JP2021019793A - 浴室カウンター及び浴室ユニット - Google Patents

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【課題】前方拡幅型であっても、シャワーホースの操作性を損なうことがなく、シャワーホースとの取り合わせが良好な浴室カウンターを提供する。【解決手段】浴室壁2に設けられた浴室カウンター10は、上面11が前方へ向かうにしたがって拡幅され、両側面13が、前方へ向かうにしたがって互いに離間されている。各側面13の下縁13bにおける少なくとも前側3分の1の部分は、前方へ向かって上へ30°以上の角度で傾斜された傾斜縁部分13dとなっている。【選択図】図4

Description

本発明は、浴室壁に設けられる浴室カウンター及び浴室ユニットに関し、特に浴室カウンターの直上の水洗金具からシャワーホースが延び出ている浴室ユニット及びその浴室カウンターに関する。
一般に、浴室ユニットの浴室壁には、湯桶や石鹸類を置くための浴室カウンターが設けられている。
例えば特許文献1においては、浴室壁に左右一対のブラケットが前方へ突出するように設けられ、これらブラケットの間に長方形の平板状の浴室カウンターが架け渡されている。浴室カウンターの後端部と浴室壁との間には間隙が形成されている。
特許文献2の浴室カウンターは、長方形の平板状に形成され、かつ後端部が浴室壁に突き当てられている。浴室カウンターの直上には、シャワーホース付きの水洗金具が設けられている。
特開2018−134227号公報 特開2017−29415号公報
特許文献1においては、浴室カウンターの後端部と浴室壁との間に間隙があるため、その間隙にシャワーホースが入り込んで引っ掛かりやすく、シャワーの操作性が悪くなる。
特許文献2においては、浴室カウンターの後端部が浴室壁に突き当てられ、間隙が無いために、シャワーホースが引っ掛かることもないが、反面、シャワーホースが浴室カウンター上に乗りやすくなり(特許文献2の図1)、洗面などで浴室カウンターを使う際に邪魔になる。シャワーホースを浴室カウンターの側方に通しておけば邪魔になることはないが、シャワーホースを例えば浴槽の清掃などのために遠くまで伸ばす伸長使用の際、シャワーホースが浴室カウンターに引っ掛かりやすい。
浴室カウンターが前方へ向かって拡幅された扇形又は台形などの前方拡幅型であると、なおさらシャワーホースが引っ掛かりやすくなる。
本発明は、かかる事情に鑑み、前方拡幅型であっても、シャワーホースの伸長使用時に引っ掛かりが起きにくい浴室カウンターを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、浴室壁に設けられる浴室カウンターであって、
上面が、前方へ向かうにしたがって拡幅され、
かつ両側面が、前方へ向かうにしたがって互いに離間されるとともに、各側面の下縁における少なくとも前側3分の1の部分が、前方へ向かって上へ30°以上の角度で傾斜された傾斜縁部分であることを特徴とする。
当該浴室カウンターの近くに配置されたシャワーホースを例えば浴槽の清掃などのために遠くまで伸ばそうとして、該シャワーホースを浴室カウンターの側方から下側を経て前側へ回り込んだ状態から引き上げたとする。すると、シャワーホースの一部分が前記傾斜縁部分に当たり、かつ傾斜縁部分の傾斜によって前方へ案内されて、浴室カウンターから抜け出る。これによって、シャワーホースが浴室カウンターに引っ掛かるのが防止される。
前記角度が、水平に対して30°以上70°以下であることが好ましい。
これによって、傾斜縁部分によるシャワーホースの案内作用を確実に発現できる。
前記傾斜縁部分のほぼ全域(好ましくは5割以上、より好ましくは9割以上)が一定角度であってもよい。
これによって、傾斜縁部分のほぼ全域においてシャワーホースに対して一様な案内作用を発現できる。
前記傾斜縁部分が、前方へ向かうにしたがって角度が急になっていてもよい。
これによって、シャワーホースにおける傾斜縁部分との当接部分が前方へ移行するにしたがって、シャワーホースが一層スムーズに案内されるようにすることができる。
前記傾斜縁部分における前端部分の角度が、水平に対して70°以上であってもよい。前記傾斜縁部分における前端部分は、傾斜縁部分の前端側の好ましくは5mm〜50mm以内の部分、より好ましくは20mm以内の部分である。
これによって、シャワーホースにおける傾斜縁部分との当接部分が傾斜縁部分の前端部分まで移行されたとき、シャワーホースを浴室カウンターからスムーズに引き抜くことができる。
前記側面と前端面との角部が、平面視円弧状のコーナーR部となっており、
前記傾斜縁部分が、前記コーナーR部の下縁と直接連なり、前記コーナーR部の下縁が、前記傾斜縁部分から遠ざかるにしたがって水平に漸近しつつ前記前端面の水平をなす下縁と連続していることが好ましい。
これによって、シャワーホースを傾斜縁部分に沿ってコーナーR部まで確実に案内できる。コーナーR部まで案内されたシャワーホースは、浴室カウンターから自然と抜け出る。したがって、シャワーホースの引っ掛かりが確実に起きないようにすることができる。
本発明に係る浴室ユニットは、浴室壁と、
後端部が前記浴室壁に当接されて固定される前記浴室カウンターと、
前記浴室壁における前記浴室カウンターの直上に配置された水洗金具と、
前記水洗金具から延びるシャワーホースと、を備え、
前記シャワーホースにおける前記水洗金具からの垂下部分が、前記浴室カウンターの側方に配管可能であることを特徴とする。
シャワーホースを浴室カウンターの側方に通すことで安定的に配置できる。かつ浴室カウンター上にシャワーホースが乗るのを防止でき、浴室カウンターの使用時にシャワーホースが邪魔になるのを回避できる。もちろん、浴室カウンターの近くでシャワー洗髪する等、シャワーホースの近傍使用に支障はない。シャワーホースの伸長使用時には、傾斜縁部分の案内作用によって、シャワーホースが浴室カウンターに引っ掛かるのを防止できる。
前記浴室壁が、互いに直交する一対の側壁部分と、これら一対の側壁部分どうしのコーナーに各側壁部分と斜めに交差するように配置された斜壁部分とを含み、
前記斜壁部分に前記浴室カウンター及び前記水洗金具が設けられ、
前記浴室カウンターと少なくとも一方の側壁部分との間に前記シャワーホースの直径より大きな幅の側方隙間が形成されていることが好ましい。
シャワーホースを側方隙間に通すことで一層安定的に配置できる。シャワーホースの伸長使用時には、傾斜縁部分の案内作用によって、シャワーホースを側方隙間からスムーズに引き抜くことができる。
本発明によれば、浴室カウンターが前方拡幅型であっても、シャワーホースの伸長使用の際に引っ掛かりが起きるのを防止できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る浴室ユニットの一部分の俯瞰図である。 図2は、図1に現れた浴室カウンターの平面図である。 図3は、前記浴室カウンターを前方かつ上方から見た斜視図である。 図4は、前記浴室カウンターを後方から見た斜視図である。 図5(a)は、図1に現れたシャワーホースの伸長使用時の動きを示す、前記浴室カウンターの一部分の側面断面解説図である。図5(b)は、前記シャワーホースの伸長使用時の動きを示す、前記浴室カウンターの一部分の平面断面解説図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る浴室カウンターを後方から見た斜視図である。 図7は、本発明の第3実施形態に係る浴室カウンターを後方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<第1実施形態(図1〜図5)>
図1に示すように、浴室ユニット1は、浴室壁2と、洗い場床3と、浴槽4を備えている。浴室ユニット1の浴室壁2は、互いに直交する一対の側壁部分2aと、斜壁部分2cを含む。一対の側壁部分2aどうし間のコーナーに斜壁部分2cが配置されている。斜壁部分2cは、各壁部分2aに対して斜めをなし、好ましくは45度の角度で交差している。斜壁部分2cの幅は、各壁部分2aの幅より小さい。
斜壁部分2cには、浴室カウンター10と、シャワーホース21付き水洗金具20とが設けられている。
図1及び図2に示すように、浴室カウンター10は、後端部14(図4)が斜壁部分2cに当接されてネジ固定されるとともに、斜壁部分2cから前方すなわち浴室内側(図2において下側)へ突出されている。
図2及び図3に示すように、浴室カウンター10の平面視形状は、概略扇形になっている。すなわち、浴室カウンター10は、前方へ向かって拡幅された前方拡幅型である。
詳しくは、図2に示すように、平面視において、浴室カウンター10の上面11は、前方へ向かうにしたがって幅方向の両側(図2において左右)へ張り出すように拡幅されている。
浴室カウンター10の前端面12は、前方へ向かって凸の円弧状をなすように緩やかに湾曲されている。
浴室カウンター10の左右の両側面13は、前方へ向かうにしたがって互いに離間されている。これら両側面13は、平面視で互いに直角をなすように配置されている。各側面13と前端面12とが交わる角部は、コーナーR部15となっている。コーナーR部15は、前端面12より十分に小さな曲率半径の平面視円弧状に形成され、対応する側面13及び前端面12とそれぞれ滑らかに連続している。
図3に示すように、浴室カウンター10の各側面13は、略鉛直面をなしている。かつ図4に示すように、側面13は、概略水平な上縁13aに対して下縁13bが前方へ向かうにしたがって上へ傾けられることによって概略三角形状に形成されている。
各側面13の下縁13bにおける少なくとも前側3分の1、好ましくは前側2分の1以上の部分は、前方へ向かって上へ30°以上傾斜された傾斜縁部分13dとなっている。好ましくは、傾斜縁部分13dの角度θ13dは、水平に対して30°以上70°以下である(30°≦θ13d≦70°)。本実施形態(図4)においては、傾斜縁部分13dの全域が一定角度(例えばθ13d=35°程度)の直線状をなしている。傾斜縁部分13dの前端部(図4において左端部)が、角度θ13dを維持しながらコーナーR部15の下縁15bと直接連なっている。
コーナーR部15の下縁15bは、傾斜縁部分13dから遠ざかるにしたがって水平に漸近しつつ前端面12の下縁12bと連続している。
前端面12の下縁12bは、該前端面12の上縁12aと平行かつ水平に延びている。
なお、浴室カウンター10の傾斜縁部分13dには、当該傾斜縁部分13dの延び方向と直交する断面においてアールが付けられている。他の縁12a,12b,13a,13b,15b等についても同様にアールが付けられている。浴室カウンター10の表面11,12,13,15は、これら面どうしの境界を含めて全体的に滑らかであり、稜線が形成されていない。各図において、浴室カウンター10内の二点鎖線は、変曲点をつないだ線を表す。
図2に示すように、浴室カウンター10の両側面13の各々が、対応する側壁部分2aと平行に対向している。各側面13と、対応する側壁部分2aとの間には、側方隙間19が形成されている。側方隙間19の幅(側面13と側壁部分2aとの対向距離)は、前記シャワーホース21の直径より大きい。側方隙間19の前端部は、浴室内空間へ開放されている。側方隙間19の奥端部は、斜壁部分2cに達している。
側方隙間19の奥端部は、浴室カウンター10の後端部14と斜壁部分2cとの間には続いていない。すなわち、後端部14の特に幅方向の両側の端部分14eが、斜壁部分2cに突き当てられているために、端部分14eと斜壁部分2cとの間には、側方隙間19に続く後方隙間が形成されていない。
なお、後方隙間を形成する場合であっても、その幅はシャワーホース21の直径より小さくなるように設定することが好ましい。
図1に示すように、斜壁部分2cにおける浴室カウンター10の直上に水洗金具20が配置されている。水洗金具20からシャワーホース21が延びている。
例えば、向かって左側の側壁部分2aには、手摺り5が設けられ、該手摺り5にホルダ22が設けられている。ホルダ22は、側壁部分2aに直接設けられていてもよい。ホルダ22にシャワーホース21の先端のシャワーヘッド23が着脱可能に係止されている。係止状態におけるシャワーホース21は、水洗金具20から垂下された垂下部分21aと、洗い場床3の近くで折り返す折り返し部分21cと、そこから上昇してシャワーヘッド23に連なる先端側部分21dとを含む。垂下部分21aが、浴室カウンター10の例えば左側の側方隙間19を通るように配管されている。
当該構造の浴室ユニット1によれば、浴室カウンター10の側方の隙間19にシャワーホース21の垂下部分21aを通すことで、シャワーホース21を安定させることができる。また、シャワーホース21が浴室カウンター10の上面11に乗り上げないようでき、洗面等で浴室カウンター10を使う際にシャワーホース21が邪魔になるのを防止できる。
端部分14eと斜壁部分2cとの間には、側方隙間19に続く後方隙間が形成されていないから、該後方隙間にシャワーホース21に入り込むことがなく、シャワーホース21が端部分14eに引っ掛かって操作性を損なうことがない。
もちろん、浴室カウンター10の近くでシャワー洗髪する等、シャワーホース21の近傍使用に支障はない。
浴槽4の清掃などを行うためにシャワーホース21を遠くまで伸ばす伸長使用の際には、図5(a)及び同図(b)の実線に示すように、シャワーホース21の一部分21bが傾斜縁部分13dに当たる。かつ同図の二点鎖線ないしは白抜き矢印に示すように、当接部分21bが、傾斜縁部分13dの傾斜によって前方へ案内される。傾斜縁部分13dはコーナーR部15まで続いているから、シャワーホース21を傾斜縁部分13dからコーナーR部15まで確実に案内できる。同図の三点鎖線に示すように、コーナーR部15まで案内されたシャワーホース21は、そこから上方又は前方(図5(b)の左側)へ抜け出る。したがって、浴室カウンター10に引っ掛かることなく、シャワーホース21を側方隙間19からスムーズに引き出すことができる。特に浴室カウンター10が前方拡幅型であっても、シャワーホース21が浴室カウンター10に引っ掛かるのを防止できる。
次に本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては図面に同一符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態(図6)>
図6に示すように、第2実施形態の浴室カウンター10Bにおいては、傾斜縁部分13dの傾斜角度が、前方(図6において左方)へ向かうにしたがって急になっている。
これによって、シャワーホース21の伸長使用の際に、シャワーホース21における傾斜縁部分13dとの当接部分21bが前方へ移行するにしたがって、シャワーホース21が一層スムーズに案内される。したがって、シャワーホース21が浴室カウンター10に引っ掛かるのを一層確実に防止でき、シャワーホース21を側方隙間19から前方へスムーズに引き出すことができる。
<第3実施形態(図7)>
図7に示すように、第3実施形態の浴室カウンター10Cにおいては、傾斜縁部分13dにおける前端部分13eの角度θ13eが、水平に対して70°以上になっている(θ13e≧70°)。ここでは、θ13e=80°程度になっている。前端部分13eの水平前後方向に沿う長さは、例えば20mm以下である。
傾斜縁部分13dにおける前端部分13eより後側の部分13d’の角度θ13dは、水平に対して30°以上70°以下である(30°≦θ13d≦70°)。
これによって、シャワーホース21における傾斜縁部分13dとの当接部分21bが傾斜縁部分13dの前端部分13eまで移行されたとき、当接部分21bが浴室カウンター10から自然と離れる。したがって、シャワーホース21を側方隙間19から一層スムーズに引き出すことができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、浴室カウンター10は、前方へ向かって拡幅された前方拡幅型であればよく、平面視で扇形に限らず、台形でもよい。
側方隙間19は、少なくとも一方の側壁部分2aと浴室カウンター10との間に形成されていればよく、他方の側壁部分2aと浴室カウンター10とは接していてもよい。
実施例として、第1実施形態(図2〜図4)と実質的に同一形状及び構造の浴室ユニット1を用い、シャワーホース21の伸長使用時の浴室カウンター10への引っ掛かりの有無を試験した。浴室カウンター10の傾斜縁部分13dの角度θ13dは、θ13d=35°であった。シャワーホース21の初期状態は、垂下部分21aを向かって左側の側方隙間19に通し、シャワーヘッド23をホルダ2に掛けた状態とした。前記初期状態から、通水しながら、シャワーヘッド23を持って、斜壁部分2cの対角(図1の右下方向に相当)へ向けて動かすことで、シャワーホース21を側方隙間19から引き抜いて伸ばす動作を試みた。前記動作を5回行ったところ、5回とも、シャワーホース21が浴室カウンター10に引っ掛かることなく、スムーズに動作できた。
[比較例1]
比較例として、浴室カウンターとして、側面13の下縁13bの角度が水平に対して20°のものを用い、それ以外は前記実施例と同一の浴室ユニットにおいて、前記実施例と同じ動作を試みたところ、シャワーホース21を側方隙間19からスムーズに引き抜いて伸ばせたのは、5回の動作のうち1回だけであった。4回は、シャワーホース21が浴室カウンター10の下縁13bから底部を経て前端面12へ回り込んだ状態で引っ掛かり、側方隙間19から引き抜けなかった。
本発明は、例えば浴室ユニットに適用できる。
1 浴室ユニット
2 浴室壁
2a 側壁部分(壁部分)
2c 斜壁部分(取付壁部分)
3 洗い場床
4 浴槽
5 手摺り
10 浴室カウンター
10B,10C 浴室カウンター
11 上面
12 前端面
12b 下縁
13 側面
13b 下縁
13d 傾斜縁部分
13d’ 後側部分
13e 前端部分
14 後端部
14e 端部分
15 コーナーR部
15b 下縁
19 側方隙間
20 水洗金具
21 シャワーホース
21a 垂下部分
21b 当接部分
21c 折り返し部分
21d 先端側部分
22 ホルダ
23 シャワーヘッド

Claims (8)

  1. 浴室壁に設けられる浴室カウンターであって、
    上面が、前方へ向かうにしたがって拡幅され、
    かつ両側面が、前方へ向かうにしたがって互いに離間されるとともに、各側面の下縁における少なくとも前側3分の1の部分が、前方へ向かって上へ30°以上の角度で傾斜された傾斜縁部分であることを特徴とする浴室カウンター。
  2. 前記角度が、水平に対して30°以上70°以下であることを特徴とする請求項1に記載の浴室カウンター。
  3. 前記傾斜縁部分のほぼ全域が一定角度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の浴室カウンター。
  4. 前記傾斜縁部分が、前方へ向かうにしたがって角度が急になっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の浴室カウンター。
  5. 前記傾斜縁部分における前端部分の角度が、水平に対して70°以上であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の浴室カウンター。
  6. 前記側面と前端面との角部が、平面視円弧状のコーナーR部となっており、
    前記傾斜縁部分が、前記コーナーR部の下縁と直接連なり、前記コーナーR部の下縁が、前記傾斜縁部分から遠ざかるにしたがって水平に漸近しつつ前記前端面の水平をなす下縁と連続していることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の浴室カウンター。
  7. 浴室壁と、
    後端部が前記浴室壁に当接されて固定される、請求項1〜6の何れか1項に記載の浴室カウンターと、
    前記浴室壁における前記浴室カウンターの直上に配置された水洗金具と、
    前記水洗金具から延びるシャワーホースと、を備え、
    前記シャワーホースにおける前記水洗金具からの垂下部分が、前記浴室カウンターの側方に配管可能であることを特徴とする浴室ユニット。
  8. 前記浴室壁が、互いに直交する一対の側壁部分と、これら一対の側壁部分どうしのコーナーに各側壁部分と斜めに交差するように配置された斜壁部分とを含み、
    前記斜壁部分に前記浴室カウンター及び前記水洗金具が設けられ、
    前記浴室カウンターと少なくとも一方の側壁部分との間に前記シャワーホースの直径より大きな幅の側方隙間が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の浴室ユニット。
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