JPH0262612A - 就寝用採暖具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気毛布等の就寝用採暖具に関するものであ
る。

従来の技術 従来の電気毛布等の就寝用採暖具は、電源投入後の寝床
内温度の立上りが遅いため、例えば入床する１〜２時間
前に電源をオンし、その時に温度設定目盛を強位置にし
て予め寝床内に十分な熱量を与えておき、入床時に通常
の設定に戻すという操作をして使用する人が多い。しか
し、この方式では仮に使用者が入床時に設定を戻すのを
忘れて入眠した場合、夜中に暑過ぎて発汗、覚醒等で不
快な思いをするという問題があった。

この問題を解決する技術として、電源が投入されると速
熱回路により温度設定用の可変抵抗器をショートし強設
定で制御を開始しタイマー等で設定したある一定の時間
経過後に自動的に前記可変抵抗器のショートを解除し、
設定された温度に戻すことにより立上り特性を改善する
という方法がある。第４図に従来の技術を応用した場合
のｈ　−夕温度特性および就床内温度特性を示している
。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来の構成では、電源投入時より計
数を開始し一定時間経過後に自動的にストップさせるた
め、例えば、第４図（イ）のように温度センサーが吸湿
している場合、或いは本体が冷え切っている場合は、ヒ
ータ温度が強温度に達しても、寝床的温度は遅れて上昇
するので寝床内に十分な熱量が供給されないうちに強設
定が解除されたり、また、第４図（ロ）のように電源投
入時、ある程度暖まっていた場合は、強設定で長く制御
されるため、逆に熱くなり過ぎるという問題を有してい
た。

本発明はかかる従来の問題を解消するもので、より快適
な予熱手段をもった就寝用採暖具を提供することを目的
とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の就寝用採暖具は、ヒ
ータと、このヒータの温度を検出する温度センサーとを
配設した本体と、前記本体の温度が設定温度になるよう
に前記ヒータへの給電を制御する温度制御手段と、電源
投入と同時に設定温度に関係なく強設定で一定時間だけ
急速に加熱する張子熱手段と、電源投入と同時に強温度
に達するまでの時間を計数し、その結果に基づいて張子
熱を保持する時間を決定するタイマーカウンタとを備え
たものである。

作　　用 上記構成によって、電源投入からヒータが強温度に達す
るまでの時間に比例して以降の強設定保持時間を第２の
タイマーカウンタが決定するので例えば温度センサーが
吸湿していたり、あるいは寝床内が冷え切っている状態
で電源が投入されても、寝床内に十分な熱量を供給する
ことができる。

また、反対に、寝床内がある程度暖まっている状態で電
源が投入された場合でも、強保持時間が短かくなるため
、熱くなり過ぎることもなく常に最適な予熱をかけるこ
とができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。第１図は本発明の一実施例における電気毛布の回路−
である。第１図において１は交流電源、２は電源スィッ
チ、３は直流電源部でマイクロコンピュータ４で（以下
マイコンと略称する）を含む制御部に給電している。５
は本体でヒータ５１、温度センサー５２により成る。６
は温度検出部で、前記温度センサー５２にかかる交流温
度信号電圧を直流温度信号電圧に変換している。７は温
度設定部である。８はヒータ駆動部で、前記温度検出部
６と、前記温度設定部７よりの信号を処理したマイコン
制御出力によりトリガーパルスを出力しサイリスタ９を
制御部する。１０はマイコン４のリセット部、１１はマ
イコン４のクロック部である。１２は強設定解除スイッ
チであり、電源オンと同時にスタートする強設定をこの
スイッチを押すことにより解除できる。

第２図はマイコン４に搭載されているプログラムのフロ
ーチャートである。まず電源スィッチ２がオンされると
マイコン４にリセット部１０よりリセットがかかり、Ｓ
ｌからプログラムが実行さねていく。まず、Ｓｌではマ
イコン４の出力端子りをＬＯＷ（ヒータオフ）にしＲＡ
Ｍチエツク等を行なう。Ｓ２で強設定解除スイッチ１２
が押されたかどうかの判定を行い、押されてなければＳ
３に移り、マイコン４の出力端子Ｏからヒータ駆動部８
を介してサイリスタ９をオンさせる信号を出力し強設定
で制御を開始するとともに、第１のタイマーカウンタが
カウントを開始する。

Ｓ４で温度検出部６の信号をアナログ入力端子ＭＮ２よ
り入力し、センサー温度が強温度に達したことを検出す
る。Ｓ５では、電源投入から強温度に達した時間のデー
タｔ１に対応した比例係数αヲ掛け、タイマーカウント
データｔ２を作り、Ｓ６でマイコン４に内蔵されている
第２のタイマーカウンタに、このデータｔ２を設定し起
動する。

Ｓ７と５８で、第２のタイマーカウンタで設定された時
間がカウントアツプするまで強温度で、本体に内蔵され
たヒータを制御する。当然のことながらＳ７ではセンサ
ー温度の検出、強温度との比較、ヒータ駆動データの作
成を行い、ヒータ駆動データを出力端子りに出力しヒー
タ駆動部８を介してサイリスタ９を制御、ヒータをオン
、オフする。第２図のタイマーカウンタがカウントアツ
プするとヒータの制御はＳ７から５９に移り、温度設窓
部７からの信号をアナログ入力端子ＡＮＩより入力し設
定された温度で制御される。

なお、Ｓ２で強設定解除スイッチ１２が押されていれば
、プログラムはＳ９にジャンピする。Ｓ９でも５７同様
センサ一温度の検出、強温度との比較、ヒータ駆動デー
タの作成を行い、ヒータ駆動データを出力愛子Ｏに出力
しヒータ駆動部８を介してサイリスタ９を制御、ヒータ
５１をオン、オフする。

第３図に前記実施例のヒータ温度特性および寝床内の温
度特性を示しているが、例えば（イＸζ示すように温度
センサーが吸湿している場合、あるいは本体が冷え切っ
ている場合は寝床内温度の立上りが遅いため、ヒータが
強温度に達するまでの時間ｔ１に比例した時間ｔ２だけ
強通電を延長することによって本体に十分゛な熱量が得
られる。また（口）に示すように本体がそれほど冷え切
っていない場合は、ヒータ温度が強温度に達する時間も
短か（、したがって延長時間も短かくて済む。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明は、電源
投入時の就寝用採暖具の本体の状態に対応して予熱時間
の設定がなされるため、実用的に極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の就寝用採暖具における回路
図、第２図は同就寝用採暖具のマイコンに搭載されてい
るプログラムのフローチャート、第３図（イ）、（ｃｉ
）は同就寝用採暖具の温度立上りを示す特性図、第４図
（イ）、（ロ）は従来の就寝用採暖具の温度立上りを示
す特性図である。 ４・・・・・・マイクロコンピュータ、５・・・・・・
本体、１１・・・・・・クロック部、５１・・・・・・
ヒータ、５２・・・・・・潔度センサー 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名１図 ２−・ −一 　−一− ８−・ ７−・ Ｉ＋　　−− ｆ２　　・・・ ５１　−・− ？　−・− ９潔電源 ｔＷ１スイッ千 １流電＋１都 マイクロコンピュータ 本　　　俸 温准檜出り ２ｚ纜ゴ定蓼 に−タＪ［動部 ）ｔイリズタ リｔ！ヤト郭 グ　　ロ　争ノ　グ　　部 強設定解綜スイッ＋ Ｃ−タ ｚａｔ’ンす− １２図 第 図 電Ｒ役λ 一一一−ｔｌｌｉ　閉 １口１ 電溝覆λ 一一一φ時間 第 図 （イ） （ロ） 自ｆｆｉ＃滝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）セータと、このヒータの温度を検出する温度セン
   サーとを配設した本体と、前記本体の温度が設定温度に
   なるように前記ヒータへの給電を制御する温度制御手段
   と、電源投入と同時に設定温度に関係なく強設定で一定
   時間だけ急速に加熱する強予熱手段と、電源源入と同時
   に前記センサーの温度が強温度に達するまでの時間を計
   数する第１のタイマーカウンタと、この第１のタイマー
   カウンタの計数結果に基づき、強予熱を保持する時間を
   決定する第２のタイマーカウンタとを備えた就寝用採暖
   具。