JP2020184919A - 作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業車において、エンジンの振動や走行時の前輪及び後輪からの振動が、フロアフレーム及びフロアに伝達され難くする。【解決手段】前輪及び後輪により支持されて前後方向に沿って配置された機体フレーム3と、機体フレーム3から上側に所定間隔を隔てた位置に左右方向に沿って配置されフロアフレーム58,59とが備えられる。機体フレーム3とフロアフレーム58,59とに亘って連結されて、フロアフレーム58,59を機体フレーム3に支持させる支持部材61,62,63が備えられる。エンジンが機体フレーム3に支持され、作業者が搭乗するフロアがフロアフレーム58,59に支持される。【選択図】図4

Description

本発明は、乗用型田植機や乗用型直播機、トラクタ等の作業車において、作業者が搭乗するフロアの支持構造に関する。
作業車の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているような構成が設けられたものがある。
特許文献1では、前後方向に沿って配置された機体フレームに、前輪及び後輪が支持され、エンジンが支持されている。フロアフレームが、左右方向に沿って配置されて、機体フレームに直接に連結されており、フロアがフロアフレームに支持されている。
特開2016−77200号公報
特許文献1では、フロアフレームが機体フレームに直接に連結されているので、エンジンの振動や走行時の前輪及び後輪からの振動が、機体フレームに伝達され、機体フレームからフロアフレーム及びフロアに伝達され易い。これにより、フロアの振動を低減するという面で改善の余地がある。
本発明は、作業車において、エンジンの振動や走行時の前輪及び後輪からの振動が、フロアフレーム及びフロアに伝達され難くすることを目的としている。
本発明の作業車は、前輪及び後輪により支持されて、前後方向に沿って配置された機体フレームと、前記機体フレームから上側に所定間隔を隔てた位置に、左右方向に沿って配置されたフロアフレームと、前記機体フレームと前記フロアフレームとに亘って連結されて、前記フロアフレームを前記機体フレームに支持させる支持部材とが備えられて、エンジンが前記機体フレームに支持され、作業者が搭乗するフロアが前記フロアフレームに支持されている。
本発明によると、前後方向に沿って配置された機体フレームと、左右方向に沿って配置されたフロアフレームとにおいて、フロアフレームが、機体フレームから上側に所定間隔を隔てた位置に配置されており、支持部材が機体フレームとフロアフレームとに亘って連結されて、フロアフレームが機体フレームに支持されている。
本発明によると、エンジンの振動や走行時の前輪及び後輪からの振動は、機体フレームに伝達されて、機体フレームから直接にフロアフレームに伝達されるのではなく、機体フレームから支持部材を介してフロアフレームに伝達される。フロアフレームは、支持部材の狭い範囲で機体フレームに連結されている。
これにより、エンジンの振動や走行時の前輪及び後輪からの振動が、機体フレームからフロアフレームに伝達される際に、支持部材において減衰されることが期待できる点、支持部材という狭い範囲でフロアフレームに伝達される点により、エンジンの振動や走行時の前輪及び後輪からの振動が、フロアフレーム及びフロアに伝達され難くなるのであり、フロアに搭乗する作業者にとっての快適性が向上する。
本発明において、前記フロアが、合成樹脂により形成されていると好適である。
作業車において、機体フレーム及びフロアフレームは金属製であることが多い。
本発明によると、金属製のフロアフレームと合成樹脂製のフロアとの材質の違いによって、振動がフロアフレームからフロアに伝達し難くなることが期待できて、搭乗する作業者にとっての快適性が向上する。
本発明において、前記機体フレームが、平面視で、前記フロアフレームの右端部に対して前記フロアフレームの左右中央側に配置され、且つ、前記フロアフレームの左端部に対して前記フロアフレームの左右中央側に配置されていると好適である。
本発明によると、機体フレームとフロアフレームとが、平面視で交差するように配置されるので、支持部材が、機体フレームとフロアフレームとに亘って無理なく連結されるようになる。
本発明において、複数の前記支持部材が、前後方向に沿って所定間隔を隔てて配置されていると好適である。
本発明によると、前後方向に沿って所定間隔を隔てて配置された複数の支持部材によって、フロアフレーム及びフロアが安定して支持される。
本発明において、左右方向に所定間隔を隔てて配置された右及び左の前記機体フレームと、前後方向に沿って所定間隔を隔てて配置された複数の前記フロアフレームとが備えられ、前記エンジンが、前記機体フレームの前部に支持されて、最も前の前記フロアフレームと、右又は左の前記機体フレームの一方とに亘ってのみ、前記支持部材が連結され、最も前の前記フロアフレームに対して後側に配置された前記フロアフレームと、右及び左の前記機体フレームの両方に亘って、前記支持部材が連結されていると好適である。
作業車では、左右方向に所定間隔を隔てて配置された右及び左の機体フレームが設けられて、エンジンが機体フレームの前部に支持され、前後方向に沿って所定間隔を隔てて配置された複数のフロアフレームが設けられたものが多くある。この場合、エンジンの振動が、機体フレームの前部に伝達され易い。
本発明によると、複数のフロアフレームのうち、エンジンに近い最も前のフロアフレームにおいて、この前のフロアフレームと右又は左の機体フレームの一方とに亘ってのみ、支持部材が連結されており、この前のフロアフレームと右又は左の機体フレームの他方とに亘って、支持部材は連結されていない。
これにより、エンジンの振動が機体フレームの前部に伝達されても、最も前のフロアフレームと機体フレームとに亘って連結される支持部材が少ないことにより、エンジンの振動が機体フレームの前部からフロアフレーム及びフロアに伝達され難いのであり、フロアに搭乗する作業者にとっての快適性が向上する。
本発明によると、複数のフロアフレームのうち、最も前のフロアフレームに対して後側に配置されたフロアフレームは、右及び左の機体フレームの両方に亘って支持部材が連結されており、フロアフレーム及びフロアが安定して支持される。
本発明において、前記機体フレームの前部に連結されたミッションケースと、前記ミッションケースに連結されて前側に延出されて、前記エンジンを支持する支持フレームと、前記ミッションケースの右部又は左部に連結された変速装置と、前記エンジンと前記変速装置とに亘って設けられて、前記エンジンの動力を前記変速装置に伝達する伝動機構とが備えられて、最も前の前記フロアフレームと、前記変速装置側である右又は左の前記機体フレームとに亘ってのみ、前記支持部材が連結されていると好適である。
作業車では、エンジンが機体フレームの前部に支持される場合、ミッションケースが機体フレームの前部に連結され、支持フレームがミッションケースに連結され前側に延出されて、エンジンが支持フレームに支持されることにより、エンジンが、機体フレームの前部にミッションケース及び支持フレームを介して支持されることがある。
前述の構成において、変速装置が、ミッションケースの右部又は左部に連結され、エンジンの動力を変速装置に伝達する伝動機構が、エンジンと変速装置とに亘って設けられることがあるので、フロアにおける変速装置の付近の部分は、フロアと伝動機構との接触を避ける必要がある。
本発明によると、支持部材が、最も前のフロアフレームと右又は左の機体フレームの一方とに亘ってのみ連結される場合、支持部材が、最も前のフロアフレームと変速装置側である右又は左の機体フレームとに亘って連結されるので、フロアにおける変速装置の付近の部分が安定して支持されるようになり、フロアと伝動機構との接触が無理なく避けられるようになる。
本発明において、平面視で、前記機体フレームと前記フロアフレームとが交差する部分において、前記支持部材が、上下方向に沿って配置されて、前記機体フレームと前記フロアフレームとに亘って連結されていると好適である。
本発明によると、機体フレームとフロアフレームとが交差する部分を有効に利用することによって、短い長さの支持部材でも、機体フレームとフロアフレームとに亘って、支持部材が無理なく連結されるようになるので、構造の簡素化の面で有利である。
乗用型田植機の左側面図である。 乗用型田植機の平面図である。 前フロア及びフロア、後部カバーの分解斜視図である。 前フロア及びフロア、後部カバーを支持する機体フレーム及びフロアフレーム等の斜視図である。 前フロア及びフロア、後部カバーを支持する機体フレーム及びフロアフレーム等の左側面図である。 フロアフレームの斜視図である。
図1〜図6に、作業車の一例である乗用型田植機が示されており、Fは「前方向」を示し、Bは「後方向」を示し、Uは「上方向」を示し、Dは「下方向」を示している。Rは「右方向」を示し、Lは「左方向」を示している。
(乗用型田植機の全体構成)
図1及び図2に示すように、乗用型田植機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2により支持された機体フレーム3の後部に、リンク機構4及びリンク機構4を昇降操作する油圧シリンダ5が設けられて、リンク機構4の後部に、4条植型式の苗植付装置6が支持されている。
機体フレーム3の後部及び苗植付装置6に亘って、田面に肥料を供給する施肥装置7が設けられており、苗植付装置6の前部の下部に、田面を整地する整地装置8が支持されている。
(苗植付装置の構成)
図1及び図2に示すように、苗植付装置6において、左右方向に間隔を隔てて配置された2個の植付伝動ケース9、植付伝動ケース9の後部の右部及び左部に支持された回転ケース10、回転ケース10の両端部に支持された植付アーム11、フロート12、苗のせ台13等が設けられている。
苗植付装置6に動力が伝達されると、苗のせ台13が左右方向に送り駆動され、回転ケース10が回転駆動されて、植付アーム11が苗のせ台13の下部から苗を取り出して田面に植え付ける。
(施肥装置の構成)
図1及び図2に示すように、施肥装置7に、ホッパー15、繰り出し部16、ブロア17、作溝器18及びホース19等が設けられている。
運転座席20の後側に、肥料を貯留するホッパー15及び繰り出し部16が支持されており、繰り出し部16の左の横外側にブロア17が設けられている。フロート12に作溝器18が連結されて、4個の作溝器18が設けられており、繰り出し部16と作溝器18とに亘って4本のホース19が接続されている。
ホッパー15の肥料が繰り出し部16により繰り出され、ブロア17の搬送風によりホース19を通って作溝器18に供給されるのであり、作溝器18により田面に溝が形成されながら、作溝器18から田面の溝に肥料が供給される。
(整地装置の構成)
図1に示すように、苗植付装置6の前部の下部に、田面を整地する整地装置8が支持されている。
右及び左の植付伝動ケース9の横外側部に、右及左の支持ケース29が支持されて前側に延出されている。右及び左の支持ケース29の前部に亘って、駆動軸(図示せず)が左右方向に沿って支持され、多数の整地体30が駆動軸に取り付けられている。
苗植付装置6に伝達された動力が、植付伝動ケース9の内部の伝動軸(図示せず)、及び支持ケース29の内部の伝動チェーン(図示せず)を介して、駆動軸に伝達される。
前述の(苗植付装置の構成)に記載のように、苗植付装置6に動力が伝達されると、苗植付装置6から整地装置8に動力が伝達されて、駆動軸及び整地体30が図1の反時計方向に回転駆動され、整地体30により田面の整地が行われる。
(機体フレームに関する構成)
図1,4,5に示すように、板材が折り曲げられて形成された右及び左の機体フレーム3が、左右方向に所定間隔を隔てて配置されて、前後方向に沿って配置されている。
チャンネル状のフレーム33が、右及び左の機体フレーム3の後部に亘って連結されている。板材で形成された右及び左の支持板34、機体フレーム3の後部に連結されて上側に延出されており、運転座席20を支持する右及び左の座席フレーム35が、支持板34に連結されている。
連結フレーム27が、機体フレーム3の前部に連結されている。ミッションケース21が、連結フレーム27に連結されており、ミッションケース21が、連結フレーム27を介して機体フレーム3の前部に連結されている。
図1に示すように、右及び左の前車軸ケース24が、ミッションケース21の右部及び左部に連結されており、右及び左の前輪1が、前車軸ケース24に操向可能に支持されている。操縦ハンドル14により、前輪1が操向操作される。
右及び左の支持リンク31が、右及び左の機体フレーム3の左右方向の軸芯P1周りに上下に揺動可能に支持されて、後側に延出されている。後車軸ケース25が、右及び左の支持リンク31の後部に連結されており、右及び左の後輪2が、後車軸ケース25に後輪2が支持されている。
右及び左のサスペンションバネ32が、機体フレーム3の後部に連結されたバネ受け部28と後車軸ケース25とに亘って接続されている。後車軸ケース25の左右方向の位置を決めるラテラルリンク(図示せず)が、機体フレーム3と後車軸ケース25とに亘って上下に揺動可能に接続されている。
以上の構成によって、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2により、機体フレーム3が支持されている。
(エンジンの支持フレームに関する構成)
図1,4,5に示すように、板材がチャンネル状に折り曲げられて形成された支持フレーム22が、ミッションケース21の前部に連結されて前側に延出されており、支持フレーム23が、支持フレーム22の前部に左右方向に沿って連結されている。
エンジン26が、防振ゴム(図示せず)を介して支持フレーム22,23に支持されており、エンジン26が、ミッションケース21及び支持フレーム22,23を介して、機体フレーム3の前部に横置き状態で支持されている。ボンネット44によって、エンジン26が覆われている。
丸パイプ状のフレーム40が、支持フレーム22に左右方向に沿って連結されており、右及び左の支持ブラケット41が、フレーム40の右端部及び左端部に連結されている。右及び左の予備苗のせ台フレーム42が、支持ブラケット41に取り付けられて上側に延出されており、予備苗のせ台43が予備苗のせ台フレーム42に取り付けられている。
(エンジンから前輪及び後輪、苗植付装置への伝動系)
図1に示すように、静油圧型式の無段変速装置36(変速装置に相当)が、ミッションケース21の左部に連結されている。
エンジン26の左部に設けられた出力プーリー26aと、無段変速装置36の左部に設けられた入力プーリー36aとに亘って、伝動ベルト37(伝動機構に相当)が取り付けられている。エンジン26の動力が、エンジン26の出力プーリー26a、伝動ベルト37及び無段変速装置36の入力プーリー36aを介して、無段変速装置36に伝達されている。
無段変速装置36は、中立位置から前進側及び後進側に無段階に変速可能に構成されている。変速レバー38が、操縦ハンドル14の左側に設けられており、変速レバー38により無段変速装置36が、中立位置、前進側及び後進側に操作される。
無段変速装置36の動力は、ミッションケース21の内部の副変速装置(図示せず)、前輪デフ装置(図示せず)及び前車軸ケース24の内部の伝動軸(図示せず)を介して、前輪1に伝達される。
ミッションケース21において、副変速装置の動力が、伝動軸(図示せず)を介して後車軸ケース25に伝達され、後車軸ケース25の内部の伝動軸(図示せず)を介して後輪2に伝達される。
無段変速装置36と副変速装置との間から分岐した動力が、ミッションケース21の内部の株間変速装置(図示せず)及び植付クラッチ(図示せず)から伝動軸39を介して、苗植付装置6に伝達される。
(前フロア、フロア及び後部カバーに関する構成)
図1,2,3に示すように、作業者が搭乗する前フロア45及びフロア46、後部カバー47が設けられている。
前フロア45において、ボンネット44に対して右側に位置する右部分45a、及びボンネット44に対して左側に位置する左部分45b、右部分45aと左部分45bとに亘って接続された接続部分45cが設けられている。前フロア45の右部分45a及び左部分45b、接続部分45cが、合成樹脂により一体的に形成されている。
フロア46は、前後方向で、運転座席20の前部の直下の位置とボンネット44の後部とに亘って配置され、左右方向で乗用型田植機の全幅に亘って配置されており、合成樹脂により一体的に形成されている。
後部カバー47は、運転座席20に対して下側に配置されて、座席フレーム35(図4及び図5参照)が通る開口部47aが開口されており、合成樹脂により一体的に形成されている。施肥装置7のホッパー15及び繰り出し部16が、後部カバー47に対して上側に配置されている。
(フロア及び後部カバーの支持において、前後方向に沿って配置されたフロアフレームに関する構成)
図4及び図5に示すように、丸パイプ状の足掛けフレーム48が、右及び左の機体フレーム3に連結されて左右方向に延出されており、乗降用の足掛け部49(図1及び図2参照)が、足掛けフレーム48の右端部及び左端部に連結されている。
角パイプ状のフレーム50が、右及び左の支持板34の後部の上端部に連結されて左右方向に延出されており、施肥装置7のホッパー15及び繰り出し部16が、フレーム50に支持されて、後部カバー47に対して上側に配置されている(図1参照)。
丸パイプ状の右のフロアフレーム51が、フレーム50の右端部に連結されて、右側に延出され、前側に延出され、下側に延出されている。右のフロアフレーム51が、足掛けフレーム48の右部から上側に所定間隔を隔てた位置を、前後方向に沿って配置されている。
丸パイプ状の左のフロアフレーム51が、フレーム50の左端部に連結されて、左側に延出され、前側に延出され、下側に延出されている。左のフロアフレーム51が、足掛けフレーム48の左部から上側に所定間隔を隔てた位置を、前後方向に沿って配置されている。
細長い平板状の右及び左のフレーム52が、右及び左のフロアフレーム51におけるフレーム50との連結部分の付近に連結されており、前側に延出され、下側に延出されている。
アングル状の右のフロアフレーム53が、右のフレーム52の下部に連結されて、足掛けフレーム48から上側に所定間隔を隔てた位置を前後方向に沿って配置されている。
アングル状の左のフロアフレーム53が、左のフレーム52の下部に連結されて、足掛けフレーム48から上側に所定間隔を隔てた位置を前後方向に沿って配置されている。
正面視で三角形状の右の支持板54が、足掛けフレーム48の右部と、右のフロアフレーム51,53とに亘って連結されている。細長い平板状のフレーム55が、右のフロアフレーム51,53に亘って連結されている。
正面視で三角形状の左の支持板54が、足掛けフレーム48の左部と、左のフロアフレーム51,53とに亘って連結されている。細長い平板状のフレーム55が、左のフロアフレーム51,53に亘って連結されている。
アングル状の右のブラケット56が、右のフロアフレーム51,53の前端部に亘って連結されている。右のブラケット57が、右のブラケット56の左端部に連結されて下向きに延出されており、右のブラケット57が右の前車軸ケース24(図1参照)に連結されている。
アングル状の左のブラケット56が、左のフロアフレーム51,53の前端部に亘って連結されている。左のブラケット57が、左のブラケット56の右端部に連結されて下向きに延出されており、左のブラケット57が左の前車軸ケース24(図1参照)に連結されている。
以上の構成によって、後部カバー47が、右及び左の支持板34、フレーム50、右及び左のフロアフレーム51,53、右及び左のフレーム52に載置されて、支持されている。
(フロア及び後部カバーの支持において、左右方向に沿って配置されたフロアフレームに関する構成)
図6に示すように、アングル状の前のフロアフレーム58と、アングル状の後のフロアフレーム59とが設けられている。
アングル状の右のフロアフレーム60が、フロアフレーム58の右端部とフロアフレーム59とに亘って、斜め方向に沿って連結されている。アングル状の左のフロアフレーム60が、フロアフレーム58の左端部とフロアフレーム59とに亘って、斜め方向に沿って連結されている。
細長い平板状の支持部材61が、フロアフレーム58の左右中央部から少し左側の部分に連結されて、下向きに延出されている。
細長い平板状の支持部材62が、フロアフレーム59における左のフロアフレーム60の連結部分の近傍に連結されて、下向きに延出されている。
細長い平板状の支持部材63が、フロアフレーム59における右のフロアフレーム60の連結部分の近傍に連結されて、下向きに延出されている。
フロアフレーム58,59,60及び支持部材61,62,63は、前述のように互いに連結されて、一つのユニット状に構成されている。
図4,5,6に示すように、フロアフレーム59の右端部が右のフロアフレーム53に連結され、フロアフレーム59の左端部が左のフロアフレーム53に連結されている。右のフロアフレーム60の前端部が右のフロアフレーム53に連結され、左のフロアフレーム60の前端部が左のフロアフレーム53に連結されている。
支持部材61,62が左の機体フレーム3に連結され、支持部材63が右の機体フレーム3に連結されている。
以上の構成によって、フロア46が、右及び左のフロアフレーム51,53、前及び後のフロアフレーム58,59、右及び左のフロアフレーム60、右及び左の支持板54、右及び左のブラケット56に載置されて、支持されている。
(機体フレームとフロアフレームとの関係)
図4及び図5に示すように、前後方向に沿って所定間隔を隔てて配置された前及び後のフロアフレーム58,59(複数のフロアフレーム58,59)が、右及び左の機体フレーム3から上側に所定間隔を隔てた位置に、左右方向に沿って配置されている。
右及び左の機体フレーム3が、平面視で、フロアフレーム58,59の右端部に対してフロアフレーム58,59の左右中央側に配置され、且つ、フロアフレーム58,59の左端部に対してフロアフレーム58,59の左右中央側に配置されている。
平面視で、右及び左の機体フレーム3とフロアフレーム58,59とが交差する部分において、支持部材61,62,63が、上下方向に沿って配置されて、右及び左の機体フレーム3とフロアフレーム58,59とに亘って連結されている。
フロアフレーム58,59,60と、フロアフレーム51,53とが同じ高さに配置されている。フロアフレーム51,53,58,59,60が、側面視で、右及び左の機体フレーム3から上側に所定間隔を隔てた位置に、支持部材61,62,63及び支持板54、ブラケット57によって支持されている。
フロアフレーム58,59のうちの最も前のフロアフレーム58と、無段変速装置36(図1参照)側である左の機体フレーム3とに亘ってのみ、支持部材61が連結されている。
最も前のフロアフレーム58に対して後側に配置されたフロアフレーム59と、右及び左の機体フレーム3の両方に亘って、支持部材62,63が連結されている。
前及び後の支持部材61,62(複数の支持部材61,62)が、前後方向に沿って所定間隔を隔てて配置されている。
(前フロアの支持に関する構成)
図4及び図5に示すように、丸パイプ状の左のフロアフレーム64と、アングル状の左のフロアフレーム65とが設けられており、左のフロアフレーム64,65の前部どうしが連結されている。アングル状の左のブラケット66が、左のフロアフレーム64,65の後端部に亘って連結されている。
細長い平板状の左のフロアフレーム67が、左のフロアフレーム64,65の前後中間部に亘って連結されて、後側に延出されている。細長い平板が折り曲げられて形成された左の支持部材68が、左のフロアフレーム64の前端部に連結されて、下向きに延出されている。アングル状の左の支持部材69が、フロアフレーム65の前後中間部に連結されて、下向きに延出されている。
左のフロアフレーム64,65,67、左のブラケット66及び左の支持部材68,69は、前述のように互いに連結されて、一つのユニット状に構成されている。左のフロアフレーム64〜支持部材69と左右対称の右のフロアフレーム64〜支持部材69が設けられている。
右のフロアフレーム64〜支持部材69において、支持部材68が支持フレーム23の右部に連結され、支持部材69がフレーム40の右部に連結され、ブラケット66が右のブラケット56に連結され、フロアフレーム67の後端部が右の連結フレーム27の上部に連結されている。
左のフロアフレーム64〜支持部材69において、支持部材68が支持フレーム23の左部に連結され、支持部材69がフレーム40の左部に連結され、ブラケット66が左のブラケット56に連結され、フロアフレーム67の後端部が左の連結フレーム27の上部に連結されている。
右のフロアフレーム64〜支持部材69が、ボンネット44に対して右側に配置され、左のフロアフレーム64〜支持部材69が、ボンネット44に対して左側に配置されている。フロアフレーム64,65が前後方向に沿って配置され、フロアフレーム67が左右方向及び前後方向に沿って配置されている。
フロアフレーム58,59,60と、フロアフレーム64,65,67とが同じ高さに配置されている。フロアフレーム64,65,67が、側面視で、右及び左の機体フレーム3、支持フレーム22,23から上側に所定間隔を隔てた位置に、支持部材68,69及びブラケット56,57によって支持されている。
以上の構成によって、前フロア45の右部分45aが、右のフロアフレーム64〜支持部材69に載置されて支持され、前フロア45の左部分45bが、左のフロアフレーム64〜支持部材69に載置されて支持されている。
(発明の実施の第1別形態)
前述の図4,5,6において、支持部材61,62,63の構成は、以下の構成(1)となる。
(1)支持部材61が有り、支持部材62が有り、支持部材63が有る。
前述の構成(1)以外の支持部材61,62,63の構成として、以下の構成(2)〜構成(6)が採用されてもよい。
(2)支持部材61が有り、支持部材62が無く、支持部材63が有る。
(3)支持部材61が有り、支持部材62が無く、支持部材63が無い。
(4)支持部材61が無く、支持部材62が無く、支持部材63が有る。
(5)支持部材61が無く、支持部材62が無く、支持部材63が無い。
(6)支持部材61が無く、支持部材62が有り、支持部材63が有る。
構成(1)〜構成(6)に対して行われたフロア46のたわみ実験及びシミュレーションによると、フロア46のたわみ(フロア46の剛性の逆数)の評価は、以下の通りであった。
(1)たわみ「小」。
(2)たわみ「中」。
(3)たわみ「大」。
(4)たわみ「大」。
(5)たわみ「大」。
(6)たわみ「小」。
前述のフロア46のたわみ(フロア46の剛性の逆数)の評価、及び、各種の判断基準から構成(1)又は構成(2)が適切と思われる。
(発明の実施の第2別形態)
前述の構成(1)〜構成(6)において、左右方向に沿って配置されたフロアフレーム58,59,60に加えて、フロアフレーム59に対して後側に、左右方向に沿った別のフロアフレーム(図示せず)が、1個又は複数個設けられてもよい。
前述の構成において、別のフロアフレームと右及び左の機体フレーム3の両方とに亘って、又は、別のフロアフレームと右及び左の機体フレーム3の一方のみとに亘って、支持部材61,62,63に相当する支持部材(図示せず)が連結されてもよい。この構成によると、3個以上の支持部材61,62(複数の支持部材61,62)が、前後方向に沿って所定間隔を隔てて配置される状態が生じる。
(発明の実施の第3別形態)
無段変速装置36が、ミッションケース21の右部に連結されてもよい。
この構成によると、エンジン26の右部に設けられた出力プーリー26aと、無段変速装置36の右部に設けられた入力プーリー36aとに亘って、伝動ベルト37が取り付けられる。
無段変速装置36がミッションケース21の右部に連結された場合、前述の構成(1)〜構成(3)において、支持部材61が、フロアフレーム58の左右中央部から少し右側の部分に連結されて、下向きに延出され、フロアフレーム58と、無段変速装置36側である右の機体フレーム3とに亘って連結される。
これに加えて、前述の構成(2)及び構成(4)において、支持部材62,63が以下のように変更される。
(2)支持部材61が有り、支持部材62が有り、支持部材63が無い。
(4)支持部材61が無く、支持部材62が有り、支持部材63が無い。
本発明は、乗用型田植機ばかりではなく、種子を田面に供給する播種装置を装備した乗用型直播機やトラクタ等の作業車にも適用できる。
1 前輪
2 後輪
3 機体フレーム
21 ミッションケース
22 支持フレーム
23 支持フレーム
26 エンジン
36 無段変速装置(変速装置)
37 伝動ベルト(伝動機構)
46 フロア
58 フロアフレーム
59 フロアフレーム
61 支持部材
62 支持部材
63 支持部材

Claims (7)

  1. 前輪及び後輪により支持されて、前後方向に沿って配置された機体フレームと、
    前記機体フレームから上側に所定間隔を隔てた位置に、左右方向に沿って配置されたフロアフレームと、
    前記機体フレームと前記フロアフレームとに亘って連結されて、前記フロアフレームを前記機体フレームに支持させる支持部材とが備えられて、
    エンジンが前記機体フレームに支持され、作業者が搭乗するフロアが前記フロアフレームに支持されている作業車。
  2. 前記フロアが、合成樹脂により形成されている請求項1に記載の作業車。
  3. 前記機体フレームが、平面視で、前記フロアフレームの右端部に対して前記フロアフレームの左右中央側に配置され、且つ、前記フロアフレームの左端部に対して前記フロアフレームの左右中央側に配置されている請求項1又は2に記載の作業車。
  4. 複数の前記支持部材が、前後方向に沿って所定間隔を隔てて配置されている請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の作業車。
  5. 左右方向に所定間隔を隔てて配置された右及び左の前記機体フレームと、前後方向に沿って所定間隔を隔てて配置された複数の前記フロアフレームとが備えられ、
    前記エンジンが、前記機体フレームの前部に支持されて、
    最も前の前記フロアフレームと、右又は左の前記機体フレームの一方とに亘ってのみ、前記支持部材が連結され、
    最も前の前記フロアフレームに対して後側に配置された前記フロアフレームと、右及び左の前記機体フレームの両方に亘って、前記支持部材が連結されている請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の作業車。
  6. 前記機体フレームの前部に連結されたミッションケースと、
    前記ミッションケースに連結されて前側に延出されて、前記エンジンを支持する支持フレームと、
    前記ミッションケースの右部又は左部に連結された変速装置と、
    前記エンジンと前記変速装置とに亘って設けられて、前記エンジンの動力を前記変速装置に伝達する伝動機構とが備えられて、
    最も前の前記フロアフレームと、前記変速装置側である右又は左の前記機体フレームとに亘ってのみ、前記支持部材が連結されている請求項5に記載の作業車。
  7. 平面視で、前記機体フレームと前記フロアフレームとが交差する部分において、前記支持部材が、上下方向に沿って配置されて、前記機体フレームと前記フロアフレームとに亘って連結されている請求項5又は6に記載の作業車。
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