JP2000231030A - 光ファイバアレイおよび光導波路 - Google Patents
光ファイバアレイおよび光導波路Info
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Abstract
を防止することができる光ファイバアレイおよび光ファ
イバ導波路を提供すること。 【解決手段】 複数の光ファイバ8がファイバ固定部6
に配置されるとともに光ファイバ8内を通過する光の所
定の波長成分を透過または反射させる光フィルタ20を
備えた光ファイバアレイ2において、ファイバ固定部6
の端面に、光ファイバ8の端面8aを覆う光フィルタ2
0と、光フィルタ20と略同程度の厚さのスペーサ16
と、が取り付けられていることを特徴とする。
Description
する光ファイバアレイおよび光導波路に関するものであ
る。
等に波長選択機能を付加するために、当該光ファイバア
レイ等に光フィルタを装備させる技術が知られている。
かかる技術の例として、たとえば特許第2752848
号公報、特開平10−10344号公報、および特開平
6−59148号公報に記載された技術がある。これら
の各公報に記載された技術は、いずれも複数の光ファイ
バやコアを横切るスリットが形成され、当該スリット内
に光フィルタを挿入させた光フィルタ付きの光ファイバ
アレイまたは光導波路である。これらの光ファイバや光
導波路を用いれば、光フィルタによって、特定の波長範
囲の光のみを透過または反射させることができる。
には、フィルタ部で不良が発生した場合、フィルタを導
波路基板から取り外す作業が困難であるため、その光導
波路自体を使用することができなくなるという問題があ
った。また、スリットを形成するに際して、導波路基板
のスリット周辺部分が欠け易いという問題もあった。
て、特開平5−273432号公報に掲載された光導波
路モジュールおよび特開平9−258044号公報に掲
載された光フィルタ内蔵導波路型光デバイスがある。こ
れらの技術は、光ファイバアレイや光導波路にスリット
を形成して当該スリットに光フィルタを挿入するのでは
なく、光ファイバアレイや光導波路の端面に光フィルタ
を光学接着剤によって貼り付けるという構成を採用して
いる。
特開平9−258044号公報に掲載された技術によれ
ば、たとえフィルタ部で不良が発生しても、当該フィル
タを導波路基板から簡単に取り外せるため、光導波路の
再使用を容易に行うことができる。また、光フィルタを
導波路基板に取り付けるに際して、スリットを形成する
必要が無く、光フィルタの取り付け作業が容易になる。
−273432号公報および特開平9−258044号
公報に掲載された技術には、次のような問題があった。
すなわち、たとえば図8(a)に示すように、光ファイ
バアレイ52の端面52aの大部分を光フィルタ54で
覆った場合、当該光ファイバアレイ52を光導波路56
等と接続して光デバイスを製造するには、光フィルタ5
4の表面に塗布した光学接着剤58によって両者の接着
を行うことになる。このため、かかる光デバイスに外力
が加わると、その外力は光フィルタ54に加わりやす
く、光フィルタ54が破損しやすくなってしまう。
光ファイバアレイ52の端面52aの狭い範囲のみを光
フィルタ54で覆った場合、当該光ファイバアレイ52
を光導波路56等と接続して光デバイスを製造するに
は、光フィルタ54の表面および光ファイバアレイ52
の端面のうち光フィルタ54で覆われていない部分に塗
布した光学接着剤58によって両者の接着を行うことに
なる。このとき、光フィルタ54の外周部を光学接着剤
58が覆っており、その外周部の光学接着剤58と光フ
ィルタ54の厚さとは同程度になる。そして、一般的
に、光学接着剤58の線膨張係数は光フィルタ54の線
膨張係数と異なるため、光デバイスの温度変化に伴って
光フィルタ54に熱応力が加わり、低温から高温に至る
温度サイクルを履歴すると光フィルタ54が破損しやす
いという問題がある。
のであり、外力および温度変化に伴う光フィルタの破損
を防止することができる光ファイバアレイおよび光導波
路を提供することを目的とする。
に、本発明の光ファイバアレイは、複数の光ファイバが
ファイバ固定部に配置されるとともに光ファイバ内を通
過する光の所定の波長成分を透過または反射させる光フ
ィルタを備えた光ファイバアレイにおいて、ファイバ固
定部の端面に、光ファイバの端面を覆う光フィルタと、
光フィルタと略同程度の厚さのスペーサと、が取り付け
られていることを特徴とする。
は、ファイバ固定部の端面に、光ファイバの端面を覆う
光フィルタと、光フィルタと同程度の厚さのスペーサと
が取り付けられている。なお、ファイバ固定部の端面に
光フィルタが取り付けられているという意味には、ファ
イバ固定部の端面に蒸着等によって直接光フィルタが形
成される場合も含まれている。そして、かかる光ファイ
バアレイを光導波路等と接続して光学デバイスを組み立
てる場合、光フィルタのファイバ固定部に取り付けられ
た側の反対の面と、スペーサのファイバ固定部に取り付
けられた側の反対の面とに塗布された光学接着剤等によ
って両者の接続が行われる。
わっても、光ファイバアレイと光導波路との接続部分に
おいて当該外力が加わるのは光フィルタだけでなく、ス
ペーサにも外力が加わることになる。従って、光フィル
タのみに外力が加わる場合と比較して、光フィルタは破
損しにくくなる。また、スペーサの厚さは光フィルタと
略同程度であるため、光フィルタと光導波路等の間の接
着剤の厚さと、スペーサと光導波路等の間の接着剤の厚
さと、を略同程度にすることができる。このため、たと
え低温から高温に至る温度サイクルが履歴しても、接着
剤と光フィルタとの線膨張係数の差に基づいて光フィル
タが破損するという事態は殆どない。さらに、吸湿によ
る接着剤の膨張(膨潤)に伴って光フィルタが破損する
という事態も防止される。また、光ファイバの端面と光
導波路等の端面との隙間を少なくすることができ、光の
間隙損失が低減される。
て、スペーサの線膨張係数と光フィルタの線膨張係数と
は、略等しいことが望ましい。
本発明の光ファイバアレイと別体の光導波路等を接続し
た場合に、低温から高温に至る温度サイクルが履歴して
も、スペーサと光フィルタの膨張率が略等しいため、光
フィルタにおいて熱応力は殆ど生じず光フィルタの破損
がさらに防止される。
て、光フィルタは、光ファイバの延在方向に対して斜め
に取り付けられていることが望ましい。
バ内を通過して光フィルタに到達して当該光フィルタに
よって反射された光が、光ファイバ内を戻るという事態
が抑制される。
導波路基板に形成されるとともにコア内を通過する光の
所定の波長成分を透過または反射させる光フィルタを備
えた光導波路において、導波路基板の端面に、コアの端
面を覆う光フィルタと、光フィルタと略同程度の厚さの
スペーサと、が取り付けられていることを特徴とする。
基板の端面に、コアの端面を覆う光フィルタと、光フィ
ルタと同程度の厚さのスペーサとが取り付けられてい
る。なお、ファイバ固定部の端面に光フィルタが取り付
けられているという意味には、導波路基板の端面に蒸着
等によって直接光フィルタが形成される場合も含まれて
いる。そして、かかる光導波路を光ファイバアレイ等と
接続して光学デバイスを組み立てる場合、光フィルタの
導波路基板に取り付けられた側の反対の面と、スペーサ
の導波路基板に取り付けられた側の反対の面とに塗布さ
れた光学接着剤等によって両者の接続が行われる。
わっても、光導波路と光ファイバアレイとの接続部分に
おいて当該外力が加わるのは光フィルタだけでなく、ス
ペーサにも外力が加わることになる。従って、光フィル
タのみに外力が加わる場合と比較して、光フィルタは破
損しにくくなる。また、スペーサの厚さは光フィルタと
略同程度であるため、光フィルタと光ファイバアレイ等
の間の接着剤の厚さと、スペーサと光ファイバアレイ等
の間の接着剤の厚さと、を略同程度にすることができ
る。このため、たとえ低温から高温に至る温度サイクル
が履歴しても、接着剤と光フィルタとの線膨張係数の差
に基づいて光フィルタが破損するという事態は殆どな
い。さらに、吸湿による接着剤の膨張(膨潤)に伴って
光フィルタが破損するという事態も防止される。また、
光ファイバの端面と光ファイバアレイ等の端面との隙間
を少なくすることができ、光の間隙損失が低減される。
サの線膨張係数と光フィルタの線膨張係数とは、略等し
いことが望ましい。
本発明の光導波路と光ファイバアレイ等を接続した場合
に、低温から高温に至る温度サイクルが履歴しても、ス
ペーサと光フィルタの膨張率が略等しいため、光フィル
タにおいて熱応力は殆ど生じず光フィルタの破損がさら
に防止される。
ィルタは、光ファイバの延在方向に対して斜めに取り付
けられていることが望ましい。
バ内を通過して光フィルタに到達して当該光フィルタに
よって反射された光が、光ファイバ内を戻るという事態
が抑制される。
明に係る光ファイバアレイおよび光導波路の好適な実施
形態について詳細に説明する。尚、同一要素には同一符
号を用いるものとし、重複する記載は省略する。
一実施形態を示す斜視図であり、図2は、図1に示す光
ファイバアレイのII-II方向の断面図である。本実施形
態の光ファイバアレイ2は、4本の光ファイバ8を収容
する光ファイバ心線4と、当該光ファイバ心線4の先端
でばらけている上記各光ファイバ8を固定するファイバ
固定部6と、から構成されている。
面V字状のV字溝14が並列に形成された基板10と、
当該基板10上に位置する上蓋12とから成る。そし
て、基板10のV字溝14に上記光ファイバ8が収容さ
れ、この状態で基板10と上蓋12は接着剤で接着固定
されている。このため、各光ファイバ8は上蓋12によ
って押圧された状態にある。なお、基板10および上蓋
12は、Si、ガラス、樹脂等によって形成することが
できる。また、光ファイバ8を収容する溝の形状は断面
V字に限られず、丸穴、角溝等でもよい。
4の被覆部の先端部分は、基板10の上面と上蓋12の
下面によって形成される心線固定空間Sの内壁に接着固
定されている。この際に使用される接着剤としては、た
とえばUV硬化型エポキシ系、UV硬化型アクリル系、
熱硬化型エポキシ系、熱硬化型アクリル系、熱硬化型シ
リコン系などの種々の接着剤がある。
右端面には、TiO2およびSiO2が積層された光フィ
ルタ20が接着剤によって貼り付けられている。光フィ
ルタ20は、幅0.7mm、長さ1.5mm、厚さ0.
02mmとなっており、ファイバ固定部6に貼り付けら
れる側の面20bは各光ファイバ8の先端面8aを覆っ
ている。光フィルタ20は、光ファイバ8内を通過した
光のうち、特定範囲の波長の光を透過または反射させる
ものであり、バンドパスフィルタ、バンドカットフィル
タ、長波長遮断フィルタ、短波長遮断フィルタなどの種
々のフィルタを使用することができる。
ィルタ20の周囲を囲う形状をなすスペーサ16が接着
剤によって貼り付けられている。スペーサ16は、ガラ
ス、Si、樹脂等によって形成することができ、その厚
さは光フィルタ20と同程度にされている。さらに、ス
ペーサ16の線膨張率は、光フィルタ20の線膨張係数
と略同程度になっており、その値はともに10×10-6
K-1以下である。
をファイバ固定部6に貼り付けるための接着剤として、
UV硬化型エポキシ系、UV硬化型アクリル系、熱硬化
型エポキシ系、熱硬化型アクリル系、熱硬化型シリコン
系などの種々のものを使用することができる。
ァイバ8の延在方向に対して角度θの傾きを有してい
る。なお、本実施形態では、角度θは、82゜としてあ
る。同様に、光フィルタ20の面20bおよび当該面2
0bの反対側の面20aも、光ファイバ8の延在方向に
対して角度θの傾きを有している。このため、各光ファ
イバ8内を通過して光フィルタ20に到達して当該光フ
ィルタ20によって反射された光が、光ファイバ8内を
戻るという事態を抑制することができる。なお、ファイ
バ固定部6の端面は、必ずしも斜めにする必要はなく、
角度θを90゜にしてもよい。
載されたような、基板ブロックの途中部分を切断してそ
の切断面に光フィルタを配置するタイプの光導波路で
は、光フィルタの配置面を光ファイバの延在方向に対し
て斜めにすることは困難である。しかし、本実施形態で
は、ファイバ固定部6の端面に光フィルタ20を取り付
けるように構成しているため、光フィルタの取り付け面
を容易に斜めにすることができる。
の構成である。次に、図3を用いて、本実施形態の光フ
ァイバアレイ2の効果を説明する。
例えば光導波路22と接続して光学デバイスを組み立て
る場合、光フィルタ20の面20aと、スペーサ16と
に塗布された光学接着剤24等によって光ファイバアレ
イ2と光導波路22の接続が行われる。
わっても、光ファイバアレイ2と光導波路22との接続
部分において当該外力が加わるのは光フィルタ20だけ
でなく、スペーサ16にも外力が加わることになる。従
って、図8(a)のときのように光フィルタ20のみに
外力が加わる場合と比較して、光フィルタ20は破損し
にくくなる。
は、スペーサ16および光フィルタ20の厚さが略等し
いため、光フィルタ20と光導波路22との間の接着剤
24の厚さと、スペーサ16と光導波路22との間の接
着剤24の厚さとを略同程度にすることができる。この
ため、たとえ低温から高温に至る温度サイクルが履歴し
ても、図8(b)のときのように接着剤24と光フィル
タ20との線膨張係数の差に基づいて光フィルタ20が
破損するという事態は殆どない。さらに、スペーサ16
の存在により、吸湿による接着剤24の膨張に伴う光フ
ィルタ20の破損を防止することができる。また、光フ
ァイバ8の先端面8aと光導波路22のコア25の先端
面25aとの隙間を少なくすることができ、光の間隙損
失を低減することができる。
の変形例を示す図である。図4の変形例では、スペーサ
16が光フィルタ20の外周全体を覆うのではなく、光
フィルタ20の両側のみに配置されている。このような
変形例を採用した場合でも、上述した本実施形態の光フ
ァイバアレイ2の効果と同様な効果を得ることができ
る。また、光フィルタ20の両側でなく、片側のみにス
ペーサ16を配置してもよい。
について説明する。
斜視図であり、図6は、図5に示す光導波路のVI-VI方
向の断面図である。本実施形態の光導波路32は、Si
製のベース部38および当該ベース部38上に形成され
たクラッド部40から成る導波路基板34と、当該導波
路基板34のベース部38上に形成された4つのコア3
6と、から構成されている。
光ファイバアレイと同様に、光フィルタ20と、当該光
フィルタ20の周囲を囲う形状のスペーサ16とが接着
剤によって貼り付けられている。また、光フィルタ20
の面20bは、各コア36の先端面36aを覆ってい
る。
の端面は、コア36の延在方向に対して角度θの傾きを
有している。同様に、光フィルタ20の面20bおよび
当該面20bの反対側の面20aも、コア36の延在方
向に対して角度θの傾きを有している。このため、各コ
ア36内を通過して光フィルタ20に到達して当該光フ
ィルタ20によって反射された光が、コア36内を戻る
という事態を抑制することができる。また、導波路基板
34の端面は、必ずしも斜めにする必要はなく、角度θ
を90゜にしてもよい。
である。次に、図7を用いて、本実施形態の光導波路3
2の効果を説明する。
2を例えば光ファイバアレイ42と接続して光学デバイ
スを組み立てる場合、光フィルタ20の面20aと、ス
ペーサ16とに塗布された光学接着剤24等によって光
導波路32と光ファイバアレイ42の接続が行われる。
わっても、光導波路32と光ファイバアレイ42との接
続部分において当該外力が加わるのは光フィルタ20だ
けでなく、スペーサ16にも外力が加わることになる。
従って、図8(a)のときのように光フィルタ20のみ
に外力が加わる場合と比較して、光フィルタ20は破損
しにくくなる。
ーサ16および光フィルタ20の厚さが略等しいため、
光フィルタ20と光ファイバアレイ42との間の接着剤
24の厚さと、スペーサ16と光ファイバアレイ42と
の間の接着剤24の厚さとを略同程度にすることができ
る。このため、たとえ低温から高温に至る温度サイクル
が履歴しても、図8(b)のときのように接着剤24と
光フィルタ20との線膨張係数の差に基づいて光フィル
タ20が破損するという事態は殆どない。さらに、スペ
ーサ16の存在により、吸湿による接着剤24の膨張に
伴う光フィルタ20の破損を防止することができる。ま
た、コア36の先端面36aと光ファイバアレイ42の
光ファイバ48の先端面48aとの隙間を少なくするこ
とができ、光の間隙損失を低減することができる。
上述の光ファイバアレイの変形例と同様に、スペーサの
取り付けパターンを種々変更することができる。
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
形態に限定されるものではない。例えば、光フィルタは
必ずしもファイバ固定部や導波路基板に接着剤で貼り付
ける必要はなく、ファイバ固定部や導波路基板に蒸着に
よって直接形成してもよい。
ァイバアレイにおいては、ファイバ固定部の端面に、光
ファイバの端面を覆う光フィルタと、光フィルタと同程
度の厚さのスペーサとが取り付けられている。そして、
かかる光ファイバアレイを光導波路等と接続して光学デ
バイスを組み立てる場合、光フィルタのファイバ固定部
に取り付けられた側の反対の面と、スペーサのファイバ
固定部に取り付けられた側の反対の面とに塗布された光
学接着剤等によって両者の接続が行われる。
わっても、光ファイバアレイと光導波路との接続部分に
おいて当該外力が加わるのは光フィルタだけでなく、ス
ペーサにも外力が加わることになる。従って、光フィル
タのみに外力が加わる場合と比較して、光フィルタは破
損しにくくなる。また、スペーサの厚さは光フィルタと
略同程度であるため、光フィルタと光導波路等の間の接
着剤の厚さと、スペーサと光導波路等の間の接着剤の厚
さとを略同程度にすることができる。このため、たとえ
低温から高温に至る温度サイクルが履歴しても、接着剤
と光フィルタとの線膨張係数の差に基づいて光フィルタ
が破損するという事態は殆どない。
発明の光ファイバアレイと同様の効果を得ることができ
る。
示す斜視図である。
面図である。
した状態を示す斜視図である。
である。
図である。
る。
した状態を示す斜視図である。
光ファイバアレイと光導波路を接続して構成した光デバ
イスを示す図である。
イバ固定部、8…光ファイバ、8a…先端面、10…基
板、12…上蓋、14…V字溝、16…スペーサ、20
…光フィルタ、24…接着剤、32…光導波路、34…
導波路基板、36…コア、38…ベース部、40…クラ
ッド部。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の光ファイバがファイバ固定部に配
置されるとともに前記光ファイバ内を通過する光の所定
の波長成分を透過または反射させる光フィルタを備えた
光ファイバアレイにおいて、 前記ファイバ固定部の端面に、前記光ファイバの端面を
覆う光フィルタと、前記光フィルタと略同程度の厚さの
スペーサと、が取り付けられていることを特徴とする光
ファイバアレイ。 - 【請求項2】 前記スペーサの線膨張係数と前記光フィ
ルタの線膨張係数とは、略等しいことを特徴とする請求
項1記載の光ファイバアレイ。 - 【請求項3】 前記光フィルタは、前記光ファイバの延
在方向に対して斜めに取り付けられていることを特徴と
する請求項1または請求項2の光ファイバアレイ。 - 【請求項4】 複数のコアが導波路基板に形成されると
ともに前記コア内を通過する光の所定の波長成分を透過
または反射させる光フィルタを備えた光導波路におい
て、 前記導波路基板の端面に、前記コアの端面を覆う光フィ
ルタと、前記光フィルタと略同程度の厚さのスペーサ
と、が取り付けられていることを特徴とする光導波路。 - 【請求項5】 前記スペーサの線膨張係数と前記光フィ
ルタの線膨張係数とは、略等しいことを特徴とする請求
項4記載の光導波路。 - 【請求項6】 前記光フィルタは、前記コアの延在方向
に対して斜めに取り付けられていることを特徴とする請
求項4または請求項5の光導波路。
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