JP2021107942A - 光コネクタ及び光結合構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】フェルール端面の清掃が容易であり、複数本の光ファイバを同時に接続する場合であっても接続に大きな力を必要とせず、調芯作業が容易な光コネクタ及び光結合構造を提供することを目的とする。【解決手段】光コネクタを開示する。この光コネクタは、光ファイバと、相手側光コネクタと対向する平坦なフェルール端面を有し、光ファイバを保持するフェルールと、フェルール端面上に設けられてフェルール端面と相手側光コネクタとの間隔を規定するスペーサと、を備える。フェルール端面において光ファイバの先端面が露出している。スペーサは、フェルール端面に接着されている。【選択図】図1
Description
本発明は、光コネクタ及び光結合構造に関するものである。
本出願は、2015年10月26日出願の日本出願第2015−210090号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
本出願は、2015年10月26日出願の日本出願第2015−210090号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
特許文献1は、多芯光ファイバ同士を接続する光コネクタに用いられるフェルールを開示する。このフェルールは、複数本の光ファイバ心線を保持するための複数の孔と、複数本の光ファイバ心線の先端部と当接して該先端部の位置決めを行う内面と、端面において内面の前方に設けられた凹部と、凹部に一体形成されたレンズとを備える。
本発明の一実施形態に係る光コネクタは、光ファイバと、相手側光コネクタと対向する平坦なフェルール端面を有し、光ファイバを保持するフェルールと、フェルール端面上に設けられて該フェルール端面と相手側光コネクタとの間隔を規定するスペーサとを備え、フェルール端面において光ファイバの先端面が露出しており、光ファイバの光軸に沿った断面において、光ファイバの先端面及びフェルール端面の各法線方向が光ファイバの光軸方向に対して傾斜しており、スペーサは、光ファイバの先端面から延びる光路を通過させる開口を有する。
本発明の一実施形態に係る光結合構造は、互いに接続される第1及び第2の光コネクタを備え、第1及び第2の光コネクタは、光ファイバと、平坦なフェルール端面を有し光ファイバを保持するフェルールとをそれぞれ備え、第1の光コネクタのフェルール端面と、第2の光コネクタのフェルール端面とが互いに対向し、第1及び第2の光コネクタのそれぞれにおいて、フェルール端面において光ファイバの先端面が露出しており、光ファイバの光軸に沿った断面において、光ファイバの先端面及びフェルール端面の各法線方向が光ファイバの光軸方向に対して傾斜しており、第1の光コネクタのフェルール端面と第2の光コネクタのフェルール端面との間隔を規定するスペーサを更に備え、スペーサは、第1の光コネクタの光ファイバの先端面と、第2の光コネクタの光ファイバの先端面との間に延びる光路を通過させる開口を有する。
[本開示が解決しようとする課題]
光ファイバ同士のコネクタ接続の方式として、一般的にPC(Physical Contact)方式が知られている。図7A及び図7Bは、PC方式のフェルールの構造の一例を示す側断面図である。図7Aは接続前の状態を示し、図7Bは接続している状態を示す。このフェルール100は、円柱状の外観を有しており、光ファイバ心線120を保持するための孔102を中心軸線上に有する。光ファイバ心線120は、孔102に挿通され、フェルール100の先端面104において先端部が外部に僅かに突出する。このPC方式では、光ファイバ心線120の先端部を、接続相手側コネクタの同先端部と物理的に接触させて押圧することにより(図7B)、光ファイバ心線120同士を効率的に光結合させる。このような方式は、主に単心光ファイバ同士を接続する際に用いられる。
光ファイバ同士のコネクタ接続の方式として、一般的にPC(Physical Contact)方式が知られている。図7A及び図7Bは、PC方式のフェルールの構造の一例を示す側断面図である。図7Aは接続前の状態を示し、図7Bは接続している状態を示す。このフェルール100は、円柱状の外観を有しており、光ファイバ心線120を保持するための孔102を中心軸線上に有する。光ファイバ心線120は、孔102に挿通され、フェルール100の先端面104において先端部が外部に僅かに突出する。このPC方式では、光ファイバ心線120の先端部を、接続相手側コネクタの同先端部と物理的に接触させて押圧することにより(図7B)、光ファイバ心線120同士を効率的に光結合させる。このような方式は、主に単心光ファイバ同士を接続する際に用いられる。
しかしながら、このような方式には次の問題がある。すなわち、フェルール端面に異物が付着した状態で接続してしまうと、押圧力によってフェルール端面に異物が密着してしまう。密着した異物を取り除くためには接触式のクリーナを使用する必要があり、また、異物の密着を防ぐためには頻繁に清掃を行う必要がある。また、複数本の光ファイバを同時に接続する場合、1本毎に所定の押圧力が要求されるので、光ファイバの本数が多くなるほど接続に大きな力が必要となる。
上記の問題に対し、例えば特許文献1に記載されたように、互いに接続される光ファイバの先端面の間に間隔を設け、該間隔部分にレンズを配置する方式がある。図8は、そのようなフェルールの構造の一例を模式的に示す側断面図である。このフェルール200は、複数本の光ファイバ心線120を保持するための複数の孔202と、複数本の光ファイバ心線の先端部と当接して該先端部の位置決めを行う内面204と、端面205において内面204の前方に設けられたレンズ208とを備える。しかしながら、このような構造では、光ファイバ心線120に加えてレンズ208の位置も正確に調芯される必要がある。従って、調芯作業を要する部品点数が増し、各部品に許容される位置誤差(トレランス)が厳しくなるので、調芯工程が複雑化・長時間化してしまう。
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、フェルール端面の清掃が容易であり、複数本の光ファイバを同時に接続する場合であっても接続に大きな力を必要とせず、調芯作業が容易な光コネクタ及び光結合構造を提供することを目的とする。
[本開示の効果]
本開示によれば、フェルール端面の清掃が容易であり、複数本の光ファイバを同時に接続する場合であっても接続に大きな力を必要とせず、調芯作業が容易な光コネクタ及び光結合構造を提供できる。
本開示によれば、フェルール端面の清掃が容易であり、複数本の光ファイバを同時に接続する場合であっても接続に大きな力を必要とせず、調芯作業が容易な光コネクタ及び光結合構造を提供できる。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一実施形態に係る光コネクタは、光ファイバと、相手側光コネクタと対向する平坦なフェルール端面を有し、光ファイバを保持するフェルールと、フェルール端面上に設けられて該フェルール端面と相手側光コネクタとの間隔を規定するスペーサとを備え、フェルール端面において光ファイバの先端面が露出しており、光ファイバの光軸に沿った断面において、光ファイバの先端面及びフェルール端面の各法線方向が光ファイバの光軸方向に対して傾斜しており、スペーサは、光ファイバの先端面から延びる光路を通過させる開口を有する。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一実施形態に係る光コネクタは、光ファイバと、相手側光コネクタと対向する平坦なフェルール端面を有し、光ファイバを保持するフェルールと、フェルール端面上に設けられて該フェルール端面と相手側光コネクタとの間隔を規定するスペーサとを備え、フェルール端面において光ファイバの先端面が露出しており、光ファイバの光軸に沿った断面において、光ファイバの先端面及びフェルール端面の各法線方向が光ファイバの光軸方向に対して傾斜しており、スペーサは、光ファイバの先端面から延びる光路を通過させる開口を有する。
本発明の一実施形態に係る光結合構造は、互いに接続される第1及び第2の光コネクタを備え、第1及び第2の光コネクタは、光ファイバと、平坦なフェルール端面を有し光ファイバを保持するフェルールとをそれぞれ備え、第1の光コネクタのフェルール端面と、第2の光コネクタのフェルール端面とが互いに対向し、第1及び第2の光コネクタのそれぞれにおいて、フェルール端面において光ファイバの先端面が露出しており、光ファイバの光軸に沿った断面において、光ファイバの先端面及びフェルール端面の各法線方向が光ファイバの光軸方向に対して傾斜しており、第1の光コネクタのフェルール端面と第2の光コネクタのフェルール端面との間隔を規定するスペーサを更に備え、スペーサは、第1の光コネクタの光ファイバの先端面と、第2の光コネクタの光ファイバの先端面との間に延びる光路を通過させる開口を有する。
上記の光コネクタでは、相手側光コネクタとの間隔を規定するスペーサが、フェルール端面上に設けられている。同様に、上記の光結合構造では、第1の光コネクタのフェルール端面と第2の光コネクタのフェルール端面との間隔を規定するスペーサが設けられている。これにより、フェルール端面と相手側光コネクタとの間(または、第1及び第2の光コネクタのフェルール端面の間)に所定の間隔を容易に設けることができる。従って、非接触の光接続構造を実現し、フェルール端面の清掃を容易に(或いは清掃不要に)することができる。また、PC方式と異なり、接続に大きな力を必要とせずに、複数本の光ファイバを同時に接続することができる。更には、レンズを介していないので光路に存在する光学部材の数を少なくでき、光接続損失を抑えることができる。
上記の光コネクタでは、光ファイバの先端面及びフェルール端面の各法線方向が光ファイバの光軸方向に対して傾斜している。これにより、光ファイバの先端面における反射戻り光を低減できる。また、上記の光コネクタではスペーサとフェルールとが別部材となっているので、傾斜したフェルール端面及び光ファイバの先端面を研磨等によって容易に形成できる。
上記の光コネクタにおいて、上記断面と交差する方向に並んで形成されてガイドピンがそれぞれ挿入される一対のガイド孔がフェルール端面に形成されており、フェルール端面において、一対のガイド孔の中心を結ぶ直線に対して光ファイバの先端面の中心位置がずれていてもよい。上記の光コネクタでは、光ファイバの先端面の法線方向が光ファイバの光軸方向に対して傾斜しているので、該先端面における屈折により、光ファイバの先端面から延びる光路は光ファイバの光軸に対して傾く。このような構成であっても、一対のガイド孔の中心を結ぶ直線に対して光ファイバの先端面の中心位置がずれていることによって、該光ファイバと、同様の構成を備える相手側光コネクタの光ファイバとを好適に光結合させることができる。
上記の光コネクタにおいて、上記断面と交差する方向に並んで形成されてガイドピンがそれぞれ挿入される一対のガイド孔がフェルール端面に形成されており、スペーサは、ガイドピンが通る一対の貫通孔を更に有してもよい。これにより、スペーサをガイドピンにより安定して保持することができる。
上記断面において、光ファイバの光軸は接続方向に対して傾斜しており、光ファイバの先端面から延びる光路が接続方向に沿って延びてもよい。上記の光コネクタのように光ファイバの先端面の法線方向が光ファイバの光軸方向に対して傾斜している場合、このような構成であっても、相手側光コネクタとの光結合を好適に実現できる。
上記の光コネクタにおいて、接続方向におけるスペーサの厚さが20μm以上100μm以下であってもよい。このようにスペーサが薄いことで、光ファイバ先端面から出射された光の径が拡がらないうちに相手側光コネクタの光ファイバ先端面に到達させることができるので、光結合効率の低下を抑制できる。なお、通常、コネクタの端面は、反射戻り光を低減するために8°の傾斜面であるが、20μmよりも近づけると、反射戻り光の影響で多重反射が起きて光学特性を劣化させることもある。そこで、端面角度を8°よりも大きくすることでスペーサの厚さを10μmから20μmの範囲にしたとしても多重反射を抑制することが可能になり、より一層、光接続損を小さくすることができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る光コネクタ及び光結合構造の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態に係る光コネクタ及び光結合構造の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光結合構造1Aの構成を示す側断面図であって、光ファイバ10の光軸に沿った断面を示している。図2は、図1のII―II線に沿った光結合構造1Aの断面図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態の光結合構造1Aは、互いに接続される第1の光コネクタ2A及び第2の光コネクタ2Bを備えている。
光コネクタ2A及び2Bは、複数本(図2には8本を例示)の光ファイバ10と、複数本の光ファイバ10をまとめて保持するフェルール11とを備えている。複数本の光ファイバ10は、接続方向(図1及び図2の矢印A1)に沿って各々延びており、接続方向A1と交差する方向A2に並んで配置されている。各光ファイバ10は、光ファイバ心線10aと、光ファイバ心線10aを覆う樹脂被覆10bとを有し、接続方向における途中から先端面10cに亘って樹脂被覆10bが除去されることにより光ファイバ心線10aが露出している。なお、光ファイバ10の本数は8本に限定されるわけではなく、例えば12本又は24本などであってもよい。
フェルール11は、略直方体状の外観を有しており、例えば樹脂によって構成される。フェルール11は、接続方向A1の一端側に設けられた平坦なフェルール端面11aと、他端側に設けられた後端面11bとを有する。また、フェルール11は、接続方向A1に沿って延びる一対の側面11c,11dと、底面11e及び上面11fとを有する。光コネクタ2Aのフェルール端面11aと、光コネクタ2Bのフェルール端面11aとは互いに対向している。これらのフェルール端面11aには、光ファイバ10の光軸に沿った断面と交差する方向(本実施形態では方向A2)に並ぶ一対のガイド孔11g,11hが形成されている。これらのガイド孔11g,11hそれぞれには、一対のガイドピン21a,21b(図2参照)がそれぞれ挿入される。一対のガイドピン21a,21bは、光コネクタ2Aと光コネクタ2Bとの相対位置を固定する。
後端面11bには、複数本の光ファイバ10をまとめて受け入れる導入孔12が形成されている。導入孔12からフェルール端面11aに亘って貫通するように複数の光ファイバ保持孔13が形成されており、これらの光ファイバ保持孔13それぞれには複数本の光ファイバ心線10aそれぞれが挿入されて保持される。各光ファイバ心線10aの先端面10cは、フェルール端面11aにおいて露出しており、好適にはフェルール端面11aと面一である。これらの先端面10cは、レンズ等の光学要素及び屈折率整合剤などを介することなく(空気のみを介して)直接に、相手方コネクタの各光ファイバ心線10aの先端面10cと光結合される。従って、一方の光コネクタの先端面10cから出射した光は、多少の拡がりを有しつつ他方の光コネクタの先端面10cに入射する。
図3は、光ファイバ10の先端面10c付近を拡大して示す断面図である。図3に示されるように、光ファイバ10の光軸に沿った断面において、光ファイバ10の先端面10c及びフェルール端面11aの法線方向V1は、光ファイバ10の光軸方向V2に対して傾斜している。これにより、先端面10cにおける反射戻り光が低減する。この場合、光ファイバ10の先端面10cから出射される光の光路L1は、先端面10cにおいて先端面10cの傾斜の向きとは逆向きに屈折する。
図4は、フェルール端面11aを示す正面図である。図4に示されるように、フェルール端面11aにおいて、光ファイバ10の先端面10cの中心位置C1は、一対のガイド孔11g,11hの中心を結ぶ直線E1に対して僅かに上方にずれている。言い換えれば、方向A1及びA2の双方と交差する方向A3(すなわちフェルール11の上下方向)において、フェルール11の中心に対し光ファイバ10の中心軸線は上面11f側に僅かにずれている。従って、光路L1が屈折しても、光コネクタ2A及び2Bが互いに上下反転して接続されることにより、それぞれの光ファイバ10の光軸同士が互いに上下方向にずれるので、これらの光ファイバ10同士が好適に光結合できる。
光コネクタ2Aは、スペーサ14を更に備える。図5は、スペーサ14及びフェルール11の分解斜視図である。スペーサ14は、フェルール端面11a上に設けられて、該フェルール端面11aと光コネクタ2Bのフェルール端面11aとの間隔を規定する。具体的には、スペーサ14は開口14aを有する板状を呈しており、一方の面14bが光コネクタ2Aのフェルール端面11aに当接して接着されており、他方の面14cは光コネクタ2Bとの接続の際に光コネクタ2Bのフェルール端面11aに当接する。ここで接着とは、接着剤を用いた接合だけではなく、力学的な接着、化学的な接着、分散接着、静電接着、あるいは溶着であってもよい。開口14aは、光コネクタ2Aの複数本の光ファイバ10の先端面10cそれぞれと、光コネクタ2Bの複数本の光ファイバ10の先端面10cそれぞれとの間に延びる複数本の光路L1を通過させる。接続方向A1におけるスペーサ14の厚さT(図1参照)は、例えば20μm以上100μm以下である。但し、フェルール端面11aの傾斜角を8°よりも大きくすることで、スペーサ14の厚さTを10μmまで小さくしてもよい。つまり、スペーサ14の厚さTは、例えば10μm以上100μm以下であってもよい。スペーサ14の構成材料は、フェルール11の材料と同じであることが望ましく、例えばガラスフィラーの入ったポリフェニレンサルファイド(PPS)がよいが、フェルール11とスペーサ14とが異なる材料から構成されていてもよい。
スペーサ14は、ガイドピン21a,21bがそれぞれ通る一対の貫通孔14d,14eを更に有する。これにより、光コネクタ2A及び2Bが互いに接続された状態において、スペーサ14はガイドピン21a,21bによって安定して保持される。
以上に説明した本実施形態の光結合構造1A及び光コネクタ2Aによって得られる効果について説明する。本実施形態の光コネクタ2Aでは、相手側光コネクタ(光コネクタ2B)との間隔を規定するスペーサ14が、フェルール端面11a上に設けられている。同様に、光結合構造1Aでは、光コネクタ2Aのフェルール端面11aと光コネクタ2Bのフェルール端面11aとの間隔を規定するスペーサ14が設けられている。これにより、フェルール端面11aと相手側光コネクタとの間(または、第1及び第2の光コネクタ2A,2Bの各フェルール端面11aの間)に所定の間隔を容易に設けることができる。従って、非接触の光接続構造を実現し、異物の密着を低減してフェルール端面11aの清掃を容易に(例えばエアダスターなど)することができ、或いは清掃を不要にできる。また、PC方式と異なり、接続に大きな力を必要とせずに、多数の光ファイバ10を同時に接続することができる。更には、レンズを介していないので光路に存在する光学部材の数を少なくできる。これにより、光接続損失を抑えることができるとともに、調芯工程を容易化し、製造工程を少なくしてコストを低く抑えることができる。
本実施形態では、光ファイバ10の先端面10c及びフェルール端面11aの各法線方向が光ファイバ10の光軸方向に対して傾斜している(図3参照)。これにより、光ファイバ10の先端面10cにおける反射戻り光を低減できる。また、スペーサ14とフェルール11とが別部材となっているので、傾斜したフェルール端面11a及び光ファイバ10の先端面10cを研磨等によって容易に形成できる。
本実施形態のように、フェルール端面11aにおいて、一対のガイド孔11g,11hの中心を結ぶ直線E1に対して光ファイバ10の先端面10cの中心位置C1がずれていてもよい。前述したように、光ファイバ10の先端面10cの法線方向が光ファイバ10の光軸方向に対して傾斜しているので、該先端面10cにおける屈折により、光ファイバ10の先端面10cから延びる光路L1は光ファイバ10の光軸に対して傾く。このような構成であっても、一対のガイド孔11g,11hの中心を結ぶ直線E1に対して光ファイバ10の先端面10cの中心位置C1がずれていることによって、互いに同様の構成を備える光コネクタ2A,2Bの光ファイバ10を好適に光結合させることができる。
本実施形態のように、接続方向A1におけるスペーサ14の厚さは20μm以上100μm以下であってもよい。更に、フェルール端面11aの傾斜角を8°よりも大きくすることで、接続方向A1におけるスペーサ14の厚さを10μmまで小さくしてもよい。このようにスペーサ14が薄いことで、光ファイバ10の先端面10cから出射された光の径が拡がらないうちに相手側光コネクタ(光コネクタ2B)の光ファイバ10の先端面10cに到達させることができるので、光結合効率の低下を抑制できる。
(変形例)
図6は、上記実施形態の一変形例に係る光結合構造1Bの構成を示す側断面図であって、光ファイバ10の光軸に沿った断面を示している。図6に示されるように、本実施形態の光結合構造1Bは、互いに接続される第1の光コネクタ2C及び第2の光コネクタ2Dを備えている。
図6は、上記実施形態の一変形例に係る光結合構造1Bの構成を示す側断面図であって、光ファイバ10の光軸に沿った断面を示している。図6に示されるように、本実施形態の光結合構造1Bは、互いに接続される第1の光コネクタ2C及び第2の光コネクタ2Dを備えている。
本変形例の光コネクタ2C,2Dが上記実施形態の光コネクタ2A,2Bと相違する点は、接続方向A1に対する光ファイバ心線10aの光軸方向の角度である。すなわち、本変形例では、光ファイバ心線10aの光軸に沿った断面において、光ファイバ心線10aの光軸は接続方向A1に対して傾斜している。言い換えれば、光ファイバ心線10aの光軸がガイド孔11g、11h(図2参照)の延伸方向に対して傾斜している。従って、光ファイバ10の先端面10cから延びる光路L1は、接続方向A1に沿って(平行に)延びることとなる。
図3に示されたように、光ファイバ10の先端面10cの法線方向V1が光ファイバ10の光軸方向V2に対して傾斜している場合、本変形例のような構成であっても、光コネクタ2C,2Dの光結合を好適に実現できる。すなわち、フェルール端面11aの角度と、光ファイバ10の光軸の角度(光ファイバ保持孔13の角度)とを適切に選択することにより、光路L1の延在方向を接続方向A1に対して任意に設定することが可能となる。なお、本変形例のように光路L1を接続方向A1に沿うようにすれば、接続方向A1における光コネクタ2C,2Dの相対位置精度(トレランス)の許容幅を拡げることができる。
本発明による光コネクタ及び光結合構造は、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上述した各実施形態を、必要な目的及び効果に応じて互いに組み合わせてもよい。また、上記実施形態ではフェルール端面間の隙間は空気で満たされているが、屈折率が一定の媒質であれば空気に限られない。また、上記実施形態では多芯光コネクタに本発明を適用しているが、単芯光コネクタにも適用可能である。
1A,1B…光結合構造、2A,2B,2C,2D…光コネクタ、10…光ファイバ、10a…光ファイバ心線、10b…樹脂被覆、10c…先端面、11…フェルール、11a…フェルール端面、11g,11h…ガイド孔、12…導入孔、13…光ファイバ保持孔、14…スペーサ、14a…開口、14d,14e…貫通孔、21a,21b…ガイドピン、A1…接続方向、L1…光路。
Claims (6)
- 光ファイバと、
相手側光コネクタと対向する平坦なフェルール端面を有し、前記光ファイバを保持するフェルールと、
前記フェルール端面上に設けられて前記フェルール端面と前記相手側光コネクタとの間隔を規定するスペーサと、を備え、
前記フェルール端面において前記光ファイバの先端面が露出しており、
前記スペーサは、前記フェルール端面に接着されている、光コネクタ。 - 前記光ファイバの先端面は、前記フェルール端面と面一である、請求項1に記載の光コネクタ。
- 前記スペーサは、前記フェルール端面に溶着されている、請求項1又は2に記載の光コネクタ。
- 前記スペーサは、前記フェルールと同じ材料から構成されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の光コネクタ。
- 互いに接続される第1及び第2の光コネクタを備え、
前記第1及び第2の光コネクタは、光ファイバと、平坦なフェルール端面を有し前記光ファイバを保持するフェルールとをそれぞれ備え、
前記第1の光コネクタの前記フェルール端面と、前記第2の光コネクタの前記フェルール端面とが互いに対向し、
前記第1の光コネクタの前記フェルール端面と前記第2の光コネクタの前記フェルール端面との間隔を規定するスペーサを更に備え、
前記スペーサは、前記第1の光コネクタの前記フェルール端面に接着されている、光結合構造。 - 前記第1の光コネクタの前記光ファイバの先端面は、前記スペーサの開口内において空気のみを介して前記第2の光コネクタの前記光ファイバの先端面に光結合される、請求項5に記載の光結合構造。
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