JP2021042606A - 杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法 - Google Patents

杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021042606A
JP2021042606A JP2019166204A JP2019166204A JP2021042606A JP 2021042606 A JP2021042606 A JP 2021042606A JP 2019166204 A JP2019166204 A JP 2019166204A JP 2019166204 A JP2019166204 A JP 2019166204A JP 2021042606 A JP2021042606 A JP 2021042606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing bar
pile head
connecting frame
connection structure
pile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019166204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7304248B2 (ja
Inventor
靖 古垣内
Yasushi Furugaito
靖 古垣内
健二郎 川崎
Kenjiro Kawasaki
健二郎 川崎
勇紀 葛西
Yuki Kasai
勇紀 葛西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Construction Co Ltd filed Critical Tokyu Construction Co Ltd
Priority to JP2019166204A priority Critical patent/JP7304248B2/ja
Publication of JP2021042606A publication Critical patent/JP2021042606A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7304248B2 publication Critical patent/JP7304248B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Foundations (AREA)

Abstract

【課題】 場所打ちコンクリート杭の杭頭に作用する曲げモーメントを小さくすると共に、耐圧縮性を向上させた杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法を提供する。【解決手段】 杭頭接続構造は、場所打ちコンクリート杭1の杭頭と基礎部(フーチング5,基礎梁6)とを接続する。この杭頭接続構造は、地中に配置されるコンクリート体30と、コンクリート体30の内部に配置される鉄筋籠10と、コンクリート体30から上方に延在して基礎部に埋設される、鉄筋籠10の外周筋(主筋12)より、場所打ちコンクリート杭1の軸心側に配置される接続枠材21と、接続枠材の内側から下方に延在してコンクリート体に埋設される内側引張鉄筋22と、接続枠材の外側から上方に延在して基礎部に埋設される外側引張鉄筋23と、を備える。杭頭接続構造は、接続枠材の外側には、コンクリート体と基礎部に跨る鉄筋を有しない。【選択図】図1

Description

本発明は、場所打ちコンクリート杭の杭頭と基礎部とを接続する杭頭接続構造に関するものである。
従来、場所打ちコンクリート杭の杭頭の径を小さくすることが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、杭と基礎とが、杭径よりも小径の小径部により接合されている構成が開示されている。これにより、杭と基礎との接合部の回転拘束を減らすことができ、基礎及びその上の建物が地震時の水平力を受けた場合に、杭と基礎との接合部の曲げ変形性能を確保し、接合部に生じる曲げモーメントを緩和する。
特許文献2には、杭の杭頭部の上面と構造物の基礎部の下面とが接合部により互いに接合され、接合部が杭と同軸で杭の杭径より小さい径の柱状に形成される構成が開示されている。これにより、フーチングから杭頭部の上面への応力の伝達を少なくできる。
特許5640768号公報 特許4451699号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載の杭頭接続構造は、杭頭に作用する圧縮力を、杭径より小さい径の接合部で受けるため、耐圧縮性が良くない、という問題がある。
そこで、本発明は、場所打ちコンクリート杭の杭頭に作用する曲げモーメントを小さくすると共に、耐圧縮性を向上させた杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の杭頭接続構造は、場所打ちコンクリート杭の杭頭と基礎部とを接続する杭頭接続構造であって、地中に配置されるコンクリート体と、前記コンクリート体の内部に配置される鉄筋籠と、前記コンクリート体から上方に延在して前記基礎部に埋設される、前記鉄筋籠の外周筋より、前記場所打ちコンクリート杭の軸心側に配置される接続枠材と、前記接続枠材の内側から下方に延在して前記コンクリート体に埋設される内側引張鉄筋と、前記接続枠材の外側から上方に延在して前記基礎部に埋設される外側引張鉄筋と、を備え、前記接続枠材の外側には、前記コンクリート体と前記基礎部に跨る鉄筋を有しないことを特徴する。
ここで、本発明の杭頭接続構造では、前記外側引張鉄筋は、前記接続枠材の周方向で、前記内側引張鉄筋に依存しない位置に取り付けられてもよい。
また、本発明の杭頭接続構造では、前記鉄筋籠の上端には、前記コンクリート体の外径と略同じ外径の補強リングを備えてもよい。
また、本発明の杭頭接続構造では、前記補強リングと、前記接続枠材とは、接合されていなくてもよい。また、本発明の杭頭接続構造では、前記補強リングには、略中央に開口を備えてもよい。
また、本発明の杭頭接続構造の施工方法は、場所打ちコンクリート杭の杭頭と基礎部とを接続する杭頭接続構造の施工方法であって、鉄筋籠を掘削孔に挿入して設置する鉄筋籠設置工程と、前記鉄筋籠の外周筋より、前記場所打ちコンクリート杭の軸心側に、前記鉄筋籠から上方に突出するように配置される接続枠材であって、前記接続枠材の内側から下方に延在する内側引張鉄筋が取り付けられた前記接続枠材を、前記鉄筋籠に仮固定する仮固定工程と、前記掘削孔にコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、前記接続枠材の外周が剥き出しになるように、前記杭頭の余盛コンクリートを除去してはつり面を形成するはつり工程と、前記接続枠材の外側に、上方に延在する外側引張鉄筋を取り付ける外側引張鉄筋取付工程と、前記はつり面に接合した前記基礎部を構築する基礎部構築工程と、を含むことを特徴とする。
さらに、本発明の杭頭接続構造の施工方法において、前記仮固定工程では、前記接続枠材は、前記鉄筋籠の上端に取り付けられた補強リングに、仮固定部材によって仮固定され、前記はつり工程の後に、前記仮固定部材を撤去する仮固定部材撤去工程を含んでもよい。
このように構成された本発明の杭頭接続構造は、地中に配置されるコンクリート体と、コンクリート体の内部に配置される鉄筋籠と、コンクリート体から上方に延在して基礎部に埋設される、鉄筋籠の外周筋より、場所打ちコンクリート杭の軸心側に配置される接続枠材と、接続枠材の内側から下方に延在してコンクリート体に埋設される内側引張鉄筋と、接続枠材の外側から上方に延在して基礎部に埋設される外側引張鉄筋と、を備え、接続枠材の外側には、コンクリート体と基礎部に跨る鉄筋を有しない構造とした。そのため、場所打ちコンクリート杭の杭頭に作用する曲げモーメントを小さくすると共に、圧縮耐力を向上させることができる。
また、本発明の杭頭接続構造では、外側引張鉄筋は、接続枠材の周方向で、内側引張鉄筋に依存しない位置に取り付けられる構造とした。そのため、外側引張鉄筋を所望の位置に取り付けることができる。その結果、基礎部の配筋と干渉を防ぐように、外側引張鉄筋を取り付けることができる。
また、本発明の杭頭接続構造では、鉄筋籠の上端には、コンクリート体の外径と略同じ外径の補強リングを備える構造とした。そのため、補強リングを目印として、余盛コンクリートを除去するはつり作業をすることができる。その結果、容易にはつり作業を実施することができる。
また、本発明の杭頭接続構造では、補強リングと、接続枠材とは、接合されていない構造とした。そのため、場所打ちコンクリート杭の杭頭に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。その結果、場所打ちコンクリート杭の径を小さくすることができる。
また、本発明の杭頭接続構造では、補強リングには、略中央に開口を備える構造とした。そのため、トレミー管を開口に挿入し、トレミー管を支持することができる。その結果、トレミー管の水平方向の位置ずれを防止し、コンクリートを所望の位置に安定して供給することができる。
また、本発明の杭頭接続構造の施工方法では、鉄筋籠を掘削孔に挿入して設置する鉄筋籠設置工程と、鉄筋籠の外周筋より、場所打ちコンクリート杭の軸心側に、鉄筋籠から上方に突出するように配置される接続枠材であって、接続枠材の内側から下方に延在する内側引張鉄筋が取り付けられた接続枠材を、鉄筋籠に仮固定する仮固定工程と、掘削孔にコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、接続枠材の外周が剥き出しになるように、杭頭の余盛コンクリートを除去してはつり面を形成するはつり工程と、接続枠材の外側に、上方に延在する外側引張鉄筋を取り付ける外側引張鉄筋取付工程と、はつり面に接合した基礎部を構築する基礎部構築工程と、を含むこととした。そのため、場所打ちコンクリート杭の杭頭に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。また、はつり作業を実施するはつり面から、鉄筋が突出しない状態で、はつり作業を実施することができる。その結果、はつり作業を容易に実施することができる。
さらに、本発明の杭頭接続構造の施工方法において、仮固定工程では、接続枠材は、鉄筋籠の上端に取り付けられた補強リングに、仮固定部材によって仮固定され、はつり工程の後に、仮固定部材を撤去する仮固定部材撤去工程を含むこととした。そのため、簡易な方法で、補強リングを接続枠材に仮固定することができる。
実施例1の杭頭接続構造を示す断面図である。 実施例1の鉄筋籠を示す斜視図である。 実施例1の接続枠材と内側引張鉄筋と外側引張鉄筋を示す分解斜視図である。 実施例1の仮固定部材を説明する斜視図である。 実施例1の仮固定部材を説明する斜視図である。 実施例1の鉄筋籠設置工程を説明する図である。 実施例1の仮固定工程を説明する図である。 実施例1のコンクリート打設工程を説明する図である。 実施例1のはつり工程を説明する図である。 実施例1の仮固定部材撤去工程を説明する図である。 実施例1の外側引張鉄筋取付工程を説明する図である。 実施例1の基礎部構築工程を説明する図である。 杭頭接続構造とその施工方法の作用を説明する図である。 杭頭接続構造とその施工方法の作用を説明する図である。 杭頭接続構造とその施工方法の作用を説明する図である。
以下、本発明による杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法を実現する実施形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
[杭頭接続構造の構成]
図1は、実施例1の杭頭接続構造を示す断面図である。図2は、実施例1の鉄筋籠を示す斜視図である。図3は、実施例1の接続枠材と内側引張鉄筋と外側引張鉄筋を示す分解斜視図である。図4及び図5は、実施例1の仮固定部材を説明する斜視図である。以下、図1〜図5に基づいて、実施例1の杭頭接続構造の構成を説明する。
実施例1では、場所打ちコンクリート杭の杭頭と、基礎部としてのフーチング及び基礎梁との杭頭接続構造を説明する。
図1に示すように、杭頭接続構造は、地盤3の掘削孔3aに設置された場所打ちコンクリート杭1と、場所打ちコンクリート杭1の上部に配置される基礎部としてのフーチング5と基礎梁6とを備える。基礎梁6の内部には、配筋6aが配置される。フーチング5の上部には、柱7が配置される。
場所打ちコンクリート杭1は、コンクリート体30と、コンクリート体30の内部に配置される鉄筋籠10と、鉄筋籠10の上端に配置される、鉄筋籠10より小径な接続部材20と、を備える。
コンクリート体30は、掘削孔3aに配置される。すなわち、コンクリート体30は、地中に配置される。コンクリート体30は、掘削孔3aの形状に合わせて、円柱状に形成される。
(鉄筋籠)
図2に示すように、鉄筋籠10は、コンクリート体30の外径と略同じ外径の補強リング11と、補強リング11に接続された外周筋としての主筋12と、主筋12に取り付けられたフープ筋(あばら筋)13と、を備える。
補強リング11は、最外周に配置されたリング状の杭頭型枠リング11aと、杭頭型枠リング11aの内側に配置されたリング状の主筋力骨11bと、主筋力骨11bの内側に配置されたリング状の内側力骨11cと、を備える。
杭頭型枠リング11aと主筋力骨11bと内側力骨11cとは、4つの支持ブラケット11dによって支持される。4つの支持ブラケット11dは、例えば、鋼板によって形成され、内側力骨11cの周方向に、略等間隔に配置される。
杭頭型枠リング11aは、例えば、平鋼(フラットバー)を曲げ加工して、コンクリート体30の外径と同じ外径D1(例えば、1900[mm])に形成される。すなわち、杭頭型枠リング11aは、場所打ちコンクリート杭1の杭径と同じ外径D1に形成される。
主筋力骨11bは、例えば、平鋼(フラットバー)を曲げ加工して、杭頭型枠リング11aより小さなリングに形成される。主筋力骨11bは、杭頭型枠リング11aと同心状に形成される。
内側力骨11cは、例えば、平鋼(フラットバー)を曲げ加工して、主筋力骨11bより小さなリングに形成される。内側力骨11cの直径は、トレミー管の直径より若干大きく形成される。内側力骨11cは、杭頭型枠リング11aと同心状に、形成される。内側力骨11cは、補強リング11の略中央に形成された開口を構成する。
主筋12は、例えば、直径が38[mm]の異形棒鋼を使用することができる。主筋12の一端は、主筋力骨11bの外周面に、例えば溶接によって取り付けられる。主筋12は、主筋力骨11bの上端から突出しないように、主筋力骨11bに取り付けられる。主筋12は、主筋力骨11bの下方に延在するように、主筋力骨11bに取り付けられる。すなわち、主筋12は、主筋力骨11bの外周面に沿って配置された外周筋を構成する。主筋12の外径D2は、例えば、1620[mm]とすることができる。
フープ筋13は、複数の主筋12を取り囲むように、リング状に形成される。フープ筋13は、主筋12の長手方向に、等間隔に複数配置される。
(接続部材)
図3に示すように、接続部材20は、リング状の接続枠材21と、接続枠材21の内側に取り付けられた内側引張鉄筋22と、接続枠材21の外側に取り付けられる外側引張鉄筋23と、を備える。
接続枠材21は、例えば、平鋼(フラットバー)を曲げ加工して、外径D3(例えば、1400[mm])のリング状に形成される。なお、接続枠材21は、鋼管を切断して形成することもできる。
接続枠材21の厚さは、例えば、14〜16[mm]とすることができる。接続枠材21の高さHは、例えば、240[mm]とすることができる。接続枠材21は、場所打ちコンクリート杭1の軸心と同心状に配置される。
接続枠材21は、図1に示すように、鉄筋籠10の外周筋としての主筋12より、場所打ちコンクリート杭1の軸心側に配置される。接続枠材21は、補強リング11の上部に載置される。すなわち、接続枠材21は、鉄筋籠10から上方に突出するように配置される。接続枠材21は、コンクリート体30から上方に延在して、フーチング5に埋設される。
接続枠材21の内側には、コンクリート体30の上端につながる小径コンクリート体31が形成される。小径コンクリート体31は、接続枠材21の内側に充填されるように形成される。
図3に示すように、接続枠材21の内周面には、内側引張鉄筋22が取り付けられる。内側引張鉄筋22は、例えば、直径が41[mm]の開先付き異形棒鋼を使用することができる。内側引張鉄筋22の長さは、例えば2000[mm]とすることができる。内側引張鉄筋22の一端は、接続枠材21の内周面に、例えば溶接によって取り付けられる。内側引張鉄筋22の接続枠材21への溶接長は、例えば210[mm]とすることができる。
内側引張鉄筋22は、接続枠材21の上端から突出しないように、接続枠材21の下方に延在して、接続枠材21に取り付けられる。内側引張鉄筋22は、接続枠材21から下方に、例えば1700[mm]延在して、コンクリート体30に埋没される。これにより、内側引張鉄筋22は、コンクリート体30と、1700[mm]の定着長Lを有することになる。
接続枠材21の外周面には、外側引張鉄筋23が取り付けられる。外側引張鉄筋23は、例えば、直径が41[mm]の開先付き異形棒鋼を使用することができる。外側引張鉄筋23の一端は、接続枠材21の外周面に、例えば溶接によって取り付けられる。外側引張鉄筋23の接続枠材21への溶接長は、例えば210[mm]とすることができる。
外側引張鉄筋23は、接続枠材21の下端から突出しないように、接続枠材21の上方に延在して、接続枠材21に取り付けられる。外側引張鉄筋23は、接続枠材21から上方に延在して、フーチング5に埋没される。
外側引張鉄筋23は、接続枠材21の周方向で、内側引張鉄筋22と同じ位置に配置されてもよいし、異なる位置に配置されてもよい。すなわち、外側引張鉄筋23は、接続枠材21の周方向で、内側引張鉄筋22に依存しない位置に取り付けられる。
このように構成された場所打ちコンクリート杭1は、接続枠材21の外側には、コンクリート体30とフーチング5に跨る鉄筋を有しないように構成される。また、接続枠材21は、補強リング11の上端に載置され、接続枠材21と補強リング11とは、直接に接合されないように構成される。
(仮固定部材)
場所打ちコンクリート杭1が構築される過程で、接続枠材21と補強リング11とが、仮固定部材25によって、仮固定される。場所打ちコンクリート杭1の杭頭とフーチング5とが接続された状態では、仮固定部材25は、撤去されている。
図4及び図5に示すように、仮固定部材25は、鋼板を加工して形成され、帯板状の本体部25aと、本体部25aの先端に形成されたフック状のフック部25bと、を備える。
フック部25bが、接続枠材21の上端縁に引っ掛けられた状態で、本体部25aの下端の側面が、支持ブラケット11dの側面に溶接される。溶接された部分には、溶接跡26が形成される。これにより、接続枠材21は、4つの仮固定部材25によって、補強リング11に仮固定される。
[杭頭接続構造の施工方法]
図6は、実施例1の鉄筋籠設置工程を説明する図である。図7は、実施例1の仮固定工程を説明する図である。図8は、実施例1のコンクリート打設工程を説明する図である。図9は、実施例1のはつり工程を説明する図である。図10は、実施例1の仮固定部材撤去工程を説明する図である。図11は、実施例1の外側引張鉄筋取付工程を説明する図である。図12は、実施例1の基礎部構築工程を説明する図である。以下、図6〜図12に基づいて、実施例1の杭頭接続構造の施工方法を説明する。
(鉄筋籠設置工程)
図6に示すように、鉄筋籠設置工程では、例えばクレーンを使用して、地盤3に形成された掘削孔3aに鉄筋籠10を挿入して設置する。また、掘削孔3aに鉄筋籠10が設置された状態で、外側引張鉄筋23が取り付けられていない状態の接続部材20を、鉄筋籠10の内側に挿入して設置する。すなわち、内側引張鉄筋22を、主筋力骨11bと内側力骨11cとの間のスペースから挿入して、接続枠材21を、4つの支持ブラケット11dの上端に載置する。
(仮固定工程)
図7に示すように、仮固定工程では、仮固定部材25によって、接続枠材21を補強リング11に仮固定する。
(コンクリート打設工程)
図8に示すように、コンクリート打設工程では、トレミー管91を、内側力骨11cの内側に挿入して、コンクリートを打設する。
(はつり工程)
図9に示すように、はつり工程では、スタンドパイプ(ケーシング)4を撤去して、根切りを行う。また、ワイヤーソー等の工具Gや静的破砕材を使用して、杭頭の余盛コンクリート32を接続枠材21の外周面が剥き出しになるように除去してはつり面35を形成する。この際、接続枠材21の内側には、小径コンクリート体31が形成される。
はつり面35とは、余盛コンクリート32が除去されたコンクリート体30の上面であり、接続枠材21の外側の面である。
(仮固定部材撤去工程)
図10に示すように、仮固定部材撤去工程では、仮固定部材25を撤去する。
(外側引張鉄筋取付工程)
図11に示すように、外側引張鉄筋取付工程では、接続枠材21の外側に、例えば溶接によって、外側引張鉄筋23を取り付ける。外側引張鉄筋23は、図12に示す基礎梁6の配筋6aの邪魔にならない位置に配置される。
(基礎部構築工程)
図12に示すように、はつり面35上にフーチング5の下面が接合するように、フーチング5と基礎梁6を構築する。この際、接続枠材21と外側引張鉄筋23は、フーチング5に埋設される。また、根切りを行った部分に土砂3Aを埋め戻す。また、フーチング5の上に、柱7を構築する。以上の工程を経て、杭頭接続構造が施工される。
[杭頭接続構造とその施工方法の作用]
図13〜図15は、杭頭接続構造とその施工方法の作用を説明する図である。以下、実施例1の杭頭接続構造とその施工方法の作用を説明する。
実施例1の杭頭接続構造は、場所打ちコンクリート杭1の杭頭と基礎部(フーチング5,基礎梁6)とを接続する。この杭頭接続構造は、地中に配置されるコンクリート体30と、コンクリート体30の内部に配置される鉄筋籠10と、コンクリート体30から上方に延在して基礎部(フーチング5,基礎梁6)に埋設される、鉄筋籠10の外周筋(主筋12)より、場所打ちコンクリート杭1の軸心側に配置される接続枠材21と、接続枠材21の内側から下方に延在してコンクリート体30に埋設される内側引張鉄筋22と、接続枠材21の外側から上方に延在して基礎部(フーチング5,基礎梁6)に埋設される外側引張鉄筋23と、を備える。杭頭接続構造は、接続枠材21の外側には、コンクリート体30と基礎部(フーチング5,基礎梁6)に跨る鉄筋を有しない(図1)。
これにより、図14(a)に示すように、大地震等により杭頭の接続部の周辺に大きな力が作用した際に、コンクリート体30と基礎部(フーチング5,基礎梁6)との接合部からひび割れを誘発させることができる。そして、鉄筋籠10より小径の接続枠材21により、塑性変形能力を向上させて、半剛接接合にすることができる。そのため、場所打ちコンクリート杭1の杭頭に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。その結果、場所打ちコンクリート杭1の径を小さくすることができる。
圧縮力に対しては、図14(b)に示すように、コンクリート体30の全断面で受けることができる。そのため、例えば、杭頭の外径を、半径方向で狭くしたような絞った形状の杭頭接続構造と比較して、圧縮耐力を向上させることができる。
引張力に対しては、図14(c)に示すように、内側引張鉄筋22から、接続枠材21を介して、外側引張鉄筋23に伝達させることで、耐引張力を維持することができる。
せん断力に対しては、図14(d)に示すように、圧縮軸力下において、コンクリート体30と基礎部(フーチング5,基礎梁6)との接合部における摩擦抵抗により、耐せん断力を維持する。また、引張軸力下においては、内側引張鉄筋22のダボ効果で負担することができる。内側引張鉄筋22のダボ効果とは、内側引張鉄筋22のダウエル力のことであり、内側引張鉄筋22が有する軸方向と直交する方向の抵抗力のことである。
また、場所打ちコンクリート杭1の杭頭のはつり作業を実施した後に、外側引張鉄筋23を取り付けることができる。そのため、所望の場所に外側引張鉄筋23を取り付けることができる。その結果、基礎部(フーチング5,基礎梁6)の配筋と干渉を防ぐように、外側引張鉄筋23を取り付けることができる。
実施例1の杭頭接続構造において、外側引張鉄筋23は、接続枠材21の周方向で、内側引張鉄筋22に依存しない位置に取り付けられる(図13)。
これにより、外側引張鉄筋23を所望の位置に取り付けることができる。そのため、基礎部(フーチング5,基礎梁6)の配筋と干渉を防ぐように、外側引張鉄筋23を取り付けることができる。
実施例1の杭頭接続構造において、鉄筋籠10の上端には、コンクリート体30の外径と略同じ外径の補強リング11を備える(図1)。
これにより、補強リング11を目印として、余盛コンクリート32を除去するはつり作業をすることができる。そのため、容易にはつり作業を実施することができる。
実施例1の杭頭接続構造において、補強リング11と、接続枠材21とは、接合されていない(図10)。
これにより、補強リング11と接続枠材21との間の接合力を弱くして、コンクリート体30と基礎部(フーチング5,基礎梁6)との接続部からひび割れを誘発させることができる。そして、鉄筋籠10より小径の接続枠材21により、塑性変形能力を向上させることができる。そのため、場所打ちコンクリート杭1の杭頭に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。その結果、場所打ちコンクリート杭1の径を小さくすることができる。
実施例1の杭頭接続構造において、補強リング11には、略中央に開口(内側力骨11c)を備える(図8)。
これにより、トレミー管91を開口(内側力骨11c)に挿入し、トレミー管91を支持することができる。そのため、トレミー管91の水平方向の位置ずれを防止することができる。その結果、コンクリートを所望の位置に安定して供給することができる。
実施例1の杭頭接続構造の施工方法は、場所打ちコンクリート杭1の杭頭と基礎部(フーチング5,基礎梁6)とを接続する。この杭頭接続構造の施工方法は、鉄筋籠10を掘削孔3aに挿入して設置する鉄筋籠設置工程と、鉄筋籠10の外周筋(主筋12)より、場所打ちコンクリート杭1の軸心側に、鉄筋籠10から上方に突出するように配置される接続枠材21であって、接続枠材21の内側から下方に延在する内側引張鉄筋22が取り付けられた接続枠材21を、鉄筋籠10に仮固定する仮固定工程と、掘削孔3aにコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、接続枠材21の外周が剥き出しになるように、杭頭の余盛コンクリート32を除去してはつり面35を形成するはつり工程と、接続枠材21の外側に、上方に延在する外側引張鉄筋23を取り付ける外側引張鉄筋取付工程と、はつり面35に接合した基礎部(フーチング5,基礎梁6)を構築する基礎部構築工程と、を含む(図6〜図12)。
これにより、大地震等により杭頭の接続部の周辺に大きな力が作用した際に、コンクリート体30と基礎部(フーチング5,基礎梁6)との接合部からひび割れを誘発させることができる。そして、鉄筋籠10より小径の接続枠材21により、塑性変形能力を向上させて、半剛接接合にすることができる。そのため、場所打ちコンクリート杭1の杭頭に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。その結果、場所打ちコンクリート杭1の径を小さくすることができる。
また、はつり作業を実施するはつり面35から、鉄筋が突出しない状態で、はつり作業を実施することができる。そのため、鉄筋が邪魔にならないような状態で、はつり作業を実施することができる。その結果、はつり作業を容易に実施することができる。
また、外側引張鉄筋23を内側引張鉄筋22の位置に依存しない位置に取り付けることができる。そのため、所望の場所に外側引張鉄筋23を取り付けることができる。その結果、図13に示すように、基礎部(基礎梁6)の配筋6aと干渉を防ぐように、外側引張鉄筋23を取り付けることができる。
一方、図15に示すように、外側引張鉄筋923の位置が、内側引張鉄筋22の位置に基づいて決定されるような場合、外側引張鉄筋923と基礎部(基礎梁6)の配筋6aとが干渉してしまう問題がある。
また、実施例1の杭頭接続構造の施工方法では、従来の後打ちコンクリート工程を実施する必要がなくなるため、施工工程を短くすることができる。
実施例1の杭頭接続構造の施工方法において、仮固定工程では、接続枠材21は、鉄筋籠10の上端に取り付けられた補強リング11に、仮固定部材25によって仮固定され、はつり工程の後に、仮固定部材25を撤去する仮固定部材撤去工程を含む(図10)。
これにより、簡易な方法で、補強リング11を接続枠材21に仮固定することができる。
以上、本発明の杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法を実施例1に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や、追加等は許容される。
実施例1では、内側引張鉄筋22と外側引張鉄筋23を開先付き異形棒鋼とする例を示した。しかし、内側引張鉄筋と外側引張鉄筋は、竹節鉄筋や波節鉄筋やねじ節鉄筋等の異形棒鋼であってもよい。
実施例1では、内側引張鉄筋22と外側引張鉄筋23を溶接で接続枠材21に取り付ける例を示した。しかし、内側引張鉄筋と外側引張鉄筋をねじ節鉄筋として、接続枠材21に取り付けられたナットやカプラ等に取り付けてもよい。また、内側引張鉄筋と外側引張鉄筋を結束線で接続枠材21に取り付けてもよい。
実施例1では、接続枠材21をリング状とする例を示した。しかし、接続枠材としては、矩形であってもよいし、多角形であってもよい。また、接続部材は、リング状や矩形のような閉じられた形状(閉鎖された形状)に限定されず、閉じられていない形状であってもよい。
実施例1では、接続枠材21を一重のリング状に形成する例を示した。しかし、接続枠材は、二重以上のリング状に形成されてもよい。
実施例1では、接続枠材21を場所打ちコンクリート杭1の軸心と同心状に配置する例を示した。しかし、接続枠材は、場所打ちコンクリート杭1の軸心から偏芯させて配置してもよい。
実施例1では、補強リング11を、杭頭型枠リング11aと、主筋力骨11bと、内側力骨11cと、これらをつなぐ4つの支持ブラケット11dとによって形成する例を示した。しかし、補強リングは、この態様に限定されず、例えば、杭頭型枠リング11aと、主筋力骨11bと、内側力骨11cと、これらをつなぐ3つの支持ブラケット11dとによって形成されてもよい。
実施例1では、接続枠材21と補強リング11とが、仮固定部材25によって、仮固定される例を示した。しかし、接続枠材21は、例えばスポット溶接等により、補強リング11に仮固定されてもよい。
実施例1では、鉄筋籠10は、主筋12を一重の円周状に設けられる例を示した。しかし、鉄筋籠は、主筋を二重以上の円周状に設けられてもよい。
実施例1では、接続枠材21は、補強リング11の上部に載置される例を示した。しかし、接続枠材は、鉄筋籠から上方に突出するように配置されていればよく、鉄筋籠の内部から上方に突出するように配置されてもよい。この場合、圧縮軸力下、引張軸力下に関わらず、接続枠材とコンクリート体との支圧、及び、接続枠材と基礎部(フーチングや基礎梁)との支圧によって耐せん断力を維持することができる。また、接続枠材は、コンクリート体を介して、鉄筋籠から少し浮いた状態で配置されてもよい。
実施例1では、本発明の杭頭接続構造を、場所打ちコンクリート杭1の杭頭と、基礎部としてのフーチング5及び基礎梁6との杭頭接続構造とする例を示した。しかし、本発明は、場所打ちコンクリート杭の杭頭と、基礎部としての地中梁や床板との杭頭接続構造とすることもできる。
1 場所打ちコンクリート杭
3a 掘削孔
5 フーチング(基礎部の一例)
6 基礎梁(基礎部の一例)
10 鉄筋籠
11 補強リング
11c 内側力骨(開口の一例)
12 主筋(外周筋)
21 接続枠材
22 内側引張鉄筋
23 外側引張鉄筋
25 仮固定部材
30 コンクリート体
35 はつり面

Claims (7)

  1. 場所打ちコンクリート杭の杭頭と基礎部とを接続する杭頭接続構造であって、
    地中に配置されるコンクリート体と、
    前記コンクリート体の内部に配置される鉄筋籠と、
    前記コンクリート体から上方に延在して前記基礎部に埋設される、前記鉄筋籠の外周筋より、前記場所打ちコンクリート杭の軸心側に配置される接続枠材と、
    前記接続枠材の内側から下方に延在して前記コンクリート体に埋設される内側引張鉄筋と、
    前記接続枠材の外側から上方に延在して前記基礎部に埋設される外側引張鉄筋と、を備え、
    前記接続枠材の外側には、前記コンクリート体と前記基礎部に跨る鉄筋を有しない
    ことを特徴とする、杭頭接続構造。
  2. 前記外側引張鉄筋は、前記接続枠材の周方向で、前記内側引張鉄筋に依存しない位置に取り付けられる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の杭頭接続構造。
  3. 前記鉄筋籠の上端には、前記コンクリート体の外径と略同じ外径の補強リングを備える
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の杭頭接続構造。
  4. 前記補強リングと、前記接続枠材とは、接合されていない
    ことを特徴とする、請求項3に記載の杭頭接続構造。
  5. 前記補強リングには、略中央に開口を備える
    ことを特徴とする、請求項3又は4に記載の杭頭接続構造。
  6. 場所打ちコンクリート杭の杭頭と基礎部とを接続する杭頭接続構造の施工方法であって、
    鉄筋籠を掘削孔に挿入して設置する鉄筋籠設置工程と、
    前記鉄筋籠の外周筋より、前記場所打ちコンクリート杭の軸心側に、前記鉄筋籠から上方に突出するように配置される接続枠材であって、前記接続枠材の内側から下方に延在する内側引張鉄筋が取り付けられた前記接続枠材を、前記鉄筋籠に仮固定する仮固定工程と、
    前記掘削孔にコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
    前記接続枠材の外周が剥き出しになるように、前記杭頭の余盛コンクリートを除去してはつり面を形成するはつり工程と、
    前記接続枠材の外側に、上方に延在する外側引張鉄筋を取り付ける外側引張鉄筋取付工程と、
    前記はつり面に接合した前記基礎部を構築する基礎部構築工程と、を含む
    ことを特徴とする、杭頭接続構造の施工方法。
  7. 前記仮固定工程では、前記接続枠材は、前記鉄筋籠の上端に取り付けられた補強リングに、仮固定部材によって仮固定され、
    前記はつり工程の後に、前記仮固定部材を撤去する仮固定部材撤去工程を含む
    ことを特徴とする、請求項6に記載の杭頭接続構造の施工方法。
JP2019166204A 2019-09-12 2019-09-12 杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法 Active JP7304248B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019166204A JP7304248B2 (ja) 2019-09-12 2019-09-12 杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019166204A JP7304248B2 (ja) 2019-09-12 2019-09-12 杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021042606A true JP2021042606A (ja) 2021-03-18
JP7304248B2 JP7304248B2 (ja) 2023-07-06

Family

ID=74863846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019166204A Active JP7304248B2 (ja) 2019-09-12 2019-09-12 杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7304248B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113756320A (zh) * 2021-08-12 2021-12-07 中铁上海工程局集团有限公司 一种高压线下低净空超长钢筋笼分节吊装入孔的方法
CN115288116A (zh) * 2022-08-20 2022-11-04 中建一局集团第五建筑有限公司 一种静压管桩接头及其施工方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837223A (ja) * 1981-08-27 1983-03-04 Taisei Corp 場所打コンクリ−ト杭施工法
JP2005082995A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Yahagi Construction Co Ltd 杭頭部接合構造
JP2007146538A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kajima Corp 現場造成杭の杭頭処理方法
JP2008223339A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Harima Shoji:Kk 中空杭の杭頭部強化方法及び杭頭部強化用補強材
JP4451699B2 (ja) * 2004-03-31 2010-04-14 株式会社熊谷組 杭頭接合構造
JP2011184954A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Kajima Corp 杭頭引張定着筋の施工方法
JP5640768B2 (ja) * 2011-01-27 2014-12-17 株式会社大林組 杭の構築方法、杭の施工方法、及び鉄筋群の位置決め固定用の部材

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837223A (ja) * 1981-08-27 1983-03-04 Taisei Corp 場所打コンクリ−ト杭施工法
JP2005082995A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Yahagi Construction Co Ltd 杭頭部接合構造
JP4451699B2 (ja) * 2004-03-31 2010-04-14 株式会社熊谷組 杭頭接合構造
JP2007146538A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kajima Corp 現場造成杭の杭頭処理方法
JP2008223339A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Harima Shoji:Kk 中空杭の杭頭部強化方法及び杭頭部強化用補強材
JP2011184954A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Kajima Corp 杭頭引張定着筋の施工方法
JP5640768B2 (ja) * 2011-01-27 2014-12-17 株式会社大林組 杭の構築方法、杭の施工方法、及び鉄筋群の位置決め固定用の部材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113756320A (zh) * 2021-08-12 2021-12-07 中铁上海工程局集团有限公司 一种高压线下低净空超长钢筋笼分节吊装入孔的方法
CN113756320B (zh) * 2021-08-12 2024-05-17 中铁上海工程局集团有限公司 一种高压线下低净空超长钢筋笼分节吊装入孔的方法
CN115288116A (zh) * 2022-08-20 2022-11-04 中建一局集团第五建筑有限公司 一种静压管桩接头及其施工方法
CN115288116B (zh) * 2022-08-20 2023-12-05 中建一局集团第五建筑有限公司 一种静压管桩接头及其施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7304248B2 (ja) 2023-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4800899B2 (ja) 杭頭部の接合構造及び施工方法
JP5416622B2 (ja) 杭頭引張定着筋の施工方法
JP6397751B2 (ja) 鉄筋籠の上昇防止用組付体、鉄筋籠、及び場所打ち杭の施工法
JP2006291641A (ja) 杭基礎構造およびその施工方法
JP7304248B2 (ja) 杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法
KR100954967B1 (ko) 건축용 파일의 조립식 두부보강장치
JP2008231799A (ja) 免震構造
JP5616625B2 (ja) Sc杭及びその製造方法
JP6900816B2 (ja) 基礎構造、鋼管杭の杭頭構造、及び基礎構造の施工方法
JP7308871B2 (ja) 杭頭接続構造及び杭頭接続構造の施工方法
JP2016205051A (ja) 構造物の施工方法
JP5133650B2 (ja) 柱と鋼管杭の接合構造
JP4430496B2 (ja) 杭頭部の接合構造およびその施工方法
JP5008683B2 (ja) 杭頭補強部材とそれを用いた杭頭補強構造
JP4311625B2 (ja) 場所打ちコンクリート杭の施工方法およびその施工に用いる鉄筋かご
KR20190137432A (ko) Phc 파일을 이용한 흙막이 벽체
JP4451699B2 (ja) 杭頭接合構造
KR102060511B1 (ko) 흙막이 벽체용 고강도 phc 파일
JP3887248B2 (ja) コンクリート造基礎の支持構造
JP2005082995A (ja) 杭頭部接合構造
JP2009162034A (ja) 構造物基礎の工事方法
JP7409834B2 (ja) 杭頭接合構造および杭頭接合方法
JP4209314B2 (ja) 杭頭部の接合構造及び杭体の築造方法
JP6217102B2 (ja) 場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造及び方法
JP2006138096A (ja) 杭頭部の接合構造およびその施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7304248

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150