JPH0557792U - 電気暖房器具の制御装置 - Google Patents

電気暖房器具の制御装置

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JPH0557792U
JPH0557792U JP43592U JP43592U JPH0557792U JP H0557792 U JPH0557792 U JP H0557792U JP 43592 U JP43592 U JP 43592U JP 43592 U JP43592 U JP 43592U JP H0557792 U JPH0557792 U JP H0557792U
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JP
Japan
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temperature
circuit section
bed
heater wire
minutes
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Pending
Application number
JP43592U
Other languages
English (en)
Inventor
妥則 沼生
利一 吉野
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Publication date
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気毛布において、使用者が就寝する際、及
び就寝途中で一時起床しある程度時間が経過した後、再
び入床する場合に、素早く快適な温度で入眠できる状態
を得る。 【構成】 人検知判別回路部5にタイマ回路部6と制御
回路部7を電気的に接続する構成にしたので、電源を入
れた後ヒータ温度1が設定温度T1になってから人が入
床した場合、空気の流入等によりヒータ線1の温度はT
1からT2に低下する。この温度差から人の入床が検知
され同時にタイマ回路6によりそれから10分間設定温
度が3℃高い状態で運転される。また、就寝中一時起床
し再び入床するまでの時間もタイマ回路6により測定さ
れる。この時間が5分を超える場合には就寝時と同様に
設定温度が10分間3℃高い状態で運転されるが、5分
以下の場合は設定温度そのままで運転される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動的に設定温度を変化できる電気暖房器具の制御装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の制御装置は、図4に示すように電源を入れヒータ線回路部1に 通電されてから温度設定回路部4であらかじめ設定されている温度T1までヒー タ線の温度が上昇すると、この温度T1を保持し続けるが、この後人が入床及び 起床した場合、一時的に室内空気の流入及び体温の影響等で前記温度設定回路部 4で設定されている温度T1が温度T2まで低下し、その後再び設定温度T1ま で上昇する。
【0003】 以後、人の入床及び起床があるまでの時間、この温度T1を保持するような制 御動作を行っていた。(例えば、特公平3−39393号広報参照)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような動作では、図4に示したように、ヒータ線回路部 1の温度が温度設定回路部4によって設定されている温度T1を保持するために 、使用者の体が冷えた状態で入床した後、体が暖まり快適に入眠できる状態まで 達するのに時間を要するという問題点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本考案の電気暖房器具の制御装置はヒータ線 回路部とこのヒータ線回路部の温度を検出する温度検知回路部とを配設した電気 毛布本体と、前記ヒータ線回路部の温度を設定する温度設定回路部と、人の入床 及び起床を検知する人検知判別回路部と、前記人検知判別回路部からの信号に応 じて前記温度設定回路部で設定されている温度を人が入床後、ある一定の時間あ らかじめ設定されている温度よりも高めに設定させるためのタイマ回路部と、前 記温度検知回路部からの信号と前記温度設定回路部からの信号との差により前記 ヒータ線回路部へ通電を制御する制御回路部という構成を備えた電気暖房器具の 制御装置である。
【0006】
【作用】
本考案は上記した構成によって、電源を入れるとヒータ線回路部が通電を開始 し、人検知判別回路部からの信号により入床したことが検知されると、自動的に 一定時間温度設定回路部で設定された温度よりも高めに設定された状態で通電す るように動作する。
【0007】 また、一度起床し再度入床するまでの時間が短い場合は、再入床時における温 度低下は、それほど大きくないということを考慮して、温度設定は最初に前記設 定回路部で設定された温度の状態で入床時より通電するように動作する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を示す添付図面図1〜図3に基づいて説明する。
【0009】 図1及び図2において、ヒータ線回路部1の温度を検知する温度検知回路部2 が、電気毛布本体3に配設されており、前記ヒータ線回路部1の温度を設定する 温度設定回路部4と、人体の有無により入床及び起床を検知する人検知判別回路 部5と、前記人検知判別回路部5からの信号に応じて前記温度設定回路部4で設 定されている温度をある一定の時間あらかじめ設定されている温度よりも高めに 設定させる役割を持ったタイマ回路部6と、前記温度検知回路部2からの信号と 前記温度設定回路部4からの信号との差により前記ヒータ線回路部1への通電を 制御する制御回路部7とから構成された電気暖房器具の制御装置である。
【0010】 上記構成において、本考案の一実施例の動作を図3を用いて説明をする。
【0011】 例えば図2のような電気毛布の場合、電源を入れるとヒータ線回路部1に通電 が開始され、温度設定回路部4で設定された温度T1まで上昇し、この温度T1 を保ち続ける。このとき使用者が入床すると、室内空気及び体温の影響等で前記 ヒータ線回路部1の温度はT2まで低下する。このとき人検知判別回路部5がT 1からT2への温度変化を読みとり、人が入床したことを判断する。このように 入床されたことが検知されると自動的にタイマ回路6により入床後、10分間は 、温度設定回路部4であらかじめ設定されている温度T1よりも3℃高い温度T 3に設定される。入床後10分を越えると前記タイマ回路部6により再び設定温 度がT1にもどる。また就寝中に一時起床した場合において、前記温度設定回路 部4で設定された温度T1から一定時間経過後に温度がT2まで低下したとする と、前記人検知判別回路部5により温度変化から人が起床したことを判断する。 このように起床したことが検知されると自動的に前記タイマ回路部6により時間 のカウントが行われ人が起床してから再び入床するまでに5分を越える場合にお いては、再び人が入床したことを検知してから10分間前記温度設定回路部4で あらかじめ設定されている温度T1よりも3℃高い温度T3に設定することによ り通電を行う。
【0012】 また、人が起床してから再び入床するまでが5分以内である場合においては、 再び人が入床したことを検知してから前記温度設定回路部4であらかじめ設定さ れている温度T1のままで設定することにより通電を行う。
【0013】 このように動作するため、ヒータ線回路部1の温度が人が入床後10分間3℃ 高く設定されることで、その分だけヒータの温度が高くなり早く快適な状態で入 眠できるようになる。
【0014】 また、起床してすぐ入床する場合には設定温度は上がらないので入床後の暖ま り過ぎも防止できる。
【0015】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば次の効果が得られる。
【0016】 (1)電源を入れ、ヒータ線回路部が通電を開始してから入床した場合に入床か ら10分間ヒータ線設定温度が3℃高めに設定されるので、入床時にヒータ線の 温度が一時的に低下しても、早く快適な温度の状態で入眠できる。
【0017】 (2)就寝途中で起床して短時間のうちに再び入床する場合は、ヒータ線回路の 温度はあまり低下していないということを考慮して設定温度は上がらないので入 床直後の暖まり過ぎを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気暖房器具の制御回
路のブロック図。
【図2】本考案の一実施例の外観図。
【図3】図2の動作をあらわす特性図。
【図4】従来の電気暖房器具の制御回路の動作を表す特
性図。
【符号の説明】
1 ヒータ線回路部 2 温度検知回路部 3 電気毛布本体 4 温度設定回路部 5 人検知判別回路部 6 タイマ回路部 7 制御回路部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータ線回路部(1)と、前記ヒータ線
    回路部(1)の温度を検出する温度検出回路部(2)と
    を配設した電気毛布本体(3)と、前記ヒータ線回路部
    (1)の温度を設定する温度設定回路部(4)と、人体
    の有無を判断する人検知判別回路部(5)と、前記人検
    知判別回路部(5)からの信号に応じて前記温度設定回
    路部(4)で設定されている温度を、ある一定の時間あ
    らかじめ設定されている温度よりも高めに設定させるた
    めのタイマ回路部(6)と、前記ヒータ線回路部(1)
    が通電されているときにおいて、前記温度検知回路部
    (2)からの信号と前記温度設定回路部(4)からの信
    号との差により、前記ヒータ線回路部(1)への通電を
    制御する制御回路部(7)とを備えた事を特徴とする電
    気暖房器具の制御装置。
JP43592U 1992-01-10 1992-01-10 電気暖房器具の制御装置 Pending JPH0557792U (ja)

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