JP5293048B2 - 洗面装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、カバーを有するオーバーフロー孔を備える洗面装置に関するものである。
従来から、洗面化粧台などに用いられる、オーバーフロー孔を備えた洗面装置は知られている。このような洗面装置には一般に、給水カランのような水供給手段からの給水を受けるボウルと、ボウル下部に開口して設けられ排水管に接続された排水口を備える。又、ボウル内に水を溜めて利用する場合などに、ボウル内の水が溢れることを防ぐオーバーフロー孔が設けられている。オーバーフロー孔はボウル側壁に開口して備えられ、オーバーフロー用通路に接続されている。オーバーフロー用通路は上部をオーバーフロー孔としてボウル内に開口し、下部は排水管に接続されており、オーバーフロー孔に達したボウル内の水は、オーバーフロー孔を通じオーバーフロー用通路に流入して排水管へ排水される。
ところで、オーバーフロー孔周辺や、オーバーフロー用通路内部は形状的に清掃が行いにくいため、汚れがたまったり、悪臭が発生したりする場合がある。洗面化粧台では、顔をボウルに近づけて洗顔や洗髪を行うため、オーバーフロー孔やオーバーフロー用通路が原因のわずかな異臭や汚れであっても気が付きやすい。また、オーバーフロー孔は常時開放であるから、オーバーフロー孔からオーバーフロー用通路に塵が入り込んで汚れの原因となっている。
このような問題に対し、図3、4に示す如く、特開平8−184084号公報に説明されるように、オーバーフロー孔14を閉じるカバー2を開閉自在に設けて、オーバーフロー孔14やオーバーフロー用通路15に付着した汚れが見えないようにすると共に、オーバーフロー用通路15内部に発生する異臭が洗面装置1の使用者に届かないようにすることが考えられる。オーバーフロー孔14近傍を拡大して示す図4の如く、洗面装置1が備えるボウル11の側壁12に設けられたオーバーフロー孔14にカバー2が設けられている。カバー2はオーバーフロー孔14を閉じる薄い板の形状をしており、その薄い板の上辺はオーバーフロー孔14上方の側壁12と蝶番の如く可動に固定されている。カバー2の材質は比重が1より軽く水に浮かぶようになされている。従って、洗面装置1が備えるボウル11内に溜められた水がカバー2の下部に達すると、カバー2は上辺が固定された蝶番の如く上方に弧を描くように浮かんで、オーバーフロー孔14が開口し、ボウル11内の水がオーバーフロー孔14を通じて排水されるものであった。ボウル11内に水を溜めない場合には、カバー2がオーバーフロー孔14を閉ざしており、オーバーフロー孔14周辺やオーバーフロー用通路15に付着した汚れが洗面装置1使用者から見えることを防ぎ、またオーバーフロー孔14周辺やオーバーフロー用通路15から発生した異臭がボウル11内側に流出することを防いでいる。
特開平8−184084号公報
しかしながら、上記従来例においては、カバー2は上辺が固定された蝶番の如く上方に弧を描くように浮かぶことから、浮かんだ状態のカバー2は洗面装置1の使用に邪魔となって、洗面装置1の使用感を損ねるという問題点がある。
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、カバーの動作によって使用感を損なわれない洗面装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、側壁にオーバーフロー孔を有するボウルと、連結された浮子が浮上すればオーバーフロー孔を開くように開閉自在に設けられたカバーと、を備えた洗面装置において、ボウル内面より外側にはボウルに連通された浮動空間を備え、カバーの位置よりも低い位置に配置されるように連結された浮子は浮動空間内に備えられて、ボウル内の水の上昇に応じて浮子が浮上してカバーがボウルの側壁に沿って動いてオーバーフロー孔を開くようになされている。
又、本願請求項2記載の洗面装置においては、本願請求項1記載の洗面装置において、カバーがボウルの側壁の外面に沿って動くようになされたことを特徴としている。
本願請求項1記載の発明の洗面装置においては、浮子が浮上すればオーバーフロー孔を開くように開閉自在に設けられたカバーを備えたことから、ボウル内の水がオーバーフロー孔付近に達しない間はカバーがオーバーフロー孔を閉ざしており、オーバーフロー孔やオーバーフロー用通路の汚れや異臭が洗面装置の美感を損ねない。又、カバーがオーバーフロー孔を閉じた状態においては、オーバーフロー孔から塵がオーバーフロー用通路に入ることを防ぎ、オーバーフロー孔とオーバーフロー用通路が汚れにくくなる。
又、ボウルに連通された浮動空間を備えたことから、浮動空間の水はボウル内に溜められた水と同じ水位になり、浮子は浮動空間内に備えられたことから、浮子がボウル内に溜められた水の水位を正確に検知して、ボウル内の水がオーバーフロー孔に達すればカバーがオーバーフロー孔を開くようになった。浮動空間はボウル内面より外側に備えられており、浮子の浮動が洗面装置使用者の邪魔にならず、又洗面装置使用者の手などによって浮子の浮動が阻害されない。
又、カバーはボウルの側壁に沿って動いてオーバーフロー孔を開くようになされたことから、カバーの動作が洗面装置使用者の邪魔にならず、カバーの動作が使用感を損ねない。
又、本願請求項2記載の発明の洗面装置においては、カバーがボウルの側壁外面に沿って動くようになされたことから、カバーの動作が洗面装置使用者の邪魔にならない効果が高まる。
図1、2は、本願請求項1、2に対応した実施形態である洗面装置の要部を示している。この実施形態の洗面装置が備える構成要素の内、オーバーフロー用通路の如く一般に広く用いられる洗面装置が備える構造と同じ構成要素については、適宜従来例を示す図3を参照されたい。この洗面装置は図1、図2に示す如く、側壁12にオーバーフロー孔14を有するボウル1と、連結された浮子21が浮上すればオーバーフロー孔14を開くように開閉自在に設けられたカバー2と、を備えた洗面装置1において、ボウル11内面より外側にはボウル11に連通された浮動空間22を備え、浮子21は浮動空間22内に備えられて、ボウル11内の水がオーバーフロー孔14に達すれば、浮子21が浮上してカバー2がボウル11の側壁12に沿って動いてオーバーフロー孔14を開くようになされている。
又、この洗面装置1においては、カバー2がボウル11の側壁12の外面に沿って動くようになされている。
以下、この実施形態の洗面装置1を、より具体的詳細に説明する。図1に示すように、洗面装置1の備えるボウル11が側壁12に開口したオーバーフロー孔14には、オーバーフロー孔14を開閉自在になされたカバー2が備えられている。オーバーフロー孔14は上下が水平な直線状であり、左右は半円状となってボウル11内に開口している。カバー2は閉じればオーバーフロー孔14を塞ぐ大きさの長方形の形状をしている。
洗面装置1には浮子21を内部に有する浮動空間22が備えられている。浮動空間22の下部はボウル11の側壁12に開口している。すなわち、浮動空間22の下部は開口部13を通してボウル11に連なって、ボウル11内の水が浮動空間22内に流入するようになされている。
カバー2は側壁12の外面に沿って設けられているため、カバー2はオーバーフロー孔14を通してのみ見ることが可能である。又、洗面装置1使用者はオーバーフロー孔14に手を挿入した場合にのみカバー2に接触することが可能となる。
カバー2の上部中央と、浮子21の上部とはカバー2の位置よりも浮子21が低い位置になるように配置されて接続部23で結合されており、浮子21の浮動に合わせてカバー
2が上下に動くようになされている。また浮子21が浮動空間22内を上方に浮動すれば、カバー2が上方に動いてオーバーフロー孔14を開くようになされている。
ボウル11内の水は開口部13を通じて浮動空間22に流入して、ボウル11内の水と同じ水位となり、浮子21を上方に浮上させる。これにより、接続部23で結合されたカバー2が、ボウル11の側壁12の外壁に沿って上方に動いて、オーバーフロー孔14を開くようになされている。
図2には、カバー2がオーバーフロー孔14を開閉する様子を示す。図2(a)はカバー2がオーバーフロー孔14を閉じた状態であり、図2(b)は浮子21が上方に浮動し、カバー2がオーバーフロー孔14を開けた状態を示す。
図2(a)、図2(b)の正面向かって左側は、水の溜められるボウル11内である。ボウル11の側壁12には、オーバーフロー孔14がボウル11内に向けて開口しており、側壁12の裏側には更に二重の壁を備えて、側壁12と二重の壁との間にはオーバーフロー用通路15を備える。オーバーフロー用通路15は下部が排水管に接続され、オーバーフロー孔14から排出された水はオーバーフロー用通路15を経由して排水管へ排水される。接続部23は、一方をカバー2上部に接続され、もう一方は二重の壁上部に設けた開口部及び浮動空間22上部の開口部を通じて、浮子21の上部と接続されている。浮動空間22の下部は開口部13を通じてボウル11内に連通されている。
図2(a)の如くボウル11内の水が開口部13に達しない状態においては、浮子21は浮動空間22の下部底面付近にあり、カバー2はオーバーフロー孔14を閉じている。
図2(b)の如くボウル11内の水3がオーバーフロー孔14に達した状態では、ボウル11内の水3は開口部13を通じて浮動空間22内部に流入している。浮動空間22内の水はボウル11内の水3と同じ水位となり、浮子21が上方に浮上する。これにより浮子21と接続部23で結合されたカバー2はオーバーフロー孔14を開ける。これにより、オーバーフロー孔14に達したボウル11内の水3はオーバーフロー孔14からオーバーフロー用通路15を経由して排水管に排水される。
したがって、この実施形態の洗面装置1においては、浮子21が浮上すればオーバーフロー孔14を開くように開閉自在に設けられたカバー2を備えたことから、ボウル11内の水がオーバーフロー孔14付近に達しない間はカバーがオーバーフロー孔14を閉ざしており、オーバーフロー孔14やオーバーフロー用通路15の汚れや異臭が洗面装置1の美感を損ねない。又、カバー2がオーバーフロー孔14を閉じた状態においては、オーバーフロー孔14から塵がオーバーフロー用通路15に入ることを防ぎ、オーバーフロー孔14とオーバーフロー用通路15が汚れにくくなる。
又、ボウル11に連通された浮動空間22を備えたことから、浮動空間22の水はボウル11内に溜められた水と同じ水位になり、浮子21は浮動空間22内に備えられたことから、浮子21がボウル11内に溜められた水の水位を正確に検知して、ボウル11内の水3がオーバーフロー孔14に達すればカバー2がオーバーフロー孔14を開くようになった。浮動空間22はボウル11内面より外側に備えられており、浮子21の浮動が洗面装置1使用者の邪魔にならず、又洗面装置1使用者の手などによって浮子21の浮動が阻害されない。
又、カバー2はボウル11の側壁12に沿って動いてオーバーフロー孔14を開くようになされたことから、カバー2の動作が洗面装置1使用者の邪魔にならず、カバー2の動作が使用感を損ねない。
又、カバー2がボウル11の側壁12外面に沿って動くようになされたことから、カバー2の動作が洗面装置1使用者の邪魔にならない効果が高まる。
本願発明の実施形態であるカバーをオーバーフロー孔と共に示す透視正面図。 同カバーの動作を示す(a)はオーバーフロー孔を閉じた状態、(b)はボウル内の水を検知してオーバーフロー孔を開いた状態を示す断面側面図。 従来例のカバーを洗面装置と共に示す断面側面図。 従来例のカバー近傍を拡大して洗面装置と共に示す断面側面図。
符号の説明
1 洗面装置
11 ボウル
12 側壁
13 開口部
14 オーバーフロー孔
15 オーバーフロー用通路
2 カバー
21 浮子
22 浮動空間
23 接続部
3 ボウル内の水

Claims (2)

  1. 側壁にオーバーフロー孔を有するボウルと、連結された浮子が浮上すればオーバーフロー孔を開くように開閉自在に設けられたカバーと、を備えた洗面装置において、ボウル内面より外側にはボウルに連通された浮動空間を備え、カバーの位置よりも低い位置に配置されるように連結された浮子は浮動空間内に備えられて、ボウル内の水の上昇に応じて浮子が浮上してカバーがボウルの側壁に沿って動いてオーバーフロー孔を開くようになされた洗面装置。
  2. カバーがボウルの側壁の外面に沿って動くようになされたことを特徴とする請求項1記載の洗面装置。
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