JP2008167836A - 浴槽エプロン - Google Patents
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Abstract
【課題】長手方向両端部の接続構造等に簡略化しつつ蹴込み用凹部を簡単に形成できて、コスト安価でデザイン面でも優れた浴槽エプロンを提供する。
【解決手段】浴室内の浴槽の洗い場側の側面に配置される浴槽エプロンであって、平面視直線状の上部垂直面と、該上部垂直面の長手方向両端部に設けられた端部垂直面と、前記上部垂直面の下部で端部垂直面の下部間に設けられて浴槽側に窪むと共にその長手方向の両側面及び上面が閉塞された平面視直線状の蹴込み用凹部と、を備えることを特徴とする。前記蹴込み用凹部は、上面が傾斜面で形成され両側面が平面視円弧状面で形成される。
【選択図】 図1
【解決手段】浴室内の浴槽の洗い場側の側面に配置される浴槽エプロンであって、平面視直線状の上部垂直面と、該上部垂直面の長手方向両端部に設けられた端部垂直面と、前記上部垂直面の下部で端部垂直面の下部間に設けられて浴槽側に窪むと共にその長手方向の両側面及び上面が閉塞された平面視直線状の蹴込み用凹部と、を備えることを特徴とする。前記蹴込み用凹部は、上面が傾斜面で形成され両側面が平面視円弧状面で形成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、浴室内の浴槽の洗い場側の側面に配置される浴槽エプロンに係わり、特に蹴込み用凹部を備えた浴槽エプロンに関する。
一般的に、システムバスルーム等の浴室内に設置される浴槽においては、浴室の洗い場側の側面に浴槽エプロンが配置されている。従来、この浴槽エプロンとしては、例えば特許文献1に示すように、浴槽側に屈曲された折曲片と垂下片及び蹴込み片からなる蹴込み用凹部を下部に設けたものが提案されている。
特開平11−332767号公報
しかしながら、このような浴槽エプロンにおいては、蹴込み用凹部が浴槽の背足方向の全域に亘って設けられて両端部が開放されているため、例えば洗い場に設けられるカウンタや浴室の反カウンタ側の壁パネルとの止水性の確保等が面倒になる等、蹴込み用凹部の長手方向両端部における接続(接合)構造が複雑化してコストアップを招き易く、また、浴槽と洗い場の接合部分におけるデザイン性の面でも好ましくない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、長手方向両端部の接続構造等を簡略化しつつ蹴込み用凹部を簡単に形成できて、コスト安価でデザイン面でも優れた浴槽エプロンを提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、浴室内の浴槽の洗い場側の側面に配置される浴槽エプロンであって、平面視直線状の上部垂直面と、該上部垂直面の長手方向両端部に設けられた端部垂直面と、前記上部垂直面の下部で端部垂直面の下部間に設けられて浴槽側に窪むと共にその長手方向の両側面及び上面が閉塞された平面視直線状の蹴込み用凹部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記蹴込み用凹部の前記上面が傾斜面で形成され前記両側面が平面視円弧状面で形成されていることを特徴とする。
本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、浴槽エプロンに、上部垂直面と端部垂直面及び上部垂直面の下部で端部垂直面の下部間に形成されると共にその両側面と上面が閉塞された蹴込み用凹部が設けられているため、長手方向両端部の接続構造等を簡略化しつつ浴槽エプロンの下部に蹴込み用凹部を簡単に形成できて、浴槽エプロン自体をコスト安価に形成し得ると共に、カウンタ等との接続部にすっきり感が得られる等、両端接続部分のデザイン性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、蹴込み用凹部の上面が傾斜面で形成され両側面が平面視円弧状面で形成されているため、蹴込み用凹部の清掃を容易に行うことができると共に、蹴込み用凹部両端部のデザイン性を一層向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図7は、本発明に係わる浴槽エプロンの一実施形態を示し、図1が該エプロンを使用した浴室の内部斜視図、図2がその概略平面図、図3が概略正面図、図4〜図6が浴槽エプロンの平面図、底面図、側面図、図7が使用状態の説明図である。
図1〜図7は、本発明に係わる浴槽エプロンの一実施形態を示し、図1が該エプロンを使用した浴室の内部斜視図、図2がその概略平面図、図3が概略正面図、図4〜図6が浴槽エプロンの平面図、底面図、側面図、図7が使用状態の説明図である。
図1〜図3に示すように、浴室1内には浴槽2が設置され、この浴槽2の一側にはカウンタ4が設置された洗い場3が設けられている。そして、浴槽2の洗い場3側の側面には、浴槽エプロン5が例えば着脱可能に配置されている。この浴槽エプロン5は、図1及び図4〜図6に示すように、樹脂成形により、所定の厚さを有してその上端が平面視で直線状の略平板状に形成され、上部に設けられた上部垂直面5aと、この上部垂直面5aの長手方向(浴槽エプロン5の長手方向)の両端部に所定幅で上下方向に設けられた端部垂直面5b、5cを有している。
また、浴槽エプロン5の上部垂直面5aの下部で端部垂直面5b、5cの下部間には、浴槽2側に窪んだ蹴込み用凹部6が設けられている。この蹴込み用凹部6は、上面としての所定長さの平面視直線状の傾斜面6aと、この傾斜面6aの長手方向端部に設けられた側面としての円弧状面6b、6cとで形成され、前記傾斜面6aは下端が浴槽2側に傾斜する平坦な面で形成され、また、前記円弧状面6b、6cは平面視で凹状の曲面で形成されている。これにより、蹴込み用凹部6は、その傾斜面6a及び円弧状面6b、6cにより上面及び左右側面の3面が閉塞状態とされて、浴槽エプロン5の上部垂直面5aの下部と端部垂直面5b、5cの下部間に一体形成されている。
また、浴槽エプロン5の前記上部垂直面5aの上端部には、浴槽2の上端フランジ2a(図1〜図3参照)に係合可能な係合部8(図6参照)が設けられると共に、前記端部垂直面5b、5cと両円弧状面6b、6c等で形成される裏面空間部内には、洗い場側の防水パンの端部やカウンタ4等に係合される所定形状の係合部8(図4及び図5参照)が設けられている。この時、浴槽エプロン5の円弧状面6b、6cの形状や係合部8の形状が対称形状に形成されることにより、浴槽2の浴室1内への各種設置形態に容易に対応できるように構成されている。
なお、浴槽エプロン5の上部垂直面5aの裏面には、所定間隔で例えば縦方向のリブ9(図4参照)が一体形成されてその剛性アップが図られている。また、浴槽エプロン5の長さは、洗い場3の幅(カウンタ4側の端部と反カウンタ4側の端部間の寸法)と略同一に設定されると共に、その蹴込み用凹部6の長さは、洗い場3の幅よりも僅かに短い寸法に設定されている。さらに、浴槽エプロン5の端部垂直面5b、5cの幅は、50〜200mm程度に設定されると共に、蹴込み用凹部6の開口上縁部の洗い場3からの高さは、入浴者の足先が収容可能な200mm程度に設定されている。
このように構成された浴槽エプロン5は、その長手方向の両端部に設けた前記係合部8をカウンタ4の浴槽側端部に設けた係合部(図示せず)に係合させると共に、洗い場側防水パンの浴槽側端部に設けた係合部(図示せず)に係合させ、かつ、上端部に設けた係合部8を浴槽2の上端フランジ2aに設けた係合部(図示せず)に係合させる。これにより、浴槽エプロン5が浴槽2の上端フランジ2aの洗い場側下部に取り付けられ、この浴槽エプロン5の浴槽2への取り付けにより、浴槽2の洗い場側の側面が閉塞される。この状態において、浴槽エプロン5の長手方向の一方の端部は、カウンタ4の端部に接続(接合)状態とされ、他方の端部は浴室1の反カウンタ側の壁パネル10(図2参照)に接合状態とされる。
そして、この浴槽エプロン5の配置状態において、例えば入浴者が洗い場3から浴槽2内に入ろうとする場合、図7に示すように、入浴者Mはその足先を蹴込み凹部6内に位置させつつ、浴槽2の洗い場側の側壁を跨いで入ることができる。この時、蹴込み用凹部6の長さが洗い場3の幅よりも僅かに短い寸法に設定されていることから、洗い場3の略全ての位置から入浴者Mが蹴込み用凹部6を利用しつつ浴槽2の側壁を跨いで浴槽2内に入ることが可能となる。
このように、上記実施形態の浴槽エプロン5にあっては、平面視直線状の上部垂直面5aと、上部垂直面5aの長手方向両端部の端部垂直面5b、5cと、これら各垂直面5a〜5c間に浴槽2側に窪む状態で設けられた蹴込み用凹部6とを有するため、蹴込み用凹部6を利用して、入浴者Mが浴槽2の洗い場側の側壁を跨いで浴槽2内に入ることができる。その際、蹴込み用凹部6が平坦な傾斜面6aと円弧状面6b、6cにより形成されていることから、入浴者Mの足先を蹴込み用凹部6内にスムーズに収容しつつ、浴槽2の側壁を簡単に跨ぐことができる。
また、浴槽エプロン5の下部に蹴込み用凹部6が一体成形により形成されると共に、その両端部に一般的な着脱可能な平板状の浴槽エプロンと同様に接合できる端部垂直面5b、5cが形成されているため、例えば従来例に示すような蹴込み用凹部の長手方向両端部の止水構造が不要になる等、浴槽エプロン5の設置に係わるコストを低減させて、安価な設置構造を得ることができる。また、浴槽エプロン5が浴槽2に着脱可能に配置されているため、従来の平板状の着脱可能な浴槽エプロンと同様の扱いが可能になると共に、左右対称形状の浴槽エプロン5によりカウンタ4が浴槽2のどちらの端部に位置する場合であっても対応できる等、汎用性と使い勝手に優れた浴槽エプロン5を得ることができる。
さらに、浴槽エプロン5の下部に形成される蹴込み用凹部6が、平面視直線状の傾斜面6aとこの傾斜面6aの長手方向両端部の円弧状面6b、6cで形成されているため、蹴込み用凹部6の3面を閉塞状態として、傾斜面6aや左右の円弧状面6b、6c等(すなわち蹴込み用凹部6)の清掃を容易に行うことができる。また、蹴込み用凹部6の両端部に上部垂直面5aと面一の端部垂直面5a、5bがそれぞれ形成され、これらの垂直面5a〜5c間に蹴込み用凹部6が3面閉塞状態で形成されているため、浴槽2の上端フランジ2aの形状に対応した直線状の蹴込み用凹部6により、浴槽エプロン5自体のデザイン性を向上させることができると共に、端部垂直面5b、5cによりカウンタ4や壁パネル10との接続部にすっきり感が得られる等、浴槽エプロン5廻りのデザイン性を向上させることが可能となる。
またさらに、例えば図1の二点鎖線で示すように、洗い場3の浴槽エプロン5側に排水口11が設けられる場合に、排水口11の位置を浴槽2側に近づけて配置することができて、その上部の空間を利用して排水蓋の開閉作業を容易に行いつつ、排水口11を目立たなくすることができ、洗い場3自体のデザイン性を向上させることもできる。また、浴槽エプロン5に蹴込み用凹部6を設けることで、その厚さを従来より厚くすることができると共に、上部垂直面5a裏面に形成したリブ9で反り等を防止できるため、浴槽エプロン5自体の剛性を高めて、浴槽2の上端フランジ2aやカウンタ4との接合構造を長期に亘り安定化させること等が可能となる。
なお、上記実施形態においては、蹴込み用凹部6の円弧状面6b、6cを凹状の円弧状面としたが、例えば凸状の円弧状面で形成することもできるし、傾斜面6aも平坦に限らず、円弧状面とすることもできる。また、上記実施形態における蹴込み用凹部6の全体形状、各垂直面5a〜5cの大きさ等も一例であって、例えば端部垂直面5b、5cの幅を洗い場3の大きさに応じて増減させたり、浴槽2の洗い場側の内面にステップを設ける等、本発明の各発明に係わる要旨を逸脱しない範囲において、適宜に変更することができる。
本発明は、システムバスルーム等の浴室に設置される浴槽のエプロンへの利用に限らず、例えば単独で設置される浴槽や各種施設の浴槽等の他の全ての浴槽のエプロンとしても利用できる。
1・・・浴室、2・・・浴槽、2a・・・上端フランジ、3・・・洗い場、4・・・カウンタ、5・・・浴槽エプロン、5a・・・上部垂直面、5b、5c・・・端部垂直面、6・・・蹴込み用凹部、6a・・・傾斜面、6b、6c・・・円弧状面、8・・・係合部、9・・・リブ、10・・・壁パネル、11・・・排水口、M・・・入浴者。
Claims (2)
- 浴室内の浴槽の洗い場側の側面に配置される浴槽エプロンであって、平面視直線状の上部垂直面と、該上部垂直面の長手方向両端部に設けられた端部垂直面と、前記上部垂直面の下部で端部垂直面の下部間に設けられて浴槽側に窪むと共にその長手方向の両側面及び上面が閉塞された平面視直線状の蹴込み用凹部と、を備えることを特徴とする浴槽エプロン。
- 前記蹴込み用凹部は、前記上面が傾斜面で形成され、前記両側面が平面視円弧状面で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の浴槽エプロン。
Priority Applications (1)
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JP2007002137A JP2008167836A (ja) | 2007-01-10 | 2007-01-10 | 浴槽エプロン |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013078459A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Sekisui Home Techno Kk | 浴槽 |
JP2018161263A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | Toto株式会社 | 浴室ユニット |
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2007
- 2007-01-10 JP JP2007002137A patent/JP2008167836A/ja active Pending
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