JP2021176271A - 水田作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】水田作業機において、機体の強度を確保しながら、機体の軽量化を図る。【解決手段】運転座席を後部に支持して、前後方向に沿って機体の左右中央部に配置された主フレーム18が備えられる。細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置された複数のフラットバー部材50〜54が設けられて、主フレーム18に対して右側及び左側に配置された右及び左のサイドフレーム19が備えられる。作業者が搭乗する運転部ステップが、主フレーム18とサイドフレーム19とに載置されて支持される。【選択図】図6

Description

本発明は、乗用型田植機や乗用型直播機、乗用型管理機等の水田作業機に関する。
水田作業機の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているように、作業者が搭乗する運転部ステップが、機体に載置されて支持されている。この場合、角パイプフレームや丸パイプフレームを連結することにより、機体が構成されている。
特開2016−77200号公報
水田作業機は軟弱な水田を走行するので、機体の軽量化の要望が高い。
本発明は、水田作業機において、機体の強度を確保しながら、機体の軽量化を図ることを目的としている。
本発明の水田作業機は、運転座席を後部に支持して、前後方向に沿って機体の左右中央部に配置された主フレームと、細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置された複数のフラットバー部材が設けられ、前記主フレームに対して右側に配置された右のサイドフレームと、細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置された複数のフラットバー部材が設けられ、前記主フレームに対して左側に配置された左のサイドフレームとが備えられ、作業者が搭乗する運転部ステップが、前記主フレームと前記サイドフレームとに載置されて支持されている。
本発明によると、主フレームと右及び左のサイドフレームとが機体に設けられており、運転部ステップが主フレームとサイドフレームとに載置されて支持されている。
サイドフレームにおいて、細長い平板状の複数のフラットバー部材が設けられており、フラットバー部材は、角パイプフレームや丸パイプフレームよりも素材を少なくすることができるので、素材が少なくなった分だけ、機体の軽量化を図ることができる。
作業者が運転部ステップに搭乗すると、上下方向の負荷が運転部ステップからサイドフレームに掛かる。
本発明によると、フラットバー部材において、板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置されており、上下方向での曲げに対するフラットバー部材の断面2次モーメンントが大きなものとなるので、サイドフレームにおいて上下方向の負荷に対する十分な強度を確保することができる。
本発明において、前後方向に沿って配置された前記フラットバー部材と、左右方向に沿って配置された前記フラットバー部材とが、前記サイドフレームに設けられ、前後方向に沿って配置された前記フラットバー部材と、左右方向に沿って配置された前記フラットバー部材とが連結されていると好適である。
本発明によると、縦向きに配置されたフラットバー部材が、前後方向及び左右方向に配置されており、前後方向及び左右方向に配置されたフラットバー部材が互いに連結されることにより、サイドフレームにおいて上下方向の負荷に対する強度を確保する面で有利になる。
本発明において、前記右のサイドフレームが前記主フレームにボルト連結され、前記左のサイドフレームが前記主フレームにボルト連結されていると好適である。
本発明によると、右及び左のサイドフレームが主フレームに溶接によって連結されないので、例えば各種の機器を主フレームに取り付けた後に、サイドフレームを主フレームにボルト連結することが可能になる。これによって、サイドフレームが主フレームに連結されていない状態で、各種の機器を主フレームに取り付ける等の作業を行うことができるので、生産性の向上の面で有利になる。
本発明において、前記右及び左のサイドフレームの少なくとも一方において、前記サイドフレームの後部が、前記サイドフレームの後部よりも前側の部分にボルト連結されていると好適である。
水田作業機では、制御弁や制御弁の操作系等の油圧機器が、主フレームの後部に取り付けられることがある。
本発明によると、サイドフレームが主フレームにボルト連結されていない状態で、油圧機器を主フレームの後部に取り付ける作業を行ったり、サイドフレームの後部よりも前側の部分が主フレームにボルト連結された状態で、油圧機器を主フレームの後部に取り付ける作業を行ったりというように、複数の異なる作業形態を設定することができる。これにより、生産の融通性が向上して、生産性の向上の面で有利になる。
本発明において、断面アングル状又は断面チャンネル状に折り曲げられて構成された横フレーム部材が、前記サイドフレームの前後中間部に左右方向に沿って設けられ、前記サイドフレームにおいて、前記横フレーム部材が、前記主フレームの前後中間部にボルト連結され、前記横フレーム部材に対して前側に位置する前記フラットバー部材が、前記主フレームの前部にボルト連結され、前記横フレーム部材に対して後側に位置する前記フラットバー部材が、前記主フレームの後部にボルト連結されていると好適である。
断面アングル状又は断面チャンネル状の横フレーム部材は、細長い平板状のフラットバー部材よりも重量は重くなると考えられるが、フラットバー部材よりも強度は高いと考えられる。横フレーム部材は、角パイプフレームや丸パイプフレームよりも素材が少なく分だけ、角パイプフレームや丸パイプフレームよりも軽量と考えられる。
本発明によると、断面アングル状又は断面チャンネル状に折り曲げられて構成された横フレーム部材が、サイドフレームの前後中間部に左右方向に沿って設けられているので、サイドフレームの重量の増加を抑えながら、サイドフレームの全体の強度を高めることができる。
本発明によると、サイドフレームにおいて、フラットバー部材よりも高い強度の横フレーム部材が、主フレームの前後中間部にボルト連結され、横フレーム部材の前側及び後側のフラットバー部材が、主フレームの前部及び後部にボルト連結されている。
これにより、サイドフレームにおいて横フレーム部材の前側及び後側にフラットバー部材が配置されて、サイドフレームにおける主フレームへの連結強度がバランスの良いものとなる。
本発明において、前記主フレームに連結され、前記サイドフレームに対して下側を右及び左の外側に延出された乗降フレームと、前記乗降フレームの右部及び左部に支持された作業者の乗降用の足掛け部とが備えられ、前記サイドフレームが前記乗降フレームにボルト連結されていると好適である。
水田作業機では、作業者が運転部ステップに乗降する為に、足を掛ける足掛け部が設けられることがある。
本発明によると、乗降フレームが、主フレームに連結されサイドフレームに対して下側を右及び左の外側に延出されて、乗降フレームの右部及び左部に足掛け部が支持された構成において、サイドフレームが乗降フレームにボルト連結されているので、サイドフレームの支持強度が高められる。
本発明において、前記主フレームの前部に連結されたミッションケースと、前記ミッションケースに連結されて前側に延出されたエンジンフレームと、前記エンジンフレームに支持されたエンジンと、前記エンジンフレームに連結された支持フレームとが備えられ、前記サイドフレームが、前記エンジンに対する横側の領域まで前側に延出され、前記支持フレームにボルト連結されていると好適である。
水田作業機では、エンジン及びミッションケースが設けられる場合、ミッションケースが主フレームの前部に連結され、エンジンフレームがミッションケースに連結されて前側に延出され、エンジンがエンジンフレームに支持されることがある。
本発明によると、サイドフレームが、エンジンに対する横側の領域まで前側に延出されており、エンジンフレームに連結された支持フレームにボルト連結されている。これにより、サイドフレームがエンジンに対する横側の領域まで前側に延出されても、サイドフレームが支持フレーム、エンジンフレーム及びミッションケースを介して主フレームにボルト連結されるので、サイドフレームの支持強度が高められる。
本発明において、前記右及び左のサイドフレームの少なくとも一方において、前記サイドフレームの前部が、前記サイドフレームの前部よりも後側の部分にボルト連結されていると好適である。
水田作業機では、前述のようにエンジン及びミッションケースが支持された場合、マフラーや排気管等の排気系がエンジンの右又は左の横側に配置されることがある。
本発明によると、サイドフレームが主フレームにボルト連結されていない状態で、排気系をエンジンの横側に配置する作業を行ったり、サイドフレームの前部よりも後側の部分が主フレームにボルト連結された状態で、排気系をエンジンの横側に配置する作業を行ったりというように、複数の異なる作業形態を設定することができる。これにより、生産の融通性が向上して、生産性の向上の面で有利になる。
本発明において、前記エンジンに対して前側を左右方向に沿って配置され、前記右及び左のサイドフレームに亘ってボルト連結された前フレームが備えられていると好適である。
本発明によると、前述のように、右及び左のサイドフレームが、エンジンに対する横側の領域まで前側に延出されて、支持フレームにボルト連結された場合、前フレームが、エンジンと干渉することなくエンジンの前側に配置され、右及び左のサイドフレームに亘ってボルト連結されており、サイドフレームの支持強度が高められる。
本発明において、前記エンジンフレームから起立した非作業姿勢、及び前記エンジンフレームから前側に延出された作業姿勢に亘って姿勢変更可能に、前記エンジンフレームに支持された操作アームが備えられ、前記操作アームが、前記前フレームに対して前側に配置されていると好適である。
水田作業機では、エンジンフレームから起立した非作業姿勢、及びエンジンフレームから前側に延出された作業姿勢に亘って姿勢変更可能に、エンジンフレームに支持された操作アームが備えられることがある。
水田作業機が畦を乗り越えて水田から出る場合や水田に入る場合、機体から降りた作業者が、機体の前側に立ち作業姿勢の操作アームを持って、機体を低速で前進させながら、操作アームにより機体の前部の浮き上がりを抑えたり、機体の向きを修正したりすることがある。通常の作業の場合には、操作アームを非作業姿勢に設定しておく。
本発明によると、前述のように、前フレームがエンジンの前側に配置され右及び左のサイドフレームに亘ってボルト連結された場合、操作アームが前フレームの前側に配置されているので、操作アームが、前フレームに干渉することなく非作業姿勢及び作業姿勢に設定される。
本発明において、前記操作アームに対して右側に位置するように、前記支持フレームに連結された右のバランスウェイトと、前記操作アームに対して左側に位置するように、前記支持フレームに連結された左のバランスウェイトとが備えられていると好適である。
水田作業機では、機体の後部に作業装置が支持されることが多いので、機体の前後バランスを保つ為に、機体の前部にバランスウェイトが設けられることがある。
本発明によると、前述のようにエンジン及びミッションケースが支持され、支持フレームが設けられた場合、右及び左のバランスウェイトが支持フレームに連結されることにより、支持フレームがサイドフレームの支持用とバランスウェイトの支持用とに兼用されるので、構造の簡素化の面で有利である。
本発明によると、右及び左のバランスウェイトが操作アームの右側及び左側に配置されているので、操作アームが、右及び左のバランスウェイトに干渉することなく非作業姿勢及び作業姿勢に設定される。
本発明において、前記ミッションケースに連結され、前記サイドフレームに対して下側を右及び左の外側に延出されて、前輪を支持する右及び左の前車軸ケースが備えられ、前記サイドフレームに連結されたブラケットが、前記前車軸ケースにボルト連結されていると好適である。
水田作業機では、前述のようにエンジン及びミッションケースが支持された場合、右及び左の前車軸ケースが、ミッションケースに連結され、サイドフレームの下側を右及び左の外側に延出されて、前車軸ケースに前輪が支持されることがある。
本発明によると、サイドフレームのブラケットが、前車軸ケースにボルト連結されるので、サイドフレームの支持強度が高められる。
本発明において、予備苗のせ台を支持可能な予備苗のせ台フレームが備えられ、前記予備苗のせ台フレームが、前記ブラケットに連結され、前記サイドフレームに対して外側を上側に延出されていると好適である。
水田作業機では、予備苗のせ台を支持可能な予備苗のせ台フレームが備えられることがある。
本発明によると、前述のように、サイドフレームのブラケットが前車軸ケースにボルト連結された場合、予備苗のせ台フレームがサイドフレームのブラケットに連結されて、サイドフレームを前車軸ケースにボルト連結する為のブラケットが、予備苗のせ台の支持用に兼用されるので、構造の簡素化の面で有利である。
本発明において、バッテリを支持可能なバッテリ支持台が備えられ、前記バッテリ支持台が平面視で前記サイドフレームから外側に出るように、前記バッテリ支持台を取り付け可能な第1取付部が、前記サイドフレームに設けられ、前記バッテリ支持台が平面視で前記サイドフレームと重複するように、前記バッテリ支持台を取り付け可能な第2取付部が、前記予備苗のせ台フレームにおける前記サイドフレームよりも上側の部分に設けられていると好適である。
本発明によると、バッテリ支持台を備える場合、バッテリ支持台を第1取付部に取り付けることにより、バッテリ支持台が平面視でサイドフレームから外側に出る状態となるので、バッテリ支持台が運転部ステップの領域に入り込むことが少なく、運転部ステップの領域が狭められることが少ない。
水田作業機をトラックの荷台に載せて運搬するような場合、バッテリ支持台を第2取付部に取り付ければよい。
バッテリ支持台が第2取付部に取り付けられると、バッテリ支持台が平面視でサイドフレームと重複するように、サイドフレームの上側に支持され、バッテリ支持台が高い位置に配置されて、サイドフレームから外側に出る状態が少なくなるので、水田作業機をトラックの荷台に載せ易くなる。
この場合、第2取付部が予備苗のせ台フレームに設けられ、予備苗のせ台フレームが第2取付部の支持用に兼用されるので、構造の簡素化の面で有利である。
乗用型田植機の左側面図である。 乗用型田植機の正面図である。 エンジン付近の左側面図である。 運転座席付近の右側面図である。 主フレーム、右及び左のサイドフレーム、ミッションケース、右及び左の前車軸ケース、エンジンフレーム等が分解された状態の斜視図である。 主フレーム、右及び左のサイドフレーム、ミッションケース、右及び左の前車軸ケース、エンジンフレーム等が連結された状態の斜視図である。 主フレーム、右及び左のサイドフレーム等が分解された状態の平面図である。 主フレーム、右及び左のサイドフレーム、ミッションケース、右及び左の前車軸ケース、エンジンフレーム等が連結された状態の平面図である。 運転部ステップの平面図である。
図1〜図9に、水田作業機の一例である乗用型田植機が示されており、図1〜図9において、Fは前方向を示し、Bは後方向を示し、Uは上方向を示し、Dは下方向を示し、Rは右方向を示し、Lは左方向を示している。
(乗用型田植機の全体構成)
図1に示すように、前輪1及び後輪2により機体3が支持されており、昇降リンク4及び昇降リンク4を昇降操作可能な油圧シリンダ5が、機体3の後部に設けられている。4条植型式の苗植付装置6(作業装置に相当)が昇降リンク4に支持されており、4条型式の施肥装置7(作業装置に相当)が苗植付装置6に支持されている。
(苗植付装置及び施肥装置の構成)
図1に示すように、苗植付装置6に、2個の植付ケース8、植付ケース8の後部の右部及び左部に回転可能に支持された回転ケース9、回転ケース9に支持された2個の植付アーム10、苗のせ台11及びフロート12が設けられている。
施肥装置7に、ホッパー13、繰り出し部14、作溝器15及びホース16が設けられている。ホッパー13の下部に繰り出し部14が連結され、作溝器15がフロート12に支持されており、繰り出し部14と作溝器15とに亘ってホース16が接続されている。
以上の構成により、機体3の進行に伴って、回転ケース9が回転駆動され、植付アーム10が苗のせ台11の下部から苗を取り出して田面に植え付ける。
ホッパー13に貯留された肥料が繰り出し部14により繰り出され、ホース16を通って作溝器15に供給されるのであり、機体3の進行に伴って、作溝器15により田面に溝が形成されながら、肥料が作溝器15から田面の溝に供給される。
(機体の全体構成)
図1〜図4に示すように、機体3において、前後方向に沿って機体3の左右中央部に配置された右及び左の主フレーム18が設けられており、右及び左の主フレーム18の後部に運転座席17が支持されている。主フレーム18に対して右側に配置された右のサイドフレーム19が設けられ、主フレーム18に対して左側に配置された左のサイドフレーム19が設けられている。
主フレーム18の前部に、ミッションケース20及びエンジン21が配置されており、作業者が搭乗する運転部ステップ22が、主フレーム18とサイドフレーム19とに載置されて支持されている。右及び左の前輪1が、ミッションケース20に支持されており、右及び左の後輪2を支持する後車軸ケース23が、主フレーム18の後部に支持されている。
(主フレームに関する構成)
図5及び図7に示すように、右及び左の主フレーム18は、板材が断面チャンネル状に折り曲げられて形成されており、チャンネルにおける開放部分が互いに対向するように配置され、前後方向に沿って機体3の左右中央部に配置されている。
右及び左の連結ブラケット24が、主フレーム18の前部に連結されており、右及び左の支持板25が、主フレーム18の後部に連結されている。横フレーム26が、右及び左の連結ブラケット24に亘って連結され、横フレーム27が、右及び左の主フレーム18の前後中間部に亘って連結されており、横フレーム28が右及び左の支持板25の上部に亘って連結されている。
運転座席17が、支持板25及び横フレーム28に支持されており、支持板25及び横フレーム28を介して主フレーム18の後部に支持されている(図4参照)。フラットバー状の部材がアングル状に折り曲げられて構成された右及び左の連結部29が、横フレーム28の右部及び左部に連結されており、フラットバー状の補強フレーム30が、右及び左の連結部29に亘って連結され、主フレーム18の後部と連結部29とに亘って連結されている。
前及び後の支持ブラケット31が、右及び左の主フレーム18の後部に亘って連結されており、後車軸ケース23が、前後方向に沿った軸芯周りにローリング可能に、支持ブラケット31に支持されている(図4参照)。
油圧シリンダ5に作動油を給排操作して油圧シリンダ5を作動させる制御弁32(油圧機器に相当)と、制御弁32を操作する為の操作レバー33(油圧機器に相当)とが、右の支持板25の外側部に支持されている(図4及び図8参照)。
丸パイプ状の乗降フレーム34が、右及び左の主フレーム18の前後中間部に亘って連結されて、主フレーム18から右及び左の外側に延出されており、作業者の乗降用の右及び左の足掛け部35が、乗降フレーム34の右部及び左部に支持されている。右及び左の主フレーム18において、連結ブラケット24と乗降フレーム34との間の部分に、板材が折り曲げられて形成された右及び左の連結部39が連結されている。
板材が折り曲げられて形成された連結部36が、乗降フレーム34の右部及び左部に連結され、フラットバー状の右及び左の補強部材37が、主フレーム18と乗降フレーム34とに亘って連結されている。乗降フレーム34における右及び左の主フレーム18の間の部分に、ブラケット34aが連結されており、昇降リンク4の基部と乗降フレーム34のブラケット34aとに亘って、油圧シリンダ5が接続されている。
(ミッションケース及びエンジンに関する構成)
図1,2,3に示すように、ミッションケース20が、連結ブラケット24に着脱可能にボルト連結されており、連結ブラケット24を介して主フレーム18の前部にボルト連結されている。
図3,5,6,8に示すように、板材が折り曲げられて形成されたエンジンフレーム38が、ミッションケース20にボルト連結されて前側に延出されており、エンジン21がエンジンフレーム38に支持されている。
エンジン21は側面視で後傾斜姿勢に配置されている。エンジン21のクランクケースが、エンジンフレーム38に防振ゴム78を介して支持されており、エンジン21のシリンダが、ミッションケース20に防振ゴム79を介して支持されている。
静油圧型式の無段変速装置40が、ミッションケース20の左部に連結されており、無段変速装置40は前進側及び後進側に無段変速可能に構成されている。エンジン21の左部に出力プーリー21aが設けられて、エンジン21の出力プーリー21aと無段変速装置40の入力プーリー40aとに亘って、伝動ベルト41が取り付けられている。
図2,3,5に示すように、右の前車軸ケース42が、ミッションケース20の右部に連結されて右の外側に延出されており、右の前輪1が右の前車軸ケース42に支持されている。左の前車軸ケース42が、ミッションケース20の左部に連結されて左の外側に延出されており、左の前輪1が左の前車軸ケース42に支持されている。
以上の構成により、エンジン21の動力が伝動ベルト41を介して無段変速装置40に伝達され、無段変速装置40の動力が、ミッションケース20の内部の副変速装置(図示せず)及び前輪デフ機構(図示せず)から、前車軸ケース42の内部の伝動軸(図示せず)を介して、前輪1に伝達される。ミッションケース20の上部に支持された操縦ハンドル44により、前輪1が操向操作される。
副変速装置と前輪デフ機構との間から分岐した動力が、ミッションケース20と後車軸ケース23とに亘って接続された伝動軸(図示せず)から、後車軸ケース23の内部の伝動軸(図示せず)を介して後輪2に伝達される。
無段変速装置40と副変速装置との間から分岐した動力が、ミッションケース20の内部の株間変速装置(図示せず)及び植付クラッチ(図示せず)から、伝動軸80を介して苗植付装置6に伝達され、苗植付装置6に伝達された動力が施肥装置7に伝達される。
(エンジンの付近の構成)
図1,2,3に示すように、正面視でアーチ状の操作アーム43が、エンジンフレーム38の前端部の下部に、左右方向に沿った軸芯P1周りに揺動可能に支持されている。操作アーム43は、エンジンフレーム38から起立した非作業姿勢、及びエンジンフレーム38から前側に延出された作業姿勢に亘って姿勢変更可能である。
図2,3,5,6,8に示すように、支持フレーム45が、エンジンフレーム38の前端部の上部に連結されて、エンジンフレーム38から右及び左の外側に延出されている。
右のバランスウェイト46が、操作アーム43に対して右側に位置するように、支持フレーム45に連結されている。左のバランスウェイト46が、操作アーム43に対して左側に位置するように、支持フレーム45に連結されている。
図1,2,3,8に示すように、エンジン21のクランクケースの左部に、支持ブラケット47が連結されて、マフラー48が支持ブラケット47に支持されている。エンジン21のシリンダの上部の左部から、排気管49が下側に延出されて、マフラー48の後部の下部に接続されている。
マフラー48は、エンジンフレーム38に対して左側に位置するように、前後方向に沿って配置されており、マフラー48の前部の排気口(図示せず)が、左のバランスウェイト46の後面に対向するように近接して配置されている。
(左のサイドフレームの構成)
図5及び図7に示すように、左のサイドフレーム19において、複数のフラットバー部材50,51,52,53,54、横フレーム部材55,56,57,58、ブラケット59,60等が設けられている。
左のサイドフレーム19の前後中間部において、細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置されたフラットバー部材50が、前後方向に沿って配置されている。板材が断面アングル状に折り曲げられて構成された横フレーム部材55,57が、左右方向に沿ってフラットバー部材50の前部及び後部に連結されている。
板材が断面アングル状に折り曲げられて構成された横フレーム部材56が、左右方向に沿ってフラットバー部材50の前後中間部に連結され、フラットバー部材50から機体3の左右中央側(主フレーム18側)に出ている。細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置されたフラットバー状の連結部61が、フラットバー部材50の前部に連結されている。
板材が折り曲げられて構成されたブラケット60が、横フレーム部材55に下向きに連結されている。丸パイプ状の予備苗のせ台フレーム62が、ブラケット60に連結され、サイドフレーム19に対して外側を上側に延出されている。
図1及び図2に示すように、予備苗のせ台フレーム62におけるサイドフレーム19よりも上側の部分に、ブラケット62aが連結されており、予備苗のせ台63が、予備苗のせ台フレーム62のブラケット62aに支持可能である。
図5及び図7に示すように、左のサイドフレーム19の前部において、細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置されたフラットバー部材51が、前後方向に沿って配置されている。フラットバー部材51の前部同士が連結されており、フラットバー部材51の前部が連結部51aとなっている。
細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置されたフラットバー部材54が、左右方向に沿って配置されており、フラットバー部材51とフラットバー部材54とが連結されている。板材が折り曲げられて構成されたブラケット59が、フラットバー部材51の前部に下向きに連結されている。
左のサイドフレーム19の後部において、細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置されたフラットバー部材52が、上下方向に沿って配置されている。細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置されたフラットバー部材53が、前後方向に沿って配置されており、フラットバー部材52とフラットバー部材53とが連結されている。
フラットバー部材53の後部同士が連結されており、フラットバー部材53の後部が連結部53aとなっている。板材が断面アングル状に折り曲げられて構成された横フレーム部材58が、左右方向に沿ってフラットバー部材53に亘って連結されている。
以上の構成において、フラットバー部材50の後部と、フラットバー部材52の下部(前部)とが、着脱可能にボルト連結されている。これにより、左のサイドフレーム19の後部(フラットバー部材52,53及び横フレーム部材58)が、左のサイドフレーム19の後部よりも前側の部分に、着脱可能にボルト連結されている。
フラットバー部材50の前部及び連結部61の前部と、フラットバー部材51の後部とが、着脱可能にボルト連結されている。これにより、左のサイドフレーム19の前部(フラットバー部材51,54及びブラケット59)が、左のサイドフレーム19の前部よりも後側の部分に、着脱可能にボルト連結されている。
(右のサイドフレームの構成)
図5及び図7に示すように、右のサイドフレーム19は、一部を除いて左のサイドフレーム19と同じ構成であり、右及び左のサイドフレーム19は、平面視で略左右対称な形状に構成されている。
右のサイドフレーム19において、左のサイドフレーム19と異なる部分を、以下に説明する。
フラットバー部材50の前部が、連結部61ではなく、フラットバー部材54に連結されている。連結部61が、フラットバー部材51の後部に、着脱可能にボルト連結されている。
バッテリ65(図2参照)を支持可能なバッテリ支持台66(図2参照)が設けられており、バッテリ支持台66が取り付け可能な取付部64(第1取付部に相当)が、フラットバー部材51に連結されている。バッテリ支持台66は、右の予備苗のせ台フレーム62の下側のブラケット62a(第2取付部に相当)にも取り付け可能である。
以上の構成において、フラットバー部材50の後部と、フラットバー部材52の下部(前部)とが、着脱可能にボルト連結されている。これにより、右のサイドフレーム19の後部(フラットバー部材52,53及び横フレーム部材58)が、右のサイドフレーム19の後部よりも前側の部分に、着脱可能にボルト連結されている。
(サイドフレームと主フレームとの連結状態)
以下の説明のように、右のサイドフレーム19が、右の主フレーム18に対して右側に配置されて、右の主フレーム18に着脱可能にボルト連結される。左のサイドフレーム19が、左の主フレーム18に対して左側に配置されて、左の主フレーム18に着脱可能にボルト連結される。
図5〜図8に示すように、サイドフレーム19の横フレーム部材56の端部が、主フレーム18の連結部39に、着脱可能にボルト連結される(横フレーム部材56が、主フレーム18の前後中間部にボルト連結される状態に相当)。
サイドフレーム19の連結部61が、主フレーム18の連結ブラケット24に、着脱可能にボルト連結される(横フレーム部材56に対して前側に位置するフラットバー部材51,54が、主フレーム18の前部にボルト連結される状態に相当)。
サイドフレーム19(フラットバー部材53)の連結部53aが、主フレーム18の連結部29に、着脱可能にボルト連結される(横フレーム部材56に対して後側に位置するフラットバー部材53が、主フレーム18の後部にボルト連結される状態に相当)。
図2,4,5,6,8に示すように、主フレーム18の乗降フレーム34が、サイドフレーム19に対して下側を右及び左の外側に延出されており、サイドフレーム19の横フレーム部材57が、乗降フレーム34の連結部36に、着脱可能にボルト連結される(サイドフレーム19が乗降フレーム34にボルト連結される状態に相当)。
図2,3,6,8に示すように、サイドフレーム19が、エンジン21に対する横側の領域まで前側に延出されている。サイドフレーム19のブラケット59が、支持フレーム45に、着脱可能にボルト連結される(サイドフレーム19が支持フレーム45にボルト連結される状態に相当)。
サイドフレーム19のブラケット60が、前車軸ケース42の外側の端部に、着脱可能にボルト連結される(サイドフレーム19に連結されたブラケット60が、前車軸ケース42にボルト連結される状態に相当)。
フラットバー状の前フレーム67が設けられており、前フレーム67が、右のサイドフレーム19(フラットバー部材51)の連結部51aと、左のサイドフレーム19(フラットバー部材51)の連結部51aとに亘って、着脱可能にボルト連結されている。
前フレーム67は、エンジン21のクランクケースに対して前側を左右方向に沿って配置され、非作業姿勢の操作アーム43とエンジン21のクランクケースとの間に配置されており、操作アーム43が前フレーム67に対して前側に配置されている。
(右のサイドフレームと制御弁及び操作レバー等との関係)
図4及び図8に示すように、右のサイドフレーム19において、右のサイドフレーム19の後部(フラットバー部材52,53及び横フレーム部材58)が、制御弁32及び操作レバー33の近傍に位置している。
これにより、右のサイドフレーム19を右の主フレーム18にボルト連結する前に、制御弁32及び操作レバー33を、右の主フレーム18(支持板25)に取り付け、この後に、前述の(サイドフレームと主フレームとの連結状態)に記載のように、右のサイドフレーム19を、右の主フレーム18にボルト連結することができる。
又は、右のサイドフレーム19の後部(フラットバー部材52,53及び横フレーム部材58)よりも前側の部分を、右の主フレーム18にボルト連結した後に、制御弁32及び操作レバー33を右の主フレーム18(支持板25)に取り付け、この後に、右のサイドフレーム19の後部(フラットバー部材52,53及び横フレーム部材58)を、右の主フレーム18にボルト連結することができる。
前述のように、右のサイドフレーム19、制御弁32及び操作レバー33が取り付けられた後において、右のサイドフレーム19の後部(フラットバー部材52,53及び横フレーム部材58)を、右の主フレーム18から取り外すことができるのであり、制御弁32及び操作レバー33や、これらの付近のメンテナンス作業が容易に行える。
(左のサイドフレームとマフラー等との関係)
図2,3,8に示すように、左のサイドフレーム19において、左のサイドフレーム19の前部(フラットバー部材51,54及びブラケット59)が、マフラー48及び排気管49の近傍に位置している。
これにより、左のサイドフレーム19を左の主フレーム18にボルト連結する前に、マフラー48及び排気管49を取り付け、この後に、前述の(サイドフレームと主フレームとの連結状態)に記載のように、左のサイドフレーム19を、左の主フレーム18にボルト連結することができる。
又は、左のサイドフレーム19の前部(フラットバー部材51,54及びブラケット59)よりも後側の部分を、左の主フレーム18にボルト連結した後に、マフラー48及び排気管49を取り付け、この後に、左のサイドフレーム19の前部(フラットバー部材51,54及びブラケット59)を、左の主フレーム18にボルト連結することができる。
前述のように、左のサイドフレーム19、マフラー48及び排気管49が取り付けられた後において、左のサイドフレーム19の前部(フラットバー部材51,54及びブラケット59)を、左の主フレーム18から取り外すことができるのであり、マフラー48及び排気管49や、これらの付近のメンテナンス作業が容易に行える。
(運転部ステップの構成)
図9に示すように、運転部ステップ22は、ステップ前部68とステップ後部69の2分割構造であり、ステップ前部68及びステップ後部69は合成樹脂により構成されている。
ステップ前部68において、エンジン21等(図3参照)が入る開口部70、運転座席17に着座する作業者が前輪1を目視する為の開口部71、開口部71に斜めに配置されたフラットバー72、ステップ前部68の後部から後向きに出た凸部73が設けられている。
複数のフラットバー72が、所定の間隔を開けて開口部71に配置されている。滑り止めとしての多数の小さな凸部72aが、フラットバー72の上辺部に設けられており、フラットバー72の上辺部が凹凸形状となっている。
図4及び図9に示すように、ステップ後部69において、低部74と、低部74よりも高い位置の高部75とが設けられている。低部74の前部に凹部76が設けられ、支持板25が入る開口部77が高部75に設けられている。
図1〜図4に示すように、ステップ前部68が、右及び左の主フレーム18の前部と、右及び左のサイドフレーム19の前部とに載置されて支持される。
ステップ後部69の低部74が、右及び左の主フレーム18の後部と、右及び左のサイドフレーム19の前部とに載置されて支持される。ステップ後部69の高部75が、右及び左のサイドフレーム19の後部(フラットバー部材53及び横フレーム部材58)に載置されて支持される。
前述の状態において図9に示すように、ステップ前部68の凸部73が、ステップ後部69(低部74)の凹部76に入り込む状態となる。ステップ後部69の低部74において、足掛け部35に隣接する部分74aが、機体3の左右中央部に向けて少し入り込んでいる。
(バッテリ支持台に関する構成)
図2に示すように、バッテリ65を支持可能なバッテリ支持台66が設けられており、通常の作業状態では、バッテリ支持台66を、右のサイドフレーム19の取付部64にボルト連結しておく。これにより、バッテリ支持台66が、平面視及び正面視で、で右のサイドフレーム19及び運転部ステップ22(ステップ前部68)から外側に出る状態となる。
バッテリ65がバッテリ支持台66に支持されると、比較的重量のあるバッテリ65が機体3の左右中央部から右側に離れて配置された状態となる。この場合、機体3の前部の左右バランスを修正する為に、左のバランスウェイト46の重量が、右のバランスウェイト46の重量よりも重いものに設定されている。
乗用型田植機をトラックの荷台に載せて運搬するような場合、図2の二点鎖線に示すように、バッテリ支持台66を、右のサイドフレーム19の取付部64から取り外し、右の予備苗のせ台フレーム62の下側のブラケット62aの内側部にボルト連結する。
これにより、バッテリ支持台66が、平面視で右のサイドフレーム19及び運転部ステップ22(ステップ前部68)と重複するように、右のサイドフレーム19及び運転部ステップ22(ステップ前部68)に対して上側に支持されるのであり、バッテリ支持台66が右の予備苗のせ台フレーム62から外側に出ない状態となる。
(発明の実施の第1別形態)
横フレーム部材55,56,57,58の全てが、断面チャンネル状に折り曲げられて構成されてもよい。
横フレーム部材55,56,57,58の一部が、断面チャンネル状に構成され、残りの横フレーム部材55,56,57,58が、断面アングル状に構成されてもよい。
主フレーム18が、断面チャンネル状ではなく、角パイプ状に構成されてもよい。
(発明の実施の第2別形態)
右のサイドフレーム19の後部(フラットバー部材52,53及び横フレーム部材58)右のサイドフレーム19の後部が着脱可能にボルト連結される構成に加えて、右のサイドフレーム19の前部(フラットバー部材51,54及びブラケット59)も着脱可能にボルト連結されてもよい。
(発明の実施の第3別形態)
右及び左のサイドフレーム19において、右のサイドフレーム19の後部だけが着脱可能にボルト連結されてもよく、左のサイドフレーム19の後部だけが着脱可能にボルト連結されてもよい。
右及び左のサイドフレーム19において、左のサイドフレーム19の前部だけが着脱可能にボルト連結されてもよく、右のサイドフレーム19の前部だけが着脱可能にボルト連結されてもよい。
(発明の実施の第4別形態)
エンジン21が運転座席17の下側に配置されるように構成されてもよい。
この構成によると、右及び左のサイドフレーム19の前端部が、平面視で操縦ハンドル44の付近の位置となるように、右及び左のサイドフレーム19を短いものに構成すればよい。
(発明の実施の第5別形態)
取付部64を左のサイドフレーム19に設け、左の予備苗のせ台フレーム62のブラケット62aを第2取付部としてもよい。
この場合、機体3の前部の左右バランスを修正する為に、右のバランスウェイト46の重量が、左のバランスウェイト46の重量よりも重いものに設定されてもよい。
本発明は、乗用型田植機ばかりではなく、機体3の後部に播種装置(図示せず)(作業装置に相当)が支持された乗用型直播機や、機体3の前部や後部に薬剤散布装置(図示せず)(作業装置に相当)が支持された乗用型管理機にも適用できる。
1 前輪
3 機体
17 運転座席
18 主フレーム
19 サイドフレーム
20 ミッションケース
21 エンジン
22 運転部ステップ
34 乗降フレーム
35 足掛け部
38 エンジンフレーム
42 前車軸ケース
43 操作アーム
45 支持フレーム
46 バランスウェイト
50 フラットバー部材
51 フラットバー部材
52 フラットバー部材
53 フラットバー部材
54 フラットバー部材
56 横フレーム部材
60 ブラケット
62 予備苗のせ台フレーム
62a ブラケット(第2取付部)
63 予備苗のせ台
64 取付部(第1取付部)
65 バッテリ
66 バッテリ支持台
67 前フレーム

Claims (14)

  1. 運転座席を後部に支持して、前後方向に沿って機体の左右中央部に配置された主フレームと、
    細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置された複数のフラットバー部材が設けられ、前記主フレームに対して右側に配置された右のサイドフレームと、
    細長い平板状で板厚方向が水平方向に沿うように縦向きに配置された複数のフラットバー部材が設けられ、前記主フレームに対して左側に配置された左のサイドフレームとが備えられ、
    作業者が搭乗する運転部ステップが、前記主フレームと前記サイドフレームとに載置されて支持されている水田作業機。
  2. 前後方向に沿って配置された前記フラットバー部材と、左右方向に沿って配置された前記フラットバー部材とが、前記サイドフレームに設けられ、
    前後方向に沿って配置された前記フラットバー部材と、左右方向に沿って配置された前記フラットバー部材とが連結されている請求項1に記載の水田作業機。
  3. 前記右のサイドフレームが前記主フレームにボルト連結され、前記左のサイドフレームが前記主フレームにボルト連結されている請求項1又は2に記載の水田作業機。
  4. 前記右及び左のサイドフレームの少なくとも一方において、前記サイドフレームの後部が、前記サイドフレームの後部よりも前側の部分にボルト連結されている請求項3に記載の水田作業機。
  5. 断面アングル状又は断面チャンネル状に折り曲げられて構成された横フレーム部材が、前記サイドフレームの前後中間部に左右方向に沿って設けられ、
    前記サイドフレームにおいて、
    前記横フレーム部材が、前記主フレームの前後中間部にボルト連結され、
    前記横フレーム部材に対して前側に位置する前記フラットバー部材が、前記主フレームの前部にボルト連結され、
    前記横フレーム部材に対して後側に位置する前記フラットバー部材が、前記主フレームの後部にボルト連結されている請求項3又は4に記載の水田作業機。
  6. 前記主フレームに連結され、前記サイドフレームに対して下側を右及び左の外側に延出された乗降フレームと、
    前記乗降フレームの右部及び左部に支持された作業者の乗降用の足掛け部とが備えられ、
    前記サイドフレームが前記乗降フレームにボルト連結されている請求項3〜5のうちのいずれか一項に記載の水田作業機。
  7. 前記主フレームの前部に連結されたミッションケースと、前記ミッションケースに連結されて前側に延出されたエンジンフレームと、前記エンジンフレームに支持されたエンジンと、前記エンジンフレームに連結された支持フレームとが備えられ、
    前記サイドフレームが、前記エンジンに対する横側の領域まで前側に延出され、前記支持フレームにボルト連結されている請求項3〜6のうちのいずれか一項に記載の水田作業機。
  8. 前記右及び左のサイドフレームの少なくとも一方において、前記サイドフレームの前部が、前記サイドフレームの前部よりも後側の部分にボルト連結されている請求項7に記載の水田作業機。
  9. 前記エンジンに対して前側を左右方向に沿って配置され、前記右及び左のサイドフレームに亘ってボルト連結された前フレームが備えられている請求項7又は8に記載の水田作業機。
  10. 前記エンジンフレームから起立した非作業姿勢、及び前記エンジンフレームから前側に延出された作業姿勢に亘って姿勢変更可能に、前記エンジンフレームに支持された操作アームが備えられ、
    前記操作アームが、前記前フレームに対して前側に配置されている請求項9に記載の水田作業機。
  11. 前記操作アームに対して右側に位置するように、前記支持フレームに連結された右のバランスウェイトと、
    前記操作アームに対して左側に位置するように、前記支持フレームに連結された左のバランスウェイトとが備えられている請求項10に記載の水田作業機。
  12. 前記ミッションケースに連結され、前記サイドフレームに対して下側を右及び左の外側に延出されて、前輪を支持する右及び左の前車軸ケースが備えられ、
    前記サイドフレームに連結されたブラケットが、前記前車軸ケースにボルト連結されている請求項7〜11のうちのいずれか一項に記載の水田作業機。
  13. 予備苗のせ台を支持可能な予備苗のせ台フレームが備えられ、
    前記予備苗のせ台フレームが、前記ブラケットに連結され、前記サイドフレームに対して外側を上側に延出されている請求項12に記載の水田作業機。
  14. バッテリを支持可能なバッテリ支持台が備えられ、
    前記バッテリ支持台が平面視で前記サイドフレームから外側に出るように、前記バッテリ支持台を取り付け可能な第1取付部が、前記サイドフレームに設けられ、
    前記バッテリ支持台が平面視で前記サイドフレームと重複するように、前記バッテリ支持台を取り付け可能な第2取付部が、前記予備苗のせ台フレームにおける前記サイドフレームよりも上側の部分に設けられている請求項13に記載の水田作業機。
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