JP2007021252A - 浴室用カウンター - Google Patents

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Abstract

【課題】 上面を後ろ側に向かって下り勾配に形成している浴室用カウンターにおいて、上面の勾配を大きくすることなく、上面の水切り性、水捌け性を良くする。
【解決手段】 平面視略半円形状の洗面器置き部2を備える。この洗面器置き部2の上面1の左右方向の両端部に、後ろ側に至るに連れて水を徐々に斜め内方に導く水誘導部3を形成する。カウンター本体部4の左右方向の略中央位置に、洗面器置き部2を嵌め合わす凹湾曲部4aを形成する。洗面器置き部2を、カウンター本体部4の凹湾曲部4aの両側に形成している凹段差部4bに、裏面の両側を係合させて嵌め合わす。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴室用カウンターに関し、更に詳しくは石鹸等の小物を載置するため、浴室の洗い場等の壁面に形成する浴室用カウンターに関するものである。
従来この種のカウンターとしては、例えば上面を後ろ側に向かって下方へ傾斜させたものや、カウンターを取り付ける壁面の側に、壁面に沿って溝を形成し、この溝を介してカウンター面の水を排水できるよう形成しているものがある(例えば特許文献1、同2参照)。
特開平8ー84680号公報 特許第3202180号公報
ところでこの種のカウンターは、上面の勾配を大きくすると、水が後ろ側に流れ易くなり、上面の水切り性、水捌け性が良くなるが、反面、石鹸等の小物が後ろ側に滑り易くなり、使い勝手が悪くなる。従ってこの種のカウンターは、小物の滑りを防止でき、しかも上面の水切り性、水捌け性が良くなるよう形成されているのが望ましい。
しかるに従来のこの種のカウンターは、上面に勾配が単につけられているのに過ぎなかった。従って従来品の場合は、例えば水切り性を良くするため、上面の勾配を大きくすると小物が滑り易くなり、逆に小物の滑りを防止するため勾配を小さくすると、水滴がそのまま残って上面の水切り性、水捌け性が悪くなる、という問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の技術的課題は、上面が後ろ側に向かって下り勾配に形成されている浴室用カウンターにおいて、上面の勾配を大きくすることなく、上面の水切り性、水捌け性が良くなるよう形成した浴室用カウンターを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、上面1が後ろ側に向かって下り勾配に形成され、上面1の水が後ろ側に導かれて排水される浴室用カウンターであって、平面視略半円形状の洗面器置き部2を備え、この洗面器置き部2の上面1の左右方向の両端部に、後ろ側に至るに連れて水を徐々に斜め内方に導く水誘導部3が形成され、カウンター本体部4の左右方向の略中央位置に、上記の洗面器置き部2が嵌め合わされる凹湾曲部4aが形成され、洗面器置き部2がカウンター本体部4の凹湾曲部4aの両側に形成されている凹段差部4bに、裏面の両側が係合されて嵌め合わされていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の場合、水誘導部3は、上面1の水を後ろ側に至るに連れて徐々に斜めに導くことが可能な形状であれば、その隆起形状、傾斜角、形成位置等は本発明品のデザインに応じて適宜選定されるので良い。ここで、徐々に斜めに導く、とは、後ろ側に至るに連れて水を少しずつ緩やかに横方向に片寄らせて流す、ということを意味する。従って本発明品によると、上面1の水は、水誘導部3によって後ろ側に至るに連れて緩やかに横方向に導かれ、分散している小さな水滴が結合して行く。そして水滴が大きくなるに連れ表面張力が低下するため、更に水滴の結合が促進し、小さな水滴が引き込まれる。従って上面1の水は流れる速度は遅いが、水の流れが途中で途切れることなく徐々に流される。その結果、本発明では洗面器置き部2の上面1の水を水誘導部3で両側から斜め内方に導いて排水でき、水栓からの飛沫で最も濡れ易い洗面器置き部2の水切り性、水捌け性を、上面1の勾配を大きくすることなくアップできる。
又本発明の場合、上記の洗面器置き部2は、その取付状態、取付姿勢が安定化するよう、壁面5に突き当てられる左右一対状の支持片部2aを備えて形成されているのが好ましい(請求項2)。
又本発明は、上面1の後ろ側に排水用の凹溝6が左右方向に延びて、且つこの凹溝6に連なる排水出口部8の溝面8aが側方になだらかに傾斜されて形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、排水出口部8が側方に開口しているため、人目を引くことなく排水でき、しかも排水出口部8の溝面8aがなだらかに傾斜しているため、水をまとわり付くように穏やかに排水させることができるからである。
以上説明したように本発明は、後ろ側に向かって上面を下り勾配に形成し、上面の水を後ろ側に導いて排水する浴室用カウンターであって、平面視略半円形状の洗面器置き部を備え、この洗面器置き部の上面の左右方向の両端部に、後ろ側に至るに連れて水を徐々に斜め内方に導く水誘導部を形成し、カウンター本体部の左右方向の略中央位置に、上記の洗面器置き部を嵌め合わす凹湾曲部を形成し、洗面器置き部をカウンター本体部の凹湾曲部の両側に形成している凹段差部に、裏面の両側を係合させて嵌め合わせているものである。
従って本発明では、水誘導部によって後ろ側に至るに連れて水が徐々に横方向、即ち斜め内方に片寄って流れ、それに連れて分散している小さな水滴が結合して大きな水滴になり表面張力が低下するため、水が流れ易くなる。それ故これによれば、上面の勾配を大きくすることなく、上面の水切り性、水捌け性をアップでき、石鹸等の小物の滑り落ちを防止できる。
また本発明は、上記の通り、洗面器置き部を備えて形成されているから、洗面器置き部の後方のカウンター本体部の上面と、洗面器置き部との境界部の隙間から排水できる。従って本発明によれば、その分、上面の水切り性、水捌け性をアップできる。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に従って説明する。
本発明品は、図1等に示されるように、上面1が後ろ側に向かって下り勾配に形成され、上面1の水が後ろ側に導かれて排水される浴室用カウンターである。本発明は、平面視略半円形状の洗面器置き部2を備えて形成されている。3は、後ろ側に至るに連れて水を徐々に斜めに導く水誘導部である。この水誘導部3は、この実施形態では洗面器置き部2の上面1の左右方向の両端部と、この両端部の外側にあたるカウンター本体部4の位置に隆起状に形成されている。
カウンター本体部4は、長板状に形成され、左右方向の略中央位置に、上記の洗面器置き部2が嵌め合わされる凹湾曲部4aが形成されている。洗面器置き部2は、カウンター本体部4の凹湾曲部4aの両側に形成されている凹段差部4b(図2参照)に、裏面の両側が係合されて嵌め合わされるものである。又洗面器置き部2は、壁面5(図3等参照)に突き当てられる左右一対状の支持片部2aを備えて形成されている。
又洗面器置き部2は、上面1の後ろ側に、左右方向に延びて排水用の凹溝6が形成されている。洗面器置き部2の凹溝6は、中央が高く、左右方向の外側に向かって水が流れるよう勾配が付けられている。又カウンター本体部4の凹溝6は、洗面器置き部2に対応する位置を除いて後ろ側の左右位置に形成され、内方に水が流れるよう勾配が付けられている。7は、バックガードである。このバックガード7によって水は、凹溝6から溢れ出ることが防止され、左右方向へ方向転換して流れるものである。8は、凹溝6に連なる排水出口部である。洗面器置き部2の排水出口部8は、凹溝6の両端に形成されている。又カウンター本体部4の排水出口部8は、凹溝6の内方の端部に形成されている。そしてこれらの排水出口部8の溝面8a(図2A、図3、図6等参照)は、側方になだらかに傾斜されている。なお本実施例では、カウンター本体部4の側方は、浴室の壁或いは浴槽エプロンの立面に当接しており、カウンター本体部4の両側へ水がこぼれ落ちることはなく、凹溝6によってカウンター本体部4の内側に徐々に流されるように形成されている。
次にこの実施形態に係る本発明品の水の流れを、図1に従って説明する。
先ず洗面器置き部2の上面1の水は、水誘導部3によって後ろ側になるに連れて徐々に斜め内方に導かれる。そのため本発明では、分散している小さな水滴が結合して大きな水滴になり、それに連れて表面張力が低下する結果、水が流れ易くなり、一層、分散状態の小さな水滴が引き込まれ、水の流れが途中で途切れることなく徐々に流され、上面1の水切り水捌けが良くなる。そして上面1の水は、洗面器置き部2の凹溝6に流れ込み、その後、左右方向の外側に向かって流れて洗面器置き部2の排水出口部8から下方に流れ出る。
次にカウンター本体部4の上面1における水の流れを説明する。カウンター本体部4の両翼上面1の水は、後ろ側に流れてカウンター本体部4の凹溝6に流れ込む。又洗面器置き部2の外側付近の水は、カウンター本体部4の水誘導部3によって徐々に斜め外方に導かれ、カウンター本体部4の凹溝6に流れ込む。この場合の水も、分散している水滴が結合して大きな水滴になり、それに連れて表面張力が低下する結果、上面1の水切り水捌け性が良くなるものであり、洗面器置き部2の上面1の水と同様である。そして凹溝6に流れ込んだ水は、内方に流れ、排水出口部8から洗面器置き部2の後方のカウンター本体部4の上面1aに流れ出て、この上面1aと洗面器置き部2との境界部1bの隙間から下方に流れ出る。
本発明カウンターの好適な一実施形態を示す平面図である。 同上カウンターのカウンター本体部を示し、Aは平面図、BはAのB―B線断面図である。 同上カウンターの洗面器置き部の平面図である。 図3のIV―IV線における拡大断面図である。 図3のV―V線における要部拡大断面図である。 同上カウンターの要部拡大平面図である。 図6のVIIーVII線から見た要部側面図である。 洗面器置き部の側面図である。
符号の説明
1 上面
2 洗面器置き部
3 水誘導部
4 カウンター本体部
4a 凹湾曲部
4b 凹段差部
5 壁面
6 凹溝
7 バックガード
8 排水出口部
9 壁パネル

Claims (3)

  1. 上面が後ろ側に向かって下り勾配に形成され、上面の水が後ろ側に導かれて排水される浴室用カウンターであって、平面視略半円形状の洗面器置き部を備え、この洗面器置き部の上面の左右方向の両端部に、後ろ側に至るに連れて水を徐々に斜め内方に導く水誘導部が形成され、カウンター本体部の左右方向の略中央位置に、上記の洗面器置き部が嵌め合わされる凹湾曲部が形成され、洗面器置き部がカウンター本体部の凹湾曲部の両側に形成されている凹段差部に、裏面の両側が係合されて嵌め合わされていることを特徴とする浴室用カウンター。
  2. 請求項1記載の浴室用カウンターであって、洗面器置き部が、壁面に突き当てられる左右一対状の支持片部を備えて形成されていることを特徴とする浴室用カウンター。
  3. 請求項1又は2記載の浴室用カウンターであって、上面の後ろ側に排水用の凹溝が左右方向に延びて、且つこの凹溝に連なる排水出口部の溝面が側方になだらかに傾斜されて形成されていることを特徴とする浴室用カウンター。
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JP2019058802A (ja) * 2019-01-25 2019-04-18 Toto株式会社 浴室
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