JP2009072533A - 浴槽 - Google Patents

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Nobuhisa Sasaki
伸久 佐々木
Toshiaki Kawame
敏章 河目
Daiji Sakai
大路 酒井
Yoichi Maeda
陽一 前田
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Abstract

【課題】二槽式の浴槽でありながらオーバーフローロが1つで済み、且つ汚物洗い用の槽の湯水が体洗い用の槽に流入することがない幼児用の浴槽を提供する。
【解決手段】浴槽の内槽を仕切るように配置される仕切り壁と、該仕切り壁の一方側に配置される第一槽と、上記仕切り壁の他方側に配置される第二槽と、上記第一槽と第二槽とを連通する連通流路と、上記第二槽に、上記連通流路より下方側に配置されたオーバーフロー口とを備える
【選択図】 図3

Description

本発明は、浴槽に係り、特に保育園等に設置される二槽式の幼児用浴槽に関する。
保育園等には幼児用浴槽が設置されるが、この浴槽は通常二槽式とされる。そして、衛生上の観点から、これら二槽のうち一方の浴槽を幼児の体洗い及ぴ沐浴専用とし、もう一方の浴槽を汚物洗い専用として、分けて使用される場合が多い。
ところで、浴槽には、溜め水が溢れ出すことを防止するためオーバーフロー口が設けられるが、汚物洗い用の槽からオーバーフローした汚水が体洗い用の槽に浸入することを防ぐ必要から、従来それぞれ独立したオーバーフロー口が設けられていた。
しかしながら、二槽にそれぞれオーバーフロー口を設けると、オーバーフロー管等の部材も二重に必要となり部材費がアップするとともに、加工や組立ての工数も二重にかかってしまうという問題がある。
この問題を解決するものとして、図5〜7に示すように、二槽の浴槽101,102を仕切る仕切り壁103の上部の適当箇所に、凹部104を形成してその凹部104底面にオーバーフロー孔105を開孔し、該凹部104には、オーバーフロー孔105へ至るオーバーフロー水の通水部107,108を有する防護蓋106を被せてなる二槽式浴槽がある(例えば、特許文献1参照。)。
この二槽式浴槽によれば、オーバーフロー管109が一本で済むので、部材費を節減することができるとともに、加工や組立ての工数も低減することができる。
実公昭60−19672号公報
しかしながら、この二槽式浴槽であっても、図6に示すように、例えば、汚物洗い用の槽102側の通水部107から大量の溢れ水が勢いよくオーバーフロー孔105側へ流入すると、オーバーフロー孔105を越えて、体洗い用の槽101側の通水部108から溢れ水が流出する可能性が残る。
この問題を解決するには、各々の槽の通水部を離間する必要があるが、そうすると、仕切り壁の幅Wが大きくなり、各槽の大きさが小さくなる、または浴槽全体が大きくなるという不都合が生じる。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、二槽式の浴槽でありながらオーバーフローロが1つで済み、且つ汚物洗い用の槽の湯水が体洗い用の槽に流入することがない浴槽を提供することを目的とするものである。
本発明の他の目的は、二槽間の仕切り壁の横幅を狭くできる浴槽を提供することにある。
本発明に係る浴槽は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、浴槽の内槽を仕切るように配置される仕切り壁と、該仕切り壁の一方側に配置される第一槽と、上記仕切り壁の他方側に配置される第二槽と、上記第一槽と第二槽とを連通する連通流路と、上記第二槽に、上記連通流路より下方側に配置されたオーバーフロー口とを備えるものである。
ここで、前記連通流路は、好適には、請求項2に記載したように、前記仕切り壁に形成されていることが望ましく、前記オーバーフロー口は、好適には、請求項3に記載したように、前記仕切り壁に形成されていることが望ましい。
本発明に係る浴槽によれば、二槽式の浴槽でありながらオーバーフローロが1つで済み、且つ汚物洗い用の槽の湯水が体洗い用の槽に流入することがないという効果が得られる。
また、本発明は、二槽間の仕切り壁の横幅を狭くできる効果が得られる。
本発明に係る浴槽の実施の形態について、図1〜4を参照して説明する。浴槽1は、保育園等において幼児の入浴に用いられる二槽式の浴槽である。仕切り壁4により仕切られた二槽中、容積の大きい第一槽2は幼児の体洗い及び沐浴用として、容積の小さい第二槽3は汚物洗い用として、分けて使用される。仕切り壁4の一端には、第一槽2と第二槽3とを連通する連通流路21が凹設される。また、第一槽2内には、足掛け用のステップ9が設けられている。
この浴槽1は、その前面及び両側面において、上周縁部のリム5を介してエプロン6が垂設される一方、その背面において、リム5から上方へ立ち上がる立上り部7が立設される。そして、この立上り部7には、その略全長に亘る長さを有する手摺り8が取り付けられる。これにより、背後の壁面に別途手摺を取り付ける必要がなくなる。なお、浴槽1の各槽2,3の下方の空間Sは、キャビネットとして利用される。
図2に示すように、給水管10から供給される水及び給湯管11から供給される湯は、仕切り壁4上面に取り付けられた温度調節レバー12によって所望の温度の湯水となって、同じく仕切り壁4上面に取り付けられたスパウト13へと送られる。
スパウト13は、水平方向に回動可能とされ、第一槽2及び第二槽3に直接給水できるとともに、仕切り壁4から引き出してシャワーとしても利用することができる。シャワーのホース14は、シャワーとして使用していない場合は、仕切り壁4内に収容される。なお、スパウト13の吐水/止水の切り替えは、スパウト13先端に設けられた吐水/止水切替機構13aにより行われる。
次に、排水については、図3に示すように、第一槽2の排水口15には第一排水管17が、第二槽3の排水口16には第二排水管18が、それぞれ接続される。また、第二槽3の仕切り壁4には、オーバーフロー口20が設けられ、このオーバーフロー口20にはオーバーフロー排水管19の一端が接続され、オーバーフロー排水管19の他端は、第二排水管18に接続される。なお、オーバーフロー口20は、その上端が連通流路21の底部よりも低くなるように配置される。
本実施の形態に係る浴槽1は上記のように構成されており、以下各槽2,3からのオーバーフロー水の処理について説明する。
まず、第一槽2でオーバーフローした水は、連通流路21を経由して第二槽3に流れ込み、第二槽3の排水口16が開放している場合は、この排水口16から第二排水管18を通じ槽外に排出される。
他方、第二槽3の排水口16が閉じている場合は、第二槽の水位が上昇し、終には連通流路21より下面に配置されたオーバーフロー口20からオーバーフロー排水管19を経由して槽外に排出される。これにより、第一槽2から第二槽3に流れ出た水は、再び第一槽2に戻ることなく槽外に排出される。
逆に、第二槽3のオーバーフロー水は、連通流路21より下面に配置されたオーバーフロー口20からオーバーフロー排水管19を経由して槽外に排出されるので、第二槽3の汚水が第一槽2へ浸入することは阻止される。
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る浴槽の一実施形態を示す平面図。 図1に示されたA−A矢視図であり、給水管を示す図。 図1に示されたA−A矢視図であり、排水管を示す図。 図1に示されたB−B矢視図。 従来の二槽式浴槽の一例を示す平面図。 図5に示されたC−C矢視図。 図5に示されたD−D矢視図。
符号の説明
1 浴槽
2 第一槽
3 第二槽
4 仕切り壁
5 リム
6 エプロン
7 立上り部
8 手摺り
9 ステップ
10 給水管
11 給湯管
12 温度調節レバー
13 スパウト
13a 吐水/止水切替機構
14 ホース
15,16 排水口
17 第一排水管
18 第二排水管
19 オーバーフロー排水管
20 オーバーフロー口
21 連通流路
S 空間

Claims (3)

  1. 浴槽の内槽を仕切るように配置される仕切り壁と、
    該仕切り壁の一方側に配置される第一槽と、
    上記仕切り壁の他方側に配置される第二槽と、
    上記第一槽と第二槽とを連通する連通流路と、
    上記第二槽に、上記連通流路より下方側に配置されたオーバーフロー口と、
    を備えたことを特徴とする浴槽。
  2. 前記連通流路は、前記仕切り壁に形成されていることを特徴とする請求項1記載の浴槽。
  3. 前記オーバーフロー口は、前記仕切り壁に形成されていることを特徴とする請求項1記載の浴槽。
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