JP2021116759A - 発電設備 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンクロージャおよび発電設備において、装置の小型化を図る。【解決手段】空気入口部41および空気出口部52を有して冷却風が流れる空気流路と、動力発生源62と、動力発生源62により駆動する発電機61と、空気流路に配置されて動力発生源62との間で冷却媒体が循環するラジエータ72と、を備え、ラジエータ72への冷却風の流入面績が空気入口部41の通路面積より大きい。【選択図】図1
Description
本開示は、発電ユニットなどから構成される発電設備に関するものである。
発電設備は、例えば、エンクロージャと呼ばれる筐体の内部に発電ユニットが配置されて構成される。エンクロージャは、建屋内または建屋外に配置される。発電ユニットは、発電機と、発電機を駆動する動力発生源(エンジンなど)とを有する。エンクロージャは、発電機や動力発生源から生じる騒音を低減するための防音カバーとして機能する。また、エンクロージャは、内部に送風機が配置され、送風機により外部から吸い込んだ空気を発電ユニットに供給する。発電ユニットは、外部からの空気により冷却される。発電ユニットを冷却した空気は、外部に排出される。
このような発電設備としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
エンクロージャは、防音カバーとして機能すると共に、動力発生源の冷却通路を確保するように機能する。また、エンクロージャは、発電ユニットが建屋外に配置される場合、雨水浸入対策として機能する。動力発生源の冷却効率は、冷却ファンの風量とエンクロージャにより構成された冷却通路の面積により決まる。そのため、動力発生源の出力が大きくなると、冷却効率を上げる必要があり、冷却ファンやエンクロージャが大型化してしまうという課題がある。そして、エンクロージャが大型化すると、冷却ファンの振動やエンクロージャの空気入口部の風切り音が大きくなり、発生する騒音も大きくなってしまう。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、装置の小型化を図る発電設備を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の発電設備は、空気入口部および空気出口部を有して冷却風が流れる空気流路と、動力発生源と、前記動力発生源により駆動する発電機と、前記空気流路に配置されて前記動力発生源との間で冷却媒体が循環するラジエータと、を備え、前記ラジエータへの前記冷却風の流入面績が前記空気入口部側の通路面積より大きい。
本開示の発電設備によれば、装置の小型化を図ることができる。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[第1実施形態]
[発電設備]
図1は、第1実施形態のエンクロージャが適用された発電設備を表す側面図、図2は、発電設備の平面図、図3は、発電設備の背面図である。なお、以下の説明では、発電設備の長手方向(図1および図2の左右方向)をX方向、発電設備の幅方向(図2の上下方向)をY方向、発電設備の高さ方向(図1の上下方向)をZ方向として説明する。
[発電設備]
図1は、第1実施形態のエンクロージャが適用された発電設備を表す側面図、図2は、発電設備の平面図、図3は、発電設備の背面図である。なお、以下の説明では、発電設備の長手方向(図1および図2の左右方向)をX方向、発電設備の幅方向(図2の上下方向)をY方向、発電設備の高さ方向(図1の上下方向)をZ方向として説明する。
第1実施形態において、図1から図3に示すように、発電設備10は、建屋(図示略)の内部または外部に配置される。発電設備10は、エンクロージャ11と、発電ユニット12とを備える。発電ユニット12は、エンクロージャ11の内部に配置される。
エンクロージャ11は、台板21と、筐体22と、吸気ダクト23と、排気ダクト24とを備える。エンクロージャ11は、台板21と筐体22と吸気ダクト23と排気ダクト24とがX方向に沿って直線状に配置される。
台板21は、床面101上にX方向に沿って設置され、固定される。台板21は、平面視が矩形の板形状をなし、防振装置31を有する。台板21は、防振装置31を介して床面101上に設置される。防振装置31は、複数の防振ゴムであり、台板21の下部に所定間隔を空けて取付けられる。但し、防振装置31は、この構成に限定されるものではない。
筐体22は、直方体の箱型形状をなす。筐体22は、X方向の長さが台板21より短く、Y方向の幅が台板21とほぼ同じである。筐体22は、左右の側壁部32と、天井部33と、後壁部34とを有する。筐体22は、Z方向の下方が開放され、X方向の一端部(図1にて、左端部)に前連結開口部35が形成され、X方向の他端部(図1にて、右端部)におけるZ方向の上部に後連結開口部36が形成される。筐体22は、台板21の上面を被覆するように配置され、固定される。
吸気ダクト23は、四角筒形状である。吸気ダクト23は、筐体22のX方向の他端部におけるZ方向の上部に配置される。吸気ダクト23は、X方向およびY方向に沿って配置される。吸気ダクト23は、Y方向における一端部と他端部のZ方向の下部に一対の空気入口部41が設けられる。また、吸気ダクト23は、一対の空気入口部41の間でZ方向の下部に連結開口部42が形成される。吸気ダクト23は、連結開口部42が筐体22の後連結開口部36に隙間なく連結される。ここで、吸気ダクト23におけるY方向の幅は、筐体22におけるY方向の幅より大きい。すなわち、吸気ダクト23は、Y方向において、一対の空気入口部41が筐体22からY方向に突出する。
排気ダクト24は、四角筒形状である。排気ダクト24は、筐体22のX方向の一端部に配置される。排気ダクト24は、Z方向に沿って配置され、下方が開放される。排気ダクト24は、Z方向の下端部の筐体22側に連結開口部51が形成される。また、排気ダクト24は、Z方向の上端部にY方向の両側とX方向の一方側にそれぞれ空気出口部52が設けられる。排気ダクト24は、連結開口部51が筐体22の前連結開口部35に隙間なく連結される。排気ダクト24は、下端部が台板21の上面を被覆するように配置され、固定される。ここで、排気ダクト24のY方向の幅は、台板21および筐体22のY方向の幅とほぼ同じである。
発電ユニット12は、発電機61および動力発生源62を備える。動力発生源62は、エンジン71と、ラジエータ72と、冷却ファン(送風機)73と、排気管74と、消音機75とを備える。
エンジン71は、例えば、ディーゼルエンジンである。エンジン71は、内部に冷却水が流れることで、熱を奪って温度を低下させる。ラジエータ72は、空冷式であって、冷却水から熱を奪って温度を低下させる。エンジン71とラジエータ72とは、給水管76,77により連結される。エンジン71に設けられたウォータポンプ(図示略)により冷却水がエンジン71とラジエータ72との間で給水管76,77を介して循環する。エンジン71は、冷却水により冷却されて温度が低下し、高温となったエンジン冷却水は、ラジエータ72で冷却されて温度が低下する。
冷却ファン73は、エンジン71に設けられ、エンジン71の回転に同期して駆動回転する。冷却ファン73は、エンジン71とラジエータ72との間に配置される。すなわち、冷却ファン73は、エンジン71より空気の流れ方向の下流側に設けられる。冷却ファン73が駆動回転すると、エンジン71からラジエータ72に向けて空気の流れが発生する。ラジエータ72は、冷却水が流れる多数のチューブを有する。多数のチューブを流れる冷却水は、冷却ファン73により発生した空気の流れが接触することで冷却される。
エンジン71は、排気ガスを排出する排気管74が連結される。排気管74は、消音機75が設けられる。発電機61は、動力発生源62のエンジン71に駆動連結される。発電機61は、エンジン71の回転駆動力が伝達されて駆動する。発電機61は、駆動することで電力を発生させる。
発電ユニット12を構成する発電機61および動力発生源62は、台板21に搭載される。エンジン71とラジエータ72と冷却ファン73と発電機61は、台板21上に載置される。消音機75は、筐体22の上部に載置される。排気管74は、エンジン71と消音機75とを連結するようにZ方向に沿って配置される。排気管74は、筐体22の天井部33貫通する。発電機61は、エンジン71に駆動連結された状態で、台板21上に搭載される。
また、台板21にエンジン71とラジエータ72と冷却ファン73と発電機61が載置された状態で、台板21に筐体22が配置される。筐体22は、エンジン71とラジエータ72と冷却ファン73と発電機61を取り囲む。筐体22は、吸気ダクト23が連結されると共に、排気ダクト24が連結される。そのため、空気が吸気ダクト23と筐体22と排気ダクト24を流れる空気流路が形成される。
このように構成された発電設備10において、ラジエータ72への冷却風の流入面績が空気入口部41側の通路面積より大きく設定される。また、ラジエータ72への冷却風の流入面績が空気出口部52側の通路面積より大きく設定される。更に、空気入口部41側の通路面積が空気出口部52側の通路面積より大きく設定される。ここで、空気入口部41側の通路面積とは、空気入口部41の開口面積であり、空気出口部52側の通路面積とは、排気ダクト24の通路面積である。
すなわち、Z方向の上方から見た発電設備10の投影面積Aは、発電設備10のX方向の最大長さL1に、発電設備10のY方向の最大幅W1を乗算した面積である。ラジエータ72への冷却風の流入面績Bは、X方向の一方から見たラジエータ72の正面の面積であり、ラジエータ72の最大高さH2に、ラジエータ72のY方向の最大幅W2を乗算した面積である。ここで、ラジエータ72の最大高さH2と最大幅W2とは、例えば、ラジエータ72の外形の最大高さと最大幅ではなく、ラジエータ72に対して冷却風が通過する領域の最大高さと最大幅である。
空気入口部41の通路面積Cは、1個の空気入口部41のX方向に沿った最大高さ長さL3に、空気入口部41のY方向の最大幅W3を乗算した面積の2倍である。空気出口部52側、つまり、排気ダクト24の通路面積Dは、空気出口部52に至る排気ダクト24のZ方向に沿った流路のX方向に沿った最大高さ長さL4に、空気出口部52のY方向の最大幅W4を乗算した面積である。
すると、発電設備10の投影面積Aを1.00としたとき、ラジエータ72への冷却風の流入面績Bと、空気入口部41の通路面積Cと、排気ダクト24の通路面積Dは、以下の範囲に設定されると共に、以下の関係に設定される。
ラジエータ72への冷却風の流入面績B=0.12〜0.18
空気入口部41の通路面積C=0.11〜0.13
排気ダクト24の通路面積D=0.09〜0.13
B>C
B>D
C>D
なお、B,C,Dの数値範囲は、特に好ましい範囲であり、大小関係が規定されれば、上述した数値範囲に限定されるものではない。
ラジエータ72への冷却風の流入面績B=0.12〜0.18
空気入口部41の通路面積C=0.11〜0.13
排気ダクト24の通路面積D=0.09〜0.13
B>C
B>D
C>D
なお、B,C,Dの数値範囲は、特に好ましい範囲であり、大小関係が規定されれば、上述した数値範囲に限定されるものではない。
[発電設備の作動]
発電設備10において、動力発生源62を構成するエンジン71が駆動すると、ウォータポンプが同期して作動し、冷却水をエンジン71とラジエータ72との間で循環させる。また、エンジン71が駆動すると、冷却ファン73が同期して作動し、エンクロージャ11内で空気を流動させる。
発電設備10において、動力発生源62を構成するエンジン71が駆動すると、ウォータポンプが同期して作動し、冷却水をエンジン71とラジエータ72との間で循環させる。また、エンジン71が駆動すると、冷却ファン73が同期して作動し、エンクロージャ11内で空気を流動させる。
すなわち、冷却ファン73が作動すると、内部の空気がエンジン71側からラジエータ72側に流れる。すると、冷却ファン73のエンジン71側に負圧が発生する。発生した負圧は、筐体22および吸気ダクト23に作用し、外部の空気が空気入口部41から吸入される。空気入口部41から吸入された外部の空気は、吸気ダクト23を通して筐体22に導入され、排気ダクト24を通って空気出口部52から外部に排出される。
筐体22の内部を流れる空気は、ラジエータ72に導かれる。ラジエータ72は、エンジン71とラジエータ72との間で循環する冷却水を冷却して温度を低下させる。そのため、エンジン71は、温度が低下した冷却水により冷却されることで温度が低下する。
また、エンジン71が駆動すると、発電機61が駆動し、発電機61は電力を発生させる。すると、熱源である発電機61および動力発生源62の温度が上昇する。しかし、温度が上昇した発電機61および動力発生源62は、筐体22内を流れる空気により冷却される。
第1実施形態にて、ラジエータ72の流入面績Bを空気入口部41の通路面積Cより大きく設定し、ラジエータ72の流入面績Bを排気ダクト24の通路面積Dより大きく設定する。すなわち、エンジン71を冷却する冷却水量を増加するためにラジエータ72を大型化する一方で、冷却ファン73の冷却風量を減少するために冷却ファン73を小型化する。すなわち、冷却風によるエンジン71の冷却の依存度を下げ、冷却水によるエンジン71の冷却の依存度を上げる。
そのため、冷却風量を減少させるために空気入口部41の通路面積Cと排気ダクト24の通路面積Dが小さくなり、エンクロージャ11の小型化が可能となる。また、空気入口部41の通路面積Cが小さくなるため、エンクロージャ11内に吸入される空気量が減少し、雨天時に空気と共にエンクロージャ11内に浸入する雨水対策が容易となる。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態のエンクロージャが適用された発電設備を表す側面図、図5は、発電設備の平面図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図4は、第2実施形態のエンクロージャが適用された発電設備を表す側面図、図5は、発電設備の平面図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態において、図4および図5に示すように、発電設備10Aは、建屋100内に配置される。発電設備10Aは、吸気ダクト81と、排気ダクト82と、発電ユニット12とを備える。
吸気ダクト81は、四角筒形状である。吸気ダクト81は、X方向に沿って配置される。吸気ダクト81は、X方向における一端部に空気入口部91が設けられる。吸気ダクト81は、X方向の他端部に空気吐出口92が設けられる。吸気ダクト81は、建屋100の壁部102に形成された開口部103に挿通され、空気入口部91が建屋100の外部に位置し、空気吐出口92が建屋100の内部に位置する。
排気ダクト82は、四角筒形状である。排気ダクト82は、X方向に沿って配置される。排気ダクト82は、X方向における一端部に空気出口部93が設けられる。排気ダクト82は、X方向の他端部に空気吸入口94が設けられる。排気ダクト82は、建屋100の壁部104に形成された開口部105に挿通され、空気出口部93が建屋100の外部に位置し、空気吸入口94が建屋100の内部に位置する。
発電ユニット12は、発電機61および動力発生源62を備える。動力発生源62は、エンジン71と、ラジエータ72と、冷却ファン73と、排気管74と、消音機75とを備える。
発電機61および動力発生源62は、台板21に搭載される。エンジン71とラジエータ72と冷却ファン73と発電機61は、台板21上に載置される。消音機75は、建屋100の天井部106に固定される。排気管74は、エンジン71と消音機75とを連結する。排気管74は、先端部が建屋100の壁部104に形成された開口部107に挿通され、建屋100の外部に位置する。発電機61は、エンジン71に駆動連結された状態で、台板21上に搭載される。
また、エンジン71とラジエータ72と冷却ファン73は、X方向に沿って配置され、ラジエータ72は、排気ダクト82の空気吸入口94にX方向に対して対向する。すなわち、エンジン71とラジエータ72と冷却ファン73と排気ダクト82は、X方向に沿って配置される。吸気ダクト81と排気ダクト82は、Y方向およびZ方向にずれて配置される。吸気ダクト81は、床面101から所定高さの位置に配置され、排気ダクト82は、床面101に配置される。そのため、建屋100内に、空気が吸気ダクト81から発電機61および動力発生源62を介して排気ダクト24に流れる空気流路Sが形成される。
このように構成された発電設備10Aにおいて、ラジエータ72への冷却風の流入面績が空気入口部91の通路面積より大きく設定される。また、ラジエータ72への冷却風の流入面績が空気出口部93の通路面積より大きく設定される。更に、空気入口部91の通路面積が空気出口部93の通路面積より大きく設定される。
すなわち、Z方向の上方から見た発電設備10の投影面積Aは、発電ユニット12および建屋100内の排気ダクト82のX方向の最大長さL1にY方向の最大幅W1を乗算した面積である。ラジエータ72への冷却風の流入面績Bは、X方向の一方から見たラジエータ72の正面の面積であり、ラジエータ72の最大高さH2にY方向の最大幅W2を乗算した面積である。空気入口部91の通路面積Cは、空気入口部91のX方向に沿った最大高さ長さL3にY方向の最大幅W3を乗算した面積である。空気出口部93の通路面積Dは、空気出口部93に至る建屋100内の排気ダクト82のX方向に沿った流路のZ方向に沿った最大高さH4にY方向の最大幅W4を乗算した面積である。
すると、発電設備10の投影面積Aを1.00としたとき、ラジエータ72への冷却風の流入面績Bと、空気入口部41の通路面積Cと、排気ダクト24の通路面積Dは、以下の範囲に設定されると共に、以下の関係に設定される。
ラジエータ72への冷却風の流入面績B=0.12〜0.18
空気入口部41の通路面積C=0.11〜0.13
排気ダクト24の通路面積D=0.09〜0.13
B>C
B>D
C>D
ラジエータ72への冷却風の流入面績B=0.12〜0.18
空気入口部41の通路面積C=0.11〜0.13
排気ダクト24の通路面積D=0.09〜0.13
B>C
B>D
C>D
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係る発電設備は、空気入口部41,91および空気出口部52,93を有して冷却風が流れる空気流路Sと、動力発生源62と、動力発生源62により駆動する発電機61と、空気流路Sに配置されて動力発生源62との間で冷却水が循環するラジエータ72とを備え、ラジエータ72への冷却風の流入面績が空気入口部41,91の通路面積より大きい。
第1の態様に係る発電設備は、空気入口部41,91および空気出口部52,93を有して冷却風が流れる空気流路Sと、動力発生源62と、動力発生源62により駆動する発電機61と、空気流路Sに配置されて動力発生源62との間で冷却水が循環するラジエータ72とを備え、ラジエータ72への冷却風の流入面績が空気入口部41,91の通路面積より大きい。
第1の態様に係る発電設備は、ラジエータ72への冷却風の流入面績が空気入口部41,91の通路面積より大きいことで、冷却風量が減少することとなり、エンクロージャ11や吸気ダクト81を小型化することができる。また、エンクロージャ11や建屋100内に吸入される空気量が減少するため、空気と共にエンクロージャ11や建屋100内に浸入する雨水対策が容易となる。更に、冷却ファン73を小型化することで、冷却ファン73の振動の発生や空気入口部41,91での風切り音の発生も抑制することができる。
第2の態様に係る発電設備は、ラジエータ72への冷却風の流入面績が空気出口部52,93側(排気ダクト24)の通路面積より大きい。これにより、冷却風量が減少することとなり、エンクロージャ11や排気ダクト82を小型化することができる。
第3の態様に係る発電設備は、空気入口部41,91の通路面積が空気出口部52,93側排気ダクト24の通路面積より大きい。これにより、空気入口部41,91からエンクロージャ11や建屋100内に吸入される空気の速度を低下させることができる。
第4の態様に係る発電設備は、動力発生源62と発電機61とラジエータ72とを被覆するエンクロージャ11を有し、エンクロージャ11内における動力発生源62とラジエータ72との間に冷却ファン73が設けられることで、空気流路が構成される。これにより、エンクロージャ11や冷却ファン73を小型化することができる。
第5の態様に係る発電設備は、建屋100内に動力発生源62と発電機61とラジエータ72とが配置され、建屋100の一方の壁部102に吸気ダクト81が配置され、建屋100の他方の壁部104に排気ダクト82が配置され、建屋100の内部で吸気ダクト81と排気ダクト82との間に空気流路が設けられる。これにより、吸気ダクト81や冷却ファン73を小型化することができる。
なお、上述した実施形態では、エンクロージャ11や吸気ダクト81および排気ダクト82は、上述した形状に限定されるものではない。
また、上述した実施形態では、送風機として、動力発生源62を構成する冷却ファン73を適用したが、この構成に限らず、別途送風機を設けてもよい。
10,10A 発電設備
11 エンクロージャ
12 発電ユニット
21 台板
22 筐体
23,81 吸気ダクト
24,82 排気ダクト
31 防振装置
32 側壁部
33 天井部
34 後壁部
35 前連結開口部
36 後連結開口部
41,91 空気入口部
42 連結開口部
51 連結開口部
52,93 空気出口部
61 発電機
62 動力発生源
71 エンジン
72 ラジエータ
73 冷却ファン
74 排気管
75 消音機
100 建屋
101 床面
102,104 壁部
S 空気流路
11 エンクロージャ
12 発電ユニット
21 台板
22 筐体
23,81 吸気ダクト
24,82 排気ダクト
31 防振装置
32 側壁部
33 天井部
34 後壁部
35 前連結開口部
36 後連結開口部
41,91 空気入口部
42 連結開口部
51 連結開口部
52,93 空気出口部
61 発電機
62 動力発生源
71 エンジン
72 ラジエータ
73 冷却ファン
74 排気管
75 消音機
100 建屋
101 床面
102,104 壁部
S 空気流路
Claims (5)
- 空気入口部および空気出口部を有して冷却風が流れる空気流路と、
動力発生源と、
前記動力発生源により駆動する発電機と、
前記空気流路に配置されて前記動力発生源との間で冷却媒体が循環するラジエータと、
を備え、
前記ラジエータへの前記冷却風の流入面績が前記空気入口部側の通路面積より大きい、
発電設備。 - 前記ラジエータへの前記冷却風の流入面績が前記空気出口部側の通路面積より大きい
請求項1に記載の発電設備。 - 前記空気入口部側の通路面積が前記空気出口部側の通路面積より大きい、
請求項1または請求項2に記載の発電設備。 - 前記動力発生源と前記発電機と前記ラジエータとを被覆するエンクロージャを有し、エンクロージャ内における前記動力発生源と前記ラジエータとの間に送風機が設けられることで、前記空気流路が構成される、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発電設備。 - 建屋内に前記動力発生源と前記発電機と前記ラジエータとが配置され、前記建屋の一方の壁部に吸気ダクトが配置され、前記建屋の他方の壁部に排気ダクトが配置され、前記建屋の内部で前記吸気ダクトと前記排気ダクトとの間に前記空気流路が設けられる、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発電設備。
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