JP2021041482A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】第2アーム内の密閉を確保しながら、ケーブル支持部材をインターフェイス部材の近くに配置することができるロボットを提供すること。【解決手段】このロボット1は、ベース100と、ベースに支持された第1アーム10と、第1アームに軸線周りに揺動可能に支持された第2アーム20とを備え、第2アームが第1アームに揺動可能に支持されたアーム本体25とアーム本体に取付けられたカバー26と、を有するものであり、カバーに取付けられ、ケーブルCAaおよび管Paの少なくとも一方が接続されたインターフェイス部材28とアーム本体25に一端が固定され他端がインターフェイス部材28に設けられた孔28a又は切欠きを通過して第2アーム外に露出するケーブル支持部材50とケーブル支持部材とインターフェイス部材との間をシールし、インターフェイス部材に対するケーブル支持部材の前記軸線に沿った方向への移動を許容するシールとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットに関するものである。
従来、ベースと、ベースに第1軸線周りに揺動可能に支持された第1アームと、第1アームに第1軸線と平行な第2軸線周りに揺動可能に支持された第2アームと、第2アームに第2軸線と平行な軸線周りに回転可能に、且つ、前記軸線に沿って移動可能に支持された円筒状の第3アームと、第3アームの下端に取付けられたツールとを備える水平多関節型のロボットが知られている。例えば、特許文献1が以下に示されている。
特開2012−218118号公報
前記ロボットは、ツール用のケーブルおよび管が第2アームの上面から外部に延びると共に、当該ケーブルおよび管が円筒状の第3アーム内を通過して第3アームの下端のツールに接続される。ここで、第2アームの上面から延びるケーブルおよび管がロボットの動作によって大きく揺られないように、ケーブルおよび管を固定するためのケーブル支持部材が第2アームに固定されている。当該ケーブル支持部材は、第2アームの底面に固定された底面部と、底面部の両端からそれぞれ上方に向かって延びる一対の上下方向延設部と、一対の上下方向延設部の上端同士を接続する水平方向延設部とを備えている。ケーブルおよび管は上下方向延設部および水平方向延設部の少なくとも一方にインシュロック等によって固定される。
ここで、水平多関節型のロボットは、作業効率を向上するために、第1アームおよび第2アームが高速で揺動する場合が多い。このため、ケーブルおよび管を第2アームに固定するためのケーブル支持部材が軽量であり、且つ、揺動に対する剛性を有することが好ましい。
軽量化および高剛性化のために、ケーブル支持部材を短くし、第2アームの上面を構成するカバーに固定することも考えられる。例えば、第2アームのカバーの上面に固定された金属製のインターフェイス部材に短いケーブル支持部材を固定することも考えられる。しかし、カバーはプラスチック製であることが多いので、第2アーム部材が高速で揺動する状況では、カバーの上面のインターフェイス部材にケーブル支持部材を安定して固定することができない。
他の案として、第2アームを構成する金属製のアーム本体にケーブル支持部材の下端を固定し、ケーブル支持部材の上端側をインターフェイス部材に設けられた孔を介して第2アームの外部に露出させることも可能である。ここで、多くの場合、第2アーム内は密閉しなければならない。当該密閉のために、インターフェイス部材とケーブル支持部材とを密着固定させることも考えられる。しかし、このように構成すると、アーム本体に対するインターフェイス部材の高さ位置が固定される。一方、インターフェイス部材とカバーとの間も密閉する必要があり、カバーとアーム本体との間も密閉する必要がある。このため、インターフェイス部材とケーブル支持部材とを密着固定させると、各部品の寸法誤差、組立誤差等の影響で、何れかのシール部に隙間が生じ、第2アーム内を密閉できなくなる可能性がある。
前述の事情に鑑み、第2アーム内の密閉を確保しながら、ケーブル支持部材をインターフェイス部材の近くに配置することができるロボットが望まれる。
本開示の一態様は、ベースと、前記ベースに第1軸線周りに揺動可能に支持された第1アームと、前記第1アームに前記第1軸線と平行な第2軸線周りに揺動可能に支持された第2アームと、を備えたロボットであって、前記第2アームが、前記第1アームに前記第2軸線周りに揺動可能に支持されたアーム本体と、前記アーム本体に取付けられたカバーと、を有するものであり、前記カバーに取付けられ、ケーブルおよび管の少なくとも一方が接続されたインターフェイス部材と、前記アーム本体に一端が固定され、他端が前記インターフェイス部材に設けられた孔又は切欠きを通過して前記第2アーム外に露出するケーブル支持部材と、前記ケーブル支持部材と前記インターフェイス部材との間をシールし、前記インターフェイス部材に対する前記ケーブル支持部材の第2軸線に沿った方向への移動を許容するシールと、を備える。
本発明の一実施形態に係るロボットの斜視図である。 本実施形態のロボットの側面図である。 本実施形態のロボットの制御装置のブロック図である。 本実施形態のロボットの第2アームの一部断面図である。 本実施形態のロボットの第2アームの断面図である。 本実施形態のロボットの第2アームの要部断面図である。 本実施形態の第1変形例に係るロボットの斜視図である。 本実施形態の第1変形例に係るロボットの第2アームの要部断面図である。 本実施形態の第2変形例に係るロボットの第2アームの断面図である。
本発明の一実施形態に係る水平多関節型のロボット1が、図面を用いながら以下説明されている。
本実施形態の水平多関節型のロボット1は、図1および図2に示されるように、ベース100と、ベース100に上下方向に延びる第1軸線AX1周りに揺動可能に支持された第1アーム10とを備える。また、ロボット1は、第1アーム10に上下方向に延びる第2軸線AX2周りに揺動可能に支持された第2アーム20と、第2アーム20に支持された第3アーム30とを備えている。ロボット1は制御装置40によって制御されるものである。
図1および図2に示されるように、第1アーム10の基端側がベース100に第1軸線AX1周りに揺動可能に支持され、第2アーム20の基端側が第1アーム10の先端側に第2軸線AX2周りに揺動可能に支持されている。また、第3アーム30は上下方向に延びるシャフト状部材であり、第2アーム20の先端側に上下方向に移動可能、且つ、上下方向に延びる軸線AX周りに回転可能に支持されている。ベース100は中空部を有しており、下方に開口していてもよい。
図2に示されるように、ベース100内にはサーボモータ等である第1軸モータ11が取付けられ、第1軸モータ11が駆動されると第1アーム10が第1軸線AX1周りに揺動する。第2アーム20内には第2アーム20を揺動させるためのサーボモータ等である第2軸モータ22が取付けられている。また、第2アーム20内には、第3アーム30を軸線AXに沿って移動させるためのサーボモータ等である第3軸モータ23が取付けられ、また、第3アーム30を軸線AX周りに回転させるための第4軸モータ24が取付けられている。
第3アーム30は、図5に示されるように、ボールねじナット31およびボールスプラインナット32を用いて第2アーム20の先端側に支持されている。このような構造は例えば特開2014−4638等に開示があるように公知であるため、詳述はしない。一例では、ボールねじナット31が第2アーム20の先端側に軸線AX周りに回転可能に支持され、ボールスプラインナット32も第2アーム20の先端側に軸線AX周りに回転可能に支持されている。ボールスプラインナット32とボールねじナット31は上下方向に並んでいる。第3軸モータ23の回転力がベルト31aを介してボールねじナット31に伝達され、これによりボールねじナット31が回転する。一方、第4軸モータ24の回転力がベルト32aを介してボールスプラインナット32に伝達され、これによりボールスプラインナット32が回転する。
第3アーム30はボールねじスプラインシャフトであり、第3アーム30の外周面には、ボールねじナット31の金属球が係合するらせん状のボールねじ溝(図示せず)と、ボールスプラインナット32の金属球が係合するスプライン溝(図示せず)とが設けられている。
このため、第3軸モータ23によってボールねじナット31が回転すると第3アーム30が軸線AXに沿って移動し、第4軸モータ24によってボールスプラインナット32が回転すると第3アーム30が軸線AX周りに回転する。
制御装置40は、図3に示されるように、CPU等のプロセッサ41と、表示装置42と、不揮発性ストレージ、ROM、RAM等を有する記憶部43と、キーボード、タッチパネル、操作盤等である入力装置44と、信号の送受信を行うための送受信部45と、各モータ11,22,23,24にそれぞれ接続されたサーボ制御器46とを備えている。
記憶部43にはシステムプログラム43aが格納されており、システムプログラム43aは制御装置40の基本機能を担っている。また、記憶部43には動作プログラム43bが格納されている。制御装置40は、動作プログラム43bに基づき、各モータ11,22,23,24を制御するための制御指令をサーボ制御器46に送ると共に、第3アーム30の下端に設けられたハンド等のツール33の駆動装置33a(図3)に電力、制御指令等を送り、これによりロボット1が作業を行う。駆動装置33aはモータ等である。
ロボット1と制御装置40とは信号線、動力線等である複数のケーブルCA、流体を供給するための管P等を用いて接続されている。本実施形態では、各モータ11,22,23,24に電力を供給する電源装置(図示せず)が制御装置40内に設けられているが、電源装置が制御装置40と別に設けられていてもよい。
図2に示されるように、一部のケーブルCAおよび一部の管Pの一端側はベース100内に配置され、その他端側は第2アーム20内に配置されている。
複数のケーブルCAおよび複数の管Pの一部が、図2に示されるコンジットCを介して、ベース100から第2アーム20に導かれてもよい。なお、図2以外にはコンジットCを図示していない。
図1および図2に示されるように、第2アーム20は、第1アーム10に第2軸線AX2周りに揺動可能に支持されたアーム本体25と、アーム本体25に取付けられたカバー26とを有する。
アーム本体25は例えば金属製であり、第3アーム30を支持している。第3アーム30を支持できるならば、アーム本体25は他の材質から形成されていてもよい。本実施形態では、アーム本体25は、モータ22〜24、ボールねじナット31、ボールスプラインナット32、およびこれらをアーム本体25に固定するためのフレーム、部材等を有する。
本実施形態では、アーム本体25の上面側に2軸モータ22、3軸モータ23、および4軸モータ24が固定されている。アーム本体25のモータ22〜24が固定された側は、カバー26によって覆われている。つまり、モータ22〜24は、アーム本体25およびカバー26によって囲われた空間S内に配置されている。
図4および図5に示されるように、アーム本体25におけるモータ22〜24が固定された側の周縁には第1シール27が取付けられ、第1シール27はアーム本体25とカバー26との間に配置されている。第1シール27は例えばゴム状弾性を有する材料から成り、アーム本体25の周縁に沿った形状を有する。ゴム状弾性を有する材料は、ゴム、シリコン等である。
図4および図5に示されるように、カバー26の一部には開口部26aが形成され、開口部26aの周縁にインターフェイス部材28が複数のボルト(締結部材)Bによって取付けられている。インターフェイス部材28がカバー26に取付けられることによって開口部26aが閉鎖される。インターフェイス部材28は、例えば金属製であり、厚さ方向一方の面および他方の面にそれぞれ突出している複数の接続部28cを備えている。各接続部28cはケーブルCA、管P等のためのコネクタである。本実施形態では、厚さ方向一方の面は前記空間S側の面である。
前述のように、一部のケーブルCAおよび一部の管Pの他端側は第2アーム20内に配置され、当該一部のケーブルCAおよび一部の管Pの他端はそれぞれ接続部28cに接続されている(図4)。また、インターフェイス部材28の厚さ方向他方の面の接続部28cにそれぞれ先端側ケーブルCAaの一端および先端側管Paの一端がそれぞれ接続されている。先端側ケーブルCAaの他端側および先端側管Paの他端側は第3アーム30内を挿通し、先端側ケーブルCAaの他端および先端側管Paの他端はツール33に接続されている。
開口部26aの周縁には第2シール29が取付けられ、第2シール29はカバー26とインターフェイス部材28との間に配置されている。第2シール29は例えばゴム状弾性を有する材料から成り、カバー26の開口部26aの周縁に沿った形状を有する。ゴム状弾性を有する材料は、ゴム、シリコン等である。図4に示されるように、インターフェイス部材28の一部28dがボルトBによってアーム本体25に固定されていてもよい。
図1、図5、および図6に示されるように、インターフェイス部材28には、インターフェイス部材28を厚さ方向に貫通する孔28aが形成されている。一方、孔28a内には略円柱形状を有するアーム側部材51が配置されている。アーム側部材51は本実施形態では金属製であるが、強度を確保できるのであれば他の材質を用いることも可能である。アーム側部材51の一端は締結部材であるボルトB等によってアーム本体25に固定され、アーム側部材51の他端側は孔28aを通過して第2アーム20外に露出している。
図1、図5等に示されるように、ケーブル取付部材52の一端はアーム側部材51の他端にボルトB等の締結部材を用いて固定され、ケーブル取付部材52は、その一端から他端に向かって、主に第2軸線AX2に沿った方向に延びている。
図1に示されるように、ケーブル取付部材52の他端には、インシュロックと称される結束バンド等の固定部材Fを用いて、前記先端側ケーブルCAaおよび前記先端側管Paが固定されている。より具体的には、先端側ケーブルCAaおよび先端側管Paにおける接続部28cと第3アーム30との間がケーブル取付部材52の他端に固定されている。
本実施形態では、ケーブル取付部材52は金属製の板状部材に曲げ加工を行うことによって形成されている。ケーブル取付部材52の他端には第2軸線AX2に直交する方向に延びる固定部52aが形成され、固定部52aに先端側ケーブルCAおよび先端側管Pが固定されている。
本実施形態では、アーム側部材51とケーブル取付部材52によってケーブル支持部材50が構成されている。
図5および図6に示されるように、インターフェイス部材28の厚さ方向一方の面にはカバー側部材53が締結部材である複数のボルトBによって固定されている。カバー側部材53は金属、プラスチック等から成り、リング形状を有する。カバー側部材53はインターフェイス部材28の孔28aに対応する位置に設けられ、カバー側部材53の孔はインターフェイス部材28の孔28aと位置が揃っている。カバー側部材53とインターフェイス部材28との間は図示しないシール部材等によってシールされている。カバー側部材53の内周面にはシール用溝53aが設けられ、シール用溝53aはカバー側部材53の内周面の全周に亘って設けられている。シール用溝53a内にはOリング又はオイルシールであるシール53bが配置されている。
ケーブル支持部材50のアーム側部材51はカバー側部材53内を挿通しており、シール53bはアーム側部材51の外周面に接触している。一方、アーム側部材51の外径はインターフェイス部材28の孔28aの内径およびカバー側部材53の孔の内径よりも小さい。シール53bはアーム側部材51とカバー側部材53との間をシールしており、シール53bは、インターフェイス部材28およびカバー側部材53に対するアーム側部材51の第2軸線AX2に沿った方向への移動を許容する。
なお、上記実施形態では、アーム側部材51の他端は、インターフェイス部材28に設けられた孔28aから露出している。代わりに、図7に示されるように、インターフェイス部材28に切欠き28bを設け、カバー26において切欠き28bに対応する位置に切欠き26bを設け、アーム側部材51の他端が、切欠き26b,28bから吐出してもよい。この場合、図7および図8に示されるように、インターフェイス部材28および/又はカバー26における切欠き26b,28bに対応する位置にオイルシール等のシール53bが固定される。
例えば、シール53bがインターフェイス部材28の金属片28dに溶接によって固定される。この場合でも、インターフェイス部材28およびカバー26と、アーム側部材51との間が、シール53bによってシールされる。また、インターフェイス部材28およびカバー26に対し、アーム側部材51は第2軸線AX2に沿った方向に移動可能である。上記のようにシール53bを固定する代わりに、インターフェイス部材28にカバー側部材53が固定され、カバー側部材53とアーム側部材51との間がシール53bによってシールされてもよい。
また、上記実施形態では、ケーブル支持部材50がアーム側部材51とケーブル取付部材52とから成るものを示した。代わりに、ケーブル支持部材50がアーム側部材51だけを有していてもよい。この場合、アーム側部材51が少し長くなり、アーム側部材51の他端に、固定部材Fを用いて、前記先端側ケーブルCAaおよび前記先端側管Paが固定される。なお、ケーブル支持部材50がアーム側部材51とケーブル取付部材52とから成る方が、ケーブル支持部材50の上端側を軽量化することができ、且つ、ケーブル支持部材50の上端側の設計の自由度が高くなる。
本実施形態では、第2アーム20のカバー26にインターフェイス部材28が取付けられている。また、ケーブル支持部材50の一端が第2アーム20のアーム本体25に固定され、ケーブル支持部材50の他端であるケーブル取付部材52がインターフェイス部材28に設けられた孔28a又は切欠き28bを通過して第2アーム20外に露出している。また、シール53bがケーブル支持部材50とインターフェイス部材28との間をシールしている。
このため、第2アーム20内の密封を確保しながら、ケーブル支持部材50をインターフェイス部材28の近くに配置することができる。また、シール53bはインターフェイス部材28に対するケーブル支持部材50の第2軸線AX2に沿った方向の移動を許容するので、各部品の寸法誤差、組立誤差等があっても、第1シール27によるシール、第2シール29によるシール、およびシール53bによるシールを確保することができる。これは、第2アーム20内の密封を確保するために有利である。
また、本実施形態では、ケーブル支持部材50はアーム側部材51およびケーブル取付部材52を有する。アーム側部材51は、一端がアーム本体25に固定され、他端が孔28a又は切欠き28bを通過して第2アーム20外に露出する。ケーブル取付部材52は、一端がアーム側部材51に固定され、他端側にケーブルCAa、管Pa等が取付けられる。当該構成は、ケーブル取付部材52の設計の自由度が高くなり、ケーブル取付部材52の軽量化を図ることも可能となる。
また、本実施形態では、インターフェイス部材28の孔28a又は切欠き28bに対応する位置には、リング状のカバー側部材53が取付けられ、シール53aはカバー側部材53とケーブル支持部材50との間をシールする。当該構成では、シール53とインターフェイス部材28との間のシールを容易且つ確実に行いながら、カバー側部材53とケーブル支持部材50との間のシールも確実に行うことができる。
また、本実施形態では、シール53bはOリング又はオイルシールである。当該構成は、インターフェイス部材28とケーブル支持部材50との間のシールを安価且つ確実に実現するために有利である。
なお、図9に示されるように、アーム側部材51が台座51aを有していてもよい。この場合、台座51aの下に第2アーム20の構成部材を配置することが可能となる。また、アーム本体25においてモータ22,23,24等を固定しているフレーム、部材等にアーム側部材51の一端が固定されてもよい。
1 ロボット
11 第1軸モータ
10 第1アーム
20 第2アーム
22 第2軸モータ
23 第3軸モータ
24 第4軸モータ
25 アーム本体
26 カバー
26a 開口部
27 第1シール
28 インターフェイス部材
28a 孔
28b 切欠き
29 第2シール
30 第3アーム
50 ケーブル支持部材
51 アーム側部材
52 ケーブル取付部材
53 カバー側部材
53b シール
100 ベース
CA ケーブル
P 管
CAa 先端側ケーブル
Pa 先端側管
AX1 第1軸線
AX2 第2軸線

Claims (4)

  1. ベースと、
    前記ベースに第1軸線周りに揺動可能に支持された第1アームと、
    前記第1アームに前記第1軸線と平行な第2軸線周りに揺動可能に支持された第2アームと、を備えたロボットであって、
    前記第2アームが、前記第1アームに前記第2軸線周りに揺動可能に支持されたアーム本体と、前記アーム本体に取付けられたカバーと、を有するものであり、
    前記カバーに取付けられ、ケーブルおよび管の少なくとも一方が接続されたインターフェイス部材と、
    前記アーム本体に一端が固定され、他端が前記インターフェイス部材に設けられた孔又は切欠きを通過して前記第2アーム外に露出するケーブル支持部材と、
    前記ケーブル支持部材と前記インターフェイス部材との間をシールし、前記インターフェイス部材に対する前記ケーブル支持部材の第2軸線に沿った方向への移動を許容するシールと、を備えるロボット。
  2. 前記ケーブル支持部材が、前記アーム本体に一端が固定され、他端が前記孔又は前記切欠きを通過して前記第2アーム外に露出するアーム側部材と、前記アーム側部材に一端が固定され、他端側に前記ケーブルおよび前記管の前記少なくとも一方が取付けられるケーブル取付部材と、を有する、請求項1に記載のロボット。
  3. 前記インターフェイス部材の前記孔又は前記切欠きに対応する位置には、リング状のカバー側部材が取付けられ、
    前記シールが、前記カバー部材と前記ケーブル支持部材との間をシールする、請求項1又は2に記載のロボット。
  4. 前記シールは、Oリング又はオイルシールである、請求項1〜3の何れかに記載のロボット。
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