JP2020517677A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2020517677A5
JP2020517677A5 JP2019557764A JP2019557764A JP2020517677A5 JP 2020517677 A5 JP2020517677 A5 JP 2020517677A5 JP 2019557764 A JP2019557764 A JP 2019557764A JP 2019557764 A JP2019557764 A JP 2019557764A JP 2020517677 A5 JP2020517677 A5 JP 2020517677A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
triazole
acetamide
amino
phenyl
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019557764A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7128204B2 (ja
JP2020517677A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/EP2018/060798 external-priority patent/WO2018197642A1/en
Publication of JP2020517677A publication Critical patent/JP2020517677A/ja
Publication of JP2020517677A5 publication Critical patent/JP2020517677A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7128204B2 publication Critical patent/JP7128204B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

実施例22で使用した中間体は、以下のように調製した:
N1−(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)ベンゼン−1,4−ジアミンの調製
DBU(18.8mL、126mmol)を、アセトニトリル(500mL)中の5,7−ジメトキシキナゾリン−4(3H)−オン(10g、48.5mmol)及びPyBOP(32.8g、63mmol)の混合物に加えた。無色の溶液が形成され、これを60℃で1時間加熱した。ベンゼン−1,4−ジアミン(10.5g、96.9mmol)を加え、60℃での撹拌を更に2時間続けた。混合物を蒸発させ、残留物をDCM(700mL)と飽和塩化アンモニウム溶液(600mL)との間で分配した。有機相を飽和塩化アンモニウム溶液(300mL)、水(600mL)、飽和NaHCO溶液(600mL)及びブライン(300mL)で洗浄し、乾燥させ、蒸発乾固させた。残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィー、溶出勾配0〜6%(10:1メタノール/濃NH(水溶液))/酢酸エチルで精製した。画分を蒸発させて、粗生成物(26g)を茶色半固体として得た。この固体をアセトン(400mL)に溶解し、ジエチルエーテル(2M、25mL)中のHClを加えた。得られた固体を濾過により収集し、アセトンで洗浄して粗生成物を得、これを飽和NaHCO溶液(300mL)とDCM(300mL)との間で分配した。水層をDCM(200mL)で抽出し、抽出物を有機層と合わせた。合わせた有機抽出物を相分離紙を通して濾過し、蒸発乾固させた。残留物をジエチルエーテルで粉砕して、標題化合物を橙色固体(8g、55%)として得た。1H NMR(500MHz,DMSO,27℃)δ 3.87(3H,s),4.03(3H,s),4.97(2H,s),6.57(2H,d),6.63(1H,d),6.71(1H,d),7.31(2H,d),8.28(1H,s),9.45(1H,s);m/z:ES+ [M+H]+ 297.
本願は下記の態様も包含する。
[態様1]
式(I)の化合物
Figure 2020517677
又はその薬学的に許容され得る塩(式中:
は、水素及びフルオロから選択され;
は、フルオロ及びC 1〜2 アルコキシから選択され;
は、水素及びメトキシから選択され;
は、C 1〜3 アルコキシ及びNR (R 及びR は、各々独立して、水素又はメチルである)から選択される基で場合により置換されたC 1〜3 アルキル;又は1個の酸素原子を含む4〜6員ヘテロシクリル環である)。
[態様2]
が水素である、態様1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様3]
がフルオロである、態様1又は2に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様4]
が水素である、態様1〜3のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様5]
が、メチル、エチル、イソプロピル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、オキサニル、2−ジメチルアミノエチル及び2−メトキシエチルから選択される、態様1〜4のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様6]
が2−メトキシエチルである、態様5に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様7]
前記化合物が以下:
N−{4−[(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]−3−フルオロフェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(5−フルオロ−6,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
(R)−N−(4−{[5−エトキシ−7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
(S)−N−(4−{[5−エトキシ−7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−(4−((5−エトキシ−7−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−((7−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−5−エトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−((5−エトキシ−7−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−((5−エトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−((5−エトキシ−7−(オキセタン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド、
N−(4−{[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]−N−{4−[(5,6,7−トリメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}アセトアミド、
N−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
(R)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(4−((5−メトキシ−7−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)アセトアミド、
(S)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(4−((5−メトキシ−7−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)アセトアミド、
N−(4−{[5−メトキシ−7−(プロパン−2−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−(4−{[5−メトキシ−7−(オキセタン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−[4−({7−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]−5−メトキシキナゾリン−4−イル}アミノ)フェニル]−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(7−エトキシ−5−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(5,7−ジエトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−(4−{[5−メトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(5−フルオロ−7−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド、
N−{4−[(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
からなる群から選択される、態様1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様8]
前記化合物がN−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミドである、態様1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様9]
前記化合物が遊離塩基形態である、態様1〜8のいずれか1つに記載の式(I)の化合物。
[態様10]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Aに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様8に記載の式(I)の化合物。
[態様11]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Cに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様8に記載の式(I)の化合物。
[態様12]
化合物が、N−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミドトシレート塩である、態様1に記載の式(I)の化合物。
[態様13]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Eに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様12に記載の式(I)の化合物。
[態様14]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Gに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様12に記載の式(I)の化合物。
[態様15]
CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Iに示すようなXRPDを有する結晶形態である、態様12に記載の式(I)の化合物。
[態様16]
態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩、及び少なくとも1つの薬学的に許容され得る希釈剤又は担体を含む医薬組成物。
[態様17]
治療に使用するための、態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様18]
癌の処置に使用するための、態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
[態様19]
癌の処置のための医薬の製造のための、態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩の使用。
[態様20]
治療有効量の、態様1〜15のいずれか1つに記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩を温血動物に投与することを含む、癌の処置を、そのような処置を必要とする前記温血動物において行うための方法。

Claims (17)

  1. 式(I)の化合物
    Figure 2020517677
    又はその薬学的に許容され得る塩(式中:
    は、水素及びフルオロから選択され;
    は、フルオロ及びC1〜2アルコキシから選択され;
    は、水素及びメトキシから選択され;
    は、C1〜3アルコキシ及びNR(R及びRは、各々独立して、水素又はメチルである)から選択される基で場合により置換されたC1〜3アルキル;又は1個の酸素原子を含む4〜6員ヘテロシクリル環である)。
  2. が水素である、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  3. がフルオロである、請求項1又は2に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  4. が水素である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  5. が、メチル、エチル、イソプロピル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、オキサニル、2−ジメチルアミノエチル及び2−メトキシエチルから選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  6. が2−メトキシエチルである、請求項5に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  7. 前記化合物が以下:
    N−{4−[(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]−3−フルオロフェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(5−フルオロ−6,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    (R)−N−(4−{[5−エトキシ−7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    (S)−N−(4−{[5−エトキシ−7−(テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−(4−((5−エトキシ−7−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−((7−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−5−エトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−((5−エトキシ−7−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−((5−エトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−((5−エトキシ−7−(オキセタン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)アセトアミド
    N−(4−{[5−メトキシ−7−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]−N−{4−[(5,6,7−トリメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}アセトアミド
    N−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    (R)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(4−((5−メトキシ−7−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)アセトアミド
    (S)−2−(4−イソプロピル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−N−(4−((5−メトキシ−7−((テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ)キナゾリン−4−イル)アミノ)フェニル)アセトアミド
    N−(4−{[5−メトキシ−7−(プロパン−2−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−(4−{[5−メトキシ−7−(オキセタン−3−イルオキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−[4−({7−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]−5−メトキシキナゾリン−4−イル}アミノ)フェニル]−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(7−エトキシ−5−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(5,7−ジエトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−(4−{[5−メトキシ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(5−フルオロ−7−メトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    N−{4−[(5,7−ジメトキシキナゾリン−4−イル)アミノ]フェニル}−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
    からなる群から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  8. 前記化合物がN−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミドである、請求項1に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩。
  9. 前記化合物が遊離塩基形態である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の式(I)の化合物。
  10. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Aに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項8に記載の式(I)の化合物。
  11. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Cに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項8に記載の式(I)の化合物。
  12. 化合物が、N−(4−{[5−フルオロ−7−(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−イル]アミノ}フェニル)−2−[4−(プロパン−2−イル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル]アセトアミドトシレート塩である、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  13. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Eに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項12に記載の式(I)の化合物。
  14. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Gに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項12に記載の式(I)の化合物。
  15. CuKα放射線を用いて測定して、実質的に図Iに示すようなXRPDを有する結晶形態である、請求項12に記載の式(I)の化合物。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩、及び少なくとも1つの薬学的に許容され得る希釈剤又は担体を含む医薬組成物。
  17. 求項1〜15のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその薬学的に許容され得る塩を含む、癌処置用医薬
JP2019557764A 2017-04-27 2018-04-26 C5-アニリノキナゾリン化合物及び癌の処置におけるそれらの使用 Active JP7128204B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201762490859P 2017-04-27 2017-04-27
US62/490,859 2017-04-27
PCT/EP2018/060798 WO2018197642A1 (en) 2017-04-27 2018-04-26 C5-anilinoquinazoline compounds and their use in treating cancer

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2020517677A JP2020517677A (ja) 2020-06-18
JP2020517677A5 true JP2020517677A5 (ja) 2021-04-22
JP7128204B2 JP7128204B2 (ja) 2022-08-30

Family

ID=62091877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019557764A Active JP7128204B2 (ja) 2017-04-27 2018-04-26 C5-アニリノキナゾリン化合物及び癌の処置におけるそれらの使用

Country Status (14)

Country Link
US (2) US10273227B2 (ja)
EP (1) EP3615522B1 (ja)
JP (1) JP7128204B2 (ja)
KR (1) KR102603153B1 (ja)
CN (1) CN110573505B (ja)
AR (1) AR111494A1 (ja)
AU (1) AU2018259078B2 (ja)
BR (1) BR112019022229A2 (ja)
CA (1) CA3059283A1 (ja)
ES (1) ES2888298T3 (ja)
MX (1) MX2019012847A (ja)
RU (1) RU2769694C2 (ja)
TW (1) TWI774758B (ja)
WO (1) WO2018197642A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2888298T3 (es) * 2017-04-27 2022-01-03 Astrazeneca Ab Compuestos de C5-anilinoquinazolina y su uso en el tratamiento de cáncer
US20210380685A1 (en) * 2018-10-18 2021-12-09 Sinomab Bioscience Limited Methods of Treating Rheumatoid Arthritis
MX2023002544A (es) 2020-09-10 2023-03-14 Genmab As Anticuerpo biespecifico contra cumulo de diferenciacion 3 (cd3) y cumulo de diferenciacion 20 (cd20) en terapia de combinacion para tratar linfoma folicular.
US20230355753A1 (en) 2020-09-10 2023-11-09 Genmab A/S Bispecific antibody against cd3 and cd20 in combination therapy for treating diffuse large b-cell lymphoma
AU2021342342A1 (en) 2020-09-10 2023-04-13 Genmab A/S Bispecific antibodies against CD3 and CD20 for treating chronic lymphocytic leukemia
JP2023542289A (ja) 2020-09-10 2023-10-06 ジェンマブ エー/エス 濾胞性リンパ腫を治療するための併用療法におけるcd3及びcd20に対する二重特異性抗体
US20240034812A1 (en) 2020-09-10 2024-02-01 Genmab A/S Bispecific antibody against cd3 and cd20 in combination therapy for treating diffuse large b-cell lymphoma
TW202345831A (zh) * 2021-12-09 2023-12-01 美商迪賽孚爾製藥有限公司 Kit激酶抑制劑及其使用方法

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9510757D0 (en) 1994-09-19 1995-07-19 Wellcome Found Therapeuticaly active compounds
GB9514265D0 (en) 1995-07-13 1995-09-13 Wellcome Found Hetrocyclic compounds
CA2384291A1 (en) * 1999-09-21 2001-03-29 Astrazeneca Ab Quinazoline derivatives and their use as pharmaceuticals
DE60226912D1 (de) 2001-04-27 2008-07-10 Kirin Pharma K K Chinolin- und Chianzolinderivate zur Behandlung von Tumoren
TW200505452A (en) * 2003-06-17 2005-02-16 Astrazeneca Ab Chemical compounds
JP2007512255A (ja) * 2003-11-13 2007-05-17 アンビット バイオサイエンシス コーポレーション キナーゼ調節因子としての尿素誘導体
US8153643B2 (en) 2004-10-12 2012-04-10 Astrazeneca Ab Quinazoline derivatives
JO2787B1 (en) 2005-04-27 2014-03-15 امجين إنك, Alternative amide derivatives and methods of use
US20070106549A1 (en) 2005-11-04 2007-05-10 Stocking Christine A Turnkey aviation budget management
UY30183A1 (es) 2006-03-02 2007-10-31 Astrazeneca Ab Derivados de quinolina
US20080200458A1 (en) 2007-01-18 2008-08-21 Joseph Barbosa Methods and compositions for the treatment of body composition disorders
WO2008089307A2 (en) 2007-01-18 2008-07-24 Lexicon Pharmaceuticals, Inc. Delta 5 desaturase inhibitors for the treatment of pain, inflammation and cancer
TWI377944B (en) * 2007-06-05 2012-12-01 Hanmi Holdings Co Ltd Novel amide derivative for inhibiting the growth of cancer cells
US20110104161A1 (en) 2008-05-14 2011-05-05 Burgess Teresa L Combinations vegf(r) inhibitors and hepatocyte growth factor (c-met) inhibitors for the treatment of cancer
WO2011153553A2 (en) 2010-06-04 2011-12-08 The Regents Of The University Of California Methods and compositions for kinase inhibition
CN102532042A (zh) * 2010-12-30 2012-07-04 上海医药工业研究院 一种芳基脲类化合物、其中间体及其应用
CN102918029B (zh) * 2011-05-17 2015-06-17 江苏康缘药业股份有限公司 4-苯胺-6-丁烯酰胺-7-烷醚喹唑啉衍生物及其制备方法和用途
CN103254142B (zh) 2013-04-26 2015-10-28 浙江工业大学 4-[4-(2-取代氨基乙酰氨基)苯胺基]喹唑啉类衍生物及制备和应用
WO2014181287A1 (en) 2013-05-09 2014-11-13 Piramal Enterprises Limited Heterocyclyl compounds and uses thereof
CN104130200B (zh) 2014-07-01 2016-04-20 中山大学 一种2-取代苯基-4-芳胺基喹唑啉衍生物及其制备方法和应用
WO2018197643A1 (en) 2017-04-27 2018-11-01 Astrazeneca Ab Phenoxyquinazoline compounds and their use in treating cancer
ES2888298T3 (es) * 2017-04-27 2022-01-03 Astrazeneca Ab Compuestos de C5-anilinoquinazolina y su uso en el tratamiento de cáncer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020517677A5 (ja)
JP6954567B2 (ja) 2−置換芳香族環−ピリミジン系誘導体及びその調製と医学的用途
AU2009249874B2 (en) Phenyl and benzodioxinyl substituted indazoles derivatives
ES2593331T3 (es) Dihidropirazolonas sustituidas y su uso como inhibidores de la HIF-prolil-4-hidroxilasa
JP6866967B2 (ja) サイクリン依存性キナーゼcdk9の新規阻害剤
CA2739739C (en) Sulfoximine-substituted anilino-pyrimidine derivatives as cdk inhibitors, production and use thereof as medicinal products
WO2005058883A1 (en) 2, 6 bisheteroaryl-4-aminopyrimidines as adenosine receptor antagonists
JP5463592B2 (ja) アデノシンa1レセプターアンタゴニストとしての新規化合物
JP2009530272A5 (ja)
CZ299600B6 (cs) Heterocyklické slouceniny obsahující dusík jako inhibitory p38 proteinkinázy a farmaceutické prostredky s jejich obsahem
JP2009544620A (ja) 自己免疫疾患及び炎症のためのプロリン尿素ccr1アンタゴニスト
TWI827601B (zh) 基質金屬蛋白酶(mmp)抑制劑及其使用方法
CN104684899A (zh) 取代的磺酰胺化合物
KR20100092936A (ko) 5-[(3,3,3-트리플루오로-2-히드록시-1-아릴프로필)아미노]-1h-퀴놀린-2-온, 그의 제조 방법, 및 항염증제로서 그의 용도
UA45351C2 (uk) Похідні заміщеного бензамідину
NZ573063A (en) Benzyl amines, a process for their production and their use as anti-inflammatory agents
NO128569B (ja)
JP2013530130A (ja) ヘテロアリール(アルキル)ジチオカルバメート化合物、その調製方法及び使用
JP2007505879A (ja) 既知の抗高脂血症剤の多形体
JP6190067B2 (ja) フルオロフェニルピラゾール化合物
US20080070946A1 (en) Hydroxymethylbenzothiazoles Amides
JPWO2020132014A5 (ja)
TW202216692A (zh) 新型Rho相關蛋白激酶抑制劑的製備方法和此製備方法中的中間體
JP2023502123A (ja) S1p1モジュレーター化合物及び化合物を調製する方法
KR20150012289A (ko) 항바이러스 활성을 가진 메탄티온 화합물