JPH09287820A - 24時間風呂 - Google Patents
24時間風呂Info
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- JPH09287820A JPH09287820A JP8122767A JP12276796A JPH09287820A JP H09287820 A JPH09287820 A JP H09287820A JP 8122767 A JP8122767 A JP 8122767A JP 12276796 A JP12276796 A JP 12276796A JP H09287820 A JPH09287820 A JP H09287820A
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- JP
- Japan
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- bathtub
- hot water
- temperature
- water
- water heater
- Prior art date
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Control For Baths (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 浴槽内への入浴がない時には湯温を低温にさ
せて省エネ運転を行なうことのできる24時間風呂の提
供を目的とする。 【構成】 給湯器3を低温運転させて浴槽1の湯を低温
度で保温させ、給湯器3内に設けられた水位センサーに
より浴槽1内に人が入浴したことが検知された時にの
み、給湯器3を追焚運転させて浴槽1の湯温を上昇させ
る。
せて省エネ運転を行なうことのできる24時間風呂の提
供を目的とする。 【構成】 給湯器3を低温運転させて浴槽1の湯を低温
度で保温させ、給湯器3内に設けられた水位センサーに
より浴槽1内に人が入浴したことが検知された時にの
み、給湯器3を追焚運転させて浴槽1の湯温を上昇させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴槽内の湯を入れ換
えることなく循環浄化させることのできる、いわゆる2
4時間風呂に関するものである。
えることなく循環浄化させることのできる、いわゆる2
4時間風呂に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、浴槽内の湯を浄化器
に循環させて、浴槽内の湯を入れ換えることなく使用で
きる、いわゆる24時間風呂が存在するが、この24時
間風呂において、常に入浴可能な高温に湯温を保持して
おくと、ランニングコストが増大してしまうという問題
点がある。
に循環させて、浴槽内の湯を入れ換えることなく使用で
きる、いわゆる24時間風呂が存在するが、この24時
間風呂において、常に入浴可能な高温に湯温を保持して
おくと、ランニングコストが増大してしまうという問題
点がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、省エネルギー運転ので
きる24時間風呂を提供せんことを目的とし、その第1
の要旨は、浴槽内の湯を循環させて浄化する浄化器と、
浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成される24
時間風呂において、一度押すと所定時間の間前記給湯器
を低温運転させ前記浴槽の湯を低温度で保温するととも
に、前記所定時間の経過後に前記給湯器を追焚き運転さ
せて浴槽の湯を設定温度に復帰させる省エネボタンを設
けたことである。また、第2の要旨は、前記浄化器の制
御部と前記給湯器の制御部を電気的に接続するととも
に、前記浄化器の制御部を操作するリモコン内に前記省
エネボタンを設けたことである。また、第3の要旨は、
浴槽内の湯を循環させて浄化する浄化器と、浴槽の湯を
追焚き可能な給湯器を備えて構成される24時間風呂に
おいて、前記給湯器を低温運転させ前記浴槽の湯を低温
度で保温している状態で、該給湯器内に設けられた水位
センサーにより前記浴槽内に人が入浴したことが検知さ
れた時に、前記給湯器を追焚き運転させて浴槽の湯を設
定温度に復帰させるように構成したことである。また、
第4の要旨は、前記追焚き運転の後、前記水位センサー
が浴槽内の湯の水位減少を検知した場合は、前記給湯器
を低温運転に切替制御することである。また、第5の要
旨は、浴槽内の湯を循環させて浄化する浄化器と、浴槽
の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成される24時間
風呂において、前記給湯器内に設けられている水位セン
サーにより前記浴槽内の湯の水位の増減を検知すること
により浴槽内への入浴の有無を検出し、該入浴頻度の高
い時間帯をマイクロコンピューターで学習して入浴頻度
の高い時間帯には前記給湯器を通常運転して浴槽内の湯
温を高めるとともに、入浴頻度の低い時間帯には給湯器
を低温運転して浴槽内の湯を低温保温するように自動制
御することである。
点に鑑み案出したものであって、省エネルギー運転ので
きる24時間風呂を提供せんことを目的とし、その第1
の要旨は、浴槽内の湯を循環させて浄化する浄化器と、
浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成される24
時間風呂において、一度押すと所定時間の間前記給湯器
を低温運転させ前記浴槽の湯を低温度で保温するととも
に、前記所定時間の経過後に前記給湯器を追焚き運転さ
せて浴槽の湯を設定温度に復帰させる省エネボタンを設
けたことである。また、第2の要旨は、前記浄化器の制
御部と前記給湯器の制御部を電気的に接続するととも
に、前記浄化器の制御部を操作するリモコン内に前記省
エネボタンを設けたことである。また、第3の要旨は、
浴槽内の湯を循環させて浄化する浄化器と、浴槽の湯を
追焚き可能な給湯器を備えて構成される24時間風呂に
おいて、前記給湯器を低温運転させ前記浴槽の湯を低温
度で保温している状態で、該給湯器内に設けられた水位
センサーにより前記浴槽内に人が入浴したことが検知さ
れた時に、前記給湯器を追焚き運転させて浴槽の湯を設
定温度に復帰させるように構成したことである。また、
第4の要旨は、前記追焚き運転の後、前記水位センサー
が浴槽内の湯の水位減少を検知した場合は、前記給湯器
を低温運転に切替制御することである。また、第5の要
旨は、浴槽内の湯を循環させて浄化する浄化器と、浴槽
の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成される24時間
風呂において、前記給湯器内に設けられている水位セン
サーにより前記浴槽内の湯の水位の増減を検知すること
により浴槽内への入浴の有無を検出し、該入浴頻度の高
い時間帯をマイクロコンピューターで学習して入浴頻度
の高い時間帯には前記給湯器を通常運転して浴槽内の湯
温を高めるとともに、入浴頻度の低い時間帯には給湯器
を低温運転して浴槽内の湯を低温保温するように自動制
御することである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、24時間風呂の概略構成図を示すもので
あり、24時間風呂を構成する浴槽1の側壁面には追焚
配管2が設けられており、この追焚配管2は給湯器3に
接続されている。この給湯器3内には、マイクロコンピ
ューターによる制御部と、ポンプと、バーナーと、熱交
換器と、水位センサーと、サーミスタ等が内蔵されてお
り、給湯器3のポンプが作動されることにより前記追焚
配管2を構成する往路2aから浴槽1内に溜められてい
る湯を吸い出し、給湯器3の熱交換器内を通して加熱
し、再び復路2bを通し浴槽1に加熱された湯を噴出さ
せることができるように構成されている。
する。図1は、24時間風呂の概略構成図を示すもので
あり、24時間風呂を構成する浴槽1の側壁面には追焚
配管2が設けられており、この追焚配管2は給湯器3に
接続されている。この給湯器3内には、マイクロコンピ
ューターによる制御部と、ポンプと、バーナーと、熱交
換器と、水位センサーと、サーミスタ等が内蔵されてお
り、給湯器3のポンプが作動されることにより前記追焚
配管2を構成する往路2aから浴槽1内に溜められてい
る湯を吸い出し、給湯器3の熱交換器内を通して加熱
し、再び復路2bを通し浴槽1に加熱された湯を噴出さ
せることができるように構成されている。
【0005】また、浴槽1には循環配管5が設けられて
おり、この循環配管5には浄化器6が接続されており、
この浄化器6は、マイクロコンピューターによる制御部
と、湯内の垢等を濾過することのできる濾過装置からな
るものであり、この浄化器6内に循環配管5を介し浴槽
1内の湯を循環させて、浄化器6内で湯を浄化すること
により、浴槽1内の湯の入れ換えを行なうことなく長時
間に亘り湯を使用して24時間何時でも浴槽1に入浴で
きるように構成されている。なお、前記給湯器3内の制
御部を操作するために浴室の壁面にはリモコン4が設置
されており、また、前記浄化器6の制御部を操作するた
めにリモコン7が浴室の壁面等に設けられている。な
お、本例では、この浄化器6の制御部と前記給湯器3内
の制御部は接続ケーブル9により接続されたものとなっ
ている。また、本例の前記リモコン7には省エネボタン
8が設けられている。
おり、この循環配管5には浄化器6が接続されており、
この浄化器6は、マイクロコンピューターによる制御部
と、湯内の垢等を濾過することのできる濾過装置からな
るものであり、この浄化器6内に循環配管5を介し浴槽
1内の湯を循環させて、浄化器6内で湯を浄化すること
により、浴槽1内の湯の入れ換えを行なうことなく長時
間に亘り湯を使用して24時間何時でも浴槽1に入浴で
きるように構成されている。なお、前記給湯器3内の制
御部を操作するために浴室の壁面にはリモコン4が設置
されており、また、前記浄化器6の制御部を操作するた
めにリモコン7が浴室の壁面等に設けられている。な
お、本例では、この浄化器6の制御部と前記給湯器3内
の制御部は接続ケーブル9により接続されたものとなっ
ている。また、本例の前記リモコン7には省エネボタン
8が設けられている。
【0006】このような構成における24時間風呂の制
御の第1実施例を図2のフローチャートで示す。即ち、
図2において、図示しない温度設定器で使用者が浴槽1
内の入浴時の湯温を設定してある状態で、前記給湯器3
により、この設定された設定温度になるように浴槽1内
の湯をステップS1で保温しており、この状態では浴槽
1内の湯は例えば約42℃に維持されている。この状態
で使用者が前記リモコン7内の省エネボタン8をステッ
プS2でONすると、浄化器6内の制御部では、前記約
42℃の設定温度を記録するとともに、低温保温運転を
するための制御信号を前記給湯器3側の制御部に指令す
る。これにより給湯器3は内部のバーナーを制御して浴
槽1内の湯温が例えば約35℃になるように低温運転を
行なう(ステップS3)。なお、前記浄化器6内で微生
物による浄化を行なう場合には、微生物の活性を落とさ
ない範囲(30℃以下とならないよう)で低い温度で保
温する。
御の第1実施例を図2のフローチャートで示す。即ち、
図2において、図示しない温度設定器で使用者が浴槽1
内の入浴時の湯温を設定してある状態で、前記給湯器3
により、この設定された設定温度になるように浴槽1内
の湯をステップS1で保温しており、この状態では浴槽
1内の湯は例えば約42℃に維持されている。この状態
で使用者が前記リモコン7内の省エネボタン8をステッ
プS2でONすると、浄化器6内の制御部では、前記約
42℃の設定温度を記録するとともに、低温保温運転を
するための制御信号を前記給湯器3側の制御部に指令す
る。これにより給湯器3は内部のバーナーを制御して浴
槽1内の湯温が例えば約35℃になるように低温運転を
行なう(ステップS3)。なお、前記浄化器6内で微生
物による浄化を行なう場合には、微生物の活性を落とさ
ない範囲(30℃以下とならないよう)で低い温度で保
温する。
【0007】この低温保温運転状態で例えば8時間〜1
2時間程度の所定時間が経過したか否かをステップS4
で判別し、時間が経過した時にはステップS5において
元の約42℃の設定温度に復帰させるように前記給湯器
3に追焚運転を指令し、給湯器3のバーナーにより浴槽
1の湯が追焚きされて湯は42℃に上昇される。なお、
給湯器3で湯温を1℃上げるのに約1分程度あれば十分
であり、急速に湯を低温の35℃から設定温度の42℃
に上昇させることができるものである。なお、湯温が設
定温度に達した時には前記省エネボタン8をステップS
5でOFFさせる。
2時間程度の所定時間が経過したか否かをステップS4
で判別し、時間が経過した時にはステップS5において
元の約42℃の設定温度に復帰させるように前記給湯器
3に追焚運転を指令し、給湯器3のバーナーにより浴槽
1の湯が追焚きされて湯は42℃に上昇される。なお、
給湯器3で湯温を1℃上げるのに約1分程度あれば十分
であり、急速に湯を低温の35℃から設定温度の42℃
に上昇させることができるものである。なお、湯温が設
定温度に達した時には前記省エネボタン8をステップS
5でOFFさせる。
【0008】このように図2のフローチャートによる制
御では、使用者が一度、省エネボタン8を押すことによ
り、所定時間、例えば8〜12時間程度の間は浴槽1内
の湯は低温に保温されて、設定時間の経過後に、自動的
に42℃の通常運転に復帰されるため、入浴がなされな
い時間帯には湯を低温に保温してエネルギーの節約がで
き、ランニングコストを低減させることができるもので
ある。
御では、使用者が一度、省エネボタン8を押すことによ
り、所定時間、例えば8〜12時間程度の間は浴槽1内
の湯は低温に保温されて、設定時間の経過後に、自動的
に42℃の通常運転に復帰されるため、入浴がなされな
い時間帯には湯を低温に保温してエネルギーの節約がで
き、ランニングコストを低減させることができるもので
ある。
【0009】次に、図3は制御内容の第2実施例のフロ
ーチャートであり、図3のフローチャートでは、ステッ
プS10において、湯温が例えば42℃の設定温度にな
るように給湯器3を通常運転して保温する。この状態で
ステップS11において省エネボタン8がONされたか
否かを判定し、ONされた時には、風呂の湯温の設定温
度、即ち42℃を記憶するとともに、給湯器3を低温運
転に切替え、例えば浴槽1の湯が38℃程度となるよう
に低温保温を行なう。この低温保温状態でステップS1
3において、給湯器3内に設けられている水位センサー
により水位が上昇したか否かを判定する。即ち、浴槽1
内に人が入浴した時には浴槽1内の湯の水位が上昇する
ため、この水位の上昇を給湯器3内に設けられている水
位センサーにより検出して浴槽1内へ人が入浴したか否
かを判定することができる。ステップS13において水
位が上昇し浴槽1内に人が入浴したことが検出された時
には、ステップS14において、給湯器3を通常運転、
即ち約42℃になるように給湯器3を追焚運転させ、同
時に前記省エネボタン8をOFFする。このようにステ
ップS10〜ステップS14までの制御では、低温保温
運転状態で水位センサーにより入浴の有無を検出して、
入浴が検出された時には湯温を上昇させ、入浴を可能と
し、入浴されていない時には低温に湯温を保温して省エ
ネルギーで運転させることができるものとなる。
ーチャートであり、図3のフローチャートでは、ステッ
プS10において、湯温が例えば42℃の設定温度にな
るように給湯器3を通常運転して保温する。この状態で
ステップS11において省エネボタン8がONされたか
否かを判定し、ONされた時には、風呂の湯温の設定温
度、即ち42℃を記憶するとともに、給湯器3を低温運
転に切替え、例えば浴槽1の湯が38℃程度となるよう
に低温保温を行なう。この低温保温状態でステップS1
3において、給湯器3内に設けられている水位センサー
により水位が上昇したか否かを判定する。即ち、浴槽1
内に人が入浴した時には浴槽1内の湯の水位が上昇する
ため、この水位の上昇を給湯器3内に設けられている水
位センサーにより検出して浴槽1内へ人が入浴したか否
かを判定することができる。ステップS13において水
位が上昇し浴槽1内に人が入浴したことが検出された時
には、ステップS14において、給湯器3を通常運転、
即ち約42℃になるように給湯器3を追焚運転させ、同
時に前記省エネボタン8をOFFする。このようにステ
ップS10〜ステップS14までの制御では、低温保温
運転状態で水位センサーにより入浴の有無を検出して、
入浴が検出された時には湯温を上昇させ、入浴を可能と
し、入浴されていない時には低温に湯温を保温して省エ
ネルギーで運転させることができるものとなる。
【0010】なお、図3のフローチャートにおいて、ス
テップS14の制御に代えてステップS15〜ステップ
S18の制御を行なうこともできる。即ち、ステップS
15では、前記水位センサーにより浴槽内に人が入浴し
たことが検知された時には、給湯器3を追焚運転させて
湯温を約42℃まで上昇させるとともに、ステップS1
6において、水位センサーにより水位が減少したか否か
を検出し、即ち、浴槽1から入浴者が出たか否かを検出
し、人が浴槽から出たと判定された時にはステップS1
7において、前記給湯器3を低温運転に切替えて、浴槽
の湯を約38℃程度の温度に保温するように運転する。
また、ステップS18において前記省エネボタン8がO
N状態か否かを判定して、省エネボタン8が押されたま
まの状態となっている時には前記ステップS13に戻
り、水位センサーにより浴槽1内への入浴状態を判定
し、入浴が確認された時にはステップS15で追焚運転
して約42℃の温度に上昇させ、また、ステップS16
において浴槽から人が出たことが検出された時には給湯
器3を低温運転状態に切り替えて湯温を約38℃に保持
する。即ち、ステップS15〜ステップS18における
制御では、省エネボタン8が押されて給湯器3が低温運
転状態となっている時に、水位センサーのみの検知信号
で入浴の有無を検出して、入浴時には追焚きして湯を高
温にさせ、入浴完了後には再び低温に湯を保温して節約
運転をさせようとするものである。
テップS14の制御に代えてステップS15〜ステップ
S18の制御を行なうこともできる。即ち、ステップS
15では、前記水位センサーにより浴槽内に人が入浴し
たことが検知された時には、給湯器3を追焚運転させて
湯温を約42℃まで上昇させるとともに、ステップS1
6において、水位センサーにより水位が減少したか否か
を検出し、即ち、浴槽1から入浴者が出たか否かを検出
し、人が浴槽から出たと判定された時にはステップS1
7において、前記給湯器3を低温運転に切替えて、浴槽
の湯を約38℃程度の温度に保温するように運転する。
また、ステップS18において前記省エネボタン8がO
N状態か否かを判定して、省エネボタン8が押されたま
まの状態となっている時には前記ステップS13に戻
り、水位センサーにより浴槽1内への入浴状態を判定
し、入浴が確認された時にはステップS15で追焚運転
して約42℃の温度に上昇させ、また、ステップS16
において浴槽から人が出たことが検出された時には給湯
器3を低温運転状態に切り替えて湯温を約38℃に保持
する。即ち、ステップS15〜ステップS18における
制御では、省エネボタン8が押されて給湯器3が低温運
転状態となっている時に、水位センサーのみの検知信号
で入浴の有無を検出して、入浴時には追焚きして湯を高
温にさせ、入浴完了後には再び低温に湯を保温して節約
運転をさせようとするものである。
【0011】次に、図4のフローチャートで示す制御
は、入浴パターンをマイクロコンピューターで学習し
て、この学習により自動的に24時間風呂を省エネ運転
させようとするものである。図4のステップS20にお
いて、前記省エネボタン8がONされているか否かを判
定し、ONされていない場合には、ステップS21にお
いて浴槽1内の湯温を約42℃程度に維持させるように
給湯器3を通常運転する。また、ステップS20で省エ
ネボタン8がONされていることが確認された時には、
ステップS22において現在の時間帯Hを計測する。即
ち、この時間帯Hは、1日24時間を24分割して、0
時〜0時59分までをH=0とし、1時〜1時59分ま
でをH=1とし、……このように順次、23時〜23時
59分まではH=23として計測する。
は、入浴パターンをマイクロコンピューターで学習し
て、この学習により自動的に24時間風呂を省エネ運転
させようとするものである。図4のステップS20にお
いて、前記省エネボタン8がONされているか否かを判
定し、ONされていない場合には、ステップS21にお
いて浴槽1内の湯温を約42℃程度に維持させるように
給湯器3を通常運転する。また、ステップS20で省エ
ネボタン8がONされていることが確認された時には、
ステップS22において現在の時間帯Hを計測する。即
ち、この時間帯Hは、1日24時間を24分割して、0
時〜0時59分までをH=0とし、1時〜1時59分ま
でをH=1とし、……このように順次、23時〜23時
59分まではH=23として計測する。
【0012】次に、ステップS23において、給湯器3
内の水位センサーにより浴槽1内の水位の上昇を検出し
て浴槽1内に入浴中であるか否かを判定する。入浴中で
ある場合にはステップS24において、累積入浴回数X
を+1累積させる。同時に現在の時間帯における累積入
浴回数X(H)を+1累積させる。この場合には入浴中
であるためステップS25において、湯温を約42℃に
すべく給湯器3を通常運転させて通常保温を行なう。
内の水位センサーにより浴槽1内の水位の上昇を検出し
て浴槽1内に入浴中であるか否かを判定する。入浴中で
ある場合にはステップS24において、累積入浴回数X
を+1累積させる。同時に現在の時間帯における累積入
浴回数X(H)を+1累積させる。この場合には入浴中
であるためステップS25において、湯温を約42℃に
すべく給湯器3を通常運転させて通常保温を行なう。
【0013】次に、前記ステップS23において入浴さ
れていないと判定された時には、ステップS26におい
て入浴頻度C(H)の計算を行なう。即ち、C(H)=
X(H)/Xにより入浴頻度C(H)の計算が行なわ
れ、ステップS27において入浴頻度C(H)が0.0
4よりも大きい値である場合には、即ち、その時間帯が
入浴頻度の高い時間帯であると判定された時には、ステ
ップS25で湯温を42℃にすべく給湯器3を通常運転
させる。なお、ステップS27において入浴頻度が4%
よりも小さいと判定された時には、この時間帯の入浴頻
度は少ないために入浴はされないと判断してステップS
28で給湯器3を低温運転させ、即ち、湯温を約38℃
程度に保温する。従って、この図4のフローチャートに
よる制御では、時間帯による入浴頻度を学習して、入浴
頻度の高い時間帯には、自動的に浴槽1の湯温を高めて
入浴可能状態に保持させ、入浴頻度の低い時間帯には、
湯を低温状態に保温して省エネ運転をさせることができ
るものである。
れていないと判定された時には、ステップS26におい
て入浴頻度C(H)の計算を行なう。即ち、C(H)=
X(H)/Xにより入浴頻度C(H)の計算が行なわ
れ、ステップS27において入浴頻度C(H)が0.0
4よりも大きい値である場合には、即ち、その時間帯が
入浴頻度の高い時間帯であると判定された時には、ステ
ップS25で湯温を42℃にすべく給湯器3を通常運転
させる。なお、ステップS27において入浴頻度が4%
よりも小さいと判定された時には、この時間帯の入浴頻
度は少ないために入浴はされないと判断してステップS
28で給湯器3を低温運転させ、即ち、湯温を約38℃
程度に保温する。従って、この図4のフローチャートに
よる制御では、時間帯による入浴頻度を学習して、入浴
頻度の高い時間帯には、自動的に浴槽1の湯温を高めて
入浴可能状態に保持させ、入浴頻度の低い時間帯には、
湯を低温状態に保温して省エネ運転をさせることができ
るものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は、浴槽内の湯を循環させて浄化
する浄化器と、浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて
構成される24時間風呂において、一度押すと所定時間
の間前記給湯器を低温運転させ前記浴槽の湯を低温度で
保温するとともに、前記所定時間の経過後に前記給湯器
を追焚き運転させて浴槽の湯を設定温度に復帰させる省
エネボタンを設けたことにより、使用者が省エネボタン
をONすることにより風呂の湯温を下げて省エネ運転す
ることができ、給湯器の設定温度を逐一変更させる必要
がなく、1つの省エネボタンの操作により、容易に省エ
ネ運転が可能となる。
する浄化器と、浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて
構成される24時間風呂において、一度押すと所定時間
の間前記給湯器を低温運転させ前記浴槽の湯を低温度で
保温するとともに、前記所定時間の経過後に前記給湯器
を追焚き運転させて浴槽の湯を設定温度に復帰させる省
エネボタンを設けたことにより、使用者が省エネボタン
をONすることにより風呂の湯温を下げて省エネ運転す
ることができ、給湯器の設定温度を逐一変更させる必要
がなく、1つの省エネボタンの操作により、容易に省エ
ネ運転が可能となる。
【0015】また、前記浄化器の制御部と前記給湯器の
制御部を電気的に接続するとともに、前記浄化器の制御
部を操作するリモコン内に前記省エネボタンを設けたこ
とにより、浄化器用のリモコン内の省エネボタンをON
することにより給湯器を所定時間低温運転させて、省エ
ネ運転を容易に行なわせることができる。
制御部を電気的に接続するとともに、前記浄化器の制御
部を操作するリモコン内に前記省エネボタンを設けたこ
とにより、浄化器用のリモコン内の省エネボタンをON
することにより給湯器を所定時間低温運転させて、省エ
ネ運転を容易に行なわせることができる。
【0016】また、浴槽内の湯を循環させて浄化する浄
化器と、浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成さ
れる24時間風呂において、前記給湯器を低温運転させ
前記浴槽の湯を低温度で保温している状態で、該給湯器
内に設けられた水位センサーにより前記浴槽内に人が入
浴したことが検知された時に、前記給湯器を追焚き運転
させて浴槽の湯を設定温度に復帰させるように構成した
ことにより、給湯器内に設けられている水位センサーを
利用して、この水位センサーにより浴槽内に人が入浴し
ているか否かを良好に検出させ、入浴状態の時のみ、給
湯器を追焚運転させて湯温を高め、入浴していない時に
は、給湯器を低温運転させて、省エネルギーで24時間
風呂を運転させることができる。
化器と、浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成さ
れる24時間風呂において、前記給湯器を低温運転させ
前記浴槽の湯を低温度で保温している状態で、該給湯器
内に設けられた水位センサーにより前記浴槽内に人が入
浴したことが検知された時に、前記給湯器を追焚き運転
させて浴槽の湯を設定温度に復帰させるように構成した
ことにより、給湯器内に設けられている水位センサーを
利用して、この水位センサーにより浴槽内に人が入浴し
ているか否かを良好に検出させ、入浴状態の時のみ、給
湯器を追焚運転させて湯温を高め、入浴していない時に
は、給湯器を低温運転させて、省エネルギーで24時間
風呂を運転させることができる。
【0017】また、前記追焚き運転の後、前記水位セン
サーが浴槽内の湯の水位減少を検知した場合は、前記給
湯器を低温運転に切替制御することにより、入浴状態の
時のみ、給湯器を追焚運転させて湯温を高め、入浴して
いない時には、給湯器を低温運転させて、省エネルギー
で24時間風呂を運転させることができる。
サーが浴槽内の湯の水位減少を検知した場合は、前記給
湯器を低温運転に切替制御することにより、入浴状態の
時のみ、給湯器を追焚運転させて湯温を高め、入浴して
いない時には、給湯器を低温運転させて、省エネルギー
で24時間風呂を運転させることができる。
【0018】また、浴槽内の湯を循環させて浄化する浄
化器と、浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成さ
れる24時間風呂において、前記給湯器内に設けられて
いる水位センサーにより前記浴槽内の湯の水位の増減を
検知することにより浴槽内への入浴の有無を検出し、該
入浴頻度の高い時間帯をマイクロコンピューターで学習
して入浴頻度の高い時間帯には前記給湯器を通常運転し
て浴槽内の湯温を高めるとともに、入浴頻度の低い時間
帯には給湯器を低温運転して浴槽内の湯を低温保温する
ように自動制御することとしたため、入浴頻度の高い時
間帯のみに湯温を上昇させ、その他の時間帯では給湯器
を低温運転させて、極めて有効に省エネ運転を自動的に
行なうことができる。
化器と、浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成さ
れる24時間風呂において、前記給湯器内に設けられて
いる水位センサーにより前記浴槽内の湯の水位の増減を
検知することにより浴槽内への入浴の有無を検出し、該
入浴頻度の高い時間帯をマイクロコンピューターで学習
して入浴頻度の高い時間帯には前記給湯器を通常運転し
て浴槽内の湯温を高めるとともに、入浴頻度の低い時間
帯には給湯器を低温運転して浴槽内の湯を低温保温する
ように自動制御することとしたため、入浴頻度の高い時
間帯のみに湯温を上昇させ、その他の時間帯では給湯器
を低温運転させて、極めて有効に省エネ運転を自動的に
行なうことができる。
【図1】24時間風呂の概略構成図である。
【図2】制御の第1実施例のフローチャート図である。
【図3】制御の第2実施例を示すフローチャート図であ
る。
る。
【図4】制御の第3実施例を示すフローチャート図であ
る。
る。
1 浴槽 2 追焚配管 3 給湯器 4,7 リモコン 5 循環配管 6 浄化器 8 省エネボタン 9 接続ケーブル
Claims (5)
- 【請求項1】 浴槽内の湯を循環させて浄化する浄化器
と、浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成される
24時間風呂において、一度押すと所定時間の間前記給
湯器を低温運転させ前記浴槽の湯を低温度で保温すると
ともに、前記所定時間の経過後に前記給湯器を追焚き運
転させて浴槽の湯を設定温度に復帰させる省エネボタン
を設けたことを特徴とする24時間風呂。 - 【請求項2】 前記浄化器の制御部と前記給湯器の制御
部を電気的に接続するとともに、前記浄化器の制御部を
操作するリモコン内に前記省エネボタンを設けたことを
特徴とする請求項1に記載の24時間風呂。 - 【請求項3】 浴槽内の湯を循環させて浄化する浄化器
と、浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成される
24時間風呂において、前記給湯器を低温運転させ前記
浴槽の湯を低温度で保温している状態で、該給湯器内に
設けられた水位センサーにより前記浴槽内に人が入浴し
たことが検知された時に、前記給湯器を追焚き運転させ
て浴槽の湯を設定温度に復帰させるように構成したこと
を特徴とする24時間風呂。 - 【請求項4】 前記追焚き運転の後、前記水位センサー
が浴槽内の湯の水位減少を検知した場合は、前記給湯器
を低温運転に切替制御することを特徴とする請求項3に
記載の24時間風呂。 - 【請求項5】 浴槽内の湯を循環させて浄化する浄化器
と、浴槽の湯を追焚き可能な給湯器を備えて構成される
24時間風呂において、前記給湯器内に設けられている
水位センサーにより前記浴槽内の湯の水位の増減を検知
することにより浴槽内への入浴の有無を検出し、該入浴
頻度の高い時間帯をマイクロコンピューターで学習して
入浴頻度の高い時間帯には前記給湯器を通常運転して浴
槽内の湯温を高めるとともに、入浴頻度の低い時間帯に
は給湯器を低温運転して浴槽内の湯を低温保温するよう
に自動制御することを特徴とする24時間風呂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8122767A JPH09287820A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 24時間風呂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8122767A JPH09287820A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 24時間風呂 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09287820A true JPH09287820A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14844117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8122767A Pending JPH09287820A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 24時間風呂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09287820A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012149856A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-09 | Corona Corp | ふろ給湯機 |
JP2013257091A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Gastar Corp | 熱源装置 |
CN114905992A (zh) * | 2021-02-10 | 2022-08-16 | 丰田自动车株式会社 | 充电设备 |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP8122767A patent/JPH09287820A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012149856A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-09 | Corona Corp | ふろ給湯機 |
JP2013257091A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Gastar Corp | 熱源装置 |
CN114905992A (zh) * | 2021-02-10 | 2022-08-16 | 丰田自动车株式会社 | 充电设备 |
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