JP6217102B2 - 場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造及び方法 - Google Patents

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本発明は、場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造及び方法に関する。
場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造として、場所打ちコンクリート杭の頭部に配筋された鉄筋と基礎に配筋された鉄筋とを機械式継手等により継手したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−104336号公報 実公昭61−20108号公報
特許文献1に記載の構造では、機械式継手が、杭頭部の塑性ヒンジ領域に設けられているため、杭頭部の塑性変形性能を確保できない可能性がある。また、泥水工法によって場所打ちコンクリート杭を造成する場合、杭頭部のコンクリートの品質を確保するために、杭頭部に余盛りコンクリートを打設してこの余盛りコンクリートを斫り取り、杭頭部に気中施工によりコンクリートを後打ちしなければならないが(例えば、特許文献2参照)、余盛りコンクリートに埋設された鉄筋の存在が、斫り作業の妨げになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、場所打ちコンクリート杭の頭部の塑性変形性能を確保すると共に、余盛りコンクリートの斫り作業の作業性を向上することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造は、場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造であって、前記場所打ちコンクリート杭は、泥水中にコンクリートを打設することで形成された先打ちコンクリート部と、気中でコンクリートを打設することで前記先打ちコンクリート部の上に形成された後打ちコンクリート部と、前記先打ちコンクリート部の天端近傍から下方に延びるように配筋された杭側の鉄筋と、前記先打ちコンクリート部の天端に設けられ、前記杭側の鉄筋が挿入されたスリーブ式の機械式継手とを備え、当該機械式継手はその上端が前記先打ちコンクリート部の天端の高さに位置するように配置されており
前記基礎は、前記機械式継手により前記杭側の鉄筋と連結された基礎側の鉄筋を備える。
所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造において、前記基礎と前記後打ちコンクリート部とは互いに離間してもよく、杭径よりも小径の小径部を介して接合されてもよい。
また、本発明に係る場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合方法は、余盛り部ができるように泥水中にコンクリートを打設して前記余盛部を斫ることで先打ちコンクリート部を形成し、気中でコンクリートを打設して前記先打ちコンクリート部の上に後打ちコンクリート部を形成することによって場所打ちコンクリート杭を構築し、前記場所打ちコンクリート杭の上に基礎を構築する場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合方法であって、前記先打ちコンクリート部を形成する際に、天端近傍から下方に延びるように杭側の鉄筋を配筋すると共に、天端に前記杭側の鉄筋が挿入されるスリーブ式の機械式継手を、当該機械式継手の上端が前記天端の高さに位置するように配置し、前記余盛り部の斫り作業の後であって前記後打ちコンクリート部を形成する前に、基礎側の鉄筋を前記機械式継手により前記杭側の鉄筋に連結するものである。
前記場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合方法において、前記余盛り部の斫り作業の後であって前記後打ちコンクリート部を形成する前に、前記先打ちコンクリート部の上に杭径よりも小径の環状部材を設置し、前記後打ちコンクリート部を形成する際に、前記環状部材の下部が埋るようにコンクリートを打設し、前記基礎を構築する際に、前記環状部材の上部が埋るようにコンクリートを打設してもよい。
本発明によれば、場所打ちコンクリート杭の頭部の塑性変形性能を確保すると共に、余盛りコンクリートの斫り作業の作業性を向上することができる。
一実施形態に係る杭の頭部と基礎との接合構造を示す立断面図である。 一実施形態に係る杭と基礎との施工手順を示す立断面図である。 一実施形態に係る杭と基礎との施工手順を示す立断面図である。 一実施形態に係る杭と基礎との施工手順を示す立断面図である。 一実施形態に係る杭と基礎との施工手順を示す立断面図である。 一実施形態に係る杭と基礎との施工手順を示す立断面図である。 比較例に係る杭と基礎との施工手順を示す立断面図である。 他の実施形態に係る杭の頭部と基礎との接合構造を示す立断面図である。 他の実施形態に係る杭の頭部と基礎との施工手順を示す立断面図である。 他の実施形態に係る杭の頭部と基礎との施工手順を示す立断面図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態に係る杭20の頭部と基礎30との接合構造10を示す立断面図である。この図に示すように、接合構造10では、場所打ちコンクリート杭である杭20の頭部と基礎30の底部とが接合されている。杭20の外周部には複数の主筋22とフープ筋23とが配筋されている。一方、基礎30には、複数の主筋32が配筋されている。この主筋32は、主筋22の延長線上に配筋され、主筋32の下端は、基礎30の底面から下方へ突出している。
また、杭20の頭部には複数のスリーブ式の機械式継手26が埋設されている。各機械式継手26には、主筋22の上端及び主筋32の下端が挿入されてグラウトが充填されており、上下の主筋22、32が機械式継手26により連結されている。
杭20は、泥水工法により先打ちされた先打ちコンクリート部21と、気中施工により先打ちコンクリート部21の上に後打ちした後打ちコンクリート部28とを備えており、後打ちコンクリート部28が基礎30の底部に接合されている。杭20側の主筋22は、先打ちコンクリート部21の天端近傍から下方へ延びている。また、後打ちコンクリート部28の厚さは、0.5D(D:杭径)以上に設定されている。
ここで、機械式継手26は、上端の開口面と先打ちコンクリート部21の天端面とが面一となるように、先打ちコンクリート部21の天端に埋設されている。即ち、機械式継手26と基礎30の底面との間には、厚さ0.5D以上の後打ちコンクリート部28が介在しており、機械式継手26は、杭20の天端から0.5D以上離間している。
図2〜図6は、杭20と基礎30との施工手順を示す立断面図である。まず、図2及び図3に示すように、泥水工法により先打ちコンクリート部21を形成する。この工程では、図2に示すように、杭20の造成領域を掘削する。この際、掘削孔1内を泥水で満たして孔壁の安定を図りつつ掘削する。そして、掘削孔1内に主筋22及びフープ筋23を配筋する。また、機械式継手26を、その内部に主筋22の上端が挿入され、上端が先打ちコンクリート部21の天端の高さに位置するように配置する。ここで、機械式継手26の内部にコンクリートが入り込まないように、機械式継手26の上下の開口をテープで塞いでおく。
そして、図3に示すように、泥水で満たされた掘削孔1内にコンクリートを打設する。ここで、造成する杭20の天端は、地表面GLより下側に位置するところ、造成する杭20の天端と地表面GLとの間に余盛りコンクリート2を打設する。
次に、図4に示すように、余盛りコンクリート2の周囲を、造成する基礎30の底面の深さまで掘削した後、余盛りコンクリート2の斫り作業を実施する。この斫り作業では、機械式継手26の上端が露出するまで余盛りコンクリート2を斫り取る。ここで、余盛りコンクリート2の中に主筋22や主筋32を存在させないことによって、斫り作業の施工性を向上させている。
次に、図5に示すように、基礎30側の主筋32を、その下端が機械式継手26に挿入されるように配筋し、機械式継手26内にグラウトを充填することで、上下の主筋22、32を機械式継手26により連結する。なお、この工程を実施する前に、機械式継手26の開口を塞ぐテープを外しておく。
次に、図6に示すように、先打ちコンクリート部21の天端面の上に、気中施工によりコンクリートを後打ちすることで後打ちコンクリート部28を形成する。その後、基礎30の型枠の設置や配筋等を実施した後に、基礎30のコンクリートを打設する。以上により図1に示す杭20の頭部と基礎30との接合構造10が構築される。
以上説明したように、本実施形態に係る杭20の頭部と基礎30との接合構造10では、杭20側の主筋22が先打ちコンクリート部21の天端近傍から下方に延びるように配筋され、機械式継手26が、先打ちコンクリート部21の天端に設けられ、杭20側の主筋22が挿入されおり、基礎30に配筋された主筋32が、機械式継手26により杭20側の主筋22と連結されている。
ここで、大規模地震荷重を受けた際に杭の主筋が降伏することを前提とする場合、現在の継手工法では、継手を、杭の主筋の降伏領域から外れた位置(杭の天端から0.5D〜1.5D程度離れた位置)に設けなければならない。それに対して、本実施形態に係る接合構造10では、機械式継手26を先打ちコンクリート部21の天端に配し、その上に厚さ0.5D以上の後打ちコンクリート部28を形成したことにより、機械式継手26を、杭20の天端から0.5D以上離れた位置、即ち主筋22、32の降伏領域から外れた位置に配することができている。従って、主筋22、32の塑性変形性能を確保することができる。
また、図7に示す比較例のように、主筋4を、杭20の天端から上方に突出するように、即ち杭20と基礎30とに跨るように配筋した場合には、余盛りコンクリート2の中に主筋4が存在するため、余盛りコンクリート2の斫り作業が難しくなる。それに対して、本実施形態に係る接合構造10では、先打ちコンクリート部21の天端に配した機械式継手26により、基礎30側の主筋22と基礎30側の主筋32とを連結するように構成したことによって、余盛りコンクリート2の斫り作業を実施した後に、基礎30側の主筋32を配筋することができる。従って、余盛りコンクリート2の斫り作業を、余盛りコンクリート2の中に主筋が存在しない状態で実施できるので、作業性を向上することができる。
図8は、他の実施形態に係る杭20と基礎30との接合構造100をを示す立断面図である。この図に示すように、接合構造100では、地震時の水平力により杭頭部に生じる曲げモーメントを低減することを目的として、場所打ちコンクリート杭である杭20の頭部と基礎30の底部とが、杭径よりも小径の鋼管コンクリート110を介して接合されている。
杭20の外周部には複数の主筋22とフープ筋23とが配筋され、杭20の頭部の内周部には複数の芯鉄筋24が配筋されている。一方、基礎30には、複数の芯鉄筋34が配筋されている。この芯鉄筋34は、芯鉄筋24の延長線上に配筋され、芯鉄筋34の下端は、基礎30の底面から下方へ突出している。また、各機械式継手26には、芯鉄筋24の上端及び芯鉄筋34の下端が挿入されてグラウトが充填されており、上下の芯鉄筋24、34が機械式継手26により連結されている。
鋼管コンクリート110は、上部が基礎30に埋り込み、下部が後打ちコンクリート部28に埋り込むように配されている。また、鋼管コンクリート110の周囲には、砕石等の緩衝材102が配されており、この緩衝材102が、後打ちコンクリート部28と基礎30との底面との間に介在している。また、鋼管コンクリート110は、杭径よりも小径の鋼管112と、その内部に充填されたコンクリートとを備えている。鋼管112には、芯鉄筋34が挿通されている。
ここで、鋼管コンクリート110の底部と先打ちコンクリート部21の天端面との間には後打ちコンクリート部28のコンクリートが介在しており、その厚さの分だけ、機械式継手26が鋼管コンクリート110の底部から離間している。そして、本実施形態においても、機械式継手26は、杭20の天端から0.5D以上離間している。
図9及び図10は、本実施形態に係る杭20と基礎30との接合部の施工手順を示す立断面図である。なお、余盛りコンクリート2の斫り作業までの手順は、上述の実施形態と同様であり、余盛りコンクリート2の中に芯鉄筋24や芯鉄筋34を存在させないことによって、斫り作業の施工性を向上させている点は同様である。
余盛りコンクリート2の斫り作業の後は、図9に示すように、基礎30側の芯鉄筋34を、下端が機械式継手26に挿入されるように配筋し、機械式継手26内にグラウトを充填して上下の芯鉄筋34を継手する。なお、この工程を実施する前に、機械式継手26の開口を塞ぐテープを外しておく。また、鋼管コンクリート110の鋼管112を、先打ちコンクリート部21の天端面上に設置する。ここで、鋼管112の下部に脚部114を設けておき、鋼管112を先打ちコンクリート部21の天端面から浮いた状態にする。
次に、図10に示すように、先打ちコンクリート部21の天端面の上に、気中施工によりコンクリートを後打ちすることで後打ちコンクリート部28を構築する。その後、緩衝材102を、鋼管112の周囲且つ先打ちコンクリート部21の天端面の上に敷設し、基礎30の型枠の設置や配筋を実施した後に、基礎30のコンクリートを打設する。この際、コンクリートを鋼管112の中に充填して鋼管コンクリート110を形成する。以上により、図8に示す杭20の頭部と基礎30との接合構造100が構築される。
以上説明したように、本実施形態に係る杭20の頭部と基礎30との接合構造100では、基礎30と後打ちコンクリート部28とが互いに離間し、杭径よりも小径の小径部である鋼管コンクリート110を介して接合されている。これによって、地震力が作用した際に杭20の頭部に生じる曲げモーメントを低減することができる。
そして、杭20側の芯鉄筋24が先打ちコンクリート部21の天端近傍から下方に延びるように配筋され、機械式継手26が、先打ちコンクリート部21の天端に設けられ、杭20側の芯鉄筋24が挿入されおり、基礎30に配筋された芯鉄筋34が、機械式継手26により杭20側の芯鉄筋24と連結されている。これによって、機械式継手26を、杭20の天端から0.5D以上離れた位置、即ち芯鉄筋24、34の降伏領域から外れた位置に配することができ、芯鉄筋24、34の塑性変形性能を確保することができる。
また、上述の実施形態に係る接合構造10と同様に、先打ちコンクリート部21の天端に配した機械式継手26により杭20側の芯鉄筋24と基礎30側の芯鉄筋34とを連結するように構成したことによって、余盛りコンクリート2の斫り作業を実施した後に、基礎30側の芯鉄筋34を配筋することができる。従って、余盛りコンクリート2の斫り作業を、余盛りコンクリート2の中に芯鉄筋が存在しない状態で実施できるので、作業性を向上することができる。
なお、上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。例えば、上述の実施形態では、機械式継手26を、その上端面と先打ちコンクリート部21の天端面とが面一となるように先打ちコンクリート部21に埋設したが、機械式継手26を、その上端が先打ちコンクリート部21の天端より上に位置するように先打ちコンクリート部21に埋設してもよい。また、大規模地震荷重を受けた際に主筋や芯鉄筋が降伏することを前提にしない場合には、機械式継手26を、杭20の天端から0.5D以上離して配することは必須ではない。
また、基礎30側の主筋32及び芯鉄筋34を、直線状の鉄筋としたが、途中で屈曲させてもよい。例えば、基礎30の厚みが小さい場合に鉄筋の定着長を確保するために、L字状に構成すればよい。さらに、上述の他の実施形態では、小径部を構成する環状部材として鋼管を用いたが、プレキャストコンクリート造のリング等の他の環状部材を用いてもよい。
1 掘削孔、2 余盛りコンクリート、4 主筋、10 接合構造、20 杭、21 先打ちコンクリート部、22 主筋、23 フープ筋、24 芯鉄筋、26 機械式継手、28 後打ちコンクリート部、30 基礎、32 主筋、34 芯鉄筋、100 接合構造、102 緩衝材、110 鋼管コンクリート、112 鋼管、114 脚部

Claims (4)

  1. 場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造であって、
    前記場所打ちコンクリート杭は、泥水中にコンクリートを打設することで形成された先打ちコンクリート部と、気中でコンクリートを打設することで前記先打ちコンクリート部の上に形成された後打ちコンクリート部と、前記先打ちコンクリート部の天端近傍から下方に延びるように配筋された杭側の鉄筋と、前記先打ちコンクリート部の天端に設けられ、前記杭側の鉄筋が挿入されたスリーブ式の機械式継手とを備え、当該機械式継手はその上端が前記先打ちコンクリート部の天端の高さに位置するように配置されており
    前記基礎は、前記機械式継手により前記杭側の鉄筋と連結された基礎側の鉄筋を備える場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造。
  2. 前記基礎と前記後打ちコンクリート部とは互いに離間し、杭径よりも小径の小径部を介して接合されている請求項1に記載の場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合構造。
  3. 余盛り部ができるように泥水中にコンクリートを打設して前記余盛部を斫ることで先打ちコンクリート部を形成し、気中でコンクリートを打設して前記先打ちコンクリート部の上に後打ちコンクリート部を形成することによって場所打ちコンクリート杭を構築し、前記場所打ちコンクリート杭の上に基礎を構築する場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合方法であって、
    前記先打ちコンクリート部を形成する際に、天端近傍から下方に延びるように杭側の鉄筋を配筋すると共に、天端に前記杭側の鉄筋が挿入されるスリーブ式の機械式継手を、当該機械式継手の上端が前記天端の高さに位置するように配置し、
    前記余盛り部の斫り作業の後であって前記後打ちコンクリート部を形成する前に、基礎側の鉄筋を前記機械式継手により前記杭側の鉄筋に連結する場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合方法。
  4. 前記余盛り部の斫り作業の後であって前記後打ちコンクリート部を形成する前に、前記先打ちコンクリート部の上に杭径よりも小径の環状部材を設置し、
    前記後打ちコンクリート部を形成する際に、前記環状部材の下部が埋るようにコンクリートを打設し、前記基礎を構築する際に、前記環状部材の上部が埋るようにコンクリートを打設する請求項3に記載の場所打ちコンクリート杭の頭部と基礎との接合方法。
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