JP2005303118A - 据置型情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 置き方を変えても設置スペースの省スペース化が図れるようにした据置型情報処理装置を提供すること。
【解決手段】 据置型情報処理装置1は、内部に内蔵機器の収容空間を有する直方体の筐体の一面に凹状段部が設けられ、その凹状段部の底部に配線接続部が配置され、凹状段部の端縁部に、配線接続部を覆う扉25が回動自在に取り付けられ、凹状段部が設けられた面が側面となる向きで設置された状態における筐体の背面に、扉25が閉ざされた状態で配線接続部に接続されたケーブル31を背面側に取り出せる配線取出口260が形成されている。
【選択図】 図5
【解決手段】 据置型情報処理装置1は、内部に内蔵機器の収容空間を有する直方体の筐体の一面に凹状段部が設けられ、その凹状段部の底部に配線接続部が配置され、凹状段部の端縁部に、配線接続部を覆う扉25が回動自在に取り付けられ、凹状段部が設けられた面が側面となる向きで設置された状態における筐体の背面に、扉25が閉ざされた状態で配線接続部に接続されたケーブル31を背面側に取り出せる配線取出口260が形成されている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、いわゆるタワー型コンピュータと呼ばれる据置型情報処理装置に関し、詳しくは、複数通りの設置向きに対して便宜よく対応できるように設計された据置型情報処理装置に関する。
従来より、直方体形状の筐体の内部にマザーボード、ハードディスク装置、光ディスク装置などを内蔵し、例えば机上に縦置きされるタワー型コンピュータが普及している。例えば特許文献1参照。
特開2002−108501号公報
一般にタワー型コンピュータでは、図20に示すように光ディスク装置本体301は筐体304の内部に収容されるが、その光ディスク装置本体301からディスクトレー302が引き出されると筐体304の外部に飛び出す構成となっている。これでは、例えば図20に示されるような向き、すなわちディスクトレー302が飛び出す側の面が側面となるように設置すると、筐体304の外形寸法以外にディスクトレー302の飛び出すスペースも考慮に入れてそのタワー型コンピュータの設置スペースを確保しなければならない。
特に最近のパーソナルコンピュータではテレビチューナーや大容量の記録装置を搭載したものが多くなってきており、今までのように机上に設置することに限らず例えばリビングルームの床の上に置かれることも多くなると予想される。床の上は机上のような狭く限られたスペースと違って広いため、タワー型コンピュータの置かれる向きの選択肢も広がる。例えば、通常机上に置かれる場合に側面となっていた面積の広い面を、図20に示すように正面や背面とし、その背面となった面を壁に寄せて置いたりすることも考えられる。特に最近は薄型テレビが普及してきており、その薄型テレビの隣りに、薄型テレビと同様奥行きが最も小さくなる向きでもって壁に寄せて置くことが予想される。
そのような置き方の場合に、図20に示すように、側面となる部分からディスクトレー302が飛び出したり、あるいはケーブル303が延出されていたりすると、タワー型コンピュータのフットプリント以外のスペースを側面側に確保しなければならず、設置スペースの省スペース化が図れない。例えば、タワー型コンピュータの側面をテレビや家具にすぐ寄せて配置できない。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、その目的とするところは、置き方を変えても設置スペースの省スペース化が図れるようにした据置型情報処理装置を提供することにある。
本発明の据置型情報処理装置は、内部に内蔵機器の収容空間を有する直方体の筐体と、この筐体の一面に設けられた凹状段部と、この凹状段部の底部に設けられた配線接続部と、凹状段部の端縁部に取り付けられ、配線接続部を覆う閉位置と配線接続部を露出させる開位置との間を回動自在な扉と、筐体における上記一面に連接される面に凹状段部を露出させて、扉が閉位置にある状態で配線接続部に接続されたケーブルを取り出せる開口とを備えることを特徴としている。
上記筐体の一面に設けられた配線接続部に接続されるケーブルが上記開口を介して取り出される側を、例えば壁などに寄せて背面となるように情報処理装置を設置した場合には、上記配線接続部に接続されたケーブルはそのまままっすぐに延ばすと、情報処理装置の側方に延出されるが、扉を閉めることによってそれらケーブルを背面側に取り出すことができる。
すなわち、扉を、上記凹状段部の端縁部を支点に回動させて、配線接続部を覆うように閉めると、その扉によって上記ケーブルの側方への延出が規制されると共に、ケーブルの可撓性を利用してケーブルを曲げることで背面側に延出方向を変えることができる。
扉の閉状態では、上述の曲げられたケーブルは凹状段部底部と扉内面との間の空所に納められ、背面側に開口された開口から情報処理装置の背後に向けて延出される。
以上のことにより、情報処理装置が上述した向きで設置された場合には、情報処理装置の側方にケーブル引き出しのためのスペースが不要になるのでそのすぐ横に他の家電製品や家具などを寄せて置くことができ、設置スペースの省スペース化が図れる。
また、上記一面が背面になるような向きで設置した場合には、扉を開ければ、配線接続部に接続されたケーブルをそのまままっすぐ、この場合の設置状態における背面側へと延出させることができ、この場合にも情報処理装置の側方にケーブル引きだしのためのスペースを確保しなくてよい。
また、上記扉を凹状段部の端縁部に着脱自在に取り付ければ、扉を開けた状態で置く場合において、扉を取り外すことで扉の展開スペースを不要とでき、情報処理装置の設置に必要なスペースの省スペース化が図れる。
また、凹状段部の底部に、配線接続部から開口に向けて屈曲された内部空間を有するケーブルガイドを装着して、そのケーブルガイドの内部空間内をケーブルが通されるようにすれば、比較的太くて可撓性の小さいケーブルであっても、ケーブルガイドの上記内部空間内を通されることで延出方向が背面側に変えられ、その際にケーブルは閉じられた扉の内面に対しては当接しないので扉に過剰な負荷を与えることがない。
また、筐体の底面、上面、上記一面、この一面に対向する面、上記開口を介して上記一面に接続されたケーブルが取り出される面及びこの面に対向する面の全てに吸排気用開口を形成すれば、設置向きによって例えばある面が他の機器や家具に寄せられてその面に対向する空間を十分に確保できなくなっても他の面を通じて十分な吸排気を行うことができる。また、直方体の筐体の6面全てを用いて筐体内部の換気を行うことで、換気効率を高めて、内蔵機器や部品の空冷効果を高めることができる。
上記吸排気用開口のうち、吸気用開口の面積を排気用開口の面積よりも大きくすれば、吸気速度をそれほど大きくすることなく内蔵機器の空冷に十分な換気を行え、塵埃の筐体内部への吸い込みを抑制できる。
さらに、筐体の底面に吸気用開口を形成し、その底面に台座を取り付け、この台座の側面に吸気用開口を形成して、台座の内部に、筐体の底面の吸気用開口と、台座の側面の吸気用開口とを連通させる空間を確保すれば、筐体底面に吸気用開口を形成してもそれが設置面によって塞がれることなく情報処理装置の底面からも吸気を行え空冷効率を高めることができる。
また、正面とされる面に形成された吸気用開口との間に間隙が形成されるようにその吸気用開口を覆う板状の外装部材を筐体正面に取り付ければ、外装部材に覆われて正面側の吸気用開口が露出されないので、筐体の内部空間に配設された吸排気用のファンの騒音が正面側の吸気用開口から直接使用者に対して放音されることを防げる。
また、本発明の据置型情報処理装置は、内部に内蔵機器の収容空間を有する直方体の筐体と、この筐体の一面に内設された光ディスク装置と、その一面に設けられ、光ディスク装置のディスクトレーを出没自在とさせるための凹所とを備えることを特徴としている。
このような構成のため、ディスクトレーは、光ディスク装置の本体から引き出されても、情報処理装置の筐体から飛び出ない。したがって、情報処理装置を設置するにあたって、情報処理装置のフットプリント以外にディスクトレー引き出しスペースを別途確保する必要がなく、設置に必要なスペースの省スペース化が図れる。
また、上記凹所を覆う閉位置と、その凹所を露出させる開位置との間をスライド移動自在なシャッターを、上記筐体の一面に設ければ、その凹所をシャッターによって覆うことができるので、凹所にゴミやほこりなどの異物が入り込むことを防げる。凹所に異物が入ってディスクトレーのスライド移動を妨げてしまうことを防げる。
本発明の据置型情報処理装置によれば、例えば机上に設置された状態で背面とされていた面を側面となるように床の上などに設置場所を変えても、ケーブルを情報処理装置の背後に延出させることができる。これにより、正面側から見てケーブルが見えず見栄えを損ねず、また情報処理装置の側方にケーブル引き出しのためのスペースを確保する必要がなく、設置スペースの省スペース化が図れる。また、ディスクトレーが光ディスク装置本体から引き出されても筐体の外部に飛び出さずに、筐体のある一面内でスライド移動される構成とすれば、筐体の外形寸法以外にディスクトレーの飛びしを許容するためのスペースを確保しなくて済み、このことによっても情報処理装置の設置スペースの省スペース化が図れる。
図1は本発明の実施形態に係る据置型情報処理装置1(以下、単に情報処理装置ともいう)の外観斜視図を示す。図4は図1の反対側から見た斜視図を示す。図2、図3はそれぞれ、情報処理装置1の正面図、上面図である。情報処理装置1は、いわゆるタワー型パーソナルコンピュータの本体である。
情報処理装置1は、筐体2及び3が組み合わされなる直方体形状の外部筐体を有し、その外部筐体は台座8によって設置面上に支持される。
筐体2は、前板部2aと、前板部2aの縁部を囲むように設けられた上板部2b、側板部2c、2dとからなる箱型形状を呈している。前板部2aには四角形状の開口2eが形成されている。開口2eは、前板部2aの上半分ほどの領域であって側板部2d寄りの箇所に形成されている。また、前板部2aには、開口2eを開閉するためのシャッター6が設けられている。シャッター6は、図1、2に示される閉位置と図16に示される開位置との間を上下に駆動される。
開口2eの上縁部の近傍であって、上板部2bと前板部2aとの角部には、各種押しボタン11、12、13が配設されている。押しボタン11と12との間にはスペーサ16が、押しボタン12と13との間にはスペーサ17が設けられている。これらスペーサ16、17は押されても筐体内部に押し込まれず、押しボタンとしては機能しない。スペーサ17には発光窓部18が設けられている。
筐体2において下半分ほどの部分には板状の外装部材4が取り付けられている。外装部材4は、筐体2の前板部2aの下半分を覆う前板部4aと、筐体2の側板部2dの下方の領域を覆う側板部4dとからなる。前板部2aの下半分の部分には、筐体内部と連通される多数の吸気用開口56(その一部が図10、11、17に示される)が形成されており、その吸気用開口56を塞がないように外装部材4の前板部4aは、筐体2の前板部2aとの間に間隙を形成して向き合わされている。外装部材4の側板部4dも、筐体との間に間隙を形成して向き合わされている。
筐体3は、背板部3aと、背板部3aの縁部を囲むように設けられた上板部3b、側板部3c、3dとからなる箱型形状を呈している。
図4に示すように、背板部3aには排気用開口38、39、40が形成されている。また、背板部3aには、オーディオ端子、ビデオ端子、その他各種コネクタ37が露出されている。
上述した外部筐体は例えば樹脂材料からなり、その内部には、図14に示す内部筐体143が内蔵されている。内部筐体143は、例えば金属材料からなり、情報処理装置1の剛性を高める補強部材及び内蔵機器の取付部材として機能する。
内部筐体143は、背板部172と、背板部172の縁部を囲むように設けられた上板部144と、側板部145、148、147と、底板部146とからなる箱型形状を呈している。側板部145と148との間には段差があり、側板部145は側板部148よりも外方に出っ張っている。これにより、側板部145の下方には凹状段部が形成されている。その凹状段部の底部が側板部148となる。
上板部144には吸気用開口167が多数の小孔として形成されている。側板部145には吸気用開口151が多数の小孔として形成されている。側板部147には吸気用開口166、162が多数の小孔として形成されている。
側板部148には排気用開口153、154が多数の小孔として形成されている。さらに、側板部148には、配線接続部である各種コネクタを露出させるための開口43、44、149が形成されている。
底板部146には吸気用開口155が多数の小孔として形成されている。また、底板部146には、吸気と内部筐体143の軽量化を図るための開口159、160、161が形成されている。さらに、底板部146には、内部筐体143内に配設されたチューナーの入力端子を露出させるための開口156、157、158が形成されている。
背板部172には、吸気と内部筐体143の軽量化を図るための開口152、165、164、163が形成されている。また、背板部172において、開口165が形成された領域は内部筐体143内に収容される内蔵機器であるハードディスク装置の取付領域であり、その領域には、図15に示すように複数のハードディスク装置を収容した枠体121が引っ掛けられるようにして着脱自在に取り付けられる4つの掛止部168が、背板部172の内面側に突出して設けられている。さらに、そのハードディスク装置取付領域の上部には、横長の係合孔169が形成されており、その係合孔169には、上記枠体121が掛止部168に掛止された状態でその枠体121の移動を規制するためのロック部材が差し込まれる。
内部筐体143の内部には、ハードディスク装置の他にも、光ディスク装置、マザーボード、チューナーボード、電源ユニットなどの各種内蔵機器が配設される。
内部筐体143の一面である側板部148には、図5に示す配線接続板27及び扉25が取り付けられる。図6にその配線接続板27及び扉25の拡大図を示す。
配線接続板27には、内部筐体143の側板部148に形成された開口43、44、149を露出させるための開口253が形成されている。開口43からは、例えばLAN(Local Area Network)端子が露出される。開口44からは、例えば外部ディスプレイへの出力端子が露出される。開口149からは、例えば図6に示すように3個のUSB(Universal Serial Bus)端子45が露出される。また、配線接続板27において、内部筐体143の側板部148に形成された排気用開口154に対応する箇所には、排気用開口254が形成されている。
上記開口253の下方には膨出部46が設けられ、この膨出部46の内部には、例えばAC(Alternating Current)電源の入力端子が設けられている。
配線接続板27の下端縁部には、図7に示されるように、切欠き53、54、55が形成されている。切欠き53には軸部材51が設けられている。切欠き54と切欠き55との間には軸部材52が設けられている。両軸部材51、52は互いに平行に延在しており、その延在方向は側板部148の短手方向に沿う方向である。
配線接続板27の上端縁部近傍には2つの係止孔30が設けられている。係止孔30には、扉25が閉位置にある状態で扉25に形成された係止爪32が係合され、これにより扉25は閉位置にロックされる。
図8は扉25のみの斜視図を示す。扉25は平面視で矩形状を呈する。扉25の内面には長手方向に沿ったリブ48が形成されている。リブ48を挟んだ2領域のうち一方の領域は開口の形成されていない盲板部33となっている。他方の領域には、開口47が形成されている。
扉25の長手方向に沿って見た一方の端部には係止爪取付部256が設けられている。係止爪取付部256には、この内部に配設されたコイルばねによって、上記配線接続板27に設けられた係止孔30に対して係合する方向(図8において上方)に付勢された2つの係止爪32が設けられている。係止爪取付部256の端部に突出して設けられた操作ボタン255を押すと、両係止爪32を上記付勢力に抗して図8において下方へと移動させることができる。
扉25の長手方向に沿って見た他方の端部には、配線接続板27に対する取付部41、42が設けられている。取付部41、42には、それぞれ、断面C字状の湾曲凹所41a、42aが形成されている。湾曲凹所41a、42aには、それぞれ、上記配線接続板27の下端縁部に設けられた軸部材52、51が嵌まり込む。これにより、扉25が配線接続板27に連結され、なおかつ、軸部材52、51の外周面に対して湾曲凹所41a、42aの内周面が摺動することで、扉25は軸部材52、51を支点に回動可能とされる。
また、一方の取付部41は弧状突起41bを備える。弧状突起41bの外周面には多数の歯が形成されている。扉25が配線接続板27に取り付けられると、弧状突起41bは、上記軸部材52の上方に形成された切欠き55に入り込んで、弧状突起41bの歯と、切欠き55の内方に設けられたギア(図示せず)の歯とが歯合する。
上記ギアは、その中心軸を中心に回転自在に設けられており、扉25が、配線接続板27の内面を覆う閉位置から配線接続板27の内面を外部に露出させる開位置に向けて、軸部材52、51を支点に回動される際に、扉25が重力の作用により勢い付いて開いてしまわないようにするダンパとして機能する。すなわち、扉25の開位置への移動の際には、弧状突起41bはこれに形成された歯が歯合している上記ギアを回転させながら切欠き55から引き出され、このことが扉25の重力の作用による開位置への移動の抵抗として働き、扉25が開く速さを減速させる。
以上のように構成される情報処理装置1は、主に、筐体2の前板部2aを正面にして設置されることを想定して設計されている。例えば、背板部3aをリビングルームの壁に寄せて、そのリビングルームの床の上に置くというように。このような置き方は設置スペースの奥行きがそれほど大きく確保できない場合に有効である。また、この場合には、上記扉25は閉じられて配線接続板27を覆い、各種ケーブルはこれらが接続された面に連接される背面(背板部3a)側に引き出されるようにする。
具体的には、側板部148の開口43には例えばLAN端子が露出され、そのLAN端子には図5にその一部を示すようにLANケーブル31が接続される。また、図6に示されるUSB端子45にはUSBケーブルが接続される。各端子は、それがケーブルの接続口であることを使用者に容易に視認させることができるようにまたケーブルの抜き差しを行いやすくするため、その接続口を、前板部2aを正面にして置かれた情報処理装置1の右方(図面上では向かって見て左方)に向けている。そのような各端子の接続口に接続されたケーブルはそのまままっすぐに延ばすと、前板部2aを正面にして置かれた情報処理装置1の右方に延出されるが、扉25を閉めることによってそれらケーブルを背面側に取り出すことができる。
すなわち、扉25を、軸部材51、52との係合部を支点に回動させて、配線接続板27を覆うように閉めると、その扉25によって上記ケーブルの右方への延出が規制されると共に、ケーブルの可撓性を利用してケーブルを曲げることで背面側に延出方向を変えることができる。
扉25が閉じられると、係止爪32が係止孔30に挿入され、係止爪32の段部32a(図8参照)が係止孔30の開口縁部に引っかかることで抜け止めされ扉25は閉位置が保持される。
配線接続板27は、筐体2及び3の側板部2c及び3cよりも内方にくぼんだ凹状段部の底部に取り付けられ、また図4に示すように背板部3aにおいて扉25に向き合う部分は切り欠かれて開口260が形成されているので、扉25の閉状態では、配線接続板27と扉25内面との間に、背面側に開口した空所が確保される。上述の曲げられたケーブルはその空所に納められ、開口260から情報処理装置1の背後に向けて延出される。
また、配線接続板27に形成された膨出部46(図6参照)の内部にはAC電源入力用のコネクタが設けられ、そのコネクタの接続口35は図4に示すように上記開口260から背面側に向けられている。したがって、その接続口35にAC電源ケーブルを差し込んだ場合にもそのケーブルは背面側に延出される。
図6に示す開口44からは、例えばディスプレイへの出力端子が露出される。この出力端子に接続されるディスプレイケーブルは、上記LANケーブルやUSBケーブルに比べて太く曲げにくい(可撓性が小さい)。このようなディスプレイケーブルを、扉25の内面に当接させて延出方向を背面側に変えるとなると、扉25に対する当接力が大きくなり、扉25が配線接続板27の軸部材51、52から外れてしまうおそれがある。そこで、ディスプレイケーブルについては、図5に示すケーブルガイド28を用いてケーブルを曲げて背面側へと延出されるようにしている。
ケーブルガイド28は、内部にL字状の空間が形成されており、その空間の一端側をディスプレイ出力端子に対向させて図5に示す2本のねじ29にて配線接続板27に着脱自在に取り付けられる。上記L字状の空間の他端28a側は図4に示すように、配線接続板27と扉25との間の空所の開口260から背面側に向けられる。したがって、ディスプレイ出力端子に接続されたディスプレイケーブルは、ケーブルガイド28内のL字状の空間内を通されることで延出方向が背面側に変えられ、その際に扉25に対しては当接しないので扉25に過剰な負荷を与えることがない。
以上のことにより、情報処理装置1をその前板部2aを正面にして設置した場合には、その設置状態で右側面に設けられた配線接続部に接続される各種ケーブルは、全て背面側へと延出させることができ、かつ配線接続部は扉25によって覆われるので、正面側からはそれらケーブルが見えずに見栄えを損ねない。また、情報処理装置1を上記状態で壁に寄せて床置きした場合には、背面側を人が通ることはないので、床置きされても人が足でケーブルを引っかけてしまうことがない。また、情報処理装置1の右方にケーブル引き出しのためのスペースも不要になるのでそのすぐ横に他の家電製品や家具などを寄せて置くことができ、設置スペースの省スペース化が図れる。
上記情報処理装置1の設置スペースとして、横幅よりも奥行きの方を大きく確保できる場所、例えば机の上などでは、通常のタワー型コンピュータと同じように、横幅の小さい面を正面にして置くこともできる。例えば、本実施形態の情報処理装置1では、筐体2の側板部2d及び筐体3の側板部3dを正面にして、これと対向する側板部2c及び3cを背面にして置く場合における使い勝手や省スペース化も考慮されている。
具体的には、上記置き方における背面となる配線接続板27を覆う扉25を取り外す。これは、扉25を配線接続板27の下端縁部に設けられた軸部材52、51から引き抜くようにすることで、扉25の端部に設けられた取付部41、42の湾曲凹所41a、42aが軸部材52、51から外れて扉25が配線接続板27から分離される。さらに、配線接続板27に装着されたケーブルガイド28も取り外す。
扉25とケーブルガイド28が取り外されれば、配線接続板27に露出された配線接続部である各種コネクタや端子に接続されたケーブルを上記置き方における背面側へとそのまままっすぐ延出させることができる。したがって、それらケーブルは上記置き方における情報処理装置1の背後に隠れて見栄えを損ねることなく、さらに情報処理装置1の側面からケーブルが飛び出さないのでケーブルを引っ掛けてしまう心配もない。
また、上記置き方の場合に、扉25は図5に示す展開状態になれば上記ケーブルの背面側(図5において向かって見て左方)への延出は妨げないが、扉25を取り外してしまうことで、情報処理装置1の背後に扉25の展開スペースを不要とでき、情報処理装置1の設置に必要なスペースの省スペース化が図れる。
図1、10に示すように、筐体3の側板部3dの下方にはスライドドア7が設けられている。スライドドア7は、図14に示す内部筐体143の側板部147の下方部分に取り付けられるドアガイド58(図11、12、13参照)に対して横方向に往復移動可能に支持される。
図12、13に示すようにドアガイド58の下端面には長孔59、60が形成されており、スライドドア7の下端部には上記長孔59、60にそれぞれ係合するガイドピン61、62が設けられている。なお、図示されないドアガイド58の上端面にも長孔59、60が形成されており、これに対応してスライドドア7の上端部にも長孔59、60にそれぞれ係合するガイドピン61、62が設けられている。
スライドドア7は、図10、12に示す閉位置と、図11、13に示す開位置との間をスライド移動自在となっている。上記閉位置では、スライドドア7における凹部7aを境に一方(図10において右方)側の部分が側板部3dの下方に位置してドアガイド58を覆っており、他方の部分はドアガイド58と、外装部材4の側板部4dの裏面との間に位置され、側板部4dによって外部からは見えないようになっている。
開位置では、上記長孔59、60によってガイドピン61、62がガイドされて、スライドドア7は図10において左方に移動され、ドアガイド58に設けられた開口57(図11参照)から各種コネクタや端子を露出させる。
図12、13に示すように、ドアガイド58における外装部材4の側板部4dによって隠れる部分及び長孔59は、図12、図13において右方から左方にかけて下向き傾斜している。すなわち、筐体3の側板部3d側から外装部材4の前板部4a側にかけて、漸次、筐体2の前板部2aに近づくように傾斜している。したがって、スライドドア7は、開位置へのスライド移動に際しては、外装部材4の側板部4dに当たることなくドアガイド58と側板部4dとの間の間隙に入り込むようにして移動される。
上記スライドドア7が開かれた状態で、ドアガイド58の開口57から露出される各種コネクタや端子には、図9に示すように各種ケーブル26が接続される。例えば、ドアガイド58の開口57からは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)、USB、ビデオ入力、マイク、フォンなどのコネクタや端子が露出され、これらには上記配線接続板27に設けられたLANケーブル、ディスプレイケーブル、AC電源ケーブルなどに比べて頻繁に抜き差しされるケーブル26が接続される。上記ケーブル26が接続される面は、上述したような筐体2の前板部2aを正面に向けた置き方でも、配線接続板27を背面に向けた置き方でも情報処理装置1の背面とならず情報処理装置1の背後に隠れないため使い勝手がよい。
上述した内部筐体143の背板部172にはマザーボードやチューナーボード、さらには図15に示すように複数のハードディスク装置を枠体121に収容したハードディスクユニットが取り付けられる。さらに、その図15に示すように、内部筐体143において、外部筐体2の前板部2aと向き合わされる部分には補助取付具94が取り付けられる。
補助取付具94は、光ディスク装置の本体が収容される収容凹部96と、その光ディスク装置の本体から引き出されたディスクトレーが収容される凹所21を有する。
収容凹部96の上方にはフック部103が設けられており、そのフック部103は、内部筐体143の上板部144と、その上板部144の前端縁部と略直角になるように設けられた帯板部144aとの角部に引っ掛けられている。
収容凹部96の左端縁部にはフランジ部101が設けられており、そのフランジ部101は、内部筐体143の側板部145の前端縁部と略直角になるように設けられた帯板部に例えばねじ止めされている。
凹所21の右端縁部にはフランジ部102が設けられており、そのフランジ部102は、内部筐体143の側板部147の前端縁部と略直角になるように設けられた帯板部に例えばねじ止めされている。
例えば上述した外部筐体2の上板部2bと前板部2aとの角部に配置された押しボタン11を押すと、上記収容凹部96に収容された光ディスク装置の本体からディスクトレーが凹所21へと引き出され、外部筐体2の前板部2aに設けられたシャッター6がそのディスクトレーの動作に連動して自動で下方にスライド移動され、図16に示すように、凹所21及びそこに引き出されたディスクトレー20が前板部2aの開口2eから露出され、ディスクトレー20に対するディスク状記録媒体の着脱が行える。
なお、凹所21の上方には、図16に示すように、各種半導体メモリカードのスロット22、23、24が設けられ、シャッター6が開くとそれらスロット22、23、24に対する半導体メモリカードの挿脱も行える。
上記押しボタン11を再び押して、ディスクトレー20が光ディスク装置の本体に装填されるとそれに連動してシャッター6も自動で閉まる。なお、押しボタン12を押すことで、ディスクトレー20の動作に関係なく、シャッター6の上下動(開閉動作)を行わせることができる。
以上のように、ディスクトレー20は、光ディスク装置の本体から引き出されても、図20に示す従来のように情報処理装置1の筐体から飛び出ない。したがって、情報処理装置1を設置するにあたって、ディスクトレー引き出しスペースを確保する必要がなく、最低限、情報処理装置1の外形寸法よりも少し大きなスペースがあれば情報処理装置1を設置できる。例えば情報処理装置1の側面を、他の機器や家具などに寄せて配置でき、設置スペースの省スペース化が図れる。
また、凹所21及びスロット22、23、24をシャッター6によって覆うことができるので、それら凹所21及びスロット22、23、24にゴミやほこりなどの異物が入り込むことを防げる。凹所21に異物が入ってディスクトレー20のスライド移動を妨げてしまうことを防げる。また、シャッター6は体裁板としても機能しシャッター6が凹所21を覆うことで見栄えも損ねない。
また、光ディスク装置のディスクトレー20の引出口が外部に露出していると、空冷用の吸気によってディスクトレー20と引出口との隙間から塵やほこりが本体内に吸い込まれるおそれがあるが、本実施形態ではディスクトレー20の引出口はシャッター6によって外部と遮断されるので、その引出口からの塵やほこりの吸い込みを防げる。これにより、光ディスク装置の高い信頼性を確保できる。
なお、ディスクトレー20とシャッター6の内面との間には間隙が確保され、シャッター6はディスクトレー20及びこれに装着されたディスク状記録媒体とは接触しない。
内部筐体143の底部であり情報処理装置1の底部でもある内部筐体143の底板部146には台座8が設けられている。台座8は、箱形形状の主台座14とと、主台座14の底面に取り付けられた補助台座5とからなる。主台座14の底面の面積は内部筐体143の底板部146の面積より小さいが、補助台座5の底面の面積が内部筐体143の底板部146の面積より大きいため、台座8全体として情報処理装置1を安定して設置面上に支持することができる。また、補助台座5の底面には複数の膨出部5aが設けられており、滑り止めが図られている。
主台座14はその内部に空洞部を有し、その空洞部と内部筐体143の内部空間とは内部筐体143の底板部146によって仕切られている。
主台座14の空洞部は、内部筐体143の内部空間へと外気を取り入れるための空気の通り道としても利用されている。すなわち、主台座14の4つの側面にはスリット状の吸気用開口15が形成され、その吸気用開口15は主台座14の空洞部及び底板部146に形成された開口155、156、157、158、159、160、161を介して、内部筐体143の内部空間と連通している。
内部筐体143の内部空間には、後述するようにファンが配設され、そのファンによって、外気は上記吸気用開口15、主台座14の空洞部、開口155、156、157、158、159、160、161を介して、内部筐体143の内部空間に吸い込まれ、その内部空間に配設された部品や機器を空冷する。このような構成とすることで、底板部146に吸気用開口を形成してもそれが設置面によって塞がれることなく情報処理装置1の底部からも吸気を行え空冷効率を高めることができる。
情報処理装置1は、その正面、背面、上面、底面、2つの側面の全てに吸排気用の開口が形成されている。図18、19に示すように、正面には吸気用開口が、上面には吸気用開口が、底面には吸気用開口が、左側面には吸気用開口と排気用開口が、右側面には吸気用開口が、背面には排気用開口が、それぞれ形成されている。情報処理装置1の6面全てを用いて筐体内部の換気を行うことで、換気効率を高めて、内蔵機器や部品の空冷効果を高めることができる。
そして、内部筐体143の内部空間には例えば7個のファンf1〜f7が配設されている。図18、19において示される矢印は各ファンf1〜f7の吸い込み方向あるいは吐き出し方向を示す。
正面について具体的に説明すると、外部筐体2の前板部2aにおいて外装部材4の前板部4aによって隠れている下半分ほどの部分には、図10、11、17にその一部が示されるように多数の小孔状の吸気用開口56が形成されている。外装部材4の前板部4aは外部筐体2の前板部2aとの間に間隙を形成して向き合わされており、外気はその間隙の上端部及び下端部から間隙に入り込んで吸気用開口56に吸い込まれる。
図14に示す内部筐体143において外部筐体2の前板部2aに向き合われる部分には壁がなく、吸気用開口56に吸い込まれた空気は、そのまま内部筐体143の内部空間に入り、内蔵部品や機器を空冷する。
このように正面では、外装部材4に覆われて吸気用開口56が露出されていないので、内部筐体143の内部空間に配設されたファンf1〜f7の騒音が吸気用開口56から直接使用者に対して放音されることを防いでいる。すなわち、外装部材4は遮音板として機能している。また、外装部材4はその表面が例えば鏡面仕上げされて美観を有する体裁板としても機能している。
上面については、外部筐体3の上板部3bに多数の小孔状の吸気用開口が形成され、その吸気用開口から吸い込まれた空気は内部筐体143の上板部144に形成された吸気用開口167を通って内部筐体143の内部空間に入り、内蔵部品や機器を空冷する。
図1において向かって見て右側面については、外部筐体3の側板部3dに多数の小孔状の吸気用開口が形成されており、その吸気用開口から吸い込まれた空気は内部筐体143の側板部147に形成された吸気用開口166を通って内部筐体143の内部空間に入り、内蔵部品や機器を空冷する。
図5において向かって見て左側面については、外部筐体3の側板部3cに多数の小孔状の吸気用開口が形成されており、その吸気用開口から吸い込まれた空気は内部筐体143の側板部145に形成された吸気用開口151を通って内部筐体143の内部空間に入り、内蔵部品や機器を空冷する。また、扉25の背面寄りの部分34に多数の小孔状の排気用開口が形成されており、この排気用開口及び内部筐体143の側板部148に形成された排気用開口153、154を介して、上述の吸気用開口から内部筐体143の内部空間に吸い込まれて各種部品や機器の空冷に用いられた空気が、情報処理装置1の外部に排気される。
底面については、上述したように、外気は主台座14の側面に形成された吸気用開口15、主台座14の空洞部、内部筐体143の底板部146に形成された開口155、156、157、158、159、160、161を介して、内部筐体143の内部空間に吸い込まれ、その内部空間に配設された部品や機器を空冷する。
背面については、内部筐体143の背板部172に形成された開口152、165、164、163及び外部筐体3の背板部3aに形成された開口39、40、38を介して、上述の吸気用開口から内部筐体143の内部空間に吸い込まれて各種部品や機器の空冷に用いられた空気が、情報処理装置1の外部に排気される。
内蔵部品や機器が発する熱を空冷によって放熱させるためには、筐体内部の空気が十分に換気されることが重要である。しかしながら、単位時間あたりの換気量を大きく確保しようとすれば吸気速度が大きくなり塵埃が筐体内部に持ち込まれやすいという問題も発生する。
そこで本実施形態では、上述したように正面、上面、底面、左右の側面の5面に吸気用開口を形成し、背面に形成された排気用開口面積に対して十分に大きな吸気用開口面積を確保している。その結果、吸気速度をそれほど大きくすることなく内蔵機器の空冷に十分な換気を行え、塵埃の筐体内部への吸い込みを抑制できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
扉25は、凹状段部の上部端縁部に取り付けでもよい。また、シャッター6は左右方向にスライド移動して凹所21を開閉するようにしてもよい。また、光ディスク本体を筐体2の前板部2aの下半分の領域に配置して、ディスクトレー20が前板部2aの上半分の領域に向かって引き出されるようにしてもよい。
1…情報処理装置、2…外部筐体、3…外部筐体、4…外装部材、6…シャッター、8…台座、15…吸気用開口、20…ディスクトレー、21…凹所、25…扉、27…配線接続板、28…ケーブルガイド、31…ケーブル、143…内部筐体、260…開口。
Claims (13)
- 内部に内蔵機器の収容空間を有する直方体の筐体と、
前記筐体の一面に設けられた凹状段部と、
前記凹状段部の底部に設けられた配線接続部と、
前記凹状段部の端縁部に取り付けられ、前記配線接続部を覆う閉位置と前記配線接続部を露出させる開位置との間を回動自在な扉と、
前記筐体における前記一面に連接される面に前記凹状段部を露出させて、前記扉が閉位置にある状態で前記配線接続部に接続されたケーブルを取り出せる開口と
を備えることを特徴とする据置型情報処理装置。 - 前記扉は、前記端縁部に着脱自在に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の据置型情報処理装置。 - 前記凹状段部の前記底部に着脱自在に設けられるケーブルガイドを備え、
前記ケーブルガイドは、前記配線接続部から前記開口に向けて屈曲され、前記ケーブルが通される内部空間を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の据置型情報処理装置。 - 前記筐体の底面、上面、前記一面、前記一面に対向する面、前記開口を介して前記ケーブルを取り出せる面及びこの面に対向する面の全てに吸排気用開口が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の据置型情報処理装置。 - 前記吸排気用開口のうち、吸気用開口の面積は排気用開口の面積よりも大きい
ことを特徴とする請求項4に記載の据置型情報処理装置。 - 前記底面に取り付けられた台座を備え、
前記台座は、その側面に形成された吸気用開口と、
前記台座の内部に設けられ、前記筐体の底面の吸気用開口と、前記台座の側面の吸気用開口とを連通させる内部空間とを有する
ことを特徴とする請求項4に記載の据置型情報処理装置。 - 前記開口を介して前記ケーブルを取り出せる面に対向する面に取り付けられ、該対向する面に形成された吸気用開口との間に間隙を形成して前記吸気用開口を覆う板状の外装部材を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の据置型情報処理装置。 - 内部に内蔵機器の収容空間を有する直方体の筐体と、
前記筐体の一面に内設された光ディスク装置と、
前記一面に設けられ、前記光ディスク装置のディスクトレーを出没自在とさせるための凹所と
を備えることを特徴とする据置型情報処理装置。 - 前記一面に設けられ、前記凹所を覆う閉位置と前記凹所を露出させる開位置との間を移動自在なシャッターを備える
ことを特徴とする請求項8に記載の据置型情報処理装置。 - 前記筐体の底面、上面、前記一面、前記一面に対向する面、前記開口を介して前記ケーブルを取り出せる面及びこの面に対向する面の全てに吸排気用開口が形成されている
ことを特徴とする請求項8に記載の据置型情報処理装置。 - 前記吸排気用開口のうち、吸気用開口の面積は排気用開口の面積よりも大きい
ことを特徴とする請求項10に記載の据置型情報処理装置。 - 前記底面に取り付けられた台座を備え、
前記台座は、その側面に形成された吸気用開口と、
前記台座の内部に設けられ、前記筐体の底面の吸気用開口と、前記台座の側面の吸気用開口とを連通させる内部空間とを有する
ことを特徴とする請求項10に記載の据置型情報処理装置。 - 前記開口を介して前記ケーブルを取り出せる面に対向する面に取り付けられ、該対向する面に形成された吸気用開口との間に間隙を形成して前記吸気用開口を覆う板状の外装部材を備える
ことを特徴とする請求項10に記載の据置型情報処理装置。
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JP2004118865A JP2005303118A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 据置型情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004118865A JP2005303118A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 据置型情報処理装置 |
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JP2005303118A true JP2005303118A (ja) | 2005-10-27 |
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Family Applications (1)
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JP2004118865A Pending JP2005303118A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 据置型情報処理装置 |
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JP (1) | JP2005303118A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8100485B2 (en) | 2006-12-01 | 2012-01-24 | Sony Corporation | Rotating door mechanism and electronic appliance |
WO2021153602A1 (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-05 | 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 | 発電設備 |
-
2004
- 2004-04-14 JP JP2004118865A patent/JP2005303118A/ja active Pending
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