JP2021071081A5 - - Google Patents
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Description
以下、本発明による給液式スクリュー圧縮機の実施の形態について図面を用いて例示説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機の構成及び動作を図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機を示す断面図及びその給液式スクリュー圧縮機に対する給液の外部経路を示す系統図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機を図1に示すII-II矢視から見た断面図である。図1及び図2中、左側が給液式スクリュー圧縮機の吸込側、右側が吐出側である。図2中、破線は、雄ロータ及び雌ロータの底側(図1中下側)に現れる歯先線を示している。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機の構成及び動作を図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機を示す断面図及びその給液式スクリュー圧縮機に対する給液の外部経路を示す系統図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機を図1に示すII-II矢視から見た断面図である。図1及び図2中、左側が給液式スクリュー圧縮機の吸込側、右側が吐出側である。図2中、破線は、雄ロータ及び雌ロータの底側(図1中下側)に現れる歯先線を示している。
図3は、雄雌両ロータ2、3の吐出側端面21c、31cにおける噛合いにより、三日月状の第1作動室C1が最初に形成される(誕生する)回転位置を示すものである。同時に、第2作動室C2が、容積が実質的に0である空間として最初に形成される(誕生する)回転位置でもある。本実施の形態においては、第2作動室C2が最初に形成される回転位置において、雄雌両ロータ2、3の吐出側端面21c、31cにおける歯面が第2作動室C2の両端を構成する第2接触点S2と第3接触点S3の間で線接触するように、雄雌両ロータ2、3が構成されている。
また、第2溝部63は、他方側端部(図7~図9中、下側端部)が第1接続線81の位置65で第1開口部61に開口するように構成されている。すなわち、第2溝部63は、第1輪郭線71の全体に亘って延在するように構成されている。
次に、第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機の作用及び効果を比較例の給液式スクリュー圧縮機と比較しつつ図7~図14を用いて説明する。図12は、本発明の第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機に対する比較例の給液式スクリュー圧縮機における吐出ポートを示す拡大図である。図13は、本発明の第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機におけるアキシャル吐出ポートの第2溝部と第2作動室との連通関係を示す説明図である。図14は、本発明の第1の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機における雄ロータの外径に対する第2溝部の溝幅の比とエネルギ効率の向上効果との関係を示す特性図である。図12中、雄雌両ロータの吐出側端面をケーシングの吐出側内壁面に投影した形状を二点鎖線で示している。また、太い矢印は、両ロータの回転方向を示している。なお、図12において、図1~図11に示す符号と同符号のものは同様な部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図15に示す第2の実施の形態に係る給液式スクリュー圧縮機が第1の実施の形態の給液式スクリュー圧縮機(図7を参照)と異なる点は、アキシャル吐出ポート60Aの第2溝部63Aを第1溝部62から第1輪郭線71の中途位置までしか延在させない構成にしたことである。具体的には、第2溝部63Aは、第1の実施の形態と同様に、一方側端部が第1溝部62の接続位置64にて接続されている。一方、第2溝部63Aの他方側端部は、第1輪郭線71に沿った中途位置であって、吐出行程の第1作動室C1及び吸込行程の第2作動室C2が始めて形成される(誕生する)回転位置における雄ロータ2の吐出側端面21cの歯先と雄ロータ2の軸線A1とを結ぶ線分Vをケーシング4の吐出側内壁面49に投影したときの第1輪郭線71との交点を接続位置65Aとしている。この接続位置65Aは、当該線分Vをケーシング4の吐出側内壁面49に投影したときに第1輪郭線71との交点およびその近傍として当該交点から第2溝部63Aの溝幅程度の範囲を含む概念である。
図15は、吐出行程の第1作動室C1及び吸込行程の第2作動室C2が始めて形成される回転位置を示すものであり、図15では、第2溝部63Aの他方側端部における第1輪郭線71との接続位置65Aが雄ロータ2の吐出側端面21cの歯先の位置に一致している。
さらに、本実施の形態においては、第2溝部63Aが延在する第1輪郭線71の中途位置が、第1作動室C1及び第2作動室C2が始めて形成される回転位置における雄ロータ2の吐出側端面21cの歯先と雄ロータ2の軸線A1とを結ぶ線分Vをケーシング4の吐出側内壁面49に投影したときの第1輪郭線71との交点65Aとなるように構成されている。この構成によれば、第2溝部63Aの第2作動室C2に対する開口の開始を確実に遅らせることができる。したがって、第2作動室C2の第2溝部63Aに対する開口面積を確実に小さく抑えることができ、第2溝部63Aの第2作動室C2に対する開口による圧縮気体の漏れ損失を確実に小さく抑えることができる。
また、本実施の形態においては、吐出流路52が軸方向に開口するアキシャル吐出ポート60のみを有する構成の例を示した。しかし、吐出流路は、アキシャル吐出ポート60に加えて、径方向に開口するラジアル吐出ポートを有する構成も可能である。
1…給液式スクリュー圧縮機、 2…雄ロータ、 3…雌ロータ、 4…ケーシング、 21c…吐出側端面、 31c…吐出側端面、 45…収容室、 49…吐出側内壁面、 50…突起部、 60、60A…アキシャル吐出ポート(吐出ポート)、 61…第1開口部、 62…第1溝部、 63、63A…第2溝部、 64…接続位置(位置)、 65A…接続位置(中途位置)、 71…第1輪郭線、 72…第2輪郭線、 73…第3輪郭線、 81…第1接続線、 82…第2接続線、 A1…軸線、 A2…軸線、 C1…第1作動室、 C2…第2作動室、 L…基準線、 P…基点、 W…溝幅、 Fdb…雌ロータの歯底円、 Mdt…雄ロータの歯先円
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