JP7072480B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
右及び左の支持リンク(特許文献1の図3の29)が、支持フレームの下部に上下に揺動可能に支持されて後側に延出されており、支持リンクの後部に後車軸ケースが連結されている。
これにより、機体フレームの横向き部及び縦向き部により囲まれた領域に、支持リンクを入り込ませて配置することができるので、機体フレーム(横向き部及び縦向き部)と支持リンクとをコンパクトに配置することができる。
これにより、受け部材が、支持リンクと後車軸ケースとの連結強度を向上させる部材、及び、サスペンションバネの支持部材に兼用されることになって、構造の簡素化の面で有利なものとなる。
本発明によると、後車軸ケースが空間に入り込むことにより、支持リンクの上下の揺動により後車軸ケースが昇降した際に、後車軸ケースは機体フレーム等に干渉することなく無理なく昇降することができる。
図1に示すように、乗用型田植機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体3の後部に、リンク機構4及びリンク機構4を昇降操作する油圧シリンダ5が備えられて、リンク機構4の後部に、4条植型式の苗植付装置6が支持されている。
機体3の後部及び苗植付装置6に亘って、田面に肥料を供給する施肥装置7が設けられており、苗植付装置6の前部の下部に、田面を整地する整地装置8が支持されている。
図1に示すように、苗植付装置6に、左右方向に間隔を開けて配置された2個の植付伝動ケース9、植付伝動ケース9の後部の右部及び左部に支持された回転ケース10、回転ケース10の両端部に支持された植付アーム11、フロート12、苗のせ台13等が設けられている。
図1に示すように、施肥装置7に、ホッパー15、繰り出し部16、ブロア17、作溝器18及びホース19等が設けられている。
図1に示すように、苗植付装置6の前部の下部に、田面を整地する整地装置8が支持されている。
苗植付装置6に伝達された動力が、植付伝動ケース9の内部の伝動軸(図示せず)、及び支持ケース40の内部の伝動チェーン(図示せず)を介して、駆動軸に伝達される。
図1及び図2に示すように、右及び左の機体フレーム14が、機体3の前後方向に沿って配置されており、機体フレーム14の前部に連結フレーム27が連結され、連結フレーム27にミッションケース21が連結されている。ミッションケース21の前部に支持フレーム22が連結されており、支持フレーム22にエンジン23が支持されている。
図2及び図6に示すように、機体フレーム14は、板材を折り曲げて構成されている。
機体フレーム14において、上下方向及び前後方向に沿った横側部31が設けられ、上側部32が、横側部31の上部から機体左右中央側に延出されて、左右方向及び前後方向に沿っている。
図2及び図6に示すように、機体フレーム14の下部において、下側部33と横向き部35及び縦向き部36との間に、ブラケット47が連結されている。図6,7,8に示すように、ブラケット47は、板材を折り曲げて構成されており、横部分47a、前部分47b及び上部分47cが設けられている。
図2,3,4,6に示すように、後車軸ケース25を支持す右及び左の支持リンク48が備えられている。支持リンク48に、アーム部49、側部50、連結部51、補強部52及び支点部53が設けられており、右及び左の支持リンク48は、左右対称の形状である。
図2,3,6に示すように、機体フレーム14において、支持リンク48の支点部53が、縦向き部36とブラケット47の横部分47aとの間に配置されている。
図2,3,5,6に示すように、左の機体フレーム14の後部にブラケット56が連結されており、右の機体フレーム14の後部とブラケット56とに亘って、フレーム60が連結されている。
図2,3,4に示すように、後車軸ケース25の右部及び左部のフランジ部25cが、右及び左の支持リンク48の後部の機体外側に位置しており、後車軸ケース25のフランジ部25cの前部に、ブラケット61(受け部材に相当)が連結されて前側に延出されている。
図3及び図9に示すように、機体フレーム14及び支持リンク48において、支持リンク48(アーム部49及び側部50)が、平面視(背面視)で縦向き部36の機体外側に配置されている。支持リンク48(アーム部49及び側部50)が、平面視で横向き部35と重複するように、横向き部35の下側に配置されている。
図2及び図5に示すように、ミッションケース21から延出された伝動軸67が、平面視で右及び左の機体フレーム14の間に配置されて、後側に延出されている。伝動軸67は、背面視で油圧シリンダ5と右の機体フレーム14の間を通り、フレーム37とフレーム38との間、及び、後車軸ケース25の上側を通って後側に延出されている。
支持リンク48(後車軸ケース25)が上限位置に位置した状態で、支持リンク48(アーム部49及び側部50)と、縦向き部36(機体フレーム14)とが、側面視で重複し、支持リンク48(後車軸ケース25)が下限位置に位置した状態で、支持リンク48(アーム部49及び側部50)と、縦向き部36(機体フレーム14)とが、側面視で重複しないように構成してもよい。
支持リンク48(後車軸ケース25)が上限位置及び下限位置に位置した状態で、支持リンク48(アーム部49及び側部50)と、縦向き部36(機体フレーム14)とが、側面視で重複する場合、支持リンク48(アーム部49及び側部50)の下辺部が、縦向き部36(機体フレーム14)の下端部よりも、側面視で上側に位置するように構成してもよい。
機体フレーム14に対して、支持リンク48(後車軸ケース25)が上昇して、サスペンションバネ65が圧縮された場合、支持リンク48(アーム部49及び側部50)の上辺部が、横向き部35(機体フレーム14)に当たるように構成して、この位置を、支持リンク48(後車軸ケース25)の上限位置としてもよい。
機体フレーム14の下部において、横向き部35が機体外側に延出され、縦向き部36が横向き部35の機体外側の端部から下側に延出されるように構成してもよい。
前述の(発明の実施の第4別形態)において、サスペンションバネ65、ブラケット61及び支持軸62、支持部材63を、支持リンク48の後部(機体フレーム14)に対して、機体左右中央側に配置してもよい。
右のアッパーリンク(図示せず)及びロアリンク(図示せず)と、左のアッパーリンク(図示せず)及びロアリンク(図示せず)と、ラテラルリンク57とが設けられた5リンク型式のサスペンション機構により、後車軸ケース25を支持してもよい。
この構成において、右及び左のアッパーリンク(支持リンクに相当)に、前述の(発明を実施するための形態)(発明の実施の第1別形態)~(発明の実施の第5別形態)の構成を適用すればよい。
14 機体フレーム
25 後車軸ケース
35 横向き部
36 縦向き部
46 空間
48 支持リンク
57 ラテラルリンク
61 ブラケット(受け部材)
62 支持軸(受け部材)
65 サスペンションバネ
Claims (7)
- 前後方向に沿って配置された右及び左の機体フレームと、後輪を支持する後車軸ケースと、
前記機体フレームに上下に揺動可能に支持されて後側に延出され、前記後車軸ケースが後部に連結された右及び左の支持リンクと、
前記機体フレームと前記後車軸ケースとに亘って接続されて、前記後車軸ケースの左右方向の位置を決めるラテラルリンクと、
前記後車軸ケースを支持する右及び左のサスペンションバネとが備えられて、
前記機体フレームの下部に、左右方向及び前後方向に沿った横向き部と、前記横向き部の左右方向の一方の端部から下側に延出されて上下方向及び前後方向に沿った縦向き部とが設けられて、
少なくとも前記支持リンクが上限位置に位置する状態で、前記支持リンクと前記縦向き部とが側面視で重複する作業機。 - 前記横向き部が、前記機体フレームの下部から機体左右中央側に延出されて、前記縦向き部が、前記横向き部の機体左右中央側の端部から下側に延出され、
前記支持リンクが前記縦向き部の機体外側に配置されている請求項1に記載の作業機。 - 前記サスペンションバネが、平面視で前記後車軸ケースの前側、且つ、前記支持リンクの機体外側に配置されている請求項2に記載の作業機。
- 前記支持リンクと前記後車軸ケースとに亘って連結された受け部材が備えられ、
前記サスペンションバネの下部が前記受け部材に接続されて、前記サスペンションバネにより前記後車軸ケースが支持されている請求項3に記載の作業機。 - 前記ラテラルリンクが、前記後車軸ケースの後側に配置されている請求項3又は4に記載の作業機。
- 前記支持リンクが、平面視で前記横向き部と重複するように前記横向き部の下側に配置されている請求項1~5のうちのいずれか一項に記載の作業機。
- 前記機体フレームの下部よりも上側に入り込むように形成されて、前記後車軸ケースが入り込む空間が、前記後車軸ケースの上側に備えられている請求項1~6のうちのいずれか一項に記載の作業機。
Priority Applications (1)
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JP2018187578A JP7072480B2 (ja) | 2018-10-02 | 2018-10-02 | 作業機 |
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ID=70106159
Family Applications (1)
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Citations (3)
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