JP4413690B2 - 手洗器の設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、手洗器の設置構造に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、洗面器の背部にバックパネルとパッキンを設けることによって、下方への水漏れがなく、また、取り外しが容易となる洗面器の設置構造が存在する。
特開平11−299667号公報
例えば、キャビネット式トイレにおいては、ロータンクがキャビネット内部に隠蔽されるため、メンテナンスの際に、上面に設置される手洗器を取り外す必要があるが、従来では、手洗器の回りを止水するために、前記特許文献1に開示されているように、バックガードなどの水返し部を設ける等しており、コストが大となり、また意匠性が悪くなるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、バックガード等を必要とせず、意匠性に優れ、かつメンテナンス時等に容易に着脱できる手洗器の設置構造を提供せんとするものであり、その請求項1は、背面を壁に当接状にして設置される手洗器において、該手洗器の背面と前記壁間に止水板を配置し、該止水板を前記壁に水密に固定するとともに、該止水板の前面に設けたパッキンに前記手洗器の背面を着脱可能に当接させて設置したことである。
また、請求項2は、前記止水板の裏面に設けた止水テープにより、該止水板を前記壁に水密に固定することである。
また、請求項3は、前記止水板を前記手洗器の背面上端より低い位置に配置したことである。
また、請求項4は、前記止水板の前面左右端に、前記手洗器の側壁内側に嵌まり込む位置決めパットを取り付けたことである。
本発明の手洗器の設置構造は、手洗器の背面と壁間に止水板を配置し、止水板を壁に水密に固定するとともに、止水板の前面に設けたパッキンに手洗器の背面を着脱可能に当接させて設置したことにより、止水板の表側のパッキンに手洗器の背面を当接させて、手洗器を良好に止水して壁面に当接状に設置することができ、手洗器や手洗器を置くカウンターにはバックガード等の水返しを設ける必要がなく、コストが低減し、また手洗器の意匠性が向上するものとなる。
また、メンテナンスの際等には容易に手洗器を着脱でき、メンテナンスの作業性が向上するものとなる。また、壁に凹凸がある場合でも、止水板は平滑であるため、その前面に設けられているパッキンで確実に手洗器の背面を止水することができ、止水性能の均一化を図ることができるものとなる。
また、止水板の裏面に設けた止水テープにより止水板を壁に水密に固定することにより、止水テープで止水板を水密に固定したので、簡単に壁と止水板との間の止水ができるものとなる。
また、止水板を手洗器の背面上端より低い位置に配置したことにより、止水板が手洗器の設置状態では隠されるため、見栄え良く手洗器を設置できるものとなる。
また、止水板の前面左右端に、手洗器の側壁内側に嵌まり込む位置決めパットを取り付けたことにより、止水板の位置に対する手洗器の位置が統一でき、止水性能の均一化が図れ、しかも位置決めパットは設置状態では手洗器の内側に隠れるため、設置状態の手洗器の意匠性が向上するものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、キャビネット式トイレの斜視構成図であり、キャビネット3の上面に設置される手洗器1は、壁2に背面を当接状にして設置されており、手洗器1の左右側方にはカウンター4,4が配置され、左右のカウンター4,4の下方は収納部となっており、収納部の前面にはそれぞれ開閉可能に収納部扉5,5が設けられている。また、キャビネット3の前面には便器6が設置されている。
図2の分解拡大斜視図で示すように、キャビネット3は、キャビネット本体3aの前面に前板3bが取り付けられて構成され、キャビネット本体3a内には、便器6へ洗浄水を供給するロータンク8が隠蔽状に収納されている。
このキャビネット本体3aの上端に突出されているダボ10,10を、カウンター4,4の底面に形成されているスリット部4aに整合させて嵌め込み、キャビネット本体3aの上面左右側にカウンター4,4を取り付けできるものである。なお、カウンター4,4の上面には、予めマジックファスナー(登録商標)7,7が設けられている。また、キャビネット本体3aの背側中央部には、凹み状に位置決め凹部9が形成されている。
この位置決め凹部9に対し、図3に示すように、止水板11を位置決めして取り付けることができ、この止水板11は、図5の拡大側面縦断面図、及び図7の拡大正面図で示すように、その下端側中央部に、前記位置決め凹部9内に嵌まり込む位置決め凸部11aが下向きに突出形成されており、この止水板11の裏側には、予め止水テープ14が貼着されており、剥離紙を剥がして、この止水テープ14を壁2に貼り付けて、壁2に止水板11を固定することができるものである。
なお、この止水板11を壁2に固定する手段として、止水テープ14に限らず、接着剤やビスなどを用いても良い。
また、止水板11の前面上端には、横方向にパッキン12が固着されており、さらに止水板11の前面の左右端側には、それぞれ位置決めパット13,13が予め固着されている。
図3のように、止水板11の位置決め凸部11aをキャビネット本体3aの位置決め凹部9内に嵌め込んで、止水板11を止水テープ14を介して壁2に固定しておき、この状態で、図4に示すように手洗器1を取り付けるのである。
この場合、手洗器1の左右側の側壁1d,1dの内側に、左右の位置決めパット13,13が嵌まり込むようにして、手洗器1の背面1aを前記パッキン12に押し当てながら、手洗器1の前面側を下方側へ降ろし、上から押さえ付けるようにして左右側のマジックファスナー(登録商標)7,7で手洗器1を固定して取り付けできるものである。
なお、図6には、手洗器1を設置した状態の平面拡大構成図を示す。
なお、図5の拡大側面縦断面図で示すように、手洗器1の背面1aの下部には、下側へ斜め方向に突出して背面リブ1bが一体形成されており、この背面リブ1bをパッキン12内に押し付けて、例えば5mm程度の厚みを有するパッキン12を1mm程度に潰した状態で押し付けることで、確実な止水性能を確保でき、手洗器1下方への水の侵入を確実に防ぐことができるものとなる。
なお、設置状態では、手洗器1の背面1aの上端1cより低い位置に止水板11の上端が位置するため、手洗器1により、止水板11及びパッキン12及び位置決めパット13は隠蔽された状態となり、これらが露出することがないためにスッキリとした設置状態が得られるものである。
また、手洗器1は背面1a側に立ち上がるバックガードが存在しないために意匠性に優れ、設置状態が極めてスッキリとしたものとなる。
なお、このような構成では、壁2に凹凸が存在しても、止水テープ14を介してその前面に止水板11が固設され、止水板11は平滑に形成されているため、その前面に設けられているパッキン12を介して確実に手洗器1の背面1aを止水することができるものとなる。
また、ロータンク8のメンテナンス時等には、マジックファスナー(登録商標)7から手洗器1を外して、手洗器の背面1aをパッキン12から引き離し、容易に取り外すことができ、手洗器1の着脱が自在であるためロータンク8等のメンテナンス作業も極めて容易に行えるものとなる。
なお、本例では、キャビネット本体3aの背側上端に形成されている位置決め凹部9に止水板11の位置決め凸部11aを嵌め込んで位置決めするように構成したが、ロータンク8に位置決め凹部9を設けて、止水板11を所定位置に設置できるように構成しても良い。
なお、本例では、キャビネット式トイレにおける手洗器1の設置構造を例示しているが、他の場面における、背面1aを壁2に当接状にして設置される手洗器1において、このような止水板11を配置して良好に止水し、意匠性を向上させて設置することができるものとなる。
キャビネット式トイレの設置状態の斜視構成図である。 キャビネット式トイレのキャビネット上にカウンターを設置する分解斜視構成図である。 さらに壁に止水板を設置した状態の斜視構成図である。 さらに止水板に対し手洗器を設置する分解斜視構成図である。 手洗器の背面を止水板で止水した設置状態の拡大側面縦断面図である。 手洗器の設置状態の拡大平面構成図である。 手洗器を設置した状態の止水板の正面配置構成図である。
符号の説明
1 手洗器
1a 背面
1b 背面リブ
1c 背面上端
1d 側壁
2 壁
3a キャビネット本体
3b 前板
4 カウンター
5 収納部扉
6 便器
7 マジックファスナー(登録商標)
8 ロータンク
9 位置決め凹部
11 止水板
12 パッキン
13 位置決めパット
14 止水テープ

Claims (4)

  1. 背面を壁に当接状にして設置される手洗器において、該手洗器の背面と前記壁間に止水板を配置し、該止水板を前記壁に水密に固定するとともに、該止水板の前面に設けたパッキンに前記手洗器の背面を着脱可能に当接させて設置したことを特徴とする手洗器の設置構造。
  2. 前記止水板の裏面に設けた止水テープにより、該止水板を前記壁に水密に固定することを特徴とする請求項1に記載の手洗器の設置構造。
  3. 前記止水板を前記手洗器の背面上端より低い位置に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の手洗器の設置構造。
  4. 前記止水板の前面左右端に、前記手洗器の側壁内側に嵌まり込む位置決めパットを取り付けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の手洗器の設置構造。
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