JP2021191695A - 結束機および結束機用補助部材 - Google Patents

結束機および結束機用補助部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2021191695A
JP2021191695A JP2021127774A JP2021127774A JP2021191695A JP 2021191695 A JP2021191695 A JP 2021191695A JP 2021127774 A JP2021127774 A JP 2021127774A JP 2021127774 A JP2021127774 A JP 2021127774A JP 2021191695 A JP2021191695 A JP 2021191695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binding machine
guide
curl
outer peripheral
binding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021127774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7279744B2 (ja
Inventor
剛史 森尻
Tsuyoshi Morijiri
孝則 伴
Takanori Ban
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2021127774A priority Critical patent/JP7279744B2/ja
Publication of JP2021191695A publication Critical patent/JP2021191695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7279744B2 publication Critical patent/JP7279744B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F15/00Connecting wire to wire or other metallic material or objects; Connecting parts by means of wire
    • B21F15/02Connecting wire to wire or other metallic material or objects; Connecting parts by means of wire wire with wire
    • B21F15/04Connecting wire to wire or other metallic material or objects; Connecting parts by means of wire wire with wire without additional connecting elements or material, e.g. by twisting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B27/00Bundling particular articles presenting special problems using string, wire, or narrow tape or band; Baling fibrous material, e.g. peat, not otherwise provided for
    • B65B27/06Bundling coils of wire or like annular objects
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/02Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
    • B65B13/025Hand-held tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/18Details of, or auxiliary devices used in, bundling machines or bundling tools
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/12Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
    • E04G21/122Machines for joining reinforcing bars
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/12Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
    • E04G21/122Machines for joining reinforcing bars
    • E04G21/123Wire twisting tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)

Abstract

【課題】主に、地面に置かれている結束対象物などを手で持ち上げずに結束し得るようにする。【解決手段】結束対象物6の周囲にワイヤ9をループ状に案内するカールガイド21,22と、結束対象物6の周囲にループ状に案内されたワイヤ9を捩って結束対象物6を結束する捩り部24とを備え、カールガイド21,22は、先端側に、先細り形状の突出部62を有している。【選択図】図6

Description

この発明は、結束機および結束機用補助部材に関するものである。
例えば、建設現場などで鉄筋などの結束対象物を結束するのに結束機が用いられている(特許文献1参照)。結束機を用いると作業が確実にスピードアップするので今後増々の普及が期待されている。
結束機は結束対象物の周囲にループ状にワイヤを案内するカールガイドを備えている。
特許第5126101号公報
しかしながら、既存の結束機では、例えば、地面に置かれている結束対象物を結束する場合に、地面に置かれている結束対象物を、結束機を持っている手とは反対側の手で持ち上げるなどの必要があるので手間がかかっていた。
そこで、本発明は主に上記した問題点を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、結束対象物の周囲にワイヤをループ状に案内するカールガイドと、結束対象物の周囲にループ状に案内された前記ワイヤを捩って結束対象物を結束する捩り部とを備え、前記カールガイドは、先端側に、先細り形状の突出部を有する結束機を特徴とする。
本発明によれば、カールガイドの先端側に先細り形状の突出部を設けたので、例えば、地面に置かれている結束対象物を突出部ですくい上げる(拾い上げる)ことができる。従って、結束対象物を結束する際に、結束機を持っている手とは反対側の手で結束対象物を持ち上げる必要などをなくすことができる。
本実施の形態にかかる結束機用補助部材を取付ける前の結束機の右側面図である。 図1の結束機の左側面図である。 図2の結束機を上方から見た図である。 図1の(上側の)カールガイドの内部構造を示す側面図である。 本実施の形態にかかる結束機用補助部材を取付けた結束機の右側面図である。 図5の結束機の左側面図である。 図5の結束機を上方から見た図である。 図6の結束機の使用状態を示す図である(すくい上げ前)。 図8に続く結束機の使用状態を示す図である(すくい上げ後)。 結束機用補助部材を(上側の)カールガイドへ取付ける前の状態を示す左斜め上側から見た斜視図である。 結束機用補助部材を(上側の)カールガイドへ取付ける前の状態を示す右斜め上側から見た斜視図である。 (上側の)カールガイドに対して突出部を着脱する様子を示す斜視図である。 (上側の)カールガイドに対して移動可能な結束機用補助部材の実施例を示すものであり、移動前の状態を示す側面図である(結束機用補助部材を使用する形態)。 図12Aの移動後の状態を示す側面図である(結束機用補助部材を使用しない形態)。 (上側の)カールガイドに対して移動可能な結束機用補助部材の実施例を示すものであり、移動前の状態を示す側面図である(開口部を拡大する前)。 図13Aの移動後の状態を示す側面図である(開口部を拡大した後)。 (上側の)カールガイドに対し回動によって移動可能な結束機用補助部材の実施例を示すものであり、移動前の状態を示す側面図である(結束機用補助部材を使用する形態)。 図14Aの回動後の状態を示す側面図である(結束機用補助部材を使用しない形態)。 (上側の)カールガイドに対し回動によって移動可能な結束機用補助部材の実施例を示すものであり、移動前の状態を示す側面図である(開口部を拡大する前)。 図15Aの回動後の状態を示す側面図である(開口部を拡大した後)。 保護部として外周保護面のみを備えた結束機用補助部材の実施例を示す斜視図である。 保護部として外周保護面と一方の側面保護面とを備えた結束機用補助部材の実施例を示す斜視図である。 幅狭部を有する結束機用補助部材の実施例を右側から見た斜視図である。 図18Aを左側から見た斜視図である。 目印を有する結束機用補助部材の実施例を示す斜視図である。 取り付け用部材を設置可能な位置を示す図4と同様の(上側の)カールガイドの内部構造を示す側面図である。 結束機本体から延設された結束機用補助部材の実施例を示す斜視図である。 図21Aの結束機用補助部材を結束機本体に対して回動した後の状態を示す斜視図である(結束機用補助部材を使用しない形態)。 カールガイドの内側に設置された結束機用補助部材の実施例を示す斜視図である。 図22Aの左側面図である。 図22Aの底面図である。 下側のカールガイドに設置された結束機用補助部材の実施例を示す側面図である。 ガイド部を示す図9の部分拡大図である。 ガイド部の他の例を示す図9の部分拡大図である。 ガイド部の別の例を示す図9の部分拡大図である。 ガイド部の更に別の例を示す図9の部分拡大図である。 保護部に設けられたガイド部を示す図9の部分拡大図である。 保護部に設けられたガイド部の他の例を示す図9の部分拡大図である。 保護部に設けられたガイド部の別の例を示す図9の部分拡大図である。
以下、本実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図25Cはこの実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施の形態の構成について説明する。
図1は結束機1を示すものである。図中の矢印はそれぞれ結束機1の前後方向2、高さ方向3、幅方向4を示している。結束機1の本体(結束機本体5)が延びる方向を前後方向2としている。結束機1の結束対象物6へ向かう側を前後方向2の前側としている。図では高さ方向3は上下方向に向けられている。幅方向4は紙面と直交する方向となっている。結束機本体5の前後方向2の中間部にはほぼ下方へ延びる把持部(グリップ)7が設けられている。把持部7の上部にはトリガスイッチ8が設けられている。電源をONにした状態でトリガスイッチ8を引くことによって結束機1が作動されるようになっている。
結束対象物6を結束するワイヤ9はリール(ワイヤリール)11に巻き取られている。リール11は軸部11aと、軸部11aの幅方向4の両端部に設けられたフランジ部11bとを備えている。
結束機本体5の後部にはリール11を回転自在に装着可能な装着部(リール装着部)12が設けられている。但し、装着部12の位置は結束機本体5の後部に限るものではない。装着部12にはリール11の回転を規制するブレーキ部材13が設けられている。ブレーキ部材13は、例えば、ワイヤ9の送りが終了する時点でリール11の回転を制動し得るようになっている。この場合、リール11のフランジ部11bをラチェット歯車とし、ブレーキ部材13をラチェット歯車に噛み合う爪部として、リール11の一方向(ワイヤ9を引き出す方向)への回転、および、ラチェット歯車の1歯分の逆回転を許容し得るようにしている。
装着部12に装着されたリール11から引き出されたワイヤ9はワイヤ送り部(ワイヤ送り機構)15によって結束機本体5の前側へ送られる。ワイヤ送り部15は電動モータ(送りモータ)16と、電動モータ16で駆動される送りローラ17とを備えている。送りローラ17は(左右)一対設けられておりそれぞれギヤ状のもの(送りギヤ)とされている。ワイヤ9は一対の送りローラ17の間へ通された状態で一対の送りローラ17の回転によって前側へ送られる。
結束機本体5の前端部にはワイヤ9をカール形成させて結束対象物6の周囲にループ状に案内するカールガイド21,22が備えられている。ワイヤ9はカールガイド21,22によって結束対象物6の周囲を周回または複数回周回される。
カールガイド21,22は高さ方向3(上下方向)に間隔を有して一対設けられている。上下一対のカールガイド21,22の先端部の間には結束対象物6を差し入れるための開口部(挿入部)23が上下に間隔を有して設けられている。上側のカールガイド21は固定となっている(固定カールガイド)。下側のカールガイド22は固定としても良いし、または、可動し得るようにしても良い。この実施例では、下側のカールガイド22は可動し得るものとなっている(可動カールガイド)。カールガイド21,22については後述する。
図2に示すように、結束機本体5には結束対象物6の周囲に巻き回したループ状のワイヤ9を捩ってループの径を縮めることで結束を行う捩り部24が設けられている。捩り部24は前後方向2に延びる軸25を有する捩り機構26と、捩り機構26の軸25を回転駆動する電動モータ27(捩りモータ)とを備えている。
捩り機構26は軸25の先端側に設けられてループ状のワイヤ9の一部を把持および開放可能な一対のフック部28と、軸25の外周に設けられたネジ部に螺着されるスリーブ29とを備えている。電動モータ27で軸25を回転して軸25に対しスリーブ29を進退動させたり回転動させたりすることで、フック部28に把持・開放の動きや、進退動や回転などの動きを行わせるようになっている。
結束機1に設置された電動モータ16や電動モータ27などの各種の駆動装置は制御回路によってシーケンス制御される。
上下のカールガイド21,22のうち少なくとも上側のカールガイド21は、図3に示すように、ワイヤ9をループ状に周回させる軌跡31(図2参照)にほぼ沿った形状の部分を有する外周側の面32(外周壁部)と、外周側の面32の両側部から軌跡31の内方へ向かって立ち上げられた左右一対の側面33,34(側壁部)とを有する下側に開いたほぼコの字またはU字断面のものとされている。外周側の面32はワイヤ9をループ状に案内し、左右一対の側面33,34はループ状に周回するワイヤ9を側方から案内すると共に保持する。
下側のカールガイド22も上側のカールガイド21と同様に外周側の面(外周壁部)と、外周側の面の両側部から立ち上げられた左右一対の側面(側壁部)とを有する上側に開いたほぼコの字またはU字断面のものとすることができる。
図4に示すように、上側のカールガイド21は側方(幅方向4)から見て前後方向2へ延びる直線状の部分(直線部)36と、直線状の部分36の先端側に設けられた曲線状の部分(曲線部)37とを有している。曲線状の部分37はワイヤ9をループ状に周回させる軌跡31にほぼ沿った円弧形状などとなっている。
上側のカールガイド21の内部では、ワイヤ9を前側へ案内する案内部材41が曲線状の部分37の手前側まで延びており、案内部材41の前側にはワイヤ9を所要の長さに切断する切断部(カッタ機構)42が設けられている。曲線状の部分37の内部には切断部42の前側にワイヤ9に癖付けを行ってカールさせるカールプレート43が設けられている。その他に、上側のカールガイド21の内部にはワイヤ9をループ状に周回させる軌跡31に沿って案内できるようにするためのワイヤガイド部材44なども適宜設けられている。ワイヤガイド部材44は幅方向4へ延びる超硬ピンやセラミックピンなどの摩耗防止用部材とされている。ワイヤガイド部材44は単数または複数設けられる。
以上のような結束機1に対し、この実施例では、図5〜図7に示すように設置した状態で、図8、図9のようにして使用可能な結束機用補助部材61(例えば、図10A、図10B)を設けられるようにしている。以下、結束機用補助部材61を備えた結束機1について説明する。
(1)図9(または図6)などに示すように、結束機1は、結束対象物6の周囲にワイヤ9をループ状に案内するカールガイド21,22と、結束対象物6の周囲にループ状に案内されたワイヤ9を捩って結束対象物6を結束する捩り部24とを備え、カールガイド21,22は、先端側に、先細り形状の突出部62を有している。
ここで、結束機用補助部材61は結束機1に対して補助的に使用することで新たな機能を付加することができる部材(アタッチメント)のことである。結束機用補助部材61は金属製のものなどとされる。この場合、結束機用補助部材61は接触面63に対して接触配置されている結束対象物6を、手を用いずにすくい上げる(または拾い上げる)ことができるようにするためのすくい上げ部材となっている。
図では、結束機用補助部材61は上側に位置するカールガイド21に対して取り付けられている。以下、上側のカールガイド21に取り付けられるものを中心に説明するが、後述するように結束機用補助部材61は下側のカールガイド22に取り付けても良い。なお、図面上では結束機用補助部材61は結束機1とは別の部材として構成されているが、結束機用補助部材61の構造や機能を、結束機1に対して一体的に組み込むことも状況によっては可能である。
突出部62は結束機用補助部材61のうち使用時にカールガイド21,22の先端部よりも突出する部分のことである。
先細り形状は、例えば、鉤爪状やくちばし状などのような尖った形状のことである。先細り形状は突出部62の先が細くなっていれば何でも良い。例えば、突出部62を前後方向2から見たときに先が細くなっている状態や、高さ方向3から見たときに先が細くなっている状態や、幅方向4などから見たときに先が細くなっている状態や、突出部62の肉厚が徐々に薄くなることで先が細くなっている状態などのような各種の状態を広く含むことができる。
結束対象物6は、例えば、鉄筋などの棒状部材とすることができる。フロアヒーティング(床暖房)を施工する場合、結束対象物6はヒーティング用パイプなどの管部材6aとメッシュ筋などの棒状部材6bなどとなる。
(2)そして、突出部62は、外周側に捩り部24の軸25の延長線25aに対してほぼ直交配置されたガイド部64を有している。
ここで、ガイド部64は、結束対象物6がほぼ接触状態で配置された接触面63に沿い移動可能なものとするのが好ましい(移動用ガイド部)。接触面63は結束対象物6がほぼ接触状態で配置されている面であれば何でも良い。接触面63は、例えば、床などの水平面や壁などの垂直面やその他の面(斜面など)とすることができる。フロアヒーティングを施工する場合には、接触面63はコンクリート床などの水平面(床面)となる。ヒーティング用パイプとメッシュ筋はコンクリート床の上に、上下に重ねた状態で直置きされる。但し、結束対象物6は接触面63から僅かに浮いていても良い。この場合、接触面63は結束対象物6が配設された配設面となる。以下、結束対象物6の配設面も接触面63に含まれるものとする。
上記を言い換えると、カールガイド21,22は、捩り部24の軸25の延長線25aに直交する第1の方向から見たときに、先端側に向けて細くなるように形成された先細り形状の突出部62を有し、突出部62は、第1の方向から見たときに、外側の面を構成するガイド部64を有している。そして、ガイド部64は、延長線25aに直交し、かつ第1の方向に直交する第2の方向にほぼ沿う面で構成されるようにしている。この場合、第1の方向は幅方向4としているがこれに限るものではない。
ほぼ直交配置は、ガイド部64と軸25の延長線25aとがほぼ直角になっていることであるが、±8°程度以下の誤差であれば許容できる。但し、好ましくは±5°程度、より好ましくは±3°程度に設定するのが良い。ガイド部64は、軸25の延長線25aと実際に交差する以上の長さにするのが好ましい。
(3)図11に示すように、突出部62は、カールガイド21,22またはカールガイド21,22を支持する結束機本体5に対して着脱可能としても良い(着脱可能突出部)。
ここで、既存の結束機では、例えば、地面に置かれている結束対象物を結束するときにカールガイドが地面に当たって損傷してしまうおそれがある。その場合、結束機を分解してカールガイドを交換しなければならず手間がかかっていた。そこで、結束機1に対して取り付けおよび取り外しができるように着脱可能な突出部62を設けてカールガイド21,22の損傷を防止し得るようにしている。カールガイド21,22や結束機1に対する突出部62の取り付けおよび取り外しは専用の固定具67などを用いて行うことができる。専用の固定具67はネジなどとすることができる。専用の固定具67(ネジなど)は単数または複数設けることができる。図では専用の固定具67は幅方向4へ延びる2個のネジとなっている。
これに対し、突出部62をカールガイド21,22や結束機1に対して直接溶接や接着によって固定した場合には着脱不能なものとなる。
そして、上記したように、ガイド部64は結束機1のガイドとなる部位のことである。ガイド部64は、接触面63に2点以上の接触状態を保持して長手方向へ移動させることで、結束機1ごと突出部62をスムーズに動かせるようにする案内部である。具体的には以下のようにすることができる。
(4)ガイド部64は、平面で構成されるものとしても良い。例えば、ガイド部64は、図24Aに示すような直線状の部分を有する側面視ほぼ直線状の直線状ガイド部(または平面状ガイド部)64aとすることができる。
(5)ガイド部64は、凸部または凹部を有する平面で構成されても良い。例えば、ガイド部64は、図24Aに示す直線状ガイド部(または平面状ガイド部)64aに対して、図24Bに示すような側面視で凹凸状の部分を有する凹凸ガイド部64bや、図24Cに示すような側面視で2点の突起部を有する2点状ガイド部64cを設けたものなどとすることができる。ガイド部64の凸部は、頂部が側方から見て直線状に並んだものとするのが好ましい。凸部の向きは、図24Bに示すように結束機本体5の幅方向4としても良いし、または、図10Aに示す複数本の凹溝64eのように、前後方向2や突出部62の延設方向(突出方向)に沿った方向などとしても良い。このように、ガイド部64を凹凸ガイド部64bや2点状ガイド部64cや凹溝64eなどとすることにより、接触面63に対する接触面積を減らして摩擦抵抗を低減することができる。
(6)ガイド部64は、平面に近似した湾曲面で構成されるようにしても良い。例えば、ガイド部64は、図24Dに示すように、図24Aに示す直線状ガイド部64aに近似した曲率半径の大きい緩やかな曲線状ガイド部64dにすることができる。
これらのようなガイド部64は突出部62の外周側の先端部分よりも広い範囲に亘って設けることができる。なお、例えば、外周側に直線状の部分などがあってもガイド部として使えないものはガイド部64から除外される。
この場合、外周側の先端部分にガイド部64を有する突出部62の突出方向の長さは、カールガイド21,22の先端部の位置から、延長線25aと交差する位置を越えた(ガイド部64の)先端部までの距離となる。突出部62は反対側のカールガイド21,22との先端間に結束対象物6を差し入れるための開口部23aが十分に確保できるような長さに設定するのが好ましい。なお、カールガイド21,22の先端部間の開口部23は、結束機用補助部材61を設置することで、開口部23よりも狭い開口部23aとなる。
(7)突出部62は、先端が尖っていると共に、ガイド部64とは反対側の内周側に、結束対象物6を先端側から基端側へと案内する傾斜した案内部65を有するようにしても良い。
ここで、「先端が尖っている」は、結束機1を側方(幅方向4)から見た時にガイド部64と案内部65とが構成する突出部62の側面形状のことである。案内部65はワイヤ9のループ状の軌跡31の内外間をスムーズに通過し得るように先端側から基端側へ向けて連続した一定の傾斜形状などとすることができる。この実施例では、案内部65はガイド部64に対してほぼ15°〜30°程度の角度を有して傾斜されたほぼ直線状または直線に近い曲線状の傾斜部分に設定されている。
(7−1)案内部65は、捩り部24の軸25の延長線25aを越えた位置に結束対象物6をワイヤ5の軌跡31の外側から内側へと案内する際の境界部65pを有するようにする。
即ち、案内部65は、連続した一定の傾斜形状の部分における先端側にワイヤ9のループ状の軌跡31の外側に位置する部分65aを有し、基端側(結束機本体5の側)にワイヤ9のループ状の軌跡31の内側に位置する部分65bを有して、ワイヤ9のループ状の軌跡31の内外間を通過する形状とされる。
そして、境界部65pよりも案内部65の先端側がワイヤ5の軌跡31の外側に位置する部分65aとなり、境界部65pよりも案内部65の基端側(結束機本体5の側)がワイヤ5の軌跡31の内側に位置する部分65bとなるようにする。
そして、先細りの突出部62の先端に位置する案内部65(の連続した一定の傾斜形状の部分)の先端部65cは、ガイド部64に対して鋭角に交わる角部や角部を丸めたアール部や角部を切り欠いた段差部などとすることができるが、(特に、段差部などとした場合における)案内部65の先端部65cとガイド部64との結束機本体5の前後方向2の距離(段差量)は、少なくとも結束対象物6と接触面63との間に支障なく案内部65の先端部65cが差し込めると共に、案内部65の先端部65cが結束対象物6に当たって不具合が生じないような範囲内の高さ(例えば、結束対象物6の半径寸法程度以下の高さ:8mmなど)とするのが好ましい。案内部65の先端部65cをこのような高さにすることによって、スムーズに案内部65の連続した一定の傾斜形状の部分へ案内することができる。
この場合、突出部62は結束対象物6と接触面63との間に先端を差し込めれば良いため案内部65の先端側のワイヤ9のループ状の軌跡31の外側に位置する部分65a(の突出部62の延長方向の長さ)を短くしているが、ガイド部64を長くすることで先端側のワイヤ9のループ状の軌跡31の外側に位置する部分65aが長くなるようにしても良い。但し、構造的には案内部65は延長線25aを越えない位置に境界部65pを設定することも可能である。
(8)図12A〜図15Bの各実施例に示すように(主に図12A、図12B参照)、突出部62は、カールガイド21,22に対して変位可能に設置しても良い(変位可能突出部)。
ここで、変位可能とは突出部62がカールガイド21,22に対して位置を変えて取り付けられるようになっていることである。または、突出部62がカールガイド21,22に対して取り付けられた状態でその位置を変えられるようになっていることである。位置の変更は、例えば、図12A、図12B(または図13A、図13B)の実施例に示すように、突出部62に専用の固定具67の数よりも多くのネジ穴69を追加で設けておき、多数のネジ穴69のうちのいずれかを選択的に使用して固定できるようにすることによって実現することができる。なお、図12A、図12Bの実施例は、突出部62をほぼ上下に変位させ得るようになっている。また、図13A、図13Bの実施例は、突出部62をほぼ前後に変位させ得るようになっている。
(8−1)図14A、図14B(または図15A、図15B)の実施例に示すように、突出部62は、カールガイド21,22に対して回動可能に設置されるようにしても良い(回動可能突出部)。
ここで、回動可能とは突出部62がカールガイド21,22に対して取り付けられた状態で突出部62を円弧状などに動かして位置を変えられることである。突出部62を円弧状に動かすために、例えば、図14A、図14Bの実施例に示すように、専用の固定具67を1つ設け、結束機用補助部材61のネジ穴69を円弧状の長孔69aにして、円弧状の長孔69aに沿って突出部62を円弧状に移動できるようにしても良い。この場合には、突出部62をほぼ前後に大きく回動変位させ得るようになっている。
また、図15A、図15Bの実施例に示すように、専用の固定具67を2つ設けて、一方を回転軸67aとし他方をガイド軸67bとすると共に、結束機用補助部材61の回転軸67a側のネジ穴69を丸穴としガイド軸67b側のネジ穴69を回転軸67aの位置を中心とする円弧状の長孔69aとして、円弧状の長孔69aに沿って突出部62を移動できるようにしても良い。この場合には、突出部62をほぼ上下に回動変位させ得るようになっている。
(8−2)突出部62は、カールガイド21,22に対してスライド可能に設置するようにしても良い(スライド可能突出部)。
ここで、スライド可能とは突出部62がカールガイド21,22に対して取り付けられた状態で突出部62を直線的または曲線的に動かして(滑らせて)位置を変えられることである。突出部62を直線的に動かすために、例えば、突出部62に、ネジ穴69として直線状の長孔(スライド孔)を設けるようにする。例えば、図12A、図12B(または図13A、図13B)の実施例において、移動前後のネジ穴69の間をつないだような長孔(スライド孔)にすれば良い。
また、突出部62を曲線的にスライドさせて動かすためには、図14A、図14Bの実施例のように、移動の経路に沿った大きな円弧状の長孔69aを設ければ良い。
(8−3)図1に示すように、カールガイド21,22は、結束対象物6を挿入可能な開口部23を有している。そして、図13A、図13B(または図15A、図15B)の実施例に示すように、突出部62は、開口部23の大きさを変更可能に設置しても良い。
ここで、カールガイド21,22に対して結束機用補助部材61を取り付けることによってカールガイド21,22の先端部間の開口部23がカールガイド21,22と突出部62との先端部間の開口部23aとなるのは既に上記した通りである。
開口部23aの大きさを変更するために、図13A、図13Bの実施例に示すように、突出部62を結束機本体5に対し前方へ(直線的に)変位可能に取り付けても良い。また、図15A、図15Bの実施例に示すように、突出部62を反対側のカールガイド21,22から離れる方向へ回動可能に取り付けても良い。
なお、図12A、図12Bの実施例や図14A、図14Bの実施例は、開口部23aの大きさを変更することもできるが、主に、結束機用補助部材61を使用する形態と結束機用補助部材61を使用しない形態とのどちらかに切り替えるためのものとなっている。
(9)図11の実施例に示すように、突出部62に連続し、カールガイド21,22の外表面の少なくとも一部を外側から覆う保護部71を備えるようにしても良い。
ここで、保護部71は少なくともカールガイド21,22の先端部の外表面を外側から覆う部分とされる。保護部71は突出部62の基部に突出部62と一体に設けるのが好ましい。保護部71はカールガイド21,22などに対する突出部62の取り付け部72としても使用することができる。但し、取り付け部72は保護部71とは別に設けても良い。
即ち、結束作業中にカールガイド21,22が結束対象物6に当たったり、地面や壁に当たったりするとカールガイド21,22が損傷する可能性がある。これによってワイヤ9のカール形成不良やワイヤ9の詰まりなどの動作不良が発生する可能性がある。従って、たとえば図25A〜図25Cのようにカールガイド21,22の先端部を含めた面を保護する保護部71を設けることでカールガイド21,22の損傷を防止し、カールガイド21,22の寿命を延ばすことができるようにする。
また、この実施例では保護部71をカールガイド21,22の先端部を保護する面を含めた位置に配置するようにしているが、保護部71はカールガイド21,22の先端部あるいは外周面の位置などに対して適宜配置しても良い。
なお、構造的には、保護部71に対して直接、図25Aに示すような直線状の部分を有する直線状ガイド部64aや、図25Bに示すような凹凸状の部分を有する凹凸ガイド部64bや、図25Cに示すような2点の突起部を有する2点状ガイド部64cなどのガイド部64を設けるようにしても良い。以下に、保護部71の詳細について説明する。
(9−1)保護部71は、カールガイド21,22を構成する面(外周側の面32および両側面33,34)のうちの少なくとも1つを保護する保護面73を有するようにしても良い。
ここで、保護面73はカールガイド21,22を構成する面のうちの少なくとも1つに沿ったものとされる。即ち、例えば、保護面73はカールガイド21,22の外周側の面32に沿ったものとしても良い。保護面73はカールガイド21,22の右側の側面33に沿ったものとしても良い。保護面73はカールガイド21,22の左側の側面34に沿ったものとしても良い。好ましくは、以下のようにすることができる。
(10)より具体的には、図16の実施例に示すように、保護部71は、カールガイド21,22の外表面のうち、外周側の面32を覆う外周保護面73aを有するようにしても良い。
ここで、保護部71は外周保護面73aのみを備えてカールガイド21,22の一面の少なくとも一部を保護するものとなる。外周保護面73aはカールガイド21,22の外周側の面32と同じかそれよりも若干広い幅寸法の部分を有して外周側の面32に沿って延びる湾曲したほぼ帯状のものとなる。この場合、突出部62については、外周保護面73aから一体に延びる外周構成面62aのみを有するものとすることができる。
(11)図17の実施例に示すように、保護部71は、カールガイド21,22の外表面のうち、外周側の面32を覆う外周保護面73aと、カールガイド21,22の側面33,34のうちの一方を覆う側面保護面73bとを有するようにしても良い。
ここで、保護部71は外周保護面73aと一つの側面保護面73bとによってカールガイド21,22の二面の少なくとも一部を保護するものとなる。側面保護面73bは右側の側面33を覆うものとしても良い。側面保護面73bは左側の側面34を覆うものとしても良い。この場合には、左側の側面34を覆うものとしている。この場合、突出部62については、外周保護面73aから延びる外周構成面62aと、一方の側面保護面73bから延びる側部構成面62bとを有する断面L字状のものとすることができる。
(12)図11の実施例に示すように、保護部71は、カールガイド21,22の外表面のうち、外周側の面32を覆う外周保護面73aと、両方の側面33,34を覆う一対の側面保護面73b,73bとを有する断面コの字またはU字状をした部分を有するようにしても良い。
ここで、保護部71は外周保護面73aと一対の側面保護面73b,73bとによってカールガイド21,22の三面の少なくとも一部を保護するものとなる。この場合、突出部62については、外周保護面73aから延びる外周構成面62aと、両方の側面保護面73b,73bから延びる一対の側部構成面62b,62bとを有する断面コの字またはU字状のものとすることができる。
(13)例えば、図16の実施例に示すように、突出部62は、外周側の面を構成する外周構成面62aを有し、外周構成面62aは、先端側へ向かって徐々に幅狭まりとなる幅狭部75を有するようにしても良い。
(14)突出部62は、側面を構成する一対の側部構成面62b,62bを有し、幅狭部75は、一方の側部構成面62bへ向かって先細り形状とされても良い。
(15)突出部62は、側面を構成する側部構成面62b,62bを有し、側部構成面62b,62bは、先端側へ向かって先細り形状とされても良い。
ここで、幅狭部75は突出部62の先端部分の幅を先細り形状にするものである。幅狭部75は、例えば、外周構成面62aの幅を先端側へ向かって狭くしたものとすることができる。この場合、幅狭部75は外周構成面62aを左側の側面34へ向かって先細り状に傾斜したもの(片側傾斜部)となっている。
また、幅狭部75は、例えば、図18A、図18Bの実施例に示すように、外周構成面62aの幅を狭めると共に、外周構成面62aの先細り形状に合わせて側部構成面62b,62bを内側へ絞り込むように狭めたものとすることができる。この場合、幅狭部75は外周構成面62aを幅中央部へ向かって先細り状に傾斜したもの(両側傾斜部)となっている。
(16)図19の実施例に示すように、突出部62は、外周側または内周側の面にワイヤ9が通る位置を示す目印81を有するようにしても良い。
ここで、目印81は少なくとも外周構成面62aにおける(結束機1を操作する者が)見易い位置に設けるようにする。目印81はワイヤ9の通る位置が分かればどのようなものでも良い。目印81は文字や記号などとすることができる。上記した幅狭部75も目印81の一種として使うことができる。具体的には、以下のようにすることができる。
(16−1)目印81は、突部81aまたは凹部81bとすることができる。
ここで、突部81aは外周構成面62aに対して面外へ突出するように設けたものである。凹部81bは外周構成面62aに対して面内へ凹むように設けたものである。突部81aや凹部81bは短い点状のものとしても良い。突部81aや凹部81bは、図19の実施例に示すように、突条や凹溝(図10Aの凹溝64eも参照)などのような長い線状ものとしても良い。また、突部81aや凹部81bは、線状のものと線状のものとを適宜組み合わせたものとしても良い。この実施例の場合、突部81aまたは凹部81bは、突出部62の外周構成面62aと保護部71の外周保護面73aとの幅中間部に設けられた前後方向2へ延びる突条や凹溝とされている。
(16−2)目印81は、突出部62の外周側または内周側に設けるようにしても良い。
ここで、目印81は突出部62の外周側(表面側)と突出部62の内周側(裏面側)とのどちらか一方(の見易い位置)に設けることができる。また、目印81は突出部62の外周側と突出部62の内周側との両方に設けることができる。例えば、突出部62を構成する金属板に対して板厚がほぼ一定となるように凹凸加工を施すことで突出部62の外周側と突出部62の内周側との両方に目印81となる突部81aおよび凹部81bを同時に設けることができる。この場合、突部81aおよび凹部81bは一方が突出部62の外周側に設けられ他方が突出部62の内周側に設けられることになる。
(16−3)図11の実施例に示すように、突出部62は、カールガイド21,22の内部のワイヤ9をループ状に案内する軌跡31(図9参照)から外れた位置に設けられる取り付け用部材85に対して取り付け固定されるようにしても良い。
ここで、取り付け用部材85は専用の固定具67としてのネジが螺着されるネジ穴86を有する金属製の補強プレート(ネジ受けプレート)などとすることができる。取り付け用部材85は、例えば、上側のカールガイド21の一方の側面33の内面などに対して設置される。
取り付け用部材85は、例えば、図20に示すように、上側のカールガイド21の内部の案内部材41と切断部42との間の位置におけるワイヤガイド部材44(摩耗防止用部材)よりも内周側の位置に設置することができる。
または、取り付け用部材85は上側のカールガイド21の内部における案内部材41よりも内周側の斜線で示した部分87などに対して設置することができる。
これらの部分はワイヤ9が通らない位置であり、また、切断部42の可動領域やカールプレート43などによるワイヤ9をカールする領域を避けた位置となっている。
(16−4)図11の実施例に示すように、突出部62は、カールガイド21,22に取り付けるようにしても良い。この場合において、カールガイド21,22は、少なくとも突出部62が取り付けられている部分を交換可能としても良い。
ここで、上記したようにカールガイド21,22は外周側の面32と左右一対の側面33,34とを備えている。そして、例えば、外周側の面32を左側の側面34と一体の部材にして、これに右側の側面33を構成する部材を固定具89によって着脱可能に取り付けるようにしても良い。固定具89は幅方向4へ延びるネジなどとすることができる。
そして、突出部62は保護部71や保護部71に設けられた取り付け部72を専用の固定具67(ネジ)などを用いてカールガイド21,22の一方の側面33に取り付けるようにしても良い。
このようにすることで、カールガイド21,22は突出部62が取り付けられた状態のまま結束機本体5から外して交換することが可能となる。または、突出部62はカールガイド21,22に取り付けた状態のまま結束機本体5から取り外して交換することが可能となる。
また、専用の固定具67(ネジ)を螺着したままで固定具89を外すことで、一方の側面33を突出部62と一緒に、結束機本体5に固定された状態のカールガイド21,22の他の部分(外周側の面32および左側の側面34)から取り外すことが可能となる。または、突出部62は一方の側面33に取り付けた状態のままカールガイド21,22の他の部分(外周側の面32および左側の側面34)から側面33ごと取り外して交換することが可能となる。
(16−5)図21A、図21Bの実施例に示すように、突出部62は、カールガイド21,22を支持する結束機本体5から延設するようにしても良い。
ここで、結束機本体5から延設とは結束機本体5から延びたものの先端部に突出部62が設けられていることである。または、結束機本体5から延設とは突出部62の基端側(結束機本体5の側)に一体に設けられている保護部71がカールガイド21,22全体を覆うと共に結束機本体5へ達するように延びて結束機本体5に直接取り付けられることによって結束機本体5から延びた状態になっていることである。
この実施例の場合、保護部71は外周保護面73aと一対の側面保護面73bとを有する断面コの字またはU字状のものとなって、上側のカールガイド21全体を覆っている。
また、突出部62は保護部71の基部を幅方向4へ延びる回転軸67aによって結束機本体5に対し上下回動可能に取り付けられている。これにより、突出部62が有る状態と無い状態のどちらかに結束機1の形態を変更できるようになっている。
更に、突出部62は外周構成面62aに幅狭部75を有するものとなっている。
(17)突出部62は、カールガイド21,22の外表面のうち、少なくとも一方の側面33または側面34に設置されるようにしても良い。
図5〜図21Bの各実施例は、いずれもカールガイド21,22の外表面に設置する突出部62となっており、少なくとも一方の側面33または側面34に設置することができる。
(17−1)また、図22A〜図22Cの実施例に示すように、突出部62は、カールガイド21,22の内側に設置するようにしても良い。
ここで、カールガイド21,22の内側に設置とは突出部62や突出部62に一体に設けられた部分の少なくとも一部がカールガイド21,22の内部に位置された状態となって取り付けられていることである。
この実施例では、突出部62は、カールガイド21,22の左右の側面33,34と平行な面を有するものとされている。突出部62はその基端側にカールガイド21,22の内部へ挿入配置可能な延長部91(図22B参照)を一体に有している。延長部91は、ほぼ結束機本体5に達する長さのものとされている。また、突出部62は連結部92を介して取り付け部72と連結されている。取り付け部72はカールガイド21,22の側面34の外側に位置して側面34と平行な面を有するものとされている。取り付け部72は専用の固定具67を用いて外側から側面34に着脱可能に固定できるようになっている。なお、取り付け部72はカールガイド21,22の側面34を保護する保護部71となるような大きさや形状にすることができる。
そして、以上の説明では、突出部62(や保護部71)を上側のカールガイド21に対して取り付けるようにしていたが、同様の機能を有する突出部62(や保護部71)は、図23の実施例に示すように、下側のカールガイド22に対して取り付けるようにしても良い。この際、ガイド部64については下側のカールガイド22に合わせて使い易いように角度や長さなどを最適化することができる。
また、図面の都合上、符号を省略している場合があるが、各実施例は、必要に応じて別の実施例に記載した構成を備えることができる。
(18)結束対象物6の周囲にワイヤ9をループ状に案内するカールガイド21,22またはカールガイド21,22を支持する結束機本体5に対して設置される結束機用補助部材61を設けても良い。この結束機用補助部材61は、カールガイド21,22または結束機本体5に設置されるとき、カールガイド21,22の先端側に位置する先細り形状の突出部62を備えている。結束機用補助部材61は、カールガイド21,22または結束機本体5に対して着脱可能に設けられるようにしても良い。
(19)突出部62は、結束対象物6の周囲にループ状に案内されたワイヤ9を捩って結束対象物6を結束する捩り部24に対し、捩り部24の軸25の延長線25aに対してほぼ直交配置されたガイド部64を外周側に有しても良い。
<作用>以下、この実施の形態の作用について説明する。
結束機1では、装着部12にリール11をセットし、電源をONにした状態で、上下一対のカールガイド21,22の間に開口部23から鉄筋などの結束対象物6を挿入し、トリガスイッチ8を引くことでワイヤ9による結束対象物6の結束が行われる。
この際、先ず、ワイヤ送り部15の一対の送りローラ17が回転することで、リール11に巻き取られたワイヤ9がリール11から引き出され案内部材41を介して上側のカールガイド21の内部へと送られる。そして、上側のカールガイド21の内部では、案内部材41から出たワイヤ9はカールプレート43でカールされつつ下側のカールガイド22へ向けて送り出される。下側のカールガイド22は、上側のカールガイド21からのワイヤ9を受けて結束対象物6の周りを周回させる。これにより、上下一対のカールガイド21,22によってワイヤ9をカール形成させて結束対象物6の周囲にワイヤ9がループ状に案内され、ワイヤ9は結束対象物6の周囲を周回または複数回周回される。ループ状に形成されたワイヤ9は所定量送られると切断部42で切断される。更に、ワイヤ9は結束対象物6の周囲に巻き回した状態で捩り部24により捩られてループの径が縮められる。以上により、結束対象物6が結束される。
このような結束機1で、床や壁などの面(接触面63)に接触状態で配置されている結束対象物6を結束する場合に、結束対象物6を、結束機1を持っている手とは反対側の手で持ち上げたり、結束機1のむき出し状態となっているカールガイド21,22で結束対象物6を無理にすくい上げたりする必要があり、作業負担が大きくなる。
<効果>そこで、この実施の形態によれば、上記構成とすることによって以下のような効果を得ることができる。
(効果1)図8、図9に示すように、カールガイド21,22は、先端側に、先細り形状(例えば、鉤爪状)の突出部62を有する。これにより、突出部62で接触面63を引っ掻くように結束機1を動かすことで接触面63に接触されている結束対象物6を、(突出部62を有する)結束機1によって直接すくい上げることが可能または容易になる。よって、接触面63に接触されている結束対象物6を結束する場合に、例えば、結束対象物6を、結束機1を持っている手とは反対側の手で持ち上げたり、(突出部62のない結束機1の)むき出し状態となっているカールガイド21,22を使って結束対象物6を無理にすくい上げたりする必要がなくなるので、片手での結束作業が可能となり、作業が容易となって、作業負担を軽くすると共に、作業時間を短くすることができる。
この際、突出部62の外周側にガイド部64を設けたので、ガイド部64を接触面63に接触した状態を保ちながら結束機1を接触面63に沿ってガイド部64の延設方向へ一方向に移動させることで、結束機1を安定して動かすことができると共に、結束対象物6をすくい上げるのに最も適した状態に突出部62を保つことが出来るので、結束対象物6を容易且つ確実にすくい上げることができる。
(効果2)ガイド部64を、結束機1の捩り部24の軸25の延長線25aに対してほぼ直交配置とする。これにより、ガイド部64を接触面63に接触させた時に、結束機本体5が接触面63に対してほぼ垂直になるため、地面に置かれている結束対象物6を手首を返すことなくスムーズにすくい上げることも可能であり、結束機1を持った手首に最も負担が掛からない楽な姿勢で作業することができる。また、ガイド部64も、接触面63に接触させるのに丁度良い長さになって、結束機1の直線移動を安定させるのに最適なものとなるので、突出部62を接触面63に沿って移動させるだけの動きで良い(即ち、結束対象物6を無理なく且つ確実にすくい上げることができる)ものにすることができる。
これに対し、例えば、図24Aや図25Aの直線状ガイド部64aと同様の直線状の部分を、上記とは異なる角度(例えば、90度に対して十分に大きい角度やまたは十分に小さい角度)で設けた場合には、直線状の部分を接触面63に線接触させようとした時に、接触面63に対し結束機本体5が大きく傾いて、手首が不自然に曲がった状態になるので、直線状の部分は、接触面63に接触させて動かすガイド部としては使えないまたは使い難いものになると共に、突出部62を接触面63に沿って直線的に動かすだけでは結束対象物6をうまくすくい上げることができないものになってしまう。
そのため、例えば、先細り形状の突出部62を接触面63と結束対象物6との間に差し込むように結束機1を直線的に動かした後で、梃子の原理を用いて結束対象物6をすくい上げるような複雑な動きを併用する必要が生じることになる。
しかし、この実施例のようにガイド部64を結束機1の捩り部24の軸25に対してほぼ直交配置にした場合には、ガイド部64に沿って結束機1を直線的に動かすだけで簡単に結束対象物6をすくい上げることができ、その後で、梃子の原理を用いたような動きをする必要がなくなるため、作業を疲労し難いものにすると共に、手首などへの負担を減らして手首を痛め難いものとすることができる。
また、例えば、接触面63に接触されている結束対象物6を(結束機1を持っている手とは反対側の)手で持ち上げたり、(突出部62のない結束機1の)むき出し状態になっているカールガイド21,22を直接接触面63に接触させるようにして結束対象物6を無理にすくい上げたりする必要もなくなるので、指先や手袋が損傷したり、カールガイド21,22が摩耗したり変形したりつぶれたりするような不具合をなくすことができる。その結果、カールガイド21,22の損傷でワイヤ9のカール不良やワイヤ9の詰まりなどの動作不良が起こり易くなるのを防止でき、カールガイド21,22の交換回数を減らすことができる。
なお、接触面63に接触された結束対象物6を結束するような状況は、例えば、フロアヒーティング(床暖房)の施工現場などで実際に生じている。このような場合でも、コンクリート床などの接触面63の上に置かれた(結束対象物6である)メッシュ筋とヒーティング用パイプとを結束機1を用いて安定して結束できるので、作業のスピードアップに確実に貢献することができる。接触面63は、床などの水平面に限るものではなく、例えば、壁などの垂直面やその他の面などであっても良い。
(効果3)図11に示すように、突出部62をカールガイド21,22または結束機1側に対して着脱可能なものとしても良い。これにより、例えば、結束対象物6のすくい上げに使うことなどによって突出部62が損傷した場合に、突出部62を簡単に交換することができる。この際、突出部62のみを交換すれば良くなるので、容易且つ安価に突出部62の機能回復を図ることができる。また、突出部62が着脱できることにより、突出部62を必要な場合と、不要な場合とで、結束機1を使い分けることができるので、結束機1の用途を拡げることができる。更に、着脱可能な突出部62は、既存の結束機1に取り付けてすくい上げ機能を付加させることも可能となる。
これに対し、例えば、別部材として設けられた突出部62をカールガイド21,22や結束機1などに着脱不能に固定した場合には、結束機1は、すくい上げ専用機になってしまうため、通常の使い方ができなくなる。
(効果4)ガイド部64は、平面で構成されるようにしても良い。例えば、ガイド部64は、図24Aに示すような直線状の部分を有する直線状ガイド部64aとすることにより、接触面63に沿って最もスムーズに案内することができる。
(効果5)ガイド部64は、凸部または凹部を有する平面で構成されるようにしても良い。例えば、ガイド部64を、図24Aに示す直線状ガイド部64aに対して、図24Bに示すような凹凸状の部分を有する凹凸ガイド部64bや、図24Cに示すような2点の突起部を有する2点状ガイド部64cなどとすることにより、接触面63に対する接触面積を減らして摩擦抵抗を低減することができる。
(効果6)ガイド部64は、平面に近似した湾曲面で構成されるようにしても良い。例えば、ガイド部64は、ガイド部64は、図24Aに示す直線状ガイド部64aに近似した曲率半径の大きい緩やかな曲線状ガイド部64dとすることにより、平面とした場合とほぼ同様に接触面63に沿ってスムーズに案内することが可能となる。
(効果7)突出部62の内周側に傾斜した案内部65を設けることで、傾斜した案内部65を介して結束対象物6を先端側から基端側へとスムーズに案内することができる。
(効果7−1)案内部65は、捩り部24の軸25の延長線25aを越えた位置に結束対象物6をワイヤ5の軌跡31の外側から内側へと案内する際の境界部65pを有することで、案内部65の内側で結束対象物6を保持できる範囲を広く確保することができる。よって、結束対象物6をすくい上げたときの安定性を向上することができる。また、結束対象物6をすくい上げた位置が捩り部24の軸25に近くなるため、結束の安定性も向上することができる。
そして、境界部65pよりも案内部65の先端側がワイヤ5の軌跡31の外側に位置する部分65aとされ、境界部65pよりも案内部65の基端側がワイヤ5の軌跡31の内側に位置する部分65bとされることで、ワイヤ5の軌跡31の外側に位置する部分65aから内側に位置する部分65bへ向けて結束対象物6を確実かつスムーズに案内部65の内側へ導くことができる。
これにより、例えば、突出部62の内周側のほぼ全域がループ状に形成されたワイヤ9の軌跡31の外側に位置されることで、突出部62の内周側が案内部65としての機能を持たないようになったものの場合のように、突出部62からカールガイド21,22へと移行する時に軌跡31の外側から内側へと入って行く結束対象物6に対しワイヤ9が接触してカール不良が生じるような不具合を防止できる。
(効果8)図12A〜図15Bの実施例に示すように、突出部62をカールガイド21,22に対して変位し得るように設置しても良い。これにより、突出部62の変位を利用して、突出部62の着脱を伴わずに結束機1の形態を変えたり、突出部62の機能を調節したりすることができる。例えば、突出部62が必要な場合と、不要な場合とで、突出部62が有る状態と無い状態のどちらかに結束機1の形態を変えて使い分けることが可能になるので、結束機1の用途を拡げることができる。
(効果8−1)図14A、図14B(または図15A、図15B)の実施例に示すように、突出部62はカールガイド21,22に対して回動によって変位させることができるようにしても良い。突出部62を回動によって変位させるようにした場合、突出部62の変位量をより大きく確保したり、突出部62の変位の仕方を工夫したりすることが可能となる。
(効果8−2)突出部62はカールガイド21,22に対してスライドによって変位させることができるようにしても良い。突出部62をスライドによって変位させるようにした場合、例えば、突出部62がほぼ一定の姿勢を保ったまま変位することで、突出部62を邪魔にならないように変位させることができる。
(効果8−3)図13A、図13B(または図15A、図15B)の実施例に示すように、突出部62の変位によってカールガイド21,22の先端部間の開口部23(または突出部62の先端部とカールガイド21,22の先端部との間の開口部23a)の大きさを変更し得るようにしても良い。これにより、結束対象物6の径に応じて開口部23(開口部23a)の大きさを最適に調整することができる。
(効果9)図11の実施例に示すように、突出部62に連続して備えられた保護部71によってカールガイド21,22の外表面の少なくとも一部を外側から覆い得るようにしても良い。これにより、カールガイド21,22の損傷を防止して、カールガイド21,22の寿命を延ばすことができる。よって、カールガイド21,22の交換の必要性を低減することができる。
(効果9−1)保護部71がカールガイド21,22を構成する面(外周側の面32や両側面33,34)のうちの少なくとも1つを保護する保護面73を有するようにしても良い。これにより、カールガイド21,22を構成する面のうちの少なくとも1つを保護面73によって有効に保護することができる。
(効果10)図16の実施例に示すように、保護部71がカールガイド21,22の外表面のうち、外周側の面32を覆う外周保護面73aを有するようにしても良い。これにより、ワイヤ9をループ状に形成する上で最も重要となるカールガイド21,22の外周側の面32を外周保護面73aによって有効に保護することができる。また、カールガイド21,22において、外周側の面32は幅方向4の中央に位置していると共に、左右一対の側面33,34によって両側を補強されているため十分な強度が確保されているので、外周保護面73aを有する保護部71をカールガイド21,22に取り付けても、カールガイド21,22が変形や破損を起こし難い状態を保てるので、安定してカールガイド21,22に突出部62および保護部71を取り付けることができる。
これに対し、例えば、突出部62をカールガイド21,22の片側の側面33,34のみに対して外側から溶接などで固定したような場合には、カールガイド21,22の片側の側面33,34が溶接の熱によって歪んでしまうおそれが有ると共に、カールガイド21,22の左右の側面33,34の強度がアンバランスになるため、突出部62の存在によって却ってカールガイド21,22が変形や破損を起こし易くなるおそれが生じる。
(効果11)図17の実施例に示すように、保護面73が、外周保護面73aと、カールガイド21,22の外表面のうち、側面33,34の少なくとも一方を覆う側面保護面73bとを有する断面L字状の部分を有するようにしても良い。これにより、カールガイド21,22の外周側の面32および側面33,34のうちの一方をL字状の保護面73で有効に保護することができる。また、保護部71を外周保護面73aと一つの側面保護面73bとを有する断面L字状のものとすることにより、カールガイド21,22を変形や破損を起こし難い状態に保てるので、カールガイド21,22に対し突出部62および保護部71を安定して取り付けることができる。
(効果12)図11の実施例に示すように、保護部71が、外周保護面73aと、一対の側面保護面73b,73bとを有する断面コの字またはU字状の部分を有するようにしても良い。これにより、保護部71が、カールガイド21,22の先端部とほぼ同じ断面形状(ほぼ相似形状)のものとなるので、カールガイド21,22の先端部全体をより広くより有効に保護することができる。よって、カールガイド21,22全体の耐久性や耐摩耗性を高めて、カールガイド21,22の破損および変形を有効に防止することができる。また、保護部71を外周保護面73aと一対の側面保護面73b,73bとを有する断面コの字またはU字状のものとすることにより、カールガイド21,22をより変形や破損を起こし難い状態に保てるので、カールガイド21,22に対し突出部62および保護部71を更に安定して取り付けることができる。
(効果13)図16の実施例や、図18A、図18Bの実施例に示すように、突出部62は、外周側の面を構成する外周構成面62aを有し、外周構成面62aは、先端側へ向って徐々に幅狭まりとなる幅狭部75を有するようにしても良い。これにより、幅狭部75がワイヤ9の通る位置を示すようになるので、ワイヤ9が通る位置を確認し易くすることができ、作業性を向上することができる。
また、突出部62の外周側の先端部分に幅狭部75を有することで、結束対象物6どうしが交差している部分で、突出部62が結束対象物6と干渉し難くすることができ、突出部62の先端部分を結束対象物6どうしの交差部分に近付けることが可能となるので、交差部分により近い位置を正確に結束することができるようになる。
(効果14)突出部62は、側面を構成する一対の側部構成面62b,62bを有し、幅狭部75は、一方の側部構成面62bへ向かって先細り形状とすることができる。
(効果15)突出部62は、側面を構成する側部構成面62b,62bを有し、側部構成面62b,62bは、先端側へ向かって先細り形状とすることができる。
(効果16)図19の実施例に示すように、突出部62は外周側または内周側の面に目印81を備えるようにしても良い。これにより、突出部62を設けた場合に、ワイヤ9が通る位置を確認し易くすることができ、作業性を向上することができる。
(効果16−1)目印81は、突部81aまたは凹部81bとしても良い。これにより、目印81を、作り易くまた外部から識別し易くすることができる。
(効果16−2)目印81は、突出部62の外周側または内周側に設けるようにしても良い。これにより、目印81を、作業中に最も目に付き易い位置に設けることができる。
(効果16−3)図11の実施例や、図20の実施例に示すように、突出部62は、カールガイド21,22の内部のワイヤ9をループ状に案内する軌跡31から外れた位置に設けられる取り付け用部材85に対して取り付け固定されるようにしても良い。これにより、ワイヤ9のループ状の軌跡31と干渉することなく、カールガイド21,22の内部に取り付け用部材85を設けることができる。そして、この取り付け用部材85によってカールガイド21,22に突出部62に対する取り付け強度を確保することができる。
(効果16−4)図11の実施例に示すように、突出部62はカールガイド21,22に直接取り付けるようにしても良い。これにより、突出部62を小型化することができる。カールガイド21,22は少なくとも突出部62が取り付けられている部分を交換可能としても良い。または、突出部62がカールガイド21,22の交換可能となっている部分に対して取り付けられるようにしても良い。これにより、カールガイド21,22(の少なくとも一部)と保護部71とを一度に、そして、比較的安価に交換することができる。
(効果16−5)図21A、図21Bの実施例に示すように、突出部62を結束機本体5から延設するようにしても良い。これにより、結束機本体5を利用して突出部62を確実に設置することができると共に、カールガイド21,22のほぼ全体を保護部71で覆って保護することができる。
(効果17)図5〜図21Bの各実施例に示すように、突出部62をカールガイド21,22の外表面のうち、少なくとも一方の側面に設置するようにしても良い。これにより、突出部62をカールガイド21,22の外側から簡単に取り付けて、カールガイド21,22の外側を有効に保護することができる。また、保護部71の着脱をより簡単なものにすることができる。
(効果17−1)図22A〜図22Cの実施例に示すように、突出部62をカールガイド21,22の内側に設置するようにしても良い。これにより、保護部71を小型化することができる。また、カールガイド21,22の外形が大きくならない状態で突出部62を設けることができる。更に、カールガイド21,22の内側に設けられている部品などを利用して突出部62を取り付けることが可能となる。
なお、カールガイド21,22の内側に設置される突出部62には、必要に応じてカールガイド21,22の外側に設置される突出部62と同様の構成(例えば、着脱構造や変位可能な構造や保護部71や目印81など)を備えることも可能である。
(効果18)そして、この実施例にかかる結束機用補助部材61によれば、結束機1と同様の作用効果を得ることができる。
以上、実施例を図面により詳述してきたが、実施例は例示にしか過ぎないものである。よって、本発明は、実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 結束機
5 結束機本体
6 結束対象物
9 ワイヤ
21 カールガイド
22 カールガイド
24 捩り部
25 軸
25a 延長線
31 軌跡
32 外周側の面
33 側面
34 側面
61 結束機用補助部材
62 突出部
62a 外周構成面
62b 側部構成面
63 接触面
64 ガイド部
64a 直線状ガイド部
64b 凹凸ガイド部
64c 2点状ガイド部
64d 曲線状ガイド部
65 案内部
65a 外側に位置する部分
65b 内側に位置する部分
65c 先端部
65p 境界部
71 保護部
73 保護面
73a 外周保護面
73b 側面保護面
75 幅狭部
81 目印
81a 突部
81b 凹部
85 取り付け用部材

Claims (19)

  1. 結束対象物の周囲にワイヤをループ状に案内するカールガイドと、
    結束対象物の周囲にループ状に案内された前記ワイヤを捩って結束対象物を結束する捩り部とを備え、
    前記カールガイドは、先端側に、先細り形状の突出部を有することを特徴とする結束機。
  2. 請求項1に記載の結束機において、
    前記突出部は、外周側に前記捩り部の軸の延長線に対してほぼ直交配置されたガイド部を有することを特徴とする結束機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の結束機において、
    前記突出部は、前記カールガイドまたは前記カールガイドを支持する結束機本体に対して着脱可能とされることを特徴とする結束機。
  4. 請求項2または請求項3に記載の結束機において、
    前記ガイド部は、平面で構成されることを特徴とする結束機。
  5. 請求項2または請求項3に記載の結束機において、
    前記ガイド部は、凸部または凹部を有する平面で構成されることを特徴とする結束機。
  6. 請求項2または請求項3に記載の結束機において、
    前記ガイド部は、平面に近似した湾曲面で構成されることを特徴とする結束機。
  7. 請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の結束機において、
    前記突出部は、先端が尖っていると共に、
    前記ガイド部とは反対側の内周側に結束対象物を先端側から基端側へと案内する傾斜した案内部を有することを特徴とする結束機。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の結束機において、
    前記突出部は、前記カールガイドに対して変位可能に設置されていることを特徴とする結束機。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の結束機において、
    前記突出部に連続し、前記カールガイドの外表面の少なくとも一部を外側から覆う保護部を備えていることを特徴とする結束機。
  10. 請求項9に記載の結束機において、
    前記保護部は、前記カールガイドの外表面のうち、外周側の面を覆う外周保護面を有していることを特徴とする結束機。
  11. 請求項9または請求項10に記載の結束機において、
    前記保護部は、前記カールガイドの外表面のうち、側面の少なくとも一方を覆う側面保護面を有していることを特徴とする結束機。
  12. 請求項9に記載の結束機において、
    前記保護部は、前記カールガイドの外表面のうち、外周側の面を覆う外周保護面と、両方の側面を覆う一対の側面保護面とを有する断面U字状をした部分を有していることを特徴とする結束機。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の結束機において、
    前記突出部は、外周側の面を構成する外周構成面を有し、
    前記外周構成面は、先端側へ向かって徐々に幅狭まりとなる幅狭部を有していることを特徴とする結束機。
  14. 請求項13に記載の結束機において、
    前記突出部は、側面を構成する一対の側部構成面を有し、
    前記幅狭部は、一方の側部構成面へ向かって先細り形状となっていることを特徴とする結束機。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の結束機において、
    前記突出部は、側面を構成する側部構成面を有し、
    前記側部構成面は、先端側へ向かって先細り形状になっていることを特徴とする結束機。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の結束機において、
    前記突出部は、外周側または内周側の面に前記ワイヤが通る位置を示す目印を有していることを特徴とする結束機。
  17. 請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の結束機において、
    前記突出部は、前記カールガイドの外表面のうち、少なくとも一方の側面に設置されていることを特徴とする結束機。
  18. 結束対象物の周囲にワイヤをループ状に案内するカールガイドまたは前記カールガイドを支持する結束機本体に対して設置される結束機用補助部材であって、
    前記カールガイドまたは前記結束機本体に設置されるとき、前記カールガイドの先端側に位置する先細り形状の突出部を備え、
    前記カールガイドまたは前記結束機本体に対して着脱可能に設けられたことを特徴とする結束機用補助部材。
  19. 請求項18に記載の結束機用補助部材において、
    前記突出部は、結束対象物の周囲にループ状に案内された前記ワイヤを捩って結束対象物を結束する捩り部に対し、前記捩り部の軸の延長線に対してほぼ直交配置されたガイド部を外周側に有することを特徴とする結束機用補助部材。
JP2021127774A 2016-11-10 2021-08-03 結束機および結束機用補助部材 Active JP7279744B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021127774A JP7279744B2 (ja) 2016-11-10 2021-08-03 結束機および結束機用補助部材

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016219784A JP6926446B2 (ja) 2016-11-10 2016-11-10 結束機
JP2021127774A JP7279744B2 (ja) 2016-11-10 2021-08-03 結束機および結束機用補助部材

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016219784A Division JP6926446B2 (ja) 2016-11-10 2016-11-10 結束機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021191695A true JP2021191695A (ja) 2021-12-16
JP7279744B2 JP7279744B2 (ja) 2023-05-23

Family

ID=60301830

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016219784A Active JP6926446B2 (ja) 2016-11-10 2016-11-10 結束機
JP2021127774A Active JP7279744B2 (ja) 2016-11-10 2021-08-03 結束機および結束機用補助部材

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016219784A Active JP6926446B2 (ja) 2016-11-10 2016-11-10 結束機

Country Status (7)

Country Link
US (2) US10857587B2 (ja)
EP (2) EP3321450B1 (ja)
JP (2) JP6926446B2 (ja)
CN (1) CN108069067B (ja)
AU (1) AU2017258914B2 (ja)
CA (1) CA2985132A1 (ja)
RU (1) RU2755948C2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX2021002663A (es) * 2018-09-07 2021-05-12 Max Co Ltd Maquina flejadora.
JP7354687B2 (ja) * 2018-09-07 2023-10-03 マックス株式会社 結束機
JP7202605B2 (ja) * 2018-11-08 2023-01-12 建ロボテック株式会社 鉄筋結束用ロボット
CN110800473B (zh) * 2019-10-24 2021-09-28 宝钢特钢韶关有限公司 一种打捆成型器的改进方法
JP2022077685A (ja) * 2020-11-12 2022-05-24 建ロボテック株式会社 鉄筋結束機用結束線供給システム
JP2022124139A (ja) * 2021-02-15 2022-08-25 マックス株式会社 結束機
JP2022164438A (ja) * 2021-04-16 2022-10-27 マックス株式会社 結束機
JP2024063275A (ja) * 2022-10-26 2024-05-13 マックス株式会社 結束機

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63191719A (ja) * 1987-01-27 1988-08-09 松下電工株式会社 結束機
JPH053494U (ja) * 1991-07-03 1993-01-19 マツクス株式会社 結束機の針金案内装置
US5217049A (en) * 1991-08-02 1993-06-08 Gateway Construction Company, Inc. Power rebar typing tool
JPH06502127A (ja) * 1991-08-02 1994-03-10 ゲイトウェイ コンストラクション カンパニー、インコーポレイテッド 筋金結束パワーツール
JPH072201U (ja) * 1993-06-10 1995-01-13 マックス株式会社 結束機の捩りフックの作動機構
JPH07132914A (ja) * 1993-11-08 1995-05-23 Max Co Ltd 結束機における結束用ワイヤのガイド機構
JPH07275983A (ja) * 1994-04-08 1995-10-24 Toyota Kihan:Kk 鉄筋結束機
JPH11131809A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Max Co Ltd 結束機
JP2000064617A (ja) * 1998-08-26 2000-02-29 Japan Life Kk 鉄筋メッシュ用結束機
CN201110005Y (zh) * 2007-10-29 2008-09-03 深圳市宝安区西乡镇冠荣电子厂 一种钢筋捆扎机用金属丝引导装置
CN204846443U (zh) * 2015-08-26 2015-12-09 中国矿业大学 一种建筑施工钢筋捆扎绞丝辅助装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB230969A (en) * 1924-02-18 1925-03-26 Alexander Hugh Finlay Improvements relating to straining, securing, and severing devices for wire bale and other package ties
US3810495A (en) * 1973-02-12 1974-05-14 Continental Drilling Co Automatic stapling system
FR2293364A1 (fr) 1974-12-06 1976-07-02 Botalam Machine de compactage et de liage de couronnes
SU1077205A1 (ru) * 1982-05-28 1985-10-07 Магнитогорский государственный институт по проектированию металлургических заводов Устройство дл обв зки мотков проволоки или пачек прутков
US5000233A (en) * 1990-01-30 1991-03-19 Hans Oetiker Ag Maschinen- Und Apparatefabrik Method and machine for automatically mounting and tightening clamps
SU1738696A1 (ru) * 1990-07-03 1992-06-07 Костромской технологический институт Устройство дл обв зывани тюков проволокой
JP2552384Y2 (ja) * 1992-05-21 1997-10-29 マックス株式会社 結束機における結束用ワイヤの案内装置
US5279336A (en) 1992-05-21 1994-01-18 Max Co., Ltd. Wire binder
JP2858728B2 (ja) * 1994-03-24 1999-02-17 矢崎総業株式会社 自動結束機
JP2923242B2 (ja) 1996-03-15 1999-07-26 大木樹脂工業株式会社 鉄筋結束機
JP3496463B2 (ja) * 1997-06-18 2004-02-09 マックス株式会社 鉄筋結束機の針金捩り装置
CN1122618C (zh) 1999-04-28 2003-10-01 肖广勇 钢筋绑扎器
JP4548584B2 (ja) 2004-07-16 2010-09-22 マックス株式会社 鉄筋結束機
JP4760439B2 (ja) * 2006-02-21 2011-08-31 マックス株式会社 結束機におけるワイヤのカール径調整機構
DE602007008093D1 (de) 2006-06-07 2010-09-09 Revelin Evaristo & Figli Snc Werkzeug zur bindung von metallstangen
JP5126101B2 (ja) 2008-05-19 2013-01-23 マックス株式会社 鉄筋結束機
CA2763112C (en) * 2009-05-27 2017-07-11 Jbj Mechatronic Aps A binding apparatus
RU146042U1 (ru) * 2014-05-05 2014-09-27 Аркадий Вениаминович Дубровский Скрепляющий элемент

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63191719A (ja) * 1987-01-27 1988-08-09 松下電工株式会社 結束機
JPH053494U (ja) * 1991-07-03 1993-01-19 マツクス株式会社 結束機の針金案内装置
US5217049A (en) * 1991-08-02 1993-06-08 Gateway Construction Company, Inc. Power rebar typing tool
JPH06502127A (ja) * 1991-08-02 1994-03-10 ゲイトウェイ コンストラクション カンパニー、インコーポレイテッド 筋金結束パワーツール
JPH072201U (ja) * 1993-06-10 1995-01-13 マックス株式会社 結束機の捩りフックの作動機構
JPH07132914A (ja) * 1993-11-08 1995-05-23 Max Co Ltd 結束機における結束用ワイヤのガイド機構
JPH07275983A (ja) * 1994-04-08 1995-10-24 Toyota Kihan:Kk 鉄筋結束機
JPH11131809A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Max Co Ltd 結束機
JP2000064617A (ja) * 1998-08-26 2000-02-29 Japan Life Kk 鉄筋メッシュ用結束機
CN201110005Y (zh) * 2007-10-29 2008-09-03 深圳市宝安区西乡镇冠荣电子厂 一种钢筋捆扎机用金属丝引导装置
CN204846443U (zh) * 2015-08-26 2015-12-09 中国矿业大学 一种建筑施工钢筋捆扎绞丝辅助装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3321450A1 (en) 2018-05-16
RU2017138919A3 (ja) 2021-03-05
AU2017258914B2 (en) 2023-08-24
CA2985132A1 (en) 2018-05-10
US20180126443A1 (en) 2018-05-10
RU2755948C2 (ru) 2021-09-23
EP3321450C0 (en) 2024-04-24
CN108069067A (zh) 2018-05-25
US10857587B2 (en) 2020-12-08
US20210069772A1 (en) 2021-03-11
AU2017258914A1 (en) 2018-05-24
JP2018076106A (ja) 2018-05-17
EP4375203A2 (en) 2024-05-29
JP6926446B2 (ja) 2021-08-25
JP7279744B2 (ja) 2023-05-23
RU2017138919A (ru) 2019-05-13
EP3321450B1 (en) 2024-04-24
CN108069067B (zh) 2023-08-22
US11305331B2 (en) 2022-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021191695A (ja) 結束機および結束機用補助部材
KR102341046B1 (ko) 결속기
JP5126101B2 (ja) 鉄筋結束機
EP2980335B1 (en) Reinforcing bar binding machine
EP2510773A1 (en) Mower and protective cover therefor
ES2691207T3 (es) Atadora de barras de refuerzo
ES2494415T3 (es) Atadora de barras de refuerzo
JP6791955B2 (ja) 間接活線工事用把持工具
US20180207709A1 (en) Binding machine
JP5309947B2 (ja) 鉄筋結束機のワイヤ端部保持機構
EP3342955B1 (en) Binding machine
JPH06501529A (ja) 交差する棒を結合するための機械
JP2010264525A (ja) アーク溶接ロボットのケーブル配設構造
JP2000246528A (ja) フラッシュパネル構造体の外板を切り抜く方法
EP3527746B1 (en) Binding machine
NZ737233A (en) Binding machine and auxiliary member for binding machine
JP7025902B2 (ja) カッタユニット
KR20210040251A (ko) 낚싯대 및 그립 부재
JP2017155514A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP2012077532A (ja) 結束線結束用ビットおよびこれを備えた結束線結束具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220906

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20221026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7279744

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150