JP2021191869A5 - - Google Patents

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Claims (33)

  1. 静電インク組成物が印刷されている印刷面を接着する接着剤組成物であって、
    ポリオールと、ポリイソシアネートと、エポキシ化合物と、を含有し、
    前記ポリオールと前記ポリイソシアネートとがウレタン結合を形成するとともに、前記エポキシ化合物、又は、前記エポキシ化合物及び前記ポリイソシアネートが前記静電インク組成物を架橋する、接着剤組成物。
  2. 前記印刷面を接着する際の塗布量が1~10g/m である、請求項1に記載の接着剤組成物。
  3. 前記静電インク組成物はポリエチレンイミン樹脂で構成されるプライマー層上に印刷されている、請求項1又は2に記載の接着剤組成物。
  4. 前記ポリエチレンイミン樹脂の塗布量が0.01~1.5g/m である、請求項3に記載の接着剤組成物。
  5. 硬化後の動的粘弾性測定によって求められるガラス転移温度が20℃以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  6. 前記エポキシ化合物が1分子中に2個以上のエポキシ基を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  7. 前記ポリイソシアネートに含まれるイソシアネート基に対する、前記エポキシ化合物に含まれるエポキシ基のモル比が0.5~10である、請求項1~6のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  8. 前記ポリオールに含まれる水酸基に対する、前記ポリイソシアネートに含まれるイソシアネート基のモル比が0.5~10である、請求項1~7のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  9. 前記ポリオール100質量部に対し、前記エポキシ化合物を3~25質量部含有する、請求項1~のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  10. 前記ポリオール100質量部に対し、前記ポリイソシアネートを10~50質量部含有する、請求項1~のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  11. 前記ポリオールは、脂肪族ポリエステルポリオールであり、
    前記エポキシ化合物は、両末端にエポキシ基を有する、請求項1~10のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  12. 前記エポキシ化合物は、2官能の脂環式エポキシ化合物を含む、請求項1~11のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  13. 前記ポリイソシアネートは、キシリレンジイソシアネート誘導体を含み、
    前記ポリイソシアネート全体に対する前記キシリレンジイソシアネート誘導体の含有量が10質量%以上である、請求項1~12のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  14. 前記エポキシ化合物の分子量は500以下である、請求項1~13のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
  15. 静電インク組成物が印刷されている印刷面を接着する接着剤用の硬化剤であって、
    ポリイソシアネートとエポキシ化合物とを含有し、
    前記ポリイソシアネートに含まれるイソシアネート基に対する、前記エポキシ化合物に含まれるエポキシ基のモル比が0.5~10であり、
    前記エポキシ化合物、又は、前記エポキシ化合物及び前記ポリイソシアネートが前記静電インク組成物を架橋する、硬化剤。
  16. 前記エポキシ化合物が1分子中に2個以上のエポキシ基を有する、請求項15に記載の硬化剤。
  17. 前記エポキシ化合物は、2官能の脂環式エポキシ化合物を含む、請求項15又は16に記載の硬化剤。
  18. 前記ポリイソシアネートは、キシリレンジイソシアネート誘導体を含み、
    前記ポリイソシアネート全体に対する前記キシリレンジイソシアネート誘導体の含有量が10質量%以上である、請求項15~17のいずれか一項に記載の硬化剤。
  19. 前記エポキシ化合物の分子量は500以下である、請求項15~18のいずれか一項に記載の硬化剤。
  20. 静電インク組成物が印刷されている印刷面を接着する2液型接着剤であって、
    主剤を含む第1液と、
    請求項15~19のいずれか一項に記載の硬化剤を含む第2液と、を有する、2液型接着剤。
  21. 前記主剤はポリオールを含有する、請求項20に記載の2液型接着剤。
  22. 前記主剤に含有される前記ポリオールに含まれる水酸基に対する、前記硬化剤に含有される前記ポリイソシアネートに含まれるイソシアネート基のモル比が0.5~10である、請求項21に記載の2液型接着剤。
  23. 前記主剤に含有される前記ポリオールは、脂肪族ポリエステルポリオールであり、
    前記硬化剤に含有される前記エポキシ化合物は、両末端にエポキシ基を有する、請求項21又は22に記載の2液型接着剤。
  24. 請求項1~14のいずれか一項に記載の接着剤組成物を硬化して得られる硬化物。
  25. 動的粘弾性測定によって求められるガラス転移温度が20℃以下である、請求項24に記載の硬化物。
  26. 第1基材、接着層、及び第2基材をこの順に備える積層体であって、
    前記第1基材及び前記第2基材の少なくとも一方と前記接着層との間に静電インク組成物で構成される静電インク層を有し、
    前記接着層は、ポリオールとポリイソシアネートとの反応生成物であるポリウレタンとエポキシ化合物、及びこれらの架橋物、の一方又は双方を含み、
    前記静電インク組成物が、前記エポキシ化合物、又は、前記エポキシ化合物及び前記ポリイソシアネートによって架橋されている、積層体。
  27. 第1基材、接着層、及び第2基材をこの順に備える積層体であって、
    前記第1基材及び前記第2基材の少なくとも一方と前記接着層との間に静電インク組成物で構成される静電インク層を有し、
    前記接着層は、ポリオール、ポリイソシアネート、及びエポキシ化合物の重合物を含み、
    前記静電インク組成物は、前記エポキシ化合物、又は、前記エポキシ化合物及び前記ポリイソシアネートによって架橋されている、積層体。
  28. 前記第1基材と前記静電インク層との間にポリエチレンイミンを含有するプライマー層を有する、請求項26又は27に記載の積層体。
  29. 前記エポキシ化合物が1分子中に2個以上のエポキシ基を有する、請求項26~28のいずれか一項に記載の積層体。
  30. 請求項26~29のいずれか一項に記載の積層体を有する包装材。
  31. 請求項30に記載の包装材と、当該包装材で包装される被包装物とを備える、包装体。
  32. 第1基材の一方面側に静電インク組成物を印刷して印刷面を得る工程と、
    前記印刷面と第2基材側の一方面とを、請求項1~14のいずれか一項に記載の接着剤組成物を用いて接着する工程と、を有し、
    接着する前記工程において、前記接着剤組成物に含まれる前記ポリオールと前記ポリイソシアネートとがウレタン結合を形成するとともに、前記エポキシ化合物、又は、前記エポキシ化合物及び前記ポリイソシアネートが前記静電インク組成物を架橋する、積層体の製造方法。
  33. 第1基材の一方面側に静電インク組成物を印刷して印刷面を得る工程と、
    請求項20~23のいずれか一項に記載の2液型接着剤における前記第1液と前記第2液とを混合して接着剤組成物を調製する工程と、
    前記印刷面と第2基材側の一方面とを、前記接着剤組成物を用いて接着する工程と、を有し、
    接着する前記工程において、前記接着剤組成物に含まれるポリオールと前記ポリイソシアネートとがウレタン結合を形成するとともに、前記エポキシ化合物、又は、前記エポキシ化合物及び前記ポリイソシアネートが前記静電インク組成物を架橋する、積層体の製造方法。
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