JP2003136464A - スカラ型ロボット - Google Patents

スカラ型ロボット

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JP2003136464A
JP2003136464A JP2001331549A JP2001331549A JP2003136464A JP 2003136464 A JP2003136464 A JP 2003136464A JP 2001331549 A JP2001331549 A JP 2001331549A JP 2001331549 A JP2001331549 A JP 2001331549A JP 2003136464 A JP2003136464 A JP 2003136464A
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arm
tie bar
shaft
work shaft
cover
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JP2001331549A
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Makoto Kamogawa
良 加茂川
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摺動部分や嵌合部分に切削粉や塵埃などの異
物が付着することがないスカラ型ロボットを提供する。 【解決手段】 作業軸5およびタイバー26を昇降させ
る昇降装置24を備える。前記作業軸5の支持部と、タ
イバー26を支持する軸受41とを覆うカバー13を第
2のアーム4に着脱自在に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回動式アームの回
動端部に作業軸を往復移動自在に設けたスカラ型ロボッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスカラ型ロボットとして
は、例えば特開平11−170184号公報に開示され
たものがある。この公報に示されたスカラ型ロボット
は、基台に水平方向へ延びる第1のアームを水平方向へ
回動自在に設けるとともに、この第1のアームの回動端
部の上部に水平方向へ延びる第2のアームを水平方向に
回動自在に設け、この第2のアームの回動端部に作業軸
を設けている。前記作業軸は、軸線が上下方向を指向
し、第2のアームに上下方向へ移動自在に支持させると
ともに、回転自在に支持させている。前記第1のアーム
を駆動するモータは基台内に設け、第2のアームを駆動
するモータは、第2のアームの基端部に設けている。ま
た、第2のアームには、前記作業軸を回転駆動するため
の回転駆動装置と、作業軸を昇降させる昇降装置とを支
持させている。
【0003】前記回転駆動装置は、第2のアームの回動
端部に軸受によって回転自在に支持させたボールスプラ
インナットと、このボールスプラインナットにベルト式
伝動装置を介して接続した駆動用モータなどによって構
成し、昇降装置は、第2のアームの回動端部に軸受によ
って回転自在に支持させたボールねじナットと、このボ
ールねじナットにベルト式伝動装置を介して接続した駆
動用モータなどによって構成している。前記ボールスプ
ラインナットとボールねじナットは、同一軸線上に配設
し、作業軸を嵌合させている。
【0004】また、前記第2のアームには、ここに搭載
した上記各部材(回転駆動装置および昇降装置など)を
覆うカバーを備えている。このカバーには、作業軸が上
方に移動したときにカバーによって作業軸の移動が干渉
されることがないように、作業軸と対応する部分に貫通
穴が形成されている。
【0005】さらに、前記第2のアームの回動端部に
は、作業軸が振れるのを防ぐために2本のタイバーを設
けている。これらのタイバーは、第2のアームの両側方
で上下方向に延びるように設けており、第2のアームの
両側部に設けた軸受に上下方向に移動自在に支持させ、
下端部を作業軸に連結部材を介して接続している。前記
軸受は、前記カバーの外に配設されている。前記タイバ
ーは、作業軸が上下方向に移動するときに作業軸と一体
的に上下方向に移動する。このようにタイバーを作業軸
に接続することによって、第2のアームを旋回させたり
して作業軸に横方向の曲げモーメントが作用したとき
に、タイバーによって作業軸を支えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように構成したスカラ型ロボットにおいては、カバー
の構造に問題があった。すなわち、前記カバーは、タイ
バー支持用の軸受を覆うことができないからである。タ
イバーを軸支する前記軸受とタイバーとの間には微小と
はいえクリアランスがあり、このクリアランスを形成す
る隙間に切削粉や塵埃などの異物が侵入し易くなるから
である。前記軸受とタイバーとの間の前記隙間に異物が
侵入すると、摺動部分が傷ついたり磨耗し易くなる。
【0007】この磨耗が進行すると、タイバーと軸受と
の間の前記隙間が広くなり、タイバーが軸受に対して傾
動するようになって作業軸の振れをタイバーで抑えるこ
とができなくなる。また、前記隙間に異物が噛み込まれ
てタイバーが固着してしまうおそれもある。
【0008】さらに、前記カバーに形成した作業軸挿通
用の開口は、作業軸が回転したり上下方向に移動すると
きに開口縁に接触することがないように、クリアランス
をもたせた寸法をもって形成しており、このクリアラン
スを形成する隙間からカバー外の切削粉や塵埃などの異
物が侵入するおそれもあった。異物が前記開口部からカ
バー内に侵入すると、ボールねじナット、ボールスプラ
インナット、これらを支持する軸受などの摺動部分や嵌
合部分が損傷し、作動不良を起こすことがある。
【0009】前記開口部にシール部材を介装することに
よって切削粉や塵埃の侵入を阻止することはできる。し
かし、作業軸は、ボールねじナットやボールスプライン
ナットに係合する溝が外周面に多数形成されているため
に、この作業軸に擦れることによってシール部材が早期
に磨耗してしまう。すなわち、シール部材を頻繁に交換
しなければならず、ランニングコストが高くなってしま
う。
【0010】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、摺動部分や嵌合部分に切削粉や塵埃
などの異物が付着することがないスカラ型ロボットを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係るスカラ型ロボットは、作業軸およびタ
イバーを移動させる移動装置と、前記作業軸の支持部
と、前記タイバーの支持部とを覆うカバーをアームに着
脱自在に取付けたものである。本発明によれば、前記移
動装置と、作業軸およびタイバーの支持部とに切削粉や
塵埃などの異物が付着するのをカバーによって阻止する
ことができる。
【0012】請求項2に記載した発明に係るスカラ型ロ
ボットは、請求項1に記載した発明に係るスカラ型ロボ
ットにおいて、カバーは、作業軸における支持部より上
方に延在する後端部と、タイバーにおける支持部より他
端側へ延在する端部とを覆うように形成されているもの
である。この発明によれば、作業軸とタイバーを挿通さ
せるための開口をカバーに形成しなくてよく、切削粉や
塵埃などの装置外の異物がカバー内に侵入するのを確実
に阻止することができる。
【0013】請求項3に記載した発明に係るスカラ型ロ
ボットは、請求項2に記載した発明に係るスカラ型ロボ
ットにおいて、カバーとアームとによって囲まれた空間
内で作業軸の後端部とタイバーの他端部とを連結部材に
よって接続したものである。この発明によれば、作業軸
の後端部がタイバーの前記他端部を保持することにな
り、タイバーがアームに対して傾斜するのを阻止するこ
とができる。
【0014】請求項4に記載した発明に係るスカラ型ロ
ボットは、請求項1ないし請求項3のうち何れか一つの
発明に係るスカラ型ロボットにおいて、作業軸を回転駆
動する回転駆動装置をアームにおける移動装置と同じ一
側に設け、この回転駆動装置をカバーによって覆う構造
としたものである。この発明によれば、装置外の切削粉
や塵埃などの異物が回転駆動装置に付着するのをカバー
によって阻止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明に係るスカラ型ロボットの一実施の形態を図1および
図2によって詳細に説明する。図1は本発明に係るスカ
ラ型ロボットの側面図、図2は要部の分解斜視図であ
る。
【0016】これらの図において、符号1で示すもの
は、この実施の形態によるスカラ型ロボットである。こ
のロボット1は、基台2と、この基台2に水平方向へ回
動自在に設けて水平方向に延びる第1のアーム3と、こ
の第1のアーム3の回動端部の上部に水平方向へ回動自
在に設けて水平方向に延びる第2のアーム4と、この第
2のアーム4の回動端部を貫通して上下方向に延びる作
業軸5などを備えている。この作業軸5は、後述するよ
うに、第2のアーム4に上下方向へ移動自在に支持させ
るとともに、回転自在に支持させている。
【0017】前記基台2は、第1のアーム3を駆動する
駆動装置(図示せず)を内蔵し、この駆動装置の出力軸
を介して第1のアーム3が接続されている。前記第1の
アーム3の回動端部には、第2のアーム4を駆動するた
めの駆動装置6を設けている。この駆動装置6は、基端
部を第1のアーム3に固着し、前記基端部に対して回動
する従動部を第2のアーム4に接続している。すなわ
ち、第2のアーム4は、駆動装置6を中心にして第1の
アーム3に対して回動する。
【0018】第2のアームは、図2に示すように、メイ
ンフレーム11と、このメインフレーム11の一端部
(回動端部)に下方から組付けるサブフレーム12とに
よって構成しており、回動端部に後述するカバー13を
取付けている。前記メインフレーム11は、図2におい
て右側の端部に配線ケーブル挿通用の開口14と、前記
駆動装置6を接続するための開口15とを形成してい
る。前記開口14に接続する配線ケーブルを図1におい
て符号16で示す。駆動装置接続用の開口15には、前
記駆動装置6の従動部を嵌合させて固定している。
【0019】メインフレーム11の他端側(回動端部
側)は、箱状を呈し、その上部には、後述する各部材を
挿通させるための開口17〜22を形成し、前方下部に
は、サブフレーム12を装着するための開口23を形成
している。前記サブフレーム12は、上方が開放する箱
蓋状を呈し、作業軸5を上下方向に移動させるための昇
降装置24と、作業軸5を回転させるための回転駆動装
置25と、後述するタイバー26を保持するためのステ
ー27とを設けている。
【0020】前記昇降装置24は、モータ28と、この
モータ28にベルト式伝動装置29を介して接続したボ
ールねじナット30とによって構成している。この昇降
装置24の各回転部材は、軸線が上下方向を指向するよ
うに形成している。前記モータ28は、モータ本体28
aを前記メインフレーム11の開口18に嵌合させてメ
インフレーム11に支持させ、回転軸28bをベルト式
伝動装置29より下方へ延設して下端部をサブフレーム
12に軸受28cによって回転自在に支持させている。
前記ボールねじナット30は、従来からよく知られてい
るように、作業軸5に形成した螺旋溝(図示せず)に係
入するボールを循環移動できるように多数内蔵してお
り、作業軸5を貫通させている。また、ボールねじナッ
ト30は、サブフレーム12をメインフレーム11に装
着した状態で、メインフレーム11の前記開口19に嵌
合して回転自在に支持される構造を採っている。
【0021】前記回転駆動装置25は、モータ31と、
このモータ31にベルト式伝動装置32を介して接続し
たボールスプラインナット33とによって構成してい
る。この回転駆動装置25の各回転部材も軸線が上下方
向を指向するように形成している。前記モータ31は、
モータ本体31aを前記メインフレーム11の開口17
に嵌合させてメインフレーム11に支持させ、回転軸3
1bをベルト式伝動装置32より下方へ延設して下端部
をサブフレーム12に軸受31cによって回転自在に支
持させている。回転駆動装置25のベルト式伝動装置3
2は、前記昇降装置24のベルト式伝動装置29に較べ
てプーリ32aの外径を大きく設定し、ベルト32bの
内側に前記モータ28の回転軸28bや、ステー27を
取付けるためのボス34などが位置するようにサブフレ
ーム12の下部に配設している。
【0022】前記ボールスプラインナット33は、従来
からよく知られているように、作業軸5に下端部から上
端部まで延びるように形成した縦溝(図示せず)に係入
する多数のボールを循環移動できるように内蔵し、作業
軸5の上下方向への移動を許容しながら、作業軸5の回
転を規制する構造のものである。すなわち、前記モータ
31の動力がベルト式伝動装置32によってボールスプ
ラインナット33に伝えられてボールスプラインナット
33が回転することによって、作業軸5がボールスプラ
インナット33と一体的に同一回転数で回転する。ま
た、上述した昇降装置24のボールねじナット30が回
転することにより、作業軸5が前記ボールスプラインナ
ット33に支えられながら上下方向に移動する。
【0023】前記作業軸5は、下端部に連結部材35を
取付け、この連結部材35を介してタイバー26を接続
している。作業軸5の下端部が本発明に係る作業軸5の
先端部を構成し、作業軸5の上端部が請求項3に記載し
た発明に係る後端部を構成している。前記連結部材35
は、平面視においてV字状に形成し、V字の頂点に作業
軸5を接続するとともに両端部にタイバー26をそれぞ
れ接続している。連結部材35と作業軸5との接続部分
には、作業軸5が回転できるように軸受35aを介装し
ている。
【0024】前記タイバー26は、この実施の形態では
断面円形のパイプによって形成し、第2のアーム4の長
手方向とは直交する水平方向(図1において紙面と直交
する方向)に並べて配設し、作業軸5と平行に上下方向
へ延びている。タイバー26の下端部が本発明に係るタ
イバー26の一端部を構成し、タイバー26の上端部が
請求項3に記載した発明に係る他端部を構成している。
【0025】タイバー26の支持は、サブフレーム12
の前記ステー27に設けた軸受41によって行ってい
る。前記ステー27は、両端部がサブフレーム12の側
方へ突出する状態でサブフレーム中央部のボス34に支
持させている。なお、このステー27は、サブフレーム
12をメインフレーム11に装着した状態では、これら
両者に挟持される。
【0026】前記軸受41は、円筒状に形成した軸受か
らなり、前記ステー27の両端部の上に固着し、内周部
にタイバー26を摺動自在に嵌合させている。また、こ
の軸受41は、サブフレーム12をメインフレーム11
に組付けた状態でメインフレーム11側部の軸受用ハウ
ジング42に収容される。このハウジング42は、メイ
ンフレーム11の側壁11aの一部分を側方へ膨出させ
るようにして形成し、上面にタイバー26を挿通させる
ために開口21,22を形成している。この開口21,
22の孔径は、開口縁とタイバー26との間に必要最小
限のクリアランスが形成されるように設定している。ハ
ウジング42の下方開口は、ステー27外周と衝合する
ように形成されている。
【0027】前記カバー13は、下方が開放する箱蓋状
を呈し、第2のアーム4の回動端部を上方から覆うよう
に形成しており、図示していない固定用ボルトによって
前記メインフレーム11に着脱自在に取付けている。こ
のカバー13の上壁13aには、作動軸5が上方へ移動
したときに挿通する開口43を形成している。また、こ
のカバー13の両側壁13bには、メインフレーム11
の軸受用ハウジング42を上方から覆うハウジングカバ
ー44を一体に形成している。このハウジングカバー4
4は、カバー13の側壁13bの一部を側方に膨出させ
るようにして形成している。
【0028】このように構成したスカラ型ロボット1に
よれば、前記サブフレーム12に各部材を組付けてなる
組立体をメインフレーム11に下方から装着し、さら
に、メインフレーム11の上部にカバー13を取付ける
ことによって、第2のアーム4を組立てることができ
る。また、このスカラ型ロボット1は、作業軸5および
タイバー26を昇降させる昇降装置24と、作業軸5を
回転させる回転駆動装置25と、第2のアーム4におけ
る作業軸5を支持する支持部と、タイバー26を支持す
る支持部(軸受41)を覆うハウジング42の上端とを
覆うカバー13を第2のアーム4に着脱自在に取付けて
いるから、前記各装置と各支持部に装置外の切削粉や塵
埃などの異物が付着するのをカバー13によって阻止す
ることができる。このため、摺動部分や嵌合部分が付着
物によって磨耗することはなく、このスカラ型ロボット
1は、長期間にわたって初期の性能を維持することがで
きる。
【0029】この実施の形態によるスカラ型ロボット1
は、作業軸5を回転駆動する回転駆動装置25を第2の
アーム4における昇降装置24と同じ一側(上部)に設
け、この回転駆動装置25をカバー13によって覆って
いるから、装置外の切削粉や塵埃などの異物が回転駆動
装置25に付着するのをカバー13によって阻止するこ
とができ、より一層信頼性が高いスカラ型ロボットを提
供することができる。
【0030】(第2の実施の形態)本発明に係るスカラ
型ロボットの他の実施の形態を図3ないし図9によって
詳細に説明する。図3は他の実施の形態によるスカラ型
ロボットの側面図、図4は同じく平面図、図5は作業軸
部分の断面図、図6は上部連結部材の平面図で、同図は
要部を破断して描いてある。図7は図5におけるVII−V
II線断面図、図8は下部連結部材の底面図、図9はアー
ムにおけるタイバー貫通部分の断面図である。
【0031】これらの図において、符号51で示すもの
は、この実施の形態によるスカラ型ロボットである。こ
のロボット51は、基台52と、この基台52に水平方
向へ回動自在に設けて水平方向に延びる第1のアーム5
3と、この第1のアーム53の回動端部の上部に水平方
向へ回動自在に設けて水平方向に延びる第2のアーム5
4と、この第2のアーム54の回動端部を貫通して上下
方向に延びる作業軸55などを備えている。この作業軸
55は、後述するように、第2のアーム54に上下方向
へ移動自在に支持させるとともに、回転自在に支持させ
ている。
【0032】前記基台52は、第1のアーム53を駆動
するモータ60を内蔵しており、このモータ60の出力
軸に接続した減速機61を介して第1のアーム53が接
続されている。減速機61は、出力側を第1のアーム3
3の基端部に固着しており、前記モータ60の回転が減
速機61によって減速されて伝達されることにより、第
1のアーム53が基台52に対して回動する。
【0033】第1のアーム53の回動端部には、第2の
アーム54を駆動するための減速機62を設けている。
この減速機62は、出力側を第1のアーム53に固着
し、入力側を第2のアーム54のモータ63に接続して
いる。すなわち、第2のアーム54は、モータ63の回
転が減速機62によって減速されて第1のアーム53に
伝達されることにより、第1のアーム53に対してモー
タ63を中心にして回動する。
【0034】第2のアーム54には、図3に示すよう
に、前記作業軸55を上下方向に移動させるための昇降
装置64と、作業軸55を回転させるための回転駆動装
置65と、これらの装置を覆うカバー66とを設けてい
る。このカバー66は、図4に示す平面視において、第
2のアーム54の側縁54aに沿う形状であって、第2
のアーム54の回動端部の全域を覆う形状に形成してい
る。同図において、前記カバー66に隣接させて設けた
符号67で示すものは、第2のアーム54に設けた前記
駆動用のモータ63および昇降装置64・回転駆動装置
65のモータ68,69(図4参照)に給電する複数の
配線およびその端子(図示せず)などを収容する端子カ
バーである。この端子カバー67には、前記基台52に
一端を接続した配線ケーブル70の他端を接続してい
る。なお、モータ68,69は、第2のアーム54の上
面開口を貫通通過し、内部の支持壁に固着しているが、
この上面開口とモータ68,69との隙間を埋めるシー
ル用グロメットを配置したり、カバー67を、モータ6
8,69を覆うようにしてもよい。
【0035】前記昇降装置64は、前記モータ68と、
このモータ68にベルト式伝動装置71を介して接続し
たボールねじ軸72と、このボールねじ軸72に螺合さ
せたボールねじナット73と、このボールねじナット7
3に一端部を固定するとともに他端部に前記作業軸55
を連結した上部連結部材74とによって構成している。
この昇降装置64の各回転部材は、軸線が上下方向を指
向するように形成している。前記ベルト式伝動装置71
は、第2のアーム54の内部に収納している。
【0036】前記ボールねじ軸72は、下端部を第2の
アーム54に軸受75によって回転自在に支持させると
ともに、第2のアーム54に立設したフレーム76に上
端部を軸受77によって回転自在に支持させている。前
記上部連結部材74と作業軸55との接続部分には、作
業軸55が回転することができるように軸受78を介装
している。この軸受78の内輪は、作業軸55を下方か
ら嵌合させてロックナット79によって締結させ、外輪
は、上部連結部材74の軸受孔74aに上方から嵌合さ
せてストッパープレート80と固定用ボルト81で上部
連結部材74に固定している。すなわち、作業軸55の
上端部を上部連結部材74に前記軸受78によって上下
方向への移動が規制される状態で着脱可能に取付けてい
る。
【0037】前記回転駆動装置65は、前記モータ69
と、作業軸55の外周部に回転自在に支持させて前記モ
ータ69にベルト式伝動装置82を介して接続したハー
モニックドライブ(登録商標)減速機83と、この減速
機83の出力部材であるフレクスプライン83aに固着
したボールスプラインナット84とによって構成してい
る。この回転駆動装置65のベルト式伝動装置82は、
前記昇降装置64のベルト式伝動装置71に較べてプー
リ82aの外径を大きく設定し、ベルト82bの内側に
前記ボールねじ軸72を通した状態で前記昇降装置64
のベルト式伝動装置71の上方に配設している。
【0038】回転駆動装置65のベルト式伝動装置82
は、作業軸55側のプーリ82aを作業軸55に回転自
在に支持させるとともに、前記減速機83の入力部材で
あるウェーブジェネレータ83bに結合させている。こ
のウェーブジェネレータ83bは、円筒状に形成して外
周部を軸受85によって第2のアーム54に回転自在に
支持させている。
【0039】前記ボールスプラインナット84は、作業
軸55に下端部から上端部まで延びるように形成した縦
溝(図示せず)に係入する多数のボールを循環移動でき
るように内蔵し、作業軸55の上下方向への移動を許容
しながら、作業軸55の回転を規制する構造のものであ
る。すなわち、ボールスプラインナット84が前記減速
機83のフレクスプライン83aと一体的に回転するこ
とによって、作業軸55がボールスプラインナット84
と一体的に同一回転数で回転する。また、上述した昇降
装置64のボールねじ軸72が回転してボールねじナッ
ト73が上昇または下降することにより、作業軸55が
前記ボールスプラインナット84に支えられながら上下
方向に移動する。作業軸55は、両端部に軸受嵌合用の
小径部55a,55bが形成されている他は外径が一定
になるように形成しており、ボールスプラインナット8
4に嵌合させることによって第2のアーム54に支持さ
せている。
【0040】前記作業軸55は、図5および図8に示す
ように、下端部に下部連結部材91を取付け、この下部
連結部材91を介してタイバー92を接続している。作
業軸55の下端部が本発明に係る作業軸55の先端部を
構成し、作業軸55の上端部が本発明に係る後端部を構
成している。前記下部連結部材91は、図8に示すよう
に、下方から見て三角形状に形成し、三角の各頂点に対
応する部分に作業軸55と、2本のタイバー92とを接
続している。下部連結部材91と作業軸55との接続部
分には、図5に示すように、作業軸55が回転できるよ
うに軸受93を介装している。この軸受93の外輪は、
下部連結部材91の軸受孔91aに上方から嵌合させ、
内輪は、作業軸55を上方から嵌合させている。
【0041】前記タイバー92は、この実施の形態では
断面円形のパイプによって形成し、第2のアーム54の
長手方向とは直交する水平方向(図8において上下方
向)に並べて配設し、作業軸55と平行に、第2のアー
ム54を貫通して上下方向へ延びている。タイバー92
の下端部が本発明に係るタイバーの一端部を構成し、タ
イバー92の上端部が本発明に係る他端部を構成してい
る。
【0042】このタイバー92の下部連結部材91への
固定は、図8に示すように、下部連結部材91の後面
(第2のアーム54の基端部側の面)にホルダ94を固
定用ボルト95によって固定し、これらの下部連結部材
91とホルダ94とによってタイバー92の下端部を挟
持することによって行っている。下部連結部材91とホ
ルダ94におけるタイバー92を挟持する部分には、下
部連結部材91とホルダ94の両方に半円状の切欠き9
6をそれぞれ形成し、これらの切欠き96にタイバー9
2を嵌合させている。
【0043】一方、タイバー92の上端部は、図6に示
すように、前記上部連結部材74の両側面にタイバー9
2毎にホルダ97を固定用ボルト98によって固定し、
上部連結部材74とホルダ97とによってタイバー92
の上端部を挟持している。上部連結部材74とホルダ9
7におけるタイバー92を挟持する部分には、上部連結
部材74とホルダ97の両方に半円状の切欠き99をそ
れぞれ形成し、これらの切欠き99にタイバー92を嵌
合させている。
【0044】タイバー92が第2のアーム54を貫通す
る部分には、図7および図9に示すように、ボールブッ
シュ100を介装している。このボールブッシュ100
は、円筒状に形成した軸受(具体的には、タイバー92
の表面に接触可能な軸方向のボール配列のボールが、ボ
ール配列の一端から内部を通って他端に循環可能とされ
てなる環状のボール列を、内周に沿って複数周方向に配
置してなるリニアブッシュ)からなり、内周部にタイバ
ー92を摺動自在に嵌挿させるとともに、第2のアーム
54の軸受孔101に外周面を嵌合させてサークリップ
102(図9参照)によって固定している。
【0045】前記ボールブッシュ100を支持する第2
のアーム54は、図4および図7に示すように、作業軸
55を支持する回動端部から第1のアーム53に支持さ
れる基部側へ側縁54aが直線的に延びるように形成し
ており、上方(第2のアーム54の回動軸の軸線方向)
から見て前記側縁54aよりアーム内側に前記ボールブ
ッシュ100およびタイバー92を配設している。この
実施の形態では、第2のアーム54の幅寸法は、相対的
に外径が大きくなる減速機83を第2のアーム54内に
収容できるような寸法に設定している。
【0046】この実施の形態によるスカラ型ロボット5
1のカバー66は、作業軸55における支持部(第2の
アーム54を貫通してこれに軸支される部分)より上方
に延在する後端部と、タイバー92における支持部(ボ
ールブッシュ100)より上方に延在する端部とを覆う
ように形成されているから、第1の実施の形態を採る場
合に較べて作業軸55とタイバー92を挿通させるため
の開口をカバーに形成しなくてよく、切削粉や塵埃など
の装置外の異物がカバー内に侵入するのを確実に阻止す
ることができる。特に、この実施の形態では、2本のタ
イバー92,92を上方から見て第2のアーム54の内
側に配設し、第2のアーム54の側縁54aを直線状に
形成しているから、カバー66を単純な形状に形成する
ことができるし、カバー66と第2のアーム54との接
続部分にシール部材を介装する場合には、単純な形状の
シール部材を用いてコスト低減を図ることができる。
【0047】また、この実施の形態によるスカラ型ロボ
ット51は、作業軸55とタイバー92の下端部どうし
を下部連結部材91で接続するとともに、上端部どうし
を上部連結部材74によって接続し、両連結部材を作業
軸55およびタイバー92に対して着脱自在に形成して
いるから、作業軸55の上端部がタイバー92の上端部
を支えるようになり、タイバー92が第2のアーム54
に対して傾動するのを阻止することができる。
【0048】このため、作業軸55が第2のアーム54
から下方へ大きく突出する状態で第2のアーム54が急
速に旋回したりして作業軸55およびタイバー92に大
きな曲げモーメントが作用したときに、タイバー92の
傾動が阻止されるから作業軸55が振れて振動が生じる
のを防ぐことができる。この結果、アームの急旋回が可
能になるため、ロボットの作業効率の向上が図れる。ま
た、作業軸55およびタイバー92を第2のアーム54
に装着した状態でこれらに上部連結部材74や下部連結
部材91を取付けることができるから、タイバー92の
傾動を阻止する構造を採っているにもかかわらず、組立
性が悪くなることはない。
【0049】作業軸55とタイバー92の第2のアーム
54への組付けは、例えば、先ず、これら両部材の上端
部に上部連結部材74を取付けて両部材を一つの組立体
とし、作業軸55を第2のアーム54側の支持部(回転
駆動装置65用ベルト式伝動装置82のプーリ82aの
軸孔、減速機83のウェーブジェネレータ83bの軸
孔、ボールスプラインナット84の軸孔)に挿通させる
とともに、タイバー92を第2のアーム54側の支持部
(ボールブッシュ100)に挿通させる。
【0050】このとき、昇降装置64のボールねじ軸7
2の下端のプーリ64aにベルト71が連結されている
場合には、前記組立体はブレーキ付きのモータ68によ
り重力に逆らって停止する。一方、ボールねじナット7
3を上部連結部材74に取付けていない場合には、前記
組立体は、重力によって下がるが、上部連結部材74が
他の部材に接触する位置で停止する。次に、作業軸55
とタイバー92の下端部に下部連結部材91を取付け
る。この下部連結部材91の取付けは、下部連結部材9
1に予め装着した軸受93の内輪に作業軸55を嵌合さ
せ、下部連結部材91とホルダ94とでタイバー92を
挾持させることによって行う。特に、本実施の形態にお
いては、作業軸55を外周に縦溝を形成するのみの簡単
な形状にでき、また、第2のアーム54の先端部にボー
ルねじナット73を配置しない分、先端部の重量を軽減
でき、第2のアーム54の回動性能を向上できる。そし
て、ボールねじ軸72に嵌合するボールねじナット73
の上下動の動きを作業軸55に伝達する上部連結部材7
4を、タイバー92と作業軸55とを連結して作業軸5
5の剛性向上、すなわち振動軽減にも寄与させることが
できる。
【0051】さらに、この実施の形態によるスカラ型ロ
ボットは、第2のアーム54を回動端部から基部側(第
1のアーム53側)へ側縁54aが直線的に延びるよう
に形成し、この第2のアーム54の回動軸の軸方向から
見て前記側縁54aよりアーム内側にタイバー92を配
設しているから、従来に較べてタイバー92を第2のア
ーム54の幅方向の中央に寄せることができる。このた
め、第2のアーム54を回動端部が第1のアーム53ま
たは基台52に近接するように回動させたときにタイバ
ー92が第1のアーム53または基台52に当接するま
での角度(最大回動角度)を相対的に大きくとることが
できる。
【0052】上述した実施の形態では、第2のアーム5
4の回動軸線を上下方向と平行として第2のアーム54
が水平方向へ回動する例を示したが、第1のアーム53
および第2のアーム54は、水平方向に対して傾斜させ
た方向へ回動させることもできる。また、両実施の形態
において、回転および上下動可能な作業軸5,55の中
心線と、第2のアーム4,54の回動軸線となるモータ
6,63の中心線は共に上下方向をなし、互いに平行と
している。しかしながら、作業軸5,55の中心線とモ
ータ6,63の中心線は必ずしも平行でなくてもよい。
なお、モータ68の回転軸、ボールねじ軸72および作
業軸55は互いに平行の方が、ベルトガイド等が不要に
なり構造が簡単となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
記移動装置と、作業軸およびタイバーの支持部とに装置
外の切削粉や塵埃などの異物が付着するのをカバーによ
って阻止することができるから、摺動部分や嵌合部分が
付着物によって磨耗することはなく、長期間にわたって
初期の性能を維持できるスカラ型ロボットを提供するこ
とができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、作業軸とタ
イバーを挿通させるための開口をカバーに形成しなくて
よく、切削粉や塵埃などの装置外の異物がカバー内に侵
入するのを確実に阻止することができる。このため、前
記開口部をシールするシール部材を設ける場合に較べて
シールそのものが不要になることに加えてシールを交換
する作業も不要になり、コストダウンを図ることができ
る。
【0055】請求項3記載の発明によれば、作業軸の後
端部がタイバーの前記他端部を保持することになり、タ
イバーがアームに対して傾斜するのを阻止することがで
きるから、作業軸がアームから大きく突出する状態であ
っても、作業軸が振れて振動が起きるのをタイバーによ
って確実に防ぐことができる。すなわち、アームの急旋
回が可能になるため、ロボットの作業効率の向上が図れ
る。請求項4記載の発明によれば、装置外の切削粉や塵
埃などの異物が回転駆動装置に付着するのをカバーによ
って阻止することができるから、より一層信頼性が高い
スカラ型ロボットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスカラ型ロボットの側面図であ
る。
【図2】 要部の分解斜視図である。
【図3】 他の実施の形態によるスカラ型ロボットの側
面図である。
【図4】 他の実施の形態によるスカラ型ロボットの平
面図である。
【図5】 作業軸55部分の断面図である。
【図6】 上部連結部材の平面図である。
【図7】 図5におけるVII−VII線断面図である。
【図8】 下部連結部材の底面図である。
【図9】 アームにおけるタイバー92貫通部分の断面
図である。
【符号の説明】
1,51…スカラ型ロボット、2,52…基台、3,5
3…第1のアーム、4,54…第2のアーム、5,55
…作業軸、13,66…カバー、26,92…タイバ
ー、35,91…下部連結部材、41…軸受、74…上
部連結部材、100…ボールブッシュ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動式アームの回動端部に作業軸を前記
    回動端部を貫通して往復移動自在に設けるとともに、前
    記作業軸と平行なタイバーを移動自在に支持させ、前記
    作業軸の先端部に連結部材を介して前記タイバーの一端
    部を接続したスカラ型ロボットにおいて、前記作業軸お
    よびタイバーを移動させる移動装置と、前記作業軸の支
    持部と、前記タイバーの支持部とを覆うカバーを前記ア
    ームに着脱自在に取付けてなるスカラ型ロボット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスカラ型ロボットにおい
    て、カバーは、作業軸における支持部より上方に延在す
    る後端部と、タイバーにおける支持部より他端側へ延在
    する端部とを覆うように形成されてなるスカラ型ロボッ
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のスカラ型ロボットにおい
    て、カバーとアームとによって囲まれた空間内で作業軸
    の後端部とタイバーの他端部とを連結部材によって接続
    してなるスカラ型ロボット。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のうち何れか一
    つのスカラ型ロボットにおいて、作業軸を回転駆動する
    回転駆動装置をアームにおける移動装置と同じ一側に設
    け、この回転装置をカバーによって覆う構造としてなる
    スカラ型ロボット。
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