をさらに含むことができる。
また、前記冷却装置は、ダイ21側に冷却空気を噴射して、ダイ21から吐出される発泡シート1を冷却させることができる。
これに加えて、本発明の製造装置12は、前記冷却装置10の後端に発泡シート1を切断するためのカッター60をさらに含むことができる。
図2を参照すると、前記ダイ21から吐出される発泡シート1は、円筒形状に吐出されて、冷却装置10を通過するので、第1ローラー部30に移送される前に、カッター60により一部の領域が切断されて広げられた後、第1ローラー部30に移送される。
ここで、前記カッター60は、発泡シート1の上端部60または下端部60’に位置するように設けられるが、これに限定されるものではない。
また、前記カッター60の個数は、必要に応じて複数個具備され得、その位置も、適切に選択して設けられる。
一方、本発明の第1ローラー部30は、冷却装置10を通過した発泡シート1を圧着するように、発泡シート1を中心にして上下部に第1上部ローラー31および第1下部ローラー32を含むことができる。
ここで、前記第1ローラー部30の速度を調整することによって、発泡される発泡シートの初期厚さを調整することができる。冷却装置10における速い速度によってシートの切れが発生しうるため、上記のように、第1上部ローラー31および第1下部ローラー32の速度を調整することによって、シートの切れを未然に防止することができることになる。
これに加えて、前記第2ローラー部40は、第1ローラー部30により圧着された発泡シート1を延伸するための第2上部ローラー41および第2下部ローラー42を含むことができる。
ここで、本発明の製造装置12は、前記発泡シート1を巻き取るように設けられたワインダー(Winder)(不図示)をさらに含むことができる。
前記発泡シート1は、さらに含まれたワインダー(不図示)に巻き取られ、一例として、前記ワインダーは、第2ローラー部40の後端に配置され得るが、これに限定されるものではない。
前記第2上部ローラー41および第2下部ローラー42は、発泡シートから所定間隔離隔するように配置され得る。
前記発泡シート1が通過する第2上部ローラー41および第2下部ローラー42の間隔は、0.1〜10.0mmでありうる。
より具体的に、上記のように第2上部ローラー41と第2下部ローラー42との間隔dにより発泡シートの厚さの均一度を向上させることができ、表面の光沢を改善させることができる効果がある。
これに加えて、前記第1および第2上部ローラー31、41は、軸を中心にして反時計回りに回転し、第1および第2下部ローラー32、42は、時計回りに回転することができる。
また、前記発泡シート1を加熱するためのヒーター部50は、第1ローラー部30と第2ローラー部40との間に配置され得る。
より具体的に、前記ヒーター部50は、発泡シート1の上下面を加熱するための上部ヒーター51および下部ヒーター52を含むことができる。
特に、前記ヒーター部50は、必要に応じて移動が可能になるように設けられる。
ここで、前記ヒーター部50は、50〜300度(℃)で運転が可能になり得る。
また、前記ヒーター部50は、接触式または非接触式プレートヒーターを使用することができる。
一例として、前記接触式プレートヒーターは、オイル(Oil)循環方式または電気を使用するヒーターであり得、非接触式プレートヒーターは、オイル循環方式、電気使用方式、赤外線ヒーター(IR Heater)でありうる。
特に、上部ヒーター51と下部ヒーター52、すなわちヒーター部50は、接触式プレートヒーターであり得、それぞれのヒーターの温度は、同じ温度に加熱されて、発泡シート1を加熱することができる。
一方、本発明のPET発泡シートの製造装置12は、前記第1および第2ローラー部30、40の回転速度比を調節して、発泡シート1の厚さを制御することができる。
前記第1ローラー部対第2ローラー部の回転速度比は、1:1〜1:10であり得、より好ましくは1:3〜1:8でありうる。
前記回転速度比によって最終的に製造される発泡シート1の厚さを制御することができ、回転速度比が1:1〜1:10の範囲で、10mm以下の発泡シート1が生産され得、具体的に、回転速度比が1:3〜1:8の範囲で、1mm以下の発泡シート1が生産され得るが、これに限定されるものではなく、前記回転速度比は、製品に応じて多様に設定され得る。ここで、回転速度比の差異が増加するにつれて、製品の厚さを減少させることができる。
ここで、前記回転速度比が1:3以下であれば、発泡シート1が1mmより厚く生産され得、1:8以上であれば、発泡シートの耐久性が低下することがあり、発泡シートの破断が起こりうる。
また、前記第1および第2ローラー部の初期運転時に、第1ローラー部対第2ローラー部の回転速度比は、1:1でありうる。
前記初期運転というのは、カッター60により発泡シート1が広げられた後、第1ローラー部30を通過して第2ローラー部30、40に移送された状態を意味する。
ここで、前記初期運転時には、ヒーター部50が第1および第2ローラー部の間でなく、外部に位置する。
これに加えて、前記第1および第2ローラー部30、40の初期運転後に、発泡シート1の上下面を加熱するように、ヒーター部50を第1および第2ローラー部の間に移動させて運転することができる。
すなわち、初期運転時にヒーター部50は、第1および第2ローラー部の間に配置されていないようにした後、発泡シート1が第2ローラー部に移送が完了した後、ヒーター部50を第1および第2ローラー部の間に移動させて配置する。
前記発泡シート1がヒーターにより延伸が可能な時点まで、例えば、ガラス転移温度(Tg)以上、具体的に85度以上に温度が上昇されると、第2ローラー部40の速度を調節して、発泡シート1の厚さを調節する。
ここで、前記第2ローラー部、すなわち第2上部ローラーおよび第2下部ローラーは、同じ速度で回転させることができる。
上記のように発泡シート1の温度が上昇された後、第2ローラー部40の速度を第1ローラー部30の速度より速く増加させると、二つのローラー部の回転速度比によって発泡シート1が第2ローラー部40側に引き寄せられることによって延伸が行われる。
したがって、前記第2ローラー部40を通過した発泡シート1の厚さは、10mm以下、1mm以下に製造され得る。
特に、1mm以下のフィルム(Film)形態の発泡シート1を製造することができる。
前記延伸工程を通じて発泡シート1が上昇された温度により表面層がさらに後発泡されて、発泡シート内セル(Cell)の構造がより一層堅固になることによって、発泡シート1の耐久性が向上することができる。
前記で記述したように、本発明のPET発泡シートの製造装置12は、原料を投入して押出機20から発泡シート1が吐出されて発泡が行われ、冷却装置10を通過しつつ冷却された後、冷却装置の後端に設けられたカッター60により切断されて広げられる。
その後、発泡シート1が第1ローラー部30を通過して圧着され、第2ローラー部40に移送が完了すると、ヒーター部50を第1ローラー部30と第2ローラー部40との間に配置して、発泡シート1を延伸が可能な時点まで温度を上昇させる。温度が上昇された後、第2ローラー部40の速度を調節して発泡シートを延伸した後、ワインダー(不図示)に巻き取られる。
前記のような工程を経て10mm以下、特に1mm以下の厚さを有し、耐久性が向上した発泡シートを製造することができる。
以下では、前述した製造装置11、12を利用した本発明のPET発泡シートの製造方法について図10を参照して詳細に説明する。したがって、後述するPET発泡シートの製造方法は、製造装置11、12および冷却装置10において記述した内容が同一に適用され得る。
一方、図3を参照すると、本発明のPET発泡シートの製造方法は、原料投入段階S100、発泡シート冷却段階S200、発泡シート圧着段階S300、発泡シート加熱段階S400および発泡シート延伸段階S500を含む。
より具体的に、原料投入段階S100は、発泡シート原料を押出機20のホッパー22に投入する段階である。
前記原料投入段階S100で、発泡シート1を製造するために、ホッパー22にPETチップ(Polyeethylene Terephthalate Chip)、添加剤および発泡剤を混合して投入することができる。
一例として、PETチップ100重量部、発泡ガス0.1〜5重量部、増粘剤0.1〜5重量部、および造核剤0.1〜5重量部を混合して投入することができるが、これに限定されるものではない。
この際、押出機20の温度を240〜280度(℃)に制御して、上記のように投入された原料が押出機20およびダイ21を通過しつつ発泡(Foaming)工程を経ることになる。
次に、前記発泡シート冷却段階S200は、押出機20から吐出された発泡シート1を冷却装置10で冷却させる段階である。
より具体的に、前記冷却段階S200は、冷却装置10の内部に流入する冷却水により冷却装置10の表面が冷却されて、発泡シート1を冷却させることができる。
前記冷却装置10の表面は、冷却水により冷却され、発泡シート1は、冷却装置10表面に沿って案内され冷却され得る。
また、前記冷却段階S200では、前記冷却装置10が押出機のダイ21側に冷却空気を噴射して、ダイ21から吐出される発泡シート1を冷却させることができる。
これに加えて、本発明の製造方法は、前記冷却装置10の後端に設けられたカッター60により発泡シート1を切断するシート切断段階をさらに含むことができる。
図1を参照すると、前記ダイ21から吐出される発泡シート1は、円筒形状に吐出されて、冷却装置10を通過するので、第1ローラー部30に移送される前に、カッター60により一部の領域が切断されて広げられた後、第1ローラー部30に移送される。
次に、本発明の発泡シート圧着段階S300は、冷却装置10を通過した発泡シート1を圧着するように、発泡シート1を中心にして上下部に設けられた第1ローラー部30により発泡シート1を圧着する段階である。
前記第1ローラー部30は、冷却装置10を通過した発泡シート1を圧着するように、発泡シート1を中心にして上下部に第1上部ローラー31および第1下部ローラー32を含むことができる。
前記発泡シート1が第1上部ローラー31と第1下部ローラー32との間を通過するとき、第1上部ローラー31は、軸を中心にして反時計回りに回転し、第1下部ローラー32は、軸を中心にして時計回りに回転するにつれて、発泡シート1が圧着され得る。
ここで、前記圧着段階S300では、前記第1ローラー部30の速度を調整することによって、発泡される発泡シートの初期厚さを調整することができる。冷却装置10における速い速度によってシートの切れが発生しうるので、上記のように、第1上部ローラー31および第2下部ローラー32の速度を調整することによって、シートの切れを未然に防止することができることになる。
次に、本発明の発泡シート加熱段階S400は、第1ローラー部30と第2ローラー部40との間に配置されたヒーター部50により発泡シート1を加熱する段階である。
より具体的に、前記加熱段階S400は、50〜300度(℃)で運転可能なヒーター部を調節して、発泡シート1を加熱することができる。
ここで、前記加熱段階S400は、発泡シート1を加熱する前に、発泡シート1を第2ローラー部40に移送する移送段階をさらに含むことができる。すなわち、発泡シートを加熱して延伸する前に、第2ローラー部40に移送した後、加熱段階S400を行うことができる。
次に、発泡シート延伸段階S500は、前記第1ローラー部30により圧着された発泡シート1を延伸するために設けられた第2ローラー部40により発泡シート1を延伸する段階である。
ここで、前記延伸段階S500では、前記第2上部ローラーおよび第2下部ローラーが発泡シートから所定間隔離隔するように配置させて、発泡シート1を延伸することができる。
一方、本発明のPET発泡シートの製造方法の延伸段階S500では、前記第1および第2ローラー部30、40の回転速度比を調節して、発泡シート1の厚さを制御することができる。
前記第1ローラー部対第2ローラー部の回転速度比を1:1〜1:10、より好ましくは1:3〜1:8に制御して、発泡シート1の厚さを制御することができる。
また、前記延伸段階S500では、前記第1および第2ローラー部の初期運転時に、第1ローラー部対第2ローラー部の回転速度比は、1:1に設定して運転することができる。
前記初期運転というのは、カッター60により発泡シート1が広げられた後、第1ローラー部30を通過して第2ローラー部30、40に移送された状態を意味する。
ここで、前記初期運転時には、ヒーター部50が第1および第2ローラー部の間でなく、外部に位置する。
これに加えて、前記延伸段階S500では、前記第1および第2ローラー部30、40の初期運転後に、発泡シート1の上下面を加熱するように、ヒーター部50を第1および第2ローラー部の間に移動させるヒーター部移動段階をさらに含むことができる。
すなわち、初期運転時に、ヒーター部50は、第1および第2ローラー部の間に配置されていないようにした後、発泡シート1が第2ローラー部に移送が完了すると、ヒーター部50を第1および第2ローラー部の間に移動させて配置する。
前記発泡シート1がヒーターにより延伸が可能な時点まで、例えば、ガラス転移温度(Tg)以上、具体的に85度以上に温度が上昇されると、第2ローラー部40の速度を調節して、発泡シート1の厚さを調節する段階を行う。
上記のように発泡シート1の温度が上昇された後、第2ローラー部40の速度を第1ローラー部30の速度より速く増加させると、二つのローラー部の回転速度比によって発泡シート1が第2ローラー部40側に引き寄せられることによって延伸段階が行われる。
特に、前記第2ローラー部40を通過した発泡シート1の厚さは、1mm以下に製造され得る。
したがって、前記第2ローラー部40を通過した発泡シート1の厚さは、10mm以下、1mm以下に製造され得る。
特に、1mm以下のフィルム形態の発泡シート1を製造することができる。
前記延伸段階を通じて発泡シート1が上昇された温度により表面層がさらに後発泡されて発泡シート内セルの構造がより一層堅固になることによって、発泡シート1の耐久性が向上することができる。
これに加えて、本発明は、前記延伸段階が完了された後、発泡シート1をワインダー(不図示)に巻き取る巻き取り段階をさらに含むことができる。一例として、第2ローラー40の後端に配置されたワインダーに発泡シート1を巻き取ることによって、製品生産を完了することができる。
前記で記述したように、本発明のPET発泡シートの製造方法は、前記のような工程を経て10mm以下、特に1mm以下の厚さを有し、耐久性が向上した発泡シートを製造することができる。
これに加えて、本発明は、前述したPET発泡シートの製造装置内に含まれるPET発泡シートの冷却装置10をさらに含む。前記冷却装置10は、発泡シートの品質を向上させて、均一なシートを製造することができるようにする。
図4および図5は、本発明の一実施形態による冷却装置を示す側面図であり、図6の(A)は、本発明の一実施形態による流動案内部の側面図であり、図7は、本発明の一実施形態による流動案内部の正面図であり、図8は、本発明の一実施形態による冷却装置の冷却用空気の流動経路を説明するための図であり、図9は、本発明の一実施形態によるPET発泡シート製造工程を示す工程図であり、図10は、本発明の他の一実施形態による発泡シートの製造装置を示す模式図である。
まず、本文書で使用される用語「第1方向および第2方向」は、図4に示された中心軸dを基準としてd1で示した矢印方向を第1方向、第2方向は、第1方向と反対方向であるd2で示した矢印方向を意味する。
特に、d1で示した矢印方向は、後述するダイ側へ向かう方向を意味し、d2で示した矢印方向は、排気部側へ向かう方向を意味する。
図4を参照して説明すると、本発明の冷却装置10は、排出部100、流動案内部200および本体300を含む。
より具体的に、排出部100は、冷却用空気を第1方向d1に噴射することができる。
また、流動案内部200は、排出部100から第1方向d1に所定間隔離れて位置し、排出部100から排出された冷却用空気が第1方向d1に流動することを遮断し、冷却用空気を第2方向d2側に案内することができる。
これに加えて、本体300は、第1方向d1の反対方向である第2方向d2に沿って所定間隔離れて位置し、流動案内部200から吐出された空気が流入する流入ホール410を含む。
また、流入ホール410を介して流入した空気を第2方向d2側に排気させるために、排気部310が設けられる。
ここで、流動案内部200は、排出部100から所定間隔離れて配置されるための固定部材210をさらに含むことができる。
また、図5に示されたように、流動案内部200は、排出部100と流体移動可能に連結されて、流体の流動通路および流動案内部200を固定させるための通路部材220を、前記の固定部材210の代わりに、さらに含むことができる。
一方、図6の(A)および図4を参照すると、本発明の流動案内部200は、本体300の中心軸dに直交する仮想の基準線Rを基準として、第2方向d2側に冷却用空気を吐出させることができる。
また、流動案内部200は、中央領域に流入口201と、端部に周り方向に沿って所定間隔離れて位置する複数個の吐出口202とを含む。
前記排出部100を通過した冷却用空気が流動案内部の流入口201を介して流入し、流入口201を通過した冷却用空気は、複数個の吐出口202を介して吐出され得る。
ここで、前記流入口201と複数個の吐出口202は、それぞれ、流体移動可能に連結する複数個のチャネル203を含む。
特に、流動案内部200のチャネル203は、流入口201を通過した冷却用空気が吐出される前に、少なくとも1回曲がって流動するように設けられる。
また、前記チャネル203は、基準線Rから第2方向d2側に向かって鋭角θで曲がるように設けられる。
例えば、前記鋭角θは、0度以上90度未満の角度範囲であり得、より好ましくは10度〜80度範囲内の傾斜角でありうるが、これに限定されるものではない。
一例として、図6(A)に示されたように、前記チャネル203は、基準線Rから第2方向d2側に向かって前記鋭角範囲内の角度θは、略20度でありうる。
ここで、図6の(B)に示されたように、前記チャネル203が、鋭角でなく、90度角度の方向に位置することになると、冷却用空気が第1方向d1、すなわちダイ側に移動することが容易であるので、ダイが容易に冷却され得るので、上記のように鋭角範囲内の角度を有するように設けられる。
一方、本発明の冷却装置10は、前記排出部100と本体排気部310との間を連結し、かつ、本体300より小さい直径を有するネック部400をさらに含むことができる。
より具体的に、図8を参照すると、前記ネック部400の外周面には、流入ホール410が設けられ、前記ネック部400は、排気部310と流体移動可能に設けられる。
また、図8の矢印を参照すると、流動案内部200から吐出された冷却用空気が流入ホール410に流入して排気部に排気され得る。
ここで、流入ホール410は、複数個設けられる。
これに加えて、本発明の本体300の表面は、冷却水により冷却され得る。
より具体的に、本体300の内周面に沿って冷却水が循環しつつ表面が冷却されるように、冷却水が流入する流入ノズル(不図示)をさらに含むことができる。
また、本発明は、前述した発泡シートの冷却装置10を含む発泡シートの製造装置11を提供する。
例えば、前記発泡シートの製造装置11は、前述した冷却装置10を含むものであって、後述する発泡シートの製造装置11において使用される冷却装置は、前述した冷却装置10において記述した具体的な事項が同一に適用され得る。
本発明による発泡シートの製造装置11は、図9に示されたように、ホッパー22に発泡シート原料、すなわちPETチップ、添加剤および発泡剤などを混合して投入して、溶融押出機とダイを通過しつつ発泡(Foaming)した後、冷却工程およびカッティング工程を経てPET発泡シートを製造することができる。
図10を参照すると、本発明による発泡シートの製造装置11は、発泡シート原料が流入して発泡シート1が吐出されるダイ21を有する押出機20を含む。
また、押出機20から吐出された発泡シート1を冷却させるための冷却装置10と、冷却装置10を通過した発泡シート1を切断するためのカッター60とを含む。
特に、前記冷却装置10は、前記ダイ21を向かう第1方向d1に冷却用空気を噴射するための排出部100と、排出部から第1方向d1に所定間隔離れて位置し、排出部から排出された冷却用空気が第1方向d1に流動することを遮断し、冷却用空気を第2方向d2側に案内する流動案内部200とを含む。
これに加えて、第1方向の反対方向である第2方向d2に沿って所定間隔離れて位置し、流動案内部200から吐出された空気が流入する流入ホール410を有し、流入ホールを介して流入した空気を第2方向側に排気させるための排気部310が設けられた本体300を含む。
また、カッター60は、冷却装置10を通過した発泡シート1を切断するように、円筒形状に吐出される発泡シート1の上端部60または下端部60’に位置するように設けられるが、これに限定されるものではない。
また、前記カッター60の個数は、必要に応じて複数個具備され得、その位置も、適切に選択して設けられる。
一方、前記押出機20は、発泡シート原料が投入されるホッパー22を含む。
ここで、前記発泡シート1を製造するために、ホッパー22にPETチップ(Polyeethylene Terephthalate Chip)、添加剤および発泡剤を混合して投入することができる。
一例として、PETチップ100重量部、発泡ガス0.1〜5重量部、増粘剤0.1〜5重量部、および造核剤0.1〜5重量部を混合して投入することができるが、これに限定されるものではない。
上記のように投入された原料は、押出機20およびダイ21を通過しつつ発泡(Foaming)工程を経ることになるが、この際、押出機20の温度は、240〜280度(℃)でありうるが、これに限定されるものではない。
一方、冷却装置10の本体の表面は、冷却水により冷却され、前記発泡シート1は、冷却装置10の表面に沿って案内され冷却され得る。
これに加えて、図3を参照すると、前記ダイ21から円筒形状に吐出される発泡シート1は、冷却装置の表面に沿って冷却されるが、冷却装置10の後端に設けられたカッター60により発泡シート1の一部の領域が切断されて広げられる。
また、冷却用空気は、流動案内部200により発泡シート1とネック部400との間の空間に流入して、流入ホール410を介して排気部310に排気され得る。
ここで、冷却用空気の一部は、流入ホール410に流入し、一部は、冷却装置と発泡シートとの間の空間を形成させることによって、と発泡シートの冷却およびシート進行方向で発生する摩擦を減少させて作業性を向上させることができる。
一方、一般的な非結晶高分子からなるPS Foamの製造設備で結晶性高分子からなるPET発泡シートを製造することを不可能である。
本発明は、PET発泡シートを製造するに際して、溶融粘度(強度)を制御するために、前記で記述した製造工程のように原料の最適な配合比および押出機の精密な温度調節を通じて原料の混合性の向上および結晶性を制御することによって、均一な発泡シートを製造することができる。

Claims (19)

  1. 発泡シート原料を投入するホッパーと;
    前記ホッパーに投入された発泡シート原料が溶融して発泡シートが吐出されるダイを含む押出機と;
    前記押出機から吐出された発泡シートを冷却させるための冷却装置と;
    前記冷却装置を通過した発泡シートを圧着するように、発泡シートを中心にして上下部に設けられた第1上部ローラーおよび第1下部ローラーを含む第1ローラー部と;
    前記第1ローラー部により圧着された発泡シートを延伸するための第2上部ローラーおよび第2下部ローラーを含む第2ローラー部と;
    前記第1および第2ローラー部の間に配置され、発泡シートを加熱するためのヒーター部と;を含む発泡シートの製造装置。
  2. 前記第1および第2ローラー部の回転速度比を調節して、発泡シートの厚さを制御することを特徴とする請求項1に記載の発泡シートの製造装置。
  3. 前記ヒーター部は、50〜300度(℃)で運転可能になることを特徴とする請求項1に記載の発泡シートの製造装置。
  4. 前記ヒーター部は、接触式または非接触式プレートヒーターであることを特徴とする請求項1に記載の発泡シートの製造装置。
  5. 前記第1ローラー部対第2ローラー部の回転速度比は、1:1〜1:10であることを特徴とする請求項1に記載の発泡シートの製造装置。
  6. 前記第1および第2ローラー部の初期運転後に、発泡シートの上下面を加熱するように、ヒーター部を移動させて運転することを特徴とする請求項1に記載の発泡シートの製造装置。
  7. 前記第2ローラー部を通過した発泡シートの厚さは、10mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の発泡シートの製造装置。
  8. 前記第1および第2上部ローラーは、軸を中心にして反時計回りに回転し、第1および第2下部ローラーは、時計回りに回転することを特徴とする請求項1に記載の発泡シートの製造装置。
  9. 前記第2上部ローラーおよび第2下部ローラーは、発泡シートから所定間隔離隔するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の発泡シートの製造装置。
  10. 前記第2上部ローラーおよび第2下部ローラーの間隔は、0.1〜10.0mmであることを特徴とする請求項8に記載の発泡シートの製造装置。
  11. 前記冷却装置の表面は、内部に流入する冷却水により冷却されるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の発泡シートの製造装置。
  12. 発泡シート原料を押出機のホッパーに投入する原料投入段階と;
    前記押出機から吐出された発泡シートを冷却装置で冷却させる冷却段階と;
    前記冷却装置を通過した発泡シートを圧着するように、発泡シートを中心にして上下部に設けられた第1ローラー部により発泡シートを圧着する圧着段階と;
    前記第1ローラー部により圧着された発泡シートを延伸するために設けられた第2ローラー部により発泡シートを延伸する延伸段階と;
    前記第1および第2ローラー部の間に配置されたヒーター部により発泡シートを加熱する加熱段階と;を含む発泡シートの製造方法。
  13. 前記延伸段階は、第1および第2ローラー部の回転速度比を調節して、発泡シートの厚さを制御することを特徴とする請求項12に記載の発泡シートの製造方法。
  14. 前記加熱段階は、50〜300度(℃)で運転可能なヒーター部を調節して、発泡シートを加熱することを特徴とする請求項12に記載の発泡シートの製造方法。
  15. 前記第1ローラー部対第2ローラー部の回転速度比は、1:1〜1:10であることを特徴とする請求項13に記載の発泡シートの製造方法。
  16. 前記加熱段階は、第1および第2ローラー部の初期運転後に、発泡シートの上下面を加熱するように、ヒーター部を移動させて加熱することを特徴とする請求項12に記載の発泡シートの製造方法。
  17. 前記延伸段階は、発泡シートが第2ローラー部を通過した後、10mm以下の厚さに延伸されることを特徴とする請求項12に記載の発泡シートの製造方法。
  18. 前記冷却段階は、冷却装置の内部に流入する冷却水により冷却装置の表面が冷却されて発泡シートを冷却させることを特徴とする請求項12に記載の発泡シートの製造方法。
  19. 前記発泡シートは、延伸および加熱段階で第1ローラー部により圧着され、ヒーター部により加熱された後、第2ローラー部により延伸されることを特徴とする請求項12に記載の発泡シートの製造方法。
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