JP2020037818A - 天板と水槽との間の止水構造及び天板と水槽との固定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明に係る天板と水槽との間の止水構造は、天板と水槽との間の止水構造であって、前記天板には、開口部が形成され、前記水槽は、前記開口部に配置された水槽本体と、該水槽本体から外方に延出するフランジ部と、を有し、前記天板における前記開口部側に配置された第一面と、前記フランジ部における前記第一面側を向く第二面とは、隙間を有して対向配置され、前記隙間には、水の浸入経路の手前側から奥側に向かって順に、シリコン材が配置された第一止水部及び水膨張性部材が配置された第二止水部が、直列配置されていることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る天板と水槽との間の止水構造を備えたキッチンユニットを示す斜視図である。
図1に示すように、キッチンユニット100は、床面に設けられたキャビネット1と、キャビネット1の上部に設けられ作業面2uを有する天板2と、調理器具等(不図示)の洗浄を行うシンク3と、を備えている。
ここで、便宜上、利用者がキッチンユニット100に対向する側(図1に示す紙面左手前側)を前側と称し、前側と反対側(図1に示す紙面右奥側)を後側と称する。
キャビネット1は、内部に物品(不図示)が収容可能とされている。キャビネット1の構成としては、前部に開閉可能な扉(不図示。以下同じ。)が設けられた構成や、複数の引出し(不図示。以下同じ。)が設けられた構成や、扉と引出しとが組み合わせて設けられた構成等適宜選択可能である。
天板2は、板状に形成され、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。天板2は、平面視矩形状に形成されている。天板2には、シンク3が配置されるための上下方向に貫通する開口部2sが形成されている。本実施形態では、天板2は、セラミックにより構成されている。なお、天板2は、人工大理石、ステンレス等の他の材料により構成されていてもよい。また、天板2には、上下方向に貫通する開口部2tも形成され、開口部2tにコンロ21が設けられていてもよい。
図2に示すように、天板2の下面(第一面)2dには、下面2dに沿って補強層(ガラス繊維層)24が層状に設けられている。本実施形態では、補強層24はガラス繊維により構成されている。
なお、補強層24は天板2を補強するために設けられているが、他の補強手段により補強したり、補強する必要がなかったりする場合には、補強層24が設けられていなくてもよい。
シンク3は、水槽本体30と、フランジ部36と、を有している。本実施形態では、シンク3は、ステンレスにより構成されている。
フランジ部36は、側壁部32の上端部から外側に向かって折曲されて形成されている。フランジ部36の端部36aには、外側に向かうにしたがって次第に下方に向かうように形成された返し片部37が設けられている。フランジ部36及び返し片部37は、シンク3の周方向にわたって形成されている。
天板2とシンク3との間の隙間31s,32sに対して、水の浸入経路は、シンク3の中心側(浸入経路の手前側)から外側(浸入経路の奥側)に向かう方向となる。止水構造4は、隙間31s,32sに直列配置された第一止水部材(第一止水部)41及び第二止水部材(第二止水部)46を有している。第一止水部材41は、第二止水部材46よりもシンク3の中心側に配置されている。直列配置とは、水の浸入経路に沿って、第一止水部材41及び第二止水部材46が順に配置されている状態をいう。止水構造4は、シンク3の周方向にわたって設けられている。
図3は、天板2へのシンク3の取り付けを説明する図である。
まず、予め、天板2の下面2dに裏打ち材26を取り付けておく。裏打ち材26が取り付けられた天板2を上下反転させて(図3の紙面を上下反転させた状態で)、天板2の作業面2uを組み立て作業台(不図示)上に設置する。
次に、本発明の変形例1に係るキッチンユニットについて、主に図4及び図5を用いて説明する。
下記に示す変形例の説明において、前述した部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4は、本発明の一実施形態の変形例1に係る天板と水槽との間の止水構造を備えたキッチンユニットにおいて、図1のA−A線に相当する箇所の断面図である。図5は、本発明の一実施形態の変形例1に係る天板と水槽との間の止水構造を備えたキッチンユニットにおいて、天板への水槽の取り付けを説明する図である。
図4及び図5に示すように、本変形例では、シンク3Aは人造大理石により構成されている。シンク3Aのフランジ部38の上面38uには、凹溝39及び凸部40が設けられている。凹溝39は、凸部40よりも(シンク3Aの)内側に配置されている。凹溝39と凸部40とは、シンク3Aの内側と外側とを結ぶ内外方向に離間して配置されている。
次に、本発明の変形例2に係るキッチンユニットについて、主に図6を用いて説明する。
図6は、本発明の一実施形態の変形例2に係る天板と水槽との間の止水構造を説明する図である。
図6に示すように、天板2の開口部2sを向く端面(第一面)2aと、シンク3Bのフランジ部38Bの端面(第二面)38cとは、隙間35sを有して対向配置されている。天板2の作業面2uとシンク3Bのフランジ部38Bの上面38uとは略同一平面上に配置されている。
次に、本発明の変形例3に係るキッチンユニットについて、主に図7を用いて説明する。
図7は、本発明の一実施形態の変形例3に係る天板と水槽との間の止水構造を説明する図である。
図7に示すように、天板2Cは、天板部20と、補強部23と、を有している。本実施形態では、天板部20はセラミックにより構成され、補強部23は木材により構成されている。なお、補強部23が設けられておらず、補強部23の部分も一体としてセラミック等の天板部20として構成されていてもよい。
2d…天板2の下面(第一面)
2s…開口部
3…シンク(水槽)
4…止水構造
24…補強層(ガラス繊維層)
30…水槽本体
31s,32s…隙間
36…フランジ部
36u…フランジ部36の上面(第二面)
37u…返し片部37の上面(第二面)
37…返し片部
41…第一止水部材(第一止水部)
46…第二止水部材(第二止水部)
47…接着層
48…発泡層
49…止水層
100…キッチンユニット
Claims (4)
- 天板と水槽との間の止水構造であって、
前記天板には、開口部が形成され、
前記水槽は、前記開口部に配置された水槽本体と、該水槽本体から外方に延出するフランジ部と、を有し、
前記天板における前記開口部側に配置された第一面と、前記フランジ部における前記第一面側を向く第二面とは、隙間を有して対向配置され、
前記隙間には、水の浸入経路の手前側から奥側に向かって順に、シリコン材が配置された第一止水部及び水膨張性部材が配置された第二止水部が、直列配置されていることを特徴とする天板と水槽との間の止水構造。 - 前記天板はセラミックであり、
前記第一面は、前記天板の下面であり、
前記第二面は、前記フランジ部の上面であり、
前記第一面のうち前記第一止水部が配置される部分のみ、前記セラミックを補強するガラス繊維層が剥離されている請求項1に記載の天板と水槽との間の止水構造。 - 前記第二止水部は、乾式部材であり、
前記第二面に接着される接着層と、
前記第一面に沿って配置され、前記水膨張性部材で形成された止水層と、を有する請求項1または2に記載の天板と水槽との間の止水構造。 - 天板と水槽との固定方法であって、
前記天板には、開口部が形成され、
前記水槽は、前記開口部に配置された水槽本体と、該水槽本体から外方に延出するフランジ部と、を有し、
前記天板における前記開口部側に配置される第一面に、シリコン材を有する第一止水部を設置し、
前記フランジ部における前記第一面側を向くように設置される第二面に、水膨張性部材を有する第二止水部を設置し、
前記天板の前記第一面と前記フランジ部の前記第二面とを対向配置するように、前記天板と前記水槽とを固定し、
水の浸入経路の手前側から奥側に向かって順に、前記第一止水部及び前記第二止水部が直列配置されていることを特徴とする天板と水槽との固定方法。
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0289060U (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-13 | ||
JP2006291610A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Takara Standard Co Ltd | 流し台のカウンター |
JP2012196343A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Panasonic Corp | キッチンカウンター構造およびキッチンカウンター構造の形成方法 |
JP2017190569A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 株式会社Lixil | シンクの止水構造とスペーサ部材 |
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