JP4325702B2 - スクリュー圧縮機 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、冷媒等のガスを圧縮するスクリュー圧縮機に関する。
従来、スクリュー圧縮機としては、図8に示すように、ケーシング104内に、スクリューロータ105が収納され、このスクリューロータ105にゲートロータ106が噛合され、上記スクリューロータ105および上記ゲートロータ106の相互の噛合によって形成される圧縮室116にて、ガスを圧縮するものがある(実開平2−139390号公報:特許文献1参照)。
ここで、上記ゲートロータ106の一面107と、この一面107に対向する上記ケーシング104のシール面110との間には、隙間があり、上記圧縮室116内のガスは、この隙間を通って、矢印Aに示すように、上記ゲートロータ106側に漏れ出す問題があった。
そこで、従来のスクリュー圧縮機では、上記ケーシング104の上記シール面110に、(図示しない)シール部材を設け、このシール部材を、上記ゲートロータ106の上記一面107に接触させて、上記圧縮室116からのガスの漏れを低減していた。
実開平2−139390号公報
しかしながら、上記従来のスクリュー圧縮機では、上記シール部材が、上記ゲートロータ106の上記一面107に、接触して摺動するので、上記ゲートロータ106と上記シール部材との摺動抵抗によって、上記ゲートロータ106の回転抵抗が増加すると共に、上記シール部材の摩耗によって、上記ケーシング104と上記ゲートロータ106との間のシール性が低減する問題があった。
そこで、この発明の課題は、ゲートロータの回転抵抗を減少しつつケーシングとゲートロータとの間のシール性を向上できて、圧縮機の効率を向上できるスクリュー圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のスクリュー圧縮機は、
シリンダを有するケーシングと、
このシリンダに嵌合される円筒状のスクリューロータと、
このスクリューロータに噛合する歯部を有するゲートロータと
を備え、
上記ケーシングにおける上記ゲートロータの一面に対向するシール面には、油が供給される給油溝を設け、
この給油溝は、上記ゲートロータの上記歯部の根元を結ぶ仮想円の内側部分に、面し、かつ、
上記ゲートロータの回転軸方向からみて、隣り合う第1の上記歯部および第2の上記歯部において、上記第1の歯部の上記第2の歯部側の根元と上記第2の歯部の上記第1の歯部側の根元との間が、上記スクリューロータの軸方向に沿った上記給油溝の長さ方向の中心を通ると共に上記スクリューロータの軸方向と直交する方向に沿った中心線を通るように配置したとき、上記給油溝は、上記第1の歯部に関して上記第2の歯部と反対側に位置する第3の上記歯部における上記第1の歯部側の根元と、上記第2の歯部に関して上記第1の歯部と反対側に位置する第4の上記歯部における上記第2の歯部側の根元とを結んで形成される弦よりも、上記仮想円の径方向の外側に位置しており、
この給油溝内の油は、上記スクリューロータおよび上記ゲートロータの相互の噛合によって形成される圧縮室内のガスが、上記ケーシングの上記シール面と上記ゲートロータの上記一面との間を通って、漏れ出ることを防止することを特徴としている。
この発明のスクリュー圧縮機によれば、上記ケーシングの上記シール面には、上記給油溝を設け、この給油溝内の油は、上記圧縮室内のガスが、上記ケーシングの上記シール面と上記ゲートロータの上記一面との間を通って、漏れ出ることを防止するので、上記給油溝内の油により、上記ゲートロータの回転抵抗を減少しつつ上記ケーシングと上記ゲートロータとの間のシール性を向上できて、圧縮機の効率を向上できる。
つまり、上記ゲートロータの上記一面に接触して摺動するシール部材がないので、上記ゲートロータと上記シール部材との摺動抵抗による上記ゲートロータの動力の増加がなく、かつ、上記シール部材の摩耗によるシール性の低減がない。
また、一実施形態のスクリュー圧縮機では、上記給油溝は、上記スクリューロータの軸に平行な方向に延在している。
この実施形態のスクリュー圧縮機によれば、上記給油溝は、上記スクリューロータの軸に平行な方向に延在しているので、確実に、上記圧縮室からのガスの漏れを防止できる。
また、一実施形態のスクリュー圧縮機では、上記給油溝は、上記ゲートロータの回転方向に延在している。
この実施形態のスクリュー圧縮機によれば、上記給油溝は、上記ゲートロータの回転方向に延在しているので、上記給油溝を長くすることができて、一層確実に、上記圧縮室からのガスの漏れを防止できる。
また、一実施形態のスクリュー圧縮機では、上記給油溝の底面は、断面凹曲面状に形成されている。
この実施形態のスクリュー圧縮機によれば、上記給油溝の底面は、断面凹曲面状に形成されているので、サイドカッター等で加工が可能であり、加工時間を短縮できる。
また、一実施形態のスクリュー圧縮機では、上記給油溝の幅は、上記圧縮室のガスの吐出側に向かうにしたがって、狭くなっている。
この実施形態のスクリュー圧縮機によれば、上記給油溝の幅は、上記圧縮室のガスの吐出側に向かうにしたがって、狭くなっているので、上記給油溝内の油の圧力を、くさび効果により、上記圧縮室の吐出側で高めることができる。つまり、上記圧縮室の吐出側では、ガスの圧力が高いが、上記圧縮室の吐出側での上記給油溝内の油の圧力を、高めて、ガス漏れを確実に防止できる。
この発明のスクリュー圧縮機によれば、上記ケーシングの上記シール面には、上記給油溝を設け、この給油溝内の油は、上記圧縮室内のガスが、上記ケーシングの上記シール面と上記ゲートロータの上記一面との間を通って、漏れ出ることを防止するので、上記ゲートロータの回転抵抗を減少しつつ上記ケーシングと上記ゲートロータとの間のシール性を向上できて、圧縮機の効率を向上できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明のスクリュー圧縮機の一実施形態である横断面図を示している。このスクリュー圧縮機は、シングルスクリュー圧縮機であり、シリンダ10を有するケーシング1と、このシリンダ10に嵌合される円筒状のスクリューロータ2と、このスクリューロータ2に噛合するゲートロータ3とを備える。
上記スクリューロータ2は、この外周面に、複数の螺旋状の溝部21を有する。上記ゲートロータ3は、円盤状であり、この外周面に、歯車状に複数の歯部31を有する。上記スクリューロータ2の上記溝部21と、上記ゲートロータ3の上記歯部31とは、互いに、噛合する。
上記スクリューロータ2および上記ゲートロータ3の相互の噛合によって、圧縮室Cが、形成される。つまり、この圧縮室Cは、上記スクリューロータ2の上記溝部21と、上記ゲートロータ3の上記歯部31と、上記ケーシング1の上記シリンダ10の内面とによって、区画された空間である。
上記ゲートロータ3は、上記スクリューロータ2の軸2aを点対称として、上記スクリューロータ2の左右に一対配置されている。上記ケーシング1には、上記シリンダ10に貫通する貫通孔12が設けられ、上記ゲートロータ3は、この貫通孔12から、上記シリンダ10内に進入している。
上記スクリューロータ2は、上記軸2aを中心として、矢印S方向に、回転し、このスクリューロータ2の回転に伴って、上記ゲートロータ3が、回転して、上記圧縮室C内のガスを圧縮する。上記スクリューロータ2は、上記ケーシング1に収納された(図示しない)モータにより、回転される。
つまり、上記圧縮室Cに、上記スクリューロータ2の軸2a方向の一端側から、低圧のガスを吸入し、この低圧のガスを上記圧縮室Cにて圧縮してから、この圧縮された高圧のガスを、上記スクリューロータ2の軸2a方向の他端側にある吐出口13から、吐出する。
図2の拡大断面図、および、図3の平面方向から見た拡大断面図に示すように、上記ケーシング1における上記ゲートロータ3の一面30に対向するシール面11には、油が供給される給油溝51を設けている。
図3では、上記スクリューロータ2の紙面左側を、上記圧縮室Cへガスを吸入する吸入側とし、上記スクリューロータ2の紙面右側を、上記圧縮室Cからガスを吐出する吐出側とする。上記ゲートロータ3は、矢印G方向に回転する。
上記ケーシング1の上記シール面11は、上記シリンダ10の内面に、連接される面である。上記ケーシング1の上記シール面11は、平面視帯状に形成され、上記スクリューロータ2の軸2aに平行な方向に延在している。
上記ゲートロータ3の上記一面30は、上記圧縮室Cの内面の一部を形成している。上記ケーシング1の上記シール面11と上記ゲートロータ3の上記一面30との間には、例えば60μm程度の隙間がある。
上記給油溝51内の油は、上記スクリューロータ2および上記ゲートロータ3の相互の噛合によって形成される圧縮室C内のガスが、上記ケーシング1の上記シール面11と上記ゲートロータ3の上記一面30との間を通って、漏れ出ることを防止する。
上記給油溝51は、上記スクリューロータ2の軸2aに平行な方向に延在している。上記ケーシング1には、外部から高圧の油を導く給油通路14が設けられ、上記給油溝51と上記給油通路14とは、給油孔15を介して、連通されている。
上記給油溝51は、上記ゲートロータ3の内周側に面している。つまり、上記給油溝51は、上記ゲートロータ3の上記歯部31の根元を結ぶ仮想円の内側部分に、面している。
図4Aおよび図4Bに示すように、上記給油溝51は、平面視、直線状に形成されている。つまり、上記給油溝51は、幅が均一な帯状に形成されている。上記給油溝51の底面は、断面平坦状に形成されている。
上記給油孔15は、上記給油溝51に関して、上記圧縮室Cへガスを吸入する吸入側に、位置している。つまり、上記給油孔15は、(図3参照の)上記ゲートロータ3の回転方向(矢印G方向)の上流側に位置し、上記給油孔15からの油を、上記ゲートロータ3の回転によって、上記給油溝51内を、上記ゲートロータ3の回転方向の下流側に、導いていく。
上記構成のスクリュー圧縮機によれば、上記ケーシング1の上記シール面11には、上記給油溝51を設け、この給油溝51内の油は、上記圧縮室C内のガスが、上記ケーシング1の上記シール面11と上記ゲートロータ3の上記一面30との間を通って、漏れ出ることを防止するので、上記給油溝51内の油により、上記ゲートロータ3の回転抵抗を減少しつつ上記ケーシング1と上記ゲートロータ3との間のシール性を向上できて、圧縮機の効率を向上できる。
つまり、上記ゲートロータ3の上記一面30に接触して摺動するシール部材がないので、上記ゲートロータ3と上記シール部材との摺動抵抗による上記ゲートロータ3の動力の増加がなく、かつ、上記シール部材の摩耗によるシール性の低減がない。
また、上記給油溝51は、上記スクリューロータ2の軸2aに平行な方向に延在しているので、確実に、上記圧縮室Cからのガスの漏れを防止できる。
(第2の実施形態)
図5は、この発明のスクリュー圧縮機の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態(図4A、図4B)と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、給油溝の形状が相違している。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図5に示すように、給油溝52は、(図3参照の)ゲートロータ3の回転方向(矢印G方向)に延在している。つまり、この給油溝52は、円弧状に形成されている。給油孔15は、上記給油溝52の吸入側に位置している。
したがって、上記給油溝52は、上記ゲートロータ3の回転方向に延在しているので、上記給油溝52を長くすることができて、一層確実に、上記圧縮室Cからのガスの漏れを防止できる。
(第3の実施形態)
図6Aと図6Bは、この発明のスクリュー圧縮機の第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態(図4A、図4B)と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、給油溝の形状が相違している。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図6Aと図6Bに示すように、給油溝53の底面は、断面凹曲面状に形成されている。つまり、上記給油溝53は、平面視、直線状に形成され、上記給油溝53の底面は、断面円弧状に形成されている。給油孔15は、上記給油溝53の吸入側に位置している。
したがって、上記給油溝53の底面は、断面凹曲面状に形成されているので、サイドカッター等で加工が可能であり、加工時間を短縮できる。
(第4の実施形態)
図7Aと図7Bは、この発明のスクリュー圧縮機の第4の実施形態を示している。上記第1の実施形態(図4A、図4B)と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、給油溝の形状が相違している。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図7Aと図7Bに示すように、給油溝54の幅は、(図1参照の)圧縮室Cのガスの吐出側に向かうにしたがって、狭くなっている。つまり、この給油溝54の幅は、吐出側に向かうにしたがって、次第に狭くなっており、この給油溝54は、平面視、くさび状に形成されている。上記給油溝54の底面は、断面平坦状に形成されている。給油孔15は、上記給油溝54の吸入側に位置している。なお、上記給油溝54の幅を、吐出側に向かうにしたがって、段階的に狭くなるようにしてもよい。
したがって、上記給油溝54の幅は、上記圧縮室Cのガスの吐出側に向かうにしたがって、狭くなっているので、上記給油溝54内の油の圧力を、くさび効果により、上記圧縮室Cの吐出側で高めることができる。つまり、上記圧縮室Cの吐出側では、ガスの圧力が高いが、上記圧縮室Cの吐出側での上記給油溝54内の油の圧力を、高めて、ガス漏れを確実に防止できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記給油溝の形状は、長円形や楕円形等であってもよい。上記給油溝の底面は、凸曲面状等に形成されていてもよい。
本発明のスクリュー圧縮機の第1実施形態を示す横断面図である。 スクリュー圧縮機の拡大断面図である。 スクリュー圧縮機の平面方向から見た拡大断面図である。 給油溝の平面図である。 給油溝の断面図である。 本発明のスクリュー圧縮機の第2実施形態を示すと共に給油溝の平面図である。 本発明のスクリュー圧縮機の第3実施形態を示すと共に給油溝の平面図である。 給油溝の断面図である。 本発明のスクリュー圧縮機の第4実施形態を示すと共に給油溝の平面図である。 給油溝の断面図である。 従来のスクリュー圧縮機を示す横断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
10 シリンダ
11 シール面
12 貫通孔
13 吐出口
14 給油通路
15 給油孔
2 スクリューロータ
2a 軸
21 溝部
3 ゲートロータ
30 一面
31 歯部
51,52,53,54 給油溝
C 圧縮室

Claims (5)

  1. シリンダ(10)を有するケーシング(1)と、
    このシリンダ(10)に嵌合される円筒状のスクリューロータ(2)と、
    このスクリューロータ(2)に噛合する歯部(31)を有するゲートロータ(3)と
    を備え、
    上記ケーシング(1)における上記ゲートロータ(3)の一面(30)に対向するシール面(11)には、油が供給される給油溝(51,52,53,54)を設け、
    この給油溝(51,52,53,54)は、上記ゲートロータ(3)の上記歯部(31)の根元を結ぶ仮想円の内側部分に、面し、かつ、
    上記ゲートロータ(3)の回転軸方向からみて、隣り合う第1の上記歯部(31)および第2の上記歯部(31)において、上記第1の歯部(31)の上記第2の歯部(31)側の根元と上記第2の歯部(31)の上記第1の歯部(31)側の根元との間が、上記スクリューロータ(2)の軸(2a)方向に沿った上記給油溝(51,52,53,54)の長さ方向の中心を通ると共に上記スクリューロータ(2)の軸(2a)方向と直交する方向に沿った中心線を通るように配置したとき、上記給油溝(51,52,53,54)は、上記第1の歯部(31)に関して上記第2の歯部(31)と反対側に位置する第3の上記歯部(31)における上記第1の歯部(31)側の根元と、上記第2の歯部(31)に関して上記第1の歯部(31)と反対側に位置する第4の上記歯部(31)における上記第2の歯部(31)側の根元とを結んで形成される弦よりも、上記仮想円の径方向の外側に位置しており、
    この給油溝(51,52,53,54)内の油は、上記スクリューロータ(2)および上記ゲートロータ(3)の相互の噛合によって形成される圧縮室(C)内のガスが、上記ケーシング(1)の上記シール面(11)と上記ゲートロータ(3)の上記一面(30)との間を通って、漏れ出ることを防止することを特徴とするスクリュー圧縮機。
  2. 請求項1に記載のスクリュー圧縮機において、
    上記給油溝(51)は、上記スクリューロータ(2)の軸(2a)に平行な方向に延在していることを特徴とするスクリュー圧縮機。
  3. 請求項1に記載のスクリュー圧縮機において、
    上記給油溝(52)は、上記ゲートロータ(3)の回転方向に延在していることを特徴とするスクリュー圧縮機。
  4. 請求項1に記載のスクリュー圧縮機において、
    上記給油溝(53)の底面は、断面凹曲面状に形成されていることを特徴とするスクリュー圧縮機。
  5. 請求項1に記載のスクリュー圧縮機において、
    上記給油溝(54)の幅は、上記圧縮室(C)のガスの吐出側に向かうにしたがって、狭くなっていることを特徴とするスクリュー圧縮機。
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