JP2021059231A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズ性能を向上する。【解決手段】ベルト層7と、吸音層8とを含む空気入りタイヤ1である。ベルト層7は、タイヤ赤道Cの両外側に、タイヤ軸方向のベルト端7eを有している。吸音層8は、タイヤ赤道Cの両外側に、タイヤ軸方向の外端8eをそれぞれ有している。タイヤ赤道Cの両側において、吸音層8の外端8eは、ベルト端7eと、タイヤ最大幅位置Mとの間に位置する。【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
下記特許文献1には、吸音部材をタイヤ内腔側に具えた空気入りラジアルタイヤが記載されている。前記吸音部材は、例えば、タイヤ幅方向中央部に具えられている。
特開2014−213837号公報
特許文献1のような空気入りタイヤでは、ロードノイズ、とりわけ、周波数が315Hz付近の中周波の騒音(音圧)レベルが大きいという問題があった。特に、近年、燃費性能に優れたものとして提案されている幅狭大口径の空気入りタイヤでは、ベルト層の幅が小さくなることで、断面2次共振周波数が低周波側にずれ、中周波が悪化する。また、これにより、断面2次共振周波数が空洞共鳴音とも近くなり250〜315Hz域で特に悪化するという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、中周波の騒音レベルを低減しノイズ性能を向上することができる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、空気入りタイヤであって、ビードコア間を延びるカーカスと、前記カーカスのタイヤ半径方向の外側かつトレッド部の内部に配されたベルト層と、前記トレッド部の内腔面に配された吸音層とを含み、前記ベルト層は、タイヤ赤道の両外側に、タイヤ軸方向のベルト端を有し、前記吸音層は、タイヤ赤道の両外側に、タイヤ軸方向の外端をそれぞれ有し、タイヤ赤道の両側において、前記吸音層の前記外端は、前記ベルト端と、タイヤ最大幅位置との間に位置する。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記吸音層の前記外端が、タイヤ軸方向において、前記ベルト端から3mm以上外側に位置する、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記吸音層の前記外端が、タイヤ軸方向において、前記ベルト端から15mm以内に位置する、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記吸音層が、タイヤ軸方向に隔てられた一対からなり、前記一対の吸音層のタイヤ軸方向の内端は、前記ベルト端よりもタイヤ軸方向の内側に位置する、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記吸音層の前記内端が、タイヤ軸方向において、前記ベルト外端から3〜7mm内側に位置する、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記吸音層が、前記外端の間を連続して延びている、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記吸音層が、多孔質吸音材である、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記カーカスが、前記ビードコア間を延びる本体部と、前記本体部に連なって前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向の内側から外側に折り返される折返し部とを含むカーカスプライであり、前記本体部と前記折返し部との間に配される第1エーペックスゴムと、前記折返し部のタイヤ軸方向外側に配される第2エーペックスゴムとを含む、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記第2エーペックスゴムの複素弾性率E*bが、前記第1エーペックスゴムの複素弾性率E*aよりも大きい、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記第2エーペックスゴムのタイヤ半径方向の最大高さが、前記第1エーペックスゴムのタイヤ半径方向の最大高さの2.5〜4.0倍である、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ断面幅をWt(単位:mm)、タイヤ外径をDt(単位:mm)としたとき、次式(1)及び(2)を充足している、のが望ましい。
Dt≦ 59.078×Wt0.498 …(1)
Dt≧ 59.078×Wt0.460 …(2)
本発明に係る空気入りタイヤは、偏平率が60%以下である、のが望ましい。
本発明の空気入りタイヤは、タイヤ赤道の両外側に、タイヤ軸方向のベルト端を有するベルト層と、トレッド部の内腔面に配された吸音層とを含んでいる。前記吸音層は、タイヤ赤道の両外側に、タイヤ軸方向の外端をそれぞれ有している。タイヤ赤道の両側において、前記吸音層の前記外端は、前記ベルト端と、タイヤ最大幅位置との間に位置している。発明者らの種々の実験の結果、上述の中周波騒音レベルは、主として前記ベルト層の前記ベルト端の振動の影響が大きい。本発明の吸音層は、前記ベルト端の振動を吸収できるので、中周波の騒音レベルを低減しノイズ性能を向上する。
本発明の空気入りタイヤの断面図である。 図1のトレッド部の拡大図である。 JATMA表示の従来タイヤにおける、タイヤ断面幅とタイヤ外径との関係をプロットしたグラフである。 空気入りタイヤの大径化による効果を説明する概念図である。 図1のビード部の拡大図である。 図1のビード部の拡大図である。 図1のビード部の拡大図である。 他の実施形態の空気入りタイヤの断面図である。 比較例1及び実施例1の騒音レベルのグラフである。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1のタイヤ回転軸(図示省略)を含むタイヤ子午線断面図である。図1には、例えば、乗用車用のタイヤ1が示されている。但し、本発明は、重荷重用等のタイヤ1に適用されても良い。
タイヤ1は、本実施形態では、カーカス6とベルト層7と吸音層8とを含んでいる。カーカス6は、例えば、一対のビード部4に埋設されたビードコア5間を延びている。ベルト層7は、例えば、カーカス6のタイヤ半径方向の外側かつトレッド部2の内部に配されている。吸音層8は、例えば、トレッド部2の内腔面2aに配されている。
本実施形態のカーカス6は、カーカスコードをタイヤ赤道Cに対して例えば75〜90°の角度で配列した1枚のカーカスプライ6Aから形成される。カーカスプライ6Aは、例えば、各ビードコア5間をトロイド状に延びる本体部6aと、本体部6aに連なりビードコア5の回りをタイヤ軸方向の内側から外側に折り返される折返し部6bとを含んでいる。折返し部6bは、本実施形態では、ビードコア5のタイヤ半径方向の外側で本体部6aと接触している。
本実施形態のタイヤ1は、本体部6aの内側に空気非透過性のゴムからなるインナーライナー層10が配されている。インナーライナー層10は、例えば、タイヤ最大幅位置Mよりもタイヤ半径方向の内側にタイヤ軸方向の外端10eを有している。本実施形態では、インナーライナー層10の内面が、内腔面2aとして形成されている。タイヤ最大幅位置Mは、本明細書では、タイヤ1の外表面1aに設けられた文字やリムプロテクタ等の突起物を除いて特定される仮想外表面において、最もタイヤ軸方向外側に突出する位置である。
ベルト層7は、例えば、ベルトコードをタイヤ赤道Cに対して例えば10〜35°の角度で配列した2枚のベルトプライ7A、7Bから形成される。ベルト層7は、タイヤ赤道Cの両外側に、タイヤ軸方向のベルト端7eを有している。ベルト層7は、例えば、両ベルト端7e、7e間を連続して延びている。
内のベルトプライ7Aは、例えば、外のベルトプライ7Bよりもタイヤ軸方向の幅が大きく形成されている。換言すると、内のベルトプライ7Aのベルト端7e1は、本実施形態では、外のベルトプライ7Bのベルト端7e2(図2に示す)よりもタイヤ軸方向の外側に配されている。内のベルトプライ7Aのタイヤ軸方向の幅Waは、例えば、タイヤ断面幅Wtの70%〜80%である。また、外のベルトプライ7Bのタイヤ軸方向の幅Wbは、例えば、内のベルトプライ7Aの幅Waの85%〜95%である。タイヤ断面幅Wtは、本明細書では、タイヤ最大幅位置Mでのタイヤ軸方向距離である。なお、ベルト層7は、このような態様に限定されるものではない。
本明細書では、特に断りがない限り、タイヤ1の各部の寸法は、非リム組状態において、タイヤサイズで規定されるリム幅に合わせてビード部4を保持したときに特定される値とする。
図2は、図1のタイヤ1のトレッド部2の拡大図である。図2に示されるように、本実施形態の吸音層8は、タイヤ赤道Cの両外側に、タイヤ軸方向の外端8eをそれぞれ有している。タイヤ赤道Cの両側において、吸音層8の外端8eは、ベルト端7eと、タイヤ最大幅位置M(図1に示す)との間に位置している。このような吸音層8は、ベルト端7eの振動を吸収できるので、中周波の騒音レベルを低減しノイズ性能を向上する。吸音層8の外端8eは、内腔面2aと接する位置で特定される。
吸音層8の外端8eは、例えば、タイヤ軸方向において、ベルト端7eから3mm以上外側に位置している。このような吸音層8は、確実に、ベルト端7eの振動を抑制することができる。この場合のベルト端7eは、本実施形態のように2枚のベルトプライ7A、7Bが配される場合、タイヤ軸方向の幅の大きい内のベルトプライ7Aのベルト端7e1が採用される。
吸音層8の外端8eは、タイヤ軸方向において、ベルト端7e(7e1)から15mm以内の距離Laに位置するのが望ましい。このような吸音層8は、よりベルト端7eでの振動を抑制することができる。なお、吸音層8のタイヤ軸方向の長さを小さくして、タイヤ1の質量の低減や作業性能(作業効率)を向上する観点より、吸音層8の外端8eのベルト端7eからの距離Laは、10mm以内に位置するのがより望ましく、7mm以内に位置するのがさらに望ましい。
吸音層8は、本実施形態では、タイヤ軸方向に隔てられた一対として形成されている。一対の吸音層8Aのタイヤ軸方向の内端8iは、例えば、ベルト端7eよりもタイヤ軸方向の内側に位置している。このような吸音層8は、タイヤ1の質量の増加を抑制する。この場合のベルト端7eは、本実施形態のように2枚のベルトプライ7A、7Bが配される場合、タイヤ軸方向の幅の小さい外のベルトプライ7Bのベルト端7e2が採用される。
吸音層8の内端8iは、タイヤ軸方向において、ベルト端7e(7e2)から3〜7mm内側の距離Lbに位置するのが望ましい。このような吸音層8は、中周波の騒音レベルを低減してノイズ性能を向上しつつ、タイヤ質量を小さくして、燃費性能を高めるとともにコストを低減する。
吸音層8は、本実施形態では、多孔質吸音材9を内腔面2aに塗布することにより形成されている。なお、吸音層8は、例えば、インナーライナー層10の内側に配された接着性を有する周知構造のシーラント層(図示省略)に多孔質吸音材9を塗布することで形成されても良い。
多孔質吸音材9としては特に限定されず、スポンジ、ポリエステル系不織布、ポリスチレン系不織布等を使用することができ、なかでも、効果がより好適に得られるという理由から、周知構造のスポンジが好ましい。
多孔質吸音材9の比重は、0.06〜0.08が好ましい。比重が0.06未満では充分な吸音効果が得られない傾向がある。また、比重が0.08を超えると吸音効果が頭打ちとなるだけではなく、走行の応力により吸音層8が破壊する懸念があり、タイヤ1の質量やコストが増加するおそれがある。
特に限定されるものではないが、吸音層8の厚さd1は、例えば、10mm以上が望ましく、20mm以下が望ましい。
図1に示されるように、タイヤ1は、本実施形態では、タイヤ断面幅Wt(単位:mm)、タイヤ外径をDt(単位:mm)としたとき、次式(1)及び(2)を充足している、いわゆる幅狭大口径のものとして形成される。なお、タイヤ外径Dtは、本明細書では、タイヤ赤道C上で測定されるタイヤ1の外径である。
Dt≦ 59.078×Wt0.498 …(1)
Dt≧ 59.078×Wt0.460 …(2)
図3は、JATMA表示の従来タイヤに対して実施された、タイヤ断面幅Wtとタイヤ外径Dtとの関係の調査結果をプロットしたグラフである。この調査結果から、JATMA表示の従来タイヤにおけるタイヤ断面幅Wtとタイヤ外径Dtとの平均的な関係は、同図に一点鎖線Kaで示されるように、次式(A)で示すことができる。
Dt= 59.078×Wt0.448 …(A)
これに対して、式(1)及び(2)を充足する領域Y1は、式(A)で示す平均的な関係Kaを、タイヤ外径Dtが大な方向に平行移動した位置に配される。このように、式(1)及び(2)を充足するタイヤ1は、幅狭・タイヤ外径が大な、幅狭大口径となる。このようなタイヤ1は、転がり抵抗値や空気抵抗が低減するので、優れた燃費性能を有している。また、このようなタイヤ1は、中周波の騒音(音圧)レベルが大きい。
また、図4に概念的に示されるように、タイヤ外径Dtが相対的に大なタイヤ1Aは、タイヤ外径Dtが小なタイヤ1Bに比して接地部での周方向の曲げ変形が少ない。そのため、エネルギー損失量が小さく、転がり抵抗の低減に効果がある。よって式(2)から外れる場合、タイヤ1の大径化による転がり抵抗の低減が見込めなくなる。逆に式(1)から外れる場合、必要な負荷能力を確保するために使用内圧を高く設定する必要が生じ、縦バネが増加するため、中周波や空洞共鳴音に由来するノイズ性能に悪影響を与える。空洞共鳴音は、周波数が250Hz付近となるロードノイズであり、中周波に近い周波数帯域で生じる。
本実施形態では、タイヤ赤道Cの両側において、吸音層8の外端8eが、ベルト端7eと、タイヤ最大幅位置Mとの間に位置されるので、幅狭大口径のタイヤ1において、中周波や空洞共鳴音の騒音レベルがより効果的に低減され、優れたノイズ性能が発揮される。
図5は、図1のタイヤ1のビード部4の拡大図である。図5に示されるように、本実施形態のビード部4には、本体部6aと折返し部6bとの間に配される第1エーペックスゴム13Aと、折返し部6bのタイヤ軸方向外側に配される第2エーペックスゴム13Bとが設けられている。第2エーペックスゴム13Bの複素弾性率E*bは、本実施形態では、第1エーペックスゴム13Aの複素弾性率E*aよりも大きい。このような第1エーペックスゴム13Aは、ビード部4の縦バネの増加を抑制することに寄与するので、ノイズ性能を向上する。また、第2エーペックスゴム13Bは、ビード部4の面内ねじり剛性を高めることに寄与し、第1エーペックスゴム13Aによるビード部4の剛性低下を抑制して、操縦安定性能を高く維持する。
複素弾性率E*は、本明細書では、JIS‐K6394の規定に準拠して、次に示される条件で(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて測定した値である。
初期歪:10%
振幅:±2%
周波数:10Hz
変形モード:引張
温度:70℃
第2エーペックスゴム13Bの複素弾性率E*bと第1エーペックスゴム13Aの複素弾性率E*aとの差(E*b−E*a)は、15〜35MPaであるのが望ましい。差(E*b−E*a)が15MPa未満の場合、又は、差(E*b−E*a)が35MPaを超える場合、ビード部4の面内ねじり剛性の増加による操縦安定性能、及び、縦バネの増加を抑制することによるノイズ性能をバランス良く高めることができなくなるおそれがある。
第2エーペックスゴム13Bの複素弾性率E*bは、60〜70MPaであるのが望ましい。第2エーペックスゴム13Bの複素弾性率E*bが60MPa未満の場合、面内ねじり剛性を高めることができなくなるおそれがある。第2エーペックスゴム13Bの複素弾性率E*bが70MPaを超える場合、ビード部4の縦バネが大きくなり、ノイズ性能が悪化するおそれがある。
第1エーペックスゴム13Aは、例えば、ビードコア5の外面5aからタイヤ半径方向外側に延びている。第1エーペックスゴム13Aは、本実施形態では、タイヤ半径方向外側に向かってテーパ状の三角形状に形成されている。このような第1エーペックスゴム13Aは、縦バネの過度の低減を抑制して、操縦安定性能を高める。
第2エーペックスゴム13Bは、本実施形態では、本体部6a及び折返し部6bのタイヤ軸方向外側に隣接して配されている。このような第2エーペックスゴム13Bは、本体部6a及び折返し部6bがタイヤ軸方向の内側に大きく倒れ込むのを抑制するので、操縦安定性能をさらに高く維持する。
第2エーペックスゴム13Bのタイヤ半径方向の外端16eは、例えば、タイヤ最大幅位置Mよりもタイヤ半径方向の内側に位置している。このような第2エーペックスゴム13Bは、ビード部4の面内ねじり剛性の過度の増加を抑制して、ノイズ性能を高く維持する。
第2エーペックスゴム13Bの最大厚さd3は、本実施形態では、第1エーペックスゴム13Aのタイヤ半径方向の外端15eからタイヤ半径方向の内外に、第1エーペックスゴム13Aのタイヤ半径方向の最大高さH1の10%以内に位置している。これにより、縦バネが過度に小さくなる第1エーペックスゴム13Aの外端15e近傍の剛性が補強されて、本体部6a及び折返し部6bの倒れ込みが効果的に抑制される。
特に限定されるものではないが、上述の作用を効果的に発揮させるために、第2エーペックスゴム13Bの最大厚さd3は、2.0〜4.0mmであるのが望ましい。
第2エーペックスゴム13Bのタイヤ半径方向の内端16iは、ビードコア5の外面5aからタイヤ半径方向の内外へ3mm以内に位置するのが望ましい。第2エーペックスゴム13Bの内端16iが外面5aからタイヤ半径方向の外皮へ3mmを超えて位置する場合、面内ねじり剛性の向上効果が小さくなるおそれがある。第2エーペックスゴム13Bの内端16iが外面5aからタイヤ半径方向の内側へ3mmを超えて位置する場合、ビード部4の面内ねじり剛性の向上が見込めなくなるとともに、タイヤ質量が大きくなるおそれがある。
第2エーペックスゴム13Bのタイヤ半径方向の最大高さH2は、第1エーペックスゴム13Aのタイヤ半径方向の最大高さH1の2.5倍以上、又は、4.0倍以下であるのが望ましい。第2エーペックスゴム13Bの最大高さH2が第1エーペックスゴム13Aの最大高さH1の2.5倍未満の場合、縦バネの増加抑制効果が過度に大きくなるおそれがある。第2エーペックスゴム13Bの最大高さH2が第1エーペックスゴム13Aの最大高さH1の4.0倍を超える場合、ビード部4の面内ねじり剛性が過度に大きくなるおそれがある。このような観点より、第2エーペックスゴム13Bのタイヤ半径方向の最大高さH2は、第1エーペックスゴム13Aのタイヤ半径方向の最大高さH1の3.0倍以上、又は、3.5倍以下であるのがさらに望ましい。
このような第2エーペックスゴム13Bの最大高さH2は、特に限定されるものではないが、例えば、25〜40mmであるのが望ましい。
本実施形態のビード部4には、第2エーペックスゴム13Bのタイヤ軸方向の外側にクリンチゴム17が設けられている。
クリンチゴム17は、例えば、第2エーペックスゴム13Bの複素弾性率E*bよりも小さい複素弾性率E*2で形成されるのが望ましい。このようなクリンチゴム17は、ビード部4の面内ねじり剛性の過度の増加を抑制しノイズ性能を高く維持する。クリンチゴム17の複素弾性率E*2と第2エーペックスゴム13Bの複素弾性率E*bとの差(E*b−E*2)は、例えば、15〜30MPaが望ましい。
クリンチゴム17は、例えば、第2エーペックスゴム13Bのタイヤ軸方向の外側に隣接して配され、かつ、タイヤ1の外表面1aを形成している。なお、クリンチゴム17は、このような態様に限定されるものではない。
クリンチゴム17のタイヤ半径方向の外端17eは、第2エーペックスゴム13Bのタイヤ半径方向の外端16eよりもタイヤ半径方向の内側に位置している。このようなクリンチゴム17は、ビード部4の縦バネの増加を抑制しつつ面内ねじり剛性をバランス良く高める。特に限定されるものではないが、クリンチゴム17の外端17eと第2エーペックスゴム13Bの外端16eとの間のタイヤ半径方向の距離Lcは、第1エーペックスゴム13Aの最大高さH1の20%以上が望ましく、50%以下が望ましい。
クリンチゴム17のタイヤ半径方向の内端17iは、本実施形態では、ビードコア5よりもタイヤ半径方向の内側に位置している。なお、クリンチゴム17の内端17iは、このような態様に限定されるものではない。
転がり抵抗の観点からは、タイヤ1の偏平率は60%以下であるのが好ましい。偏平率が60を超える場合、サイドウォール部3のゴム部材の割合が増し、それによってエネルギー損失量の増加傾向を招く。偏平率が過度に小さくなると、サイドウォール部3の縦バネが大きくなり、ノイズ性能が悪化するおそれがある。このため、タイヤ1の偏平率は40%以上であるのが好ましい。
図6は、図1のビード部4の拡大図である。図6に示されるように、本実施形態のカーカス6の本体部6aは、タイヤ最大幅位置Mよりもタイヤ半径方向の内側において、タイヤ軸方向に対して50〜60度の角度θ1で傾斜している第1傾斜部19を含んでいる。このような第1傾斜部19は、旋回時、タイヤ1に横方向の力が作用したときに効果的に撓むことができ、ビード部4の横バネを高め、操縦安定性能を向上しうる。角度θ1は、本明細書では、本体部6aのカーカスコードの中心線6cで特定される。中心線6cが円弧でのびる場合は、中心線6c上の任意の点の接線で特定される。
第1傾斜部19は、本実施形態では、直線状に延びている。このような第1傾斜部19は、横バネが過度に高くなることを抑制し、乗り心地性能を高く維持する。本明細書では、「直線状」とは、カーカスコードの中心線が直線で延びるものの他、その曲率半径が1000mm以上の円弧状のものを含む。
第1傾斜部19は、本実施形態では、第1エーペックスゴム13Aのタイヤ軸方向内側に隣接する第1部分19a、及び、第2エーペックスゴム13Bのタイヤ軸方向内側に隣接する第2部分19bを含んでいる。このような第1傾斜部19は、第1エーペックスゴム13A及び第2エーペックスゴム13Bと協働して操縦安定性能を効果的に向上する。
第1傾斜部19のタイヤ半径方向の長さL3は、第2エーペックスゴム13Bの最大高さH2よりも小さくされている。また、第1傾斜部19のタイヤ半径方向の長さL3は、第1エーペックスゴム13Aの最大高さH1よりも大きくされている。このような第1傾斜部19は、横バネが過度に大きくなるのを抑制し、乗り心地性能が悪化することを抑制する。
上述の作用を効果的に発揮させるために、第1傾斜部19のタイヤ半径方向の外端19eは、第2エーペックスゴム13Bの外端16eのタイヤ半径方向内側に位置するのが望ましい。また、第1傾斜部19のタイヤ半径方向の内端19iは、ビードコア5の外面5aのタイヤ半径方向外側に位置するのが望ましい。さらに、第1傾斜部19の長さL3は、第2エーペックスゴム13Bの最大高さH2の70%〜90%が望ましい。
図7は、図1のビード部4の拡大図である。図7に示されるように、本体部6aは、第1傾斜部19のタイヤ半径方向の外側に連なってタイヤ軸方向の外側に凸となる第1円弧状部20と、第1傾斜部19のタイヤ半径方向の内側に連なってタイヤ軸方向の内側に凸となる第2円弧状部21とを含んでいる。第1円弧状部20及び第2円弧状部21は、カーカスコードの中心線6cで特定される曲率半径が、単一の円弧で形成される部分であり、かつ、25mm以下となる部分である。
第1円弧状部20は、本実施形態では、タイヤ最大幅位置Mの近傍に位置している。第1円弧状部20は、例えば、第1傾斜部19とタイヤ最大幅位置Mとの間に位置している。第2円弧状部21は、本実施形態では、ビードコア5の外面5aと内側面5bとが交差するコーナ部5cに隣接して設けられている。第2円弧状部21は、例えば、コーナ部5cのタイヤ半径方向の内外に延びている。そして、第1円弧状部20の曲率半径R1は、本実施形態では、第2円弧状部21の曲率半径R2よりも小さく形成されている。このような第1円弧状部20は、サイドウォール部3の縦バネを低減して、乗り心地性能やノイズ性能を高めるのに役立つ。また、第2円弧状部21は、カーカスプライ6Aのルースを抑制し、操縦安定性能を高く維持するのに役立つ
図8は、他の実施形態のタイヤ1の断面図である。本実施形態のタイヤ1と同じ構成には、同じ符号が付されてその説明が省略される。図8に示されるように、この実施形態のタイヤ1は、吸音層8が外端8e、8eの間を連続して延びている。また、この実施形態の吸音層8は、その外端8eが内のベルトプライ7Aのベルト端7e1のタイヤ軸方向の外側に位置する。このようなタイヤ1は、吸音層8がベルト端7eの振動、とりわけ空洞共鳴音を効果的に吸収するので、優れたノイズ性能を発揮する。タイヤ軸方向において、吸音層8の外端8eと内のベルトプライ7Aのベルト端7e1との間の距離Laは、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上であって、好ましくは10mm以下、より好ましくは7mm以下で形成されている。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施され得る。
サイズ175/60R18の乗用車用の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。そして、各テストタイヤのノイズ性能及び操縦安定性能ついてテストが行われた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
<ノイズ性能・操縦安定性能>
各テストタイヤが、上記の条件で、排気量1800ccの乗用車の全輪に装着された。そして、テストドライバーが、上記テスト車両をドライアスファルト路面の周回コースであるテストコースを走行させ、このときの車内で測定される100〜350Hz域の騒音レベルによってノイズ性能が評価された。また、操縦安定性能については、上記走行中の応答性、剛性感、グリップ力、安定性、過渡特性がテストドライバーの官能により評価された。ノイズ性能の結果は、比較例1の騒音レベル(dB)を100とする指数で表され、数値が小さいほど良好である。操縦安定性能の結果は、比較例1を100とする評点で表され、数値が大きいほど良好である。また、実施例1及び比較例1の25〜2000HZの騒音レベルのグラフが図9に示される。
リム:18×5.0J
内圧:260KPa
速度:40〜100Km/h(但し、操縦安定性能は、上限を120Km/hとする。)
テスト結果が表1に示される。なお、表1の「La」欄の「−」表示は、ベルト端よりもタイヤ軸方向内側に位置することを意味する。
Figure 2021059231
テストの結果、実施例のテストタイヤは、比較例のテストタイヤに比してノイズ性能が向上していることが理解される。また、図9に示されるように、実施例1のタイヤは、比較例1のタイヤに比して、とりわけ、200〜315Hzの騒音レベルが低減される。
1 空気入りタイヤ
7 ベルト層
7e ベルト端
8 吸音層
8e 外端
C タイヤ赤道
M タイヤ最大幅位置

Claims (12)

  1. 空気入りタイヤであって、
    ビードコア間を延びるカーカスと、
    前記カーカスのタイヤ半径方向の外側かつトレッド部の内部に配されたベルト層と、
    前記トレッド部の内腔面に配された吸音層とを含み、
    前記ベルト層は、タイヤ赤道の両外側に、タイヤ軸方向のベルト端を有し、
    前記吸音層は、タイヤ赤道の両外側に、タイヤ軸方向の外端をそれぞれ有し、
    タイヤ赤道の両側において、前記吸音層の前記外端は、前記ベルト端と、タイヤ最大幅位置との間に位置する、
    空気入りタイヤ。
  2. 前記吸音層の前記外端は、タイヤ軸方向において、前記ベルト端から3mm以上外側に位置する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記吸音層の前記外端は、タイヤ軸方向において、前記ベルト端から15mm以内に位置する、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記吸音層は、タイヤ軸方向に隔てられた一対からなり、前記一対の吸音層のタイヤ軸方向の内端は、前記ベルト端よりもタイヤ軸方向の内側に位置する、請求項1ないし3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記吸音層の前記内端は、タイヤ軸方向において、前記ベルト外端から3〜7mm内側に位置する、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記吸音層は、前記外端の間を連続して延びている、請求項1ないし3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記吸音層は、多孔質吸音材である、請求項1ないし6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記カーカスは、前記ビードコア間を延びる本体部と、前記本体部に連なって前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向の内側から外側に折り返される折返し部とを含むカーカスプライであり、
    前記本体部と前記折返し部との間に配される第1エーペックスゴムと、前記折返し部のタイヤ軸方向外側に配される第2エーペックスゴムとを含む、請求項1ないし7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記第2エーペックスゴムの複素弾性率E*bは、前記第1エーペックスゴムの複素弾性率E*aよりも大きい、請求項8に記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記第2エーペックスゴムのタイヤ半径方向の最大高さは、前記第1エーペックスゴムのタイヤ半径方向の最大高さの2.5〜4.0倍である、請求項8又は9に記載の空気入りタイヤ。
  11. タイヤ断面幅をWt(単位:mm)、タイヤ外径をDt(単位:mm)としたとき、次式(1)及び(2)を充足している、請求項1ないし10のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
    Dt≦ 59.078×Wt0.498 …(1)
    Dt≧ 59.078×Wt0.460 …(2)
  12. 前記空気入りタイヤは、偏平率が60%以下である、請求項1ないし11のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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