JP2020517677A5 - - Google Patents

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JP2020517677A5
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実施例22で使用した中間体は、以下のように調製した:
N1−(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)ベンゼン−1,4−ジアミンの調製
DBU(18.8mL、126mmol)を、アセトニトリル(500mL)中の5,7−ジメトキシキナゾリン−4(3H)−オン(10g、48.5mmol)及びPyBOP(32.8g、63mmol)の混合物に加えた。無色の溶液が形成され、これを60℃で1時間加熱した。ベンゼン−1,4−ジアミン(10.5g、96.9mmol)を加え、60℃での撹拌を更に2時間続けた。混合物を蒸発させ、残留物をDCM(700mL)と飽和塩化アンモニウム溶液(600mL)との間で分配した。有機相を飽和塩化アンモニウム溶液(300mL)、水(600mL)、飽和NaHCO溶液(600mL)及びブライン(300mL)で洗浄し、乾燥させ、蒸発乾固させた。残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィー、溶出勾配0〜6%(10:1メタノール/濃NH(水溶液))/酢酸エチルで精製した。画分を蒸発させて、粗生成物(26g)を茶色半固体として得た。この固体をアセトン(400mL)に溶解し、ジエチルエーテル(2M、25mL)中のHClを加えた。得られた固体を濾過により収集し、アセトンで洗浄して粗生成物を得、これを飽和NaHCO溶液(300mL)とDCM(300mL)との間で分配した。水層をDCM(200mL)で抽出し、抽出物を有機層と合わせた。合わせた有機抽出物を相分離紙を通して濾過し、蒸発乾固させた。残留物をジエチルエーテルで粉砕して、標題化合物を橙色固体(8g、55%)として得た。1H NMR(500MHz,DMSO,27℃)δ 3.87(3H,s),4.03(3H,s),4.97(2H,s),6.57(2H,d),6.63(1H,d),6.71(1H,d),7.31(2H,d),8.28(1H,s),9.45(1H,s);m/z:ES+ [M+H]+ 297.
本願は下記の態様も包含する。
[態様1]
式(I)の化合物
Figure 2020517677
又はその薬学的に許容され得る塩(式中:
は、水素及びフルオロから選択され;
は、フルオロ及びC 1〜2 アルコキシから選択され;
は、水素及びメトキシから選択され;
は、C 1〜3 アルコキシ及びNR (R 及びR は、各々独立して、水素又はメチルである)から選択される基で場合により置換されたC 1〜3 アルキル;又は1個の酸素原子を含む4〜6員ヘテロシクリル環である)。
[態様2]
が水素である、態様1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様3]
がフルオロである、態様1又は2に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様4]
が水素である、態様1〜3のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様5]
が、メチル、エチル、イソプロピル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、オキサニル、2−ジメチルアミノエチル及び2−メトキシエチルから選択される、態様1〜4のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様6]
が2−メトキシエチルである、態様5に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様7]
前記化合物が以下:
N−{4−[(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]−3−フルオロフェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(5−フルオロ−6,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
(R)−N−(4−{[5−エトキシ−7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
(S)−N−(4−{[5−エトキシ−7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−(4−((5−エトキシ−7−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−((7−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−5−エトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−((5−エトキシ−7−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−((5−エトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−((5−エトキシ−7−(オキセタン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−{[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]−N−{4−[(5,6,7−トリメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}アセトアミド、
N−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
(R)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(4−((5−メトキシ−7−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)アセトアミド、
(S)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(4−((5−メトキシ−7−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)アセトアミド、
N−(4−{[5−メトキシ−7−(プロパン−2−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−(4−{[5−メトキシ−7−(オキセタン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−[4−({7−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]−5−メトキシキナゾリン−4−イル}アミノ)フェニル]−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(7−エトキシ−5−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(5,7−ジエトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−(4−{[5−メトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(5−フルオロ−7−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
からなる群から選択される、態様1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様8]
前記化合物がN−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミドである、態様1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様9]
前記化合物が遊離塩基形態である、態様1〜8のいずれか1つに記載の式(I)の化合物。
[態様10]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Aに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様8に記載の式(I)の化合物。
[態様11]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Cに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様8に記載の式(I)の化合物。
[態様12]
化合物が、N−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミドトシレート塩である、態様1に記載の式(I)の化合物。
[態様13]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Eに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様12に記載の式(I)の化合物。
[態様14]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Gに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様12に記載の式(I)の化合物。
[態様15]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Iに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様12に記載の式(I)の化合物。
[態様16]
態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩、及び少なくとも1つの薬学的に許容され得る希釈剤又は担体を含む医薬組成物。
[態様17]
治療に使用するための、態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様18]
癌の処置に使用するための、態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様19]
癌の処置のための医薬の製造のための、態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩の使用。
[態様20]
治療有効量の、態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩を温血動物に投与することを含む、癌の処置を、そのような処置を必要とする前記温血動物において行うための方法。

Claims (17)

  1. 式(I)の化合物
    Figure 2020517677
    又はその薬学的に許容され得る塩(式中:
    は、水素及びフルオロから選択され;
    は、フルオロ及びC1〜2アルコキシから選択され;
    は、水素及びメトキシから選択され;
    は、C1〜3アルコキシ及びNR(R及びRは、各々独立して、水素又はメチルである)から選択される基で場合により置換されたC1〜3アルキル;又は1個の酸素原子を含む4〜6員ヘテロシクリル環である)。
  2. が水素である、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  3. がフルオロである、請求項1又は2に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  4. が水素である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  5. が、メチル、エチル、イソプロピル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、オキサニル、2−ジメチルアミノエチル及び2−メトキシエチルから選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  6. が2−メトキシエチルである、請求項5に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  7. 前記化合物が以下:
    N−{4−[(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]−3−フルオロフェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(5−フルオロ−6,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    (R)−N−(4−{[5−エトキシ−7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    (S)−N−(4−{[5−エトキシ−7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−(4−((5−エトキシ−7−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−((7−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−5−エトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−((5−エトキシ−7−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−((5−エトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−((5−エトキシ−7−(オキセタン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−{[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]−N−{4−[(5,6,7−トリメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}アセトアミド
    N−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    (R)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(4−((5−メトキシ−7−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)アセトアミド
    (S)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(4−((5−メトキシ−7−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)アセトアミド
    N−(4−{[5−メトキシ−7−(プロパン−2−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−(4−{[5−メトキシ−7−(オキセタン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−[4−({7−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]−5−メトキシキナゾリン−4−イル}アミノ)フェニル]−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(7−エトキシ−5−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(5,7−ジエトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−(4−{[5−メトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(5−フルオロ−7−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    からなる群から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  8. 前記化合物がN−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミドである、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  9. 前記化合物が遊離塩基形態である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の式(I)の化合物。
  10. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Aに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項8に記載の式(I)の化合物。
  11. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Cに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項8に記載の式(I)の化合物。
  12. 化合物が、N−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミドトシレート塩である、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  13. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Eに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項12に記載の式(I)の化合物。
  14. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Gに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項12に記載の式(I)の化合物。
  15. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Iに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項12に記載の式(I)の化合物。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩、及び少なくとも1つの薬学的に許容され得る希釈剤又は担体を含む医薬組成物。
  17. 求項1〜15のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩を含む、癌処置用医薬
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