JP2021116968A - 温風暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】人感センサにより人体を検知しない不在継続時間が設定時間になった場合に目標室温を下げるように制御し、学習制御により得た人体検知状況に基づいて上記の設定時間を時間帯毎に設定するようにした温風暖房装置を提供する。【解決手段】人感センサ11を備え、設定される目標室温に応じて燃焼制御するようにした温風暖房装置において、一日を複数の時間帯に分割し、この時間帯毎に前記人感センサによる人体検知状況を学習して記憶する学習記憶手段を有する制御部6と、人感センサにより人体を検知しない不在継続時間が設定時間になった場合に目標室温を下げるように制御すると共に、学習記憶手段により得られた人体検知状況に基づいて設定時間を時間帯毎に設定する制御手段を有する制御部とを備えた。【選択図】図2
Description
本発明は、温風暖房装置に関し、人感センサで人の不在を検知し、その不在期間が設定時間になった場合に目標室温を下げるようにした温風暖房装置に関する。
従来から、石油やガスの燃焼熱で空気を加熱してその温風を送風部により室内に供給する形式の温風暖房装置が広く実用化されている。この種の最近の温風暖房装置には、人体を検知する人感センサ(人体検知センサ)も設けられ、人を検知しない期間(不在継続時間)が設定時間になった場合に燃焼量を下げて目標室温を低くする機能も設けられている。尚、不在継続時間が前記設定時間よりも長い所定時間になった際には、燃焼を停止させる機能を設けたものもある。従来の温風暖房装置では、上記の設定時間を一律に一定期間に設定していた。
特許文献1に記載の温風暖房機では、人感センサにより人を検知しない不在継続時間が第1設定時間より大きくなった場合に燃焼量を低げ、不在継続時間が第1設定時間より大きな第2設定時間を超えた場合に燃焼を停止させるようにし、第2設定時間が経過する前に人を検知した場合には、最大燃焼量で燃焼を再開することで、室温を極力早期に目標室温に復帰させる。
上記のように、従来の温風暖房装置では、人が不在のため燃焼量を下げる判定時間である上記の設定時間を一律に一定期間に設定していたため、次のような問題があった。
通常の家庭では、朝夕の時間帯には人の動きが激しいため、上記の設定時間が長すぎる場合には、設定時間経過前に人が検知され易いため、燃焼量を下げて省エネルギーを図る機会が少なくなる。上記の設定時間が短すぎる場合には、設定時間が経過し易く、燃焼量の低下と燃焼量の復帰とを繰りかえすことになる。そのため、上記の設定時間を時間帯別に設定することが望ましい。
通常の家庭では、朝夕の時間帯には人の動きが激しいため、上記の設定時間が長すぎる場合には、設定時間経過前に人が検知され易いため、燃焼量を下げて省エネルギーを図る機会が少なくなる。上記の設定時間が短すぎる場合には、設定時間が経過し易く、燃焼量の低下と燃焼量の復帰とを繰りかえすことになる。そのため、上記の設定時間を時間帯別に設定することが望ましい。
しかも、ユーザーの居住環境や家族構成により、温風暖房装置の使用形態は変動するから、上記の設定時間を一律に一定期間に設定することは好ましくなく、上記の設定時間は居住環境や家族構成に応じて設定することが望ましい。
本発明の目的は、人感センサにより人体を検知しない不在継続時間が設定時間になった場合に目標室温を下げるように制御し、学習制御により得た人体検知状況に基づいて上記の設定時間を時間帯毎に設定するようにした温風暖房装置を提供することである。
請求項1の温風暖房装置は、人感センサを備え、設定される目標室温に応じて燃焼制御するようにした温風暖房装置において、一日を複数の時間帯に分割し、この時間帯毎に前記人感センサによる人体検知状況を学習して記憶する学習記憶手段と、前記人感センサにより人体を検知しない不在継続時間が設定時間になった場合に前記目標室温を下げるように制御すると共に、前記学習記憶手段により得られた人体検知状況に基づいて前記設定時間を時間帯毎に設定する制御手段とを備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、人感センサにより人体を検知しない不在継続時間が設定時間になった場合に前記目標室温を下げるように制御する場合に、学習記憶手段により時間帯毎に人感センサによる人体検知状況を学習して記憶し、この人体検知状況に基づいて前記設定時間を時間帯毎に設定するため、温風暖房装置の暖房機能を確保しながら省エネルギーを図ることができる。
しかも、居住環境や家族構成に応じた設定時間に設定されるから省エネルギーを図る上で有利である。
しかも、居住環境や家族構成に応じた設定時間に設定されるから省エネルギーを図る上で有利である。
請求項2の温風暖房装置は、請求項1の発明において、前記学習記憶手段により得られた人体検知状況に基づいて、前記人感センサによる人体の検知頻度が高いと判定される時間帯ほど前記設定時間が短く設定されることを特徴としている。
上記の構成によれば、人感センサによる人体の検知頻度が高いと判定される時間帯ほど前記設定時間を短く設定することで、省エネルギー機能が発揮されやすくなる。
請求項3の温風暖房装置は、請求項1の発明において、前記学習記憶手段により得られた人体検知状況に基づいて、前記人感センサによる人体の検知と検知の間の平均時間が短い時間帯ほど前記設定時間が短く設定されることを特徴としている。
上記の構成によれば、人感センサによる人体の検知と検知の間の平均時間が短い時間帯ほど前記設定時間が短く設定することで、省エネルギー機能が発揮されやすくなる。
請求項4の温風暖房装置は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記制御手段は、前記不在継続時間が予め時間帯毎に設定された燃焼停止用設定時間になった場合には燃焼を停止させることを特徴としている。
上記の構成によれば、不在継続時間が予め時間帯毎に設定された燃焼停止用設定時間になった場合には燃焼を停止させるため、省エネルギー機能を一層発揮させやすくなり、温風暖房装置の運転スイッチの消し忘れに対処することができる。
本願の発明によれば、上記のように種々の効果が得られる。
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づいて説明する。
本発明の温風暖房装置1について、図1、図2に基づいて説明する。図中の矢印F,U,Lは、夫々温風暖房装置1の前方、上方、左方を示す。
温風暖房装置1は、略直方体形状のケース本体2と、このケース本体2内に装備された燃焼部4及び送風部5と、ケース本体2の上面部に設けられた操作部3であって燃焼部4と送風部5の運転制御を指示するための操作部3と、この操作部3に通信接続された制御部6とを備えている。
本発明の温風暖房装置1について、図1、図2に基づいて説明する。図中の矢印F,U,Lは、夫々温風暖房装置1の前方、上方、左方を示す。
温風暖房装置1は、略直方体形状のケース本体2と、このケース本体2内に装備された燃焼部4及び送風部5と、ケース本体2の上面部に設けられた操作部3であって燃焼部4と送風部5の運転制御を指示するための操作部3と、この操作部3に通信接続された制御部6とを備えている。
この温風暖房装置1は、ケース本体2の後面部に設けられた図示外の吸込口から室内の空気を吸気し、この吸気した空気を図示外の燃焼部4で温めてケース本体2の前面部下部の温風吹出口2aから室内に送風する暖房運転を行う。燃焼部4は、例えば外部から供給される燃料ガスや灯油等の燃焼熱を利用して空気を温めるように構成されている。
温風暖房装置1は、暖房運転を制御するためにケース2内に前記制御部6を備え、温風暖房装置1内に配設された図示外の各種センサの検知信号に基づいて室温が目標室温になるように暖房能力を調整する。温風暖房能力の調整は、燃焼量や送風量の調整により行う。
尚、制御部6は、「学習記憶手段」と「制御手段」に相当する。
尚、制御部6は、「学習記憶手段」と「制御手段」に相当する。
温風暖房装置1の使用者は、操作部3の操作によって暖房運転を開始/停止させたり、タイマー予約運転(おやすみタイマー運転、おはようタイマー運転)を設定したり、暖房の目標室温を調整したりすることができる。尚、温風暖房装置1は、子供による操作を防ぐためのチャイルドロック機能を備えている。
図2に示すように、操作部3は、運転状態等を表示する表示部9と、ランプ類10と、複数の操作スイッチを備えている。操作スイッチとしては、運転スイッチ7、オートオフスイッチ8、おはようタイマースイッチ、おやすみタイマースイッチ、マイナス調整スイッチ、プラス調整スイッチ、エコスイッチなどを備えている。
ケース本体2の前面部下部には、温風吹出口2aの他に、人体を検知する人感センサ11(人体検知センサ、人体検知手段)が設けられている。この人感センサ11は、例えば、人体の動きによる赤外線の変化から人体を検知するものである。
前記のオートオフスイッチ8は、人感センサ11により人体を検知しない不在継続時間が設定時間になった際に目標室温を下げるように燃焼部4を制御するとともに、不在継続時間が燃焼停止用設定時間になった際に燃焼部4を停止させるオートオフ制御を作動させるモードを設定するスイッチである。
次に、前記オートオフ制御と学習制御について、図3〜図6のフローチャートと、図7と図8の図表に基づいて説明する。尚、このオートオフ制御と学習制御のフローチャートは、制御部6に予め格納されている。このオートオフ制御と学習制御は、特定の場所(部屋)に設置された特定の温風暖房装置1に関する制御である。
図3〜図5はオートオフ制御のフローチャートであり、図6はオートオフ制御に付随する学習制御のフローチャートである。この学習制御は、一日を複数の時間帯に分割し、この時間帯毎に人感センサ11による人体検知状況を学習して記憶する制御である。
この学習制御は、オートオフ制御の実行中には、微小時間(例えば40ms)おきのインターバル割り込みにて常時実行される。
この学習制御は、オートオフ制御の実行中には、微小時間(例えば40ms)おきのインターバル割り込みにて常時実行される。
最初に、上記の学習制御について図6のフローチャートに基づいて説明する。
なお、図中の符号Si(i=30,31,・・)は各ステップを示す。
この制御が開始されると、S30において人感センサ11がOFFか否か判定され、その判定がYesのときはS31においてフラグFm=0か否か判定され、その判定がNoのときはリターンし、S31の判定がYesのときは、S32において人体を検知しない不在継続時間を計時するタイマーT2がスタートされ、次にS33においてフラグFmが「1」にセットされ、その後リターンする。
なお、図中の符号Si(i=30,31,・・)は各ステップを示す。
この制御が開始されると、S30において人感センサ11がOFFか否か判定され、その判定がYesのときはS31においてフラグFm=0か否か判定され、その判定がNoのときはリターンし、S31の判定がYesのときは、S32において人体を検知しない不在継続時間を計時するタイマーT2がスタートされ、次にS33においてフラグFmが「1」にセットされ、その後リターンする。
S30の判定がNoのときは、S34において人感センサ11がONか否か判定され、その判定がNoのときはリターンし、S34の判定がYesのときはS35においてフラグFm=1か否か判定され、その判定がNoのときはリターンし、S35の判定がYesのときはタイマーT2の計時を停止するためタイマーT2がストップされる。次に、S37においてタイマーT2の計時時間から不在継続時間Taが演算される。
次に、S38において、上記の不在継続時間Taが該当する時間帯が演算される。
ここで、一日を分割する複数の時間帯は、図7に示すように2時間ずつの12の時間帯であり、S38では例えば不在継続時間Taの中間の時刻が該当する時間帯が、上記の不在継続時間Taが該当する時間帯とされる。但し、これに限らず、不在継続時間Taの開始時刻や終了時刻から該当する時間帯を決定してもよい。
ここで、一日を分割する複数の時間帯は、図7に示すように2時間ずつの12の時間帯であり、S38では例えば不在継続時間Taの中間の時刻が該当する時間帯が、上記の不在継続時間Taが該当する時間帯とされる。但し、これに限らず、不在継続時間Taの開始時刻や終了時刻から該当する時間帯を決定してもよい。
図7は、上記の学習制御において時間帯別の不在継続時間Taの学習データを記憶する学習用レジスタの模式図である。この学習用レジスタは、時間帯別に、1回目〜10回目の学習データを格納する記憶領域を有し、1回目〜10回目のデータは該当する記憶領域に順に格納されるが、11回目以降のデータは常に10回目の記憶領域に格納され、それ以前の1回目から10回目のデータは1回分繰り下げられる。つまり、常時最新の10回分のデータが更新しつつ記憶され、その最新の10回分のデータの平均値が更新しつつ記憶される。
上記のように、最新の10回分のデータの平均値を用いて、後述する定数a,b(図8参照)が設定されるため、精度と信頼性の高い定数a,bを設定することができる。
上記のように、最新の10回分のデータの平均値を用いて、後述する定数a,b(図8参照)が設定されるため、精度と信頼性の高い定数a,bを設定することができる。
図7に示す人体検知状況から分かるように、不在継続時間Taは、時間帯により大きく変動し、深夜の人の移動の少ない時間帯では不在継続時間Taは長いが、朝や夕方の人の移動の多い時間帯では不在継続時間Taは短くなる。
S39においては、図7に示す不在継続時間学習用レジスタの該当する時間帯に、今回得られた不在継続時間Taが格納される。S40においては、前記時間帯の過去10回分の不在継続時間Taの平均値が演算されて更新され、その後リターンする。
S39においては、図7に示す不在継続時間学習用レジスタの該当する時間帯に、今回得られた不在継続時間Taが格納される。S40においては、前記時間帯の過去10回分の不在継続時間Taの平均値が演算されて更新され、その後リターンする。
次に、前記オートオフ制御について図3〜図5のフローチャートに基づいて説明する。
尚、図中の符号Si(i=1,2,・・)は各ステップを示す。
このオートオフ制御は、暖房運転スイッチ7のONにより開始され、S1においてオートオフSW8がONか否か判定され、その判定がNoのときはリターンし、S1の判定がYesのときS2へ移行する。S2ではオートオフSW8の上部のLEDが点灯され、次のS3では人感センサ11がONか否か判定され、人感センサ11がOFFのときはS7へ移行し、人感センサ11がONのときは、S4においてフラグFa=1か否か判定される。このフラグFaはS10において目標室温を下げた場合にS11において「1」にセットされるものである。
尚、図中の符号Si(i=1,2,・・)は各ステップを示す。
このオートオフ制御は、暖房運転スイッチ7のONにより開始され、S1においてオートオフSW8がONか否か判定され、その判定がNoのときはリターンし、S1の判定がYesのときS2へ移行する。S2ではオートオフSW8の上部のLEDが点灯され、次のS3では人感センサ11がONか否か判定され、人感センサ11がOFFのときはS7へ移行し、人感センサ11がONのときは、S4においてフラグFa=1か否か判定される。このフラグFaはS10において目標室温を下げた場合にS11において「1」にセットされるものである。
フラグFa=1であってS4の判定がYesのとき(目標室温が下げられている場合)には、S5において目標室温が元に戻される。次にS6においてフラグFa,Fb,Fc,Fdが全て「0」にリセットされ、その後リターンする。
S3の判定により人感センサ11がOFFのときはS7へ移行し、S7ではフラグFa,Fb,Fc,Fdが全て「0」であることを条件として、不在継続時間Taを計時するタイマーT1がスタートされる。
S3の判定により人感センサ11がOFFのときはS7へ移行し、S7ではフラグFa,Fb,Fc,Fdが全て「0」であることを条件として、不在継続時間Taを計時するタイマーT1がスタートされる。
次に、S8においては、タイマーT1で計時している不在継続時間Taが学習制御により予め時間帯別に設定されている図8に示す定数a分以上か否か判定される。その判定がNoのときはリターンし、S8の判定がYesのとき(不在継続時間Taがa分以上のとき)はS9に移行する。S9では、フラグFa=1か否か判定され、フラグFa=0のときは、S10において目標室温Ttを下げ、ブサー報知を3回行う。尚、上記のa分が「設定時間」に相当する。
目標室温Ttを下げる態様は次のとおりである。
目標室温Ttが27℃〜のときは目標室温Ttを26℃にする。
目標室温Ttが23〜26℃のときは目標室温Ttを5℃下げる。
目標室温Ttが22℃のときは目標室温Ttを4℃下げる。
目標室温Ttが17〜21℃のときは目標室温Ttを3℃下げる。
目標室温Ttが12〜16℃のときは目標室温Ttを2℃下げる。
目標室温Ttが15℃以下のときは目標室温Ttを下げない。
S10の次のS11ではフラグFaが「1」にセットされる。S9の判定においてフラグFa=1のときはS12へ移行する。
目標室温Ttが27℃〜のときは目標室温Ttを26℃にする。
目標室温Ttが23〜26℃のときは目標室温Ttを5℃下げる。
目標室温Ttが22℃のときは目標室温Ttを4℃下げる。
目標室温Ttが17〜21℃のときは目標室温Ttを3℃下げる。
目標室温Ttが12〜16℃のときは目標室温Ttを2℃下げる。
目標室温Ttが15℃以下のときは目標室温Ttを下げない。
S10の次のS11ではフラグFaが「1」にセットされる。S9の判定においてフラグFa=1のときはS12へ移行する。
ここで、S8とS12に出現する定数aと定数bについて説明する。
図8に示すように、定数a,bは学習制御により得られた不在継続時間Taの平均値をパラメータとして5ランクに区分して設定されている。人感センサ11による人体の検知頻度が高いと判定される時間帯においては不在継続時間Taの平均値が短くなるほど定数a(設定時間)が小さくなるように設定されている。
図8に示すように、定数a,bは学習制御により得られた不在継続時間Taの平均値をパラメータとして5ランクに区分して設定されている。人感センサ11による人体の検知頻度が高いと判定される時間帯においては不在継続時間Taの平均値が短くなるほど定数a(設定時間)が小さくなるように設定されている。
つまり、人感センサ11による人体の検知と検知の間の平均時間が短い時間帯ほど不在継続時間Taの平均値が短くなるほど定数a(設定時間)が小さくなるように設定されている。
また、不在継続時間Taの平均値が長くなるほど、定数bが小さくなるように設定されている。尚、図7の図表が未完成の場合に適用される定数aのデフォルト値は30分であり、定数bのデフォルト値は20分である。
また、不在継続時間Taの平均値が長くなるほど、定数bが小さくなるように設定されている。尚、図7の図表が未完成の場合に適用される定数aのデフォルト値は30分であり、定数bのデフォルト値は20分である。
S12においては、タイマーT1で計時している不在継続時間Taが(a+b)分以上か否か判定される。その判定がNoのときはリターンし、S12の判定がYesのときは、S13においてフラグFbが「1」か否か判定し、フラグFb=1でないときはS14においてブサー報知を3回行う。
次に、S15においてフラグFb=1にセットされ、S16へ移行する。S13の判定がYesのときはS16へ移行する。
次に、S15においてフラグFb=1にセットされ、S16へ移行する。S13の判定がYesのときはS16へ移行する。
S16では、タイマーT1で計時している不在継続時間Taが(a+b+5)分以上か否か判定される。その判定がNoのときはリターンし、S16の判定がYesのときは、S17においてフラグFcが「1」か否か判定し、その判定がNoのときはS18においてブサー報知を3回行う。このブザー報知はS22において実行される燃焼停止の5分前であることを報知するものである。S17の判定がYesのときはS20へ移行する。S18においてブザー報知したときは、S19においてフラグFc=1にセットされる。
次に、S20において、タイマーT1で計時している不在継続時間Taが(a+b+10)分以上か否か判定される。その判定がNoのときはリターンし、S20の判定がYesのときは、S21においてフラグFdが「1」か否か判定し、その判定がNoのときにはS22において燃焼部4の燃焼を停止させ、ブザー報知を10回行う。この報知は燃焼停止を確実に報知するためのものである。S22の次のS23においては、フラグFd=1にセットされる。尚、S21の判定がYesのときはリターンする。尚、上記の(a+b+10)分が「燃焼停止用設定時間」に相当する。
次に、以上説明した温風暖房装置1の作用、効果について説明する。
人感センサ11により人体を検知しない不在継続時間Taが予め設定されたa分(設定時間)になった場合に目標室温Ttを下げるように制御する場合に、学習制御により時間帯毎に人感センサ11による人体検知状況を学習して記憶し、この人体検知状況に基づいて設定時間を時間帯毎に設定するため、温風暖房装置1の暖房機能を確保しながら省エネルギーを図ることができる。特に、学習制御において取得した最新の10回分のデータの平均値を用いて設定時間を設定するため、精度と信頼性の高い設定時間にすることができる。
人感センサ11により人体を検知しない不在継続時間Taが予め設定されたa分(設定時間)になった場合に目標室温Ttを下げるように制御する場合に、学習制御により時間帯毎に人感センサ11による人体検知状況を学習して記憶し、この人体検知状況に基づいて設定時間を時間帯毎に設定するため、温風暖房装置1の暖房機能を確保しながら省エネルギーを図ることができる。特に、学習制御において取得した最新の10回分のデータの平均値を用いて設定時間を設定するため、精度と信頼性の高い設定時間にすることができる。
しかも、居住環境や家族構成に応じた設定時間に設定されることになるから省エネルギーを図る上で有利である。
前記学習制御により得られた人体検知状況に基づいて、人の移動が頻繁に行われる時間帯ほど前記設定時間が短く設定されるため、目標室温を下げる省エネルギー機能が発揮されやすくなる。
前記学習制御により得られた人体検知状況に基づいて、人の移動が頻繁に行われる時間帯ほど前記設定時間が短く設定されるため、目標室温を下げる省エネルギー機能が発揮されやすくなる。
不在継続時間Taが予め時間帯毎に設定された(a+b+10)分(燃焼停止用設定時間)になった場合には燃焼を停止させるため、省エネルギー機能を一層発揮させやすくなり、温風暖房装置1の運転スイッチの消し忘れに対処することができる。
次に、前記実施形態を変更する例について説明する。
1)前記実施形態においては、オートオフ制御の実行中には、前記の学習制御を常時実行するようにしたが、学習制御は、オートオフ制御とは独立に定期的に行うように構成してもよい。
2)前記実施形態において、1日を2時間ずつの幅の12区分の時間帯に分けたが、時間帯の幅は2時間に限るものではなく、30分の幅でもよく、1時間の幅でもよく、その他の幅でもよい。
1)前記実施形態においては、オートオフ制御の実行中には、前記の学習制御を常時実行するようにしたが、学習制御は、オートオフ制御とは独立に定期的に行うように構成してもよい。
2)前記実施形態において、1日を2時間ずつの幅の12区分の時間帯に分けたが、時間帯の幅は2時間に限るものではなく、30分の幅でもよく、1時間の幅でもよく、その他の幅でもよい。
3)図7に示すように、学習制御では、最新の10回分の人体検知状況のデータの平均値を用いて設定時間を決める定数a,bを決定しているが、10回分のデータは例示であり、これに限定されるものではない。
4)その他、当業者ならば本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施形態を部分的に変更した形態で実施することができ、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
4)その他、当業者ならば本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施形態を部分的に変更した形態で実施することができ、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 温風暖房装置
6 制御部
7 運転スイッチ
8 オートオフスイッチ
11 人感センサ
6 制御部
7 運転スイッチ
8 オートオフスイッチ
11 人感センサ
Claims (4)
- 人感センサを備え、設定される目標室温に応じて燃焼制御するようにした温風暖房装置において、
一日を複数の時間帯に分割し、この時間帯毎に前記人感センサによる人体検知状況を学習して記憶する学習記憶手段と、
前記人感センサにより人体を検知しない不在継続時間が設定時間になった場合に前記目標室温を下げるように制御すると共に、前記学習記憶手段により得られた人体検知状況に基づいて前記設定時間を時間帯毎に設定する制御手段とを備えたことを特徴とする温風暖房装置。 - 前記学習記憶手段により得られた人体検知状況に基づいて、前記人感センサによる人体の検知頻度が高いと判定される時間帯ほど前記設定時間が短く設定されることを特徴とする請求項1に記載の温風暖房装置。
- 前記学習記憶手段により得られた人体検知状況に基づいて、前記人感センサによる人体の検知と検知の間の平均時間が短い時間帯ほど前記設定時間が短く設定されることを特徴とする請求項1に記載の温風暖房装置。
- 前記制御手段は、前記不在継続時間が予め時間帯毎に設定された燃焼停止用設定時間になった場合には燃焼を停止させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の温風暖房装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06180139A (ja) * | 1992-12-11 | 1994-06-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の制御装置と画像処理装置の応用機器 |
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JP2012026594A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Daikin Industries Ltd | 空調制御装置 |
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2020
- 2020-01-27 JP JP2020010675A patent/JP2021116968A/ja active Pending
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