JP2021067170A - ロックボルトの変位検知具およびその変位検知具を用いた斜面安定化工法 - Google Patents

ロックボルトの変位検知具およびその変位検知具を用いた斜面安定化工法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、地震や降雨などによる山の斜面崩壊の予兆を捉えるロックボルトの変位検知具及びその変位検知具を用いた斜面安定化工法に関するものであり、ワイヤーの緊結方法を改良して斜面に地震や降雨によって発生する崩落等の変状を目視できるようにした。【解決手段】ロックボルトの変位検知具及びこれを用いた斜面安定化工法において、斜面Gに4本のロックボルト1「1a〜1d」を四角形に打設し、当該ロックボルトにワイヤー2を巻き掛けて四角形枠R「R1〜R4」を成形すると共に、当該四角形枠の下辺R4に位置するワイヤー2の両端末21・21の付近を2列に並べて凹溝4に装着して挟持具3を介して挟持すると共に、当該挟持具から突出しているワイヤー端末21をカシメ部材6で固定し、前記挟持具3とカシメ部材6の間に変位検知材7を装着して四角形枠ユニットAを成形し、これを多数千鳥配置に連結して敷設した構成。【選択図】図1

Description

本発明は、地震や降雨などによる山の斜面崩壊の予兆を捉えるロックボルトの変位検知具及びその変位検知具を用いた斜面安定化工法に関するものであり、ワイヤロープ(以下、「ワイヤー」という。)の緊結方法を改良して斜面に発生する崩落等の変状を目視できるようにしたものである。
一般に、斜面安定化工法において、特許文献1のように斜面にロックボルトが挿入固定され、該ロックボルトの頭部に取り付けられた支圧板と斜面表面に張られたワイヤーとが連結された斜面安定化構造において、特許文献1は、支圧板に形成されたロープ挿通孔にワイヤーが挿通され、該ワイヤー挿通孔の近傍におけるワイヤーに鍔部材が装着固定され、該鍔部材が支圧板と干渉することにより支圧板とワイヤーとの間のロープ軸線方向の相対移動が規制される。
また、特許文献2は、山の斜面にロックボルトを打ち込み、このロックボルトにネットを張ることによって斜面を安定化させる。ネットは複数のリング状のリングユニットを固定しないで組み合わせることにより形成する。2つのリングユニットの組み合わせ部において、2つのリングユニットの間にロックボルトが入るようにして、ネットを張る。
特開2016− 14249号(特許第6202754号)公報 特開2002−242191号(特許第3566219号)公報
しかしながら、特許文献1ではロックボルトと法面工であるワイヤー及びワイヤーの連結が十字クリップやU字クリップでの固定に依存しており、不十分であったため、ロックボルトに変異があった際に法面工であるワイヤー及びワイヤーがロックボルトの変位を十分に抑制することができない。前記の十字クリップやU字クリップは、あくまでも位置決めのために用いるものであり、ワイヤーに力が加わった場合、十字クリップやU字クリップの固定部分は初期段階で抜けていく。したがって、ロックボルトは、土砂の移動に伴い変位、変形等が生じることから、周面摩擦抵抗が切れて崩壊する可能性が高くなる。
また、特許文献2では、隅角部同士を重ねて形成した2つのリングユニットにロックボルト用の通し孔に挿通するロックボルトを山の斜面にリングユニットを張る前に打ち込むことは実質上困難である。その理由は、保形されて各辺の寸法が設定されているリングユニットでは、山の起伏や斜面角度の変化を柔軟に対応ことが難しく、なお且つその形式のためにロックボルトを先に打ち込むことが困難である。また、リングの隅角部の間隔で起伏のある斜面に正確に穿孔することは難しいことと、その内部にセメントミルク又はモルタルを注入した後にロックボルトを挿入固形することが実情であることによる。
本発明の第1は、ロックボルトの変位検知具において、斜面に4本のロックボルトを縦方向に長い長方形を可とする四角形に打設し、当該ロックボルトにワイヤーを長方形を可とする四角形になるように巻き掛けると共に、その四角形の下辺に位置するワイヤーの両端末の付近を2列に並べて凹溝に装着してボルト付きの挟持具を介して挟持すると共に、当該挟持具から突出しているワイヤー端末を筒状のカシメ部材で固定し、前記挟持具とカシメ部材の間に変位検知材を装着して四角形枠ユニットとしたものである。なお、ここでいうカシメ部材とは、ワイヤーに装着した筒体を工具を用いて圧着して固定する部材を意味する。
本発明の第2は、本願の第1の発明ないし第2の発明に係るロックボルトの変位検知具において、挟持具から外方に突出したワイヤーの端末付近を弧状に折り返して環状を形成し、端末を当該端末付近のワイヤーと2本一緒に筒状のカシメ部材で固定したものである。
本発明の第3は、第1の発明ないし第2の発明のいずれかに係るロックボルトの変位検知具を用いた斜面安定化工法において、ロックボルトの応力を他のロックボルトに伝達するための方法において、斜面に4本のロックボルトを縦方向に長い長方形を可とする四角形に打設し、当該ロックボルトにワイヤーを長方形を可とする四角形になるように巻き掛けると共に、四角形の下辺に位置するワイヤーの両端末の付近を2列に並べて凹溝に装着してボルト付きの挟持具を介して挟持し、当該挟持具から突出しているワイヤーの両端末を筒状のカシメ部材に挿入して固定し、前記挟持具とカシメ部材間のワイヤーに変位検知材を装着して第1の四角形枠ユニットとし、その第1の四角形枠ユニットと同大同形の第2の四角形枠ユニットを、その一部を第1の四角形枠ユニットに重ね合わせるために、第1の四角形枠ユニットのほぼ中央に第2の四角形枠ユニットを構成する4本のロックボルトのうちの1本を打設し、当該第1の四角形枠ユニットを構成する4本のロックボルトのうちの1本を第2の四角形枠ユニットのほぼ中央に位置するようにして一対の四角形枠ユニットとし、当該一対の四角形枠ユニットのワイヤーが相互に交差する個所を十字クリップと、その十字クリップの外面に近接してワイヤーをカシメて固定するカシメ部材から成る緊結具で緊結してロックボルトの応力を他のロックボルトに伝達するようにしたものである。
本発明の第4は、本願の第1ないし第2の発明のいずれかに係るロックボルトの変位検知具を用いた第3の斜面安定化工法において、第1の四角形枠ユニットと第2の四角形枠ユニットをそれぞれ千鳥配置に敷設し、相互に重なり合う第1の四角形枠ユニットと第2の四角形枠ユニットのワイヤーの交差部をクリップとそのクリップ外側に近接するワイヤーカシメ部材から成る緊結具で緊結したものである。
本発明の第5は、本願の第1ないし第4の発明のいずれかに係るロックボルトの変位検知具を用いた斜面安定化工法において、斜面の浮石の固定や地震時の斜面の浮き上がり防止を考慮する場合は、一対の長方形を可とする四角形枠ユニットにおいて、第1の四角形枠ユニットの中央のロックボルトと第2の四角形枠ユニットの中央のロックボルトを挟んで上下両側に3本のワイヤーを等間隔に敷設し、且つ当該ロックボルト及び第2の四角形枠ユニットのロックボルトを挟んで上下方向に各1本のワイヤーを敷設して1マス50cm角のワイヤーネット体を成形したものである。
本発明は上記の構成であるから、次の効果がある。
第1に、ロックボルトに巻き掛けて長方形を可とする四角形枠を成形したワイヤーの両端末を挟持した部分に変位検知材を設けたことによって、ロックボルトの変位によりワイヤーの移動あると、当該変位検知材の変形又は破壊されることによってその変位を容易に目視することができる。これは、ロックボルトには現在まで維持管理の概念がなかったが、今後はロックボルトの変位が発生したことを容易且つ正確に知ることができる。
変位検知材は、従来の四角形のリングユニットの組み合わせとは関係なく機能し、且つ四角形枠ユニット毎の単体で機能すると共に、当該四角形枠ユニット全てに設けてあるので、斜面全体やその一部の崩壊の予兆を捉えることができる。
第2に、本発明は従来工法のように支圧板部分でワイヤーを止めるのではなく、四角形に設置された4本のロックボルトを巻くようにワイヤーを設置してその両端末付近を挟持具で挟持すると共にワイヤーの端末をカシメ部材でカシメて固定し、下部2本のロックボルトの変位を上部2本のロックボルトに伝達し、これら上下左右の4本のロックボルトをワイヤーで固定する一対の四角形枠ユニットの連続体により、縦方向の応力の伝達を図り、斜面全体を安定させることができる。
第3に、千鳥配置状態の第1の四角形枠ユニットに、同じく千鳥配置状態の第2の四角形枠ユニットの4分の1程の一角を重ねて縦横にワイヤーが交差する交差部を緊結具で固定する。これによって、山の斜面全体を一体化した法面工で覆い、なお且つロックボルトと確実に連結される。
第4に、本発明に係る第1の四角形枠ユニットに一部を重ねた第2の四角形枠ユニットを連ねて生じる交差部を挟持具で結束し、さらに当該ユニットの上に被せて重ねた横方向と縦方向に設置したワイヤーの交差部及び縦横のワイヤーと四角形枠ユニットのワイヤーとの交差部をクリップで結束することによって複数のマス目が形成され、従来工法によるマス目に比べて斜面になじみ易く、且つ施工性が大きく改善することができる。
第5に、これまでの山の斜面に発生した崩壊事例ではネット端部のロックボルトに多大な荷重が掛かっていたことが認知されており、従来品は、ロックボルトとワイヤー及びワイヤーの連結が確実ではなかったが、本発明にあっては、緊結具によってロックボルトとワイヤーとの連結固定を確実に行うことができる。
本発明に係るロックボルトの変位検知具を長方形を可とする四角形枠ユニットの下辺に設けた平面図である。 図1の第1の四角形枠ユニットとほぼ同形の第2の四角形枠ユニットを当該第1の四角形枠ユニットの一部(4分の1)を重ねて敷設した平面図である。 四角形枠ユニットの下辺のワイヤー端末付近に設けたロックボルトの変位検知具の一部を破断した平面図である。 図3の状態からロックボルトの変位に伴いワイヤーが移動して変位検知材が変形した状態の平面図である。 図3のワイヤー端末の他の実施例を示す平面図である。 図5の状態からロックボルトの変位に伴いワイヤーが移動して変位検知材が変形した状態の平面図である。 図3の7-7線に沿う断面図である。 変位検知材の斜視図である。 図8の変位検知材の他の実施例を示す斜視図である。 一対の四角形枠ユニットのうち、第1の四角形枠ユニットを千鳥配置に敷設した状態を示す平面模式図である。 一対の四角形枠ユニットのうち、第2の四角形枠ユニットを千鳥配置に敷設した状態を示す平面模式図である。 図10の第1の四角形枠ユニットに第2の四角形枠ユニットの一部を重ねて一対の四角形枠ユニット群を成形した平面模式図である。 図12における第1の四角形枠ユニットと第2の四角形枠ユニットのワイヤーの縦横交差部以外の四角形枠ユニットの外側の交差部を示す平面模式図である。 図11の一部を示す拡大図である。 図12の一対の長方形を可とする四角形枠ユニット群に複数のワイヤーを縦横に設定間隔を保持して敷設した平面模式図である。 図12と図14及び図15に示す一対の長方形枠ユニット群により格子状のマス目が形成されたワイヤーネット体の平面模式図である。 一対の四角形枠ユニットにおけるワイヤーが縦横に交差する個所を緊結する十字クリップとカシメ部材からなる緊結具を示す概略平面図である。 図17の緊結具の一例を示す平面図である。 図18の側面図である。
図1において、4本のロックボルト1(1a〜1d)を長方形を可とする四角形を基本形とするものであり、左右方向の横幅Wが2m、上下縦方向の長さLが4mの長方形になるように斜面Gに打設し、各ロックボルト1a〜1dに巻き掛けたワイヤー2を長方形枠R(R〜R)の下辺Rにおいてワイヤーの両端末2・2の付近を並列して凹溝4を有する挟持具3で挟持してある。
上記の4本のロックボルト1(1a〜1d)による長方形を可とする四角形は、これを基本形とするものであるが、山の斜面Gには凹凸などの起伏があり、立木があったりするため、必ずしも図1又は図2の長方形枠ユニットが図10〜図13のように整然とした長方形枠ユニット群にできるとは限らず、台形や変形した四角形になる場合もあるが、好ましくは図1の長方形枠Aとするものである。
上記の第1のロックボルト1(1a〜1d)に巻き掛けたワイヤー2による長方形枠を可とする四角形枠ユニットAと全く同一構成である第2の長方形枠ユニットA′を構成するためのロックボルト1′(1a′〜1d′)のうち、上部左側の1本のロックボルト1a′を第1の四角形枠ユニットAの左右方向の横幅W2mの中間1mと、上下縦方向の長さL4mの中間2mになる中心位置に打設して成形した第1の四角形枠ユニットA及び第2の四角形枠ユニットA′の一部すなわち4分の1程の面積が重なり合う状態を形成してある(図2)。この場合、上記第1の四角形枠ユニットAのロックボルト1a〜1dと、第2の四角形枠ユニットA′の1a′〜1d′は千鳥配置に打設してある。なお、ここでいう、千鳥配置とは、打設するロックボルトやロックボルトを介して敷設する四角形枠をジグザグにしたり交互に配置したりすることをいう(図2、図10〜図15を参照)。
図1において、ロックボルト1は斜面の条件に応じて3mないし5mほどの深さで穴を穿設し、その穴にセメントミルク又はモルタルなどの注入材を注入した後、鋼棒を挿入して固化させて打設する。ワイヤー2は、直径が8mmないし12mmのワイヤーを用いる。
図3、図4、図7において、挟持具3は二つ割りの部材3・3の合わせ面にそれぞれ2列の凹溝4・4を設け、2列の凹溝の間において上側部材3にボルト通し孔3nをあけ、下側部材3にねじ孔3mをあけてボルト5を通して締め付けてある。
また、カシメ部材6は、挟持具3から外方に突出させてワイヤー2の両端末2・2にはめ込んで抜け止めにするためにカシメる
筒体となっている。
図5、図6は、挟持具3から外方に突出させてワイヤー2の両端末2・2を弧状に折り返して環状のカシメ部材6にはめ込んで抜け止めにするためにカシメて楕円形状6nにしてある。
図7の変位検知材7は、その断面の一部7を欠除したプラスチック製の筒体とし、これを挟持具3とカシメ部材6の間に装着してある。なお、上記の筒体に代えて図9の圧縮コイルばね8をワイヤー2に装着して変位検知材7にすることも可能である。
図10は、図2の一対の四角形枠ユニットA・A′のうち、第1の四角形枠ユニットAを山の斜面Gに千鳥配置になるように複数連結して敷設した状態を示してある。なお、図10〜図13において作図の便宜上、第1の四角形枠ユニットAにおける4本のロックボルト1a〜1dを黒丸「●」に表示し、第2の四角形枠ユニットA′における4本のロックボルト1a′〜1d′を白丸「〇」に表示してある。
図10において、第1の四角形枠ユニットAを成形するロックボルト1a〜1dを斜面Gに千鳥配置に打設してある。
また、上記のロックボルト1(1a〜1d)によって成形する横幅W2m×長さL4mの第1の四角形枠Aを千鳥配置にしてある(図10)。
そして、上記のロックボルト1′(1a′〜1d′)によって成形する横幅W2m×長さL4mの第2の四角形枠A′を千鳥配置にしてある(図11)。
上記図11は、図10における第1の四角形枠ユニットAを省略して第2の四角形枠ユニットA′を山の斜面Gに千鳥配置にして隅角を複数連結した状態で敷設した状態を示してある。
図12は、図10の第1の四角形枠ユニットAに図11の第2の四角形枠ユニットA′を一部(四角形枠の4分の1程度)の面積を重ねた状態で千鳥配置に形成して敷設してある。
図13は、第1の四角形枠ユニットAと第2の四角形枠ユニットA′のワイヤー2の縦横交差部以外の四角形枠ユニットの外側のワイヤーの交差部とその止め具9′を示している。
図14は、一対の四角形枠ユニットA・A′群の一部拡大図であり、第1の四角形枠ユニットAと第2の四角形枠ユニットA′のワイヤーが交差する個所を緊結具で緊結する状態を示している。
図15は、一対の長方形を可とする四角形枠ユニットA・A′群に複数のワイヤー2L′、2L″、2W′・12W″を縦横に設定間隔を保持して敷設した状態である。
図16は1マス約50cmの格子を形成したワイヤーネットNを敷設してある。
図17〜図19は、一対の四角形枠ユニットA・A′におけるワイヤー2が縦横に交差する個所Cを緊結する十字クリップ10とカシメ部材11からなる緊結具を示している。
図1の4本ロックボルト1(1a、1b、1c、1d)は、左右横方向Wが2m、上下縦方向Lが4mの長方形を可とする四角形になるように山の斜面Gに打設する。打設した4本のロックボルト1(1a、1b、1c、1d)の外側にワイヤー2を巻き掛けた四角形の下辺においてワイヤー端末を緊結して四角形枠R(R〜R)とする。なお、当該ロックボルト1は緩みや崩落が予想される山の斜面Gに押さえ付けるための支圧板やワイヤーの四角形枠を締め付けるために用いるボルトである。
上記のワイヤー2は、直径8mmないし12mm程度の鋼より線を用い、且つ全長を四角形の外周長さ(約12m)に加えて少なくとも2本の変位検知材7の2本分の長さを確保する長さとする。そして、基本形として左右横方向Wが2m、上下縦方向Lが4mの4本のロックボルト1(1a、1b、1c、1d)の外側に巻き掛けた後、下辺Rにおいてワイヤー2の両端末2・2を挟持具3で挟持して第1の四角形枠ユニットAを成形する(図1)。
上記の挟持具3は、二つ割りの部材3・3の合わせ面にそれぞれ2列の凹溝4・4を設け、2列の凹溝の間において上側部材3にボルト通し孔3nをあけ、下側部材3にねじ孔3mをあけ、その孔3nに通したボルト5をねじ孔3mにねじ込んで締め付けてある。
また、カシメ部材6は、挟持具3から外方に突出させてワイヤー2の両端末2・2にはめ込んで抜け止めにするためにカシメる筒体となっている。
この状態で下側の2本のロックボルト1c・1dが斜面の崩壊により下方(矢印↓)方向に移動していくと、上側の2本のロックボルト1a・1bが支えようとした場合、ワイヤー2の全長は、伸びていくが、挟持具3の個所で止まり、下側2本のロックボルトの変位を抑制するが、図8に示す端面が円形でその一部が長さ方向に欠除している筒体の変位検知材7は、プラスチックのようなある程度の圧力が加わると変形したり砕けて壊れたりする材質の筒体を用いるものとし、カシメ部材6と挟持具3の間に挟まれて潰れて変形しまうか粉々に壊れてしまう。この変位検知材7が潰れていたり粉砕していたりする状態を目視で確認できるので、少なくとも四角形枠ユニットAまたA′の下側左右2本のロックボルトの健全度を調査するタイミングになっていることが分かる。
なお、図7に示す筒体の変位検知材7の代わりに図8に示すような圧縮コイルばね8の場合は、伸びていたコイルばねが圧縮されて縮小されている状態になっていることを目視できれば、ロックボルト1に何らかの変位が生じていることが確認できる。
図10は、斜面Gの最上段において、第1の長方形枠ユニットA(図1参照)を横方向に5個、同図の左端において、第1の長方形枠ユニットAを縦方向に3基敷設してある。そして、さらに斜め方向に最多5基、最少1基を連続して敷設してある。なお、作図上、第1の四角形を成形するロックボルト1(1a〜1d)を黒丸「●」で表示してある。
図11は、第2の長方形枠ユニットA′(図2参照)を横方向に5基、同図の左端において、第1の長方形枠ユニットAを縦方向に3基敷設してある。そして、一対の長方形枠ユニットA・A′を横方向に5基、縦方向に2基敷設してある。そして、さらに斜めに最多4基、最少1基を連続して敷設してある。なお、作図上、第2の四角形を成形するロックボルト1(1a〜1d)を白丸「○」で表示してある。
図12は、図10の第1の四角形枠ユニットAと、図11の第2の四角形枠ユニットA′を重ね合わせて敷設した状態であり、両四角形枠ユニットA・A′のワイヤ−2・2が交差する個所Cを緊結具9で固定してある。
図13・図14は、一対の長方形枠ユニットA・A′群の外周において、上位の四角形枠ユニットAのロックボルト1cと次位の四角形枠ユニットAのロックボルト1aを縦補助ワイヤー2′で繋ぎ、その補助ワイヤー2′の中間を上位の第2の四角形枠A′のロックボルト1c′と、下位の四角形枠A′のロックボルト1a′にコ字状に巻き掛けたコ字状の補助ワイヤー2mの一端を公知の止め具9′で結束する。なお、当該コ字状の補助ワイヤー2mの他端は次位の第1の四角形枠ユニットAの縦辺のワイヤーに止め具9′で結束する。
同じく図13・図14の一対の長方形枠ユニットA・A′群の外周において、最上段の間隔をあけて隣り合う第1の四角形枠ユニット同士A・Aのロックボルト1bと1aを横補助ワイヤー2″で繋ぎ、その補助ワイヤー2″の中間を第2の四角形枠ユニット同士A′・A′のロックボルト1b′と1a′に巻き掛けた上向きの溝(チャンネル)形、すなわち、角が角張ったU字状補助ワイヤー2nに一端を止め具9′で結束する。なお、当該U字状の補助ワイヤー2nの他端は右隣の第1の四角形枠ユニットAの上辺Rのワイヤーに止め具9′で結束する。
さらに、図13・図14の一対の長方形枠ユニットA・A′群の外周において、最上段の左端において、第2の四角形枠ユニットA′に巻き掛けた逆L字状の補助ワイヤー2O
の上端を四角形枠ユニットAの上辺Rに、補助ワイヤー2Oの左端を四角形枠ユニットAの縦辺Rにそれぞれ止め具9′で結束する。
図15は、一対の長方形枠ユニットAの中心に第2の四角形枠ユニットA′のロックボルト1a′・1b′を挟んでその上側に3本、下側に3本のワイヤー2W′を横方向に等間隔に敷設し、当該ロックボルト1a′・1c′を挟んでその左右両側に1本ずつのワイヤー2L′・2L″を縦方向に等間隔に敷設してある。なお、作図上一対の四角形枠ユニットA・A′を最上段の左右に2個のみ表示し、あとは省略してある。また図11及び図12における上下のワイヤー2′と左右のワイヤー2″の表示を省略してある。
図16は、図15に示す斜面Gの縦横に敷設したワイヤー2によって一辺が約50cmの略正方形のマスが無数に形成される。なお、作図上一対の長方形枠ユニットA・A′を最上段の左右に2基のみ表示し、あとは省略してある。
[具体的施工例1]「ロックボルトの打設と一対の長方形の成形(図1及び図10からワイヤーを除いたもの)」
(1)山の斜面Gの最上段にロックボルト1a・1bを左右横方向に幅Wを2mの間隔で打設する。
(2)斜面Gの最上段に合わせてその下位の縦方向に長さLを4mの間隔でロックボルト1c・1dを左右横向に幅Wを2m間隔で打設する。これによって第1の長方形を千鳥配置にする。
(3)上記(1)と(2)の工程を第2段と第3段にロックボルト1(1a・1b及び1c・1dを4mの間隔を保持して打設する。
(4)第2の長方形枠ユニットA′を作製するためのロックボルト1a′・1d′を第1の四角形の中心位置を定めて左右横方向に幅Wを2m間隔で打設する。
(5)上記(4)のロックボルト1a′・1d′から縦方向に長さLを4mの間隔をあけてロックボルト1c′・1d′を打設する。これによって第2の長方形を千鳥配置にする。
[具体的施工例2]「第1の長方形枠ユニットAと第2の長方形枠ユニットA′の成形(図2)」
(6)第1の長方形を形成するロックボルト1a〜1dの外側にワイヤー2を巻き掛けてその両端末2・2の付近をロックボルト1c・1dの下辺に位置させる。
(7)ロックボルト1c・1dの下辺において、四角形に巻き掛けたワイヤー2の両端末2・2の付近を二つ割り挟持具3の凹溝4に挟み込んでボルト5を挟持具の下側部材のねじ孔3mにねじ込んで装着し、両端末2・2までの長さ(変位検知材7の長さに相当する。)を残してカシメ部材6でカシメてワイヤー端末2が抜けないように固定する。なお、凹溝4に挟み込んだワイヤー2は、これに強力な引張力が働くと当該凹溝4内を移動する構造になっている。
(8)上記の挟持具3と両端末2・2の間に筒状の変位検知材7を装着した後、両端末2に筒状の抜け止め部材7付き端末固定部材6を取り付けて筒状をカシメて変位検知材7を外れないようにして第1の四角形枠ユニットAを成形する。この成形工程を順次連続的
に行う。
(9)上記(6)〜(7)と同じ工程で第2の長方形枠ユニットA′を成形する。これによって、一対の四角形枠ユニットA・A′群が成形される(図10及び図11)。
(10)ここで、図11及び図12のように一対の長方形枠ユニットA・A′群において、隣り合う長方形枠ユニット以外のロックボルト間と当該ボルト間中央のワイヤー2と長方形を形成するロックボルト1(1a〜1d)の1本との交差部Cを十字クリップ10とカシメ部材11からなる挟持具9(図15〜図17)によって縦横に交差する個所でワイヤー2・2を結束する。
図14において、縦補助ワイヤー2′は左端最上段の四角形枠A(図12を参照「以下同じ」)を成形するロックボルト1cとその下位に敷設してある四角形枠Aを成形するロックボルト1aを繋ぐワイヤーである。横補助ワイヤー2″は、最上段の四角形枠Aを成形するロックボルト1bと、横方向に隣り合う四角形枠Aを成形するロックボルト1aを繋ぐワイヤーである。
は最上段において、第2の四角形枠A′のロックボルト1b′と第2の四角形枠A′のロックボルト1a′に巻き掛けて上向き溝形(又は下向き溝形)の補助ワイヤーである、その先端を横向き補助ワイヤー2″と左から2番目の第1の四角形枠の上辺R(又は下辺R)にそれぞれ公知のクリップで結束する。
は、最上段の第1の四角形枠A′のロックボルト1c′と、その下位段の四角形枠A′のロックボルト1a′に巻き掛けてコ字状(又は逆コ字状)の先端を縦向き補助ワイヤー2′と下位段の四角形枠Aの左縦辺R(又は右縦辺R)のワイヤーに結束する。
oは、最上段左端における逆L字形(又はL字形)の補助ワイヤーであり、これを第2の四角形枠ユニットA′のロックボルト1a′に巻き掛けて四角形枠Aのロックボルト1aと1b及びロックボルト1aと1cの中間に補助ワイヤーの先端部を止め具で結束する。
[具体的施工例3](斜面安定化構造の施工)
(11)次に、図13のように一対の長方形枠ユニットA・A′において、各長方形枠の中心のロックボルト1a′・1dを挟んでその上下に3本ずつ計6本のワイヤー2w′・2w″左右横方向に等間隔で敷設し、且つ当該ロックボルト1a′・1dを挟んでその左右両側に1本ずつ計2本のワイヤー2L′・2L″、2L″・2Lを縦方向に等間隔で敷設する。
(12)上記(6)〜(11)の施工によって、山の斜面Gの設定箇所に横幅W′、縦の長さL′内に1マスがほぼ50cm角のワイヤーネット体Nを敷設する(図15)。
本発明は、4本のロックボルトのワイヤーを巻き掛けて長方形枠及び長方形枠ユニットを示すが、台形やその他の変形四角形枠ユニットで実施することも可能である。
1…ロックボルト
1a〜1d…第1の四角形を形成するロックボルト
1a′〜1d′…第2の四角形を形成するロックボルト
2…ワイヤー
…ワイヤーの端末
2′…縦補助ワイヤー
2″…横補助ワイヤー
…コ字状又は逆コ字状の補助ワイヤー
…上向き溝形又は下向き溝形の補助ワイヤー
…L字形又は逆L字形の補助ワイヤー
3…ワイヤーの端末付近設けた挟持具
4…挟持具の凹溝
5…挟持具の上下部材を締め付けるボルト
6…カシメ部材
6n…弧状に折り返して輪状にしてカシメたワイヤーの端末
7…変位検知材
8…圧縮コイルばね
9…緊結具(十字クリップとカシメ部材からなる)
9′…四角形枠ユニットの外側のワイヤーの止め具
10…十字クリップ
11…カシメ部材
12…ボルト
A…第1の四角形枠ユニット
A′…第2の四角形枠ユニット
C…ワイヤーの交差部
G…斜面
L…第1の四角形枠ユニットの上下方向の長さ
L′…一対の四角形枠ユニット群からなるワイヤーネットの上下方向の長さ
R…四角形枠
R1…四角形枠の上辺
R2…四角形枠の右辺
R3…四角形枠の左辺
R4…四角形枠の下辺
N…ワイヤーネット体
W…第1の四角形枠ユニットの左右方向の横幅
W′…一対の四角形枠ユニット群からなるワイヤーネットの左右方向の横幅

Claims (2)

  1. 斜面(G)に4本のロックボルト(1「1a〜1d」)を四角形に打設し、当該ロックボルト(1「1a〜1d」)にワイヤー(2)を巻き掛けて四角形枠(R「R〜R」)を成形すると共に、当該四角形枠の下辺(R)に位置するワイヤー(2)の両端末(2)・(2)の付近を2列に並べて凹溝(4)に装着して挟持具(3)を介して挟持すると共に、当該挟持具から突出しているワイヤー端末(2)をカシメ部材(6)で固定し、前記挟持具(3)とカシメ部材(6)の間に変位検知材(7)を装着して四角形枠ユニット(A)としたことを特徴とするロックボルトの変位検知具。
  2. 挟持具(3)から外方に突出したワイヤー(2)の端末付近を弧状に折り返して環状(6n)を形成して端末(2)を当該端末付近のワイヤーと一緒に環状のカシメ部材(6)で固定した請求項1記載のロックボルトの変位検知具。
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