JP2021023142A - シーズニングミックス及びこれを使用したスナック食品 - Google Patents

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【課題】付着性の良いシーズニングミックス及びこれを使用したスナック食品を提供すること。【解決手段】安息角が45度以上55度以下のシーズニングミックス及びこれを使用したスナック食品である。【選択図】なし

Description

本発明は、シーズニングミックス及びこれを使用したスナック食品に関する。
スナック食品に味や香りをつけるため粉状や液状のシーズニングが使用されている。
粉状のシーズニングはスナック食品によっては、付着し難いため様々な試みがなされている。
例えば、スナック食品を油脂類でコーティングすることによりシーズニングの付着し難さを改善できることが知られており、スナック類の油っぽさがなく、風味、食感に優れ、さらに包装袋や手への油脂の付着が少ないコーティング油脂としてパーム系油脂40〜90重量%と液状油10〜60重量%とを混合したものを1,3位特異性リパーゼによりエステル交換反応したエステル交換油脂50〜100重量%に、上昇融点20℃以下の油脂および/または極度硬化油を0〜50重量%を加え、全トリグリセリドに占める、飽和脂肪酸残基を分子内に3つ有するトリグリセリドの割合を2〜8重量%にすることを特徴とするコーティング油脂が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、スナック食品自体を改良してシーズニングの付着し難さを改善する方法としてスナック食品の表面に多数の凹凸が形成されている粉末状のシーズニングが付着し易い、種々の味付けが容易となる麺状スナック菓子が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2000−253818号公報 特開2005−204505号公報
前記のとおり、スナック食品によっては、シーズニングが付着し難いので付着性の良いシーズニングが求められている。
従って、本発明の目的は、付着性の良いシーズニングミックス及びこれを使用したスナック食品を提供することである。
本発明者らは前記の目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の安息角を有するシーズニングミックスは付着性が優れていることを見出し、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は、安息角が45度以上55度以下のシーズニングミックス及びこれを使用したスナック食品である。
本発明のシーズニングミックスは付着性が良く、スナック食品にシーズニングミックスを付着する際、油脂等の付着性を改善するコーティング材の使用量を少なくすることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のシーズニングミックスは、安息角が45度以上55度以下であることを特徴とする。
本発明のシーズニングミックスは、従来のシーズニングミックスと同様に調味料や香辛料を主体としているが、一般にシーズニングミックスに使用されている調味料や香辛料はスナック食品に付着し難い。
これは安息角が小さいことも一因として考えられる。
例えば、塩やグラニュー糖の安息角は40度程度、ブドウ糖やデキストリンの安息角は38度程度、グルタミンソーダの安息角は35度程度である。
本発明では、シーズニングミックスの安息角に着目し、シーズニングミックスに植物油を使用することで安息角を45度以上55度以下に調整しスナック食品へのシーズニングミックスの付着性を改善している。
安息角の調整は植物油の使用量を増減することにより容易に行うことができる。
例えば、安息角が小さい場合は増やし、大きい場合は減らすことで安息角を容易に調整できる。
使用する植物油は、従来からシーズニングミックスに使用されている植物油が使用できる。
例えば、コーン油、ごま油、菜種油、大豆油、綿実油、オリーブ油、ひまわり油、サンフラワー油又は米糠油等を挙げることができる。
また、これらを精製したサラダ油や天ぷら油等も使用できる。
使用する植物油には、香料、色素等が含まれていてもよい。
なお、本発明において安息角は、日本工業規格 JIS R9301−2−2:1999「アルミナ粉末−第2部:物性測定方法−2:安息角」に記載の方法に従って測定している
本発明のシーズニングミックスの製造方法は、油脂を使用している従来のシーズニングミックスの製造方法と同様でよく特に限定はない。
例えば、すべての原料を一度にミキサー等で混合する方法や塩、糖類、香辛料、色素等をよく混ぜた後、植物油を少しずつ混ぜていく方法を挙げることができる。
本発明のシーズニングミックスの使用方法は油脂を使用している従来のシーズニングミックスと同様でよい。
例えば、コンベヤに流したスナック食品素材(シーズニングミックスを付着する前のスナック食品)の上から振りかけ付着する方法、ドラムミキサーにスナック食品素材とシーズニングミックスを収容しまぶす方法等を挙げることができる。
本発明のシーズニングミックスが使用できるスナック食品の種類は、油脂を含む従来のシーズニングミックスを使用しているスナック食品と同様でよく特に限定はない。
例えば、クラッカー、コーンパフ、ライスパフ、プレッツェル、ポップコーン、ポテトチップス等を挙げることができる。
本発明のシーズニングミックスを使用したスナック食品は、従来のスナック食品と同様に保存、喫食できる。
以下本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[スナック食品素材の調製]
コーングリッツ3kgと水300gを容器に入れ20秒撹拌し、30分間室温で放置したコーングリッツを一軸エクストルーダー(株式会オオヤマフーズマシナリー製:「P−7型」)を使用してパフに調製した。
パフの形状は直径2.0cm、高さ1.5cmの略円筒形だった。
[シーズニングミックスの調製1]
表1に示す原料を容器に収容し、回転速度が1200回転/分のケミカルミキサーを使用して2分間混合し、シーズニングミックスを得た。
Figure 2021023142
[シーズニングミックスの調製2]
表2に示す原料を容器に収容し、実施例1と同様にしてシーズニングミックスを得た。
Figure 2021023142
[シーズニングミックスの調製3]
表3に示す原料を容器に収容し、実施例1と同様にしてシーズニングミックスを得た。
Figure 2021023142
[スナック食品の調製]
得られたパフをビニール袋に入れ、パフ100質量部に対して、前記シーズニングミックス15質量部を加え、再度、30秒間振り混ぜてスナック食品を得た。
得られたスナック食品に付着したシーズニングミックスを刷毛で払落し、パフ100質量部に対する付着量を測定した。
結果(平均値)を前記表1〜表3に示す。
いずれの場合も安息角が45度以上55度以下の場合に付着性が優れていた。
なお、得られたスナック食品の味や香りには問題はなかった。

Claims (2)

  1. 安息角が45度以上55度以下のシーズニングミックス。
  2. 請求項1に記載のシーズニングミックスを使用したスナック食品。
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