JP6888209B2 - シンクの止水構造とスペーサ部材 - Google Patents

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本発明は、台所等のカウンターに設置されるシンクにおける止水構造と、その止水構造に用いられるスペーサ部材に関する。
台所等には、ステンレススチール等でなるシンクと、その上にカウンターとして設置される天板とが設けられ、シンクのフランジと天板との間の隙間からの漏水を防止する必要がある。このため、シンクのフランジと天板との間に止水材を配置する。この止水材としては、追従性および柔軟性のあるシリコン接着剤が賞用される。このような止水材を配置する止水構造の従来例として、特許文献1に記載のものがある。
この特許文献1に記載の止水構造は、図7(A)に示すように、天板31の開口縁の下面に、止水材充填用のスペースを形成するための溝31aを加工している。そしてその溝31aに、止水材として接着剤32を充填してシンク33の開口縁に設けたフランジ33aと天板31の下面との間の隙間からの一次止水構造を実現している。天板31の下面に設ける溝31aは、溝31aの周辺より溝31aの内部により多くの接着剤32が充填される。その結果、天板31の開口部近傍の下面における接着剤32の追従性が向上する結果、天板31とシンク33をより強固に接合でき従来よりも接着剤32の厚みを薄くすることができる。
34はフランジ33aと天板31との間に介在させるゴム等からなる弾性を有する止水材であり、二次止水構造を実現するもので、フランジ33aの外周側の傾斜部33bに嵌めて取付けられる。図7(B)に示すように、止水材34の本体部34aはほぼ均一の厚みを有し、本体部34aにはフランジ33aの外周側の傾斜部33bに嵌める装着溝34bを有する。また、本体部34aの上面部34cには、立ち上がり状に延出部34dが形成されている。また、上面部34cにはシンク側に突出させて形成された延出部34eを有し、この延出部34eは、その厚みをシンク側程薄く形成することにより、フランジ33aに追従して変形しやすくなるように構成されている。
この止水材34は、フランジ33aへの取付け前の状態では、上面部34cの裏面、すなわち装着溝34bの内面34fは、フラットである。しかし図7(A)に示すように、止水材34がフランジ33aに取付けられた状態では、延出部34eは圧縮され、延出部34dは曲がって天板31の下面に接する。
特開2015−117463号公報
特許文献1においては天板31の材質の一例として、人造大理石があげられている。人造大理石は樹脂や強化繊維等を用いて成形した成形材である。天板の材料として、人造大理石の他、セラミックも用いられる。セラミックは、人造大理石に比較し、強度が高いために傷つきにくい上、耐熱性が高く、その上、格調の高い濃色のものや種々の色のものが得やすいので、外観上のバリエーションが豊富なものも得やすい等、意匠の面でも優れた材料である。そこで、天板材料としてセラミックを採用し、特許文献1に記載のように、天板31に接着剤32を充填するための溝31aを加工する構造を採用することが考えられる。しかしながら、天板31としてのセラミックに溝加工を行なうと、セラミックがひび割れや欠け等の損傷が生じやすいので、特許文献1に記載の構造では、天板31としてセラミックを用いることが困難であり、天板の材質の選択の自由度が小さいという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、天板の材質の選択の自由度を拡大できるシンクの止水構造と、この止水構造に用いるスペーサ部材を提供することを目的とする。
本発明のシンクの止水構造は、シンクの上面開口部に外側に延出して設けられたフランジと、シンク上に配置される天板との間からの漏水を止めるシンクの止水構造において、
前記シンクのフランジに装着されて前記フランジの上面と前記天板の下面との間における前記シンクの前記上面開口部側にスペースを形成するスペーサ部材と、
前記スペースに配置されてそのスペースを塞ぐ止水材とを備え、
前記スペーサ部材は、前記フランジの外周の外下がり部に装着する装着部と、前記装着部から前記シンク側に突出して形成されたスペース形成部とを備え
前記装着部の上面に、前記スペーサ部材より軟質の部材である軟質部が形成され、
前記スペーサ部材は、前記フランジに取付ける前の状態では、前記軟質部の頂部が前記スペース形成部の上面レベルより上に突出するように形成され、
前記スペーサ部材が前記シンクと前記天板との間に取付けられた状態においては、前記軟質部が、前記天板の下面と前記スペーサ部材の上面との間で圧縮されて挟持される
ことを特徴とする。
また、本発明のシンクの止水構造は、前記フランジの上面に対面する前記スペーサ部材の下面に、前記スペーサ部材より軟質の部材でなる軟質部が一体に形成され、
前記スペーサ部材が前記シンクのフランジに取付けられた状態において、前記スペーサ部材の下面の前記軟質部が、前記フランジの上面と前記スペーサ部材との間で圧縮されて挟持される
ことを特徴とする。
また、本発明のシンクの止水構造は、前記装着部は、その上面が外下がり状に傾斜して形成されている
ことを特徴とする。
本発明のスペーサ部材は、シンクのフランジに装着されて前記フランジの上面と天板の下面との間に、一次止水材を配置するためのスペースを形成するスペーサ部材であって、
前記シンクの前記フランジの外周の傾斜部に嵌められる装着溝を有する装着部と、
前記装着部の上部の先端からシンク側に突出して形成されたスペース形成部とを備えると共に、
前記スペーサ部材と前記天板との間における漏水を防ぐ二次止水材として、前記装着部の上面に前記スペーサ部材より軟質の部材でなる軟質部が、前記スペーサ部材と一体に形成されており、
前記スペーサ部材が前記フランジに取付けられる前の状態では、前記軟質部の頂部が前記スペース形成部の上面レベルより上に突出するように形成される
ことを特徴とする。
本発明は、シンクのフランジと天板の下面との間にスペーサ部材を介在させ、そのスペーサ部材のシンクの上面開口部側に形成されたスペースに止水材を配置したので、天板に止水材を配置するための溝を形成する必要がない。このため、切削等の加工がしにくいセラミック等を天板として用いることが可能となり、天板の材質の選択の自由度が高まる。
(A)は本発明によるシンクの止水構造の一実施の形態を示す断面図、(B)はこの実施の形態に用いるスペーサ部材の断面図である。 図1(A)の要部拡大断面図である。 この実施の形態のシンクと天板との組み立て工程を説明する図である。 本発明のシンクの止水構造の他の実施の形態を示す断面図である。 図4の実施の形態の止水構造に用いるスペーサ部材の参考例を示す断面図である。 本発明の止水構造に用いるスペーサ部材の別の参考例を示す断面図である。 (A)は従来のシンクの止水構造を示す断面図、(B)はその二次止水構造に用いる従来の止水材を示す断面図である。
図1(A)は本発明によるシンクの止水構造の一実施の形態を示す断面図である。1はステンレススチール等でなるシンク、2は台所等のカウンターを構成する天板である。シンク1は上面開口部1aを有する略矩形の容器状をなすもので、上面開口部1aの周囲に外側に延出させて形成されたフランジ1bを有する。また、底板部1cには排水筒部1dを有する。
天板2は例えばセラミック製ものであり、シンク1の上面開口部1aに対応して、この開口部1aよりやや大きなサイズの開口部2aを有する。天板2の下面には、天板2が撓んだ際の割れや衝撃による破損を防止するためのガラス繊維3等の補強材が設けられている。4は天板2の下面に補強のために接着等により固着した木製の補強板であり、この補強板4としては例えば合板等が用いられる。
5はシンク1のフランジ1bの全周にわたって装着するスペーサ部材である。図2に示すように、このスペーサ部材5は、フランジ1bの上面と天板2の下面との間にΔhに示すスペースを、シンク1の上面開口部1a側に形成するものである。このスペーサ部材5は、硬質樹脂の成形により構成される。このスペーサ部材5としては、例えば硬質のシリコンゴムやエチレンプロピレンゴム(EPDM)等が用いられる。
6は止水材(一次止水材)であり、この止水材6は、フランジ1bの上面と天板2の下面との間に形成されたΔhに示すスペースに、フランジ1bと天板2との間で挟持されて配置される。この止水材6としては、例えば軟質のシリコンゴムやエチレンプロピレンゴム等を用いることができる。
図1(B)に示すように、スペーサ部材5は、シンク1のフランジ1bに装着するための装着部5aと、この装着部5aの先端にシンク1側に突出させて設けられたスペース形成部5bとを有する。フランジ1bへの装着部5aは、図2に示すフランジ1bの外周側の外下がりの傾斜部1eに嵌めて装着できるように、装着溝5cを有する。このフランジ1bへの装着部5aは、スペーサ機能を発揮するスペース形成部5bに対して外側、すなわちシンク1の反対側が下がるように傾斜して形成されている。
7はスペース形成部5bの下面にスペーサ部材5と一体に設けられた軟質部、8は装着部5aの傾斜した上面にスペーサ部材5と一体に設けられた軟質部である。これらの軟質部7,8は、例えば前記シリコンゴムやエチレンプロピレンゴムでなるスペーサ部材5よりも軟質の材料を、スペーサ部材5と同時に押し出し成形(2色成形)することによって形成されたもので、二次止水材として設けられたものである。これらの軟質部7,8は、スペーサ部材5への溶着等によっても設けることができる。スペーサ部材5の装着部5aとスペース形成部5bとの間には角形の凹部5dが形成されている。この凹部5dは、スペース形成部5bの下面に設ける軟質部7の取付け面積を確保するために設けられる。
このスペーサ部材5は、図1(B)に示すように、フランジ1bへの取付け前の状態では、軟質部8の頂部8aがスペース形成部5bの上面レベル14より上に突出するように形成されている。また、スペース形成部5bの厚さt2は、図7(B)に示すスペーサ部材5におけるスペース形成部5bの厚さt1よりも大きく形成されている。また、このスペース形成部5bの厚さt2は、スペーサ部材5の装着部5aにおける下半部の厚さt3の約2倍程度の厚さを有する。
9はシンク1を天板2に固定する金属製の固定金具であり、シンク1の周囲に複数個配設されるものである。この固定金具9は弾性を高めるためにU字形の湾曲部9aを有する。この固定金具9は、スペーサ10を介して補強板4にねじ込まれる取付けねじ11により取付けられ、固定金具9の先端でシンク1のフランジ1bの下面を押圧してシンク1を天板2に固定する。同時にこの固定金具9は、シンク1を天板2側に弾性的に押圧することにより、止水材6や軟質部7,8を圧縮して挟持することにより、フランジ1bと天板2の下面との間の水密性を確保する役目を果たす。
12はシンク1の外周面と天板2の下面と補強板4との間の隙間に充填される充填材であり、例えばホットメルト型接着剤により充填、固化されるものである。
図3はこの実施の形態のシンク1と天板2との組み立て工程を説明するための分解図である。シンク1と天板2との組み立てに当たって、図3に示すように、天板2の下面が上になるように反転させ、反転させた状態で天板2の開口部2aの縁近傍に、棒状をなす軟質のシリコンゴム等からなる止水材6を載せて固定しておく。
一方、シンク1のフランジ1bの全周にわたり、スペーサ部材5を装着しておき、シンク1も上下反転させ、シンク1を天板2に対して位置合わせして、フランジ1bを止水材6上に重ねる。
次に、固定金具9を、補強板4にねじ込んで締結する取付けねじ11により固定することにより、フランジ1bを固定金具9により天板2に対して押圧する。これにより、止水材6および軟質部7,8を圧縮した状態で天板2とシンク1とを一体化する。その後、ホットメルト型接着剤等によりなる充填材12を、シンク1の側面と天板2と補強板4の側面とにより形成されている溝に充填して固化させる。
このようにして構成された止水構造においては、固定金具9によってシンク1のフランジ1bが天板2に対して押圧されることにより、止水材6がフランジ1bと天板2との間で圧縮され、挟持されて配置されるため、フランジ1bと天板2との間のスペースが止水材6により閉塞されて一次止水がなされる。
また、スペーサ部材5の装着部5aの上面に設けられている軟質部8が、天板2と装着部5aの傾斜した上面との間で圧縮、挟持されるため、スペーサ部材5の上面側における二次止水構造が実現される。特に、この実施の形態のように、天板2がセラミックでなり、その下面にガラス繊維等の補強材3が設けられている場合、天板2の下面が凹凸面となるが、軟質部8がその凹凸面に追従して凹凸面を軟質部8で塞ぎ、スペーサ部材5の上面側の二次止水が良好になされる。
この実施の形態によれば、スペース形成部5bの上面は、天板2の下面に当接し、軟質部8は、軟質部8とスペース形成部5bと軟質部7の圧縮後のトータルの厚みに寄与しないから、図2に示すスペースΔhを設計する場合、圧縮によるスペースΔhの設計は、スペース形成部5bや軟質部7の厚みや圧縮による縮みについてのみ考慮すればよく、圧縮による縮みの小さいスペース形成部5bの厚さt2を大きくとることができる。このため、スペーサ部材5によるスペースΔhの幅のバラツキが小さくなり、止水材6による水密性がより精度よく保持される。
なお、この実施の形態において、軟質部8は装着部5aの上面上にすべて形成されている必要はなく、少量であればスペース形成部5b上に軟質部8の一部が形成されていて、軟質部8の主要部が装着部5a上に設けられた構成にしてもよい。
一方、スペーサ部材5のスペース形成部5bの下面に設けられている軟質部7は、フランジ1bとスペース形成部5bとの間で圧縮、挟持されるため、スペーサ部材5の下面側における二次止水構造が実現される。特に、フランジ1bの表面に引っ掻き傷防止等のためのエンボス加工が施されている場合、軟質部7がエンボス加工による凹凸面に追従して凹凸面を軟質部7で塞いだり、フランジ1bの撓みに追従することができ、スペーサ部材5の下面側における二次止水が良好になされる。また、この実施の形態においては、スペース形成部5bの裏面に凹部5dを設けて軟質部7の取付け面積を広くしているので、軟質部7のフランジ1bの凹凸に対する追従がしやすくなる。
なお、この実施の形態における止水構造を実現するには、スペーサ部材5により形成するスペースの幅Δhは、好ましくは1mm〜5mmである。スペースΔhが1mm未満であると、止水材6が天板2やフランジ1bの環境による寸法変化に耐えきれず、剥離してしまうおそれがある。一方、スペースが5mmを超えると、止水材6や軟質部7,8が圧縮されることによる変形量が不足してフランジ1bや天板2の下面の凹凸に対する追従が困難となる。また、意匠上も止水材6が厚く見えることは好ましくない。
図4は本発明による止水構造の他の実施の形態を示す断面図、図5はこの実施の形態の止水構造に使用するスペーサ部材の参考例である。この参考例においては、スペーサ部材5Xのフランジ1bへの傾斜した装着部5aのシンク1側から立ち上げた垂直部5eを介してスペース形成部5bを形成し、そのスペース形成部5b上に軟質部8を設けたものである。垂直部5eとスペース形成部5bとの間に、軟質部7の取付け面積を拡げる凹部5dが形成される。
図4に示すように、この参考例のスペーサ部材5Xは、取付け状態において、軟質部8は、スペース形成部5bと天板2との間で圧縮されて変形することにより、スペーサ部材5Xと天板2との間の水密性を保ち、二次止水構造を実現する。また、この実施の形態においては、スペース形成部5bの裏面に凹部5dを設けて軟質部7の取付け面積を広くしているので、軟質部7のフランジ1bの凹凸に対する追従がしやすくなる。
図6は本発明によるスペーサ部材の別の参考例をさらに示す断面図である。このスペーサ部材5Yは、装着部5aの傾斜した上面に、変形が容易な中空部5fを形成したものである。このスペーサ部材5Yにおいては、シンク1のフランジ1bと天板2との間で挟持され、中空部5eが圧縮されて変形することにより、天板2とスペーサ部材5Yとの間の止水がなされる。なお、中空部5fはスペース形成部5bもしくはスペース形成部5bから装着部5aにわたって形成してもよい。
以上本発明を実施の形態により説明したが、本発明は、天板としてセラミック以外の材質を用いることができる。その他、本発明を実施する場合、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、構成部材やその組み合わせについて、種々の変更、付加が可能である。
1 シンク
1b フランジ
2 天板
5,5X,5Y スペーサ部材
5f 中空部
6 止水材
7,8 軟質部

Claims (4)

  1. シンクの上面開口部に外側に延出して設けられたフランジと、シンク上に配置される天板との間からの漏水を止めるシンクの止水構造において、
    前記シンクのフランジに装着されて前記フランジの上面と前記天板の下面との間における前記シンクの前記上面開口部側にスペースを形成するスペーサ部材と、
    前記スペースに配置されてそのスペースを塞ぐ止水材とを備え、
    前記スペーサ部材は、前記フランジの外周の外下がり部に装着する装着部と、前記装着部から前記シンク側に突出して形成されたスペース形成部とを備え
    前記装着部の上面に、前記スペーサ部材より軟質の部材である軟質部が形成され、
    前記スペーサ部材は、前記フランジに取付ける前の状態では、前記軟質部の頂部が前記スペース形成部の上面レベルより上に突出するように形成され、
    前記スペーサ部材が前記シンクと前記天板との間に取付けられた状態においては、前記軟質部が、前記天板の下面と前記スペーサ部材の上面との間で圧縮されて挟持される
    ことを特徴とするシンクの止水構造。
  2. 請求項1に記載のシンクの止水構造において、
    前記フランジの上面に対面する前記スペーサ部材の下面に、前記スペーサ部材より軟質の部材でなる軟質部が一体に形成され、
    前記スペーサ部材が前記シンクのフランジに取付けられた状態において、前記スペーサ部材の下面の前記軟質部が、前記フランジの上面と前記スペーサ部材との間で圧縮されて挟持される
    ことを特徴とするシンクの止水構造。
  3. 請求項1または2に記載のシンクの止水構造において、
    前記装着部は、その上面が外下がり状に傾斜して形成されている
    ことを特徴とするシンクの止水構造。
  4. シンクのフランジに装着されて前記フランジの上面と天板の下面との間に、一次止水材を配置するためのスペースを形成するスペーサ部材であって、
    前記シンクの前記フランジの外周の傾斜部に嵌められる装着溝を有する装着部と、
    前記装着部の上部の先端からシンク側に突出して形成されたスペース形成部とを備えると共に、
    前記スペーサ部材と前記天板との間における漏水を防ぐ二次止水材として、前記装着部の上面に前記スペーサ部材より軟質の部材でなる軟質部が一体に形成されており、
    前記スペーサ部材が前記フランジに取付けられる前の状態では、前記軟質部の頂部が前記スペース形成部の上面レベルより上に突出するように形成される
    ことを特徴とするスペーサ部材。
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