JPH07118367B2 - 敷布団の下敷込ヒータ - Google Patents

敷布団の下敷込ヒータ

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JPH07118367B2
JPH07118367B2 JP2202752A JP20275290A JPH07118367B2 JP H07118367 B2 JPH07118367 B2 JP H07118367B2 JP 2202752 A JP2202752 A JP 2202752A JP 20275290 A JP20275290 A JP 20275290A JP H07118367 B2 JPH07118367 B2 JP H07118367B2
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temperature
time
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timer
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JP2202752A
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幸二 滝川
博文 徳田
征司 米田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、敷物本体に発熱体を備え、布団の下に敷き込
んで使用する敷布団の下敷込ヒータに関する。
(従来の技術) 従来、就寝時の暖房用具の一つに、敷布団の上に敷く所
謂電気毛布があり、その温度制御は、特開昭61−107686
号公報に開示され且つ第5図に示すように、運転スイッ
チの操作で一定時間、迅速暖房のため高温の速暖運転I
を行い、その後、通常の就寝運転IIに移行して、運転ス
イッチの操作で計時を始めたオフタイマの満了前一定時
間、朝方の冷えに備えるため高温の起床前運転IIIを行
うようにしている。又、途中で床から離れる等した場
合、その温度低下を補うため高温の途中余熱運転IVを行
うようにしている。
一方、電気毛布では、敷布団の上に敷くため掛布団をは
ぐれば温度低下が著しく、途中余熱運転IVを必要とする
等の煩わしさがあるため、布団の下に敷き込んで使用
し、敷布団全体を温かくして温度変化を低減できるよう
にした布団の下敷込ヒータが注目されてきている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、布団の下敷込ヒータであっても、従来の電気毛
布と同様、第5図に示した通り、運転スイッチの操作で
計時を開始するオフタイマにより起床前運転III並びに
運転の停止を行っていたのでは、運転スイッチの操作タ
イミングと入床のタイミングがずれると、明け方の温度
制御のタイミングがずれてしまい、狙いとする快適制御
が行えない問題が起こる。
特に、この布団の下敷込ヒータは、電気毛布と異なり、
布団を敷く前に予め床に敷いて使用が可能なため、運転
スイッチの操作と実際の入床が大きくずれることも考え
られ、オフタイマによる制御が実質的に無意味となる問
題がある。
本発明では、入床タイミングに左右されずに速暖から起
床までの運転を良好に行え、快適性を向上することがで
きる敷布団の下敷込ヒータを提供することを主目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明では上記主目的を達成するため、敷物本
体(1)に、設定温度に温度制御される発熱体(2)を
備えた敷布団の下敷込ヒータであって、運転スイッチ
(3)と、就寝運転の開始を指令する就寝開始スイッチ
(4)と、この就寝開始スイッチ(4)の操作で計時を
開始するオフタイマとを設けると共に、前記運転スイッ
チ(3)の操作で一定の速暖運転時間にわたり、途中で
前記就寝開始スイッチ(4)が操作されても就寝運転時
の設定温度よりも高い設定温度で運転し、かつ、前記速
暖運転時間の経過後に設定温度を就寝運転時の値に下げ
る速暖運転制御手段(A)と、オフタイマのセット時間
の終了前に一定時間確保する起床前運転時間にわたり、
就寝運転時の設定温度よりも高い設定温度で運転し、か
つ、前記オフタイマのセット時間終了で前記発熱体
(2)の運転を停止する起床前運転制御手段(B)とを
設けた。
第2に、敷物本体(1)の温度が既に高い場合には速暖
運転を省略してよいことから、上記構成において、運転
スイッチ(3)を操作したとき敷物本体(1)の温度が
所定値を越えるとき、速暖運転を解除して設定温度で運
転を行う速暖運転解除手段(C)を設けた。
第3に、就寝運転の経過に伴いより適正な温度制御を可
能にするため、上記各構成において、就寝開始スイッチ
(4)の操作から一定時間経過後、就寝運転時の設定温
度を低下させるセーブ運転手段(D)を設けた。
(作用) 運転スイッチ(3)の操作で、速暖運転が確保され、迅
速な暖房が行えると共に、入床時のタイミングが運転開
始からずれても、就寝開始スイッチ(4)を入床時に操
作すれば、このときからオフタイマが計時され、該オフ
タイマで定めるセット時間中運転を継続できると共に、
このセット時間に適合した起床前の一定時間にわたり明
け方の冷えに備えた制御が行える。
又、第2の手段によれば、当初から敷物本体(1)が温
かい状態にある場合、速暖運転は省略されるため、急激
な温度上昇を抑制でき、又、省エネにも寄与できる。
更に、第3の手段によれば、就寝から一定時間経過した
後、設定温度がセーブされるため、就寝の時間経過に伴
い適正な温度制御が行え、快適性を向上できると共に、
運転中の省エネにも貢献できる。
(実施例) 第2図において、(1)はカーペット等の敷物本体であ
り、内部に、平面的な電気ヒータで構成する発熱体
(2)と、これに付設する感熱線型の温度検出器(21)
とを備えている。前記発熱体(2)は、コントロールパ
ネル(5)に内蔵する温度コントローラにより制御され
る。
前記温度コントローラは、第1図に示すようにマイクロ
コンピュータ(以下マイコンという)(6)と、トライ
アック(71)を用いた交流無接点遮断器(7)とを備
え、前記マイコン(6)に温調ボリウム(VR)とセンサ
回路(22)を介して前記温度検出器(21)を入力させ、
検出温度が設定温度以下ならば、発光素子(72)を駆動
させてトリガ信号用光トライアック(73)を操作し、前
記トライアック(71)をオンさせて発熱体(2)の通電
を行い、検出温度が設定温度を越えれば、前記トライア
ック(71)をオフさせて発熱体(2)の通電を遮断する
ようにしている。尚、発熱体(2)の通電線路に介装し
たリレー(Ry)の接点(Ry−a)は、運転中は常時閉じ
ている。又、図中(61)はマイコン用の電源回路、
(E)は交流電源、(FU)はフューズ、(Ba)はサージ
吸収用のバリスタであり、また、前記遮断器(7)のノ
イズ防止用に、抵抗(R)及びコンデンサ(Cn)の直列
回路を介装している。
以上の構成で、運転を起動する運転スイッチ(3)と、
これとは別に就寝運転の開始を指令する就寝開始スイッ
チ(4)を設けて、前記就寝開始スイッチ(4)を前記
マイコン(6)に入力させる。又、就寝時間を任意に設
定する時間設定器(8)をマイコン(6)に入力させ、
該マイコン(6)の内部で、前記就寝開始スイッチ
(4)が操作された時から前記時間設定器(8)で定め
る時間の計時を開始するオフタイマを設ける。
そして、第3図に示す前記マイコン(6)のプログラム
制御により、運転スイッチ(3)の操作で始まる運転開
始から例えば40分程度の一定の速暖運転時間にわたり
(ステップ)、途中で就寝開始スイッチ(4)が操作
されても(ステップ)、温調ボリウム(VR)で設定
した就寝運転時の設定温度(TVR)に対して例えば2℃
程度高い設定温度(Ts=TH1)で運転し(ステップ
)、40分経過後に設定温度(Ts)を就寝運転時の値
(TVR)に下げて運転を行う(ステップ)一連の処
理手続から成る速暖運転制御手段(A)と、オフタイマ
のセット時間の終了前に例えば1時間程度確保する起床
前運転時間にわたり(ステップ)、それまでの就寝
運転時の設定温度よりも高い設定温度(Ts=TH2)で運
転し(ステップ)、1時間経過して前記オフタイマ
のセット時間終了で発熱体(2)の運転を停止する(ス
テップ)一連の処理手続から成る起床前運転制御手段
(B)とを設ける。
又、運転スイッチ(3)の操作による運転開始時、敷物
本体(1)の本体温度が例えば20℃程度の所定値を越え
るとき、速暖運転を解除して当初から温調ボリウム(V
R)で設定した設定温度(TVR)で運転を行う(ステップ
)速暖運転解除手段(C)を設ける。
更に、就寝開始スイッチ(4)の操作から例えば1時間
程度の一定時間経過後、就寝運転時の設定温度を、前記
温調ボリウム(VR)での設定温度(TVR)に対して例え
ば2℃程度低い設定温度(Ts=TL)に低下させる(ステ
ップ)セーブ運転手段(D)を設ける。
尚、セーブ運転手段(D)を設けている関係上、起床前
運転制御手段(B)における設定温度(TH2)は、セー
ブ運転時の設定温度(TL)を基準にこれより高い温度と
するのであり、例えばこのセーブ時の設定温度(TL)に
対して2℃程度高い前記温調ボリウム(VR)による設定
温度(TVR)とするのである。又、このセーブ運転手段
(D)を省略する場合には、起床前運転への移行前の設
定温度は温調ボリウム(VR)での設定温度(TVR)であ
るから、これに対して2℃程度高い温度とするのであ
る。
第3図中、ステップは、オフタイマによる停止状態を
解除するために設けているもので、この停止中に就寝開
始スイッチ(4)を再操作したとき、先頭ルーチンに復
帰させている。
以上の構成によれば、第4図に示すように、運転スイッ
チ(3)の操作による運転の開始時、40分間の速暖運転
が実行されて、その後温調ボリウム(VR)で設定する設
定温度(TVR)に戻される。このように、運転開始時に
速暖を行うから布団を早期に暖めることができ、迅速に
快適性を得ることができる。そして、入床時のタイミン
グが運転開始から例えば1時間以上ずれても、就寝開始
スイッチ(4)を入床時に操作すれば、このときからオ
フタイマが計時され、該オフタイマで定めるセット時間
中運転を継続できると共に、このセット時間に合致した
起床前の温度制御及び停止制御が行え、明け方の冷えに
備えることができる。又、速暖運転の途中で、就寝開始
スイッチ(4)が操作されても、速暖運転は中断される
こと無く、必ず40分間の速暖運転を確保でき、しかも、
オフタイマの計時はこの就寝開始スイッチ(4)が操作
されたときから開始されるため、起床時の制御を何ら損
なうこともない。
又、速暖運転解除手段(C)を備え、敷物本体(1)が
20℃以上の温かい状態にある場合には、速暖運転は行わ
ずに、当初から温調ボリウム(VR)の設定温度(TVR
で運転されるため、急激な温度上昇を抑制できると共
に、省エネにも寄与できる利点が得られる。
更に、就寝開始スイッチ(4)の操作から一定時間経過
すると、温調ボリウム(VR)での設定温度(TVR)に対
し2℃程度低い温度に調節されるため、就寝の時間経過
に伴い適正な温度に保つことができ、快適性の向上を図
ることができると共に、運転中の省エネ等にも貢献でき
る利点も得られる。
尚、上記実施例における具体的数値はあくまで例示であ
り、これに限るものでないことは云うまでもない。
(発明の効果) 以上、本発明では、運転スイッチ(3)の操作で、速暖
運転が確保され、迅速な暖房が行えると共に、入床時の
タイミングが運転開始からずれても、就寝開始スイッチ
(4)を入床時に操作すれば、このときからオフタイマ
が計時され、該オフタイマで定めるセット時間中運転を
継続できると共に、このセット時間に適合した起床前の
一定時間にわたり明け方の冷えに備えた制御が行え、快
適性を向上することができる。
又、速暖運転解除手段(C)の付加により、当初から敷
物本体(1)が温かい状態にある場合には、速暖運転は
省略されるため、急激な温度上昇を抑制でき、又、省エ
ネにも寄与することができる。
更に、セーブ運転手段(D)の付加により、就寝から一
定時間経過した後、設定温度がセーブされるため、就寝
の時間経過に伴い適正な温度制御が行え、快適性を向上
できると共に、運転中の省エネにも貢献することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る敷布団の下敷込ヒータの電気回路
図、第2図は同ヒータの構造を概略的に示す説明図、第
3図は同ヒータの制御手順を示すフローチャート、第4
図は同作用を説明する時間対温度特性図、第5図は従来
例に係る電気毛布の時間対温度特性図である。 (1)……敷物本体 (2)……発熱体 (3)……運転スイッチ (4)……就寝開始スイッチ (A)……速暖運転制御手段 (B)……起床前運転制御手段 (C)……速暖運転解除手段 (D)……セーブ運転手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−259374(JP,A) 特開 昭62−290086(JP,A) 特開 昭57−29117(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】敷物本体(1)に、設定温度に温度制御さ
    れる発熱体(2)を備えた敷布団の下敷込ヒータであっ
    て、運転スイッチ(3)と、就寝運転の開始を指令する
    就寝開始スイッチ(4)と、この就寝開始スイッチ
    (4)の操作で計時を開始するオフタイマとを設けると
    共に、前記運転スイッチ(3)の操作で一定の速暖運転
    時間にわたり、途中で前記就寝開始スイッチ(4)が操
    作されても就寝運転時の設定温度よりも高い設定温度で
    運転し、かつ、前記速暖運転時間の経過後に設定温度を
    就寝運転時の値に下げる速暖運転制御手段(A)と、オ
    フタイマのセット時間の終了前に一定時間確保する起床
    前運転時間にわたり、就寝運転時の設定温度よりも高い
    設定温度で運転し、かつ、前記オフタイマのセット時間
    終了で前記発熱体(2)の運転を停止する起床前運転制
    御手段(B)とを設けたことを特徴とする敷布団の下敷
    込ヒータ。
  2. 【請求項2】運転スイッチ(3)を操作したとき敷物本
    体(1)の温度が所定値を越えるとき、速暖運転を解除
    して設定温度で運転を行う速暖運転解除手段(C)を備
    える請求項1記載の敷布団の下敷込ヒータ。
  3. 【請求項3】就寝開始スイッチ(4)の操作から一定時
    間経過後、就寝運転時の設定温度を低下させるセーブ運
    転手段(D)を備える請求項1又は請求項2記載の敷布
    団の下敷込ヒータ。
JP2202752A 1990-07-30 1990-07-30 敷布団の下敷込ヒータ Expired - Lifetime JPH07118367B2 (ja)

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CN110332595A (zh) * 2019-06-05 2019-10-15 北京航天控制仪器研究所 一种结合分布式光纤测温主机的自控蓄热系统

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