JP2021085497A - ベルト式変速機 - Google Patents
ベルト式変速機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021085497A JP2021085497A JP2019216737A JP2019216737A JP2021085497A JP 2021085497 A JP2021085497 A JP 2021085497A JP 2019216737 A JP2019216737 A JP 2019216737A JP 2019216737 A JP2019216737 A JP 2019216737A JP 2021085497 A JP2021085497 A JP 2021085497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- clutch
- transmission
- shaft
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 91
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 58
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
Description
駆動側プーリを有する入力側回転軸と、従動側プーリを有する出力側回転軸と、前記駆動側プーリ及び前記従動側プーリに掛け渡された無端ベルトと、を有し、前記駆動側プーリ及び前記従動側プーリのプーリ幅が、供給される油圧によって調整される変速機構部を備えたベルト式変速機であって、
回転駆動される駆動軸と、
前記駆動軸と前記入力側回転軸との間に設けられ、供給される油圧によって前記駆動軸から前記入力側回転軸への動力の伝達及び伝達の解除を行うクラッチ機構部と、
前記クラッチ機構部と前記駆動軸との間に設けられたトルクセンサと、
前記トルクセンサからのセンサ出力に応じて、前記駆動側プーリと前記従動側プーリの少なくとも一方と前記無端ベルトとの間にスリップが発生する限界のトルク容量が、前記クラッチ機構部の動力伝達が解除される限界のトルク容量よりも大きくなるように、前記変速機構部及び前記クラッチ機構部へ供給する油圧を調整するコントローラと、
を備えるベルト式変速機。
図1は本発明に係る一実施形態のベルト式変速機を説明する模式図である。図2は図1に示すベルト式変速機の具体的な構成例を説明する断面図である。
図3はベルト式変速機の機能を説明するブロック図である。
ベルト式変速機10は、コントローラ43と、プーリ駆動油圧回路45と、クラッチ駆動油圧回路47とを有する。プーリ駆動油圧回路45及びクラッチ駆動油圧回路47は、それぞれコントローラ43に接続されている。また、コントローラ43には、トルクセンサ17が接続されており、このトルクセンサ17からコントローラ43にトルクデータであるセンサ出力が送信される。
フォワードクラッチ15への油圧の付与が開始されてクラッチ圧が増加し始めると(図4のta参照)、フォワードクラッチ15の動力伝達動作が開始され(図4のtb参照)、トルクセンサ17からのセンサ出力が上昇する。さらなるクラッチ圧の増加により、フォワードクラッチ15の動力伝達動作が半クラッチ状態で継続し、その後、フォワードクラッチ15が完全な動力伝達状態(連結状態)となる(図4のtc参照)。フォワードクラッチ15が連結状態となると、センサ出力(トルク容量)が最大値となり、その後一定となる。クラッチ圧は、フォワードクラッチ15が連結状態になった後も増加されて(図4のtd参照)、フォワードクラッチ15の連結状態を維持するための最大クラッチ圧に設定され る。このように、フォワードクラッチ15は、コントローラ43によってクラッチ駆動油圧回路47が制御され、締結動作期間Cを挟んで動力の遮断状態と、動力の伝達状態(連結状態)とに遷移する。
但し、μ:クラッチ摩擦係数
F:垂直力
n:クラッチ面数
r:クラッチ半径
但し、P:クラッチ圧(油圧)
A:クラッチ圧が作用する面積
fspg:リターンスプリングの弾性力
(1) 駆動側プーリを有する入力側回転軸と、従動側プーリを有する出力側回転軸と、前記駆動側プーリ及び前記従動側プーリに掛け渡された無端ベルトと、を有し、前記駆動側プーリ及び前記従動側プーリのプーリ幅が、供給される油圧によって調整される変速機構部を備えたベルト式変速機であって、
回転駆動される駆動軸と、
前記駆動軸と前記入力側回転軸との間に設けられ、供給される油圧によって前記駆動軸から前記入力側回転軸への動力の伝達及び伝達の解除を行うクラッチ機構部と、
前記クラッチ機構部と前記駆動軸との間に設けられたトルクセンサと、
前記トルクセンサからのセンサ出力に応じて、前記駆動側プーリと前記従動側プーリの少なくとも一方と前記無端ベルトとの間にスリップが発生する限界のトルク容量が、前記クラッチ機構部の動力伝達が解除される限界のトルク容量よりも大きくなるように、前記変速機構部及び前記クラッチ機構部へ供給する油圧を調整するコントローラと、
を備えるベルト式変速機。
このベルト式変速機によれば、予期しない過大負荷が入力された際に、トルク容量が小さいクラッチ機構部で滑りを生じさせ、変速機構部の駆動側プーリ及び従動側プーリにおける無端ベルトの滑りを抑制させることができる。つまり、クラッチ機構部をトルクリミッタとして機能させることにより、無端ベルトの滑りを回避させるために供給する油圧を常に高くしておくことが不要になり、オイルポンプの負担を軽減させることができ、また、燃費を改善させることができる。しかも、油圧安全率が低減されるため、装置全体の小型化を図ることができる。
前記駆動軸の回転を前記入力側回転軸に第1の回転方向で伝達する場合、前記フォワードクラッチから前記入力側回転軸に前記回転を伝達し、
前記駆動軸の回転を前記入力側回転軸に第1の回転方向と逆の第2の回転方向で伝達する場合、前記リバースブレーキから前記入力側回転軸に前記回転を伝達する、(1)に記載のベルト式変速機。
このベルト式変速機によれば、車両前進時の駆動力を断接するフォワードクラッチに加えて、車両後退時の駆動力を断接するリバースブレーキを備えることで、各方向への動力伝達が円滑に行える。
このベルト式変速機によれば、コントローラが、変速機構部のトルク容量及びクラッチ機構部のトルク容量の少なくとも一方を調整するので、変速機構部のトルク容量及びクラッチ機構部のトルク容量の両方を調整する場合と比べて制御の簡略化を図ることができる。
11 駆動軸
12 入力側回転軸
13 変速機構部
14 出力側回転軸
15 フォワードクラッチ
16 リバースブレーキ
17 トルクセンサ
18 駆動源
20 駆動側プーリ
24 無端ベルト
26 従動側プーリ
41 クラッチ機構部
43 コントローラ
45 プーリ駆動油圧回路
47 クラッチ駆動油圧回路
Claims (3)
- 駆動側プーリを有する入力側回転軸と、従動側プーリを有する出力側回転軸と、前記駆動側プーリ及び前記従動側プーリに掛け渡された無端ベルトと、を有し、前記駆動側プーリ及び前記従動側プーリのプーリ幅が、供給される油圧によって調整される変速機構部を備えたベルト式変速機であって、
回転駆動される駆動軸と、
前記駆動軸と前記入力側回転軸との間に設けられ、供給される油圧によって前記駆動軸から前記入力側回転軸への動力の伝達及び伝達の解除を行うクラッチ機構部と、
前記クラッチ機構部と前記駆動軸との間に設けられたトルクセンサと、
前記トルクセンサからのセンサ出力に応じて、前記駆動側プーリと前記従動側プーリの少なくとも一方と前記無端ベルトとの間にスリップが発生する限界のトルク容量が、前記クラッチ機構部の動力伝達が解除される限界のトルク容量よりも大きくなるように、前記変速機構部及び前記クラッチ機構部へ供給する油圧を調整するコントローラと、
を備えるベルト式変速機。 - 前記クラッチ機構部は、フォワードクラッチとリバースブレーキとを有し、
前記駆動軸の回転を前記入力側回転軸に第1の回転方向で伝達する場合、前記フォワードクラッチから前記入力側回転軸に前記回転を伝達し、
前記駆動軸の回転を前記入力側回転軸に第1の回転方向と逆の第2の回転方向で伝達する場合、前記リバースブレーキから前記入力側回転軸に前記回転を伝達する、
請求項1に記載のベルト式変速機。 - 前記コントローラは、前記変速機構部へ供給する油圧と、前記クラッチ機構部へ供給する油圧との少なくとも一方を調整する、
請求項1又は2に記載のベルト式変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019216737A JP2021085497A (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | ベルト式変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019216737A JP2021085497A (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | ベルト式変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021085497A true JP2021085497A (ja) | 2021-06-03 |
Family
ID=76087268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019216737A Pending JP2021085497A (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | ベルト式変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021085497A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004100920A (ja) * | 2002-09-12 | 2004-04-02 | Toyota Motor Corp | 無段変速機の制御装置 |
JP2018040422A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | 株式会社Subaru | 無段変速機の制御装置 |
-
2019
- 2019-11-29 JP JP2019216737A patent/JP2021085497A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004100920A (ja) * | 2002-09-12 | 2004-04-02 | Toyota Motor Corp | 無段変速機の制御装置 |
JP2018040422A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | 株式会社Subaru | 無段変速機の制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4131253B2 (ja) | 車両の発進摩擦要素制御装置 | |
JP2008545101A (ja) | 比制限装置 | |
JP3552411B2 (ja) | Vベルト式無段変速機 | |
EP1579127B1 (en) | Method for operating a continuously variable transmission | |
JP7119347B2 (ja) | 車両用動力伝達装置の制御装置 | |
JP2009522514A (ja) | 車両の駆動系におけるベルト式無段変速機および摩擦クラッチの制御方法 | |
JP6911711B2 (ja) | 車両用動力伝達装置の制御装置 | |
JP3364603B2 (ja) | 摩擦クラッチ及びこれを用いた自動車の自動変速機及び自動車の無段変速機並びに自動車の動力分配装置及び自動二輪車の動力伝達装置 | |
JP2747803B2 (ja) | ベルト式自動変速機 | |
JPWO2014170960A1 (ja) | 車両の制御装置および方法 | |
JP6601382B2 (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
CN110017368B (zh) | 车辆用动力传递装置的控制装置 | |
JP2019132307A (ja) | 車両用動力伝達装置の制御装置 | |
JP2021085497A (ja) | ベルト式変速機 | |
JP2017078492A (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
WO2017150326A1 (ja) | デュアルクラッチ式変速機の制御装置及び制御方法 | |
JP2002267008A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
CN111692239B (zh) | 具有无级变速器的车辆控制系统和控制方法 | |
JP2009227267A (ja) | 車両用駆動装置 | |
JP2021067294A (ja) | 車両用変速機の制御装置 | |
JP2015030302A (ja) | 車両用駆動装置の制御装置 | |
JP6400449B2 (ja) | 動力分割式無段変速機の制御装置 | |
JP3942571B2 (ja) | 車両用ベルト式無段変速機 | |
JP6973096B2 (ja) | 動力伝達装置の制御装置 | |
JP2005331079A (ja) | ベルト式無段変速機およびその制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230606 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231003 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20240402 |